母と息子・相姦生活 第一章 母と息子・失態 (1/5)
次の話
目次
第一章 母と息子・失態
第二章 母と息子・邪欲
第三章 母と息子・嫉妬
第四章 母と息子・凌辱
第五章 母と息子・葛藤
第六章 母と息子・忍従
第七章 母と息子・野獣
第八章 母と息子・姦淫
第九章 母と息子・脱皮
第一章 母と息子・失態
フロリダ半島の七月は、一年中でもっとも暑いシーズンである。
半島の先端に位置するマイアミは、映画にもよく登場する風光明媚な景勝地で、年間を通じて観光客が絶えることがない。マイアミビーチには目を剥くような美女たちが、トップレスで豊満な乳房を惜しげもなくさらし、男の視線を楽しみながら、さんさんと照りつける陽光のなかを闊歩していた。
もともとフロリダという州名は、スペイン語で、花がいっぱいという意味があり、フロリダ州そのものがサンシャイン・ステート(Sunshine State)とも呼ばれていた。つまり、ここには陽光に恵まれた海岸保養地が多く、有名なケネディ宇宙センターやカリフォルニアにあるディズニーランドをはるかに凌駕するディズニーワールドなどもあって、観光リクリエーションが最大の比重を占めている。
そんな大西洋とメキシコ湾に囲まれたフロリダ半島の一角に、日本の著名な大学が近年、日本人子弟のための大学を設立した。
ここには現地に派遣されている日本人商社マンたちの子供の他に、わざわざ日本から留学している者もいる。いや、どちらかといえば後者が多く、その大半はアメリカという、いかにも自由奔放な空気を目の当たりにしたい、一種の憧憬と興味を抱いている若者たちだった。だから寄宿舎制度が完備しているのだが、それがかえって現地のアメリカ人たちと溶け合わない弊害になっているのも否めない事実だった。
この大学はM大学附属フロリダ大学と名づけられ、そこの三年組に、吉岡和行という二十一歳の少年がいた。今、和行は、マイアミから数十キロ離れたエバーグレース国立公園のなかにある、マングローブの森に立っていた。
アメリカ車ならではの広いベンチシートには、ハーフの真理子・カーティスが、和行の顔から視線を放さずに、てのひらをアメリカ流に上にして手招きしていた。
「マリィ、本当にいいの?」
和行は、アメリカ人の真理子の父親が、日米両国に通用するようにとつけた名前のニックネームで真理子を呼んだ。
「ミーは本気よ」
真理子は少しクセのある日本語を使った。
母親は大きな農園を経営する日系二世で、祖父は広島県出身で少年時代に渡米し、苦労した末に現地で成功した数少ない日本人の一人であった。母は大学時代にアメリカ人青年と大恋愛し、結婚して生まれたのが真理子であった。
真理子は多分に父親の血を受け継いでいたらしく、アメリカ的風貌のなかにどこか東洋的な神秘さをたたえた美少女だった。真理子はアメリカの大学に通っているが、日本人学校に設けた日本歴史の講座の受講生でもあり、クラブ活動を通じて同年の和行と仲よくなったのである。いい意味でも悪い意味でも、闊達なアメリカ自由主義の典型的な申し子といっていい。
「何をぐずぐずしているの? そんなに魅力ないかしら」
パチッと音でもしそうなウインクをして笑いかけた真理子は、まるでストリップ・ティーズの踊り子がするように、ゆっくりと、そして効果的に、ブラウスのボタンを上からゆっくりとはずしはじめた。
二人の他に人影はまったく見えない。
「ねえ、カズ。ちゃんと返事をして」
白いブラジャーがすべて露出すると、真理子はもう一度手招きをした。催眠術にかけられたように、和行が隣りにすり寄る。真理子は小さく「キス・ミー」と呟いて目を閉じ、可愛い唇を花の蕾のようにすぼめて突きだした。
和行が物心つくようになって以来、こんなにも間近に女の胸もとを見たのは初めてだった。乳房の谷間から、ほんのりと甘酸っぱい香りが立ち昇ってくる。
そっと唇を重ねると、いきなり真理子が抱きついてきた。たっぷりと量感のある乳房の感触が伝わってくる。
「フロントホックよ……あなたの手ではずして。カズに触ってもらいたいの」
大胆な言葉にうながされるように、和行は震える手をブラジャーに押しつけた。
「わかるでしょ」
「ちょっと待ってよ」
指先でまさぐる。小さなホックがひっかかり、プチッと小さな音がした。とたんに、ブルンッといった感じでブラジャーは左右に撥ねてひろがり、豊かな乳房がこぼれでた。しかし、和行にはじかに乳房に触る勇気はなかった。
「どうしたの?」
耳たぶを優しく噛みながら、真理子は怪訝そうな声をもらした。
「みんなは私のバストを褒めてくれるわ。誰でも真っ先に触りたがるのよ……ごめんなさい。私、こういうことは初めてじゃないの」
「それはよくわかってるさ。マリィはよくもてるもの。それに、男から何もされないような女の子は、ちっともチャーミングじゃないってことだからね」
「カズは理解があるのね。あなただって初めてじゃないんでしょう?」
鼻面をつけるようにして、真理子が悪戯っぽく微笑んだ。
人一倍、女の子の体に興味を抱いていた和行だったが、キスも今が初めてなのだ。けれど恥ずかしくて、真実を話す気にはなれない。
「まさか、カズ……」
真理子は少し素っ頓狂な声をあげて、すぐに「信じられない」と呟き、まじまじと和行の困惑した表情をのぞきこんだ。
「触ったこともないの?」
そう聞かれると、和行は小さくうなずくしかなかった。
「じゃあ、セックスもまだってこと?」
和行は真っ赤になってうつ向いた。
「ああ、なんてことなの!」
真理子は決して和行を馬鹿にしたわけではない。むしろ、思わぬ真実に経験豊富な真理子のほうが戸惑いを見せたのだ。
「じゃあ、カズはいつも、その……」
急に声を低めると、和行の耳を舐めるようにして囁いた。
「カズは、マスターベーションでエネルギーを発散させていたの?」
それは、いかにも興味津々といった聞き方だった。和行の耳にも、生唾を呑みこむ音が聞こえた。
「マリィ、恥ずかしいことを聞かないでくれないか」
「でも、そうなんでしょう」
「…………」
「ああ、可哀相なカズ! でも、私があなたの手に触れる最初の女性だと思うと、すごくうれしいわ。ねえ、信じていいのね」
「もちろんだよ」
「ああ、うれしい!」
和行の手をとった真理子は、そのまま自分の乳房に押しつけた。二人の目が熱く交錯した。
「これが私……これが女よ」
和行は、手のなかで弾む乳房をこわごわ指先に力をこめ、揉んだ。かすかに呻いた真理子の声が、和行の耳の底に快く響いた。
こんなにも柔らかく、こんなにも男の心を蕩けさせる存在だったとは……。
和行は真理子を見た。しかし、真理子はシートにもたれ、うっとりと目を閉じている。いつ、どんな場合でも、真理子は常に和行の先を行く存在だった。だが、今は恍惚とした表情で、美しい乳房を和行の手に委ねて、すべてを任せきっている。
「マリィ、君は素敵だよ……」
「優しくしてね」
いきなり真理子の手が、ズボンの上からペニスを握った。和行はそのときになって初めて、股間が痛いほど膨張していることを意識した。
真理子の手指が微妙に動いた。そっと握り、スーッと力を緩める。その感触の素晴らしさを、和行はすぐに真理子の乳房に応用した。五本の指で肉がほんのりはみだすほど強く握ると、次に力を抜く。
指の間に挟まれた花の蕾のように小さな乳首が、ゆっくりと力を得て立ちあがった。二本の指でソフトにつまむと、半分ほど口を開いた真理子が、表情を歪めて今にも泣きだしそうな声を出す。あわてて乳房から手を離すと、「今みたいにして」と呻くように言った。
「じゃあ、痛かったんじゃないんだ。気持ちいいんだね」
和行は断定的に結論を出さずにはいられない。
「そうよ、その通りなの。カズだってこうすれば……」
高まりをズボンの上から握りしめていた真理子の手が、大きく膨らんだ幹の部分を、くびれから根元までゆっくりと往復して撫でる。
「あっ……ああ……」
和行は女の子のような声をあげて、四肢をこわばらせた。真理子がすぐに手の動きをとめた。
「女だって同じよ。優しく撫でられれば、とてもいい気分になるわ。お願い、カズ。私をいい気持ちにさせて」
和行は重大な女の秘密を打ち明けられた気がした。真理子の手が股間から離れてしまったのは残念な気がするが、もう少し長く同じ行為をつづけられたなら、きっと白濁した液体を噴射させていたに違いない。そのときの虚しさ、惨めさを知っているだけに、和行は惜しいと思いつつも内心ホッとして、真理子の要望を満たしてやろうと、二つの乳房を夢中で愛撫した。
時折りもれる真理子の熱い喘ぎは、次第に少年に自信と勇気を与えた。和行は真理子の歪んだ表情を盗み見ながら、自分の手の活動範囲をもっと大胆にエスカレートさせたらどうなるだろう、という思いで頭がいっぱいだった。
セミタイトのミニスカートは、それでなくとも座れば太腿の大半を露出させてしまうのに、真理子はベンチシートの助手席側に深々と腰かけていたので、付け根のあたりまですっかり露わになり、ピンクのパンティが時折りチラチラと見え隠れしていた。
あそこに触りたい!……と痛切に思った。しかし、そこまでやっていいのかどうか、迷っていた。エバーグレース国立公園までドライブしようと提案したのは真理子であるが、ヘビーペッティングまで考えていたとは思われない。お互いに好意を抱いていたことは事実だったが、和行とてドライブの後のセックスまで実行しようという気はなかった。現在のような状況になったのは、まったく偶然の所産である。
でも……。
和行は愛撫を根気よく繰りかえしながら、マリィのほうはそこまで考えてわざわざここへ来たのではないかと、自分に都合よく考えてみた。
真理子は大学でも美貌の誇れが高く、言い寄ってくる男はそれこそ星の数ほどもいた。フロリダにテレビロケにやって来た有名な刑事役の男優が、ロケ中、本気になって真理子を追いまわし、高価なネックレスをプレゼントしたという噂もあったし、映画会社の新人発掘係が会いに来たこともあった。
それほどの真理子が、日本人大学の寄宿生にすぎない吉岡和行に好意的に接したのは、ひとつには和行が大学サッカーで非凡な腕前を見せたのと、彼が真理子の祖父と同じ日本人だということにある。真理子のまわりには、あまりにもアメリカナイズされた人間が多いというのも、理由のひとつだったかもしれない。
和行はそれを敏感に肌で感じとったが、かといって雲の上の存在のように見える真理子がすべてを許すとは、夢にも思っていなかった。和行自身は、他の男たちが真理子に感ずるのと同じように、マリィを抱いてみたいと、心から思っていたのはもちろんである。
夢ではない。今、ぼくが触っているのは、人形なんかじゃなく、生身の真理子・カーティスなんだ!!……
和行は乳房だけをいじりつづけていた両手のうち、一方の手を白い真理子の太腿の上に置いた。真理子は、夢を見ているような表情を少しも変えなかった。
弾力のある太腿の肉を撫でまわしながら、淋しそうに震えている乳房に唇を押しつけた。真理子のかすかな呻き声がしたと思ったら、すぐに両手の指が優しく和行の髪をまさぐり、頭を抱えこんだ。その行為は、真理子がそれを望んでいることを如実に表わしていた。
和行は、一種の空恐ろしさのようなものを、この期にいたってはっきりと感じた。こんなに何もかもがうまくいっていいものなのか? 男と女の最初の交わりは、こんなにも呆気ない現実からスタートするものなのか? 最後の瀬戸際で真理子の態度が豹変するということだってありうる、と思った。
実際、いいところまでいきながら真理子から強烈な肘鉄をくらったという男の話は、何度か耳にしている。真理子がプライドの高い女であることは間違いない事実だった。
でも、もうここまできたら、やめられない……。
和行は体のなかを衝きあげてくる探求心と、男としての当然の欲情を抑えることができなかった。
本能の命ずるままに乳房に吸いついたとき、真理子の「アウチッ!」という声を聞いた。あわてて顔をあげた。真理子は目を閉じたままだった。
「優しくしてね。女は優しくされるのが一番うれしいの。今にカズもそのことがよくわかるようになるわ」
真理子の手が再び和行の頭を抱えこんで、豊満な乳房に押しつけた。
和行は、優しくする--という言葉を頭のなかで念仏のように繰りかえしつつ、できるだけ接触部分を少なくして舌を使った。同時にもう一方の乳房をいじっている手も、皮膚面だけをタッチするように、触れるか触れないかといったやり方に切り替えた。
「あっ、ああ……そうよ、カズ。その調子よ……あっ、あああ……」
初めて耳にする女の心地よさそうな声に励まされ、和行は辛抱強く、同じような愛撫をつづけた。
真理子は明らかに興奮状態に陥っていた。胸をのけ反らせて、自らもっと強い接触を求めてきたが、和行は執拗に自分自身に何度も、優しく優しく……と言い聞かせて、強い愛撫を決して加えなかった。
するとどうだろう。真理子は胸だけでなく、下半身までせりあげて、太腿を撫でている和行の手を求めるような仕草をするのだ。
さすがにそこだけは、和行自身が一刻も早くタッチしたかった部分だけに、はやる気持ちを抑制することは不可能だった。和行の意志とはかかわりなく、太腿から滑った手が、パンティのもっとも狭小な布地の中心をとらえていた。
「あうっ……ううううう……」
真理子の口をついて出た声は、和行のような未経験な少年にも充分に理解できる、甘い響きがこめられていた。
マリィがとても気持ちよくなっている……。
和行は確信した。それでも相変わらず、舌の動き、手の動きは慎重だった。それはひとえに、真理子に気に入られたいと願ったからである。
舌先は乳首の変化を明確にとらえていた。いつの間にか硬くしこっている。女も勃起するということを知って、和行は心のうちで快哉を叫んだ。
和行が発見したのはそれだけではない。遠慮がちに、そして慎重に触っていた太腿の付け根が、いつしかヌルリとした糊状の溶液でまみれていた。もちろん、まだ直に触れていたわけではなく、ほとんど用を足さないにしても一枚のパンティという小さくて薄い布切れがあるのだが、湿り気は充分に指先にも伝わってきた。
中心部は狭く、指で押すとヌルッと一条の溝のなかに布地と一緒にのめりこみそうになる。そのたびに真理子が切なく呻いて、腰をグググッと突きだす。和行の人差し指と中指はトロリとした秘液にまみれ、濡れそぼった。
和行は指とパンティの接触点を凝視した。昼とはいえ、生い繁ったマングローブの枝に遮られて、太陽は車のなかにまで光を送ってくれない。しかし和行は、そこが十センチ近くも細長く濡れそぼって、粟色と思われる茂みまでが浮きでているのをはっきりと見た。
「カズ……」
真理子が、沈んだ湿った声を出した。
「何?」
「パンティ、いらないわ……カズ、パンティを脱がして」
我が耳を疑うほどの衝撃が和行の体のなかを突き抜けた。
マリィは望んでいるのだ!……
和行はあたりを見まわした。気のせいか、どこかで人声がしたように思ったからだ。
森は静寂に包まれていた。時折り吹き抜ける風の囁きだけが聞こえた。
和行は、ベタベタに唾液でまぶされた乳房をハンカチで拭いた。乳暈のピンクが、さっきよりも鮮やかに染まり、可憐な乳首はせいいっぱい膨らんで、その存在を健気に誇示していた。かつて経験したことのない、淫らで美しい全体像に、和行はしばし我れを忘れて見とれた。
「ああ、カズ、焦らさないで」
真理の言葉に和行は戸惑い、めまぐるしく頭のなかを回転させた。自分は決して焦らしたりしていない。
「違うよ。わからないな」
和行は事実だけを素直に言うしかなかった。
「本当にカズは、こういうこと、初めてなの?」
真理子は相変わらず目を閉じていた。
「そうさ。マリィには嘘なんかつかない。でも、なぜそう思うんだ?」
「だって……だってェ」
真理子はそこで大きく息をついた。
「私をこんなに焦らせるなんて、すごいテクニシャンだわ。だから疑ったの」
「マリィ、それはひどいよ」
和行はここで真理子に嫌われたくなかった。
「ぼくは何もわからずに、マリィの言った優しさを忘れずにやっているだけなんだ。ごめんね、悪かったよ」
「カズ、誤解しないで。カズを非難しているなんて思わないで。女は焦らしにとても弱いのよ。私、カズがてっきりそのことを知っていて、わざと私を焦らしているのかと思ったの」
「じゃあ、もっとせっかちにしたほうがいいの?」
「違う。違うわ。カズは最高よ。私、もう気持ちよくって……わかるでしょ。パンティがすっかり濡れてるわ」
「ここだろう」
和行のさりげない手の動きに、真理子は五体を震わせて嗚咽をもらした。
「そうよ。そのパンティ、早く脱がせて。カズ、お願い。これ以上、私に恥ずかしいことを言わせないで」
真理子はそう言うと、協力するように両脚を突っぱり、腰を浮かせた。スカートをウエストまでまくって、パンティの縁に手をかけたときは、さすがに指先が定まらずに震えた。
「焦らさないでって言ってるでしょ」
真理子の声には、疼きに耐えかねた者だけが知る苛立ちがあった。
「違うよ」
和行はあわてて小さな布切れを引きさげた。たちまちその下に隠されていた見事な女の中心が露出した。
大きく膨らんだ陰阜を覆う恥毛は美しい栗色で、たっぷりと量も多かったが、そのほとんどが恥丘にはりついて、菱形の綺麗な色紙を押しつけたように見えた。
「ねえ、さっきみたいに優しく触って」
「よくわからないんだ。マリィ」
和行が、太腿の付け根の複雑な構造から目を放さずに答えた。
「好きなようにしていいわ。ほら、見て。これが女よ。女のすべてなの」
うわずった声をもらしながら、真理子は少しずつ両脚をひろげた。恥毛の下の肉の切れこみはねっとりした糊状の露に濡れ、サーモンピンクの窪みからは、かすかに女を象徴する生臭い匂いが立ち昇ってくる。
「ああ、マリィ……ぼくは本当にどうしていいのかわからないよ」
割れ目を触る勇気がなく、内腿を撫でまわしながら、和行は途方に暮れた声をあげた。
「だから、触ればいいのよ。こうやって……」
真理子はすべての羞恥心を捨て去って、自分がもっとも欲している愛撫を、自らの手で実行した。それは、淋しさに耐えられなくなったとき、密かに自分と指と戯れる再現であった。
和行は、長くしなやかな真理子の指の動きを、まばたきもせずに見つめた。
左手の人差し指と中指が、陰阜の上からVの字に開いて左右の充血した陰唇を押さえ、上方に引っぱられる。全体の皮膚がピーンとはりつめて、割れ目全体が窮屈そうに長く伸びた。すると、細長く合わさった溝の合わせ目から絞られるように媚液が溢れ、筋を伝わって会陰部にこぼれた。真理子はその溶液を右手の指ですくい、割れ目の一番上に可愛らしく飛びでている小さな肉の芽にこすりつけた。
瞬間、真理子は小さいけれども鋭い声をあげて、全身を震わせた。もう息が乱れている。
「どうしたの? 痛かったのかい?」
「そうじゃないわ。気持ちよくって、自然に震えてくるの。これが私の一番敏感なクリットよ。わかるでしょ。女によって違うけど、ほとんどの女はここがもっとも感じる部分なの。ここだけじゃないわ。カントのどこもかしこも、触られるととってもいい気持ちになるの」
「じゃ、触ってもいい?」
「もちろんよ。早く触って……ああ、たまらないわ。自分で触っても、こんなに気持ちいいんだもの」
和行は、にわとりのトサカのような肉唇を指でいじった。少しオーバーではないかと思われるほど、真理子がすぐに反応し、しきりに声を荒げた。
「そうよ。もっと触って! もっとォ……」
美少女の激しい変貌に驚嘆しながら、和行は少しの変化も見逃すまいと目を大きく見開いて、今にも蕩けてしまいそうに柔らかい花びらをいじり、時折り思いだしたように、そこだけ硬く尖っている小さな豆粒状の肉芽を指先でソフトに擦った。
「あああ、どうしよう。もうイキそうよ。とてもいいの……イッてしまいそう」
真理子の口から吐きだされる言葉は初めて耳にするものだったが、和行はなんとなくわかる気がした。
イキそうというのは、きっと一番よくなることなんだ……。
和行は自分が射精するときの恍惚状態を思いだして、真理子がオルガスムスを迎える姿を一刻も早く見たいと痛切に思った。今や和行の手は手首近くまでねっとりした液体でまみれ、車のなかには女体が放つ独特な匂いが充満していた。
「あああ、駄目ェ……ちょっと待って」
唸るような声をもらして、真理子が和行の手の動きを遮った。
「どうしたの? 痛かった?」
「いいえ。そうじゃないわ」
息を整えるまで少しの時間がかかった。真理子はようやく落ち着きを取り戻すと、少しはにかんだ笑いを浮かべた。
「カズが上手だから、とってもいい気持ちよ。カズの手はゴールド・フィンガーそのものだわ」
真理子はぐっしょりと濡れた和行の手指を慈しむように撫で、ためらうことなく頬に押しつけた。
「褒められてうれしいよ。なんだか変な気持ちだな」
「自信を持ちなさいよ。今までのことを忘れなければ、あなたは女の子にもてるはずよ」
「もてたいなんて思わないさ。でも、マリィにそう言われると、勇気が湧いてくるな」
「ねえ、カズ。私、このままイキたくない。もっと楽しみたいの。だって、こんなチャンスは滅多にないんですもの……ふふふふ、だけど誤解しないでね。これが目的でエバーグレースに来たわけじゃないのよ」
真理子は和行が、イクという言葉を理解していると思ったらしく、言外にさらなる愛戯を求める言い方をした。和行は、自分が想像していたような状態がイクということに間違いないと確信を持った。
「カズ、今度は私にさせてくれない?」
そう言った真理子の表情には、秘密めいた色が濃く滲みでていた。
「何をするの?」
「ああ、カズって本当にネンネなのね」
真理子は軽い笑い声をたてた。それは軽蔑しているわけではなく、むしろ何も知らない和行に対して新鮮なときめきを感じている、好意的な笑いだった。
「だって、本当に知らないんだ」
「そうみたいね。いいこと、カズ。今まではカズがいろいろと歓ばせてくれたわ。だから、今度は私がカズを歓ばせてあげる番なの。ね、これならわかるでしょう」
コケティッシュな含み笑いを浮かべながら、真理子は和行のズボンのベルトに指をかけた。真理子がしようとしていることは、もはや明白だった。
和行は、醜く突きだしたズボンの前を、思わず隠そうとした。
「隠さなくてもいいわ。男ならエレクトするのが当然なんだもの。もしカズが、私の体を見たり触ったりした後でも、ドロッピング・バナナ(萎えたバナナ)だったら、私、悲しくって泣いてしまうわ」
真理子は手際よくベルトをはずし、ズボンとブリーフを一気に脱がせてしまった。
勢いよく飛びだしたペニスは、天を突く猛々しさで震え、先端の切れ目からは里芋の葉に浮く露玉のように、ぷっくりと透明な液体が滲みでていた。
「あああっ、なんてフレッシュなの!」
真理子の驚嘆の声にホッとしたものの、女に勃起したペニスを見られるのもやはり初めてだったので、和行は身の置きどころのない恥ずかしさを感じていた。
「カズったら、本当に初めてなのね」
上目づかいに見られた和行は、複雑な気持ちで小さくうなずいた。
マリィは心のなかで馬鹿にしているんだろうか。それとも、前よりももっとぼくに興味を抱いたのだろうか……。
マリィがシートの前に身をかがめて、目の前に屹立する棒状の肉塊に見入った。その表情は、単なる好奇心の塊りというのではなく、少し青味がかった瞳のなかには畏敬の色が表われていた。
和行は真上から美少女の陶酔している表情を盗み見ているうちに、心のなかに自信らしきものが湧いてくるのを意識した。ついさっきまでの恥ずかしい感情が嘘のように薄れてゆくのは、どうしたことだろう。
真理子は長い間、ただじっと眺めていた。指で触れようともしない。
ぼくがマリィにしてあげたように、マリィもぼくにおかえしすると言っていたのに……。
ペニスは、見つめられることに耐えられないように、ドッキンドッキンと上下に激しく波打ち、表皮は今にも破れそうに後退して、無数の細い血管を浮かびあがらせている。
「あああ、うっとりしちゃうわ」
真理子は和行と同じ年齢にもかかわらず、いかにも成熟した女のような表情で、しみじみと呟いた。
一方の和行は、一刻も早く極限にまで膨らんだペニスを、真理子の美しい指に委ねたかった。そのときのことを想像すると、無理やりにでも握らせてみたいという欲望が湧いてくる。
「マリィ、お願いだよ。いつまでも見てないで、早く触ってくれない?」
「そうしたいわ。でも……」
言いつつ真理子は、まず和行の内腿にキスをした。
「私には結果がわかっているの。だから触りたくても触れないの」
「どういうことなの? 結果がわかるって、どういう意味なの?」
和行は少し苛立った声をあげて、駄々っ子のように身を揉んだ。すると、屹立したペニスが根元からブルンッブルンッと揺れ、そのたびに疼きと痛みが生じた。
「ほら、こんなにもマリィに触ってもらいたがっているんだ」
「ええ、わかるわ」
「じゃあ、焦らさないでくれよ。早く触ってよ」
和行は手を差しのべて、真理子のうなじを撫でまわした。
ああ、なんてことだ。今ぼくは、さっきマリィがぼくに哀願したのと同じことを言っている……。
そのことに気づくと和行は、男も女も相手の愛撫を待つ気持ちは同じなんだという、安堵感に包まれた。
「そう。そんなに触ってもらいたいの?」
「わかってるくせに。さっきのマリィと同じだよ。マリィだって、早く触ってほしいって駄々をこねたじゃないか」
「ふふふ。いいわ。カズの願いを聞いてあげる」
真理子は左右のてのひらをやさしく和行の内腿に這わせ、二度三度と掃くように撫でた。和行は、触られた部分の皮膚が嬉々として震えるのを感じ、思わず呻き声をもらした。
真理子は両手に少し力をこめた。必然的に和行の両脚が前よりもさらに大きく左右に開いた。アヌスのあたりにスーッと冷たい空気が流れこんだ。何もかもさらけだすことに抵抗がないわけでもなかったが、触られている箇所から湧いてくる、ゾクゾクするような感覚に打ち克つことはできなかった。
真理子の指先が、鼠蹊部をスーッとなぞった。
「ああっ……」
和行は思わず声をあげ、腰をひくつかせた。自分の意志で腰が動いたわけではない。ひとりでにピクリと跳ねてしまったのである。美しくピンクのマニキュアをした五本の指が、皺々の袋を軽く引っかくように撫でたときも、和行はみっともないほどの唸り声をあげて、下顎を突きだしていた。女の手で触られるのがこんなに気持ちいいものだと、和行は生まれて初めて実感した。
真理子は肝心なペニスにはなかなか触れようとしなかった。内腿を撫で、袋を優しく揉み、ときにはなかにくるまった二つの玉をてのひらに包みこむようにして、強弱をつけていじりまわした。亀頭は溢れた透明の露ですっかり濡れ、雁首から幹の部分にまで流れだした。
は、早く触ってくれよ!……
和行のもっとも触ってもらいたい棒状の肉塊は、青や赤や紫の血管を無数に浮きあがらせて、異様なまでに反りかえり、下腹にピタリとはりつき、まるで毒蛇の腹を思わせる段状の皺を刻んでいなないた。
「何してるんだよ。マリィ!」
とうとう堪えきれずに、和行は真理子の手を取ると、ペニスの上に強く押しつけた。
「わかったわ」
真理子は握った。
「ああ、そうだよ……それだよ。マリィ」
和行はかすれた声をあげて、醜悪とも思えるペニスと、細くしなやかな真理子の指とがかもしだす、異様な構図に目を見はった。握られた肉棒のすべてから、腰骨を揺さぶるような快感が突出し、髪の毛の先から爪先にまで一挙にひろがった。
真理子は、てのひらのなかで躍動するペニスの力強さをはっきりと受けとめた。そして、真理子が予測したような結果がすぐにやってきた。
「ああっ、マリィ! 変だ! ぼく、変だよ!」
恥も外聞もなく声をはりあげて、和行は身を反りかえらせた。
真理子は、どうせなら中途半端な快感を与えてあげたくなかった。もうとめることはできないのだ。それがわかっていたから、真理子は握っている幹の部分の表皮を根元のほうまでズルッと剥いた。それは、経験豊かな真理子の親切心がさせたのだった。
「あっ、あああ、あああっ!」
背骨が砕け散ったかと思われるほど強烈な快感が、ペニスの爆発をうながした。ゼリー状の第一撃が、車のウィンドウを直撃し、白い花を咲かせた。
真理子は脱ぎ捨ててあるパンティを素早く手にすると、亀頭を覆った。第二、第三の噴射が薄い布切れを通して、てのひらに鋭く伝わった。
和行はガクッと腰を落とすと、ハアハアと荒い息を吐き、申しわけなさそうに真理子を見た。真理子がこわばりを握ってから射精するまで、時間にして一分たらずであった。
「こうなることがわかっていたのよ。だから、ここにはあまり触りたくなかったの」
真理子は、急速に萎んでゆくペニスを二本の指でつまみ、根元から亀頭のくびれまで優しく絞った。なかに溜まっていた白い残滓がツルリと切れ目から流れる。それを真理子が、パンティで器用にぬぐった。
「こんなにたくさん出して……ふふふ」
真理子は、小さく縮んだ布切れを悪戯っぽくひろげた。そこには、おびただしい液体がたっぷりと付着し、特徴のある粟の花の匂いが車内に漂った。
「もっとゆっくり楽しみたかったの。だから、じかに触りたくなかったの。男の人はみんな、私に触られるともらしてしまうんだもの」
和行は、真理子の手で射精させられた過去の男たちに嫉妬した。
マリィを自分だけのものにしたい!……
独占欲はますます強くなったが、初めからみっともない結果になったので、少し気まずい思いにとらわれて、これからどうするべきかを考えていた。
「私、このままじゃ我慢できないわ」
真理子が恨めしそうな声をもらし、和行の横に座った。車はベンチシートなので寄り添うことができる。きっちり合わさった大理石のような太腿の付け根の間から、粟色の草むらがチロチロとはみだしていた。
和行の手が自然にそこへ伸びていった。欲望はまだ衰えていない。
「ねえ、もう一度やらせてくれない? 今度はちゃんと、うまくやってみるから」
「ええ、私だってして欲しいわ。だって、こんなに濡れてるのよ」
真理子がスーッと両脚を開いた。和行の指が草むらを分けて溝に滑っていく。ねっとりした生温かい蜜が和行の指に絡みついた。
歓びが湧いた。女という生き物が少しわかっただけでも、うれしくてならない。興奮すると男はペニスが膨張するように、女は割れ目が濡れる……。
「さっきみたいにすればいいんだね。マリィ」
ねっとりと柔らかい花びらをつまもうとすると、真理子が遮った。不審そうに和行は真理子の目を見た。美少女は、成熟した女のように妖しい微笑を浮かべた。
こんな綺麗な女の子のすべてを、これから知ろうとしている……。
和行にとって、すべては夢を見ているような現実だった。町の数々の催し物では、いつも先頭をきって華やかにパレードするチアガールのリーダーの真理子。あの衣装の下に隠された健康的な肉体が、いま目の前にすべてを露わにして、自分の手を待っている。それを思うと、和行は四肢が震えだすほどの興奮と感激を覚えた。
「触るだけじゃいやよ」
真理子がまた妖しく笑った。
マリィはぼくを求めているんだ!……
歓びが倍加した。
「指よりも、もっといいものがあるでしょ」
和行の喉がゴックンと鳴った。わかってる、と言ってやりたかったが、まだペニスは萎えたままだったので、その言葉は心のなかに封じこめた。
素敵な肉体が目の前にあるのだ。復活はすぐだ。それまでは指に頼るしかない。
「ねえ、カズ……」
熱い囁きが耳もとで聞こえた。
「私のカントを、カズの舌で舐めて」
和行は衝撃で震えた。聞き違いなんかじゃないと思った。
「わかるわね。さっきカズがバストを舐めてくれたみたいに、カントを舐めて欲しいの。熱いカントを舐めてくれる?」
真理子の口をついてでた卑猥な俗語は、少年の萎えた分身に不思議な力をもたらした。起重機のように、それはゆっくりと力強く頭をもたげた。
真理子が卑猥なポーズをとった。それまで寄り添っていた和行から離れて体を反転させると、助手席側のドアに上半身をもたせかけ、和行に向かって長い脚を伸ばした。そうして両脚の間に挟みつけるように和行を座らせた。
目の前に、美しい肉の裂け目が息づいていた。甘酸っぱい匂いに誘われて、和行は中心の花びらに顔を近づけた。
「そうよ。そのまま舐めて……そっとよ。優しくね」
和行には手順がわからない。見あげると、のぞきこんでいる真理子と視線がぶつかった。
真理子はすぐに察したらしい。縮れ毛が生えた恥丘を上に引っぱり、割れ目のまわりに生えた茂みを指先で分けた。淫裂が窮屈そうに細長く縦に伸びた。
「ここよ……クリットを舐めて」
美少女は、はっきりと的確に指示した。
長い舌を突きだして、和行は恐るおそる膨らんだクリトリスを掃いた。途端に真理子が甲高い声をあげた。ほんの一瞬だったが、和行は割れ目の奥の肉唇がぷくっと膨らみながら蠢くのを見た。
「これでいいの?」
激しい反応に驚きながら、そう聞かずにはいられない。真理子がすぐに歪めた表情のまま頭を縦に振った。
真理子が上方に引っぱった恥丘から手を離すと、縮んだ皮膚の一部がクリトリスをつつみこもうとした。和行は真理子をならって恥丘を引っぱりあげた。
剥きだしの肉芽はツヤツヤと輝き、ちょっと刺激を与えただけで破裂しそうに震えた。尖った芽を下からすくうように舐めると、真理子が鋭く叫んで腰を痙攣させる。びっくりして舌を遠去けると、クリトリスの下の割れ目からジトーッと露が溢れだした。歓びが和行の体内を突きあげた。
「そうよ、カズ。もっと舐めて!」
半ば泣きながら、真理子は切なく訴えた。
まるでさかりのついた犬みたいだと和行は思ったが、決して不快ではなかった。男としての自信がふつふつと身内に湧いてくる。
今度は、分厚い唇のような左右の陰唇をわけた。中心の奥がサーモンピンクに光り、複雑な肉の重なりが見えた。
割れ目の縁をチロリと舐める。すぐさま真理子が声を荒げた。その反応の鋭さに驚きながら、和行はチロチロと舌を動かした。
生臭い匂いが鼻先に漂った。舌はぬるついた溶液にまみれた。今や割れ目はバターを溶かしたように濡れ光っていた。
和行は真理子のよがり声に刺激され、自分を見失った。何もかも初めての少年にとって、それは無理からぬことであった。ペニスは前より猛々しく下腹にはりついていた。
和行は中腰になった。真理子がもうろうとした目で和行を見た。何か言いたそうな気配だったが、和行がペニスを捻じ曲げるように秘口へ近づけると、それに協力するように真理子は両脚をM字型に立て直した。もう二人に言葉など必要なかった。
和行は下半身に痺れを感じた。女陰から目に見えない不思議な光が発しているように思われた。
体を折り曲げて、長大なペニスを柔肉の裂け目に当てがった。とたんに痺れとも疼きともつかない感覚がペニスを衝きあげた。
押しこもうとする寸前に、ペニスがひとりでに痙攣した。
「あっ、また出ちゃう!」
虚しく先端が柔肉を擦った瞬間、白いスペルマが粟色の草むらに飛び散った。
「ああっ、なんてこと!」
真理子の悲鳴が和行の耳に痛かった。
母と息子・相姦生活 第一章 母と息子・失態 (1/5)
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