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コックリング:ペニスの輪と射精管理

コックリングは、男性のペニスにつける輪の性具である。多くは根元に装着し、血流を遅くして勃起時間を延ばすために使う。陰茎だけ、ペニスと陰嚢の両方、陰嚢だけ、と掛け方が分かれる。陰嚢だけにつける場合は睾丸カフと呼ばれることが多い。材質は皮革、ゴム、シリコン、金属が一般的である。名称はプリンス・アルバート・ピアッシングと同じ意味で使われることもあるが、金属製の輪である必要はない。

コックリングは勃起不全の治療や、勃起の亢進を抑える目的でも使われる。一方で、締め付けの感触やうっ血そのものを楽しむ人もいる。性具であると同時に、性器のアクセサリでもある。自慰や、より快い勃起でオルガスムを長引かせるためにも使う。快楽を増やすバイブレーター付きもある。シリコン、ゴム、ナイロンといった軟質から、金属やプラスチックの硬質まで幅がある。性交時にクリトリスや膣、肛門を刺激する突起が付いた型、リング自体が振動する型、取り外し可能な弾丸型バイブレーターがクリトリスや睾丸を刺激するドルフィンタイプがある。睾丸固定リングが二つ付いたトリプルコックリング(トリプル・クラウン)もある。通常オルガスム時に睾丸は体内へ引っ込むが、トリプル・クラウンでは輪が睾丸を体外へ強制するため、快感を長引かせられる、という説明が付く。

注意書きは、20分から30分以上装着してはならない、睡眠時や麻薬で意識が朦朧としているときも危険だ、と書く。ペニスがしびれ、白くなり始めたら危険信号で、すぐに外す。鬱血したままの長時間装着は陰茎壊死の危険がある。抗凝血薬を飲んでいる人、鎌状赤血球症、糖尿病、心臓病の患者は使うべきではないとされる。きつすぎる輪や長時間装着は持続勃起症を招き、最悪は壊疽で陰茎切断に至ることもある。つけたまま眠るのが最も危険で、一時的または永久に性器の神経を傷つける。長くつけすぎると亀頭が麻痺し、ペニスが冷えて白くなる。そのときはすぐに医師の診察を受けるべきである。根元にかけ、冷えたら外す。装着の手順書ではない。

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