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凌辱三姉妹 · 第一章 菜津子 恥辱と肉惑 ~ 第九章 芙由子 裏門の鋭痛

凌辱三姉妹 第一章 菜津子 恥辱と肉惑 ~ 第九章 芙由子 裏門の鋭痛 (1/5)
次の話

プロローグ

第一章 菜津子 恥辱と肉惑

第二章 菜津子 屈辱と興奮

第三章 菜津子 羞辱と悦虐

第四章 章子 無残な侵入

第五章 章子 非情な強姦

第六章 章子 淫靡な結合

第七章 芙由子 陰阜の秘密

第八章 芙由子 自慰の魔力

第九章 芙由子 裏門の鋭痛

エピローグ

プロローグ

「いいかね、おれたちの目的はひとつなんだ。それ以上のことは絶対に望むんじゃない。目的を遂げたら、女との関係をうまく持続させるんだ。どんな手段を講じてもかまわんが、警察沙汰になるようなことだけは避けろ。そうさせないようにするのが腕の見せどころだ。おれたち三人が目的を達したら、あとはスポンサーにすべてを委ねる」

「竹田さん……」

二十代の前半と思われる一番若い神谷が、先ほどからしゃべっていた四十前後の上品な顔立ちの男の言葉を遮った。

「なんだ?」

「おれたちの仕事はそこで終わりってことですか」

「おそらくな」

「わりのいい仕事だな」

「そういうことだ。とりあえずスポンサーから、仕事のとっかかり料として五十万円が出ている」

「一人につきですね?」

それまで無言だった三十代の男が口を開いた。暗い陰気な表情をしているが、顔立ちは悪くない。そういえば三人とも美男子である。

「そう、一人につき五十万。仕事が万事うまくいけば、残りの百万もすぐに出すそうだ。米倉君、ほかに質問は?」

「いや、別に……」

三人は竹田が銀行の袋から取りだした百五十万円の金を三等分した。

「竹田さん。スポンサーというのは、いったい誰なんです?」

「それは知らないほうがいい。ちょっと怖い存在だからな」

「そうだよ。おれたちは何も知らないほうがいいんだ。こういうことは、知るとろくなことがない」

「米倉君の言うとおりだ。それでは念のため、仕事の分担の再確認をする。まずおれが長女を狙う。初めだけ、ちょっと神谷君に協力してもらう。米倉君は次女、竹田君は三女。年齢順というわけだ。それじゃ成功を祈る」

こうして三人は別れた。六月のむしむしする湿気の多い夜だった。

第一章 菜津子 恥辱と肉惑

それまで紳士的だった男が、ホテルの部屋に入ると、突然豹変した。ラブホテルではない。副都心にある超一流ホテルである。

「いや! 竹田さん、あなたってそんな人だったの!?

」

菜津子は、ほんの一時間ほど前に教えてもらった男の名を叫んで逃げまわった。

控えの間がついた大きな部屋であるが、逃げこんだ場所が悪い。そこには、二つのセミダブルのベッドが並んでいた。

もう逃げ場はない。通りに面した窓は全面がガラス張りで、遠く池袋の高層ビルの明かりが見える。見おろせば、まるで箱庭のように街がひろがり、行き交う車のライトが、光の砂をバラまいたように美しい。

だが外の風景に較べて、部屋のなかでは、殺気だった空気が充満していた。

竹田は端正な表情をひとつも変えずに、菜津子に歩み寄った。

「騒ぐわよ。大声を出すわ」

「どうぞ、ここは最上階で、しかも廊下の突き当たりのスペシャルルーム。少しくらい大声を出したって、他の部屋に聞こえやしない」

「だましたのね」

「だまされるあんたが悪い。諦めるんだね」

「いやっ、絶対にいや!」

菜津子はベッドの上の枕を手にすると、迫ってくる竹田に投げつけた。

しかし、羽毛枕は相手になんの打撃も与えない。竹田が薄く笑って、菜津子の腕をつかんだ。

「ああっ……」

思わぬ痛さに菜津子は表情を歪める。痛みで腕から力が抜けた隙にすかさずかかえこみ、竹田は唇を押しつけた。菜津子は夢中で顔をそむけた。

「舌を噛もうなんて気を起こさないで欲しいな。その前に、あんたの首の骨が折れることになる。できるなら穏やかに相互理解を深めたいね」

言いつつ、竹田は首根っ子をつかむようにして菜津子の顔を引き寄せた。いつでも首の骨を折る構えである。

葉巻の匂いがする唇を押しつけられると、菜津子の抵抗はいっそう激しいものになった。しかし、それもほんの初めのうちだけである。執拗に竹田は唇をこじ開けようとし、とうとう目的を達してしまった。

噛んだら承知しないぞ……。そんな意志がこめられているように、菜津子の首の後ろにかかっている手に力がこめられる。菜津子は耐えた。

粘着力のある舌の動きは、冷静そのものだった。歯茎の後ろをゆっくりと舐めあげる。右から左、左から右へと何度も往復する。それもチロチロと掃くように舐めるものだから、しだいに菜津子は舌が与える刺激を意識するようになった。

いけない、感じちゃいけない……。

そう思いながら、菜津子は男の目的に同化していたのだ。もちろん当の本人は、そんなことに気づいていない。

だが、竹田はしっかり事態を掌握していた。菜津子はすでに身体全体の力を抜いてしまっている。それに、ぴったりと押しつけた胸の動悸が急激に速くなっている。竹田はそっと唾液を送りこんだ。

ゴクリと喉が鳴って、菜津子は相手の唾液を呑みこんだ。息が詰まりそうになっていたので、自然と呑みこんでしまったのだが、次々と唾液が送りこまれると、菜津子は拒むように舌を突きだした。すかさず竹田の舌が絡む。しばらくの間、舌と舌がせめぎ合ったが、やがて菜津子の舌は翻弄されたように、男の舌のなすがままになってしまった。

長い時間、二人は立ったまま抱き合っていた。菜津子は、かつてこれほど鮮烈なキスの洗礼を受けたことがなかった。キスの味がこれほど甘美なものとは知らなかった。それだけに菜津子は狼狽した。

どこかで何かが、期待するようにコソリと蠢いた。それでも菜津子は、まだ完全に理性を失っていなかった。だから、あわてて男の身体を押し戻そうともがいた。だが、かえって前よりも強い力で、がっちりと抱きすくめられてしまった。

そのとき、男が突きあげるような腰の動かし方をした。ゴツゴツと硬いものが、菜津子の下腹部のヴィーナスの丘を直撃した。

あっ、アレだわ……。

菜津子の脳裏を、勃起した男の肉茎がよぎった。恋人だった男と別れて一年以上がすぎていた。財産目当ての男だったが、セックスのテクニックは抜群だった。

奈津子は一時、男とのセックスに溺れた。だが、相手の真の目的に気づき、菜津子を含めた三人姉妹に残された十数億の遺産と私立S学院のために、男と手を切った。

それからというもの、菜津子はその男によってすっかり馴らされてしまった性に対する飢えを、孤独な指との戯れでまぎらわすしかなかった。けれども、一度セックスの味を知った二十五歳の肉体は、自慰などで満足できるはずがなかった。

世間からは才媛とか才女とか言われている菜津子だったが、ときには秘かに電動バイブレーターを使うこともあった。しかし、それも本物の存在感にはおよばない。早く結婚して、いつでも好きなときに男の硬くて長大なもので貫かれたい……と思っていた。

だから、下腹部に押しつけられた勃起を意識した途端、子宮が切なく疼いた。それだけではない。奥から熱い秘液がトロリと溶けて流れだし、粘膜をじっとりと濡らした。

ああっ、いけない……。

菜津子は太腿をきつくよじり合わせた。だが、そうすればするほど、重なり合った肉襞を押し分けるようにして、粘っこい液体が滲みでてくる。自分でも知らないうちに、いやらしく腰を振ってしまっていた。

腰を振るたびに、ゴツゴツした感触が下腹部に当たる。肉塊の存在感がいっそうはっきりした。

「欲しいの?」

まったく不意に、竹田が優しい声を耳もとで囁いた。

ハッと現実に引き戻された菜津子は、本能的に竹田の身体を突き離したが、足もとがふらついて、ベッタリとベッドの端に腰かけてしまった。

ちょうど目の高さに男の腰がある。ズボンの前が異様に膨張している。竹田がチャックに手をかけて、ゆっくりと引きおろした。

男がこれからしようとする行為を拒否するように、菜津子は頭を振った。映画のスローモーションを見るように緩慢な動作だった。だが、視線は男の手の動きから離れようとしない。

ああ、どうしよう……。

視線をはずさなくてはいけないと思うのだが、まるで金縛りにあったように身体が凝固してしまっている。

竹田は、わざといやらしい手つきで性器を握ると、ズボンの奥から解放した。赤黒く染まった雁首が、温泉玉子のようにツヤツヤと輝き、大小さまざまな血管を浮きあがらせた幹がドクドクと脈打って、菜津子を睨みつけていた。

「ああ……」

思わず口をついて出た溜息が、菜津子のやるせない身体の疼きを表わしていた。

竹田が一歩近づいた。

菜津子ははっきりと見た。先端の鈴口から美しい朝露のように透明な雫が宿っている。それがスーッと糸を引いてフロアに落ちた。

「いや……いや……来ないで……」

かすれた声を出して右手で払った。剛棒がピシッと音をたてて何度か振動した。露が左右に散った。

菜津子はめまいを起こしそうになった。手の先に当たったものは、確かな手応えとなって菜津子の感情を揺さぶり、肉体を疼かせた。

「欲しいんだね」

違う……違うわ……。

そう言ったつもりだったが、口だけがパクパクと動いたにすぎない。

竹田の表情には初めの頃の厳しさは消え、穏やかで自信に満ちていた。

菜津子は必死で立ちあがった。だが足もとが覚束ない。駆けだそうとしたものの、膝から力が抜けて、崩れるようにフロアに座りこんでしまった。それでも、そのまま犬が這うように逃げだした。

すぐに男が駆け寄った。いきなり、パッとスカートをめくりあげた。シルクのパンティが鮮やかな光沢を放った。

「いやッ!」

竹田の手が、剥きだしになったヒップの狭間を下着越しに、下から上へと撫であげた。

「いや--ッ

!!

」

菜津子は必死に叫んで、目の前のベッドにすがりついた。

「こんなに濡れてるよ」

男のぬるついた手が顔の前に突きだされた。

菜津子は惨めな敗北感を味わいながら、ベッドに這いあがった。

「パンティまですっかり濡らしてるなんて……あんたはオツユの多い女なんだ」

揶揄するような男の声に、菜津子は耳を塞ぎたい思いだった。それでいて、もっとひどいことを言って……という声がどこかでする。

「感じてるんだろう。恥ずかしがることはないさ」

竹田は、チャックの間から飛びだしている太い肉棒をブルン、ブルンとわざとらしく揺らしながら、菜津子をあお向けにすると、ツーピースの上衣のボタンに手をかけた。

「いや……許して……いやなの!」

「口だけじゃないか。本当はしたくてたまらないくせに」

「ひどい男」

胸もとがひろげられると、レース地の白いブラジャーが露出した。乳暈の一部が透けて見える。

「見事なおっぱいだ」

それまでのふざけた軽い調子ではなく、竹田の声には真実の響きがこめられていた。

竹田は上半身を柔道の押さえこみのような形で女体に預け、菜津子の自由をある程度封じてから、おもむろにブラジャーをはずした。

大きくも小さくもない円錐形の美しい乳房が、ブルンッと飛びだした。

乳首は、子供を産んだ経験がないので、小さくひっそりと乳暈に埋もれている。色は桜の花びらのように淡いピンクに染めあげられ、なだらかな乳房の稜線にはほのかに青紫の血管が浮きでている。

竹田は唸った。十七、二十一歳から五十歳近い女とまで枕をともにしてきたが、かつてこんなに綺麗な乳房の女に出会ったことがない。

菜津子は大きく喘いだ。初めて出会った男の熱い視線に胸をさらされているかと思うと、いいようもなく恥ずかしかった。だが、男の驚嘆の声と灼けつくような目の色を見ると、もっともっと見せつけたい誘惑にも駆られた。

「よして……ひどいわ」

口ではそう言っていたが、身体は奇妙な興奮にくるまれてわななき、肉片が恥ずかしいまでに歓びと刺激で小刻みに震えた。

竹田は、しばらくの間、ただ見つめているだけであった。いつでも自由にできるという自信がそうさせたのである。それに、菜津子はすでに感じている。濡れそぼったパンティストッキングとパンティが、それを如実に証明している。均整のとれた二十五歳の女体は、ここまで感じてしまえば、よほどのことがない限り後退することはない。上気した顔も、ピンク色に染まった上半身や荒い息づかいも、何もかもが、女の欲望の深さを露骨に表わしている。

竹田は唇を乳首に近づけた。そして、熱い息をそっと吹きかけた。

桜色の乳首がこころもち色濃くなり、ピリリッと痙攣し、乳房が大きく波打つ。唇も目も半ば開いている。とっくに潤んでいる瞳には、何も映っていないのではないか。口からは、性臭に似た生臭い女の匂いがした。

竹田は唇で乳首の敏感な表面をソフトに擦った。

「うっ、うーん……ふう……」

菜津子は大きく吐息をもらし、苦しげに細い顎を突きだす。

竹田は指の先を使って、もう一方の乳房の上を、文字を書くようにくすぐった。

乳首が、土を押しのける土筆のようにニューッと盛りあがる。わずかな変化であるが、竹田は見逃さなかった。

顔が頼りなさそうに左右に揺れる。よほど切ないとみえ、口がパクパクしている。

竹田は下の口のことを想像して思わずニヤニヤした。股間の割れ目も切なさにパクパクしているような気がしたのである。

竹田は長い時間、同じ愛撫を繰りかえした。もはや菜津子には、反撃したり抵抗したりする意志はないようであった。いや、たとえあったとしても、身体のほうが言うことをきかなくなっていた。初めのうちこそ菜津子は、時折り襲ってくる大小さまざまな快感をなんとか抑制しようとつとめたが、とめどなく秘液が流れだすのを意識すると、とことん快楽の世界に浸りたい気持ちになっていた。ただ、思いがけないときに頭をもたげる理性が、かろうじて菜津子を踏みとどまらせていた。

男の指も舌も、まるで遠慮でもしているかのようにあやふやである。

もっと……もっと強くして……。

心のどこかで、男をけしかける淫らな声がした。

けれども、自分は犯されているんだ、という被害者意識もある。菜津子はそれを利用し、正当化しようとした。

もう駄目。しょせんは女なんだわ。生命を落とすくらいなら、男に身体を与えたって仕方がないんだ。誰だって、こんな立場に追いこまれれば、私と同じ考えになるに決まっている……。

菜津子は男の次なる仕掛けを待った。

しかし、竹田はいっこうに煮えきらない。ただ両方の乳房を軽く撫でたり、チロチロと舐めているだけだ。菜津子のほうがすっかり焦れてしまった。苛々がつのると、その分だけ多量の愛液が溢れだし、まるで小水でももらしたように股間の粘膜を濡らした。

亀裂が痒くてならない。ムズムズを鎮めるために、自分でバリバリと掻いてしまいたい。独りで慰めるときのように、心ゆくまで指で触りたかった。

けれども相手がいる。恋人や夫婦ならいろいろと好きな要求もできるが、なにしろ相手は自分を犯そうとしている男だ。

ああ、焦れったい

!!

……

菜津子は我れ知らず呻き声をあげながら、身悶えするように腰を揺さぶった。

「したいようだな。そろそろハメてやろうか」

ハメるだなんて、はしたない言葉……。

そう思ったが、身体がガクガクと震えていた。頭のなかは、勃起した肉棒がザクロのように熟れた淫裂をグサッと突き破る光景で満ちていた。

ああ、欲しい……。

菜津子は痛切に思った。それを見越したかのように、男が乳房を口いっぱいに頬張り、乳首に歯をたてた。その途端、瞼の裏で火花がはじけ、手足の爪の先まで電流にも似た衝撃が走った。

子宮がさがっちゃう……。

菜津子は真実そう思った。股間はすでに蕩けそうになっていた。

竹田は、ためらいつつも悶える菜津子の表情をこまめに観察しながら、右手をスーッと下着の上にのばした。ふっくらした陰阜が、パンティストッキングとパンティの二枚の薄い布地を通して、生温かく伝わってくる。恥毛の上辺はシャリシャリしているが、中指を股ぐりにのばすと、そのあたり一帯はしっとりと湿っている。さらにパンティのもっとも巾の狭いクロッチ部分はもうベトベトで、まるでふのりを塗りたくったようになっている。

竹田は中指の腹で、窪んだ溝をスーッと撫でた。

「ヒィーッ……」

獲れたばかりの魚のように、菜津子の全身がひくつく。一瞬のうちに竹田の指は、すっかり尖ってしまった肉芽の上をとらえていた。

可憐なクリトリスは、薄い布地越しにもはっきりとその存在を誇示し、擦られ、いじられる歓びに震えていた。

竹田が掃くように指を動かすたびに、菜津子はヒクッヒクッと、しゃくりあげるような声を出して身を揉んだ。かなり敏感な体質のようである。それに多汁でもあった。

竹田は女の性感帯の一部を絶えず刺激しながら、巧みに菜津子の着衣を取り払ってしまった。残るのはパンティストッキングとパンティだけである。ぐっしょり濡れた中心に、恥毛がうっすらと浮きでている。

淫らで刺激的な光景に目を細めながら、素早く竹田も裸になった。

菜津子は性的な愉悦に浸っているので、裸の竹田に気づかない。いや、たとえ気づいたとしても、なす術もなかったに違いない。むしろ、竹田の下半身にそびえ立つ大きな勃起を目の当たりにした瞬間、金縛りにあったように身動きひとつできなくなったかもしれない。開いたズボンのチャックから飛びでていた幹は、すべてが露出していたわけではない。それでも菜津子の目には、とびきり長大に映ったのである。すべてが露わになった今、二十数センチはあろうかと思われる肉茎は、鈴口から男のエッセンスを滴らせながら、おさまる場所を求めていなないていた。

竹田はパンティストッキングに手をかける前に、少し開き加減の両方の太腿を、くすぐるように爪の先で撫でまわした。時折りわざと、もっとも付け根に近い柔らかい太腿のあたりをサーッと撫でる。そして、菜津子がもっと肝心な部分を触ってもらいたくて腰を浮かせると、さりげなく後退させてしまう。

すでに内腿の一部もぬるついた秘液で光っていた。

竹田はパンティストッキングだけを脱がせた。菜津子が協力するようにヒップをあげると、パンティストッキングはクルクルと丸まって脚から抜けていった。

すでに紐状に細くよじれたパンティは、ぷっくり膨らんだ淫裂にしっかり食いこんで、秘唇を左右に分けてしまっている。脇からはみでた恥毛がなんとも猥褻で、竹田はしばらくうっとりと、その部分と菜津子の欲情にふくらんだセクシーな表情を見較べた。

さすがにびっしょりに濡れてしまったパンティを見られるのが恥ずかしいのか、菜津子がしきりに両手で隠そうとする。二度ばかり払いのけたが、また同じことを繰りかえす。三度目のとき、竹田は菜津子の手の上に自分の手を重ねて押さえつけた。

菜津子の手の動きに、とまどいが感じられた。竹田は押さえつけた菜津子の手を、ゆるゆると動かした。男の手が重ね合わさっていなかったなら、まるで菜津子が陰阜を手のひらで押さえながら、独りで孤独な作業にふけっているかのように見える。実際のところ、竹田の意図はそこにあったのだ。

菜津子は男の動きに手を委ねた。男が秘唇をいじらせているのであって、自分の意志で触っているのではないという思いがある。そのうちに、すごくいい気持ちになってきた。それまで、いやというほど竹田によって性感を高められていたから、もう頂点はすぐそこまできていた。

いけない。みっともないわ……。

そうは思っても、竹田の手にがっしりと押さえつけられている。

ああ、イキそう!……

そう思ったとき、スーッと男の手が離れた。しかし、達しかけているのを中断できなかった。心のどこかで自分を制止する声がしたが、指が、手が、言うことをきかない。おまけに「もっとやるんだ!」という竹田の声が聞こえた。だから、そのまま続行した。

全身が軋み、硬直した瞬間、愛液がピューッと噴きだした。さすがに「イク」という言葉は呑みこんだが、全身がガクガクと震えた。とてもいい感じだったものの、ひどく恥ずかしかった。

「すごいね。セクシーだったよ」

竹田のうわずった声を聞くと、ちょっぴり恥ずかしさが薄れた。

その直後に、いきなりパンティが両脚から引き抜かれた。菜津子は両脚をねじるように合わせたが、あまりの素早さと力強さの前にはひとたまりもなかった。完全に素っ裸に剥かれたと思った途端、窮屈になった秘唇の奥から、しぼるように秘液が湧出した。

竹田ははっきりと女の匂いを嗅いだ。甘酸っぱい濃厚な蜜が、菜津子の股間を満たしている予感があった。

「あんたのおま×こが見たいな。いや、見せてもらうよ」

その声は、菜津子に戦慄ともいえるショックを与えた。菜津子のように上品に育てられた女が、口にしたり耳にする言葉ではない。それが、まったくなんの前触れもなく耳に飛びこんできたのだ。

「いやッ!」

菜津子はわけもなく悲鳴をあげた。下半身を見られる恥辱に叫んだのではない。竹田の放った女性器を表わす四文字にこだわったのだ。お嬢様育ちの菜津子にとっては、まさに青天の霹靂ともいえるひとことであった。それなのに、身も心も予期せぬ興奮の渦に翻弄された。下腹部の肉裂がキューッとすぼまったような気がした。

竹田の手が両方の内腿にかかり、無遠慮に左右に押し分けた。

「いや、いや……」

たてつづけに叫んだものの、もはや閉じる力がない。

「ほう、すごく濡れている」

竹田の感嘆の声に、菜津子は痺れた。

「水でもぶちまけたみたいだ」

言いながら、竹田の指先が粘膜の奥に溜まった淫水をすくい取る。

膣口深く指でさぐられると、知らずしらず腰をもぞもぞと動かしてしまう。この時点で菜津子は、自分が男に犯されているという事実を忘れてしまっていた。それだけ性欲が菜津子の身体を支配していたことになる。

竹田は、二十五歳の下半身をしみじみと眺めた。美しい性器である。処女のような色合いと形をしている。上品な育ち方をした女の下半身は、やはり見た目も上品だと思う。だが、溢れでる愛液の量は大変なもので、性器の上品さと、性に対する欲求の強さや性感は、まったく別物のようである。

竹田は菜津子の股間に這いつくばると、目の前にひろがる女の宇宙に頬擦りをした。淡い恥毛が鼻の穴をくすぐり、きつい女の匂いが鼻孔を満たした。竹田は剥きだしになったクリトリスを優しく擦りながら、秘口近くに重なり合った貝の触手のような粘膜をチロリと舐めた。

「わわわッ!」

菜津子が最初のひと舐めで激しく反応し、まるで貝が潮を噴くように愛液を飛ばした。

女の秘液がこんなにも勢いよく飛ぶのを、竹田は初めて経験した。溢れでた甘美な蜜を、喉を鳴らして呑みこんだ。パックリ開いた女陰に上下の唇を合わせ、わざとチュウチュウ音をたてると、菜津子は「ああっ、いやだ……こんなのいや」と言いつつ、さらに多量の汁を吐きだした。

菜津子はもう、とてもじっとしていられなかった。これまで付き合ってきた男たちはみんな、こんな状況になれば、もういても立ってもいられないといった様子で、すぐにのしかかってくるのが常であった。ところが、この竹田と名乗る男は、菜津子のほうが耐えきれなくなって苛々するまで、じっと辛抱強く待っている。いや、ただ待っているのではなく、菜津子に対して愛撫を絶やさないのだ。

菜津子の身体は、したくてたまらない状態に追いこまれていた。言葉でそれを言えない代わりに、身体のもっとも恥ずかしい個所が、具体的に現わしてしまっていた。初めにあった、濡れていて恥ずかしいという気持ちはとうに失せて、今では、逆に堂々と見せつけてやりたかった。そうすることで、菜津子自身もひどく高揚していくのがわかった。

割れ目が生きた貝のように小刻みにひくつく。竹田は舌を後退させた。

「いや……」

思わず呟いてから、菜津子はあわてて口をつぐんだ。偶然にもらした言葉は、舌が与えてくれた快楽が途中で断ちきられたことを拒む言葉だったのである。

竹田は両手を使い、粘膜の扉を左右に開いた。複雑に重なり合った肉襞が露の光沢で輝き、透き通った奥に尿道までが見える。そこから小水がほとばしるときのことを想像して、竹田は年甲斐もなく気持ちを昂らせた。

上品な女の一番汚い姿を見たかったが、それはかろうじて思いとどまった。相手が拒絶反応を起こし、せっかくの昂った気分を低下させる恐れがあると判断したからである。だから、そのぶん指先で女陰のあちこちをくすぐるようにいじりまわした。まるで少年のように、竹田の目は好奇心に満ちていた。

菜津子は、この優柔不断な攻撃に必死で耐えていた。

どうしたの? どうせならもっと強くして……。

そう思わないでいられない。靴の上から痒い皮膚を掻いているようなもどかしさがある。思いきってバリバリ掻いてスッキリしたい、血が滲むほど掻きたい……という気持ちがつのった。

「ああ、もうッ……」

菜津子は矢も楯もたまらなくなって、全身をくねらせ、腰を振りたてた。よじれた肉の亀裂から、絞りだされるように淫汁が噴きでる。気張っただけでイキそうになっていた。

「したいか? そんなにしたいか?」

竹田の声が、それまでの位置ではなく、真上から聞こえた。菜津子は目を開けた。霞んだ視界に男の中腰の姿が映った。

「これが欲しいんだろう」

ビール瓶ほどもある勃起が、竹田自身の手でゆっくりしごかれる。

「…………」

むくつけき剛毛の中心にそびえ立った肉茎は凶器のようにいかつく猛々しかったが、女を屈服させずにはおかない気迫にも満ちていた。

竹田は菜津子の片手を引っ張るようにして肉棒を握らせた。脈打つ確かな生命力を、菜津子は手のひらに感じた。

「しごいてくれよ」

そんなこと、できないわ……。

頭のなかではそう反発しているのに、手は幹の表皮を根元近くまで押しさげ、亀頭近くまで引きあげる動きを繰りかえしていた。

「その調子だ。うまいよ」

男の低い声を耳にすると、菜津子の手の動きに優しさが加わった。

竹田は上手に女の気を引いた。感に堪えないといった表情をしたかと思うと、さも心地よさそうにハアハアと荒い息を吐いたり、女のように身をくねらせたりする。

菜津子は、男に歓びを与えることにすっかり感動し、彼女自身も興奮した。脈動する肉塊に絡んだ白魚のような菜津子の手の動きはデリケートで、優雅でさえあった。

菜津子はひとつ目小僧のように穴のあいた勃起の先口から、美しい透明の露が、スーッと粘っこく滴り落ちるのを見た。

落ちた場所は菜津子の乳房の上である。もう一方の手で、菜津子は落ちた露を無意識のうちに乳房に塗りつけていた。男に穢されるという意識が性欲を増長させた。

精液にまみれたい!……

菜津子は心からそう思った。

「あううっ……出そうだよ」

竹田が呻いた。竹田は目を閉じ、歯をくいしばり、赤く火照った顔を上に向けている。手のひらに伝わる脈動は激しさを増し、前よりもさらに熱を帯びていた。

このまま出させてしまったら、犯されないですむ……。

そう思ったのは、ほんの一瞬だけだった。

一度で解放されるわけがないわ。どうせ犯されるに決まっている……。

男の良心にすがる気持ちが、諦めにも似た淫らがましい心に打ち負かされた。

「もういい。やめてくれ……出てしまうよ」

竹田がフーッと太い吐息をついて腰を引いた。熱い肉棒が手から離れた瞬間、菜津子は淋しさに襲われた。

「さあ、はめるよ」

竹田はわざと単刀直入な言い方をした。はめるという直截的な言葉の効果を、充分に計算していた。

そして、その効果は確かにあったのである。菜津子は、さっき聞かされた女性器を表わす四文字の俗称と同様に、はめるという言葉のかもしだす卑猥さにショックを受けた。しかし、決していやな気はしなかった。むしろその逆である。

菜津子は心のなかで、早くはめて……と呟き、ポーッと赤くなった。はめてもらい膣全体が激しく疼き、またしても多量の液体がほとばしるのを感じて、恥ずかしさで身をすくませた。

竹田が両足首を持ちあげた。菜津子の両脚が太腿の付け根から大きく八の字に割れた。

何もかも丸見えになる……。

羞恥がいっそう菜津子を淫蕩な女にした。

パックリ割れた肉の裂け目を彩るわずかな黒い茂みは言いようもなく淫らで、上気した美しい表情とは逆の下品な構図であった。竹田は肉棒に手を添えて、息づく女の秘唇にあてがった。

あっ、入ってくる……。

だが、菜津子の期待はあっさり裏切られた。雁首の先がゆるゆると花弁をなぞっただけだった。

ゾクゾクした。そのままズボッと押しこんでもらったらどんなにいいだろうと思った。

硬い肉棒の先端は、入ってきそうで、なかなか入ってこない。菜津子はやるせなく腰を振って、なんとか硬い一物を迎え入れようとした。

それでも竹田は菜津子の思いどおりに動いてくれない。いや、むしろ意地悪でもするかのように肉棒を遠去けてしまう。子宮が蠢き、膣全体が苛立たしげに震えた。

またも裂け目の柔らかい肉の縁が、コソコソと硬い先端で擦られる。

「ああ……」

我れ知らず、菜津子は切羽つまった声をあげていた。淫水がズズッと秘唇を押し開いて、外に向かって溢れるのがわかる。そのぬめりを亀頭に塗って、竹田は女の粘膜を擦りつづけた。

菜津子の太腿が緊張し、筋肉がプルプルと痙攣する。下腹の薄い脂肪もせわしなく波打った。

「ああっ、あなた」

菜津子が発した声は、まるで愛する男に呼びかけるような響きがあった。

竹田が少し前傾姿勢をとった。ズズッと、亀頭の一部が女体の裂け目に食いこんだ。本能的に菜津子が腰をブリッジ状に持ちあげた。だが、竹田はすぐに腰を引いてしまった。

「それ、いやッ!」

菜津子は叫んだ。ズブッと入れて欲しい

!!

……恥も外聞も、理性も道徳感も、何もかもが頭のなかから消えていた。あるのは、身体が求めてやまない性行為そのものであった。

竹田は的確に菜津子の心中を見抜いた。だからわざと、まったく唐突に肉棒を突き刺したのだ。スローモーション風に描写すれば、次のようになる。

まず、ゴルフボール大の雁首が、水を含んだスポンジのように柔軟になった陰唇を切り開いた。丸味を帯びた亀頭がスッポリおさまると、そのぶんだけ、秘肉の奥に溜まっていた淫汁がズズズーッと外に押しだされ、肉棒にたっぷり絡みつく。そして菜津子の肉襞がいっせいに侵入物に絡みつこうとする直前、それは再び逃げるように出ていったのだ。

菜津子の反応に気をよくした竹田は、もう一度さらに腰を繰りだした。女の粘膜が肉棒とともにホールに巻きこまれ、男の太い幹をチクリと刺した。ともに愛液にまみれているから、痛いというより快い。肉塊はまだまだ奥に進んだ。根元近くまで沈みきると、先端は子宮口を強い力で圧迫する。

「ああ、いいッ!」

それは本能が言わせた菜津子の真実の声だった。叫びながら菜津子は、もっと肉棒を深くとりこもうと腰を浮かせた。

しっかり咥えこんだ秘口が、男の剛毛でほどよくくすぐられる。竹田が腰を引くと、菜津子もまた引いた。今にも抜けでそうになる。すると、竹田がグイッと腰を突きだす。負けじと菜津子もヒップを持ちあげる。二度、三度……七度とつづけていくうちに、二人の呼吸がピッタリと合った。ボールをくるんだ皺々の袋が、二人が動くたびにアヌス近くの柔肉を叩く。

「ああ、きつい……」

菜津子は、太い肉棒で満たされた部分から湧きでる快感に酔った。興奮や快感が強まるにつれて、なかにおさまった肉棒がぐんぐん膨らんでくる。

相手もきっといいに違いない。そう確信しながら、菜津子はいやらしく、そしてリズミカルに腰を使った。絶頂はもう近かった。

大きな声をあげたいと思う。けれども耐えた。

竹田が唸りだした。

「出そうだ……」

説得力のある重い声は、菜津子を心の底から狂喜させた。犯されていることを忘れてセックスに没頭しようという気持ちが、ますます菜津子の感度を高めていく。

「あっ……いいっ! いいの!」

「おい、出ちまうよ。そんなに締めると」

「知らない。私、知らないわ」

「でも、締めてる……うッ……ううう、たまらん!」

竹田は半ば演技で声を出していたが、まんざらでもなかった。自分の声で菜津子がグングン上昇していくのが、とてもよくわかる。男として実にいい気分である。

「もう駄目……私……あああ……」

菜津子は完全に待ちきれなくなっていた。声に嘘はない。迫力がある。

「待て……おれも出る!」

「ああ、あなたっ

!!

」

猛烈な竹田の突きとグラインドがはじまった。菜津子の秘口からはグチャグチャ、ズボズボ……と聞くに耐えない音がたてつづけに発せられた。だが、今はそれさえも、二人にとってはまたとないBGMになっていた。

菜津子の目に白い部分が多くなった。反りかえった首が今にも折れそうだ。小鼻が開き、口がパクパク動いている。

「うーッ……うう--ッ!」

菜津子は獣のように唸った。

「おれ、出るッ……もう駄目だ。出すぞーッ

!!

」

竹田の太い腕が菜津子をかき抱いた。菜津子のしなやかな脚が竹田の腰に絡みついた。

「私も……私も……」

「出すぞ!」

「いくいくいくゥ--ッ

!!

」

ふたつの肉体が密着し、ひとつの肉の塊りとなった。

溜まりに溜まった熱い樹液が、狭い尿道から一気にほとばしった。それを菜津子の子宮がはっきりと感じとった。

頭のなかが真っ白になった瞬間、菜津子もまた、したたかに生温かい愛液を噴射した。暗い穴のなかで、男と女が吐きだした淫汁は撹拌され、ドロドロに溶け合った。

こうして、菜津子にようやく休息のときが訪れた。

凌辱三姉妹 第一章 菜津子 恥辱と肉惑 ~ 第九章 芙由子 裏門の鋭痛 (1/5)
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