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高慢女【肉便器化計画】 · 第1部

高慢女【肉便器化計画】 第1部 (1/7)
次の話

第一章 僕をゴミ扱いする傲慢な叔母に性裁を!

1

湊達也は絶体絶命の窮地を迎えていた。

外は初夏が近づく過ごしやすい陽気だというのに、与えられた自室の中は絶対零度の嵐が吹き荒れているみたいだった。

すべては目の前に立ち、正座する達也を怜悧な視線で睨む女性の影響だ。

「自分のしたことがわかっているわね。何の生産性もないニートらしいけれど、黙って見過ごせる問題ではないわ」

俯きながらも、達也は厳しい口調の女性を見上げる。彼女は成田佐和。三十五歳で、少し前に他界した達也の母親の妹――いわゆる叔母である。どこか中世的な顔立ちは高級なアンティーク人形を思わせるほどに精緻だ。

凛々しくも美しい叔母は未亡人であり、大学の卒業前から引き篭もりになっていた達也の状況を母――彼女からすれば姉の葬儀で知った。

長年の海外出張に赴いていた叔母は、交通事故で両親を一遍に失い、明日からの生活を不安がる達也との同居をその場で即決した。

「教師だった夫を尊敬していたのもあるし、何より姉さんの子供。立派に独り立ちするまで面倒を見てあげようと思ったけれど、これではお金の無駄ね」

彫刻みたいにスラリとした鼻をフンと鳴らし、ルージュの塗られた紅唇を歪める。仁王立ちして腕を組む叔母の威圧感に呑み込まれ、達也はすっかり萎縮していた。

「す、すみません……」

情けなくも謝るしかないのは、叱責される原因を作ったのが他ならぬ達也だからだ。就職も進学も出来ず、養ってもらってる立場でありながら、よりにもよって叔母の不在時に彼女の下着で自慰行為をしてしまったのである。

きちんと洗って洗濯機の中に戻したつもりだったが、僅かな変化も見逃さなかったらしい叔母に看破され、そろそろ就寝しようかという数分前に部屋へ乗り込まれた。

「謝って住む問題ではないでしょう。砂粒ほども社会の役に立てないくせに、こういうことだけは立派に生産できるのね。ある意味で尊敬するわ」

辛辣すぎる叔母にさすがにムッとし、少しは言い返そうと上げた顔が止まる。達也が見上げる先、女性らしく組まれた腕に、見るからに形良さそうな双乳が乗っていた。

(毎日、こんなのを見せられて、我慢できるわけないじゃないか)身体のラインがわかる薄手のシャツとジーンズなのは初夏だからではなく、普段から叔母はわりと肌に密着する部屋着を好んでいた。露出度が少なくとも、形がはっきりわかるレギンスなどで家事の最中にお尻を突き出されたりしたら、健全な青年がどうなってしまうかは想像に難くなかった。

それでも今日までは懸命に我慢してきたのだが、魔が差したというべきか、今回に限って初めて粗相をしてしまったのである。

「いやらしい。私の胸で視線が止まっているわよ。まったく懲りてないじゃない」

憮然とした表情で言われ、ますます達也は竦み上がる。けれど視線を落としても、ストレッチジーンズに包まれたむちっとした太腿から腰にかけての艶めかしい曲線に心を掻き乱される。

三十五歳の叔母はどちらかといえばスレンダータイプで、バストサイズも決して巨大ではない。しかしながらその腰回りは圧倒的だった。上半身がほっそりしているのに、角度の鋭い括れを経た双臀は反則なまでに大きい。

(パンと張ってるのに、歩くたびにむちむち揺れて、どっちがいやらしいんだよ)そう愚痴りたくなるのも無理はなかった。何せ叔母は必ず上衣をパンツの中に入れて、お尻の形がわかるようにするのだ。当人曰くお腹が冷えやすいので対処しているとのことだが、達也からすれば見せつけられてるのも同然だった。

「今度は太腿を視姦しているのね。まったく処置なしだわ。あんなにも真面目だった姉さんから、どうしてこんなゴミが生まれたのかしら」

「ゴ、ゴミ……」

「ああ、ごめんなさい。失礼だったわね、ゴミに」

「ぼ、僕をゴミ以下だって言うの」

「当たり前でしょう。生活の面倒を見てもらってる叔母の下着に欲望を吐き出す害虫よりは、臭いだけのゴミの方が幾らかマシだわ」

鼻先に足裏を押しつけられ、とうとう達也にも我慢の限界が訪れる。自らの罪を理解してはいても、こうまで執拗に嬲られると理性など何の役にも立たなかった。

「叔母さんが悪いんじゃないか! 僕を挑発するような服ばかり着てるから!」

「私のせい? 笑わせないで。貴方に自分を律する力が足りないせいでしょう。それにこっちだって気遣ってスカートなどの露出度の高い服は着ないでいるのよ。言いがかりはやめてもらえるかしら」

立ち上がった達也の頬を、強気に睨み返す叔母の平手が打った。口の中に鉄の味が広がり、目の前が軽く赤くなる。

「教師だった夫が生きていれば貴方を真人間に躾け直してくれたでしょうけど、私では荷が勝ちすぎるわね。仕方ないから公的機関に任せるとするわ」

胸倉を掴まれ、顔を引き寄せられる。眼前で睨まれ、先ほどまで滾っていた達也の怒りの炎は風前の灯になっていた。

「こ、公的機関って……」

「警察よ。未遂とはいえ叔母を強姦しようとしたのですもの。下着の件と合わせて通報すれば、すぐに飛んできてくれるでしょうね。これで貴方の人生はおしまい」

「そ、そんな……」

絶望の呟きが漏れ、達也はその場に崩れ落ちる。恐怖で肩が震え、不安から泣き出しそうだった。

「あらあら、さっきの威勢の良さはどこへいったのかしら」

軽薄そうに女が笑う。情けないとはわかっていても、犯罪者になりたくない達也は相手の足元に縋るしかなかった。

「け、警察だけは勘弁してください。謝りますから」

「はあ。情けない。この有様じゃ、どうせ途中から学校へ行かなくなったのも、虐められたか孤立したかってところかしら。それでいてきちんと卒業できる程度の出席日数は稼いでいるのだから、とことん小物よね」

ため息をつく叔母の推測は、ほぼ事実だった。元々が気弱な達也は大学で、それも女生徒から虐められたのが原因で引き篭もりになった。優しい母はゆっくり心の傷を癒せばいいと見守ってくれていたが、交通事故が取り巻く環境を一変させた。

「お義兄さんが借金をしていたせいで、姉さんたちの遺産もほぼなくなったのでしょう? この家を追い出されたら引き篭もりは死ぬしかなくなるわよ。それなら刑務所で養ってもらえるだけ、犯罪者になった方がマシじゃない」

ケタケタと笑う女の表情にあるのは、身も凍えそうな冷酷さだけだった。

引き取られた当初は違った。遺された者同士、本当の家族になりましょうと佐和は言った。その気持ちに嘘がなかったのは達也もよくわかっている。

(僕が邪な目でばかり叔母さんを見ていたから……)叔母は気遣ったと言っていたが、肌の露出がなくとも三十五歳の熟れた肉体は凶器に等しい。身を屈めた際にチラリと除く雪白の豊腰を目にすれば、達也を含めて股間を熱くしない男はいないだろう。それでなくとも佐和は魅力的な女性なのだ。

「またその目なの。気持ち悪いのよ! 餓えた獣みたいに人の身体を舐め回すように見てばかり。それでも姉の子供だからと我慢していれば、とうとう人の洗濯前にまで手を出す始末。もう救いようがないわ。このクズ!」

片手で髪の毛を捕まれ、揺さぶられる。顔面に唾でも吐きかねないほど激昂する佐和は性的にふしだらな人間を嫌悪する傾向にあった。

そんな性格だからなのか、逆に自身にはあまり無頓着というべきか、佐和は己の性的魅力には気づいていないみたいだった。

(ぽってりした唇にやや低めのどこか甘い声。程よく大きなおっぱいは全然形崩れしていなさそうだし、お尻は動くたびに弾むほどプルプルなんて卑怯だよ)その場にいるだけで妖艶な魅力を放ち、部屋がピンク色に染まりそうなほど。それが成田佐和という女性であり、同居している達也からすれば恰好のオナペットでしかない。むしろ今日まで我慢できた事実を褒めてもらいたいくらいだった。

(でも、そんなこと言ったら余計に怒られる。追い出されても行くところはないし)謝るしかない達也は、土下座に近い恰好で頭を下げる。出来心とはいえ叔母の下着に手を出してしまったのは揺るぎない事実なのだ。

「謝るだけなら誰でもできるわ。でも、そうね。そこまでするなら特別に許してあげてもいいわ」

本当かと顔を上げる達也に対し、佐和はただしと言葉を付け加える。

「この場で裸になって床に頭をつけなさい。その上で二度と愚かな真似は致しませんと誓うの」

達也は言葉を失った。本当に許してもらえるとしても、そんな真似をすればプライドはズタズタだ。

口を開いたまま手足を震えさせる達也を、叔母はただ冷酷に見下ろす。

「嫌ならそれで構わないわ。警察に連絡すればいいだけだもの」

「う、うう……そ、それで叔母さんの気が済むんだね……?」

「お互いに恥ずかしい思いをすれば、おあいこということになるでしょう」

「わ、わかったよ。そ、それなら、せめて後ろを向かせて」

大学で受けた虐めのせいで軽い対人恐怖症になっていた達也だけに、すぐの就職もできそうになかった。ここで恥を掻いても時間を稼ぎ、家を出る準備を整えようと決意した。

「こ、これでいいよね……」

脱いだ服を横に置き、両手で股間を隠しながら達也は叔母に向き直った。

「ええ。あとは真摯に謝罪してもらうだけね」

唇を噛み、両手を床につけて達也は頭を下げる。燃え上がるような屈辱で全身が熱くなり、止めようもないくらいにボロボロと両目から涙が零れた。

「本当にするとは思わなかったわ。ここまで情けないと、怒る気も失せるわね」

呆れ果てた様子の佐和の声を、達也は震える後頭部で聞き続ける。必死に嵐が過ぎ去るのを耐え忍ぶつもりだったが、叔母はさらなる試練を与えてきた。

「約束だから許してあげるけど、その前に最終テストをさせてもらうわ」

言うが早いか、唐突に達也の頭に何かが乗せられた。

疑問に思って手に取った瞬間、達也は絶句した。それは黒い花柄のラインが、上部から半円を描いて斜めに下がるデザインが特徴的なピンクのショーツだった。しかもまだ暖かく、クロッチ部分には微かな汚れが付着していた。

「こ、これは……」

「見ればわかるでしょう。貴方の大好物の下着よ」

自分が裸なのも忘れ、まだ淡い香りの残るショーツを達也は凝視してしまう。

(もしかしなくても脱ぎたてだよね。それじゃ、叔母さんは今……)知らず知らずのうちの生唾を呑み込んでしまう。スラリの伸びる眼前の両脚、ブルージーンズに包まれたその付け根には、達也がいまだ直接見たことのない女の園が直接密着していることになる。

(あ、い、いけない。このままじゃ……)

気づいた時にはもう遅かった。正座したままで、達也は股間の逸物を傍目からでもわかるほどギンギンに突起させてしまう。

「テストは失格ね。簡単に獣になるクズとはとても一緒に暮らせないわ」

「そ、そんな……酷いよ」

「恨むなら女の下着で簡単に興奮する、変態の自分にしなさい」

ピシャリと言い放って奪うように下着を取り戻した佐和だったが、しばらく黙っていると不意にそれを達也の頭に被せた。

「憐れな貴方に最後のチャンスを上げるわ。今から一分以内にそのふしだらなものを小さくできたなら、特別に許してあげる」

「ち、小さくってまさか……」

「嫌ならその姿のまま、家から放り出すわ。それともやっぱり警察がいいかしら」

「う、うう……うああ――っ!」

胸を抉られる恥辱に、とうとう達也の怒りが爆発した。後先を考えずに飛びかかり、華奢な叔母を背中から壁に叩きつける。

「ちくしょう! どこまで人をコケにするんだ。ふざけるな!」

咳き込む叔母を床に引き摺り倒し、手足に力が戻らないうちに剥ぎ取るようにジーンズを引き摺り降ろす。

本来そこにあるべきショーツは、今も帽子みたいに達也の頭の上だ。むわっとした女臭さが即座に立ち上り、周囲を黒々とした陰毛に覆われた秘境が姿を現した。

「や、やめなさい。自分が何をしようとしているのか、理解しているの!」

「うるさい! もうどうなっても知ったことか。全部、アンタが悪いんだ。このふざけた身体で僕を誘ってたくせに!」

当人からすれば下着を汚された腹いせにからかっただけかもしれないが、いくら達也だろうとここまでされれば黙っていられない。怒りと欲望を合わせた炎を燃え滾らせ、露わにした秘裂へと挑みかかる。

「うああっ! で、出るっ」

いきり立つ剛直を突き刺そうと下腹部へ向けた瞬間だった。あまりの興奮に我を忘れていた達也は、目的を達する前に自制しきれないまま果ててしまったのである。

2

木材でできたフローリングの茶色い床に白濁の模様が描かれるのを、成田佐和は呆然と眺めていた。

生前は尊敬できる教師だった夫の姿を思い出し、なんとか独り立ちさせてあげたいと姉の忘れ形見を引き取った。夫との死別後も幾度となく男性に誘われてきただけに、自分が男の目を引くのは十分に理解していた。けれど身内ともいうべき甥に欲望を向けられたことで、いまだかつてない怒りに佐和は支配された。

最初は厳しく叱責し、心から反省しているのであれば普通に許すつもりだった。あまりに頼りない姿を見せられ、挙句には愚行に及んだのが他ならぬ佐和のせいだと言われてカチンときた。

その場での勢いみたいなものもあったが、どれほど自分が浅はかで恥知らずなのかを思い知らせようと厳しい要求をした。誰がどう見ても怯懦な青年としか思えない甥が、逆上して掴みかかってきたのは予想外だった。

(危なかったわ。それにしても叔母である私を襲おうとするなんて)頼りなくとも男性は男性。迂闊な追い込みをした事実への反省はあったが、怒りに呑み込まれた佐和は立ち去るのではなく、男を嘲笑する。

「多少の気概を見せたと思ったらこの体たらくとはね。無様極まりないわ。貴方の負け犬根性で汚れてしまった下着はプレゼントしてあげるから、刑務所でにおいを嗅ぎながら一生懸命、非生産的な活動に励むといいわ」

「な……! ま、まだ僕を罵倒するんだね」

ゆらりと達也が立ち上がる。瞳の奥には怒りとは別の暗い炎が宿っていた。

言い知れぬ恐怖を感じた佐和は、ジーンズのポケットから床に転がっていた自分のスマホに手を伸ばす。

「警察を呼ぶつもりなんだね。どうせ犯罪者になるなら、その前に……!」

歯を剥き出しにした甥に組み敷かれ、足首から乱暴にジーンズを脱がされる。

「やめなさい! 痛い目にあわせるわよ!」

「僕だけ裸なんて不公平だからね。佐和さんのヌードも拝ませてよ」

強烈な力で首を絞められる。涙で視界が滲み、呼吸困難になりかけたところで手が離される。急速に入り込んだ酸素に噎せていると、この隙を逃さないとばかりに男の指がシャツを引き裂いた。

「見てはだめ。離れなさい、このっ!」

素っ裸にひん剥かれた佐和に、枷の外れた淫獣が圧し掛かってくる。意外と引き締まった肉体をしており、すぐに手首を掴まれて身動きを封じられた。

「これが佐和さんのおっぱいなんだね。まるでゼリーみたいで、フルフルして美味しそうだ。乳首も予想よりずっとピンクだし、スケベな身体をしてるわりには意外と遊んでないんだね。もしかして旦那さん一筋だったのかな」

「愛する人は人生で一人いれば十分よ。それに夫も私も、異性を欲望を解消する対象としか見られない貴方みたいな人種とは違うの!」

「このおっぱいを毎日毎日、必要以上に揺らしてたくせに。こんなの見せられ続けたら誰だっておかしくなるよ。くそっ。お仕置きしてやる!」

「ふざけないで! お仕置きするのはこちらの――ひいいっ!」

台詞を言い終わる前に、達也が乳首に吸いついた。餓えた狼みたいにザラついた舌で舐め回し、唾液でベトつかせると頬をへこませで強烈に吸い上げる。

力ずくで引っ張り出されるような感覚に、美貌の未亡人の眉間に皺が浮かぶ。それを見ていた達也がドヤ顔で囁く。

「もっと喘いでいいんですよ。気持ちいいんでしょ」

「女の下着で性欲を発散させるしか能のない童貞坊やが偉そうに言うわね。貴方程度の愛撫で感じるはずがないでしょう。女はね、愛で気持ちよくなるの。刺激を与えればすぐに欲望をぶちまける男と一緒にしないで」

あくまでも上から目線で言い放つ。我を忘れて凶暴化してはいるが、従来は気弱な青年だ。下手に怯えたりするよりも、ずっと効果があると判断した。

「だったら、絶対に感じてると認めさせてやる」

「不可能ね。それより貴方こそ無理しない方がいいわよ。さっきまた無駄弾を打ったばかりなのだから、そろそろ限界でしょう」

「心配は無用だよ。昔から僕は一日に何回でも射精できるんだ。おかげで毎日溜まって辛いくらいさ。それなのに同居する叔母さんがエロい身体を見せつけてくるんだ。地獄に連れて来られたのかと思ったよ」

文句を言おうとする佐和の乳首に、男が無慈悲に歯を立てる。

「い、痛いっ。フ、フン。これが貴方のいう女を感じさせる方法なのかしら。ガッカリだわ。恥を晒す前に罪を悔いて謝罪しなさい。そうすれば通報は勘弁してあげる」

「うるさいっ! もう知ったことじゃないと言ったでしょ。僕みたいな人間はどうせ社会に出たって役立たずだ。そうさ! だったらやることやってやる!」

「ま、待ちなさい。開き直っても罪が重くなるだけよ。考え直しなさい」

懸命に制止させようとする佐和の言葉を振り切り、男の手が生クリームを塗したような白く滑らかな乳肌に触れる。女に慣れてない指が力任せに柔肉を絞るも、一方で何故か舌先だけはソフトに珠玉を転がす。

(おっぱいがなんだか切なくなって……うう。感じてはだめよ)同時に痛みとむず痒さに襲われる。未知の体験に戸惑う佐和を後目に、甥は初めて貪る女体へ夢中だった。双丘の谷間に顔を埋めたかと思えば、乳房の柔らかさに舌鼓を打ちながら乳首をコリコリと摘んでくる。

(愛撫されるなんてずいぶんと久しぶりだから、普段よりずっと敏感になってる)熟れた三十五歳の肉体は意思に関わらず、男の指や舌に解されていく。絹のようにしっとりとした肌に玉のような汗が浮かぶ。荒くなる呼吸に合わせて盛り上がる乳丘を、ナメクジみたいに男の舌が這う。

「佐和さんのおっぱいは美味しいや。それに乳首も立ってきたよ。そろそろ意地を張れなくなってきたんじゃないかな」

「何度も言わせないで。貴方ごときにどうにかされるほど、大人の女は弱くないの」

嘘だった。久方ぶりに味わう男の体温や息遣いに、亡き夫へ操を捧げるために封じ込めていた欲求不満が徐々に佐和の中で目覚め始めていた。お腹の奥の不穏な疼きを鎮めるために平静さを装うが、肉体の反応までは誤魔化せない。

「乳首を吸うたびに、全身をビクビクさせてるのに強情だね」

粘つく吐息で女肌を穢しながら、甥が下乳の裏側に舌を滑り込ませる。溜まっていた汗ごと吸われ、佐和のしなやかな背中がビクンと跳ねた。

その隙に達也は指を潜り込ませ、タプタプと尻肉を揉み始める。

「ずっとこのデカケツをこうして揉んでやりたかったんだ。想像以上にプリプリしてて、掌に吸いついてくるよ。僕に触られて嬉しいんだね」

「ひいっ! どこを舐めているの!」

尻たぶをなぞるように蠢いていた舌が、パンと張った丘を通り抜けて奥の秘境へと到達する。夫にもじっくり見られたことのない場所を露わにされるだけで屈辱なのに、悪鬼はあろうことかそこを舐めたのである。

「そこはだめよっ。狂ってるわ!」

他人の排泄器官に舌を這わせるなど、およそ常人の思考ではなかった。懸命に身を捩って逃げようとする佐和を暴漢がひっくり返す。

「美味しいよ。お風呂でよく洗ってるから、においもしない。ちょっと残念だね」

「いやあああ。このヘンタイ! あううっ、はああ!」

ヌプリと舌先が挿し込まれた。ヌルついた軟体生物が這いまわるかのような感触に、ゾクゾクゾクと背筋に得体の知れない痺れが走る。相手の異常さに歯がガチガチ鳴り、全身の震えが止まらなくなる。

「良い反応だね。佐和さんはアナルを舐められるのが好きなのかな」

尻の谷間に顔を埋めた甥がそう言うなり、わざとらしく唾液音を響かせた。

あまりの羞恥に顔面が火にくるまれ、佐和は床の上でかぶりを振る。

(舌が奥まで入って……おぞましいはずなのに……)男の舌先が肛襞を擦るように動けば、波紋が広がるみたいに不穏なざわめきが全身に拡散される。肌という肌がしっとりと汗に濡れ、黒髪を頬にまとわりつかせる。

「うあっ、くうう……はあ、こ、こんなの……くうう……」

「佐和さんのむちむちの後ろ姿を見るたび、気丈だけど実はマゾなんじゃないかって思ってたんだ。どうやら僕の予想は正しかったみたいだね。無理矢理舐められて、こんなにケツ穴をヒクつかせるなんて、それこそ狂ってるよ」

「ふざけないで! 嫌悪でそうなっているだけよ!」

「フフフ。ああ……本当に佐和さんのお尻は最高だなあ」

反論を右から左に受け流し、うっとりした様子で達也が尻肉に頬ずりする。マクラにするみたいに顔全体で感触を楽しむ姿はまさに異常者だ。

「すぐにでも警察を呼んで、貴方の人生を終わらせてあげるわ。ここまでしたのだもの。甥だからって容赦はしないわよ!」

「好きにしなよ。それまで僕はたっぷり楽しむだけさ。佐和の身体をね」

「叔母を呼び捨てなんて――痛っ! た、叩かないで!」

パン、パアンとリビングに乾いた音が木霊する。振り上げた平手を次々と佐和の臀丘に見舞っては、楽しそうに男が嗤う。

「どんどん赤くなって、見事な紅葉ができてるよ。白くてすべすべのお尻だから、よく映えるね。もっとご馳走してあげる」

「あううっ。痛いって言ってるでしょ。やめなさい。やめてェ!」

「嫌がる佐和さんの悲鳴も格別だね。だけど、気付いてるかな。僕にお尻を叩かれるたび、オマ×コがヌルヌルになってきてるのを」

反射的に佐和は顔を上げた。自身の臀部に張りついている男のニヤケぶりを目にして、急速に嫌な予感が膨れ上がる。

「どうせ口ではすぐに否定するだろうから、身体に認めさせてあげるよ」

「待っ――ぐ、あう……あ、あああ……」

股を左右に割り開いた男が、秘唇と熱烈なキスをする。伸ばした舌が肉扉をこじ開け、力任せに侵入するおぞましさに佐和は木目の床に爪を立てる。

(舐められてる……隅々まで舌が入ってくるぅ)

伸ばした手を見つめるような恰好で吐く鼻息が荒さを増す。瞼が弱々しく震え、閉じられない唇には透明な涎が滴る。

塗れた汗が情欲の湯気に代わり、さらに体温を高めて敏感になった熟女の肌に、執拗な男のクンニリングスは拷問も同然だった。

(だめよ。クリトリスを吸ったりしないで。く、うう……!)こんな男の責めで悦びの声を出してたまるものかと、佐和は右手の甲を噛む。歯形がつきそうなくらいの痛みで快感を追い出すも、数秒後には舞い戻ってきてしまう。

年上の威厳を示すためにも我慢を心掛けているのに、解すかのように膣襞を一本ずつ舐めてくる丁寧さが憎らしい。否応なしに目覚めさせられた性感が、女の脳を灼く。

「どんどんオツユが溢れてくるよ。喉が渇いてたから丁度いいね」

舌で包皮を剥かれ、ふっくらと欲情した女豆を直に嬲られる。強烈な刺激を与えたかと思えば、焦れったさを誘うように内腿にターゲットを変える。

「濃いめの陰毛はあまり手入れされてないみたいだね。フフ。凛々しい女性のだらしない姿は意外と興奮するかも」

(今度はお臍なの? 捻じ込まれた舌がうねって……ああ、脇腹は弱いの)懸命に声を我慢するものの、ビクッビクッと身体が反応するのを抑えることはできない。目元が勝手に蕩け、下腹部がじわりじわりと過熱していくのがわかる。

乳首に戻った紅舌が鎖骨を通って腋窩に抜け、べろりと舐め上げる。微かな剃り跡を確かめるような動きに、熟れた肉体はあろうことか蕩けそうになってしまう。

(乳首が凄く立ってしまってる。相手を調子に乗らせるだけなのに……)憎しみを抱いている最中の男でも、いともあっさり快楽を覚える。女という性を、佐和は呪わずにはいられなかった。

「佐和さん、キスをしようよ」

「ぜ、絶対に嫌よ。そんな真似をしたら、舌を噛んでやるわ」

仰向けにした佐和に、覆い被さってきた甥を睨みつける。

本気だと理解した達也は肩を竦めるも、それならばと首筋に顔を寄せてきた。

(全身を舐め尽くすつもりなの。それに……うう、硬いのがお腹に当たってる……)先走り液を付着させた肌を捏ね回すように、先端が上下に擦れる。男の口から洩れた恍惚の吐息が耳孔に入り込み、鼓膜を包むような生暖かさに未亡人は瞼を閉じる。

(年下の……それも甥にもてあそばれてなるものですか。絶対に負けないわ)快楽に溺れそうになる心へ鞭を打ち、男の身体を押し返そうと腕に力を入れる。

(引き篭もりだからなよなよしてると思ったけど、意外に肩幅はガッチリしてるのね。それに胸板も厚い。腹筋だってあるわ。こういうのを細マッチョっていうのかしら)「フフ。僕の身体を愛しそうに撫で回しちゃって、佐和さんはいやらしいね。わかってるよ。舐め舐めされてるうちに、欲情したんだよね」

「ち、違うわ。勝手に決めつけないで」

「勝手にじゃないよ。他ならぬ佐和さんの身体が教えてくれてるんだ」

鷲掴みにされた双乳の頂点が、男の硬い掌に潰される。波及する悦楽に顔を歪めそうになる佐和を得意げに眺めながら、急速に経験値を高めている達也が人差し指を膣口へあてがう。

(ああ……だめよ。敏感になってる今、指を入れられたら……)やめるように懇願した目が、伸びてくる中指を映す。

愛液に滲む秘口がヌルリと異物を受け入れた瞬間、頭の中に閃光が走った。

「――っ! ぐ……うう……ううう……!」

「声を我慢してる佐和さんの色っぽいよ。今、イったよね。僕の指で」

「そ、そんなわけないでしょう」

「やっぱり佐和さんは強情だね。それならイったって認めるまで……って言いたいところだけど、僕の方が限界なんだ」

上半身を起こした達也が、腹を打ちそうなほど反り返る長大な逸物を扱く。

涎を垂らすようにカウパー腺液を吐き出す亀頭に、女のもっとも大事な部位を凝視されているみたいで、佐和はたまらず戦いた。

「ま、待ちなさい! そ、そうだわ。私が手でしてあげる」

「お預けなんてまっぴらだよ。どうせ僕はもう犯罪者だからね。我慢はしないよ」

「待ちなさいと言ってるでしょう。手でいいと言うのなら、通報するのは勘弁してあげるわ。貴方にとっても悪い条件ではないはずよ」

愛する夫のみに捧げた純潔を守るためには、餓えた獣と化した甥を落ち着かせなければならない。もっとも効果的な方法は欲望を吐き出させることだ。暴発癖のある若い男だけに、手でも簡単に満足させられるだろうと判断した。

「夫にもしてあげたことがあるの。これなら貴方は犯罪者にならずに性欲を満足させられるわ。それとも長い月日を暗い塀の中で過ごすのが好みなのかしら」

多少は冷静さが残っていたのか、言葉に詰まった達也が真意を窺うように佐和を見てきた。

「……本当に通報しないんだね」

「ええ。叔母さんを信じてちょうだい」

そう言うと佐和は、かつてないほど優しく微笑んだ。

3

心の中で荒れ狂う罵詈雑言を表に出さないようにしながら、佐和はソファに座らせた男の逸物を改めて観察する。未亡人だけに男性のは見慣れているつもりだったが、あまりの凶悪さに思わず息を呑んでしまう。

(気弱そうな顔をしているくせに、ここはなんて禍々しいの)太さはさほど大差がないのに、長さは生前の夫と比べても桁違いだった。色素の薄い皮はやや厚めで、何より顔を出している王冠部の赤黒さは不気味の一言だ。日頃から自慰行為に励んでいるせいか、ツンとした刺激臭も目立つ。

(まるで鼻を犯されているみたいだわ)

臭くてたまらないのに、何故かスンスンと繰り返し嗅いでしまう。我が身のはしたなさに気づいた未亡人だが、無意識に艶腰を震わせているのに気づき、控えめに俯かせた顔を左右に振った。

(これでは欲情しているみたいじゃない。何を考えてるの)知らず知らずにふうとついたため息が触れたらしく、達也がソファの上で呻いた。

「す、するなら、早くしてよ」

せっつくような態度は、それだけ余裕がない証だ。佐和以上にもどかしげに腰を揺する甥の暴れん坊にゆっくりと指を絡ませる。

(すごく熱いわ。扱かれるのを待ち望んでいるのね)年齢が三十代も半ばとなれば、嫌でも中年という言葉を認識する。その自分でこうまで興奮してもらえると女として喜ばしくもあった。だからといって最後まで許すかというのは別問題で、己を守るために佐和は静かに指を上下させる。

「ああっ、叔母さんに扱かれてる。あんなにも厳しくて凛々しかった女の人が、裸で僕のチ×ポをあやしてくれているんだ」

「そんな風に言うものではないわ。相手の気持ちを考えなさい」

「だからだよ。佐和さんは僕に詰られると、怒りながらもうっとりするものね」

答える代わりに佐和は指のピッチを速めた。否定するのは簡単だが、どうせ何を言っても無駄だと思ったのである。

(クチュクチュいやらしい音が鳴ってる。においもさらに強くなってきたわ)とめどなく溢れるカウパー腺液が勝手に指に纏わりついてくるので、唾液を垂らして滑りを良くする必要はなかった。

「はあん、ううっ」

調子に乗っていた甥から女の子みたいな声が漏れる。

胸の奥で昏い悦びが芽生えたのを知り、佐和は愕然とした。

(こんな一面が自分にあったなんて)

もう片方の手で睾丸をマッサージしながら、掌を傘のように被せて濡れ光る先端部へ刺激を加えていく。

奏でられる卑猥なメロディが妙に耳に心地よく、軽く息を弾ませた佐和は男の反応に合わせて指の動きに強弱をつける。

「手の中でビクビクしてきたわ。イキそうになってるのね。我慢しなくていいから出してしまいなさい。特別に掌で受け止めてあげるわ」

根元をキツめに指で締め上げ、力任せに扱く。さすがに痛がるかと思ったが、激しくするほどに射精寸前の達也は心地よさそうに腰を浮かせた。

「叔母さんの手に出すよっ」

「ええ、どうぞ。スッキリしてしまいなさい」

甥の性処理をするなど本来はおぞましい限りだが、まずは元の弱気な少年の姿に戻してやる必要がある。さもなければ、いつまた逆上して襲ってくるかわからない。

「出るぅ。あううっ」

後押しとして乳首を指で転がしてやった途端、実にあっさりと男が果てた。

(なんて勢いなの。掌から零れてしまいそう)

手コキの際に漂っていたのとは比べ物にならないくらいの濃い性臭に、頭がクラクラした。男の舌で絶頂に導かれた時よりも、強く性への渇望を覚えてしまう。

手の中でペニスを暴れさせる達也が、放心しきったような顔でソファに尻を戻した。

(これで少しは落ち着いて――うそっ? 全然、萎えない……)「教えた通り、僕は性欲が強いんだ。一日十回以上射精した経験もあるよ」

「じゅっ――

!?

」

目を見開いて佐和は絶句する。発言が事実であれば一度や二度、欲望を吐き出させたところで焼け石に水だ。

「佐和さんに手でしてもらって、余計に興奮してきちゃったよ」

「ひっ

!?

一体どこまで大きくするつもりなの」

ベトつく掌を振り払うような膨張ぶりに、佐和は焦りを隠せない。加熱しながら性臭を振り撒く肉棒の荒々しさに、熟れた身体に潜む女が刺激される。

「ま、また出させればいいのでしょう。すぐにイカせてあげるわよ」

半ばヤケクソになって手首をシェイクする。スナップの効いた手コキに男は気持ちよさそうにするも、佐和からは着実に余裕が失われていた。

(どうしてこんなに硬いままなのよ。信じられないわ。お、奥まで埋め込まれてしまったら、壊れてしまうわ。早く満足させないと)下腹部がズキンとした。密着している床がニチャリとする。軽くヒップを上げれば、糸引くような感覚に心を掻き乱される。

(ほ、欲しがってなんていない。気の迷いよ。しっかりしなさい)窓も締め切っているリビングに汗と精液の臭いが充満する。紅唇の隙間からは、唾液に濡れた吐息が零れた。喘ぐような息遣いに合わせてたわわな乳房が弾み、乳頭が恥知らずに直立する。

血管を浮かばせた肉竿に絡ませる指が、荒ぶる動悸を伝えるみたいに震える。じわりと口を開く亀頭の生々しさに、知らず知らずに女の腰が浮く。

「さ、佐和さん。そ、その、口でしてほしいんだけど」

「口に咥えろというの? 嫌よ。できるはずないでしょう」

明確に拒絶しながらも、絶え間なく指を滑らせる凶根を無意識にまじまじと見てしまう。唾液の分泌量が加速度的に増え、喉が何度も上下する。

「だ、駄目だ。我慢なんてできないよ!」

「えっ? ――むぐっ、んっ、んぶうゥゥゥ!」

渦巻く欲熱に感化された隙をつかれ、強引に女の唇がこじ開けられた。頬粘膜を抉るように突き進む長大な異物が、当たり前に喉奥まで到達する。

気管に蓋をされたような窒息感で、見開かれた目が反転しそうになる。抜かせようと男の太腿を叩くも、逆に後頭部を掴まれた。

(の、喉が犯されて……く、苦しいっ)

物みたいに扱われる屈辱と、意識が消失しかねないほどの圧迫に思考がグチャグチャになる。じゅぼ、じゅぼぼと口唇を這い出る長根の存在だけが、やけにはっきり感じられる。

(死ぬ……こ、殺される……た、助けて。誰か……)頬に熱いものが流れ落ちる。それでも男は口腔に包まれる至福に酔いしれ、女の身を顧みずに腰を振る。

ドスンドスンと食道まで凌辱しかねないほどの突き入れは、フェラチオ自体が初めての佐和にとって衝撃という形容ですら生易しかった。

「んぶぅ、おぶっ、おご……んぼおぉぉぉ」

涙どころか鼻水までもが駄々洩れになり、抽送に合わせて唾液が大量に飛び散る。口を性器みたいに扱われるうちに手足から力が抜け、やがて弛緩しきった肉体が未亡人にあるまじき粗相をしてしまう。

(漏れ……てる……おしっこが……もう何も……考えられない)床を濡らす熱い感触に剥き出しのヒップが震え、細い肩が繰り返しビクンと揺れる。

「アハハ! あの佐和さんがお漏らしをしてるよ! 恥ずかしくないのかな」

髪の毛を捕まれ、乱暴に揺さぶられる。抵抗できない佐和へのイラマチオは過酷を極め、好き勝手に動く男が獣の雄叫びにも似た声を発する。

「偉そうに説教ばかりしてた口に、僕の精液を呑ませてあげるよ。くううっ」

「んごおぉぉぉ……おおっ、んぶ、んむぅぅぅ」

大量の放射に噎せ返りそうになるも、後頭部を押さえつけられているせいで逃げることすらできない。強制的な飲精の惨めさに、ますます佐和は抵抗の気力を奪われる。

(とんでもなく濃い精液が、口の中で荒れ狂ってるぅ)ゴクリゴクリと喉を通過するたび、まるで媚薬でも流し込まれているかのように身体が内側から燃え上がる。苦しみで痺れた脳がポーっとする。終わらない失禁の解放感ですら、快楽として捉えだす始末だった。

「たっぷり出てるよ。手も最高だったけど、口はもっと最高だったよ」

ようやく髪の毛から手が離れた頃には、放液も失禁も終わっていた。支えを失い、自ら立つ力も残っていない佐和は、汚れの残る床に崩れ落ちてしまう。べちゃりと頬を汚す感触を不快に思う余裕もなく、残っていた白濁を半開きの口から垂れ流す。

「次はオマ

×

コだよ。きっと格別なんだろうな」

舌なめずりをする甥が立ち上がる。ギンギンの象徴で下腹を打ちながら、顔と肩を床につき、尻だけを無様に掲げる体勢になっている佐和の背後へ回る。

「僕のを舐めて興奮したのかな。いやらしいところがパックリ開いてるよ」

「い、いや……近づかないで……や、約束が違うわ……」

飛び跳ねて逃げたくとも、イラマチオと飲精のショックの残る身体は満足に動いてくれない。

にじり寄る悪漢の気配に豊尻が戦く。濡れそぼった淫蕾は艶やかに花開き、滴る蜜から立ち上る香りは甘酸っぱい。男の視線を外そうとする動きは逆に挑発の舞となる。

「僕の人生なんてどうなっても構わない。犯してやる。佐和のオマ×コを!」

両手でなだらかな括れを掴んだ男が吼えた。近づく灼熱の怒張の威圧感に怯え、佐和は涙顔で目の前にあるソファに捕まろうとした。

4

暴風のように荒れ狂う欲望の前に、湊達也はこの瞬間だけ人間をやめて一匹の性獣と化していた。

抱え込んだむっちりとした腰は腕によく馴染み、引き寄せた尻肉の柔らかさに天にも昇る気持ちになる。

「ああ……ついにあの佐和さんと一つになったんだ」

感動を言葉にする達也の前で、上半身をソファに乗せた叔母が屈辱に身を震わせた。亡き夫への貞操を守れなかった後悔からか、ボロボロと涙を流している。

「よくも……うう……よくも……!」

罪悪感がないわけではなかったが、そもそも佐和が執拗に達也を追い詰めなければこんな事態には陥っていない。深く考えるのをやめ、目の前にある快楽だけを貪る。

「佐和さんのが僕のを根本まで咥え込んで……なんてエッチなんだ」

肉眼で見る結合の生々しさは筆舌にし難く、眺めているだけで滾るほどに淫靡だ。ビクビクとする真白の臀丘も汗に濡れて艶っぽく、谷間の蕾は何かを言いたげに開閉を繰り返す。

「中はうねって熱いし、少し腰を引くだけで絡みついてくる」

両手で蠢くアナルを暴いても佐和は悔しげに呻いて、ハイバックのソファへもたれかかるようにするのがやっとだった。腰を突き出せば余裕が剥がれ落ち、ひいひいと普段の姿からは考えられないような悲鳴を上げる。

「早く抜きなさい! 本当に人生を終わらせられたいの!」

今朝までなら叔母が激昂すれば小動物のように怯えていたが、今は違う。女穴を奥まで征服した昂揚感が、達也に自分も知らなかった一面を教える。

(何だ、これ。叔母さんを制圧していることに、とんでもなく興奮してる。まさか僕はサディストだったのか。ハハ。妙に楽しくなってきた)ギラついた笑みが顔に浮かび上がり、達也は全力で腕を振るう。肌打つ音に引き続いて女の甲高い悲鳴がリビングに走る。

「本当に叩きがいのあるお尻だよね。掌がぶつかるたび、ぐにゃりと歪んで弾ける肉がエロすぎて滾っちゃうよ」

「これ以上中で大きくしないで! ああっ、叩くのもやめてェ!」

強気な態度で接してきても、主導権を握っているのは達也だ。こうして甚振るだけで実にあっさりと叔母は反抗の気力を萎えさせる。

(最初からこうすればよかったんだ。そうだよ。腕力なら最初から勝ってるんだ。僕を責める女は片っ端から屈服させてやればいいんだ!)長年に渡って閉じ込めてきた鬱憤が爆発する。何一つ疑問に思わずに、達也は人として間違った道へと足を踏み入れる。熱い媚肉の甘美なうねりが男の脳細胞を狂わせたのだ。

「アハハ! バカにしてた僕に奥の奥まで犯される気分はどう? 先端にぶつかるコリコリしたのはきっと子宮だよね。たっぷり突いてあげるよ」

「強すぎる。あああっ、揺さぶられるゥ!」

女豹を連想させるしなやかな背中が反り上がる。強くぶつけた腰で臀丘がたわみ、ピッチリと嵌っている肉穴が加速度的に潤いを増していく。

「信じられないよ。あれだけ僕を上から目線で嬲っておいて、強くされるとオマ×コを濡らす変態女だったなんてね」

「身体の防衛反応なだけよ! これだから知識の乏しい童貞は嫌なの!」

「だったらその童貞パワーで犯しまくってやる。せいぜい耐えてみせてよ」

「ひいいっ! 壊れるっ! あああ、んオオ」

内部から女体を破裂させようとばかりに突き入れる達也の動きに呼応して、女壺が柔軟に形を変える。潤んだ襞が茎胴に一枚一枚絡みつき、妖艶に扱く。

発汗が更なる昂りを生み、涎を垂らしながらひたすら腰を前後する。膣口が噴火するみたいに尖る。まるでペニスをバキュームフェラしているみたいだった。

「まるでクリトリスみたいに敏感だね、佐和の勃起乳首は」

「摘まないでっ! 引っ張るのもだめェ!」

背後から回した手で双乳を弄びながら、角度を変えて媚肉を貫く。じゅわりと溢れた蜜汁がソファを濡らし、豊潤な香りがそこかしこに広がる。

「ううう、絶対に許さないわよ……ああっ」

「イキそうになりながらじゃ、説得力がないよ」

脇の下に手を挿し込み、女の上体を持ち上げる。下から突くように子宮に振動を与え、弄りやすくなった女豆を指腹で押し潰す。

「いやあ。こんな男にいいようにされるなんて……く、屈辱だわ……」

「いいね。そうやって悔しがりながらアクメしてよ。見下している僕のチ×ポでさ」

捻じ込むような一撃に、叔母の柔乳がプルンと弾んだ。

汗が繁吹き、濁流のように声にならない声が情欲を誘う厚めの唇から飛び出る。

「許さないィ! 報いを……受けさせてあげるからァァァ!」

達也への罵詈雑言を叫びながら、キツく瞼を閉じた女が唾液の滴る紅舌を水平に突き出す。目元は緩み、細く白い肩が小さく震える。

フルフルとする尻たぶに達也は欲情する。鷲掴むと膣道の緊縮が一層激しくなった。

「締まる……僕もイクよ」

「イクって……待って! ゴムをつけていないのよ!?

抜きなさい! 手遅れになる前に早く!」

「悪いけど佐和のオマ

×

コが離してくれないんだ。たっぷり出してとしゃぶってくるんだよ」

「いい加減なことばかり言わないで! 嫌よ。貴方の子供なんていらない! 抜かないと本当に痛い目に――いや……いやあああ!」

射精の予兆を感じ取った叔母が絶望を悲鳴に変えて解き放つ。

それを心地よく聞きながら、達也は肉体の奥底からこみ上げる射精感に身を委ねた。

「佐和さんのオマ

×

コに注いであげる。僕の精液を!」

「だめぇ! 出さないで! それだけは絶対にだめえぇぇぇ!」

「ううう、出るゥ!」

瞳孔が開いた女の全身が硬直する。絶頂の余韻すら吹き飛ばすショッキングな放液に、勝気な瞳から輝きが消える。

叔母の凄惨な姿を横目で眺めながら、達也はいまだかつてない快感を味わう。

「根こそぎ搾り取られるみたいだ。女の身体へ射精するのがこんなに気持ちいいなんてね。癖になりそうだよ」

二度、三度と腰を振り、残っていた分も吐き出す。満足げなため息が漏れた。

「う、うう……あの人以外に出されるなんて……」

しっとりと濡れた前髪で目元を隠した叔母が、呪詛のように呻いた。

「いつまで挿れてるのよ! さっさと退きなさい! 早く全部出さないと。ああ、もう。子宮を取り外しできたらいいのに!」

本気でそう思っていそうな佐和の嘆きに、さしもの達也もカチンとする。

「悪いけど、まだまだ抜けないよ。だって、ほら」

「ひいっ! あれだけ出しておいて、なんで萎えずに硬くなるのよ。狂ってるわ!」

「その通りさ。だから叔母さんにも狂ってもらうよ。まずはアクメしたことを、素直に認められるようになってもらわないと」

街中を歩く女性の横乳や、太腿からお尻の流麗なラインを目にするだけで股間を硬くしてしまう達也だ。極上の美貌と肉体を併せ持つ佐和が相手であれば、それこそ一日に射精する回数の最高記録を更新できそうだった。

「待ちなさい。本当に通報するわよ。それでも――ひぐっ、おっ、あうう!」

肩を揺さぶり、強かに腰を艶臀へ打ち付ける。濡れてしっとりさを増した柔肉に包まれ、膣路で首をもたげるように剛直が存在感を強調する。

「奥まで……届きすぎ、なのよ……! 何でこんなに長いのォ!」

「佐和さんはそれが好きなんでしょ。乳首もクリもコリコリだ」

「突きながら弄るのはやめなさい! 乱暴なのも許さないィィィ!」

文句を叫ぶ叔母の裸身が痙攣する。脈動する肉槍に女の歓喜が直接伝わり、自然と達也はニヤリとしてしまう。

(間違いない。佐和さんは僕で感じまくってる)

急速に男としての自信を取り戻す。もっと無残に。もっと徹底的に。女を犯して屈服させたい。

こみ上げる衝動が腰の動きを加速させ、刮ぐように媚肉を甚振る。

「こんなの認めない! 私は……あああ、んあっ、はああ!」

キツいだけだった秘肉が、ふわりと包み込むように変化する。自分がお漏らしをしてしまったのではないかと錯覚するほど、濡れた感触が股間部で強くなる。

「佐和さんのスケベ汁で僕の陰毛までびしょびしょだ。久しぶりのチ×ポが気持ちいいのはわかるけど、いくらなんでも垂れ流しすぎでしょ」

「はあ、ふうう……か、感じてないって言ってるじゃない!」

「声に余裕がなくなってきてるよ。それに奥のザラついたところを擦ると、反応がよくなるよね。気づいてないとは言わせないよ」

からかい口調で告げながら、叔母の弱点と思われる部位を先端で何度もなぞる。それだけで膣全体が収縮し、甘酸っぱい分泌液を大量に放出する。

「ふ、不快なだけよ。夫以外の男で――それも貴方みたいな最悪な甥を相手に、快感なんて得るはずがないわ!」

自分自身に言い聞かせるような叫びだった。髪の毛を振り乱す叔母の瞳が情欲の涙で滲む。隙間なく汗の浮かぶ肌はテラテラとエロチックで、無意識に熟腰を忙しなくうねらせる。

「またミルクを呑みたそうにお尻を振ってるくせに、強情だね」

ズブリと中指で菊門を破ると、かつてない表情で叔母が睨みつけてきた。

「どこに指を入れてるのよ、このヘンタイ!」

「お尻の穴に決まってるじゃないか。今度はそこでもイカせてあげるよ」

腰を遣いながら、陰核と肛穴を両手で責める。

快美が嫌悪を薄れさせる。甘く蕩けた叔母の目尻が淫らに下がる。

「感じてるのが丸わかりだよ。叔母さんはアナルを嬲られるのが好きなんだね」

「嫌いよ! ああっ、やめなさい! これ以上は……くう、ううう……!」

閉じ合わせた唇の内側で歯のぶつかる音がした。懸命に堪えてはいても、何かに耐えるように食いしばる姿を見れば、叔母の中で何が起きているのかは想像に難くない。

「チ

×

ポが捩じ切られそうだ。いい加減に認めたらどうかな。僕のチ×ポが大好物になりましたってさ」

「調子に乗るのも大概になさい! 貴方が疲れた時が最後よ。すぐに通報して人生を終わらせてあげるわ!」

秘奥まで刺し貫かれ、中出しをされて呆然自失となっても瞬く間に復活する。さすがの達也も叔母の気の強さには舌を巻く。

(でも、こういう女性を完全屈服させたら楽しいだろうな)ムクムクと湧き上がるのは征服者としての欲望。日頃から抑圧していたらしい、知らなかった自分の一面を受け入れ、達也はサディスチックに女の腰を打ち抜く。

「次はもうないんだから、ぶっ壊れるのを覚悟でヤリまくってあげるよ」

年齢を重ねても弾力の残る美乳に指を沈ませ、桃尖ごと荒々しく揉みながら、しゃにむに腰を使う。パンパンと卑猥な打突音が響き、女の嬌声が噴き上がる。

「ケツ穴もしっかり解してあげるからさ。佐和さんもたくさんイキなよ」

「お尻はやめてと言ってるでしょう! 学習能力がないの!?」

「実はそうなんだ。だから何度でも犯すし、何度でも中出しするよ」

「いやあああ。ケダモノ! 貴方は最低よおおお」

ズルリと抜けそうになるまで引いて、助走をつけて膣奥を狙い定める。

執拗な抽送で下がってきた子宮へめり込みそうになる恍惚に、達也はうっとりとした吐息を零す。

「指をズボズボ出し入れするうちに肛門が解れてきたよ。これなら二本でも大丈夫そうだね」

「無理よ。しないで」

「そんなことないって。ほら、入った。根本までズッポリだ」

「さ、裂けるっ。痛いィ!」

泣きそうな顔の叔母が暴れるたび、余計に指が肛内へ埋まっていく。まるで軟体生物に呑まれているみたいな光景に加虐心が煽られ、反射的に達也は爪を立てた。

「ひっ……ぐうう! あ、あああ……くあ、んんんゥゥゥ!」

電撃を浴びせられたみたいに飛び跳ねた女の下半身が、激突するようにソファへ落ちた途端、二本の指が万力で締められるかのごとく圧迫された。

「マ

×

コも締まるっ! また出すよ。ああっ、止まらないっ」

駄目よと叫ぶ叔母の金切り声すらどこか遠くに聞きながら、達也は女の子宮へと新たな精を迸らせた。

5

またしても望まぬエクスタシーへ連れ去られ、成田佐和は息も絶え絶えになりながらぼんやりと天井を見上げた。滲んで見えるのはきっと溢れそうな涙のせいだろう。

(お尻の穴に指を挿れられて、それでも快感を得るなんて信じられない)心の中にこみ上げてくるのは絶望と、ふしだらな自分自身への怒りだ。亡き夫を心から愛しているのに、悪漢の暴虐に膝を屈するなどあってはならないことだった。

しかも甥という仮面を被った悪魔は、今もなお身勝手に佐和の中に入り浸っている。

「いい加減に退きなさい。ここまでやったのだから、大人しく残りの人生を塀の中で過ごすといいわ……!」

ギリ、と歯噛みしながら背後の男へ告げる。たぷたぷと飽きもせずに白くすべやかな美乳を揉み込んでくるのが、なんとも腹立たしい。

「悪いけど、まだまだ満足には程遠いんだ。塀の中へ行く前に、佐和さんをもっと堪能させてよ」

「ひっ★

!?

ちょっと。どこへ連れて行くつもりよ!」

気弱さの代わりに乱暴さを詰め込んだのか、荒々しい手つきでテーブルにあった食器を隅に寄せ、空いたスペースに甥が佐和の裸身を仰向けに寝かせた。

「この体勢だとよく見えるね。パックリと開いたオマ×コだけじゃなく、罵倒しながらもイキまくる佐和のエロ顔が」

「――っ!」

恥辱で真っ赤になった佐和は反射的に手を振るっていた。けれど抵抗の一撃は手首を掴まれてあえなく封じられ、代わりに男の指が尖ったままの乳頭を摘んだ。

「い、痛い。そんなにしたら千切れてしまうわ!」

「こうするとオマ

×

コの濡れ具合が増すんだよ。クリトリスも虐めてあげるね」

慌てて指から逃げようとするも間に合わず、皮から顔を出していた肉真珠をおもいきり抓られた。

「そこは――ひぐっ、くひいィィィ!」

真っ赤な女の弱点から生じる激痛に悲鳴を上げるも、痺れる頭の片隅ではしっかりと快楽の存在を把握する。

(痛めつけられて気持ちよくなるなんてありえないわ。何かの間違いよ!)夢なら覚めてとばかりに首を振るも、何度も頂点を極めさせられた女体は本人も驚くほど敏感になっていた。獣じみた男の吐息が触れるだけで肌は火照り、蠢く指を強く認識してしまう。

夫を失ってから手付かずだった人妻の性は否応なしに高まり、物憂げな紅唇の隙間からねっとりとした息を吐き出させる。

(心の底から嫌なのに、どうして……)

口では散々罵っていても、呪いのごとく絶頂の甘美が佐和の心身を蝕んでいた。充血した秘肉はおびただしい蜜に溢れ、更なる悦楽を求めて淫靡に口を開く。肉裂に逸物を擦りつけられるだけで、どうしようもなく劣情を覚えてしまうのだ。

「佐和さんのいやらしいお口が、僕のを根本まで呑み込んでいくのが丸見えだよ」

髪の毛を捕まれ、強制的に目撃させられる。目一杯に開いた女の口に、赤黒い肉槍が出入りする光景は凄惨そのものだった。

(うう……今度はねっとりと動かしてる)

高慢女【肉便器化計画】 第1部 (1/7)
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