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姉の唇 淫らな美尻 二人だけの狂乱の夜 · 第2部

姉の唇 淫らな美尻 二人だけの狂乱の夜 第2部 (2/2)
前の話

涙に濡れた瞳で翔太が茜を見つめる。茜はまた甘い痺れるような思いを感じ、続ける。

「それより翔太君、この一年は、あなたにとってはとても大事な年ということはわかっているわね。何度でも言うけれども、変な欲求に負けてはダメ。欲求が起こった時は今日のように姉さんがちゃんと処理してあげる。だから、いい、頑張るのよ」

翔太は、その姉の優しい言葉を半信半疑の思いで聞いた。確かに、オナニーなどでは収まらないときがあって、ついついネットに頼ってしまう。それを姉さんが処理してくれると?

「あなた、風俗など行ったことはあるの?」

「いや、ないんだけど、同じ予備校に運動部の連中が何人もいて、そいつらから四六時中誘われるんだ」

やはり! また不安がよぎる。

「だから、姉さんを信じなさい。ほら、ここを触って。あなたこんな格好をしている女性が好きなんでしょう」

恥ずかしそうにこくりと頷く翔太の手を自分の太ももに導く。性交をしてはいないが翔太の男根を可愛がったことによって、兄弟愛以上のものを感じ始めている。恋人といった感情とも違う。何か小さき者への偏愛、といった複雑な感情だ。しかも、自分自身も翔太の怒張を感じることで、これまで経験したことのない、目の眩むような愉悦を感じたのだ。

「ああ、お姉ちゃま

!」

翔太はそういうと、たまらなくなったように、表情を歪めながら、茜の乳首を吸う。

ーああ、可愛い翔太ー

茜は、いつの間にかまた大きく怒張している翔太の珍宝を舌を大きく見せながら、しっかりと咥えた。

翔太は荒い息を吐き、熱くたぎった肉茎をしゃぶり始めたあかねの頭を押さえ、極楽の縁を、また彷徨い始めるのだった。

12

その夜、茜の口接で4回絶頂を覚えた翔太が、なんとか落ち着いてから、2人で話し合った。茜の思いをようやく理解した翔太は、どうしようもなくなった時、茜とベッドを共にする、それは本当の咬合ではなく、ペッティングなのだが、ことをお願いします、と言った。そして、茜と翔太は結婚など望むべくはないわけで、実際の挿入は一切行わない、翔太は全裸にもなるが、茜は全裸になることはなく、最低でもショーツは身につける。そして、ショーツのなかを触ることはしない、ということも了解した。

またもう一つ盗んだ下着はどうしても身じかにおいておきたいというので、苦笑しながらも茜は許すことにしたが、例のチャットルームは解約し、茜の痴態の音声ファイルも消去した。交接さえなければ何をしても良いということがわかり、翔太は素直に嬉しいといい、「姉ちゃん、ありがとう。僕、必ず頑張るからね」

と明るい顔で約束したのだった。

それから昨晩の金曜日までの2ヶ月間、ほとんど毎晩、翔太と茜はベッドに同衾した。茜の全身を舐め、さすり、揉み上げ、そして最後には茜の口で2回ほど気をやる。そんなことを2時間ほど行った後、ぐっすりと眠ると、これまでになかったように、早朝から深夜まで、受験勉強に没頭し出したのだった。

翔太の通う予備校は少数精鋭を掲げ、超一流大学への進学を目的とするクラスのみで編成された、猛烈塾だった。年の前半は、月に1、2度、受験へのモチベーションを高めるため、泊まり込みで徹夜の特訓がある。この土日はその日にあたり、今日は、翔太とのプレイはないのか、と茜は何か物足りない気分だった。翔太と同衾した夜、身体に情炎が燃え盛ってしまうため、必ずオナニーで鎮めることにしている。以前はほんの軽い絶頂しか感じなかったが、今は翔太という仮想恋人のおかげで、最低でも2回は気をやるほどだ。以前は同衾して欲しいと思う男性のことを思ったりもしたが、今では、恋人など必要ないという心境だった。

もちろん、必要最低限参加する社内飲み会や、営業推進上参加しなければいけない飲み会もあり、ほとんど必ずと言っていいほど、茜には二次会、三次会のお誘いがある。それも今はほとんど断っているのだった。

ただ、翔太とそんなことになってから社内の連中や、取引先から、素晴らしく綺麗になった、と驚かれるようになった。自分では全く変わらないつもりで、化粧品も普段通りなのだが、トイレなどで同性からも同じことを言われる。

会社の顧客に日本を代表する世界的な電機メーカーがあり、その宴席に時折出席していたのだが、最近では必ず出席するように、と重役から社名も下った。不思議に思っていたのだが、茜の上席の、営業で鳴らす部長が内輪話をしてくれた。

「あの会社のキーパースンが何人かいるだろう。彼らは異口同音にお前を出席させろ、と重役連中に注文をつけているらしいぞ」

えっ? 私がですか?

「ああ、ほらお前、酒も強いし、尻触られたぐらいで馬鹿言ったりしないだろう。超一流大学出のお嬢様タイプだし、ほら、出るとこは出て、引っ込むとこは引っ込んでいるナイスバディだからな」

もう、やめてくださいよ。セクハラ、セクハラ!

「いや、宴席は大事さ。それに本当、おまえ最近ぐっと綺麗になった。25歳過ぎてくると、いい女は見違えるほど色気が出てくるからな。できたんだろう?」

ただし茜としても綺麗になった、と言われて悪い気はしない。ある意味、相思相愛どころではない、自分の血肉の一部である翔太との禁断の行為が、自分の女を磨いているのだろうか? そんなことを思ってしまう茜だったが、もう一つ悩んでいることがあった。

それは、翔太とのプレイの際、例えばヴァギナを触らせるとか、肉芽にキスをさせるとか、翔太が望んでいるらしいシックスナインでお互いを舐め合う行為などを行っても良いのではないか? と思ってしまうことだった。

確かに翔太がベッドを出て行った後、激しいオナニーで身体を鎮めてはいる。しかし、挿入をしないという約束のもと、もっと激しいプレイを行っても良いではないか、という欲求を感じてしまうのだ。

しかし、その一方、そんな行為を行えば、お互いが我慢できずについには本当の咬合に溺れてしまうのではないか、という恐れも抱く。現に何度か、プレイの最中にしとどに濡れてしまい、もうどうにでもして、脚を開くわ、早く貫いて欲しい、と考えたことも一度や2度ではないのだ。

疼く身体を納めるようにその夜は、ちょっとしたツマミを買ってきて、大好きな赤ワインを飲んでいるのだが、アルコールで逆に体が火照ってしまう。

茜は思いついて、麻衣に電話をかけてみた。運よく自宅におり、自分も飲んでいるという。それならば、今夜会えばよかった、というのがお互いの気持だった。

「で、どうなの、うまく問題は処理できてるの?」

麻衣のアドバイスを受けて2人がとった行為を、茜は正直に麻衣に話した。

「そうか、とりあえず良かったじゃない。それに、その風俗嬢とのこと、危ないところだったわね。もちろんいい人かもしれないけれども、自分の弟の初体験は自分、とまで思い詰めてる状態じゃ、とても許せやしないからね 。私も一緒よ。で、可愛い後輩のため、また今夜アドバイスをしてあげようか?」

ボトルの半分ほど飲んで気持ちの良い状態だったが、麻衣も日本酒を呑んでおり、同じ状態だった。是非お願いします、と言えば「それじゃね、あれしない? そっちの方が気分出るでしょ」

そのとおりだった。茜も大いに望むところで、「じゃ、お風呂はいって支度するのでね、そうね、1時間後、午後10時でどう?」

お願いします、と茜も言葉を弾ませたのだった。

13

準備を終え、ベッドに横たわっていると、約束の時間に携帯が鳴った。スピーカー状態にする。

「茜、どんな格好?」

大学時代、このテレホンセックスを随分とやったものだ。お互い顔が見えず声だけ、というのも随分興奮する時もあった。何度か、テレビ電話アプリも使ってはみたものの、解像度の低い状況では、何かともどかしく、携帯同士がより興奮するのだ。

まず最初にお互いの格好を説明する。

「私は、とってもどぎつい化粧をしました。多分麻依さんは見たことないと思いますよ。フランスで買ってきたラメ入りの紫色のアイシャドーを塗って、頰紅も濃くしています。リュージュも濃いめ、ルビー色。外国の街娼みたいな男心だけをそそる品のない化粧です」

「き、聞いただけで、興奮しちゃう。今度その化粧をお願い。ドロドロになるまで可愛がりたいなぁ。私ね、昨日、セットに行ったの。随分とメルヘンチックにしちゃった。付けまつ毛もしているわ。何か私じゃないみたい。ブラジャーは付けていない。ピンク色のスキャンティ、股布なしでスケスケ。あそこがバッチリ見えてるわ。それと、ガーターパンスト。色は薄いブラウンね」

それを聞いて茜は下半身にジーと愉悦が走るのを感じた。

髪も短めで、ボーイッシュな顔立ちの茜は、女らしさというよりは、中性的な魅力がある。傍目にもわかる豊乳や美しい脚とその中性的な顔立ちとのアンバランスで、逆に色香が漂っているのだが、麻依は全くの正反対。よく化粧映えのするバタ臭い顔立ちと大きな瞳、長い髪形はアーティストのようにも見えるが、しかし、豊乳の茜よりもまだ容量のある胸元と、くびれた腰に続く長い脚から受ける印象は淫本な雌犬だ。彼女に魅入られた男性は、その直裁な色気にたちまち打ち負かされ、業火に焼かれるだろう。

茜も麻依のメスの魅力に取り憑かれた1人だと言える。しかし、また麻依も自分の愛撫を心底悦び、咆哮をもらして泣き叫ぶ茜を愛おしく思っており、いわば2人は相思相愛の仲だったのだ。

麻依は、頭の回転も早く、努力家で、実に優秀なビジネスウーマンなのだが、異性関係はかなりのもので、今風に例えれば、横綱級の肉食系女子だった。

実際、学生時代から、乳首のこすり合いから始まる2人の隠微な関係を何十回となくもったのだが、数時間に及ぶ咬合の最後には、茜は麻依の技巧にドロドロに身を溶かされ、いつも狂ったように啼泣を漏らすのだった。

後輩の茜が会社に入ってきた時、麻依の部屋でお祝いをしたのだが、その金曜日、当然にレズプレイになった。久しぶりだったこともあり、麻依は大いにハッスルし、茜は失神寸前まで責められたのだった。

夜も白み始めた明け方、長時間続いたあまりの激しい責めに足腰が萎えたようになり、息も絶え絶えの茜に男根のついたペニパンを履かせ、麻依は、騎乗位で、茜をしっかりと抱きしめながら、最後の絶頂を迎えたのだが、学生時代よりも大層性欲の強くなった麻依はその時から女の盛りを迎えたのだろう。茜は今その年になるわけで、時折自分の激しい欲望に驚くこともあったのだった。

先日の本当に久しぶりの咬合、最近の翔太との一方通行の変則的な咬合、そのおかげでどこか満たされない肉欲。そんなことを今日の麻依とのプレイで振り払おうと思ってもしまう。

「ああ、お姉さん、とっても素敵です。私はね、とってもちっちゃなブラジャーを着けています。マイクロブラジャー。お姉さんには負けますが、私も、胸が大きいでしょう。きつく締めてるんで、殿方が見たら興奮すると思います。パンティは履いていません。パンストを直穿きしています。お姉さん、もう少し染みちゃって、恥ずかしいわ。マチ無しの光沢があるやつで、色はグレーと緑の間のようなくすんだ感じかな。かなり締まってます。麻依さん、どんな体位ですか?」

ああ、という吐息が聞こえる。想像というものは実に刺激的で、茜ももうパンストを濡らし始めている。

「ご、ごめんなさい。あなたの格好を想像して、あ、あたし、少し感じちゃった。いまはね、四つん這いよ。あなたに電話する前にアナルを揉み込んで、先のねじれた肛門専用ディルドーを挿入したところ、聞こえるでしょう?」

ブーンという低い電気音が聞こえてきた。麻依はアナルも性感帯の一つで、とても感じてしまうのだ。先日はフィストファックスを行ったが、肛門性交も大好きだった。茜は何度かフィストファックを試してみたが、その結果いつも痛さに耐えかね途中でやめてしまう。しかし、いつかは、麻衣によるフィストファックの快感を味わいたいと思っている。しかし、何度も誘われたが、肛門性交だけは抵抗があって、未だに経験したことはない。麻衣に言わせると、ヴァギナとはまた違う感触の素晴らしい愉悦を感じることができるというのだが。

その音を聞かせたと麻依が聞いた。

「あれは用意してる?」

あれとはディルドーのことだった。今では通販などで簡単に手に入り、茜も何本も持っている。

「ええ、今日はね、麻衣姉さんにに責めてもらおうと、ぶっとい黒人仕様を用意しました。もうね、パンストの上からこすってます」

それを聞いた麻衣は、おう! と鼻を鳴らし、「ああ、興奮する!」

と絶え絶えの吐息を漏らす。

「今仰向けになったわ。お尻が責められてるぅ! ああ、茜、あれをしよう! 本当に久しぶりに、そして何でもオッケーのあれをしよう。したい、したいわ!」

そう甘い声で懇願するのだった。

それを聞いた茜もまた全身が震えるほどの興奮を感じた。麻衣のいう、あれとは、ディルドーを使って自分を責めながら、お互い卑猥な言葉を叫び合う悪ふざけのことだ。麻衣は外交官だった父親のおかげで、英国滞在が長く、とても厳格に育てられたという。茜も生前の両親は礼儀作法に格別にうるさく、女は家庭に入るべき、という信条の持ち主だった。幼年時代の教育が身にしみており、そんなことから卑猥な言葉を口にするのは2人とも抵抗がある。しかし、自分の秘部を自身によってじっくり責めながら、高まる興奮とともにいやらしい言葉を口にすると、愉悦が倍になるのだ。しかもその言葉はただいやらしいことを叫ぶのではない。密かな願望、例えば過去、麻衣はとんでもないことを口にしたもので、その日は随分と泣いたものだった。何でもオッケーのあれ、それは誰にも話したことのない秘めたる願望のことをお互い口にしあうことでもあった。

「ああ、茜、今、前と後ろ、私の中に二本入ってるわ。す、すごい!すごいわ! 責められている。ああ、おねがい、そのまま続けて」

「麻衣姉さん、誰なの? 相手は誰なの?」

ううっ、と麻衣が声を上げた。

「パ、パパよっ! ああ、パパ、麻衣は、麻衣は、ああ、パパ、パパ! 肛門におねがい!」

はっきりと聞いたことはなくしかし何かあったらしいことは、茜も薄々と感じてはいた。麻依の恋い焦がれる人は外交官だった父親のようだった。

「ああ、パパ、責めて、ああ、あ、アッ、アッ、アッ、入ってるぅ」

電話の先には、クチュクチュというディルドーの動きと、麻依の激しい喘ぎ声が聞こてきた。それを聞いて、茜も目の眩むような興奮を覚え「ああ、翔太、翔太、来て、来て、来てぇ」

そう咆哮を上げ、狂ったように黒色のディルドーを抽送する。

しばらく狂ったように腰を振りながら、オタ杯の相手がそこにいるかのように睦言を叫んでいた2人だったが、手にするディルドーが蜜液でベトベトになり、そろそろ頂点が近づいているのを感じ始めていた。それからさらに10分ほど、自分の手で自身の肉体を責めに責めた2人は、一緒に、一緒にと、リズムを合わせ、とうとう相手を想いながら、激しく愛液を撒き散らし、絶頂を迎えたのだった。

いつものことではあったが、それからしばらく麻衣は泣き続けた。実の父親との間に何があったかは知らないが、身も世もないと言った様子で泣き崩れ、そうして、なお自慰を続ける。こんなことは、茜に見せる、麻衣の、年に一度くらいの弱さだった。しかしなぜかとは決して言わない。それだけ父親に対する愛情が切ないのだろう、と茜は推測するだけだった。

ようやく凄まじい声を上げて、麻依が果てた。そしてそのまま、ポツリポツリと話し始める。にわかには信じられない驚愕する弟たちとの話だった。

14

兄の直人はラグビー部のキャプテンを務め、弟の広人はバスケットボール部の新チームのキャプテンに選ばれ、学園では2人の兄弟はちょっとした有名人だった。

その兄の直人は、今年の春、めでたく第一志望の東大に入り、法曹を目指して頑張っている。入学したばかりで少しは気晴らしでもすれば良いのに、生真面目な直人らしく法曹を目指すサークルに入って、早くも軽井沢で2泊の合宿だ。

両親は、最後のご奉公として、イギリス大使館に赴任しており、この2日、広人の面倒は麻依がすることになっていた。

土曜の練習を終えて帰ってきた広人は、リビングに服を脱ぎ散らかし、口笛を吹きながら風呂に入った。

しかし、兄弟でもどうしてこんなに違うんだろう、と麻衣は考えてしまう。万事につけ神経質で生真面目な直人と違い、広人は小さな頃からヤンチャばかりだ。キャプテンの考え方も180度違う。直人は、熱く、ラグビー道を後輩に説き、率先して練習に出かけるが、広人は、キャプテンになれば女生徒にモテるだろうから、と屈託無く答えるような性格だった。

しかし、直人同様、第一志望の大学は東大で現役の頃は直人の方が頑張っていた気はするが、要領がいいのか、クラス担任はあともう一踏ん張りすれば現役で東大も、と懇談会で話していた。開け広げな性格で友人も多いようだが、あまり世の中を甘く見てほしくはないと、麻衣は真剣に考える。

そして、直人とはまた違った意味で広人のことも愛おしく思っていた。そんな広人だったが、女性にしては背の高い麻依よりはるかな長身で、横幅も広い。まだまだ甘えん坊で、麻依に甘え、そして、直人にも甘えて、直人が塾の講師でもらったバイト代から、時折何かを買ってもらっているようだ。兄弟仲がいいことは良いことだし、高3にもなって寒い冬の朝、麻衣のベッドに潜り込んでくる時もあり、まだまだ子供、とも思う。

今日はローストビーフや、焼鳥、焼売など広人の好きなものばかり用意した。食事をしながら、そろそろ勉強も本腰を、と話そうかとも思う。

テーブルを用意していると、広人が上がってきた。

「あなたねえ、麻衣はあなたの姉さんだけどさ、女性なの。少しは気にしたらどう? そんなぴっちりしたブリーフ一枚で出てこないでよ」

恥ずかしさで、 顔を真っ赤にしながら

「な、なんなんだよ。学園まで一緒に風呂入っていたじゃないか。へん、俺のものが立派になったとこ見せてやろうか?」

もう、ぶつよ! といったものの、広人がいうと何かおかしく、おもわず笑ってしまう。確かに、直人とは違い、男は感じさせない。子供も子供、大きい年長さんといった思いだった。

おっ、すごい、ご馳走じゃん、と嬉しそうな表情で冷蔵庫を開ける。手にしたのは缶ビール、ちょっと!と いえども、でへへ、と笑い、姉貴も飲めよ、と笑い、プハー、うまいなあ、と生意気にグラスを干す。しょうがないわねえ、と思いながら麻衣もグラスを口に運ぶ。

広人はいつも饒舌で、よく食べる。それに今日はよく飲む、も加えられ、その夜は賑やかな食卓になった。

3時間近く馬鹿話をしながら食事が進んだが、気がつけば、結構な量のアルコールを飲んでいた。2人で、缶ビール4本、赤ワイン1本。いける口の麻衣にとっては大した量じゃないが、飲めるといっても大学生の広人は呼吸も荒くなり、顔も赤い。

そろそろ俺、寝るわと言って、立ち上がったが、どたりと腰を落とす。驚いて、かけ寄り、大丈夫? と声をかければ、いや、吐くとかそんなんじゃない、ちょっと飲みすぎただけで、とロレツが回らない。確かに、もどすほどではないにしても、随分と酔っ払っている。

ヨロヨロと立ち上がり、フラフラと部屋に向かおうとするが、危なっかしい。麻衣が肩を貸すと、なんとか、歩けるようだった。背丈の差だろう、なんども胸をつかまれたが、麻依はそれどころではない。弟がこんなになるまで飲ませてしまったという自責の念に駆られ、胸でも尻でも触らせたい気分だった。

麻衣の隣に部屋はあって、どっこいしょと、ベッドに寝かす。

「うー、飲みすぎたぁ。姉ちゃん、愛しているよぉ」

と与太を飛ばす。ハイハイ、と言って抱きしめれば、おもわぬ力で抱きすくめられた。しばらくそのままにしていたが、でへへ、と笑い、でかいケツだね、とまた与太を飛ばす。

またもや笑った麻衣だったが、リビングに戻って冷たいミネラルウオーターを取ってくると、「いかんな、飲み過ぎだなぁ。明日は練習休もう」

と酒臭い息を吐く。

蹴つまずいた雑誌や、本を片付け、気分が悪くなったら姉さんを呼びなさい、と声をかけたが、もう寝息を立てていた。すやすやと寝息を立てている広人は、ナリはデカイが、本当に子供だ。同時にひところの直人同様、女体に興味津々なのだろう。その証拠に、酔ったことをいいことに、私の胸やお尻を何度も触ってきたわ。それぐらいならいつでも触らせるけどね。そう思ってはみたが、ふと、また麻衣の頭に不安がよぎる。

盗み見たメールや携帯の着信には女生徒の名前が多い。ひょっとしたらもうキスぐらいは済ませたかもしれない。いや、それ以上も?

ーダメよ、広人、絶対ダメ! あなたも東大に行くのよー勝手にそんな拉致もないことを考え、もう一度、荒い寝息を立てている広人を見下ろした麻衣だったが、はだけた布団の下の広人の下半身に目がいって、小さな悲鳴を上げた。パジャマの前のボタンが外れ、ブリーフが露わになっている。そのブリーフに収まりきれないほど大きく屹立した広人の男根が目に入ったからだった。

15

ベッドに入った麻依は先程の広人の肉茎の大きさを思っていた。全体は見えなかったが、あれだけの鬼頭だと相当に大きなものだろう。直人のものも立派だったが、広人はそれ以上と思われた。

麻依は急に広人に男を感じ、またもやあの不安が襲ってきた。直人以上に活動的な、広人のことだ。悪友連中と語らって池袋や中野、いや、川崎あたりのソープに繰り出すかもしれない。病気でももらったら。それとも、特定の子と付き合って、もしも?

そんなことを考えていたが、いつしか酔いも手伝って、深い眠りに落ちていった。

どのくらい寝入っていたのだろう。突然、息苦しさを感じた。暗闇ではあったが、何かの気配を感じる。そのうち、パジャマの前がはだけ、自分の胸が揉み上げられ、ズボンを脱がされそうになっているのに気づいた。

誰? 誰なの? どんと突き飛ばし、卓上灯をつける。ベッドの下に怯えた表情で座り込んでいるのは広人だった。

どういうこと! 何をしているの! とあらん限りの罵声を浴びせる。広人は下を向いてゴメンナサイ、ゴメンナサイ、と繰り返していたがそのうち泣き出してしまった。

時刻は午前2時をまわったところで、冷気が肌に冷たい。こっちに来なさい! と怒気を含んだ声を浴びせ、リビングのソファに座らせて、空調のスイッチを入れた。

説明しなさい! と声を荒げる。広人は、泣きじゃくりながら、「兄ちゃんにやってあげてたじゃないか。俺、見たんだ! 俺にもやってくれよう」

と声を上げる。

最初の頃は何度もドアがしまっているのを確認してから、直人を可愛がっていたのだが、例えば両親がいない時など気が緩んで見られてしまったのかもしれない。しばらく声も出なかったが、何を見たの? 正直に言いなさい、と優しく話しかけた。

涙でくしゃくしゃになった顔で

「兄ちゃんの珍宝を咥えていたじゃないか! 俺見たんだ。兄ちゃんはとても気持ちよさそうな表情になって、姉ちゃんも唾をいっぱい出して、にいちゃんの珍宝を咥えてた。俺にも同じことをしてよぉ」

そう言ってまた鳴き声を上げる。

そうじゃないの、直人が熱を出した時に下着を替えたりしただけよ、そう弱々しく弁解するが、「違う! 嘘だぁ! 兄ちゃん、時には姉ちゃんのオッパイを一杯揉んだりして、姉ちゃんも気持ちいと言ってた!」

麻依は不意に愛しさがこみ上げてきて広人を抱きしめたくなった。可愛い人、愛おしい広人、そんなに私に興味があるのね。胸が詰まった麻衣だったが、広人の横に座り手を握る。

「そうなのか、広人見たんだね。そうね、嘘はいけないね。じゃね、聞くね。広人、姉さんに同じことをしてもらいたいの? 正直に言って」

広人の震える手をゆっくりさすり、「どうなの?」

涙に潤んだ瞳で、ちらと麻衣を見てから、こくりと頷く。

「勉強も手につかない?」

またこくりと頷く。うなだれる広人を見て麻衣は腰を上げた。

「明日は休みだったよね。シャワーを浴びてきなさい」

ゴソゴソと風呂場の音がしている間、麻衣はパジャマを脱ぎ、下着を履き替えた。黒のTバックショーツ、胸にはほんの僅か乳首を隠す程度のビキニブラジャー。ただ、なぜか義務感などではなく、昂まりを感じる。実際、ショーツの股布にはじんわりと蜜液のシミもある。確かに、直人の時は最後は強く体が欲しいと思った。もちろん、そこは必死に我慢して、なんとか乗り切ったのだが。

広人に対してそんな感情が湧くとはとても思えなかったが、ついさっき、立派な男根を目にし、広人にも男を感じてしまったのだろう。

ガタンとドアの音がして、恥ずかしげな表情の直人が入ってきた。まっ裸のスッポンポン、こんなところが直人とは随分違う。そして思わず麻依が目を見張ってしまったことがある。さきほど垣間見た肉茎だ。直人よりはるかに大きい。カリ首の太さも随分なもので、太さも驚くほどだ。

また自身の興奮が高まるのを感じた麻衣だったが、広人を導いてソファに座らせた。その広人の前にひざまづいた麻衣は、優しげな表情で広人を見上げた。

広人はその麻衣の潤んだ瞳を見て、自分のものがさらに怒張するのを感じた。これから姉が自分のものをしゃぶり抜いてくれる。そのことをおもうだけで、もう爆発しそうになるのだった。しかも、まじかに見る見事な女盛りの熟れた姉の肢体。こぼれそうな見事な胸の僅かにつけただけの小さなブラジャーと、隠微な下着に覆われ、官能の炎を放っている下半身。全てを忘れ、姉に身を委ねたい、と願うばかりだった。

「広人、今から姉さんがやることは本当に2人だけの秘密よ。そしてね、直人兄さんとも約束して、彼はその約束を守ったの。それはね、堪らなくなったら、姉さんが鎮めてあげる。だから、一心に勉強に打ち込むのよ」

広人は、うん、約束するといいながら、何度も首を縦に動かす。

それを聞いた麻衣は、安堵の表情を浮かべ、そしてゆっくり広人を口に含んだ。ウグッと、喉がなる。とても一口では咥えきれない。一度口を離してから、もう一度大きくOの字に口を開き、カリ首から舐め始めた。

「あっ、う、ううっ」

広人の全身に突然快美な愉悦が走った。毎晩自分の手で行うことオナニーとは比較にならない快感だった。麻衣はゆっくりとその肉茎を舐めさすり、大量の唾を吐く。そのまま奥まで咥え込み、今や火のように怒張する男根を遮二無二にしゃぶり抜くのだった。男性の男根をしゃぶり抜くという行為に初めて愉悦を覚えた相手は直人だった。そして、その直人の旺盛な性欲を1年間鎮めたのだが、その間に随分と舌技の腕も上がったようだった。その証拠に咥えられた瞬間から、広人は激しく呻き続け、顔を歪めて襲ってくる快感を耐え続けている。

麻衣はそれを知ると自身も大いに昂まり、さらに頭を振って広人の肉茎を激しく揺さぶるのだった。

「ウッ、ああ、姉さん、姉さん! もうダメだぁ!」

大きく体をのけぞった広人が大声を上げた。麻衣はそれを聞いて、体の奥から言い知れぬ感情が湧き上がるのを感じた。広人を自分の舌技でのたうちまわらせ、悦楽の桃源郷に堕としたい、という禁断の興奮を覚えさえもした。

広人はそんな姉の感情を知ってかしらずか、ふうっと目を閉じ自分を追い込むように頭をを激しく動かす姉を眼下に捉え、「で、でるよ、出るよぉ!」

と咆哮を上げ、もう一度体を大きくのけぞらせてから、ついに麻衣の口中にドウッと放出したのだった。

16

先ほどの狂乱から落ち着きを取り戻した様子の麻衣は、そうか、広人君ともそんなことに、と驚いた口振の茜に対し「ふふふ、茜。いい、あたしね、一度も後悔なんかしたことはない。私がしたことで、じっくりと受験勉強に打ち込むことができて、2人とも立派に受験戦争を勝ち抜き、人も羨むような超一流大学に合格できたのだからね。今2人はね、美人で気立ての良い素敵なお嬢さんとお付き合いしているわ。姉、それも特別な関係の姉としては少々妬けるけれどもね。それにね、」

電話の向こうの麻衣は含み笑いをしながら続けた。

「それに、2人とはそれだけじゃなかったのよ」

麻衣は、広人とそんなことをしてから、1週間毎晩奉仕することにした。一つには直人より更に性欲が強かったいうこともあるが、何より、挿入はしないまでも広人の肉茎に魅入られたからだった。惚れ惚れするようなその形、見事に拡がったカリ首、そして太く長い肉茎。何回か夢に見て、思わず下半身をじっくりと濡らしたほどだった。もちろん若い広人を咥え込むことによって女盛りの肉体が更に磨かれた、ということもあるだろう。その証拠に、週何度も行うオナニーもより長時間になり、しかも相手は直人と広人だけだった。更に自分でも不思議ではあったが、その期間は、他の男性にはまったく興味がわかず、麻衣自身が広人を可愛がるのが待ち遠しいほどだったのだ。

そして、あっという間に時は過ぎ、ついに志望大学に合格した夜、2人は祝杯をあげ、酔いの回った2人は激しくキスをしながら、麻衣のベッドに倒れこんだのだった。

2人の間の固い約束で、この禁断の行為は広人が合格するまでと決めており、今晩が最後の逢瀬だったのだ。

そんなこともあったのだろう、2人で激しく抱き合いながら「姉さん、お願い、お願いします! 挿入させて」

広人はそう訴え、懇願し、哀願し、そしてまた激しく唇を貪った。麻衣も負けそうになったが必死に我慢して「ダメ! それだけはだめよ! だけど、今日はお祝い。いいことをやってあげるわ」

そして、広人の珍宝に ゴムを装着させ、自分はパンストを直穿きにして大きく脚を開いた。その姉を見下ろした広人は、姉に覆いかぶさり、必死に腰を動かす。挿入はしないまでも姉の太ももやパンストに覆われた、ヴァギナに擦り付け、怒張が高まった。

「ああ、姉さん」

広人はそう叫んだが、麻衣も

「ああ、姉さんも! アッ、アッ、アッ」

そう声をあげ、2人同時に果てたのだった。

そして、自分の合格と、姉への思慕に感極まったらしい広人は涙を流したが、それを見た麻衣はまた強く抱きしめたのだった。

そして4月から広人も東大に元気に通いだしたのだった。なんとなく物足りなき気分だった麻衣だったが、今まで以上に仕事に打ち込むようになった。そしてまたごく普段の日常が戻ったと感じていたのだったが、そろそろクーラーをと、思い出した月のある週末、直人と広人、2人の弟から思いがけない相談をされたのだった。

久しぶりに三人で食事ができた。ロンドンに赴任している両親と携帯アプリのテレビ電話を使って話もして大いに盛り上がった。

「ああ、今日はとっても楽しかったね。で、直人、何かお願いがある、って?」

2人が顔を見合わせ、うん、と戸惑った表情だ。

「何? お金? 何か買うの?」

いいや、と2人で首を振り

「姉ちゃん、先週、俺、広人を殴ったんだ」

麻依は驚いて

「な、殴った? ど、どういうこと?」

男兄弟であれば喧嘩もするだろう。でもそれはまだ子どもの時のことで、大学生になって殴り合い? どういうこと?

「こいつ、我慢できず、風俗に行こうとしたんだ!」

広人はこれ以上ないほど情けなさそうな表情で俯いている。それを見ながら、激して続ける。

「姉ちゃんが、あれだけ心配して、口には言えないことまでやってくれたのに、こいつはソープランドに行こうとしてたんだよ」

何でわかったの?

「こいつ馬鹿なんだ。おれたちが共用で使っているパソコンで予約してたんだよ。病気になったらどうするんだよ!」

和やかな雰囲気も吹き飛んで深刻な状況に成ってしまった。それどころではない。ソープランドに行こうとしてたなんて! 麻依はどうしようか? と気ばかり焦る。

落ち着いた声で聞く。

「で、相談て何? 私にどうしろと?」

何も聞かされなくても、麻依は2人の思いがよくわかっていた。しかし、それはかなり勇気のいることで……。

2人は何も言わずモジモジしている

「いいわ、でもこれが本当の最後よ。2人ともシャワーにかかってきなさい」

17

照明を落とした部屋で、ベッドに大の字になった。もちろん体には何も身につけていない。麻依は下半身を覗き込む2人の弟を見て息ができないような羞恥を覚え、胸がバクバクと鳴った。しかしそんな思いを振り払い、自分の下半身を大きく広げた。2人が生唾を飲み込む音だけが聞こえる。

「さあ、2人で姉さんを燃えさせて」

かすれた声でそう言うと、2人は慌てたようにトランクスを剥ぎ取ったが、その男根はすでに大きく怒張していた。

「広人、おっぱいを揉んで、優しくね。直人はそう、そんな感じで下半身を触りなさい」

姉のその言葉を聞いて、最初はおずおずと手を伸ばしていた2人だったが、麻依が吐息を漏らし出すと、2人はようやく積極的になり始めた。

「いいのだろうか?」

と直人は思う。しかし、初めて見る女体の奥、それも姉のその部分はパールピンクの美しい色で、目の眩むような陶酔を感じた。心の中で実の姉と交わるという禁断のセックスに自責の気持ちもあったのだが、しかし見事な双臀を撫でさすり、熟れた女の色香の匂い立つ姉の茂みを目にするとそんなことなどもはやどうでもよくなり、狂ったように蜜壺にむしゃぶりついてしまうのだった。

「ああ、女の体は素晴らしい。本当にいい!」

一方の広人は姉の体を十分に楽しもう、そう思い、嬉々として豊かな胸元を揉みあげるのだった。久しぶりに触れる実の姉の乳房はたっぷりした質感で、美しい形だった。揉みあげると弾力があり直ぐに乳首がピンとそそり立つ。下半身に兄がむしゃぶりつくのを見て、自分も乳首を咥えた。姉の体はビクッとと反応し、切ない吐息を漏らし始めた。

拙いながらも弟たちに体をいじられているうちに、麻依は少しづつ官能の炎が萌え出すのを感じていた。その上、弟たちとの禁断の情事、そのことも悦楽が倍加しそうに思える。

「ああ、その調子よ、姉さん、だんだん感じてきたわ」

直人が、「姉ちゃん、ここ濡れてきている」

「ああ、そうなの。興奮すると男の人を迎え入れやすいようにそこが濡れるのよ。どう、あなたたち?」

「姉ちゃん、も、もう、た、たまらないよ」

燃え方はまだまだだったが、なにせ今日は2人相手だ。そう思いながら、「さ、直人から、きなさい」

う、うんと慌てたように半身を起こしのしかかってくる直人を、腕を広げて抱きしめ、脚を大きく開いた。

「ああ、姉ちゃん、どうすれば、」

切羽詰まったような声を出す直人の肉茎を優しく握りしめ、美口に導いた。

「さあ、そのままよ。そのまま入ってきなさい」

少し下半身を持ち上げ、直人が侵入しやすいように、身を捩ったが、その瞬間うまい具合に挿入できた。

うっ、という声を小さくあげた麻依だったが、「うぐ、あ、熱い。姉ちゃん、ああ、いい気持ちだ!」

直人も思わず呻き声を漏らす。

そのまま腰を動かしなさい、という麻衣の声に、夢中で、腰を動かす直人だったが、すぐに、ああっ、という情けない声をあげ、ガックリと首を折って、果てた。

そしてノロノロと体を離したが、その直人を押しのけるように勢い込んで、広人がのしかかる。麻衣の指で同様に導かれたが、これまた激しく腰を打ち付けるだけで、あっという間に、果ててしまった。

しかし、若い2人は、魅力的な姉の体を楽しむという愉悦のため、すぐに男根が回復し、それから代わる代わる姉の体にのしかかって、旺盛なエレルギーを迸らすのだった。

技巧など何もない、ただ荒々しいだけの二人の抽送に、最初は戸惑いを覚えた麻依だったが、しかし、挿入が繰り返され、しかも挿入の時間がだんだんと長くなるに連れ、いつの間にか愉悦を覚え始め、頭の先まで登り上がってくる快美観に、体の奥底から、ああ、といううめき声が漏れてしまい、下半身をしとどに濡らし始めるのだった。

何度目かの挿入を広人が始めた時、「あああ、いいわ、あなたたち、とてもいい」

とついに昂ぶった声を張り上げてしまった。そして今度は直人がまたのしかかってきた際、激しく唇を吸ったのだが、狂おしく顔を振りながら、切羽詰まった声を上げた「ああ、姉さんも、そろそろ限界よ。そうよ、一緒に行きましょう、みんなで一緒に」

思わずそう声を上げ、正常位で挿入している直人からいったん離れ、その直人を、仰向けにさせた。その直人に背中を見せながら、跨った麻依は、直人の男根をつかみ、そのままアナルに挿入する。

「姉ちゃん、な、何をして、」

戸惑った表情の直人のそんな声も無視し、アナルを密着させたまま、直人を下敷きにして、大きく脚を開き、両手も開いて、荒い息で「さあ、来なさい、広人!」

その姉と兄が腰を密着させた様子を見て、目を血走らせた広人が雄叫びを上げ、麻依に正面から覆いかぶさる。

こうして、3人でひしと下半身を密着させながら、みなその下半身を隠微にくねらせ始めるのだった。 直人は何度も首筋を舐めあげ、激しく挿入しだした広人は、麻依の豊かな乳房を鷲掴みにしながら、無我夢中で唇を貪った。

1人の弟からアナルを責められ、もう1人の弟からはヴァギナを抉られ、自分自身も腰を揺らす麻依は、絶頂がすぐそこまで来ているのをはっきり感じ、悲鳴ににた咆哮をあげる。そして、また一段と夥しい蜜液を放出しながら、そこに挿入している宏人の肉茎はもちろん、下になっている直人の男根もびっしょり濡らすのだった。

弟2人の肉体にサンドイッチされた麻依は、その極めて美しい眉根を苦しげに歪め、下半身を痙攣させる。経験したことのない、凄まじい悦びで体がバラバラになるのではないかと思い、そしてついに甘い啜り泣きをあげるのだった。

「どう、あなたたち、いい? 感じてる?」

息も絶え絶えになった麻依の問いかけに、「姉ちゃん、た、たまらないよ。いいよ、本当にいいよ!」

そう声をあげた直人は、さらに抽送を早めた。

「うう、姉ちゃん、ね、姉ちゃん、凄いよ、凄すぎる!」

これまた咆哮をあげ、姉の下半身に激しく腰を打ち付けるのだった。

「ああ、もうだめ、どうにかなりそう、姉さんは、気が狂いそうよ!」

大きく怒張した直人の肉茎で自分のアナルが大きく抉られ、その直人の肉棒よりさらに太いイチモツの広人を子宮の奥深くまで咥え込んだ麻依は、熟れきった美しい双臀を狂ったように揺さぶり、「一緒よ! みんな一緒に!」

そう激しく喘ぎながら、さらに全身を震わせた後

「おお、あ、あ、あああ!」

という凄まじい咆哮を上げ、首をガクガクと折る。

同時に弟たちも狂ったように腰を動かし、獣のような雄叫びをあげながら、いく、いく、と大声をあげた。そして、一瞬、3人は動きを止め、次の瞬間、3人の呼吸を合わせるように密着させた下半身を大きく揺らし、ついに同時に、絶頂を迎えたのだった。

18

弟2人を前後の美口で迎え入れ、三人同時に激しい絶頂を迎えた、という麻依の話に、毒気を当てられたような思いだったが、「ま、おかげで2人は変な女に絡むこともなく、無事童貞を捨てて心に余裕が出来たんだろうね、ほどなく、とっても素敵な彼女が出来たわ。本音を言うとね、私自身も、これ以上ないほどの、本当にどうにかなりそうな愉悦、経験したことのない快感にのたうち回ったの。もちろん、これまでのセックスの中でもダントツのトップ。いけない事をやっているというのもなぜか興奮のネタなんだなぁ」

生で?

「ふふふ、実を言うとね、なんとなく2人の様子で、襲われそうだったのでね、婦人科に相談して、ピルも飲んでいたのよ。だから大丈夫、準備は万端よ。あなたも翔太君から襲われることを覚悟してね、準備だけはしておいたほうがいいのじゃない」

とケラケラ笑う。じ、準備? そんなこと、と思わず顔を赤らめた茜だったが、その後、二人とは? と聞く。

「うん、それぞれと、何回かねっとり絡んだの。そしてこれが最後と決めた日からはもう何もないわ。ふふふ、2人の精液を浴びて、ますます私磨きがかかったようね。それ以来あちこちからますますお声がかかるようになったのよ」

そして、またケラケラ笑いながら、この長時間の電話が終わったのだった。

茜は電話を終えた後、ほー、とため息を漏らした。確かに麻依の行動は大胆、というよりは常人にはとても理解のできない、眉をひそめる行動かもしれない。だが、茜はよく理解できるし、同じような境遇の姉弟には、実際に行動はしないまでも、共感を得ることだろうと思う。

また、麻依の話を聞いて、茜自身、とても火照ってしまった。それはそうだろう。連日翔太と同衾はするものの、肌を触れ合わすばかりで、翔太のもので自分が満足する、ということもない。最初の頃は、彼を口で咥え込むことだけで大いに満足していたが、今は翔太との接合への欲求は募るばかりだった。そして、それはもちろん叶わないことで、まさに生殺しの状態と言えるだろう。

その上、最近は麻依同様、女盛りを迎えたようで、欲求も強くなった気がする。休みの前日など翔太がベッドを出て行った後、狂おしく自分を慰め、明け方まで自分のヴァギナにディルドーを突き立てることもある。

先日も、恒例の泊りがけの特訓講義で翔太が出かけた金曜日、翔太が欲しくて体が疼いてたまらず、ついに洗濯物の中から翔太の汚れたトランクスを手にとって自慰に及んだ。匂いを嗅いだり、体の敏感な部分に押し付けたり、最後にはディルドーに巻きつけて何回も気をやったのだった。

また自分でもよく理解できないことがあって、それは、颯爽とする仕事をするナイスミドルの上司や、好感度満点の合コン相手、誰もが嬉しくなるようなハンサムな同年代の男性、といった連中からデートに誘われても鬱陶しいだけでそれより早く帰宅して、翔太と抱き合いたいと願う自分がいることだった。

実際に、勉強をおえた翔太が、ほぼ毎日11時ごろ上気した表情で茜のベッドに潜り込んでくる前、入浴してファウンデーションだけの茜は、念入りに濃いめの化粧をして、香水までつけて彼を待っているのだった。

その後、何度も口づけを繰り返し翔太が全身をさすり、舐め上げ、それから執拗に胸元を揉みあげられた後、また強く抱き合ってディープキスを繰り返すのだ。

2

二人の格好はというと、翔太は真っ裸、茜は肌にピッチリ食い込むTバックショーツをはいただけだ。その下着も、翔太が喜ぶように、ガーターパンスト、パンスト直穿き、スキャンティ、など色々なものを身につけることにしている。お互い少し酒を飲んでいる時もあり、そんな時には履いている下着を強引に剥ぎ取り荒々しく侵入してくれば良いのに、と思わないでもない。しかし、茜を女神と恋い慕う翔太は、二人の約束を決して破ろうとはしない。

二人の距離感は、実際にお互いが結合しない、ということを除けば、激しく愛し合う恋人と一緒だ。接待で遅くなるとどんなメンバーだったかとしつこく聞くし、たまに、得意先の社長に二次会に誘われた、などと話すと、不機嫌に押し黙ってしまう。そんな翔太のヤキモチも、茜には甘美な気持ちに感じてしまうのだ。

麻依の話に刺激され、その夜、また一層、思いは千々に乱れてしまった。ベッドに入り自然と陰部に手を伸ばす茜は、自分の頭から離れない思いをいっとき忘れようと、ディルドーを手にし、今日は大いに乱れよう、と思う。

その頭にこびり付いて離れない考え、それは、いつ翔太を迎えいれようか、ということだった。

19

その日は無理を言って早めに仕事を終えた。デート? 食事? 合コン? といつもの冗談をたくさん浴びる。実際、随分と綺麗になったのだろう。今担当している顧客は約100社前後、ほとんどが上場企業だった。そんな重要顧客からは、仕事の評価も高いし、宴席にも引きも切らずお呼びがかかる。

部長に言わせると助平たちのさばき方がうまい、ということだが、確かに宴席でさり気なく胸を触られたり、尻にタッチされても可愛く怒ったふりをしたり、さらに尻を突き出したりと、うまくフォローすることなどなんでもない。

また特に重要でかつ決定権を持つ重要人物が出てくる場合など、普段より短めスカートやボディラインのはっきり出るスーツを着て、めでたく契約となった打ち上げの宴席でちらっと薄物を見せるなど全く平気だ。しかし、決して、そして安売りをすることはない。

ある世界的な重厚長大企業の、堅物で有名だった実力常務が出席した2次会でのこと、ミニスカートで歌う茜を彼はいたく気に入り、それまで、滅多に出席しない2次会にそれ以来よく出席するようになった。その後、仕事の受注も順調だった。

しかし、部長にだけ報告しておいたのだが、この堅物の、次の株主総会後社長となることが確実視されている、その実力常務から、内密に、それとなく、ホテルに何度も誘われていたのだった。

結局、部長とうまく計画を立てその常務のプライドを傷つけず、実に上手に拒絶でき、その後も巧みに付き合うことができて、会社上層部からの評価も一層高まったのだった。

その騒動が終わった後、「な、茜よ、俺の持論が証明されたわけだ。能力ある女性は営業に使え。セクシー女性でやる気、能力があれば、間違いなく男性営業より数倍も稼ぐ。俺は何度も上層部に話していたんだ。それを見事にお前が証明してくれたぞ」

そして人懐こい笑顔を浮かべ、「ますます美しさに磨きがかかってきたな。ほら例の常務、そろそろ社長になるだろう。どうだそのお祝いにいっちょう?」

そう言ってウヒヒと笑ったものだ。

結局なんでも取りようだと思う。少し早く帰社するからといってセクハラもどきの冗談を浴びせられるのをいちいち気にしていたら営業などできたものじゃない。まあそう考えているのだが、今日はそんなことなどどうでもよかった コーヒーショップの奥に座ってもう一度スマホを見る。

「合格だ!」

翔太からその一言。

飛び上がりたい気分にもなるが一方で東京と大阪、ついに離れ離れになるわけだ。金銭的な問題は何もない。不慮の死を遂げた両親は結果的に多額の財産を残してくれた。翔太が京都で大学生活を始めてもなんの問題もない。

「そうよ、なんの問題もないわ」

午前中その連絡が入った後、もちろん飛び上がるような喜びを感じたが、次の瞬間離れ離れになるのか、と思い痛烈な寂寥感も感じてしまった。

麻依からいろいろなアドバイスを聞き、そして、自分も翔太に恋人の心配、病気の心配、そんなこともあって自分が初体験の相手を、と正当化させようとしたが、それでいいのだろうか? と考えているのだ。

何度も自分に問うたが、翔太の体が欲しい、自分を貫いてほしい、手荒でもいい、ぎこちなくても、拙くても、とにかく自分を愛して、乱暴にでもなんでもいいから、私に入ってきてほしいのだ。

それが、自分の望みだ。弟を愛してしまった、という事実。それに目をつぶって、なんやかやと理由をつけるよりは……。

ただ、翔太にその思いをぶつけることは勇気のいることだった。

「でも、私の気持ちはただ一つ」

こんなことを考えているだけで立ち上がるのが辛くなるほど下半身が痺れてしまう。

傍の紙袋には、シャンパンや豪華なつまみをデパートで手に入れた。

「今晩ね」

思いはまさに千々に乱れてはいるが、そう固く決心した茜だった。

20

先日、二人で飲んで初めて翔太と同衾した時、茜は扇情的な格好をして翔太を楽しませたのだが、今晩はそんなことはしない。今日、茜は、1日だけの歳上の恋人であろう、と決心していた。

もし相思相愛の恋人であればお互いに肉欲を持っていても当然で、まったく問題ないわけだ。普通に合格を祝し、普通に酒を飲み、そしてお互い見つめ合う。それでいいと思った茜はごく普通に振る舞い、キャッキャと笑い声をあげたのだった。

ただし国立大学であったとはいえ、姉との約束で、アルバイトなどは厳禁、大学でも勉強に打ち込み超一流の商社か、外務省に入るため必死に勉強することが姉との固い約束であった翔太にしてみれば、経済の面は大丈夫なのか?と心配になる。それを口にすると、「学費や仕送り、そんなお金の件は、酔っ払う前に説明しておかないとね」

そう言って初めて、経済的なことを説明した。明後日の土曜日、両親の事故死ごなにくれと相談にのってもらっている銀座の弁護士事務所に出向かねばならない。いろいろ配慮してくれている弁護士がいて、平日は忙しいだろうから、と土曜日に面会を設定してくれたのだった。

その先生から、大筋で聞いているのだが、翔太が大学に合格した時に学費などがを支払えるように信託の満期を設定してくれていたという。

「そういうことで、翔太君、まったく心配しないでいいのよ。あなたが国立大学に合格してくれたわけで、4年間、またはその後の2年間、ううん、博士課程までも大丈夫。生活費もちゃんと織り込み済みということでね、」

翔太は、その茜の話を聞いて、心底ホッとした。これ以上、姉に経済的な迷惑をかけられないし、そうなればアルバイトも、と考えていたのだが、心おきなく、勉強に打ち込めるわけだ。

「ありがとう、お姉ちゃま、とかく頑張るね」

それから二人は随分といろんなことを話した。両親の思い出も話したし、翔太のこれからの大学生活についても話した そして、お祝いのシャンパンがなくなる頃、茜が口を開く。酔っているおかげで実にスムーズにしゃべることができた。

「翔太君、おかしな話だけれども、姉さん、あなたのことを愛しているの。姉と弟、それはとてもいけないことでね、これまでは、あなたの体のことや、女性の心配で、いろいろ心を砕いたつもりでね、毎晩ベッドに入っていたけれど、あなたと離れ離れになるということで、自分の気持ちに改めて気付いたというわけ。で、できること、どう? 姉さんが初めての女性ということでは?」

ジメジメした暗い感情ではなく、明るく話したつもりだ。

「そして、明後日、京都へ行くでしょう。アパートを見つけたり、家財を買ったりね、そのあと京都で一泊して、そこでもう一度だけ一つになって、それでお互い普通の姉と弟に戻るの。いいわね?」

翔太は直裁な姉の言葉に少しばかり面食らったが、異存などない。むしろ、これだけお互いを好き合っているのならば、何とかできないか、とも思うのだった。

「いや、それはダメよ。もちろんあなたも私もお互いを求めあっている。でも結婚はできないし、万が一子供でもできれば、全員が不幸になる。それは私とあなたの運命、それを謹んで受け入れるしかないの」

翔太は姉の決意が嬉しかった。その姉に敬意を表すためにも、その通りにしよう、そう頷く。

「では、いいわね。シャワーにかかっておいで。二人で最高の夜にしましょう」

21

部屋に入る時照明を落とした。茜のベッドに横たわる翔太を見て、涙が出そうになる。今日、ようやく翔太と一つになれるわけで、そのことを考えるともう蜜液が溢れそうになる。

そんな姉を見て、翔太も自分のものがこれまで経験したことのないほど大きく怒張しているのを感じた。バスタオルを巻き、普段より濃いめの化粧をしているのを茜を見て、心から美しいと思った。

茜は、横たわる翔太の傍に腰を落としながら、はらりとタオルをとった。こぼれ出た大きな胸やくびれた腰回り、そして秘めやかな柔らかそうな繊毛、張り切って女盛りの色香をムンムンと放っている太腿、特に雪白のなめらかな肌に淡く浮かび上がる、美しくも隠微さ満点の、いつもは薄物で覆われている姉のその部分を目にした翔太は、自分のものが取れてしまうのではないかというほど激しい興奮を感じ、横になった姉にむしゃぶりつくのだった。

左乳首を口に含まれ、興奮を打ち付けるように荒々しく掴まれたもう一方の豊乳を揉み上げられた茜は、その拙い愛撫にも全身を貫く愉悦を早くも感じ始めていた。毎夜抱き合っていた時は制限のある愛し合い方と心のどかに思っていたからだろう、お互いの愛を激しく確認するといったセックス本来の意味は希薄だったが、今夜は違う。しかも、この狂おしい逢瀬は、今夜を含めて2晩しかないのだ。簡単に終わってなるものか、ねっとり心ゆくまで翔太と楽しもう、そんな大胆な激しい気持ちも胸に湧き上がってくる。 大柄な翔太が背を丸めて、茜の体のあちこちに激しくキスの雨を降らすのをしばらくそのままにしていたが、茜も掌で包むように珍宝を掴む。翔太は小さな呻き声を上げ、遮二無二自分の唇を茜に押し付けてきた。

茜は翔太の舌に自分のものを絡め、唾液をズウッと吸い、そして自分の唾液も翔太に吸わせた。

翔太は、唇を離すと、もう一度姉の胸を揉み上げたが、その刺激に思わずのけぞった茜の喉元に熱い、口吻を注ぐ。思わず呻き声を上げた茜は、ビクビクと動く翔太のモノをもう一度感じ、身を捩ってそれを目にした後、半身を起こして姿勢を入れ替え、今まで見たことのないほど大きく張り切った翔太を熱く口に含んだ。カリ首や肉茎、そして玉袋まで、これまで以上に執拗に、ねっとりと愛撫を続ける。

そして血管が浮き上がり、ビクビクと一個の生物のように怒張している肉茎を喉奥まで咥え込むと、ゆっくりとしゃぶり始めた。

「ああ、お姉ちゃま、いいよ、」

自分の舌技で感に耐えたような声を出す翔太のその声を聞くと、茜は自分の下半身を翔太の顔にかぶせた。翔太は初めてまじかに見る女陰を夢中で舐め上げる。そのやり方はとも稚拙で、ただ大陰唇をペロペロと舐めたり、脂の乗り切ったら真っ白の太腿に強くキスをしたりと、欲望の赴くままの行為だった。しかし、時折放出される蜜液をズウッと啜られると、茜の体はビクンと反応するのだった。

そのうち、いつもよりねっとりとしゃぶり抜かれた翔太が限界を迎えそうになり、「アツアッアッ、お姉ちゃま、お、俺もう」

と情けない声を出すと、さらにチュパチュパと頭を振って責めるのだった。

同時に翔太の舌も茜の陰核を探り当て、意識的ではなかったが、そこを舐め上げられ、カミナリに打たれ全身に電気が走ったような強い快感を感じた茜は、ギュウと太腿を締め上げ、翔太の頭をしっかりと挟むのだった。

そして、ああ、お姉ちゃま! そんな声をあげながら、ガクガクと下半身を揺らした翔太は、ドバッと茜の口腔に放出する。放出した後も茜はしゃぶるのをやめず、最後の一滴まで絞り尽くすように、舌を使った。そしてようやく口を離すと、翔太を優しく眺め、翔太もそんな茜を抱きしめ、また唇を押し付けてくるのだった。

その唇を優しく受け止め、また翔太のモノを握ろうとしたが、小さな声を出す。たった今徹底的に搾り出したのに、またすぐに大きく怒張している。茜自身、すでに十分に潤んでいて、そのまま仰向けになった。そのことが何を意味しているのかわかったのだろう、少しばかり顔を歪め息が荒くなった翔太は、茜に向かい合うように体をかぶせてきた。茜は翔太の大きく張り切った肉茎に指を添え、美壺まで導く。

「そのまま来るのよ。大丈夫、いいわ、その角度で、」

かすれた茜の声に何度も頷きながら、腰を激しく動かす翔太に合わせるように、茜も腰を動かしたが、「ああ、お姉ちゃま、熱い、熱いよ!」

まるで赤ん坊のように顔をゆがめ茜を、抱きしめながら、ぐうと腰を振った。そして翔太をすべて迎え入れた茜は全身を覆う凄まじい快感を感じた。特に技巧を凝らしたわけではない、手練手管を使われたわけでもない。しかし、翔太のものが入ってきた時、爆発的な快美を感じ、思わず腰を揺らしたのだった。その茜に翔太はただ猛然と、激しく腰を打ち付ける。

「ああ、翔太君、翔太! そうよ、そのまま!」

思わず絹を切り裂くような大声を張り上げた茜は、動きを早め、前後左右に腰を揺らした。これまでの男性に比べ、翔太の男根はとても大きい。ただ激しく動くだけだが、男女の愛情、肉親の愛情、そしてやってはいけない事をやっているという背徳の美、そんなものがない交ぜになり、茜は自分が蜜液を夥しく放出し始めているのを感じた。

「お姉ちゃま、姉ちゃん!」

「ああ、翔太、翔太! いいのよ、いいのよ、好きなように! 思うように! あなたの好きなように! 我慢してはダメ。ああ、いいわ!」

そう呼応した茜は、一度足を大きく開きさらに奥深く翔太を迎え入れた後、その足を翔太に絡ませる。

「ああ、お姉ちゃま!」

さらに激しく動く茜の動きについに限界を迎えた翔太は、2「うう、いつまでも一緒だ! 好きだ! ああ、お姉ちゃま! お姉ちゃま!」

それからまた狂おしいほど茜の唇をむさぼって、ついに全てを茜に放出したのだった。

茜の体の上で、ぐったりとなり、それでも、激しい息づかいで茜を抱きしめる翔太は、「ありがとう、お姉ちゃま、ありがとう」

と嗚咽を漏らす。

感極まって自分に抱きつく翔太を見て甘酸っぱい思いが胸を突いた。そして、更に驚いたことに、また怒張しはじめた翔太のモノを握りしめ、「さ、もう一度、一緒になろうね」

そう優しく翔太を迎えるのだった。

その晩、二人は数え切れないほど結合し、数え切れないほど絶頂を迎えた。あと一度しかこんな素晴らしいことを体験できない。今晩が終わり、京都の一夜が、迎えてしまえば、普通の姉弟に戻らなければいけない。そんな思いが二人の肉欲を倍加させたのは間違いなく、繋がった下半身を離すのが惜しいように、狂ったように熱い結合を続ける二人だった。

22

栗原弁護士は長身痩躯の、確か今年40代前半を迎えた思われる物静かな紳士だった。両親の痛ましい事故の直後、当時在籍していた学園の宗岡という恩師から紹介された時と今の印象、それはまったく変わらない。いくぶん鬢に白いものが混じった気がするが、何か運動をやっているのか俊敏そうな印象も若い時と変わらない。

「翔太君、頑張りましたね」

と笑みを浮かべ

「合格したら何かと物入りだ。宗岡と話し合って、長期の信託にしていました。君は忘れているだろうけど、ほらここに承認のサインがある。それが満期になったというわけで、今日はその手続きです」

そう言って示された書類には8桁の数字が並んでおり、学園時代の恩師共々この物静かな弁護士に心から感謝したい気持ちだった。

「あなたの口座に振り込みますのでね、後ほど事務員に銀行と口座番号を教えてください」

何から何まで本当に、というと、いやあ、あなた方のお金なんでね、それを管理しておいただけですから、とにこやかに笑う。

ええっと、何かもう一つお話があるとか?

「宗岡といろいろ相談したのですよ。お父様が亡くなる直前、駆けつけた宗岡に頼まれたそうです。その言づけを、と思いましてね。翔太君がとりあえず大学に合格してから、が良かろうとこちらで判断させていただいたわけでね」

亡き父の言付け?

「ええ、お父様は、あなた方の人としての尊厳の問題も考えられてね、伝えていたほうがよい、と考えられたようですね」

尊厳? いったいどういうことで?

「驚かないでください。戸籍上、翔太君はあなたの弟さんとなっていますがね、実は血の繋がりはないのです」

「血の繋がりはない?」

その場にへたり込みたいほど、驚いたが、「翔太君は孤児でしてね。お父様とお母様は身寄りのない子供たちのために、熱心にボランティアをなさっていた。その縁で、彼の、……」

23

翔太は待ち合わせの東京駅のその場所に所在無げに立っていた。これから二人は京都に向かうため、そこで待ち合わせをしたのだった。茜を見つけると、わずかに手を挙げ笑みを浮かべた。

いろいろ、法的手続きも必要だろう。世間の風当たりのこともあって、簡単には行かないかもしれない。宗岡先生や、栗原弁護士、そして何より麻衣に相談する、ということも必要になるだろう。でも、きっと、きっとね、道はあるはずだ。

無邪気に微笑む翔太の姿を見て涙が止まらなくなった茜は、そんなことを思いながら、走り寄って行ったのだった。

了

姉の唇 淫らな美尻 二人だけの狂乱の夜 第2部 (2/2)
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