SMバーは、バーの一種である。ボンデージファッションに身を包んだ女性スタッフがおり、SMの話ができる。フェティッシュバーとも呼ばれる。風俗店の個室プレイを売るSMクラブとは違い、まずは酒を飲む場だ。鞭や蝋燭がカウンターの向こうに見え、軽い責めが酒のつまみになる店、と考えれば近い。
店内には鞭や蝋燭などのSM道具が用意されており、女性スタッフに軽いプレイを受けられる。監獄を模した内装の店もあり、それなりのムードを出している。スペースの一角にショー用の場所を設けていることが多く、定期的にSMショーが行われる。客は酒を飲みながら、縄と鞭の実演を見る。
希望するMの男性客や女性客は、女性スタッフに鞭を打たれたり縛られたりできる。多くの店ではその軽いプレイは無料である。女性客は服の上から縛られる。男性客はブリーフ一枚で縛られることがある。性器の露出は禁止されている。レディスデーとして、女性はすべて無料の日を設けている店も多い。経験のない女性には、スタッフが鞭の打ち方や縛り方を教える。店で知り合った女性客と男性客が、趣味の一致から交際に発展した例もある。奴隷市場のような売買の場ではなく、フェティッシュな飲み屋として人と道具が同じカウンターに並ぶのが、SMバーの立ち位置である。
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