女性の将来なりたい職業ランキング第一位が性奴隷な世界5 俺を好きな女の子・朝山蜜柑 第2部 (2/4)
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体位のせいか、ストロークを大きくすれば、由利ちゃんの奥までチ×コが届く。
奥まで届かせて、チ×コの先が柔らかいようなコリッとしたようなものを押し上げるたびに、由利ちゃんが悲鳴のように甲高い喘ぎを漏らす。
子宮口を叩いているらしいのは、それで理解できる。
女性は結構、子宮口を責められるのが好きとか聞いたことがあるし、まぁ、今までの皆も奥まで突き入れれば震え上がっていたわけで、由利ちゃんも前回した時によく奥まで押し込んでいたので、癖になってくれたのかもしれない。
「これ、すきぃぃい♡」
耳元で我慢できないという感じで吐露した感想を聞いて、ならばと、子宮口をチ×コで小突いていく。
逃げようと腰を浮かそうとするのを許さずに追撃。
お尻を掴んで持ち上げていたが、由利ちゃんが快感によって、しがみついてくるのを利用しようとして、彼女の細い腰を掴むことにした。
しがみついているから落ちることはないが、持ち上げられていないからずり落ちそうになる。
ずり落ちそうになるがチ×コが支えになるので、それでバランスを取ろうとすると悲しいかな、奥まで入っていた方がバランスが良い。
結果として、由利ちゃんは観念したように腰を逃がすのをやめた。
「出そう……」
「……っぁ、くだしゃい♡」
由利ちゃんは絶頂が近いのか、身体を微かに震わせて、嬌声が小さくなっていた。
切羽詰まった様子だが、声を我慢しているのだと思う。
小さくなったが喘ぎの間隔は短くなっている。
「あっ♡ あっ♡」
そうやって、昇り詰めていく彼女に合わせて、奥まで強めに捩じ込んで、精液を吐き出す。
「あぁああぁ♡ あちゅ、ぃぃぃい♡」
ドク、ドクと精液を吐き出す。
子宮を満杯にする気持ちで容赦なく、射精する。
射精の勢いのままに由利ちゃんが絶頂し、敏感になっているのか、吐き出す精液に合わせて震え上がる。
「……すごぉお♡」
射精がようやく落ち着いた頃には、入りきらなかった精液が由利ちゃんの膣内から漏れ出してしまっていた。
「結構出たなぁ」
ここまで出るとは思っていなかったが、出たものは仕方がない。
「あ、りがとぉございましゅ♡」
お礼を口にした由利ちゃんは絶頂の余韻で脱力してしまっているので、俺に寄りかかるように体重を預けてくれる。
「どういたしまして、気持ち良かったよ」
そう言うと微かにまた震え上がった由利ちゃんは静かに瞳を閉じて、唇を突き出してきた。
キスを求められているのは間違いないから、由利ちゃんの唇を奪う。
弱々しく舌を絡ませてくるのを堪能した頃に、小さく喉を鳴らした由利ちゃんが身動ぎをする。
「立ちます……♡」
はふぅと深い吐息を吐きつつそう言うので、下ろして上げれば由利ちゃんは自分の足でしっかりと立って、こちらを見つめてくる。
「ありがとうございます♡ 本当はもう抱いてもらえないかなって思ってました……」
「なんで?」
「真島さんの反応の方が正常だからね」
「正常?」
「買ってないよね?」
「あっ!」
急いで財布を取り出す。
ノリと勢いでセックスしてしまったが、お金を渡してないことに気付いて焦る。
「あっ、その、朝山先輩が黙ってくれるなら、お金は要らないといいますか……」
「良くないと思うけど?」
「それはそうなんですけど、でも、抱いて欲しいっていうのは私の我が儘ですよね?」
「それは、そうね」
「なら、お金もらうのは違うかなって……」
「……」
お金を取り出したところで由利ちゃんは俺ではなく、蜜柑に向けて会話を投げかけていて、その内容が男の俺が口を挟んで良いのか怪しい雰囲気もあったので黙ることにした。
結果として、考えるように蜜柑が黙ってしまって、それを肯定とか黙認と受け取った由利ちゃんは俺が渡そうとするお金を両手で押し返してきた。
「これは私の我が儘ですから……それに」
悩む蜜柑を尻目に由利ちゃんは耳元へ顔を近づけてきた。
「私はご主人様の性奴隷なんですよね?」
確かめるように囁かれた内容に俺は驚きつつ、頷く。
お金を多く渡したから、そのまま由利ちゃんを性奴隷にできたわけではない。
彼女が苦しんでいたので、助けると決めた流れで性奴隷にすると約束した。
口約束でしかなくて、まだお金も多く渡しているわけではない。
それでも気分としては由利ちゃんを自分の物にするのは確定している。
強欲だとは思うけど、それは揺るがない。
「なら、なおさら受け取れないですね」
ニコニコと満面の笑みを浮かべつつも、どこか、小悪魔な感じを漂わせた由利ちゃんがフラフラになりながら、俺から距離を取る。
「朝山先輩」
「……どうかしたの?」
「次は先輩の番ですよ」
どこか浮かれたような足取りで蜜柑に迫った由利ちゃんはそう言って、蜜柑を俺の方へと押してくる。
「ちょっと……」
「急がないと休み時間が終わっちゃいますけど……」
「……それは駄目」
悩んでいたりして、どこか上の空だった蜜柑が由利ちゃんの言葉に目の色を変えた。
「こっちで……」
「あぁ……」
手を引かれて個室に誘導される。
「座って欲しいな」
「座ればいいの?」
蜜柑の指示に従って、便座に座る。
「上で良い?」
そう言って、跨るように俺の上になる蜜柑。
「気持ち良くさせてあげるね♡」
悩んでいたことなど微塵も感じさせないで、どこか挑戦的に俺を見下ろす蜜柑はゆっくりと腰を下ろしていくのだった。
五話 蜜柑のワガママ
「うん、あつ……♡」
便座に座らせた俺の上に跨った蜜柑はチ×コを掴んで、挿入のために腰を下ろした。
由利ちゃんと違って、制服を脱ぐことはない。
チ×コを握ったまま、ちょっとだけスカートをたくし上げた蜜柑。
「エロい」
「……そうかな?」
ちょっとだけ身体を震わせた蜜柑。
エロいという俺の言葉を聞いて、彼女の雰囲気が途端に柔らかくなる。
知ってはいたけど、今日の蜜柑の下着は、紐下着というか、かなり大胆な物だ。
それを着用して授業を受けていたというのも含めて、興奮してしまうのは仕方ないと思う。
「こういうのが好きなの?」
「嫌いじゃないなぁ」
鼻の下を伸ばして、挿入のためにチラチラと見えるスカートの中を凝視していれば、蜜柑から尋ねるようにそう聞かれたので、肯定しておく。
大好きというわけではない。
嫌いじゃないという照れ隠しみたいな言い方になってしまったが、それはそうだろう。
こんな無防備な下着を身に着けてくれるのは嬉しいが、心配にもなるし、これで間違えて他の男子に蜜柑の秘密の場所を覗かれるかもしれないと思うと苦しくなる。
「あんまり好きって感じじゃない?」
「好きだよ。それは間違いないんだけど……」
「だけど?」
「他の男に見られそうで嫌」
心が狭いと思われても仕方ないが、好きな女の子だからこそ、俺としてはそういう危ない橋を渡って欲しくないと思う。
「嫉妬?」
「まぁ、そうだけど、むしろ独占欲とかの方がしっくりくるかな」
「な、るほどね」
蜜柑は俺の言葉に頷いた。
そのまま、腰を上下させ始める。
話をしながらも、チ×コを捕まえた蜜柑は自分のマ×コに擦りつけていた。
横で俺と由利ちゃんのエッチを見ていたからか、前の休み時間にしそうになるほどには盛り上がっていたからか、濡れ濡れだ。
擦りつけているだけではなく、蜜柑のマ×コがひくつくようにチ×コを熱く求めてくる。
それだから、そのまま入れるのかと思ったが、蜜柑はまるで焦らすように入れるのではなく、チ×コをマ×コで扱いてくる。
「うん……」
そのねっとりとした扱きに鼻を鳴らしてしまう。
「ねぇ、圭……」
「なに……」
セックスをしているわけではない。
前戯に近いからこそ、お互いに声を震わせることもなく会話を続ける。
ただ、粘膜同士を擦りつけ合っているのと、蜜柑の愛液が多いのか、ヌチャヌチャという卑猥な音が聞こえる。
「私も我が儘していい?」
「蜜柑?」
その言葉に名前を呼んだ。
どんな我が儘なのかという疑問と、これまでとは違う蜜柑の雰囲気に戸惑ったのもある。
だが、蜜柑は俺の問いに応えることなく、キスをしてきた。
「んちゅっ♡ あんむぅ♡ け、い♡」
熱烈に唇を貪られる。
それを受け止めて、受け入れて、お返しして、キスは一気に熱を上げる。
「んく……」
快感で大きく鼻を鳴らしてしまった。
キスに夢中になっているだけではいられない。
蜜柑はずっと腰を動かし続けて、チ×コを責めてくる。
快感にチ×コをビクビクと震わせてしまうが、容赦なく、蜜柑は腰を動かす。
マンズリを続けるだけではなく、蜜柑はチ×コを支ええている手も動かして、積極的に扱いてくる。
「……み、かん」
キスの合間に名前を呼んだ。
そんなに熱烈にされると困る。
これ以上、勃起しないように我慢しているが、快感が強すぎて、頭がクラクラしてきた。
「大きく、して♡」
甘えるように蜜柑にそう言われて、ドキリとしてしまった。
言葉責めというのか、蜜柑のその言葉に我慢していた精液が漏れ出しそうになって、身を固くする。
別に暴発しても良いとは思うが、カッコ悪いと堪える。
それを蜜柑が察したらしい。
「我慢しないで、よ♡」
吸いつくようにキスで口内を吸われ、「出して♡」
そういう通り、シコシコと指がカリ首と亀頭を擦り上げてくる。
「……あぁ、もう」
我慢できるものではない。
好きな女の子に積極的にそんなことをされてしまえば、我慢できない。
「出る」
「うん♡」
断っても、何も変わらない。
我慢しても、蜜柑は悲しむだろうし、俺も苦しいだけだ。
そう思って、扱かれながら射精した。
腰が浮いてしまうのは我慢していた反動で、吐き出す精液の勢いは強い。
たっぷりと吐き出した精液は蜜柑のスカートの内側を汚して、そのまま自分の方へと垂れ落ちてくる。
ねっとりとした精液の感触に不快感を覚えつつも、存分に吐き出した快感に腰を浮かしてしまう。
「すごぉ……♡」
蜜柑が目線を下に向けて、震える。
「……感じてる?」
「まぁね♡ こんなに中に出してくれたら間違いなくイッちゃえたと思うとね♡」
「……中に出したかったんだけど」
「それはごめんね」
謝りつつも蜜柑は俺の様子を見て、また、腰を動かし始めた。
「ちょっと、蜜柑」
「駄目?」
「いや、その……」
お互いの下半身はべっとりと精液が張り付いていて、だからこそ、蜜柑が腰を動かせば、ぐちょぐちょと粘液質な音が鳴り響く。
驚くほどにその音は響いていて、恥ずかしいと思えた。
それにこれ以上、チ×コを刺激されたら我慢できる気がしない。
気持ち良く、射精だけをしたので、チ×コは満足を覚えつつも蜜柑の膣内に射精していないということから、勃起が収まらない。
どういうことかというとあと少し刺激を与えられたら、完全に勃起してしまう。
学校だし、まだ授業がある。
ここで完全に勃起したら、俺は情けないけど蜜柑を捕まえて、その濡れそぼっているだろうマ×コにチ×コを捩じ込んで、思いの丈をぶつけるだろうと思う。
「してよ♡」
「蜜柑?」
俺の表情と態度から我慢の限界を感じた蜜柑がそう言ってきた。
「私だって、ちょっとの不満はあるんですよ♡」
ムニっと蜜柑の手が伸びてきて、俺の頬を左右とも引っ張る。
全然痛くないが、顔を引き伸ばされて、俺が上手くしゃべれないのを見て、蜜柑がふふふんと可愛く笑う。
「いつもいつも抱いてくれるのは嬉しいですけどね。でも、全然、圭のことを満足させれてないなって、それが申し訳ないなって……」
「もうひわけにゃい?」
「そうだよ。だって、圭としても完全に勃起して、射精した方が気持ち良いよね?」
それはそう。
言葉にしてしまうとアレだけど、バキバキに勃起したチ×コでマ×コを擦って、射精した方が気持ち良いのは当然だ。
ただ、そうすると一度や二度では済まない部分もある。
最低四回は濃厚な精液を吐き出さないと満足できない。
いくら俺の性欲が強いとはいえ、四回の射精を短時間で終えられない。
それにそんな俺とのエッチは相手にも負担をかけることになる。
「我慢しないで欲しいなぁ♡」
蜜柑が俺の葛藤を突いてくる。
「でも……」
「……してくれないなら、今日以降は断るよ」
ジトっとした蜜柑の眼が俺を射る。
「それは……」
ここまで言われて、そんな態度を取られてしまえば何も言えない。
「良いの?」
「……一緒にサボろ♡」
蜜柑はようやく俺がそういう態度を取ったことで嬉しそうに目を細める。
そして、腰を浮かし、ようやくチ×コをマ×コで咥えこんだ。
六話 学校で隠れて本気エッチ
「あっ、これぇ♡」
焦らしに焦らされたのはお互い様なのだろう。
蜜柑のマ×コにチ×コが飲み込まれた瞬間、蜜柑が嬌声を上げて、脱力した。
ビクビクとマ×コが跳ねる。
「イッた?」
「イひました♡」
凄い絶頂とは言わないが、しっかりと身体とマ×コを震わせ、蜜柑が果てる。
「これ、ほしひゃったの♡」
「そっか……」
俺は苦笑しつつも、ゾクゾクとした快感に口元を緩めてしまう。
ミッチリと蜜柑のマ×コを押し広げ、彼女の肉壁を堪能してしまった。
「はぁ……」
「け、い?」
俺は溜め息を吐いてしまう。
不満ともとれるような俺の反応に、弱々しい蜜柑からの問いかけがくる。
応えるように彼女の腰を思いっきり掴む。
いや、痛めつけようとかそういうことではなく、純粋に逃がさないという意思表示のためだ。
「あの……」
「うん?」
そんな俺たちに声がかけられる。
「どうしたの由利ちゃん?」
「盛り上がってる感じですか?」
「そうだね」
蜜柑は俺の態度に思うところがあるのか、顔を赤らめて固まってしまう。
声をかけてきた由利ちゃんは身支度を整えている。
雰囲気も普通の感じに戻っていて、欲求不満は解消できたらしい。
「……サボる感じですよね?」
「そうなると思うけど……」
「今日はこれ以上抱いてくれない感じですよね?」
「してもいいけど……」
「あっ、いえ、遠慮しておきますね」
「そう?」
俺から良くない感じを感じ取ったのか、そそくさと由利ちゃんが距離を取る。
「朝山先輩、頑張ってください」
「あっ、ちょっと……」
逃げるように踵を返す由利ちゃん。
「明日は由利ちゃんの番だからね」
「えっ♡」
俺の言葉に勢い良く振り返った彼女はとても良い笑顔だった。
期待して蕩けた瞳に一つ頷く。
「じゃあ、楽しみにしてます♡」
そう言って、由利ちゃんはいなくなってしまう。
残された蜜柑はようやくというか、軽く身動ぎをするのだが、それは体勢を整えるとかそういう感じではない。
逃げようとしている。
「逃がさないよ?」
「あの……その……」
もしかすると蜜柑も我慢ができなかったのかもしれない。
ただ、煽りに煽られた俺としては逃がす気にはなれない。
「キスしても良いよね?」
ニコニコと蜜柑に問いかける。
「……はい」
観念したようにぎゅぅっと眉をひそめた彼女が頷いたので、そのまま唇を奪う。
「あむん♡ うんちゅ♡」
舌を絡めれば、徐々に蜜柑の方も俺を求めるように抱きついてくれる。
跨っている蜜柑がゆるゆると腰を浮かし、そして、降ろす。
力んでいるというか、絡みつくマ×コの感触が凄くて、お互いに喉を鳴らしてしまっていた。
「おぉひぃい♡」
しがみついてくる蜜柑。
俺の方も射精したばかりで敏感になっているところだったので余裕はない。
だから、彼女の動きをちょっとだけ抑えられればと彼女のおっぱいに手を伸ばして、鷲掴んだ。
ふにゅんとしたあの感触。
前の休み時間に堪能しており、何度も揉んでいるとはいえ蜜柑のおっぱいを揉んでいるというだけで、ゾクゾクとした興奮がある。
俺としては苦肉の策というか、早漏と思われたくないという身勝手な行動だったのだが、結果として、蜜柑としては急に揉まれたおっぱいに驚いて、蜜柑の足の力が抜けた。
「ひゃぁ……」
小さな悲鳴が聞こえたので、俺の方も蜜柑を捕まえて、抱きしめる。
蜜柑も俺を掴んだのだが、問題なのは滑り落ちた彼女の位置だった。
「っぅうぁ♡」
声を押し殺して、震え上がる蜜柑。
それはそうかなと下半身を見れば、ずっぽりと彼女の中へとチ×コは入り込んでいる。
「うわぁ……」
事故。
故意ではないので、これは事故だと思うからこそ他人事のように声を漏らしてしまったが、弱々しくとも蜜柑が首に回していた手に力を込めた気がした。
滑り落ちた蜜柑はガチガチに硬くなったチ×コを思いっきり飲み込んだ格好になっているのだが、入るには入るにしても彼女の中に納まりきらない俺のチ×コによって蜜柑の全体重を支えている、というかくし刺しになっている状況。
ニュムっとした感触。
それは無防備な子宮を潰している感触で、それに酔いしれてしまう。
ビクンと跳ねたチ×コに対して、子宮を震わされた蜜柑は背筋を反らそうとして、快感が強くて震えるだけになった。
跳ね回る膣内の動き。
蜜柑の身体が快感の強さを感じさせてくれるわけで、それは申し訳ないけど気持ち良さを覚えさせてくれる。
「大丈夫?」
とはいえ、気持ち良いのは良いけど、俺だけが満足しているだけなのは申し訳ない。
「だへぇ♡」
首を左右に振って、今、感じている快感を否定する蜜柑だが、身体に力が入らないのか、口を半開きにして、嫌々としているだけだ。
「抜こうか?」
「やっぁ♡」
抱きつく腕だけではなく、膣内も離さないとばかりに締まり上がって、チ×コを捕まえてくる。
「きもひ、ひょく、なって♡」
蜜柑がこちらを見つめてくる。
その瞳はほとんど無意識というか、劣情に染まっている。
我慢できないと彼女の太ももを掴んで、腰を動かす。
座っているせいで突き上げるという動きは難しい。
だから、スライドさせる形になるわけだが、お互いの下半身を離して、そして近づける。
蜜柑の膣内からだだ漏れになる愛液のおかげで滑りも良い。
ジュブジュブと愛液をチ×コで掻き出して、そして、溜まった愛液の中へとチ×コを沈めていく。
愛液に沈めていくと言いつつ、彼女の肉壁を容赦なくチ×コで擦り上げていく。
蜜柑も経験があったとはいえ、俺との本気エッチは先週だけで、慣れていない。
だとしても、ここまで二人とも興奮が高まっているおかげで拙いこととかそういうのは問題にならない。
「あぁあっ♡ すご、ぉおあ♡」
絶頂というか、事故で息も絶え絶えだった蜜柑が多少の余裕を取り戻した頃にはお互いに絶頂へと向かって、昇り詰めている段階だった。
蜜柑はさらに快感を求めるように腰を浮かしたりして、そうするとパチュンパチュンと不規則ながら音が鳴る。
お互いが相手を想いつつ、快感を求めている。
締め付けも、熱さも、濡れ方も、抱きしめてくる腕の力も、息遣いも、そのどれもが今までと違う。
その違いに浮かされて、絆されて、熱せられて、どちらからともなく唇を重ねる。
嫌だとかそういう態度もなく、自然とキスを交わし、舌を絡めれば、その舌同士からチリチリとした限界の熱が広がって、あっと言う間に終わりに向かっていく。
「け、い……」
名前を呼ばれても止まれない。
蜜柑も止まらない。
腰を打ち付け合うようにただ快感を求めている。
「だいすき♡」
耳元で蜜柑がそう囁きつつ、また、腰を自分から大きく落とす。
ブチュンと音を立て、繋がりが深まる。
ゾクゾクがゾワゾワに変わった。
「我慢できない」
「しないでぇ♡」
これ以上、お互いに余裕はない。
だから、これまで昇りつめて、感じる蜜柑の全てが初めてに感じた。
引き返せないほどに相手を求める。
「だして♡」
しがみついてくる蜜柑。
蕩けて、求める甘い声に震える。
(そんな声は知らない)
蜜柑を捕まえて、自分の色に染めているつもりになっていた。
でも、まだ知らないことがたくさんある。
当然だけど、そのことにホッとする自分と焦る自分と苛立つ自分がいる。
「ちょ、ぉぁ♡ だひ♡」
腰を再度浮かした蜜柑が俺を見据える。
欲しいものを強請るように腰が落ちる。
「あぁぁああんん♡」
絶頂の声を上げながら、蜜柑が果てる。
荒れ狂う膣内が求めるままに締め上げて、精液を搾り取ろうと蠢く。
限界だった。
もっと味わっていたいと思うのに、腰が浮き、根元からせり上がってくる熱は止められない。
「出す!」
求めているからと言い訳しつつ、奥の奥にチ×コを押し込んで、射精した。
「あっちゅううぅうひぁい♡」
蜜柑の絶叫にお昼休みの終わりを告げるチャイムが重なる。
トイレの外まで聞こえて当然の音量だったと思う。
誰も外にいないだろうし、チャイムの音に紛れただろうと俺は心配を棚上げし、ドクンドクンとチ×コを跳ねさせつつ、蜜柑の膣内に濃くて熱い精液をぶちまける。
ドクドクと塊のような精液がチ×コの先から蜜柑の中へと吐き出される。
吐き出すたびに蜜柑が身体を震わせるが、ぐったりとした蜜柑は微かに喘ぐだけで、反応が薄い。
「蜜柑?」
名前を呼んでも反応はない。
しがみついているから呼吸は聞こえる。
細いけど規則的な呼吸音。
返事はない。
でも、積極的に反応を返してくれる部分もある。
「……っ」
射精は続いている。
興奮と我慢によって、溜めに溜まった熱はまだ止まらないでいる。
キュンと返事をするようにチ×コを締め付けたマ×コの感触。
「このまま、いいよね?」
俺はそう言いつつ、蜜柑を抱き上げた。
返事はない。
だというのに、俺に応えるように蜜柑のマ×コだけはキュンキュンと跳ねるのだった。
七話 サボって耽る淫ら
「っぁあぁんん♡」
五時限目の授業が始まっている。
それを自覚しつつ、俺は個室の壁に蜜柑を押し付け、腰を振っていた。
腰を突き出させて、後ろからバンバン腰を振る。
体勢を変える時に蜜柑のセーターを脱がし、ブラウスの前を開けさせたので、おっぱいはたゆんたゆんと揺れている。
「ひくぅうう♡」
バチュンバチュンと肉同士がぶつかる。
チ×コを捩じ込んで、蜜柑のマ×コを責める。
意識が薄かったとしても、俺の巨根で突かれているためか、蜜柑は意識を引き戻されて、声を上げる。
「また、イッた?」
「これ、だめぇ♡ あたま、おひゃひくなりゅ♡」
絶頂の確認をすれば、コクコクと首を縦に振りつつ、蜜柑は悶える。
言葉で嫌だと言っても、身体は逆の反応を返してくる。
蜜柑は腰を動かして、チ×コが抜けないようにマ×コを押し付けてくる。
抜けないギリギリのところまでチ×コを引くと蜜柑のお尻が追いかけてくる。
「蜜柑?」
「やぁ……♡」
蜜柑もちょっとだけ暴走気味なのだろう。
振り返ってくる蜜柑。
その瞳と視線を交わし、彼女の唇を奪う。
「かわ、いい……」
我慢できなかった。
振り返ってきた蜜柑が可愛すぎて、自然と彼女に向けて可愛いと言いつつ、唇を奪っていた。
「けい、すきぃい♡」
蜜柑からも好きと言われて、首の後ろが熱くなる。
「俺も、好きだよ……」
キスの合間に我慢できずに蜜柑に告白してしまう。
「うぁわ♡」
ピクンと跳ねた蜜柑。
うんんっと鼻を鳴らし、キスを強くしてくる。
それ以上、何も言うなという感じで蜜柑が目一杯にキスの頻度を増やしてくる。
あと、しれっと腰も動きまくって、チ×コが気持ち良すぎる。
「すき、しゅき♡ だひゃら、ほらぁ♡」
足を開いて、腰を動かす蜜柑が求めているのはキスとか愛の囁きよりも単純な快感らしい。
力強く腰を打ち付ける。
「あぁああん♡ これぇ、だめぇ♡」
「駄目なの?」
「だめじゃにゃい♡ すき、これ、ずっとしてぇよぉ♡」
強い責めに蜜柑はハマっているらしくて、そんなことを言われてしまう。
「強いのが良いんだ」
ニヤニヤしちゃう俺に対して、蜜柑は気付かずにうんうんと頷く。
「つよぃのすきぃ♡ おく、つかれりゅのすきなのぉ♡」
自分からそれが本当だと俺に分からせるように腰をくっ付けて、奥にある子宮を押し付けてくるような蜜柑の動き。
「良いの?」
「なにがぁ♡」
「俺、そういうことを覚えたら絶対に容赦しないけど」
「あっ……♡」
快感に蕩けていても蜜柑がしまったという顔をした。
「へぇ、強いのが良いんだ」
「いや、あにょ……」
「それって、ここだけ?」
お腹へと手を伸ばし、微かに膨らんだ彼女の下腹部、具体的に言えばチ×コで押し上げられた子宮を指で突く。
「ひゃわぁん♡」
外からの刺激とチ×コが跳ねた衝撃に蜜柑が声を上げる。
「ほら、答えてよ」
意地悪な質問というか態度だけど、蜜柑のことを全て知りたいという欲求に支配された俺にとって、その悲鳴のような喘ぎは心地よすぎる。
(ノリノリだな、自分)
ほらほらと腰を動かしつつ、子宮だと思う感触を指で何度も弄る。
「ちゅよぉすひぃい♡」
強すぎると蜜柑が悶えて、応えられない状況にしておきながら、「答えるの嫌なんだ」
蜜柑が「超好き♡」と言いたかったのは理解したうえで、呂律が回っていないので答える気がないんだという風に追い込む。
「ひがぁ♡」
「しょうがないから、身体に聞くしかないね」
ずんずんと腰を打ち付けつつ、彼女が感じるだろう部分へと手を伸ばしていく。
具体的に言えば、クリトリスと乳首だ。
「やあぁあ♡」
悲鳴を上げる蜜柑。
それが歓喜の声にも聞こえたので、俺は容赦なく両乳首を摘まみ上げた。
強いのが良い。
ということは痛い方が良いのかなと指の腹でしっかりと蜜柑の乳首を潰して、そして、伸ばす。
柔らかいおっぱいがそれによって伸びる。
「うぉ……」
変化は劇的で、おっぱいを伸ばされた蜜柑のマ×コはビクビクと震え上がりつつ、嬉しそうにチ×コに絡んでくる。
「良いんだね」
蜜柑は「あぁ♡」とかの喘ぎしか返してくれない。
恥ずかしいのか、余裕がないのか、たぶんどっちもだけど、その反応に物凄くそそられた。
「ほら、強くしてあげるから……」
もっと乱れろ。
そういう意味で腰を引き、打ち付ける。
おっぱいは縦横無尽に引っ張りあげた。
「ひゃぁひいぃあ♡」
快感の強さに蜜柑は声を上げるとチョロロと漏らしてしまった。
「ひゃぁ、ゆるひてぇ♡」
トイレの壁にマーキングするように股間からおしっこを漏らす蜜柑。
羞恥が限界を超えたのか、快感に蕩けた表情よりも涙目で止めて欲しいという感じが凄いのだが、今の俺にそれは逆効果だって分かって欲しい。
「ごめん」
謝りつつ、彼女の膣内をガンガンに打ち付ける。
「け、いぃ♡」
名前を呼ばれても止まれない。
だって、俺の手で乱れ、弱みを見せてくれた相手を存分に追い詰めたいと思うのは性だと思う。
「これ、もどれなく、なりゅう♡」
「戻らせないから……」
蜜柑の悲鳴に俺は容赦なく被せて、そう言い切った。
「……スカウトのことなんて、忘れさせる」
あぁ、そうだったと思い出して、心の底の方に隠れていた我慢できない不満を持ち出して、蜜柑にぶつける。
「蜜柑は俺のだから、絶対に他の男に手出しさせない」
「……っぁ♡」
今日、一番の反応がチ×コに返ってくる。
「蜜柑は俺のだ」
そう言って、我慢の限界を迎え、射精する。
熱が弾けて、二度目の膣内での射精に逆流した精液が蜜柑のマ×コから止めども無く溢れ落ちる。
ベチャベチャと音を立て、床を汚す白濁液。
その上からプシャァっと蜜柑の潮が降り注ぐ。
ぐったりと脱力する蜜柑を抱きしめつつ、遠慮なく膣内射精を続ける。
「ふぅ……」
ようやく射精が終わった。
たっぷりと吐き出したのに、案の定、チ×コはガチガチに硬いままだ。
ニュプニュプと快感を求めて、軽く腰を動かしてしまうが、蜜柑の反応はない。
「やりすぎたかな」
そうは思いつつ、まぁ、まだ足りないと頭で考えているわけで、ちょっとだけ頭を抱える。
「時間って……」
現在時刻が気になる。
盛り上がって、時間とか気にしていなかったが、一応、落ち着いてきたのでそういうことが気になってくる。
「蜜柑」
声をかけてもぐったりとしたままの蜜柑。
無理をさせてしまったがまだ手放したくない。
手放したくないとかじゃないな。
離れたくない。
そういう気持ちに応えてくれるように蜜柑の手が俺を掴んでくる。
倒れないように反射で掴んだだけかもしれないが、それでもその反応が嬉しいと思うのは自分勝手かもしれない。
しれないけど嬉しいから、これで良いと自分の都合で受け入れておく。
「……授業って感じじゃないよな」
もうそういう気分ではない。
エッチをしたい。
その気持ちのままで教室に戻り、座って、粛々と授業を受けるのは無理というものだ。
「どうするかな」
そう独り言を呟きつつ、床の汚れは無視して、ひとまずは自分と蜜柑の身支度を整える。
意識を手放している女の子の身支度を整えることに対して、段々と手慣れていくような感覚にちょっとだけ口元が緩んでしまう。
いや、こんなことで喜ぶとか変態だとは思うのだが、なんというか狩りを終えて、獲物を弄ぶ肉食動物のそれと同じような快感を感じる。
「駄目だろう」
まぁ、気持ちとしてはだいぶ危ないとは思いつつ、そういう気持ちを覚えている自覚をして、トイレをあとにした。
あそこでのんびりしているのも別に問題はないのだが、何かの拍子に誰かがやってきてその場に俺と蜜柑がいれば惨状の原因として即バレしてしまうと思えば、逃げ出したくなった。
本当なら掃除すべきだとは思うのだが、今の俺にそんな殊勝な気持ちは湧いてこない。
フラフラと蜜柑を抱えて歩き出す。
まだ、蜜柑は意識を失っているので、おんぶしての移動は無理があるとお姫様抱っこで階段を降りていく。
多少、不安だったが、この世界の俺の体力、筋力、それと体幹の前には蜜柑をお姫様抱っこしていても問題なく階段を降りれた。
「……保健室に行くか」
言い訳を重ねれば、どうにか早退にしてもらえないかなという淡い期待を思い浮かべたのと、教室から離れていこうとして結局、一番上の五階から一階まで降りてきたので、避難できそうな保健室に足が向いた。
「……すみません」
「なに、どうしたの?」
ノックもせずに指を伸ばして、ドアを横にずらして、中に入ると保健の先生が出迎えてくれる。
「……えぇっと」
「襲われたの?」
「えっ?」
「違うの?」
「それはどういう」
「セックスしたのよね。匂いで分かるけど……」
ジトっとした目で先生が見るのは俺ではなく蜜柑の方。
「……言いづらいかもだけど、事と次第では彼女の進退を決める話になるから」
「あっ、したのはしましたけど、連れ込んだのは俺です」
「はい?」
勘違いされているようなので、俺は早々に自白した。
確かに学校でエッチなことをしてしまうというのは、普通ではない。
そして、男子生徒が女子生徒とするということがあったとして、最初に踏み込むとしたら普通は女子生徒が無理矢理とか勢いよくとかそういう風に思われても仕方ない。
そして、その流れで男子側が折れて相手をしたということだとしても、それは女子生徒の異常性というか、病気とかを疑われてしまう話になるのは当然の流れだ。
この国では珍しいけど、世界的には女性が男性を襲う男狩りなんていうのは普通のことなのだ。
違法なのだが、男狩りがなくならないのは生存本能などによる女性側の欲求不満解消のための致し方ない行動という側面もある。
いや、そう考えると逆レイプされるかもしれないと思うとちょっとだけ羨ましいような気がする。
「……君から手を出したの?」
「そうです。あの、ちょっと、正直言うと今日の俺は興奮しまくっていて、それで……」
「えぇ……」
ドン引きというか「嘘よね?」という視線を向けられているのだが、俺は静かに頷く。
「……辛い感じ?」
「ですね」
いや、我慢できなくはないが、無防備に意識を失っている蜜柑が腕の中にいる状況で我慢はできない。
「……よく見れば、先週の子よね?」
「まぁ、はい」
先週のと言われれば、頷くしかない。
先週は二回、保健室に他人を運んでいる。
一人目は体育の授業で倒れた生徒、もう一人は階段から落ちてきた由利ちゃん。
短時間で二度も人を運んでいたわけなので、顔を覚えられていても不思議ではない。
「……薬とか」
「服用してないです」
保健室を預かる先生として、精力剤とか媚薬とかそういうものを疑っているようだったので、首を振る。
「純粋に性的に興奮しています」
「……凄いわね」
苦笑されてしまった。
いや、まぁ、俺もここまで赤裸々に話す必要はないかもとは思いつつ、だとしても下手に言い訳すると面倒な話になる気がして、正直に話してしまうおうと決めていた。
「それで、先生」
「なにかしら」
「正直、授業とか受けてる方が迷惑になると思うので……」
「良いわよ」
「良いんですか?」
「ここで休む? それとも早退する?」
「早退の方でお願いしたいです」
「……その腕の彼女は」
「連れて帰ります」
「えっ……」
「駄目ですか?」
「いや、駄目じゃないけど、連れて帰るの?」
「……帰りますけど?」
「……」
先生の目が物凄く訝しげに細まる。
「近親相姦はさすがに庇いきれないけど……」
「どういう話ですか」
「えっ、兄妹とかよね?」
「なぜ?」
「だって、連れ帰るのよね?」
「あっ……」
失言だった。
普通にクラスメイトの関係で、送っていくとか言えば、そういうものかと思われたのかもしれないが、連れて帰るという話だと同一の家で暮らしていると思われてもおかしくない。
一緒に暮らしているということは兄妹だと思われたのだろう。
俺も蜜柑も有名というわけではない。
先生にしてみても全校生徒の名前と顔が一致しているわけではないのだろうから、そういう誤解を向けられたというわけだ。
「……あの、もしかしてだけど」
「はい」
「その意識がなさそうな女の子を自分の家に連れ込もうと思ってるってことはないわよね?」
「……」
俺の態度に何かを感じ取った先生がそう問いかけてくる。
俺は無言で微笑みを返すだけしかできない。
「えっ、本気?」
「まぁ、そのつもりですけど」
「なにそれ、うらやま、いえ、別に嫉妬はしているけれど、えっ、なにそのお話」
驚きのあまり大人の余裕とか教師らしい雰囲気を失くし、驚く先生。
「いや、あの、まぁ、良いですか」
「あっ……」
盛り上がっているところを遮るのは悪いが、目が怖い。
めっちゃ襲われるのではという感じがあった。
逆レイプも嬉しいかと思ったけど、ここで襲われたらちょっとない。
倫理的に仕事してと訴えるように先生を見つめれば、その思いが伝わったのか、コホンと一つ咳ばらいをして佇まいを整えてくれた。
「早退で話は通すから、もう行っていいわよ」
「ありがとうございます」
他になにか言い方もあっただろうが、俺としてはそれ以上に何も言わない方が良いかなと思って、そのまま保健室をあとにする。
「羨ましい!」
後ろからそんな声が聞こえてきたが、聞こえなかったことにして、そのまま裏門へと足を進める。
正門の方から出ると人目につきやすい。
その点では裏門の方が人目もないからと俺はそっちに向かうのだった。
八話 淫らの続きを求めて
「うんぁ……」
「あっ、起きた?」
「圭?」
ようやく覚醒した蜜柑が身動ぎをする。
「えっ、と?」
状況を確認するのだが、周りを見て、トイレの個室ではないし、街並み的に学校でもないということに気付いた蜜柑が物凄く困惑した顔をしている。
「早退扱いにしてもらった」
「そ、そうなんだ」
へぇっと言いたげだが、どことなく不安そうにしている。
心外だなと思いつつ、まぁ、その反応は間違っていない。
「それで、どこに向かってる感じ?」
「俺の家かな」
「圭の家?」
「嫌?」
「嫌とかそういう話ではないけど、えっ、待って、もしかしなくてもこのまま連れ込まれる感じ?」
「気付いた?」
「しかも本気な感じ……だし」
嫌というわけではないようだが、蜜柑が顔を引きつらせている。
「我慢できそうにないんだよね」
「それは、えぇっと」
「まだ硬いし、したいんだけど」
お姫様抱っこの格好なので、硬くなったチ×コを当てるとかもできないが、俺としては萎えないでガチガチのチ×コにムズムズしている。
「ラブホとかでも良いよ?」
「そっちの方が良い?」
「うっ……」
世話がないのはラブホだというのは理解できる。
ただ、味気ないというか、蜜柑も求めてくれたので、どうせなら、もっとラブラブしたいなというのが正直なところだ。
ラブホでそういうことができないとは言わないけど、あそこはエッチをする場所みたいな感じがあって、そういう雰囲気が合わないかなと思っていた。
そういうことを確認するつもりで問いかければ、蜜柑としても思うところがあったのか、口ごもる。
「でも、準備とかあるの?」
「準備?」
「いや、そのマットとか」
「そういうのはないな」
「でしょ、だったら……」
「まぁ、駅前で買って帰れば良いかなって」
「……それは」
「ごめん。確認してるけど、俺としては蜜柑を自分の部屋で抱きたいと思ってるから、それ以外の案は基本却下する気でいる」
「逃がしては……」
「……ここで逃げるって言われたら、残念だけど、今後の関係性を考えるかな」
凄んでみる。
本当に余裕のない男と思われそうだけど、ここまで来て逃げるとか言われて面白いとは思えない。
心が狭いなとは思うけど、きっと他の誰かも分かってくれるとは思う。
誰かって誰だよとも思うけど、例えば由利ちゃんとか、雫さんとか、紗良ちゃんたちに聞いても肯定される気がする。
まぁ、こんなことを考えてしまうのは自分でも傲慢だなと思うからだ。
嫌われないよなという不安が胸の中に広がる。
蜜柑が黙り込んでしまったのがその最たる原因だ。
「蜜柑」
「いいよ、このまま圭の家に連れ込んでよ」
黙っていた蜜柑が一つ頷くとそう言ってくれた。
「いいんだ」
「いいのかな。まぁ、恥ずかしいとか不安とかそういう色んな感情があるんだけど、このまま流れに身を任せてみたいなぁって思うのと……」
「のと?」
「恥ずかしいけど、まだしたい」
「エッチを?」
「うん。圭はしたくない?」
「したいよ」
「じゃあ、しようよ♡」
それは完全な合意でしかない。
「なんか歩く速度、はやくなってない?」
「まぁ、早歩きになったし」
「なんで?」
「なんでって、蜜柑を抱きたいからですけど」
「……そっか」
俺の返答に真っ赤に茹だった蜜柑が今度は違う意味で黙り込む。
そのまま駅に着く。
「圭の家って……」
「隣駅です」
「切符買わないとだよね」
「出すよ」
さすがに駅前でお姫様抱っこの状況で動き回るのは人目があって嫌だと言うので、蜜柑を下ろした。
フラフラとなりつつも俺の腕に抱きつく格好で歩く分には問題なく歩けている。
「……ごめんね」
手荷物を持たずに蜜柑だけを捕まえて学校をあとにしたために彼女はお財布とかを持っていない。
俺の方はお昼を買いに行っていたのでお財布は持っていた。
スマホとか鞄は学校に置きっぱなしになっているので、これは仕方がない。
それに家に彼女を連れ込むのにお金を出し渋る理由はないと思う。
そうして切符を買って、電車に乗り込む。
周りからちょっとだけ視線を向けられるが、サボっているとかそういうお咎めよりも蜜柑が腕に抱きついている方が物珍しいとかそういう雰囲気だ。
この世界、放課後デートとかそういうウキウキイベントはほとんど起こらないので、それが物珍しいのだろう。
視線を向けてくるのがほとんど女性という感じがするので、そういうことだろうと思う。
「……座る?」
「一駅だし、立ってよ」
「そっか……」
蜜柑としては疲れないのかという心配とかで聞いてくれたのだが、一駅だし、それにちょっとだけ意地悪というか好奇心に駆られてしまった。
「……っぅん♡」
変な声を上げた蜜柑がすぐにコホコホとわざとらしい咳ばらいをして、そして、俺を睨んでくる。
「なに、するの♡」
「いや、ちょっと、悪戯してみたくて……」
俺と蜜柑は扉の前に立っていた。
蜜柑が前にいて、俺は後ろに立っていて、それで、俺は容赦なく彼女のスカートの中に手を伸ばして、彼女のマ×コを指で弄ったのだ。
グチョグチョだった。
いや、あれだけ注いだ精液が垂れてもいるし、それを時折、気にした蜜柑が内股でもじもじと押し隠していた様子だったので確認してみたら、そういう感じだった。
ヌチャっとした感触に指を確認すると、指先にはべっとりと愛液と精液が絡んでいた。
「恥ずかしい♡」
俺が確認しているのを横から見た蜜柑がその指先に付いているものの意味を正確に理解して顔を赤らめる。
「舐めて……」
周りを確認し、誰も気にしていないと思ったので、大胆に彼女の口前に指を差し出す。
「んちゅ♡」
俺の言葉に蜜柑は即座に指を食べた。
ペロペロと舌が指を捕まえて、舐めとっていく。
「……んん♡」
指が放された。
「ありがとう。どうだった?」
「エッチな味が、しましたよ♡」
ちょっとだけ怒った感じでそう言われてしまった。
「そっか」
その態度すらも俺としてはエロいし、可愛いと思う。
そんな感じでちょっとだけ悪戯をして、反応を楽しんでいればすぐに俺の最寄り駅に到着する。
「この駅なんだ」
「そうだよ」
慣れているので、蜜柑を誘導しつつ改札を抜ける。
「……買い物して帰った方が良いよね?」
「その方が良いと思う」
そういう準備の品物は残念ながら一人暮らしの男性の家にはほとんどない。
そういうと言うのは例えば吸水マットとかになる。
「駅前ならアダルトグッズのお店もあるよね」
「あったと思うなぁ」
日常的にどこの駅前でも立ちんぼが立っているような世界なので、アダルトなお店はたくさんある。
ラブホだって、コンビニと同じくらいの頻度で立っている。
そういう感じなので、アダルトグッズのショップも結構普通にある。
男の嗜虐心を満足させるためにグッズは結構重要らしい。
そんな会話をしている間に見つけたショップに二人して入る。
「お金大丈夫?」
「大丈夫。まぁ、帰りにATMに寄りたいかな」
「本当に大丈夫?」
「独り暮らしだしね。お金を多く持ってる必要がないから、足りなくなったらその都度おろすようにしてるんだけど」
「そっか」
無理をしているという話ではないと訴えると蜜柑は引いてくれる。
彼女は実家暮らしだから、自分の感覚だとATMに寄ってお金をおろすというのが凄いことのように感じたのかもしれないが、俺としては別に普通の感覚だった。
そのことに気付いたのか蜜柑はささっとショップを進んでいく。
「あの……」
「はい?」
そうしていると店員さんが話しかけてきた。
話しかけてきた女性を見て、俺は固まってしまった。
なにせ、全裸なのだ。
いや、全裸なのは別に普通のことではある。
駅前で客引きをしている風俗嬢とかもなんなら全裸のこともある。
問題なのはそんな年上の店員さんは全裸なうえに各種アダルトグッズを身に着けているということだ。
分かりやすいのは乳首のところにクリップ型のバイブでいいのかを付けていて、見るのは失礼とは思うけど、彼女の股間を見れば、ずっぽりと咥えこまれたバイブの柄の部分が見える。
もしかすると後ろ側、アナルの方も何かを入れているのかもしれないと変な好奇心が芽生える。
「本日はどういったものをご所望でしょうか?」
お姉さんの首から下げられた名札にはサエキという名前が書かれていた。
サエキさんの質問に俺は、「あ、っと、吸水マットとかだけのつもりで……」
「そ、そうですか」
簡単な返答にサエキさんは恐縮したように失礼しましたと離れていく。
ちょっと態度悪かったかなと思っていると、「これとか量と値段が良い感じだったよ」
そう言って、蜜柑が品物を見つけてきた。
「じゃあ、もらうね」
「はい。お願いします」
受け取った品物を持って、レジに向かう。
「先ほどは失礼しました」
「いえいえ」
レジの対応をしてくれたのはさっきのサエキさんだった。
アダルトグッズの店員さんは偏見だけど男性が多いかなと思っていたが、バリバリに女性だった。
女性の店員さんは問題なくレジに吸水マットを通して、金額を伝えてくれる。
思ったよりも高くない。
むしろ安いまで感じるが、エッチの時によく使うものだからこそ、価格競争が激しいのかなとか勝手にそんなことを想った。
「あっ、あのですね。当店ではお買い上げごとにおまけがつきますので……」
「いいんですか?」
おまけがつく。
そう言われて悪い気はしない。
まぁ、ポケットティッシュとかででもおまけと言われると嬉しい。
「初めてのご利用だと思うので、次回使えるクーポンとその……」
「……はい?」
店員さんがジッとこちらを見てくる。
「お連れ様とこのあとエッチされますか?」
「……」
ストレートに問いかけられて、返答に困った。
「まぁ、そうですね」
困ったは困ったが、否定するのも違う気がして、俺は頷いた。
「でしたら、これ使ってください」
そう言って、店員さんが取り出したのはどこかで見たことのある有名なアダルトグッズだった。
「ピンクローターです。これは有線式の軽いやつですので、女の子も抵抗はないと思います」
「そんなものを?」
「……こういうお店に男性が来ることってないんです。それなのに、女性と同伴して来店された。色々と考えさせられちゃいます」
「あはは……」
変に乾いた声が出たのは、サエキさんが俺を見る目が獲物を見つけたという感じだったからだ。
「あとは、その個人的なお節介といいますか」
「お節介?」
「アダルトグッズって凄く良いので、この機会に堪能して欲しいというか、楽しむきっかけになればなと……」
言っていることはアレだが、売っている物を試して欲しいという感じなら、理解できる話だった。
「試してみます」
「……」
まぁ、玩具を使って感じさせるのも面白いかなという感じで俺は頷いたのだが、店員さんが物凄く目を丸くしていた。
「なんですか?」
「いえ、お連れ様が大変そうだなって……」
なぜと首を傾げる。
「圭、なにかあったの?」
「いや、ちょっと話してただけだけど?」
「はやく行こうよ」
蜜柑がやってきて、俺の手を掴んで引っ張る。
「またのご来店をお待ちしております」
店員さんの言葉に見送られ、俺は店を出た。
「蜜柑?」
「……」
「あの、蜜柑さん?」
「……」
無視である。
なにか怒らせたのかとどうしたものかと思うが、さすがに言っておくべきことがある。
「ごめん。行先、逆方向」
お店を出て、「不満です」という感じでズンズンと進んでいく蜜柑に任せていたが、目的の俺の家から離れる感じになっているので、申し訳ないけど教える。
「どっち?」
「あっち」
指で示すとそっちに歩いていく。
「……怒ってるよね」
「……」
当然のように無視される。
これは相当だ。
「したくなくなった?」
「それはない」
「そうなんだ」
不満らしいけど、エッチはしてくれるということにホッとする。
「三笠は本当に……年上好きだよね」
「そんなことないと思うけど」
「だって、さっきのお姉さんともなんか仲良くしてたし、お母さんともエッチしてたし」
「店員さんとは世間話で……」
「なに?」
「……その、杏美さんとしたこと」
「お母さんがボロを出したので、知ってます」
「おぉ……」
「そのことに対しての不満は別段ないんだよ。ただ、まぁ、こっちから持ちかける前に抱かれていたとなると紹介したことにならないなぁっていう不満はあるけど、それは不満じゃない」
蜜柑の足取りに合わせるけど、交差点になれば蜜柑がこっちに問いかけてくるから、方向を示すとそっちに進んでいく。
バレているとは思っていなかったことなので、蜜柑に杏美さんとの関係を口にされて居心地が悪くなる。
「なら」
「でもね。私としては不安なんだよ」
「不安?」
「そう。三笠って、凄いモテると思うんだ。あの真島さんだって惚れてるみたいだったし、お母さんもたぶん、きっと……」
「……」
蜜柑が話してくれている内容に俺は何も言えない。
否定したところで蜜柑があげた二人の態度に嘘をつくことになるし、そして、俺としても彼女たちに好意を覚えている。
「分かってるよ。圭の気持ちとかもね。だからこそ、本当はこういうことを言う方が嫌われるかなとは思ってるんだけど、さ」
「それなのに話してくれるんだ」
「私って、ヘタレだからさ」
「ヘタレ?」
「そうそう。あっ、ちょっと立ち話しても?」
「それは、問題ない」
長い話になるのか、それとも歩きながら話すことでもないと思ったのか、蜜柑がガードレールに腰かけたので、俺もその横にかけた。
「あの、自分のことなんで恥ずかしいけど、私って結構なヘタレなんだよ」
「そんなことないと思うけど」
俺としては蜜柑がヘタレとは思わない。
でも彼女としてはそう思っているわけで、そのネガティブな考えを拭い去れるかどうかは別問題だろう。
「ありがとう。でも、怖いって思うことに対して極端に消極的になっちゃうんだ。だから、圭とのこともどこかで線引きしたいって思ってた」
「それが先週、嫌だって言ったこと?」
「そう。あれ以上踏み込まれたら私は混乱して、圭のことを疑えなくなるなって、それはそれでとても幸せだけど、怖いなって」
「そっか」
知らず知らずのうちに蜜柑を不安にさせていたらしい。
いや、本当なら最初から口にしておけばよかったのだが、俺の本音を蜜柑に告げて、嫌がられたくなかったから、黙っていた。
「ごめん」
「なんで、圭が謝るの?」
「ちょっと待ってて欲しいんだけど」
「なんで?」
今度は蜜柑が俺の言葉に首を傾げる番だった。
俺は目聡く見つけたコンビニを指で示した。
「コンビニに何か用があるの?」
「そういうことになるのかな」
「この流れで?」
「この流れだからかな……」
蜜柑は意味が分からないと顔を曇らせる。
彼女の不安を拭い去れるとは思っていないが、俺の気持ちを形にしてしまった方が良いだろうと思った。
「駄目?」
「いや、別に……」
「後悔はさせないからさ」
「……なんか怖いんだけど」
「怖いかな?」
まぁ、俺のエゴではあるので、そういう意味では蜜柑としては迷惑かもしれない。
「良いよ」
「じゃあ、これ持ってて」
そう言って荷物を渡す。
蜜柑は「はい」と受け取ってくれる。
さすがに荷物を持っていて、逃げ出すようなことはしないだろうという悪い気持ちもある。
「行ってくるね」
そうして、コンビニに駆け込む。
目指すのはATM。
人が並んでいることもなくスムーズに操作できる。
普段なら使わない。
手数料が数百円でもかかるから、コンビニでお金を下ろすことはまずない。
画面の指示に従って不慣れな画面操作を進めていく。
カードを入れて、残高照会をする。
もちろん、あの大金の表示は変わらない。
(出せるだけでいいか……)
そう思って、操作すると五十万円が最大らしい。
じゃあ、それで良いかと画面をタップした。
機械音が鳴り響き、カサカサとお札を数えている音がする。
アラームが鳴り、取り出し口に厚みのある束が出される。
それを引き抜いて、数えることもなく近くに備え付けられた封筒にぶち込む。
そのまま、入りきらない厚みを感じつつ、ズボンのポケットに捩じ込んで、そして、スポーツドリンクを二本買う。
お互い、激しいセックスをしたあとだから、水分補給が必要だろうなという判断だ。
「お待たせ」
「早かったのかな?」
待たせた時間はそこまでかかっていない。
蜜柑も待ったという感じではないので遅かったとも言わないし、逆に早いとも言えない感じの時間が経っていた。
「混んでなかったからね」
「そっか」
蜜柑にスポーツドリンクを渡す。
「これ?」
目的はこれだったのかという問いかけだろう。
「飲み物も買ってきた」
「飲み物も?」
「まぁ、飲もうよ」
俺はキャップを開けて口をつける。
甘い味が口内に広がったうえで、喉の渇きを潤してくれる。
「……うんしょ」
横目で蜜柑を見ていて失敗したなと思ったのはキャップを開けてから渡せばよかったということだ。
別に非力でキャップが開けれないということはないけど、優しくなかったなと心の中で反省した。
「……ぷはぁ」
俺よりもさらに脱水しているであろう蜜柑は飲み始めたスポドリを美味しそうに飲み干していった。
何度かに分けてではあるが、すぐに一本飲み干してしまう。
「喉、渇いてた?」
「……みたい」
「もう少し飲む?」
俺の手にはまだ半分ほど残っているスポドリがあった。
「……さすがにそこまでは要らないかな」
蜜柑が首を振ったので、俺はキャップを閉めた。
「それと、これ」
情緒とか、雰囲気とかそういうのは面倒くさくて、無造作に蜜柑の手にポンと厚みのある封筒を渡した。
「なにこれ?」
「これで蜜柑を俺の性奴隷として買いたいんだけど」
「うぇ?」
中身を確認してと目で訴えつつ、彼女が封筒の中身を確認した瞬間に耳元へ顔を近づけ、囁いた。
「……えっ? ちょっと、へっ?」
蜜柑が顔を一気に赤らめた。
この世界でプロポーズというものはあくまで婚姻届を取り交わす前段階でしかない。
婚姻したからといって、男女の仲が深まることはない。
それと比べて男女の仲が深まる関係として世間一般的なのは、性奴隷の契約の方になる。
それで、俺が手渡した封筒の中には高額な金額が入っている。
「ま、待って……」
蜜柑が中身を確認して、その額を理解したうえで俺に突き返そうとしてくる。
まぁ、いきなりこんな金額を渡されたら戸惑うのは当然だと思う。
ただ、それを受け取ることはない。
首を振って、受け取らない。
「本気?」
「割と最初から本気だったけど……」
「……っ!」
最初から割高の料金で合意していたのは、このための布石だった。
それを口にしなかっただけ。
「……えぇ」
蜜柑が何かに気付いて、俯く。
「嫌?」
「ここで、それ聞く?」
「いやまぁ、本当に嫌なら……」
本気で嫌なら一度、撤回しても良い。
諦める気はないから今日は引き下がるだけという話だ。
「嫌じゃない」
そんな俺の気持ちに気付いてか、蜜柑がフルフルと小さく首を横に振って、手に持っている封筒をぎゅうっと抱きしめた。
「蜜柑」
「あり得なくない。いや、こういうもんなの?」
蜜柑としても性奴隷の契約を受けたことなどないだろうから、混乱している。
「というか、圭。どうしてこんな大金を?」
「まぁ、実験に協力するってことで……」
「あ、危ないやつなんじゃない?」
俺の言葉に蜜柑がすごく真剣に心配そうに顔を曇らせた。
俺はそんな顔を向けられて、困る。
「危なくはないやつで精液を提供したら、なんか凄いお金がもらえたんだよね」
「……まぁ、圭の精液は特別だと思うから、そういうこともあるのかな?」
「あと、由利ちゃんのお兄さんからなんだよね」
「お兄さん、ねぇ……」
ホッとしたように蜜柑は肩の力を抜いてくれた。
抱きしめた封筒を放したくないっていう感じがするので、これは受け入れてもらえたってことでいいのだろうか。
「それで、俺としてはこのまま契約書を交わしても問題ないんだけど……」
「が、ガチの本気ですか?」
女性の将来なりたい職業ランキング第一位が性奴隷な世界5 俺を好きな女の子・朝山蜜柑 第2部 (2/4)
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