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女性の将来なりたい職業ランキング第一位が性奴隷な世界4 駅前にいたエッチなお姉さん · 第1部

女性の将来なりたい職業ランキング第一位が性奴隷な世界4 駅前にいたエッチなお姉さん 第1部 (1/5)
次の話

一話 めくるめく日曜日の静かな開幕

二話 駅前でエッチなお姉さんに逆ナンされて

三話 今日の獲物は「年下の男の子」の予定

四話 エッチなお姉さんと乱入者たち

五話 なりゆきで4P

六話 お兄さんはカッコいいだけではなかったです七話 初めて八話 置いてけぼりで我慢できない女の子九話 エッチなお姉さんの逆襲十話 獲物は私の方でした十一話 洋子ちゃんも紗良ちゃんもお代わり希望十二話 眠っている間に十三話 ちょっとだけエッチな雰囲気でのんびりと十四話 月曜日が始まる一話 めくるめく日曜日の静かな開幕「今週の出来事を振り返るサンデイニュースのお時間です」

テレビを点ければ、日曜日らしい名前のニュース番組がちょうど開始したところだった。

「今週は大きな事件のニュースがなく、ホッとするような出来事や芸能面からまさかのニュースが飛び込んでくる。そんな一週間でしたが、テレビの前の皆様はどうお過ごしでしたでしょうか」

まぁ、別にテレビのアナウンサーから画面越しに問いかけられて、それに返事することもないのだが、俺としては、この一週間は怒涛と言っても良かった。

まず、前の月曜日、突然、この世界ではない日本の記憶を思い出した。

思い出したのか、記憶が入ってきたのか、それはどちらでも良いが、とりあえずこの世界の日本とは違う自分の記憶があって、そっちの方が自分の意識を形成している状況だ。

同姓同名で性別も同じ。

三

笠

圭

が俺の名前だ。

趣味は走ること、あとは強いていえば、勉強ということになるのだろう。

走るのが好きなので、締まった身体つきをしていて、巨根だった。

この世界ではない日本の俺からしたら、その変化に戸惑うことも多かった。

女性が身体を売るのはよろしくはないとされる世界の日本で暮らしていたのだが、この世界は色々と違う。

俺としてはこの世界と前の世界という感覚で区別している。

前の世界で、売春行為は法律で禁止されていた。

海外では売春行為が合法な国もあるとか聞いたことがあったが、とりあえず、記憶にある日本では売春行為はご法度。

ご法度とされていても、男は女を抱きたいもので、そういう売春行為が陰で行われていた。

そういう世界だった。

だが、この世界は違う。

売春行為は普通のことなのだ。

外へ出て、駅前まで足を延ばせば、売りをする女性をたくさん見ることができるし、買うこともできる。

しかも、安い。

いや、別に前の世界でそういうことをしたことがあるというわけではない。薄い本や思春期真っ只中のエロガキが、出会い系サイトの情報を漁り、知識を蓄えていただけだが、前の世界では、女性を抱くのに数万円はかかるのが普通。

ただ、この世界では数千円あれば、抱けてしまう。

しかも、この世界の女性は美人な人が多い、だから可愛い女の子と簡単にエッチができてしまう。

夢のような世界である。

そういうわけで、俺はクラスで一番可愛い女の子を買って、後輩の女の子にも手を出し、そして、クラスで一番可愛い女の子の母親も抱いた。

それぞれ一日ずつ、違う相手といたした。

行動に移したのが、水曜日からだったのだから、水、木、金とエッチを堪能し、昨日の土曜は休息日とした。

学校の勉強を疎かにして、成績を落とすのも面白くないし、それにエッチのしすぎで強張っていた身体を休ませたいという思いもあった。

外に出ると誘惑が多く、女性につられてしまいそうな気がして、極力、家から出ないで昨日は過ごした。

勉強して、勉強して、切りの良いところまでペンを走らせて、ご飯を食べ、外へ走りに行く。

身体を休ませるとは言いつつも、どれくらいの疲労が蓄積しているのかを測る手段として、自分で手軽に判断する方法は走ることだった。

この世界の俺の趣味は走ること。

一時間という区切りを作って、走り出した。

快調らしい快調。

足は上がるし、身体も重くはない。

多少の違和感を覚えるのは腰回りで、それは帰ったらよくストレッチをしてほぐしてやろうと決めつつ、地面を蹴る足は軽快に進んでいく。

そうして、帰宅して、シャワーを浴びて、もう一回勉強をして、寝た。

もちろん、しっかりとご飯は食べている。

前の世界の感覚でいったら、超人的な行為のようだが、この世界の俺としては苦にもならない行動だった。

土日の休日だけではなく、授業がある平日もこれくらいのことを続けていたという記憶がある。

むしろ、今回、走る量は制限している。前はもっと追い込んでいた。

そう思うと、三日間エッチをする程度で悲鳴を上げる身体のつくりはしていないというわけだ。

もちろん、日常では使わないような筋肉も使うのがエッチなので、痛めたことがない部分が鈍い感じになっているのは否定しないが、まぁ、おおむねそれくらいの問題でしかない。

流しめで過ごした昨日を経て、日曜の朝、今では身体に違和感はない。

また激しいセックスをしても、問題はないくらいだ。

そう思うとムクムクと女性を抱きたい欲求が膨らんでくるわけだ。

「……さて、芸能面からはまたあのプレイボーイの話題ですね」

メインの男性アナウンサーが女性のアナウンサーに話を振る。

「はい。そうなんです。芸能界きってのプレイボーイであるアイドルの……」

なんとなく眺めていれば、ニュースは芸能面の内容に移り変わっていて、そうして紹介されたのは一人の男性だ。

見るからにイケメン。

女性が熱を上げそうな風貌だと思う。

「……彼はまたもやドラマで共演した女性とラブホで仲良くしたということです」

「何度目ですか?」

「通算ですが、三十八回目です」

女性のアナウンサーが声を弾まして、伝えた内容に男性アナウンサーが驚いたように聞き返す。

「……プレイボーイですね」

「そうですね。でも、そんなプレイボーイな彼だからこそ、人気が高まっているわけです」

女性の熱弁に「はぁっ」と溜め息を吐いてしまう。

もちろん、男性アナウンサーも俺と同じような反応だ。

「女性が好きなのはエッチで積極的な男性ですからね。女性に興味津々というだけで、女性人気はうなぎ上りですから」

「やはり、そういうものなんですかね?」

熱を帯びていく女性アナウンサーを尻目に、男性アナウンサーがコメンテーターの女性に話を振る。

「そういうものですね。世の中の女性たちは男性に抱かれたいという信条を持っています。それはご存じの通り、男性が女性に性的な興味を抱かないという問題と妊娠率の低さという部分があるわけです。そんな状況で、女性と積極的にエッチをする男性というのは女性の憧れです。この前のアンケートでは、女性が好意的になる男性像として、経験人数が多い、エッチをした回数が多い男性が好かれるというデータも出ていますからね」

「なるほど」

眼鏡をかけた知的な女性コメンテーターがすらすらと流れるように解説した内容に男性アナウンサーが納得する。

「もちろん、男性が女性に性的な興味を持ちづらいとしても、彼のように時々、女性に興味を持つ人もいるわけです」

コメンテーターが取り上げられているイケメンアイドルは、特殊なんだと断りつつも、こういう男性が増えると女性も嬉しいんですけどねと、女性アナウンサーに同調するように話を締めた。

「やっぱり、杏美

さんの言う通りかぁ……」

杏美さんというのは一昨日相手をしてくれた

朝

山

蜜柑

の母親だ。

自分と同い年の娘がいるとは思えないほどに、美人で綺麗で胸もあって、そのくせ、俺にアプローチをかけてくるような積極性もあった。

あまり感情豊かという雰囲気はなかったイメージで、クールというよりは冷たいとか無機質な印象を覚えていたが、俺を前にして、そんな雰囲気は一つもなかった。

完全に発情していた杏美さんはエロくて、可愛かった。

彼女は元デリヘル嬢なので、エッチなことについては娘の蜜柑と比べても経験豊富なはずだった。

もちろん、杏美さんとのエッチが凄く気持ち良いものではあったのだが、それは蜜柑と後輩の女の子である真島由利ちゃんとのエッチと劇的に違うものではなかった。

むしろ、そこで劇的に違っていたら、俺は杏美さんにのめり込んで熱を上げていただろうが、経験豊富な杏美さんも俺とのエッチで乱れまくってくれた。

男としての自信が深まるばかりではあった。

あったのだが、女心を俺が理解できているのかというとそれはまた別の問題で、結局、俺は恋愛ができているわけではなかった。

この世界ではコメンテーターが言うように男性は女性に興味がない。

だから、女性は男性に対して、かなり甘い。

エッチなことをしてくれる相手なら誰でも良いと言い切るのは失礼だが、そういう部分も間違いなくあってしまっている。

そこにつけこんでいる自覚もあった。

一番好きな女性はと聞かれても、蜜柑と由利ちゃん、今では杏美さんも加わって、三人の中での優劣を決めることができない。

好きであるのだが、絶対に蜜柑が一番とは思っていないのだ。

優柔不断で申し訳ないと思うが、この世界の女性は簡単に仲良くなれるわけで、一番と決め打ちするのができないのだ。

まぁ、だからといって、節操なく、誰でも良いというのも不誠実だとは思っている。

いや、既に複数人と関係を持っている段階で誠実ではないと言われたら、ぐうの音も出ないとは分かっているのだが、そういう話ではない。

男の悲しい性なので、許して欲しい。

そう、ここまで考えていた。

だが、一昨日、杏美さんから言われたのはこの考え方とは真逆な話だった。

「エッチ上手くなって欲しい♡」

期待するようにうっとりと杏美さんにそう言われた。

これは一昨日、杏美さんとエッチをしていた最後に言われた言葉そのままだ。

エッチの最中に言われた内容なので、自分が下手くそだという話に想えるかもしれないが、そうではない。

杏美さんは息も絶え絶えというほどに乱れてくれた上で、俺に諭すようにそう口にしていたのだ。

理由は一つで、エッチが上手い、エッチができる男は女性のモテるからという理由だった。

「……本当に価値観が違う」

テレビでもやっているが、この世界の男性がモテる理由はエッチかどうかに関わってくるのだ。

男性がエッチをする頻度が少ないというのが普通なので、そうではない男性というだけで女性としては興味を持つという話だ。

それに妊娠率が低いというのは、エッチの頻度が少ないことと、この世界の男性の精力が薄いという二つの理由があるからでもある。

だから、言葉をもっと安直にするとこの世界でモテる男というのは、エッチをよくしていて、テクニックもあって、膣内射精を繰り返す男ということになって、それはヤリチンというのがモテるという話に落ち着く。

女性に対して、誠実であるという判断は膣内射精をするかどうかでしかない。

女性も男性を捕まえておけるとは思っていないので、妊娠できる可能性がある膣内射精をしてくれただけで、男性を許しているというわけだ。

これが女性側の、一般的な男性に求めていることだ。

だが、誰にでも好みというものがある。

この世界の男性は基本的に女性に対して、常に淡白であるが、女性に惚れて入れ込むことがある。

そうなると独占欲というものも持つし、それを女性に向ける。

そして、それが法律として認可されている。

それが性奴隷契約というものだ。

性奴隷契約を持ち出されるのは一般的には物凄く性的な魅力を持つ女性であることが多い。

例えば、人気風俗嬢とか、だ。

まぁ、人気風俗嬢だけに適用されるものではない部分もあって、人によっては行きずりで関係を持った女の子に惚れ込んで契約を結ぶ男性もいるのだ。

女性にしてみても、性奴隷契約というガチガチに束縛されるほどの好意を向けられて、恐怖するよりも嬉しいという気持ちが大きいので、好意的に受け入れられている。

性奴隷契約は女性を独占するものなので、その本質的な部分では人権がとかそういう問題もあるとは思うのだが、それでも女性にしてみれば男性に愛されるという実感と実体験が伴うわけで、女性の夢になっている。

そういう世界だということ、だ。

いや、本当に価値観が違くて目が回る部分もあるのだが、都合が良すぎる部分もあって、男として反応してしまうのは許して欲しい。

「……エロ」

例えば、コマーシャルが流れ、化粧品の紹介が流れているけど、ほぼ全裸の女優さんが出てくるのだ。

「男を発情させる目的があるとは思うけど、俺には効きすぎるんだよな」

綺麗な女優さんは本当に大事な部分以外全て丸見えなほどの下着だけを着て、化粧水の効能を宣伝している。

次のコマーシャルはボディーソープで、こっちは下着のように大事な部分を隠しているのは泡だけだ。

いや、よく見れば乳輪が見えてる。

「……」

食い入るように画面に釘付けになってしまう。

いや、これ、駄目だろうと思うのだが、こういうコマーシャルを流しているのはうっすい男性の性欲を刺激して、女性にぶつけさせるみたいな意味があるとかいう話で、俺は前の世界の感覚があるから、エロいと思えば、チ×コが勃起するが、この世界の男性はこういう日々のセクシャルな出来事を重ねに重ねて月に一回、女性を抱くとかいう話なのだ。

俺が異常なだけなので、こういうコマーシャルがなくなることはないと思うのだが、マジで股間に悪い。

まぁ、凄くエロいので眼福ではある。

そうこうしているうちにコマーシャルの時間が終わって、次のニュースに話が移る。

「さて、政治のニュースです。与党から以前、提示されました。一夫多妻制導入と離婚の厳格化について、各党がそれぞれ意見を取りまとめ、昨日、会見を開きました」

「へぇ……」

この世界でも一夫多妻制は認められていなかった。

というよりも、結婚するというのが、前の世界と意味合いが違っていた。

この世界の結婚は男女が協力して、生活をするという側面が強かった。

経済的な側面で、一人で暮らすよりも楽だから結婚をするという雰囲気がある。

前の世界みたいに好きだから、結婚して家族になるとかいう話ではない。

場合によっては、妊娠も結婚相手の子供ではないという場合も普通にある。

だって、別に男性は性的な欲求から結婚しているわけではないからだ。

子供を産みたいと思っているのは女性の都合でしかないと思っている男性も多いのだ。

もちろん、結婚する程度には男女間の関係ができていることもあるので、普通は結婚相手と妊娠を目指す場合が多いのだが、性的なことを嫌悪するというか意味がないとして非協力的な男性がいて、そういう場合は妻が他人の子種で孕んでも良いと口にする男性もいる。

まぁ、そういう前の世界と結婚の価値観がおおいに違っているというか、結婚でこうなのだから、恋人関係というのもドライ気味だったりする。

結婚と恋人関係のどちらにも言えるのが、ギブアンドテイクな関係性が根的にあるということだ。

「ここで与党が提示していた一夫多妻制について、ご説明をしますと……」

そう言って、男性アナウンサーが説明をしていく。

その内容を聞くと納得を覚える。

「……比較的、女性に興味を持つ男性を中心としたハーレムを容認するというのが、与党が推進する一夫多妻制の話になるかと思います」

まさに説明を聞くとそうなる。

「これは雛森議員が主導する政策になるかと思いますね」

男性アナウンサーがコメンテーターに問いかける。

「そうですね。これはかなり男性優位の政策なのですが……」

「男性優位なんですか?」

コメンテーターの言葉に被せるように男性アナウンサーが反応する。

「はい。広く誤解されていますが、これは男性優遇の措置です。我が国は比較的、男女間の仲は良好ですが、他国では女性が男性を襲う男狩りのようなこともいまだに残っています。世界的に見ても、日本の女性が受けの対応をしているのは驚きとともに称賛されています」

「そうですね。他国では、年頃の男性が女性に襲われるといった事案も発生しているとのことですが、日本ではあまり聞きませんね」

「長年の経験則で、襲うよりも待つ方が男性に抱かれやすいということが日本では分かっていますからね」

なるほど日本では当たり前なのだが、外国では貞操の危機を覚えることもあるのかと驚く。

いや、そういう話を聞いたことが記憶にはあるのだが、こうやって、また繰り返し聞かされて、ようやく実感が伴った。

「……それで一夫多妻制がどう男性に優位なのですか?」

「はい。これは男性を女性が満足させるための制度です」

「というと?」

コメンテーターの言葉に腑に落ちないと男性が首を傾げる。

「男性は統計的に複数の女性に迫られると、興奮することが知られています」

「まぁ、そうですね」

コメンテーターの言葉に、かなり棒読みではあるが、男性アナウンサーが協調する。

「男性は納得しづらい内容ですが、多数の女性に迫られる状況というのは我が国では、襲うといった無理矢理ではないということもあります」

「そうはいっても、多数の女性に迫られるのは怖いとか、面倒だという意識を持ちやすいのでは?」

「その指摘は……」

ニュースは続く。

俺としてはそれ以降の内容はディスカッションの様相が強くて、流しながらで聞いていた。

一夫多妻制の導入の話は要約すれば、女性に興味を持った男性を多くの女性がシェアするといった方法をとった時、幸福度が男女共に高くなるという海外のデータがあるから、実践してみようという話だった。

実際、少なからず女性に興味を示す男性というのも、存在している。

そういう存在を多くの女性が囲えば、男性にしてみても嬉しいのかもしれないと思う。

自分だったら、そりゃ、嬉しいに決まっている。

「……というわけで一夫多妻制の導入を推進している雛森議員のお話です」

ニュースをダラダラと聞いていたが、そろそろ良い時間だからと席を立つ。

そうして、テレビを消す前に現れた女性。

厳しそうな雰囲気だが、驚くほどに豊満なプロポーションをスーツに詰め込んだというような美女。

俺でも知っている政治家の雛森議員だ。

今、一番、総理大臣に近いと言われるほどの人で、若々しく見えるのに杏美さんよりも一回りほど年上だ。

熟女と言われる年齢だと分かるのだが、まぁ、なんというか、色気がある。

「それでは今回、私が国会に……」

そして一度、口を開けば、その芯のある声音と理路整然とした物言いについつい聞き入ってしまう。

「……以上の理由で、私は女性の代弁者として、この制度を進めていきたいと思っている」

どうやら、取材を受けたのは会見場ではなく、立ち話の中でだったらしく、それではというと踵を返して、記者たちの前からいなくなる。

秘書らしい女性に先導され、その場をいなくなるまで結局、俺はテレビを見続けていた。

「支度しよう」

そう言って、俺は自室に戻って、着替える。

「……駅前で良いよな」

そう独り言を呟きながら、よそ行きの服に着替える。

鏡の前で服装を確認し、寝癖がないことを確認する。

「……今から興奮してたら、変態だと思われるな」

今日の予定を考えて、気持ちが逸って、チ×コが大きくなりそうになるのを我慢する。

そうは言っても、自分でもどうしようもない。

なにせ、今日、俺は女性を買おうとしているのだ。

クラスメイトとか、学校の後輩とか、顔見知りではなく。

初対面の女性を性的な欲求から買う。

それを考えるだけで、興奮しない方がおかしいと思う。

しかし、一昨日と違って、変に興奮もしていない。

時刻は午後十時を回った頃で、こんな朝から物色するのはおかしいと思うのだが、今日は日曜日である。

多くの人が休みな日曜日は女性の方も男性の方も開放的になるのか、夜ではなく、お昼に相手を見つけて、エッチをするということが多いらしい。

それは調べたら出てきた情報だった。

だから、出遅れないように俺はそそくさと家を出るのだった。

二話 駅前でエッチなお姉さんに逆ナンされて

「そこのお兄さん。エッチに興味ありますか?」

駅前にやってきてすぐにそう声をかけられた。

「まぁ、興味はありますね」

「マジですか?」

声をかけてきたのはバニーのお姉さんだった。

可愛いのだが、スタイルが今一つというか、グッとくるほどの色気がない。

「お姉さんから聞いてきたのに?」

俺の返答に驚きの表情を浮かべて、赤面してしまう。

そして、あわあわと恥ずかしがっているような態度を取られて、ついついそんな言葉を投げかけてしまった。

「もしかして意地悪ですか?」

「そうじゃないです」

「ということはお兄さんは本当にエッチなことに興味があると?」

「そうですね」

「そうなんですか。じゃあじゃあ、ウチのお店なんかいかがでしょう!」

そう言って、声をかけてきたお姉さんが持っていたプラカードを見せてくる。

風俗店の客引きなのだろう、お姉さんが見せてきたプラカードには店名と料金設定と場所の情報が書かれていた。

三時間で一万円。

それが安いのかどうかは判断がつかないのだが、前の世界と比べたら安い。

そして、書かれているのはそれだけではない。

女の子のチェンジは無料無制限で、何度でも膣内射精可と明記されている。

後に書かれているのはあくまでして欲しいから書いているといった雰囲気で、一番重要な情報としては、やはり女の子の無料無制限でのチェンジができることだ。

この世界の女性はレベルが高い。

目の前のお姉さんも可愛くて、正直、前の世界で誘われたら二つ返事で頷いてしまうほどには可愛いのだが、残念ながらお姉さんよりももっとレベルが高い女性が彼女のお店にはいると分かってしまう。

「今なら、ウチの一番人気がお相手できます」

「それは……」

魅力的な誘い文句である。

「それに今、即決してくれたらサービスしちゃいますよ♡」

そう言いつつ、お姉さんは前かがみになる。

それがどうしたと思ったが、バニースーツで前かがみになった結果、お姉さんのおっぱいを包んでいた布が捲れて、おっぱいが零れる。

「……いいんですか?」

「いいんですかって、これくらいはサービスの範疇でもないですけど?」

お姉さんが戸惑って、困惑している。

「いや、そうだとしても……」

「選んでくれたら、ここで裸になりますけど?」

「……っ」

それは物凄いことだと思う。

ここは駅前で周りには人がいる。

それなのに衆目の前でストリップをしてみせると言われてしまった。

「なんなら、お店に行く前に私が相手しますけど?」

どこか期待するようにそう囁かれてしまった。

「……」

無言。

いや、本当にこういう直接的な誘いを受けるとは思ってなかったので、正直、堪らないのだが、周りを見渡せば、お姉さんより胸が大きかったり、もっと過激なことをしてくれそうな雰囲気の女性も多くいる。

なんというか、物凄く美味しそうな匂いを放つラーメン屋なのだが、隣にもラーメン屋があって、そっちは行列になっているみたいなそういう気分を覚える。

「……少し周りを見てからでも良いですか?」

「……仕方ないですね」

残念そうにお姉さんが肩を落とす。

周りを見てということは自分の誘いでは弱かったということが分かっているのか、悔しそうにお姉さんが唇を噛む。

「もしも、気が変わったら、声かけてください。そしたら、本当にできる範囲でサービス盛りますから♡」

最後だからと俺に抱き着いて、胸を押し付けながら、お姉さんがそう囁いてくれた。

単純に抱き着いて、いっぱい気持ち良くするとか言われたらホイホイついていく自信があったが、そういう積極性はお姉さんにはないらしい。

それも含めて、やはりお姉さんにグッと来ない。

いや、凄い失礼な感想だというのは分かっているのだが、あと一押しして欲しかったという気持ちだ。

「じゃあ……」

「はい……」

期待するようにチラチラとこっちを見てくるお姉さんを置き去りに駅前を歩いていく。

日曜のお昼前、風俗店の客引きとしてやってきた女性たちはそれぞれが売り込みをしている。

平日などに比べて、男性の数人が客引きに声をかけ、そのままどこかへ向かうこともあれば、そのまま客引きの女性とどこかへといなくなっている。

そういう光景をなんとなく横目に物色を続ける。

「迷うな」

いざ、買うんだと思ったら、立ちんぼレベルの女の子で満足できる自信がなかった。

いや、可愛いとかグッとくる子はいると思うのだが、実際、経験豊富じゃない女の子とエッチをするとなると不安を覚える程度には俺のチ×コはデカい。

由利ちゃんも不慣れだったためにかなり無理をさせたし、結局、俺一人で由利ちゃんを満足させることはできなかった。

そういうこともあるので、俺が買おうとしているのはプロの方に意識が向いていた。

風俗嬢とかデリヘル嬢とか、そういうお仕事として身体を売っている女性に手解きをしてもらうというか、結局のところ、俺の経験を増やすという意味でまずは女性に慣れるべきなんだろうと勝手に思っているのだ。

最初のバニーお姉さんの誘いを断り、駅前をブラブラする。

誰も彼も魅力的だった。

正直、目移りしまくりで、決めれそうにない。

物色すればするほど、エッチな女性たちを見ることになるので、我慢も限界に近づいている。

「……さっきのお姉さんに声をかけても良いかな」

いや、別に他の客引きが持っているプラカードの内容が悪いからとか、そういうのではなくて、純粋に決められない。

「そこの少年」

「……はい?」

「お相手をお探しかい?」

後ろから声をかけられたので、振り返る。

そこには水着を着け、サンダルを履いた美女がいた。

茶色に染めた髪。

たわわなおっぱい。

スラッとしたスタイル。

くびれたお腹には、エッチなタトゥーが刻まれていた。

タトゥーのデザインはハートをベースにしたもののようで、まるで漫画の淫紋とかそういう類のデザインだった。

明らかにエッチさを演出するものに、気分的につられてしまう。

「今なら、元デリヘル嬢の私を条件付きで格安で買えるけど……」

どうすると彼女が挑戦的にこちらを見る。

その視線を受け止めて、「価格は?」

俺の問いかけに美女は、「……楽しめそうだ」

ふふふっと不敵に笑った。

気分的に迷っていたが、こういう挑発的というか、向こうから絡んできた相手に対して、引くとかそういう弱腰を見せたくないと思ったのは、これまで数少ないとはいえ、相手してくれた全員を乱れまくらせたという自信があったからだ。

しかも、元デリヘル嬢ということは杏美さんと同じだ。

一方的に搾り取られるようなこともないだろうという楽観的な考えもあった。

「まずは自己紹介、こちらの名前は

雛

森

雫

だ」

「三笠 圭です」

「見た感じ、学生さんかな?」

「そうですね。嫌ですか?」

「いや、そんなことはない。むしろ、好都合だ」

「好都合?」

「若い子は経験的に溜まってることが多くて、いっぱい楽しめるから」

向こうが値踏みをするように見つめてくる。

見るからに経験豊富。

俺は目の前の美女とのエッチがどうなるのかと内心でほくそ笑みつつ、次の会話を窺う。

「それでは交渉といこうか」

切り出してきたのは向こうの方からだった。

「お手柔らかに……」

まぁ、どう見ても年上なので、主導権を握られることに抵抗はない。

それに雰囲気で交渉が得意そうだと思ったので、下手にこちらから詰めるとやり返されてしまいそうな気がした。

いや、それだけではなく、俺は目の前の美女にかなり惹かれている。

下手に気分を害して、おざなりな関係で終わるのは嫌だと思う部分もあった。

「圭は……」

「いきなりですね」

「嫌かい?」

「嫌ではないです」

距離感の詰め方が速い。

いきなりの名前呼びに面食らってしまうが、そういう感じならこっちも雫と呼び捨てにしてやろうかと思うが、それは高圧的だなと思って、落としどころとして雫さんと呼ぶかと決める。

グイグイ来るタイプらしい雫さんはもう俺に抱き着いている。

「なるほど、経験はある感じかな?」

「まぁ、なくはないですね」

経験がない男性だと、これだけで固まってしまうかもしれないなぁと考える。

水着だけなので、抱き着かれると彼女の柔らかさとかが分かってしまう。

「それも含めて、まずはこちらの条件の部分を伝えよう」

「そういえば、条件付きでしたね」

割と条件を付けるタイプの交渉は多いと聞く。

いわゆる保険だ。

女性側としても射精させることができなかった時に無給となると面倒なことが多いために、例えば、射精できない場合でも半額はもらうとか、暴力的なのは無しとかそういう話し合いがもたれることが多い。

特に経験豊富な女性とむしろ未経験の女の子がよく使う手だ。

片方は交渉で追加した条件をクリアすることができれば、金銭を多く得れるように。

もう片方は経験にもならないし、お金ももらえないという被害を減らすために。

一応、この世界でも処女には価値がある。

処女をどれくらいの価値で売ったかは、年頃の女の子のプライドに直結する。

後はどれくらい早く売れたのかも年頃の女の子にとっては重要なこととして、認知されている。

このあたりの駆け引きがあるので、変態が初物食いを狙うこともある。

まぁ、そういう変態はけち臭くて、なあなあで少女を食い物にするので男女両方から嫌われている。

「私の条件は簡単だ」

「そうなんですか?」

「射精する際は全て膣内射精だけにしてもらう」

「……うん?」

「私は妊娠がしたい」

「なる、ほど?」

自信満々でドヤ顔で提示された内容に面食らう。

そんなことで良いのかと思わなくもないが、それを口にしたら、条件が厳しくなる可能性もあるので敢えて黙っておく。

「だから、手コキで無駄撃ち、パイズリで無駄撃ち、アナルセックスで無駄撃ちなんてのは許せない」

「……射精するならここでって?」

熱っぽく俺に訴えてきた雫さんのタトゥーを指で小突いてやる。

「……ぁあぁん♡ 経験ないっていう割に、いいセンスだよ♡ これは当たりを引いたかなぁ?」

雫さんは煽り誘うように腰を振ってくる。

(まだ、我慢だ……)

ここで勃起したら、逃げ出される可能性を感じて、腹に力を込めた。

雫さんのエッチな雰囲気に俺は魅了されている。

一日、なんもしないで休んだせいで体力は有り余っているし、なにより、今日は思いっきりエッチをするんだということで我慢していたので、限界が近いのだ。

雫さんレベルの相手から声をかけられて交渉されている内容がエッチのことだというのは、元の世界では絶対に体験できないことだと思う。

「我慢できなくなってきちゃったから、移動しようか」

雫さんが抱き着いたまま、歩き出す。

俺もそれにつられて歩き出した。

ほとんどお互いに交渉が成立したことが分かった。

俺が嫌がらないということは『そういうことだよね?』と雫さんの目が問いかけてきたので頷いた。

笑顔が帰ってきた。

「どこに、行くんですか?」

「さっき、このあたりで新装開店したラブホのオーナーさんがお試しチケットを配ってたんだ」

交渉は成立しているのだけど、俺は雫さんがどうしたいのかが気になって問いかけた。

そして、雫さんは簡単に答えてくれた。

どうやら目的地はラブホらしい。

「そういうの珍しいですよね?」

「珍しくはないよ。ただ、新装開店するラブホって少ないだけだね。それで、結構色んな子がもらったりしていたね」

「へぇ」

「そうだ。割とセンスがいい君だから、一つ条件を、いいや、勝負を提案したいんだけど」

「勝負?」

「ここにあるのはラブホのお試しチケットで時刻は一部屋三十分だけ無料になるんだ」

「はい」

それはまた破格と言えるのではと思うのだが、雫さんは気にもしていないから、そういうクーポンはよくある話なのかもしれない。

「だから、この三十分で私を絶頂させられたら、三つのお願いを聞いてあげよう」

「三つのお願い?」

「そうそう。どんなお願いでも聞いてあげるけど、本気で無理なことの場合は拒否させてもらうよ」

「例えば?」

「妊娠薬を使って妊娠しろとか」

「……凄い内容ですね」

「大丈夫、まだ猶予はあるからね。ここで一発、自然受精で妊娠したい」

「それはまたなんで?」

「エッチなことが好きだからだよ」

「うわぁ、言い切ったよ」

とても良い笑顔でエッチが好きだと言い切った雫さん。

本気らしいというのは分かるので、反応に困る。

男性とエッチなことをしたい女性は多いが、エッチが好きだから自然妊娠したいというのはなかなかだと思う。

「子供は欲しい。でも、エッチもしていたい。なら、目標は自然受精しかないだろ?」

「そうですね」

「そう思って、自分を売り続けているというのに成果なし」

「……下手とか?」

「言うねぇ……」

スッと視線が鋭くなる。

値踏みする対象から敵意を持った雰囲気になる。

「怒りましたか?」

「怒ったよ。覚悟してもらおうか……」

そうは言いつつも、本当に怒ったという雰囲気ではない。

むしろ、冷ややかな瞳の奥にはさらに熱いものが見える気がする。

蜜柑とも由利ちゃんとも違う関係。

本気で女性を買うんだという気分が高まってきている。

その上で、まぁ、雫さんという女性はどういう人かと確認したくて軽口を叩いたら、思ったよりも的確に地雷を踏んだらしい。

ニコニコとしつつこめかみのあたりに青筋が見える。

「……」

そんな気の置けない会話をしていたのだが、唐突に雫さんは足を止めた。

「どうかしましたか?」

「……うぅん、何でもないよ」

あたりを見回した雫さんは何でもないと誤魔化して歩き出す。

絶対に何かがあるのだが、俺が周りを気にしようとしたら、露骨に邪魔してきた。

「なんかありますよね?」

「ノーコメント」

「実は美人局とか?」

「君にとっても私にとってもまったくの無害だから」

「本当ですか?」

「嘘は吐かない主義だよ」

ここで雫さんを信じるかどうかということになる。

ただ、俺も気付いてしまった。

俺たちの後を付けてくる人間がいる。

数は二人。

「気付いちゃったか」

「あれって……」

「あの子たちもクーポンをもらってるんだよ」

一緒にもらったから間違いないと声を潜めて教えてくれる雫さん。

後を付けてくる二人に聞かれないように会話する。

「だから、たぶん、私のおこぼれを狙ってるんじゃないかな」

「おこぼれ?」

「……元デリヘル嬢に好き勝手されて、プライドが折れた男に声をかけて」

「なるほど?」

「そういう手法で初めてを売る子は多いのさ」

そう俺たちのあとをつけているのは見るからに年下で発育途中の女の子たちだった。

「売りをする気はあるようだから、初潮は終えてるだろうね」

「……」

「年下には興味なしかい? まぁ、彼女たちには悪いけど……」

「悪いけど?」

「骨抜きにして、干からびるまで相手してもらおうかな」

ふふふと半眼でこちらを睨んでくる。

まだ、雫さんは怒っているらしい。

物騒なことを言われて、背中に嫌な冷汗が零れる。

(大丈夫。俺のチ×コなら……)

負ける気はしていない。

そして、こういう自信がある相手をぶち負かしたくて仕方ない気分になっている。

惚れている。

飢えたところに現れた極上の獲物。

手に入れたくて仕方なくなっていく。

一昨日とは違うはずなのに、女性を手に入れたい欲求が強まっている。

ということは薬の影響ではなく、俺の問題だったのかと違う意味で怖くなるが、まぁ、それは男の性だよなということにしておく。

この世界の男性はまったくそんなことを思う人がいないとは理解しているが、それはそれ、俺は俺だ。

「そういえば、値段について、しっかりと話してなかったね」

「そうですね」

「三十分は勝負だから、無料で良い。その後は一万円だけど、どうする?」

「……いいですよ」

雫さんから提示された内容と金額に驚いて、固まったがすぐに首を縦に振った。

「値切らなくていいのかい?」

俺の反応にどこか思うところがあったのか、そう聞き返された。

「値切ったら、勝負に勝っても反故にされそうですから」

無料で三十分は相手をしてもらえるとか、最高かと口に出そうになったのだが、雫さんはそんなことに気付いている様子はない。

「……っぷ。面白いことを言うね」

お腹を抱えて笑い出す雫さん。

あはははとさっきまでの険悪な雰囲気は消えてしまった。

「勝つのは私だよ」

「やってみないと分からなくないですか?」

自信満々にどや顔をかましてくる雫さん。

「そう言って、無様に泣きわめく男たちを転がしてきたんだ」

「……へぇ」

「経験人数が四桁台の実力に震えるといいさ」

雫さんは楽しそうに俺を誘って、ラブホに着くとカウンターでクーポンを渡す。

「では、時刻は三十分です。延長につきましては、本日はご遠慮いただいておりますので……」

受付のお姉さんから釘を刺されて部屋に向かう。

そうは言ってもコンビニ型ラブホなので狭いから、すぐに部屋までたどり着けた。

「三十分後はどうしますか?」

部屋の扉をもらった鍵で開けながら確認する。

延長不可という話だが、別に勝負して終わりという話ではなかったと思う。

「まだできるなら場所を移動するのも手だし……」

「雫さん?」

「……まぁ、その時に考えれば良いと思うな」

何かを悩むようなそぶりを見せていた雫さんの言葉にそれもそうかと頷く。

新装開店でクーポンを配っていたタイミングだから、延長して欲しくないとかそういう話なら納得できることもある。

まぁ、悩んでいる時間が惜しいので、問題は棚に上げておくことにした。

部屋に入るなり、即座に裸になった雫さん。

着ているのが水着なので、それはそうだが、準備完了が早い。

こっちも急いで服を脱ごうとするのだが、まぁ、時間がかかる。

(コンビニ型ってこんな感じか)

急がないとと思うが、そんなことを気にしてしまう。

部屋に入るとちょっと大きな部屋にベッドがあるだけという感じのつくりだった。

「さぁ、時間がないからね! 最初から全力で……」

ふふふんと主導権を取ろうとしてくる雫さん。

そんな雫さんをベッドに押し倒した。

こっちも服は全て脱いで全裸の状況だ。

いきなりのことに「ひゃあ」っと可愛い悲鳴を上げた雫さんが抗議するように睨んでくる。

そんな彼女に俺は勃ち始めたチ×コを見せる。

「よろしくお願いしますね、雫さん?」

「ひょぇ……?」

勃起し始めて、グングンとデカくなるチ×コ。

それを上目遣いで見つめ、泣き出しそうになっている雫さんに襲い掛かるのだった。

(経験豊富そうなのにガチガチに固まってるけど、そういうタイプかな?)驚くと固まってしまうのかもしれないと思いつつ、俺は全裸になって露わになった雫さんの身体に興奮して、覆いかぶさった。

三話 今日の獲物は「年下の男の子」の予定

私は雛森 雫。

職業は売春婦。

自称というか、一応、売春婦だけで生活できているわけではないので、これが本業かと問われたら、バイトの方を口にすることが多い。

ただ、基本的に私の生活の中では売春が第一に大事なことになる。

バイトはバイトでしかない。

仕事をしているので、その点での責任は感じているし、手を抜くと迷惑をかけることになるので、遺憾なく能力を発揮するが、そんなことよりチ×コをマ×コで咥えこんでいたいと思っている。

そういう女だ。

デリヘル嬢を辞める時、色々と悩んだが、デリヘルの仕事が自分には合っていなくて辞めてしまった。

まず、私は妊娠したい。

そして、出産手当てをもらいながら、エッチなことをし続けて生きてゆきたい。

産んだ子供を蔑ろにするような気持ちは持ち合わせていない。

子供は可愛いから、大好きだが、それはそれとして、エッチが好きなのだ。

思考が本当に駄目な人間だということは理解しているが、それを隠して生きていけるほど賢くもない。

だからこそ、目指すはトップオブトップの風俗嬢たちだった。

分かっている。

自分はエロ女神たちとは違う。

だからと言って諦めて男を喜ばせて、子種を捨てるようなパイズリ、フェラ、アナルセックスで満足されるだけで終わってしまう仕事に魅力を感じられなかった。

疼く子宮に耐えられず、デリヘルを二日で辞めて、それからは立ちんぼに戻った。

戻ったといっても、元デリヘル嬢としての肩書を使って、少しお高めの設定料金でもちろん、デリヘル嬢と比べたら格安で自分を売った。

基本的に膣内射精のみと条件を付けて、それと煽るように勝負を仕掛ける。

性欲を溜め込んで、発散目的に女を買う男にとって、ゲーム感覚でエッチをする項目が増えることは面白いらしい。

一回の売りで提示するのは、時と場合によるが千円から三千円。

デリヘル嬢を買うよりも安価だということもあって、勝負で負けるとムキになって、追いプレイを要求される。

そうなると要求された分だけ、きっちりと精液を搾り取れる上で、だいたい四回くらいは相手をするので、普通の立ちんぼよりは稼げている。

しかも、しっかり子種は子宮に注がれるのだ。

こんなに双方楽しめている売りも少ない気がする。

そうやって、私は日々を過ごしてきた。

それと立ちんぼする場所もよく変える。

普通なら自分の住んでる地域でやる方が良い。

売れてくれば顔見知りも増えるので買われやすくなる。

しかし、私はフラフラと売りをする場所を変えている。

理由はなんとなくだが、わざわざ同じ相手に抱かれるよりも、違う地域に出向いて性欲を溜め込んだ相手を相手した方が搾り取れる精液の量も多いだろうと思っているからだ。

いや、実際、自分の住んでる地域で売りをしていたら、どんどん薄くなる精液を子宮で受け止めて、萎えた。

(河岸を変えて、正解だよなぁ)

フラフラと出張して、見知らぬ土地で身体を売る。

そして、私は負けなし。

いつも、男が白目を剥くまでヤり続けてきた。

それでも妊娠できないので、海外にも出向いたことがある。

日本の場合、それこそ妊娠薬の使用は任意となっているが、国によっては強制のところもある。

一定の年齢までに自然受精できなかったら、行政執行で連行され孕ませられる国もあれば、むしろ、国全体で自然受精のみで子を産もうとする国もある。

後者の国は観光客に対しても、おおらかで、エッチを要求して、こちらからお金を払えば、抱いてくれる。

女性の場合は抱いてくれて、男性の場合も抱かせてもらえる。

それで妊娠できたとしても認知はしてもらえないけれど、国の政策でエッチを推奨しているためか、チ×コも大きくて、精子が濃くて、激しいセックスをしてもらえるとあって、旅行先としては人気が高い。

そういう国が世界には多くあって、私はそこでも似たような勝負を持ちかけては勝ってきた。

それでも妊娠はできていないので、焦りは募る。

海外で流行っている妊娠のおまじないのタトゥーも彫り込んでもらったのは焦りを紛らわすためだ。

そして、今日も私は自分を売るために自宅から離れた駅に降り立った。

「さぁて、頑張るとしますか」

背伸びをして、売りをしていこうとした矢先、「ラブホの新装開店でぇす! 宜しかったらクーポン差し上げます!」

という声につられてみれば、このご時世らしくコンビニ型のラブホが新しくできたらしい。

最近では小さい土地に展開することが多いラブホだが、今もホテル型の人気は高い。

ヤる目的だけではなく、普通のホテルに泊まるのとサービスは変わらない。

もちろん、ヤった後の処理についても手厚いのだから、デリヘル嬢との待ち合わせにラブホを指定すると喜ばれるのは当然だ。

とはいえ、お手軽さで言えばコンビニ型の方が楽だし、使いやすい。

「随分大盤振る舞いだね」

「オーナーは宝くじが当たったから、ラブホの経営に乗り出したみたいで、最初が肝心と」

クーポンを配っている女性に声をかけるとどうやら、薄利多売をしているらしい。

「お姉さんは経験豊富そうですね」

「そうだね」

「なら、短い方でもいいですか?」

「どれくらい?」

「三十分」

「まぁ、いいかな」

自分ならその時間で一回は抜ける。

持ちかける勝負的にもちょうど良いと受け取った。

「あの……」

「私たちももらいたいです」

私の後にそう言ったのは見るからに経験がなさそうな女の子たちだった。

未成熟な身体つき。

幼さが残っていることから、フライングしようとしているのだろう。

売春はいつから始めても良いとされているが、それは原則ではない。

この世界では身体を売る権利が認められている。

ただ、一部の言い分として、売春は成人してからにすべしという意見もある。それは未成熟な身体でのセックスでは健康を害することがあるからだ。

ただ、自分もそうだったが、そんなルールで足踏みしたくないということを思うのが年頃の女の子というやつだ。

「……初めて?」

「「……はい」」

背伸びして、売りをしようとしていても怖くて友達と一緒にする。

これもよくある話。

自分の時は好奇心に負けて、一人で売りをして酷い目にあったなと思い出したくもない初体験がチラつく。

「いいわ。初めての子なら長時間のクーポンをあげる」

「「あ、ありがとうございます」」

少女たちは渡されたクーポンを嬉しそうに握り締めて頭を下げる。

「……もし、よかったらだけど」

そんな二人に私は声をかけた。

「は、はい?」

「なんで、しょうか?」

「怖がらないでいいよ。君たち二人とも今日が初めてということは処女、だよね?」

二人からは警戒されている。

ただ、同じ女性同士、警戒はされていてもお話は聞いてくれる。

私の質問にこくりと首を縦に振った二人。

「私が男を引っかけるから、覗き見する気はあるかい?」

「えっ……」

「……いいんですか?」

「いいですね」

経験した女性が未経験の女の子に手解きをすることがある。

私は気まぐれにこの二人にそれをしようとしていた。

二人は満更でもなそうだ。

それとクーポンを配っていた女性も乗り気だ。

「どうだい?」

「「お、お願いします」」

そういうわけで彼女たちに私が見える位置で待機してもらって、私が男を捕まえたら後を追ってもらうことになった。

「私は雛森 雫」

「

青

葉

紗

良

です」

「

氷

室

洋

子

です」

私が自己紹介をすると二人がそれぞれ自己紹介を返してくれる。

(なるほど、紗良ちゃんに洋子ちゃんね)

礼儀正しい雰囲気とフライングしようとしている緊張感から危うさを感じてしまう。

「……お手伝いしても?」

クーポン配りの女性もニコニコと話に入ってくる。

「頼めますか?」

さすがに私一人だけでは手に余る部分もあるが、お店側に協力者がいるならやりようはある。

「えぇ、そういう心意気は好きですから、私は

御

厨

といいます」

初めての二人と私の手解きを助けてくれるという御厨。

「それと確認だけど……」

「「はい」」

「……本気で売りをする?」

「「そうです」」

年齢を聞き出すことはしない。

だが、同じ女性だ。

身体つきから大体は理解できてしまう。

(これは若い子を引っかけるべきだな)

自分だけなら、年齢は関係なく、溜まっていそうな男性に声をかけるのだが、初めての女の子たちに脂ののった禿げ頭を紹介するのは気が引けた。

だから、二十代の男性をターゲットにしようと心に決めた。

できれば、もっと若い方がいいとは思いつつも、そんな若い子が駅前で相手を探すなどというのはとても珍しいので、あくまでできる限り若くて、清潔感がある男性をターゲットにすると心に決める。

「二人は離れててね」

「……じゃあ、お店で待ってますね」

一応、手解きはするといっても、三人で売りをすると売れるものも売れない。

おっかなびっくりしている紗良ちゃんは、どこか残念そうに引き下がる。

人の機微には敏いらしいと紗良ちゃんの評価に付け加える。

女性の将来なりたい職業ランキング第一位が性奴隷な世界4 駅前にいたエッチなお姉さん 第1部 (1/5)
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