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奴隷牧場 男根崇拝 · 第4部分

奴隷牧場 男根崇拝 第4部分 (4/8)
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その頃、瑠美子が既に仕込まれていたあらゆる性の技法を、梅田の指示で、純子が習うといったことも少なくなかった。もちろんその多彩な性技を駆使して、ふたりで同時に梅田に尽くしたことも二度や三度ではない。

「あそこに出して貰えないってことは、もうゆるゆるなのかしらね」

追い打ちをかけるように、佐和子が言う。

そうなのだろうか。たしか梅田は、瑠美子の性器を褒めちぎっていた筈だ。

自らもソープランドを幾つも経営しているし、本人も無類のソープ好きを自認している梅田の場合、サディストというよりは性豪とでもいうのか、セックス奉仕をさせることを何よりも好んだ。

女達に本格的なサディズムを発揮しているのは、むしろ妻の美絵の方かもしれない。

その梅田が純子と並べながらも、瑠美子の方を「具合がいい」と褒めていたのだから、女としての使い勝手は決して悪く無かった筈だ。

やがて純子が梅田に呼ばれる時に瑠美子が一緒ということが少なくなっていき、そして一年半前からは全くそれもなくなっていた。純子自身はこうして、週に一回から二回は梅田に呼び出され続けているにも関わらずだ。

久しぶりに会ってみたら、噂の通り若い組員たちの性欲処理に女の穴を全て提供するという、そういう立場に堕とされてしまっている。

この一年半、彼女が何処でどうしていたかもわからなかった。純子自身が新宿のホテルに居住の場所を定められ、東京に居る間はいわば軟禁状態にあるからでもある。

「でも随分自分からも積極的に舌使ったりしていたわね。ああは言ったけど、ザーメンだって、口からこぼしてたのはほんのちょっぴり。自分から積極的に飲んでるのよね」

後ろをついてくる佐和子が、梅田とどのような関係にあるのか純子は全くわからない。迎えの車に彼女が乗っていたことも、この家で彼女を見るのも初めてだった。ただ、様子からして佐和子がここを訪れるのが初めてではないことだけはわかった。

「お風呂だそうよ」

階段を昇りきったところで、佐和子が純子の腕を掴んで左側に身体を向けさせた。

階段を上がって、左側の奥にこの家自慢の巨大なバスルームがあるのだった。

ソープランド好きが興じた梅田組長は、私邸にもその設備を再現していた。いや再現などという以上のものを作っていた。

しかし、今日は呼び出しを受けた時には「着物で来るように」という指示だった。自分を呼んで「ソープごっこ」をさせる際には、これまで一度もなかったことだ。

脱衣スペースに入った途端に、中の嬌声が聞こえてきた。

葵依ちゃん…。

明日、女優デビューの記者会見をするという葵依がそこに居て、喘ぎ声をあげていても何ら不思議はない。

組など頼らずとも何とでもなりそうなのに、という純子の思いは、自分の置かれている立場からすれば、矛盾だらけのものであり、純子自身もそれはよくわかっていた。組をいや梅田組長を頼るということは、当然こういう結果をもたらすということであり、忸怩たる思いが純子の足を竦ませる。

「行くわよ」

歩きながらボタンを外していたのか、いつの間にか服を脱いでピンク色のスリップ一枚になっている佐和子が背中を押して、浴室への扉を開くよう命じてくる。もちろん純子は指示どおり、着物を着たままで、一度襟を両手で整えると、ノブに手をかけた。

最初に目に入ったのは、座った男の背中の見慣れた鮮やかな天女の刺青だった。

男の首に巻き付くようにかかる白い女の両手。

目線を上げていくと、目を閉じて快感に浸る女、兄龍平と親友瑠美子の娘、葵依が濡れた髪を振り乱して自らの腰の上下によって首を揺らしている。

広い広い浴室だ。

ふたりの背後には、一面のガラス越しに、ライティングで照らされたプールが見える。

梅田組長が座っているのは、俗にくぐり椅子と呼ばれるアクリル製の椅子で、案の定椅子の下にも、ひとり若い女が入っている。組長はこの椅子の上でセックスをしながら、椅子の中に潜り込んだ女に、尻や玉を舐めさせるプレイが殊の外お気に入りなのだ。

やわやわと葵依のひときわ大きな乳房を揉んでいる梅田の両手が、葵依の身体の上下動に合わせて動いてるのが、梅田の背中の天女の指先が描かれた肩越しに見える。

「なに、突っ立てるの、こっち来な」

組長が座っている洗い場の、向かって右側にダブルサイズのウォーターベッドがあり、その向こうに大人五人は楽に入れる浴槽がある。

その反対側の洗い場は広く、ソープランドのサービスに使うオレンジ色のマット三つ分のスペースを取ってある。手前と奥のマットは左奥の壁に立て掛けられており、真ん中のマットに女がうつ伏せに寝転んで、その女の背中の上で男の子が身体を密着させてマッサージのようなことをしていた。勃起している男根が、女の太腿の上で跳ねている。

純子に声をかけたのは、そのマットでサービスを受けている女、梅田の妻美絵だ。

「は、はい」

紫の地色の着物を着たままの純子は躊躇する。足袋も履いたままだ。

「ほら、行きなさい」

後ろの佐和子が背中を押す。

「もうもう、壊れる壊れちゃう、いいいっっイクぅ」

目を閉じてるとはいえ、自分のことに気がついていない筈はないと思うが、目の前で葵依がさらに高い声で嬌声をあげた。

梅田のものは、さほど大きいわけではないのだが、ゴツゴツといくつかの真珠が埋め込まれていて、それが女にとって慣らされると病み付きになるほどのたまらない刺激ではあるのだが、葵依は既にそんな状況に追い込まれているのだろうか。

そんなことはない筈だ。梅田の性格からして、梅田の奴隷でもある叔母の自分を呼ばずに葵依だけと性交を重ねているとは思えなかった。

いや、違う。

瑠美子が居るのだった。

瑠美子と葵依に尻を並べさせれば、立派な母娘相姦。いわゆる「親子丼」が出来るのだ。叔母の自分以上の相手であることに間違いない。

「ほら、叔母ちゃまの登場だよ」

組長夫人の声に、背中の男がこちらを見る。

葵依にもその弟のそらにも、会うのはいつぞやの組長邸の大広間で、ソープマットの上で公開セックスさせられて以来だった。

「おとうさん、葵依もうダメーっ」

葵依は梅田組組長をおとうさんと呼んでいるのか。

「あそこの淫乱娘、あんたの姪っ子な、明日デビューの記者会見させるから。今日はその前祝いで、家族に揃って貰ったってわけさ。まあ母親は今頃若い衆相手に愉しんでることと思うけど、あ、会ったのかい」

「は‥はい、玄関で…」

「ふーん。詰めてる若い衆五十人とちょいから、明日の朝までに百発抜かなけりゃあ、娘の明日のデビューは中止で、明日の今時分には母娘並んで若いもんのチンポしゃぶることになるよ、と脅してあるからね。まあこっちもそんなことしちゃあ大損だ。万一、そんなことになった時は、葵依の代わりにあんたが仲良しの瑠美子と並んでやんな」

「あ…明日は…」

関西で仕事だと言おうとも思うが、無駄なことだと口をつぐむ。

「まあ姪っ子もデビューだが、こっちのおちんぽの方も明日からその専属マネージャーだ。上司になる大先輩のマネージャーさんをお呼び立てしたのもその為。それから純子、あんたともまた是非やりたいんだってよ、このあんたにとっちゃかわいいかわいい甥っこの、ここだけは立派なチンポで」

美絵の上になって自分の身体を使ってローションマッサージをしている格好の、そらの動きが一瞬止まる。

「それもどうせやるなら、着物着た純子さんを四つん這いにして着物まくりあげて尻の穴の方にも突っ込んでみたいってさ。なのでご希望どおり、そこに手ついて尻見せてやんな」

今さらどんな要求をこの組長夫人にされたところで驚かぬし、一度は禁断の関係をこの甥とも持ってしまったのだから、言われたとおりにせねばならぬとは思う純子だったが、「で…でもこの着物、一番いい方のもので」

と、最後の抵抗を示す。

「あんた、歌手・川越純子で居てこその着物でしょう。そんな着物のひとつが惜しいなら、明日葵依のデビュー会見の横で引退会見やって、そんなおべべのいらない、うちの兵隊たち専用のオマンコ女になりな」

純子の一番痛いところをついてくる。

段取りが決まっているかのように、マネージャーの佐和子が純子の腕を掴み、マットと組長のくぐり椅子の間のスペースに引きずっていき、組長側に顔を向けて手を濡れた床につかせる。と同時に、着物の裾を絡げて膝を付かせ、文字通りの四つん這いにさせた。

甥にこちらを見る余裕があるのかどうかはわからないが、美絵とそらに尻を向けたことになる。

「よいしょ」

わざわざ佐和子がそんな声をかけて、純子の着物の裾を持ち、「なるべく濡らさないようにはしてあげるけどねー。クリーニング代がもったいないから」

と、言いつつ、捲り上げていく。

もちろん下着を履いていない純子は、着物と襦袢がめくれさえすれば、尻は剥き出しだ。

「そら君、叔母様のお尻の穴もやりたいの。ほら見て、この穴ね」

突き出した格好になって、ただでさえ丸見えの尻を、佐和子が後ろ向きにまたがって手で拡げて公開する。

こんな時に目を閉じたり何処も見ないなどという態度を取った場合の、美絵の仕置の厳しさは身に沁みているので、純子は目を開いて顔を上げる。

華奢な葵依の腰を手で上下に揺すり、強引に出し入れをさせている梅田組長とまず目が合い、そして組長の下のくぐり椅子の下に入っている女の子とも目が合った。

舌を組長の尻に伸ばしながらも、目だけは、湯気で少し曇った椅子の透明なアクリル越しに純子を見ていたのだ。

美樹ちゃん…。

声には出さなかったが、それは兄の子ではないと後にわかったものの、葵依とそらの母、親友の瑠美子が産んだ末娘の美樹だった。

こんな年端のいってない娘まで。

美樹はそらのふたつ下だからまだ二十一歳の筈だ。

葵依は細い足で踏ん張りながら、中腰で組長にまたがっていて、組長の男根に埋まった真珠が葵依の性器を抉り、露骨に出たり入ったりしていた。そのすぐ上で大きな乳房が撓んで揺れているのも目に入る。

「奴隷女が、もっとも目で追い続けなければならないのは、おちんぽ」という躾けが身体の芯に沁みついている自分が悲しい。何度も自分の中で爆ぜたことのあるそれが、今は明日芸能界デビューを飾るという美しく成長した姪を犯している。

「さあ、仰向けになりな」

四つん這いにされている純子の後方のマットで、今度はどうやら甥のそらがマットに寝かされるようだ。

自分の尻から視線が外れるのはありがたいが、かといって一度四つん這いにさせられたら、次の命令があるまで体勢を勝手に変えることは出来ない。

「チーフマネージャー」

肩書で呼ばれた佐和子が、跨っていた純子の腰から立ち上がり、純子にかかっていた体重が消えると、かわりにピンク色のスリップが目の前に舞い降りてきた。

佐和子も裸になったのだ。

「おやおや、手で拡げてなくてもちゃんとお尻の穴まで丸見えだねー、純子叔母様のあそこは」

佐和子が腰に乗っていたために、尻だけが必要以上に高く突き出され、より惨めな四つん這いになってしまっている純子を、組長夫人が揶揄する。

「葵依もよく見ておきな。四つん這いで女が穴を見せるっていうのは、お前の叔母様が今お手本見せているような恥ずかしい格好を言うんだよ」

「うっ…」

美絵が葵依にかけた言葉の最後の小さな呻き声と、そらの声が重なった。

こちらを見た姪と再び目が合う。

「うんうん、今日も父親譲りのいいおちんぽだねえ坊や。しっかり擦っておくれ。二十分持たずにイッたりしたら、あんたも明日からマネージャーじゃなく、その尻の穴に兵隊たちのチンポぶちこまれることになるよ」

美絵はそらの父親、いや純子の兄龍平とも性交をしたことがあるのだろうか。

その現場こそ見せられてはいないが、その可能性は充分すぎるほどにある。結局、川越家の家族全員が梅田組組長夫妻の性奴隷ということなのか。いずれにせよ、その兄も今は何処に居るのか行方知れずであった。

「明日からお世話になる大先輩にも、おまんこの穴の中、穴の奥のほうまで舌突っ込んで、感じていただくんだよ。しっかり満足させることが出来たら、待望の、そこで丸出しで入れて欲しそうにしてる、純子ちゃんの肛門やらせてやるからね」

美絵の荒い言葉が後ろから聞こえ、目の前では、「壊れるぅ、ダメェ。え、え、中は…中出しはダメぇ」

組長にまたがっている葵依の動きがのけぞって止まるが、それを許さじと太い腕で逃げられぬように腰を抱きかかえ、下から突き上げる組長の荒腰に、葵依の腿がピクンピクンと痙攣していた。Gカップの乳房がそこだけ別の生き物のように、ぶるんぶるんと大きく揺れていた。

「おおチーフマネージャー、いい身体してるじゃないの。どれ」

美絵の声がして、あん…という佐和子の艶めいた声が続く。

「美樹。組長逝ったんだったら、もうそこから這い出て、組長のチンポの後始末よ。葵依も純子叔母様におまんこの中掃除してもらいな」

指示を次々に飛ばして、仕切っているのは自らもそらの男根に跨り腰を振っている気配がする美絵だ。

「おお。あんたおまんこ舐めがよっぽど好きなんだねえ。いきなりチンポの勢いが増したじゃないの」

佐和子が、そらの口に跨ったのだろうか。

「純子さん、本当にごめんなさい」

ようやく葵依が組長の膝から降りて、純子の前にやってくる。先日も数年ぶりに目にしてびっくりしたのだが、母親譲りなのか本当に大きくて美しい乳をしている。瑠美子も学生の時には、既にかなり胸が大きかった。

それが自分と血の繋がった姪の性器であるということには、もうほとんど思考が回らない。

先日、一度既にそうしてしまったということもあって、目の前で腰を屈めてきた葵依の性器に、躊躇することなく口を寄せ、舌で逆流してくる中出しされたばかりの梅田組長の精液を舐めとっていった。

葵依の身体越しに、梅田の椅子の下に潜り込んでいた娘がようやく現れた。

「美樹。さっさと組長のチンポ綺麗にして、終わったらこっちにおいで。チーフマネージャーに紹介するから」

ぬちゃぬちゃパンパンと、ローションでぐちゃぐちゃになっている音と、美絵がそらのものに跨って腰を打ち付ける音。そして多分そらが佐和子の性器を舐めているのであろう濡れた音。

そしてそこに自分が葵依の穴の中にまで舌を入れて動かしている音が純子の耳の中で重なる。

佐和子の喘ぎ声がひときわ高くなった。

「はい」

返事をした美樹が組長の前で正座をして、フェラチオを始める。

小さな口に真珠入りの男根を目一杯頬張るのが、葵依の性器の後始末をしながらそちらを見た純子の目に入る。美樹もまた口に出し入れしながら何故か目だけはじっと純子のことを見つめ返してくる。

美樹の乳房はBカップかCカップくらいで、全体的にまだ体の線も固く幼さを残している。顔もあどけないだけに、余計真珠の入った梅田組長の男根が凶暴に見えた。それは射精した後もほとんどその力を失っていない。

「よしもういいぞ。向こうに行く前に、今日もパパにかわいい美樹の処女膜見せておくれ」

ようやく組長の梅田が口を開いた。

美樹は、立ち上がるとくるりと半回転して組長にその可愛いお尻を向けた。もう何回も同じことをさせられているのか、躊躇うこともなく脚を開いて前かがみになると腰を組長の顔の前に突き出して、股間に両手を持っていく。

そのポーズで自ら手で開いた性器内部を、処女膜を確認させている。

「よっしゃ」

梅田の声はいかにも満足気だ。

「あちらへ行っても…」

「よし。行ってあっちでも見てもらって来い」

ようやく美樹はその手を戻して、屈んだ上体を起こす。

小柄なことで余計幼く見える親友の末娘だった。

美樹は、純子の横を通っていき、視界から消えた。

「純子さん」

葵依が声をかけてきて、姪の性器が口から離れた。

組長の元に戻るつもりのようだ。

「おねーさまはじめまして。北条美樹、二十一歳、大学二年生です」

後ろから美樹の声が聞こえてきた。

「それだけ」

美絵が咎める。

「あ、はい。ええと、処女です」

「おまんこは、だろ」

「は、はい。おまんこは処女です」

「さっきのようにして、こちらのチーフマネージャー様にも証拠見せて差し上げな」

美樹がポーズを取る気配だけがする。純子はまたひとり取り残されていた。

「どう、処女膜わかる」

「え、うーーん。初めて見るので。それにしても綺麗ですね、十七の処女ってだけあって」

「ほら。今度は手を外側から回して、尻の穴も拡げて見てもらうんだよ」

「は、ハイっ」

「まあ何かの役にたつかなとも思ってね、前は処女のまま。口と肛門は一年も前からうちのにやられ放題ってわけさ」

そんな会話をしながらも美絵が腰を振る音は続いており、そらのくぐもった呻きも断続的に続いている。射精しないように耐えながら佐和子の性器を舐め続けているのだろう。

目の前では、葵依が梅田のようやく少し小さくなりかけたものを再び口に含んで奉仕を始めた。

「う。ぐっ」

再びそらの呻きが大きく聞こえてくる。

「こら。まだ十五分しか経ってないじゃないの。ほんとに尻に若いもんのチンポ突っ込まれたいのかいっ。このまま次は三十分擦るのよ」

そらが美絵の中で射精してしまったようだ。すかさず抜かずの二本目を宣告されている。

「私のお尻に顔塞がれて見えないとはいえねぇ、横で純子さんがお尻丸出しでプルプルさせている上に、隣で妹の処女膜検査なんて聞いちゃねぇ。興奮してイッちゃうのも無理ないわよねぇ」

と佐和子がそらを擁護している。

「おちんぽ、おちんぽおっきい、おちんぽいいっ」

そらに跨って騎乗位性交をしている佐和子の絶叫が響き渡る。

腰を激しく打ち付ける音に振り向いてそれを目にしてみたいという、倒錯した感情が純子を襲う。

そうじゃなければ耳を塞ぎたかった。

それくらい、初めて聞く佐和子の嬌声は激しくて、そして淫らだった。

これがすでに一時間近く続いているのだ。組長夫人に既に二回射精しているそらはタフだった。

「いっ、ま、またイキそう」

「俺も…出ます」

「ああーん、そら君のおちんぽ硬ーい。ますます大っきくなってくる、おちんぽいいーーおちんぽ好きぃ。逝く…。おまんこイッちゃう」

「うっ」

ようやくそらがこの日三回目の射精を佐和子の中にしたことを告げた断末魔の呻きは、同時に今日は自分にはそれが与えられないであろうという確信に変る。

なのに純子はホッとするよりも、切なさでいっぱいになってしまっている自分が一層惨めだった。

「なに、お尻もぞもぞしてるのこの女は、いやらしいわね」

そんな純子を見て、美絵がすかさずまた蔑みの言葉を投げてくる。

「おし、わしも逝くぞ」

今度は葵依のフェラチオ奉仕を長時間楽しんでいた梅田も、二度目の射精を告げる。

目の前で葵依がこれだけの長い時間、平然と口での男根奉仕を続けて、しっかりフィニッシュまで男を楽しませたのだ。その慣れた様子に、梅田組長夫妻にすっかり取り込まれてしまっている、姪たちがかわいそうと不憫に思った。

だが次の瞬間、実は一番かわいそうなのは、自分なのではないかという思いが過って愕然とする。

「葵依。自分で全部飲まないで、そこで惨めに四つん這いになってる演歌歌手にも、せめて少しだけでも分けてやりな」

この日、とうとう純子は最初に取らされたポーズのまま、大切な着物を着て帰ることが出来ないほどに濡らしてしまったという結果だけに終わった。

そらは連続で組長夫人の中で射精させられた後、なんと二十一歳の妹美樹の口で再度勃起させられて、それに跨って三度目の精液を絞ったのは一緒に来たマネージャーの佐和子であった。

そらの希望で呼んだと告げられたにも関わらず、一度もそらのものが純子に入れられることはやはりなかった。

葵依の口奉仕で二度目の射精を果たした組長のそばにも呼ばれることもなく、せめて先ほど美樹がしていたように、組長の椅子の下にくぐらせて頂いて、玉舐め尻舐めだけでも命じて欲しいと心の中で願ったが、それも叶わなかった。

美絵の命令で葵依が口で受け止めた精液を口移しで飲ませては貰えたが、それも今度はそのほとんどを葵依は既に飲んでしまっていて、僅かに口に残したものを舐めとってなんとか喉へと送っただけだ。

そして、その行為は純子の欲求不満をさらに高めただけであった。

「お尻、丸出しにしただけで終わって帰すのは流石に女として可哀想かいっ。じゃあ美樹、下行ってアレもらっといで。あと浣腸器借りてきて」

組長夫人が美樹に命じる。

自分から懇願の言葉を吐くことだけは、どうにかこうにか踏みとどまったが、それを美絵にあっさりと見透かされてしまったようだ。

「アレ」だけでわかるのか、素直に美樹が「はい」と返事をする。

「タ…タオル巻いて行ってもいいですか」

と、裸体を隠して行きたいという少女に鷹揚に「いいよ」という返事をした美絵だったが、しばらくして戻って来た美樹は結局は丸裸で戻ってきた。

「遅かったわね。で、わざわざ巻いていったタオルはどうしたの」

意地悪な声で美絵に問われた美樹は、半べそのような声で「ミサキさんがミサキさんが、生意気だっておっしゃって」

純子が盗み見ると、まっ裸の少女が持って来たのは、一階で瑠美子の股間の下にあった精液受け用の洗面器だった。その中に入れて一緒に持って来たガラスの浣腸器のポンプの部分が覗いている。

「あらら。ついに若いもんの誰かにあんたも裸見られたってわけだ」

「ミ…ミサキさんが、兵隊さんがなかなか五分ではママのアソコで逝かないから、娘のあんたがちょっと協力しなさいって言って、タオル取り上げられておっぱいと…」

「触らせてやったのかい」

「いえ。おっぱいとあそこ見せてやりなっておっしゃられて」

「あそ…」

「いえ。お…おまんこ見せなさいって。で、太った女の人に抱きかかえられて脚拡げられて、赤ちゃんのおしっこみたいな格好で、ミサキさんに指で…指でうんと拡げられて、ほら処女のおまんこ見ながら熟女おまんこにタップリ出しなって」

「それで…」

「男の人、それでほんとに発射されて…その出したばかりのやつも洗面器に受けてからってコレ手に持たされて」

「絞ってきたのかいっ」

「はい。太った女の人がママのおまんこ、指入れてぐりぐり掻き出して…」

「あらあら、なんだか匂ってきそうな話だねぇ。最近は女の手なら楽々手首までズッポリ入るようになったからねぇあんたの淫乱ママ。昔は名器とまで言われたのにやっぱりガバガバになってるのかねぇ」

美絵がさも楽しそうに笑いながら言う。

実際、オスとメス達の発した濃密な匂いが充満している浴室に、新たに長時間貯めこまれたザーメンの生臭い匂いが加わっていた。

浣腸器二本分の精液を純子の肛門に入れる役目も、結局美樹がした。

不慣れなためか最初先端を肛門に突き立てるだけで角度を合わせるのに苦労をして、純子は苦痛の声をあげることになったが、美絵が直接それをする場合には、先端どころか太いノズルまで無理矢理肛門に突きこまれることがあって、それが浣腸そのものよりも辛い責めだったりするのだから、これくらいは我慢して然るべきであった。

「残りは葵依、あんたが舐めて洗面器、元のピカピカにするのよ。元はあんたたちのお母さまのおまんこか尻の穴に出されたザーメンだからね。美味しくいただきな。純子、あんたは新宿のホテルに戻るまで、それ大事に漏らさないようにね。部屋でコップに出してちゃんと飲むのよ」

「あああぁ」

二本目の精液浣腸を入れられながら過酷な命令を申し渡される。

洗面器は美樹によって純子の目の前に移され、すかさずそれを葵依が四つん這いになって顔を突っ込み、舌を出して舐め始める。

既に組長夫人の命令には、即座に反応するように訓練されてしまっているのだ。

「若いもんに部屋まで付いて来させて、飲み干すところまでポラロイドに撮って貰って持たせて頂戴。その代わり、もしその若いもんがオマンコしてやってもいいと言ってくれたら、特別に入れて貰ってもいいわ。ただ今日は下で、この子たちの母親に何回かずつ絞られてるだろうから、そんな元気の残ってるのが居ればの話だけどね」

お尻に浣腸されて持ち帰る精液を絞り出して飲み干すところを、ちゃんと実行するのを確認してもらうばかりか、写真を撮って証拠を見せろとまで言われる自分。紅白にまで出た人気歌手だった筈の自分は既にそこまで堕ちてしまっている。

純子だけではない。

兄と親友の子供たちや、少なくとも兄と離婚するまでは本当に仲の良かった瑠美子もだ。

そして、時に「嫌」だなどと言いながらも、どっぷりとこの淫らな世界に漬かってしまっている自分に、もうひとりのマゾの自分が陶酔している。

甥との性交をさせて貰えず、精液浣腸などという信じられないことをされた肛門をすぼめながら惨めに疼いたままの身体で、深夜一時過ぎに一階に降りると、葵依たちの母親瑠美子による若い組員たちの性欲処理はまだ続けられていた。

後ろから男に性器を突かれ嬌声をあげている瑠美子と目が合う。その目はあきらかに女の欲情で蕩けきっており、純子に対して勝ち誇っているかのようにさえ見えた。

いつの間にか口での射精数も五十回に達していて、あとは膣内性交だけになっていた。

新たに置かれた股間の下の銀色の洗面器には、既に僅かだが精液が白く溜まっていて、その新たな匂いがその場所に充満している気がしたが、それは五十人分を胃に飲み込んだ瑠美子からするものかもしれなかったし、それまでそこにあった大量のものを浣腸されている自分からしているのかもしれないと純子は思った。

瑠美子の横の壁に貼られている「膣二十発」の下の紙はまだ「14」だった。あと六人いや人数はそれでは到底済まないのであろう。あと六発。瑠美子は、娘がデビュー会見をするという日に、既に飲んでしまっている五十人分の精液を吐き戻すことも許されずに、組の若い兵隊たちに犯され続けながら朝を迎えるのだろう。

それなのに、その瑠美子に替わりたい、替わって自分がそのギロチンのような奇妙な台に拘束され尻を差し出して犯されたいと思ってしまう自分が、純子は悲しかった。

一九八九年三月 ホテル四十八階調教ルーム

その女は、小さな娘を連れて山浦達のいる部屋に入って来た。

快適な空調が効いていた部屋の温度が少し上がったかと錯覚するような、そしてうっかりするとそのまま見とれてしまうような、いわゆる「いい女」だった。写真では見ていたものの、これ程とはと山浦は感心する。

女を調達するこの倶楽部の能力はやはり尋常ではないようだ。

エスタブリッシュメント倶楽部のゴールド会員となってから、この沙織という女が三人目の相手だが、回を重ねるごとに「いい女」が次々に繰り出されてくるのには、いささか驚くといったレベルの話ではなかった。

女の後ろからついてきた、小さな女の子が

「美樹ちゃーん」

と言って、山浦の斜め後ろにある、スイートルームの隣の部屋の扉へ走って行く「きゃー、乃里ちゃん」

若い娘の声がして、それを迎えたようだ。

「遅くなって、申し訳ありません」

沙織が心からすまないといった風情で山浦に向かって頭を下げた。

税理士の山浦隆二が君塚弁護士の紹介もあって、この超高級秘密倶楽部の会員になって二ヶ月が経っていた。

君塚はそれだけではなく、大きな仕事も持ってきてくれ、山浦は昼夜・公私ともに大変忙しく充実した二ヶ月間を送ってきた。偶然やら色々な条件も重なって実現したことではあるが、この同年代の男には、いくら感謝してもし足りることはないというのが実際の山浦の正直な思いだった。

株式会社中澤カンパニーという芸能プロダクションの仕事の話は、その端緒に過ぎなかった。

山浦の事務所ではもちろんその仕事も完璧にこなしたが、君塚が次に持ってきてくれた仕事はそれよりもはるかに大きいものだったのだ。

総じて君塚は「三田村コンツェルン」と呼んでいたが、国内はもとより海外にも法人組織を持っている企業体だった。

昭和の終盤、後にバブルと呼ばれることになった日本の少ない国土を論拠にした土地転がしと呼ばれた手法。その銀行と不動産会社を軸にした投資により過熱した景気の時期に、やはり急激に大きくなった企業体だった。

新宿エスタブリッシュメントホテルはその象徴のひとつだが、他と大きく違っていたのだろうと後にわかることは、その企業体を率いている男が類まれなる経営センス、そして機を見るに敏い独特の嗅覚を持っていたことであろうか。

この三田村という男が率いるすべての企業における税務申告と会計を一手に引き受けることになったのは、山浦の事務所が国際税務にもある程度通じていたというのが大きかったようだ。

君塚がこの時紹介してくれた仕事は、グループの中核企業約二十社の顧問料が〆て月に二百五十万ほど、それとは別にその決算時に税務申告等をする決算料や、国際税務の申告料、子会社の決算申告料など、年間の収入に換算すると五千万円以上という山浦の事務所にとっては莫大なものであった。

そしてもうひとつ。

「支度金代わり」と言って、山浦の誰も知らなかった筈の「裏の顔」がいつの間にか調べられて、三田村コンツェルンが抱える裏の組織の会員にもして貰えたのだった。

エスタブリッシュメント倶楽部はまだその前年に作られたばかりで、必ずしもその会員権を「購入した」という会員ばかりではなかったのではないかとは思うが、後に山浦が政治の世界に転身した際に、その権利そのものも売却して資金化できたのであるから、後々まで山浦はこの君塚という男に感謝し続けることになる。

この元号が平成になった年の四月一日から、日本に初の一般間接税である消費税が導入されることになっていた。

その準備、関与先への告知など多忙を極める中での、君塚の紹介による新たな仕事ということで、山浦自身も仕事に追われてはいたが、それでもいや昼間の仕事が多忙を極めたからこそ、その「支度金代わり」に費やす僅かな時間は、山浦にとってより必要で、リフレッシュのための最高のひと時となっていた。

沙織は、山浦に初対面の挨拶をし、君塚とも

二言三言

、言葉を交わすと、隣の部屋ではしゃいだ声をあげ続けている娘に声をかける。

「乃里ちゃん、じゃあママはお仕事行ってくるからね。お姉ちゃんをあんまり困らせるようなことしちゃダメよ」

ひと言注意を与え、では準備をして参りますのでと言ってすぐにまた部屋を出て行った。

「どうだね」

君塚が微笑みながら問う。

「いやぁ素晴らしいですね。ワクワクを通り越して、恥ずかしながらドキドキしてしまいますな、年甲斐もなく」

「あの女は、倶楽部のエースのひとりじゃからな。とても二十一歳の娘が居る母親だとは思えんいい女ですぞ、先生。そのカラダもマゾっぷりもな。もちろん何でもあり、NGなど何ひとつなしじゃ」

「娘さんが居るということは…人妻」

倶楽部では、一般会員、ゴールド会員のそのそれぞれが指名することの出来る女たちのカタログが用意され、入会と同時に渡されていた。

そこには女達の、顔も含めた着衣の全身像を正面・背面・横からの三枚と、裸は全身像はなく、片方の乳房、そして性器ではなく肛門のクローズアップという合計五枚の写真が掲載されている。

他に年齢、身長、体重、バストのサイズとブラのカップ、ウエストとヒップのサイズが採寸の日付とともに、それに出産経験の有無・回数が写真の下に添えられていた。

しかし、その中に女が結婚しているかどうかといった項目が何故かない。出産経験があるかどうかだけが、例えばこの沙織の場合「有り ひとり」とだけ記されているのだ。

「いや、今は少なくとも独身で、ひとりであの娘を育てている。まあ過去に結婚していたのかそれとも未婚の母なのか、何でも本人に聞けばよいのですよ」

君塚の言うとおり、この倶楽部では女にそういったプライベートなことを問い質すことを禁じていないのだった。むしろ調教や自分の知識として必要ならば、どんなことを問い詰めてもよいとされている。それもプレイの一環としてだ。

女がそれで口にすることが、本当か嘘かはわからない。本当と思えば信じればいいし、嘘をついていると思えば折檻すればいいのだ。そういうスパイスとしてどうぞご自由にしてくださいということのようだ。

「独身の母ですか。それにしても芦屋のご令嬢といった雰囲気がたまりませんね。人気があるのもよくわかりますよ」

山浦は何故か関西の地名を口にした。

山浦には長らく気に入って定期的に通っていたSMクラブがあった。

そこと比較して、もちろんそのハードさという点においては較べるべくもなかったが、最大の違いは普通のSMクラブでは当局の摘発を恐れて禁じているいわゆる「本番行為」も全く問題ないとしていることだった。

いやむしろ、女が女として男に尽くすために備えている器官の使用を禁じるなど、とんでもないことだ、女たちもそのように教育してあるので、当たり前のようにその部分を使った奉仕にも応じるという。事実、カタログの女たちのそれぞれの肛門の写真の下には、性器と肛門の使用の可否、性器への中出しの可否も書かれているが、肛門の使用に×印がついている女は三人ほど居たが、性器に関しては、全員が中出しも含めて可と記されていた。

ゴールド会員向けのそのカタログに並んでいるのは、制服の似合うミドルティーンの女から、最も多い二十代、そしてしっとりした女の色香を衣服の上からも充分に発揮している三二十代の女まで、どれも目移りするような上玉の女ばかりが二十数人だった。

だが、その中でも沙織の美しさはひときわ輝いて目を惹いたし、君塚からも是非早いうちに指名しろとアドバイスもされていた。

「若い女もいいが…」

君塚は山浦の背後に向けて指をさした。

もちろん、隣の部屋に居るらしいまだ女子大生だという美樹という子のことを言っているのだろう。君塚の娘さんなのかそれとも奴隷なのか、或いは何か曰くがあってそこに居るのか、山浦は敢えて詮索をしなかった。

「ですね。でもマゾの女の場合は、やはり二十五くらいからが女としての円熟味のようなものも含めて、どうでしょう一番いいんじゃないでしょうか。個人差は勿論ありましょうけど、そこから十年ないし十五年ってとこでしょうかね。まあ例の彩乃君のような例外もありましょうが」

山浦は、二十一歳の彩乃とのひと夜の出来事を思い出していた。

あの日以来彼女に実際には会っていないが、テレビ、特にコマーシャルでは頻繁に見かけるようになっていた。

「まあそういう意味では山浦先生、沙織はちょうど二十五歳。女としてもマゾとしても最高の逸材と思いますゆえ、今宵は存分にお愉しみあれ」

ふたりで顔を見合わせる。

「美樹ちゃん、美樹ちゃん」と、沙織の娘のはしゃぐ声が絶え間なく後ろから聞こえてきていた。

「あの子、美樹も曰くのある娘でしてね。まあいつかはあの子も倶楽部の女になって先生のお相手もさせていただくかもしれませんが。それに…」

そこまで言ったが、君塚はそれ以上を言わなかった。

「お待たせいたしました。お部屋の準備出来ましたわ」

シルク素材のオフホワイトのスリップ一枚になった沙織が、部屋に戻って来たからだ。

「いいおっぱいしとる」

ホテルの廊下を通って移動し部屋に入った直後に、まずは胸を見せてくれないか、と言った山浦に、沙織は素直にスリップの肩紐を右そして左と順に下ろし、胸の膨らみの下までそれを下げて乳房を山浦に見せた。

山浦の口からは、思わずこの言葉が出てしまった感じだった。我ながらボキャブラリーが乏しいとは思うが、それが正直な感想だったのだ。

カタログには片乳だけが、ほぼアップで、胸の膨らみや乳首、乳輪の大きさ色などを確認させるために載っているので、美乳であることはわかってはいたのだが、剥き出しの肩から鎖骨、そしてなだらかに膨らんでいく双の乳房の美しさとバランスの良さは、実際に目にしないとわからぬ素晴らしさだった。

週に一度か二週に一度しか客を取らないという沙織を早い時期に指名出来たのは、やはり君塚ないしはグループ総帥の三田村会長からの配慮があったのかもしれない、山浦は改めてそう思った。

長い髪を少し揺らして、ただ微笑んでいるというそれだけで絵になる。

彩乃もそうだったし、入会してから相手をしてくれた二人もそうだったのだが、そう躾けられているのであろう。胸を見せる時に手を頭の後ろに組む服従のポーズを取っていたが、沙織はそうしなかった。

ただ胸を少しそらし、その視線の邪魔になるものがないように、手は自然に体の横でまっすぐ下ろして、その美しい乳房をただ見せているのだった。

「子供、産んでますので」

「うーん、でも赤ん坊に与えたことのある乳には到底見えないな」

「そうですか、ありがとうございます。あまり上手じゃないですけど、後でパイズリにもお使いくださいませ」

この女の目、そして声、言葉を発するトーンまでが堪らなく男を唆ると山浦は改めて思う。

「鞭、受けることもあるのだろう」

彩乃の時には、その形そのものは美しい乳に鞭痕が薄っすらとではあるが、縦横無尽についていたことを思い出した。その日山浦の手でさらに無惨に鞭痕を残してもいる。

その後のふたりの女たちも、あきらかにその乳房を鞭で打たせている痕跡が残っていた。

「あ、はい。でも今回三週間も間が空きましたもので。勿論、鞭で打ってアザつけて、いえアザだらけにしていただいて全然構いませんので、本日はどうぞよろしくお願い致します」

そう言ったところで、ごくごく自然な動作で近寄って来た沙織は、山浦の首に手を回して接吻を求めてきた。キスというよりはこれは接吻だな、と思った山浦だったが、すぐに沙織のキスは激しさを増していく。

その乳房の弾力を胸元に意識しながら、キスを受け続ける。それだけで山浦は自分の股間に血流が集中して、そこが硬く大きく変化していくのを強く意識をした。

沙織が山浦のズボンのベルトに手をかける。

「これ、そしてパンツお脱ぎになったら、手、括ってくださいませね」

そう言いつつ、ゆっくりとした動作で沙織が

跪

く。

激しいキスに頭を撫でていた手を前に回して、その魅惑の乳房を触るタイミングを図っていた山浦は、その最初のチャンスを逃したことになるが、焦る必要はまったくないのだと思い直す。

以前に通っていたSMクラブでは、九十分だとか長くても百二十分というのがコースの時間だったのだが、この倶楽部では最低が三時間からなのだった。なかには六十分なんて時間を堂々とSMのコースとしている店もあるが、それでは何も出来ないだろうと常々思っていたから、三時間が最低時間というこの考え方自体が、SMをよく知っているものの発想だろうと感心してもいた。

「ああ、ご立派」

脱がせたズボンをさっと畳んで横に置くと、頬をトランクスの上から寄せてきつつ、右手で男根を軽く擦る。

「拝見させていただいても、よろしいですか」

言葉は質問だが、沙織は言ってすぐにトランクスに手をかけていた。

「ああ、素敵。匂いも」

力を

漲

らせたものが勢い良く飛び出すと、沙織は今度は直接頬ずりをして、さらには鼻を寄せてくんくんと匂いを嗅ぐ仕草をする。

「ああ…おちんぽ様、男根様」

手を縛ってくれと言ったことなど忘れたように、亀頭から幹の部分を親指と人差指で作った輪で、確認するように何度も上下させては、うっとりとした目をして山浦を見る。

「ここの会員は皆それなりだと、それも条件のひとつだと聞いたが」

彩乃が山浦を誘ってきた目的は、君塚が自分を倶楽部に誘うために、そのことの確認を彩乃にさせるためだったと聞かされている。もちろん、だったら他の女でもよかったわけで、わざわざアイドルタレントを差し向けてきたのは、一種君塚からの特別なサービスだったのだろうと今では山浦もわかっていた。

「ええそうですわね。でも先生のおちんぽ様、本当に素敵ですわ。女は大きなおちんぽ様にはただただひれ伏すのみですから」

言いながらも手でしごき、頬を寄せ続ける。

「ちなみに、なんでそんなことを条件にしてるんだ」

最初から疑問に思っていたことをぶつけてみる。この女ならばオーナーの三田村とも接触があって知っていそうな気がしたからだ。エスタブリッシュメント倶楽部の会員という立場にはしてもらったものの、三田村に会う際は仕事の顔にどうしてもなってしまうし、どっちにしても男同士では話題にしにくい内容だ。

「オーナーのお考えですから、詳しくはわかりませんけど。会員様を絞りたいというのはあるみたいで、オーナーがおっしゃるには、SMにはふた通りあって、縄で縛ることをある程度目的にしたものというか、縛りを重要視されるSMプレイと、縛ることは拘束するという過程、手段のひとつにしか過ぎないというSMと」

言葉の継ぎ目に、ようやく沙織は舌を出して亀頭の裏側をペロリと舐めて、いたずらっぽい顔をした。

「なるほど、それで」

「これはもう受け売りに過ぎないので本当かどうかはまだ私にもわからないのですけど、男性のものが、おちんぽ様が立派な方は後者が多くて、そうじゃない方は前者のほうが多いと。もちろん一概には言えないとは思うのですが、確率論としてということなのでしょうか」

今度は亀頭の裏からツーーッと下のほうまで舐め下りて、手で亀頭を包みながら玉袋の皺を舐めとるような動きを見せ、また舐め上がってくる。

「女を完全に支配する、それが出来る男性だけを会員にした倶楽部にしたいみたいですわ」

「そのためにはそれが大きいほうがよいと…」

「そうですわね。大きいおちんぽ様を崇拝し服従するのは、マゾ女の喜びですし、本質みたいなものですから」

髪、留めてもいいですか、と言って沙織が一度立ち上がった。

背中を向けると、長い黒髪を慣れた仕草でたくし上げて後ろに器用にまとめて留め、両手を後ろに回して左手で右の手首を握る。その直前に手にしてきた麻縄を山浦に渡していた。

「いい女は、どんな髪型でもいい女だ。このうなじがまたたまらんな」

後れ毛まで美しい、手にした縄で手首を縛り左右から乳房の上下をそれぞれふた巻きすると、一度手首に通してから上方に持って行き、首の横から斜めに前に下ろして双の乳房の中央でまとめる。

乳首が硬くしこって、沙織もちゃんと欲情しているのだと確認できたが、敢えてまだ乳房には触れないことにして、縄で少し絞り上げただけにしておいた。

この美しい胸を縛って

歪

つな形にするのは勿体無いと思ったが、手首だけを縛っておくというには縄が長すぎた。手首を縛りそれをそのまま天井のフックに通して、もう少し鑑賞しつつ乳を揉んで愉しむかということも考えたが、結果的には焦らされたような格好になっており、一刻も早くその口と舌、そして喉の奉仕を本格的に愉しみたいという思いには勝てなかった。

「失礼いたします。頑張りますので、是非一度、まずは口に先生のザーメンください。今夜は何時間でも、朝まででも先生にお仕えしろと申し渡されてありますので、一度出されてからゆっくりじっくりお嬲りくださいませ」

後ろ手に、そこだけスリップを下ろして、剥き出しになった乳房を縛られた女が、跪いて、熱り立ったままの男根を一気に喉の奥深くまで上から咥え込んだ。

仁王立ちのまま、一時間あまり。

早く逝かせようなどという素振りは微塵もなく、またこの体勢だとついイラマチオに持っていきたくなるものだが山浦自身はピクリとも動くことなく、緩急と首と口の動きだけでひねりを加えた上下動、舌の律動などテクニックを駆使して、そしてその間は言葉を一言も発することなく、時折うっとりとした視線だけを送ってきつつ、沙織は山浦を愉しませ、そして射精まで導いた。

斜め三十度顔を上げ、うっすらと微笑んだ沙織は、直後目を閉じてゴクンと喉を鳴らしてそれを飲み込む。

「ごちそうさまです、ありがとうございました」

そう言って、舌で上唇を舐めたのがまた妖艶だった。

何故そう思うのか実は山浦自身もよくわからないのだったが、また「芦屋のご令嬢」という言葉が頭に浮かぶ。

「さっき、朝まででもと言ったが、連れてきていた…」

「あ、娘ですか。娘は今頃君塚先生と美樹ちゃんと一緒にホテルのレストランで楽しくご飯中だと思います。普段一緒に居ない時でも、しょっちゅう美樹ちゃん美樹ちゃんと言ってて、口うるさい母親なんかよりも、一緒に居てよっぽど楽しいみたい。君塚先生のこともジイジと呼んで懐いてますしね」

「じ…ジイジか」

君塚よりもさらにふたつ年が上の山浦としてはいささか複雑な思いだ。

「それにしてもここの倶楽部の子たち、君で三人目だけど、皆本当にフェラチオが上手くてびっくりする。ソープランドこそ行ったことはないんだが、他の風俗嬢と遊んだことだって沢山あるし、まあ元々口でさせるのが好きだからな、随分女の子にしゃぶらせてもいる。ここの子は君で三人目だけど、三人ともこれまでの人生で受けたフェラチオのベストファイブに入るぞ」

五人の内のもうひとりは彩乃だ。残る一人、通っていたSMクラブでディープスロートの達人をウリにしていた女が居て、その娘は確かに極上の技を持っていたが、それ以外は全てここの関係者ということだ。彩乃が関係者なのかどうかは今ひとつわからないが…と山浦は思った。

「そうですわね」

と、一回目の射精をさせたことで、少し寛いだ雰囲気の沙織が、跪いていた体勢からそのまま正座をして言う。手はまだ後ろ手縛りのままだ。

「多分、普通の風俗で働いてらっしゃると、色々なタイプの方、特に男性のお持ち物に関しては色々なサイズの方が当然いらっしゃるじゃないですか。楽にお仕事が出来る方とこれは少し大変なご奉仕かもなあ、という方とか」

山浦は話す沙織の肩越しに、手首のロープを外そうとしながら相槌を打つ。

「でも大きい方にしてみれば、これは今日はちょっと大きくて大変だなと思いながらしている相手なわけですよね、その場合大抵は。ところが私達は、いつも大きい方にしか結果的にご奉仕しないわけですから、そのことを当たり前として、前提として工夫やら努力をする…。そこのところの感覚は自ずと違ってきちゃうんじゃないかしら」

胸からも縄を外して、沙織はようやく自由になったその手を山浦の腿の上を滑らせて、ふたたび山浦の男根に触れようとしている。

「だが、大きいという中にもさらに大きい小さいはあるんじゃないのかね」

「うふふ。でもまあ会員さん今のところ全員日本人ですから」

沙織は含み笑いをした。

「その口ぶりは日本人以外の経験もあるということかね」

沙織は否定も肯定もせずに、今は力を失っている山浦のものを左手で包むようにしながら、右手の手のひらを玉全体に、指先を大胆に尻穴に伸ばしてきた。

沙織が返事をせずにただ見つめてきただけのため、しばらく言葉を交わさずに、沙織のするがままに任す。

心地よい刺激だった。

少し力が回復しかけてきたところで、「どれ。そのおっぱい愉しませてもらおうか」

と、ようやく両手でそれぞれの乳房を包み、指先に少し力をかける。

見た目だけではなく、案の定素晴らしい弾力だった。

沙織は胸を少し反らせて、乳房を山浦に好きにさせながら、また口を開く。

奴隷牧場 男根崇拝 第4部分 (4/8)
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