『ゴールド・パピヨン』(原題 Gwendoline、英題 The Perils of Gwendoline in the Land of the Yik-Yak)は、1984年のフランス映画である。ジョン・ウィリーの漫画「グウェンドリンの冒険」を、ジュスト・ジャカンが映像化した。ジャカン作品としては珍しい一般映画だが、エロティックなコスチュームで戦う場面があり、お色気は健在である。日本では『Gwendoline ゴールドパピヨン』の題でDVD化された。原作コミックの繰り返し拘束とは趣が大きく異なる。
スタッフとキャスト
監督・脚本・脚色はジュスト・ジャカン。製作はジャン・クロード・フリューリー。原作はジョン・ウィリー。撮影はジャン・ポール・ムリス。音楽はピエール・バシュレ。グエンドリン役はタウニー・キティン、ウィラード役はブレント・ハフ、ベス役はザブー、魔界の女王役はベルナデット・ラフォンである。
セクスプロイテーションと、ウィリーのグウェン
原作はウィリーのボンデージ漫画『スウィート・グウェンドリン』系の冒険譚である。雑誌『Bizarre』で人気を取った金髪のグウェンと、エージェントや悪漢の拘束劇を、1980年代フランスの娯楽映画へ移した。セクスプロイテーションの棚に並ぶお色気と、戦闘コスチュームが同居する。関連として挙げられる『バーブ・ワイヤー』も、武装した女性の身体を見せ場にする系統である。ウィリーの紙面では裸を出さずに縛ることでフェティッシュを通したが、ジャカンの画面は衣装と戦いの露出で通す。同じグウェンドリンの名を借りても、媒体が変われば拘束の意味は変わる。
1984年、原題 Gwendoline、英題 The Perils of Gwendoline in the Land of the Yik-Yak。監督・脚本・脚色ジュスト・ジャカン、製作ジャン・クロード・フリューリー、原作ジョン・ウィリー、撮影ジャン・ポール・ムリス、音楽ピエール・バシュレ。タウニー・キティンのグエンドリン、ブレント・ハフのウィラード、ザブーのベス、ベルナデット・ラフォンの魔界の女王。ジャカンとしては珍しい一般映画で、エロティックなコスチュームの戦闘は残る。日本DVD題は『Gwendoline ゴールドパピヨン』。原作コミックの反復拘束とは趣が異なる、という点が、この映画を原作解説から切り離して置く理由である。










