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女性の将来なりたい職業ランキング第一位が性奴隷な世界3 クラスメイトの欲求不満なお母さん · 第1部

女性の将来なりたい職業ランキング第一位が性奴隷な世界3 クラスメイトの欲求不満なお母さん 第1部 (1/5)
次の話

一話 クラスで一番可愛い子のいつもと違う金曜日「おはよう」

「おはよう」

いつもと変わらない朝の教室の光景が広がっている。

昨日登校した時には女子からの注目を浴びたわけだが、今日はそんなことはない。

席にたどり着き、鞄を席に置いたところで挨拶をされた。

声で誰かは分かっているので、挨拶を返す。

「いつもより遅かったね」

「蜜柑?」

「なにか?」

目をパチパチと俺の態度に対して不思議そうにしているのは朝山蜜柑だ。

可愛らしい顔立ちとメリハリのある身体つき、セミロングの黒髪でちょっとだけ目のやり場に困るのはスカートの丈が短いからだ。

もちろん、それで表情を変えるようなことはないけど、ドキリとはさせられてしまった。

見渡してみても蜜柑のスカートの丈は他の女子と比べたら変わらないのだが、そうは言っても彼女の裸を知っているので、ちょっとした肌色を見るとその先の光景を想像してしまうのは悲しい男の性だろうと思う。

いや、だって可愛い女の子をエロい目で見てしまうのは仕方ないと思うのだ。

俺としては挨拶をするのは、クラスメイトだから当たり前だとは思っている。

だが、いつもより登校時間が遅かったと指摘されたことが今までになかったので、名前を呼んでどうかしたのかと問いかけたつもりだったが、そのことは伝わっていないようだ。

クラスメイトで一番可愛い女の子。

そんな高嶺の花とも言えるような彼女と俺の関係といえば恋人というかセフレというのが近いのかもしれない。

セフレというと悪いイメージがあるかもしれないが、この世界でいう恋人というのはお互いに好意を持って、仲良くしている関係ではない。好意と言えなくもないが互いに相手に対しての好感を持ってはいるもののそこにあるのは協力関係のようなものだ。

それはどうしてか。

この世界では男性は女性に興味をほとんど持たないからだ。

いや、興味がないというよりも性的に見ないのだ。

クラスメイトの中で一番可愛い女の子となれば、前の世界なら引く手あまたで、運動部のイケメンとか、勉強ができるイケメンを筆頭に告白合戦が行われて、その中で彼氏を作ったりするものだと思う。

だが、世界が違う。

クラスの男子はほとんど蜜柑のことを気にしていない。

そのことについて俺としてはラッキーとか、そういう気持ちしか思い浮かばない。

なぜ、そう思うのかと言えば、俺はこの世界の価値観と違う価値観を持っているからだ。

俺は確かに現代の日本の学生だった。

この世界とは違って、男性は女性に対して下心を込めて興味津々だったし、女性の価値は高かった。

売春行為は違法であり、そして、高いものだったはずだ。

でも、この世界では女性に対して男性は興味がない。

女性の方は生物的な危機感を持っていることもあって、性的なことに対して積極的であるなどのことから、女性は自分たちの価値をかなり低く見積もって身体を売るという行為をしている。

このクラスの女子の大半が既に男性経験済みであり、それは恋人とイチャラブした結果ではなく、売りをした結果でしかない。

この世界で女性が男性と性行為を行うのは基本的には売春を通してということになったりする。

だから、女性に興味を持つ男というのは特異な存在であり、女性側からしたら大変好まれるということだ。

そして、俺は一昨日、このクラスで一番可愛いと思う女の子を買ったわけだ。

それもセックスをして終わりではない。

普通ならセックスしたら終わってしまうか、関係が薄くなるはずなのに俺はそうしたくなかった。

だって、身近にいるメチャクチャ可愛い女の子とお近づきになって、一回で関係を終わらせれるわけがない。

今だって、俺としては可愛い彼女が覚悟を決めて朝の挨拶をして話しかけてくれていて、この状況にたまらなくなっている。

「遅いって言うけど、そこまでか?」

「三笠くんって、いつも八時前には学校には来てたと思うけど?」

「そう言われるとそうかも……」

たまらない気持ちはあるが、それを態度に出すとこの世界ではおかしな奴と冷ややかに見られるという感覚もあるので、努めて普通の会話を返すことに決める。

通学時間はいつも固定していた。

もちろんテストがあるとか、部活の時は朝練とかがあった時は別だったが、そういうことがない日は朝八時少し前には到着していて、のんびりとホームルームまでの時間を潰していた。

読書をしたり、予習復習とかをしたりとそういうことを続けていたのだが、それは家にいても暇だからという消極的な考えからくる話だった。

「……ギリギリまで真島さんとエッチしてたとか? なんか、ちょっと体調悪そうだけど?」

耳元で囁くように蜜柑が問いかけてくる。

「そうじゃなかったし、体調は悪くないと思うけど?」」

「上手くいかなかったりは?」

「……そういうこともなかったけど」

蜜柑が口にした真島さんというのは

真

島

由

利

という後輩のことだ。

昨日、学校ですることではないし、お昼休みでのこととはいえ、ムラムラしたからと呼び出して、人気のないトイレで目の前にいる可愛い女の子を抱いた俺だったが、その現場を目撃したのが後輩の由利ちゃんだった。

蜜柑のマ×コに、七割くらいの大きさまで勃起したチ×コを入れて、ずんずんと責め立て、そして、お互いに快感を味わった。

七割と言っても、それでも大きいしセックスするには問題はなかった。

それ以上の大きさになると納まらなくなって、午後の授業をサボる必要が出てきてしまうような気がしていたので、その方が都合が良かった。

正直、学校でしているという背徳感もあったし、クラスで一番可愛い女の子と連続というかエッチな関係を続けているということ、それに好きだっていう気持ちを確かめた上でのセックスだったこともあったので、最高に気持ち良かった。

蜜柑の中をチ×コでいっぱいかき混ぜて喘がせ、精液をこれでもかと注いだ。

注いだ精液はそのままだと溢れるというので、それを指で丹念に掻き出したりもした。

理性が働いて、授業に間に合うようにとかいう気持ちがなかったら、ずっと放課後まであそこでセックスをしていたと思う。

そうなったら、蜜柑は失神してしまっただろうし、俺の方はずっと腰を振っていたと思う。

それくらい俺は性的にも感情的にも、蜜柑にハマっていると思う。

そこまで考えてから頭が重いなと感じた。

じんわりとした熱っぽさがある。

それが重さになって、頭をボーっとはさせるが、疲れもあるだろうと考えると納得できてしまった。

病気的な感覚ではないので、純粋に疲労感っぽい。

身体は疲れているのに、じっくりとした熱さが身体の中の方で燻っているような感覚で、オナニーし過ぎてもう精液が出ないのにまだ硬くなったチ×コを持て余している時のような感覚を覚える。

連日、セックスをしているのだ。

それも一回で終わらなくて、何度も腰を振り、相手の中に精液を目一杯吐き出すようなセックスだ。

興奮したら即セックス。そんなことをしていたら、そりゃ、情緒がおかしくなることもあるかもしれない。

冷めやらない興奮が燻ぶっているのだろう。

何度も言うが、この世界は男性が女性に性的な興味をほとんど持たない。

だから性犯罪というものもほとんど起きないし、むしろ、性的なことを男がしようとしたら嬉しがられるということもある。

もちろん、乱暴に行為に及んで、痛い思いをしたりすれば女性側も渋々という感じで警察に被害を訴えることもあるらしいのだが、そういう前に女性側が勝手に納得してしまうことも多いとか少ないとか。

何が言いたいのかと言えば、学校でエッチなことをしているということは不純異性交遊だと目くじらを立てるようなことではなく、「えぇ、学校でエッチなことをしている!」というゴシップ的なスキャンダラスな内容なのだ。

それを目撃された。

目撃されたことに対して、俺の感覚としてはバレてはいけないことがバレてしまったみたいな感じがあったのだが、目撃した由利ちゃんの反応が異質だったこともあって、俺と蜜柑の対応は慎重なものになった。

正直、この世界では異端というか特異的な俺の態度に対して、意地悪というか詰めてくる女性がいてもおかしくはないはずだと思う。

女性に興味津々な男というのは希少価値が高いのだ。

性的な意味かは別にしても女性に興味を持つだけでももてはやされるのだが、俺の場合はそこに性的な興奮も付随する。

この世界では売春が一般的な職業として成立しているし、コンビニと同じような感覚で小規模なラブホがあったりもするし、風俗嬢は半裸になって駅前で煽情的に客引きをしているのが日常だ。

ただ、売春行為が成立することも少ないので、女性の方は欲求不満になっていたりする。

成立しないのは男性が買わないからだ。

俺としては勃起しようとすればすぐに勃起するし、可愛ければ仲良くするのは吝かではない。

それとこの世界の俺のチ×コはデカいし、持続性もあるし、射精する精液の量も多い。

とはいえ、一昨日、蜜柑で童貞を捨てた俺としてはそのことに対しての自信というものはまだ持ち合わせていない。

経験豊富な蜜柑が大いに自分のチ×コで乱れて悶えてくれたし、由利ちゃんもいっぱい気持ち良くなってくれたから男としての自信を持てそうな気はしている。

比べると悲しくなるが、前の世界の自分のチ×コとは別物だ。

あっちは平均的な日本人の男性サイズ。

今は欧米人の平均よりもデカい部類のサイズとなれば、その点でも満足というか愉悦を覚えるというものだ。

正直、このチ×コを使って遊びまわりたいという気持ちもあるのだが、そんなことをしたら蜜柑と由利ちゃんに嫌われるんじゃないかという気持ちもあるので、実行する気は今のところない。

「……本当に? 君の凄いじゃん」

「「えっ

?!

」」

「あっ……」

最初は盗み聞きされないようにと耳元での囁きだったが、その後は会話する時の普通の距離に落ち着いていた。

だから不用意に蜜柑の口から俺が凄いという発言に対して、驚きの声をあげたのは近くの女子たちだ。

内緒話を盗み聞きしようとする感じではなかったが、クラスのほとんどは俺が一昨日蜜柑を買ったことを知っていて、だから、俺と蜜柑はクラスメイトであるものの微妙な関係性だということを理解している。

そこに来て、蜜柑が隠すように話をしていたので興味本位的に聞き耳くらいは立てていた子も多くいたということだろう。

そして蜜柑の「君の凄いじゃん」の発言。

繰り返すが、蜜柑はこのクラスで一番可愛い女の子である。

そして、可愛いという評価は何もクラスメイトたちが決めた番付だけではない。

知っているからこそ、面白くなくなるのだが、蜜柑はクラスで一番買われていた女子なのだ。

そうなると蜜柑が凄いという言葉は男性経験豊富な蜜柑が認める凄いということになり、それを聞いてしまった女子が俺を熱っぽく見つめてくる。

「「……ゴクリ」」

血走ったとまでは言わないものの周りからの視線の熱量が上がったのは間違いない。

「……えぇっと」

自分の失言で空気が変わってしまったことを理解している蜜柑が何とも言えない表情で俺を窺ってくる。

「「あっ、あの……」」

そんな微妙な空気の中で俺に声がかかった。

「うん?」

声がする方を向くと同学年の女子だ。

クラスは違うが見たことはある。

面識は少ないから、声をかけられるというのも不思議な話だ。

「どうかしたの?」

「お礼を言いたくて……」

「「お礼?」」

はてと首を傾げたのは俺と蜜柑だけではなく周りの全員だ。

「その……昨日はありがとうございました」

「昨日?」

「どういうこと?」

昨日はありがとうございましたと言われても何のことか分からないと俺は困ってしまう。

逆に蜜柑の方はちょっとだけ声を冷たくして、何の話かと問いただしている。

「昨日、その、美容の授業の後に……」

「あっ」

「蜜柑?」

「この子たちと美容の授業で一緒のグループだった」

「それで美容の授業が終わって着替えに戻ってた時に……」

「あぁ……」

昨日、体育があってちょっとしたアクシデントのフォローをした結果、周りよりはやく授業を終えた俺は蜜柑もいた美容の授業あがりのグループとすれ違った。

美容の授業というのは、この世界では一般的な授業内容で女性らしさを磨く授業だ。

男性は女性に興味を持たない。いや、ほとんど持たないのだが、魅力的な女性であれば多少は興味を持たれやすいというのは広く知られている。

だから、学校の授業でも美容という名目で女性を磨くというのが普通のことである。

「でも、何もしてないはずだけど……」

「「あの……」」

確かにすれ違った記憶はある。

ただ、それで彼女たちに何かをしたということはない。

彼女たちには何もしていないが蜜柑を捕まえて、お昼休みにエッチをする約束はしたが、その話をしている時には周りには誰もいなかったはずだ。

「「自意識過剰かもですけど、エッチな視線をもらえた気がして……」」

「……うん」

「なるほどね」

俺としては極力見ないようにという心でいたが、それでも一団を無視するのも無理な話だ。

それで、まぁ、目についた女の子たちを見つめてしまったとは思う。

蜜柑という可愛い女の子と仲良くできるとは知っていても、同年代の女の子が無防備な薄着でいたら見ちゃうものだ。

その場に他の男子がいたら俺とは違う反応をしていただろうが、その場には自分しかいなかった。

男子がいたらしない反応とは、エッチな視線を向けるかどうかだと思う。

「その貴方の視線がねちっこくて、ゾクゾクしたんです」

「それで私たち昨日、あの格好で売りをしたんです」

「えっ」

美容の授業で何をしていたのかは分からないが彼女たちは昨日、しっとりと汗で濡れていて、タンクトップとショートパンツを身に着けていた。

蜜柑もそうだったが汗だくでピッタリと身体のラインに張り付いていた格好なので、気分的にはスクール水着とかそういう着衣のエロさを感じていたのは事実だ。

そういう不意打ちのエロに興奮して、お昼休みに発散したいと蜜柑を呼び出した部分もあった。

「それで買ってもらえまして」

「「……詳しく!」」

この世界で買われるという行為は女性たちにとってみれば凄いことという認識だ。

だからこそ、その話題について知りたいと思う女子たちの食いつきが強いのは当然だ。

途端に売春を成功させた女の子たちは女子たちに取り囲まれてしまう。

「……三笠」

静かな声音で囁かれる。

蜜柑は目の前の熱狂的な集団に興味がないとばかりに無視して、俺の背後に移動して、両肩に手を置いて、背後から話しかけてきている状況だ。

その声音がどこか冷たい感じがあって、俺としてはびっくりしてしまうのだが、そんな俺の反応に気付かないで蜜柑は続ける。

「誰でも良いの?」

「誰でもって……」

蜜柑が言う誰でもというのは俺が誰に反応するかを確認してきているのだと分かる。

両肩に置かれた蜜柑の手がググッグッと力が込められて、無言の圧力を感じる。

「誰でもは良くないな」

「本当に?」

「正直、まぁ、エッチな格好してたら見ちゃうのは否定できないけどさ」

「ふーん」

「でも、それでどうにかしたいって思うかどうかは別だしな」

「そうなの?」

蜜柑からの圧力が減った。

「そうなんだよな。エッチな格好してるのを見ると興奮はするんだけど……」

俺の言葉に蜜柑がグッと背中におっぱいを押し当ててくる。

ムニムニとした感触と彼女の体温が背中から、徐々に身体中に広がっていくような気持ち良さとともにムラムラ感が強くなる。

正直このまま、彼女の腕を掴んで、どこか空き教室で抱いてやろうかという物騒なことも考えてしまう。

蜜柑もさすがにそんな強引な態度を取れば嫌がるだろうが、それを無視して、チ×コを捩じ込んでしまえば、後はどうとでもなるだろうと思う。でもさすがにおっぱいを押し当てて続けていれば周りに気付かれると身体を離されてしまった。

おかげで最高に気持ちの良い感触が遠のいていく。

「へぇ」

気を取り直すように俺の言葉に相槌を打ちつつ再度、肩を掴まれるが、「その興奮を蜜柑にぶつけたいとか思うし」

「ふぇ!」

「「「うん?」」」

クラスの話題の中心は俺と蜜柑ではなかった。

だから、俺たちの会話を聞いてるような物好きはいなかった。

それにかまけて俺は素直に思いを口にしたわけだが、そういう反応を返されると思っていなかった蜜柑としては刺激が強すぎたらしい。

蜜柑は羞恥よりは照れの感情で可愛い声を上げたようだが、その声は注目を浴びる程度には大きかった。

「三笠くん? 君は蜜柑に何をしたのかな?」

「変なことはしてないけど?」

「それなら蜜柑が顔を真っ赤にしないと思うけど?」

言いがかりだと眉をひそめるのだが、女子たちは俺の反応を見ても変わらない。

その態度と目で後ろを振り向くように促されたので、恐る恐る振り返ると顔を真っ赤にしてこちらを恨めしそうに睨む可愛い姿があった。

注目を浴びるような反応をしたことが悔しいのか、唇をキュッと引き結んで、睨みつける瞳はどこか潤んでいる。

虐めたくなるほどに可愛くて、俺はニンマリとしてしまった。

「あっ……」

蜜柑も俺の反応によからぬものを感じたのかもしれないが、だからといって距離を取ることもない。

ここで俺から距離を取れば何かされたというのが事実だと認めるようなものだ。

驚かすようなことを言った俺が悪いのだが、そうすると女子たちに追及されるのは明白で、それも蜜柑としては避けたいということだろう。

「「「……」」」

蜜柑はそういうジレンマを抱えて顔を伏せてしまったのだが、俺としてはその反応のすべてがグッとくるので周りのこととか気にしないでニコニコと見つめ続ける。

「……まぁ、好きにしなよ」

「うん?」

近くの女子がどこか呆れるような口調で俺にそう言ってきて、それと同時に俺と蜜柑に向けられていた視線とか興味が元に戻る。

「「むぅ……」」

「あれはちょっとおかしいから……」

やってきた女の子たちが不満そうにしているとクラスの女子が溜め息交じりに宥めにかかる。

「ちょっとくらい興味を示してくれても……」

「それなら蜜柑くらい可愛くないとね」

「……くぅ」

そんな感じでなんか慰める感じの雰囲気が漂い出す。

「えっ、どういうこと?」

どう見ても俺が悪いという空気なのは間違いない。

悪いことをしたのなら謝るべきだという感覚で周囲に問いかける。

「……分からないなら分からないでもいいと思うな」

「そうなの?」

蜜柑が強い口調でそう言った。

「なんというか、三笠くんって印象随分変わったよね」

馬鹿にされているわけでもないが、距離を取られたような感じで悲しくなる。

女子の一人がそう言った言葉に周囲の全員が頷いた。

変な奴と思われていると思うともっと悲しくなるのだが、そんな俺の反応を見て、誰も侮蔑の表情を浮かべているということはない。

そうこうしているとチャイムが鳴った。

「「あっ……」」

他クラスの女子二人はチャイムの音で眉をひそめた。

「はいはい、お帰りなさい」

「「くぅ……」」

蜜柑が冷たくそう口にすると恨めしそうに睨む。

「そのうち、お話しさせてあげるから……」

「本当ですか!」

「嘘じゃないですよね?」

「まずはクラスの子たちから、じゃないと抜け駆けだとか言って喧嘩になるから」

「そうだね」

「正直、美味しい情報を教えてくれたから譲っただけだし」

「うん?」

蜜柑が苦笑交じりに言った言葉を受けて二人が色めき立つ。

それに加えて理由を諭すように口にした蜜柑の言葉にクラスの女子が頷いている。

「ということで、そのうち三笠くんと話させてあげるから、待っていて」

「「はーい」」

チャイムも鳴り始めて、自分のクラスに帰らないといけないという二人に蜜柑が諭して、二人は納得したように教室を後にした。

「……俺の話?」

「まぁ、そういうことです」

蜜柑が困ったように頷く。

「どういう……」

「クラスメイトを買っちゃうような男子のことを女子が放っとけるわけがないと思わない?」

「それは、そうかも」

そう言われるとクラスの女子全員から興味を持たれているとようやく理解できる。

そして、あの二人も程度は違うにしても俺の特異性というかエッチな視線を同級生に向けるような変な奴という意味で興味を持ったということだろう。

「なんか微妙に勘違いしてそうだけど……」

「ほら、ちゃっちゃと席に着けよー」

蜜柑の言葉に俺が反応する前に担任がやってきた。

「じゃあ、後でね」

「……あぁ」

蜜柑は自分の席に向かっていく。

後でということは後で話す時間を取るということだろう。

それがいつなのかは明言していない。

とりあえず、ホームルームが始まる。

「起立、礼」

クラス委員の

鷺

山

さんが号令をかけて、起立して礼をする。

こういうところは不変だ。

「じゃあ、今日の連絡事項だが……」

担任がいくつかの連絡事項を話し、そして、一限目の英語の授業が始まるのだが、「あっ……」

俺は鞄を開いてある問題に気付いた。

「どうしたの?」

隣の席の女子が訝しそうに聞いてくる。

「鞄の中身を替え忘れた」

「……らしくないミスだね」

替え忘れたというよりも家に帰ってないから替えられなかったが正しいのだが、そうは言ってもそれを口にするわけにはいかないので言い訳をするしかなかった。

「むっ……」

蜜柑の席は少し離れているが、俺の言葉に反応している気配がする。

「……仕方ないから、教科書、一緒に見る?」

「……お願いしてもいいか?」

前の俺なら忘れるとかそういうことはよくあった。

もちろん、それで隣の女子に教科書を見せてもらうなんていう青春の一ページみたいなことをしていたわけではなく、他クラスの友人に頭を下げに行っていた。

だが、この世界の俺はそういう友人がいない。

部活に所属していた時は多少の交友関係はあったのだが、それも今ではなくなっていた。

そういう意味では隣の席の女子が気を利かせてくれる状況というのは、大変助かるという話だ。

「それじゃあ、席をくっつけてと……」

教科書を忘れた時の対応はどの世界でも変わらない。

もっともこの世界の自分はかなりしっかりしていたので、こういうミスもかなり少ない。

少ないが無くは無いのは人間は時として、アホだからだ。

この世界の勉強ができる奴というのは平気で遅刻してくるとか、話がまともに成り立たないとか、マッドな研究が好きだとかそういう人が多い。

もちろん全員というわけではないが、頭のネジが抜けているような奴も多い。

そういう意味ではこの学年にいる天才は基本的に学校に手ぶらで来たりするというのは有名な話だ。

授業を聞く必要がないほどに既に学習を進めているのだが、ふとした時に教科書を確認したくなるらしく、彼の隣の席の女子は甲斐甲斐しくお世話をしているらしい。

俺の場合もそういう優しさという感じだと思う。

「ふふふ、昨日は走りすぎたとか?」

席を近づけてくれた女子。

名前は小清水さんだったと思うが、彼女は小声で話しかけてくる。

「ちょっと違うかな……まぁ、のめり込んだのは間違いないけど」

「へぇ」

そんな風に軽いやり取りをしているとどこからか、鋭い視線を感じた。

「うん?」

「どうかした?」

「……いや」

俺の反応に小清水さんが反応する。

鋭い視線にはハッとするような強さがあった。

そういう視線を向けてくる相手の心当たりは一人しかいない。

俺はちょっと離れた席の蜜柑を見た。

バッチリとお互いの視線がぶつかる。

視線がぶつかって、蜜柑も俺が視線に気付いたことを察知したのか、ノロノロと視線を外す。

(気になるのかな)

まぁ、当然だとは思うが、その後も授業について問題は感じなかったが、違う意味で気になることがあるたびに蜜柑を確認して、目を逸らされてを繰り返す。

一限目が終わった。

「……三笠くん?」

「どうかしたの?」

先生が退出すると同時に蜜柑が突撃してくる。

怒っているようにも驚いているようにも見える表情の彼女は真剣そうだ。

「なんで、あんなことを?」

「あんなことって?」

「小清水さんとその、密着して……」

「教科書忘れたから、見せてもらってただけだけど?」

「本当に?」

「なんで、そんなに疑われてるの?」

可愛い反応というか、顔を真っ赤にして、こちらに詰め寄ってくる蜜柑にいたずら心が働くのを止められない。

もちろん、からかうだけではないが、それでも気分の良い反応ではない。

「だって……」

蜜柑がもの言いたげにしている。

「だって、なに?」

俺は少しだけ怒ったような雰囲気を醸し出して、立ち上がる。

「……仲良くしてるのかなって」

「仲良く?」

「……してないけど?」

蜜柑の勢いに小清水さんもどう反応していいのかと口を挟んでこなかった。

ただ、ここに来て、ようやく口を挟んでくれた。

「……本当に?」

「してないよ。そりゃ、あの三笠くんだからね。何かあるかなって思ったけど、無反応だったよ」

「そうなんだ」

「いや、反応の違いよ」

疑っていた蜜柑は小清水さんの言葉で納得したようだが、俺は納得できない。

「まぁ、隣が蜜柑だったら反応は違ったんじゃない?」

「へっ?」

小清水さんの言葉に蜜柑が変な声を上げた。

「ねぇねぇ」

にやにやと人の悪い笑顔で小清水さんが俺に話しかけてくる。

「なに?」

「もしも、私じゃなくて蜜柑が隣の席だったら、三笠くんなにかした?」

「なにか?」

「ありゃ、なんか反応が悪い」

「だから、三笠くんとは何もありませんから」

「えぇ、嘘だよ」

小清水さんのなにかしたのかという問いになにをするんだと思っていたら、完全に羞恥で顔を真っ赤にした蜜柑が諫めるように口を挟んだ。

「あんなに三笠くんに熱い視線を向けてたじゃん」

「それは、まぁ……」

「それに三笠くんも反応してたじゃん」

小清水さんが声のボリュームを徐々に上げていく。

「良い雰囲気だった。近くで見ていた私が言うんだから間違いない」

そう言われると強くは否定できない。

「……私と三笠くんの間に関係はありません」

蜜柑が一つ深呼吸をしてから、きっぱりと否定した。

「……うん。そっか、ごめん」

真剣さと多少の怒りが込められた蜜柑の言葉に、小清水さんもようやく落ち着いて頷いてくれる。

「やめて、だからね」

睨みつけるように蜜柑が小清水さんを睨む。

本当に嫌そうだった。

嫌そうにしているということに俺はショックを受けていた。

蜜柑がきっぱりと関係を否定する態度に沸々としたものが湧き上がってくる。

もちろん、照れ隠しとかだとは思う。

深呼吸をして、羞恥の表情を隠そうとしていたが、まだ顔は赤かったし、なにより、隠しようがないほどに耳が真っ赤だった。

だから、言葉としては傷付くような鋭さがあっても、しっかりと蜜柑との繋がりは切れていないのは分かっていた。

分かっているけど、そこまでムキになって否定している蜜柑の姿に怒りを覚えてしまう。

「問題ないなら良かった」

蜜柑はそう言うと自分の席まで戻っていく。

俺と小清水さんだけではなく、周りの雰囲気も沈んだものになった。

「ごめんね」

「別に」

冷たくする意図はないけど、囃し立てた小清水さんに短く答える。

「……ごめん」

「いや、俺の方こそごめん」

元を正せば、俺が忘れたのが問題だったのだから、謝るべきは俺だ。

恐縮する小清水さんに対して、しっかりと頭を下げる。

もちろん、囃し立てたから微妙な雰囲気になったことに対しては思うところはあるが、傷付いて欲しいわけではない。

「次の授業のは……」

「……これからの科目は大丈夫だな」

「そっか」

突き離すという意図はもちろんないが、残念ながらこれからの授業は昨日と被っている物も多い。

大丈夫と言えば、小清水さんも申し訳なさそうに席を離して、定位置に戻る。

まだ少しだけ次の授業まで時間があった。

俺はスマホを取り出して、蜜柑の連絡先を選ぶと今日のお昼の予定を確認するメッセージをしたためて送信した。

気付けば次の担当の先生がやってきていた。

ピロリンと軽快な音が鳴る。

「授業が始まるからな。携帯はマナーモードにしておけよ」

授業が始まる前だが、タイミング的にはギリギリ休み時間なので、釘を刺した形だ。

先生の言葉に少し離れた席の蜜柑がビクリと反応する。

彼女はちょうどスマホを確認していた。

タイミング的に鳴ったのは蜜柑のスマホで、理由は俺からのメッセージだろう。

反応したのはスマホの着信のことかもしれないし、今日もお昼休みは五階のトイレに来るようにという内容のメッセージを確認して、ドキッとしてくれたのかもしれない。

そうして、予鈴が鳴り、授業が始まる。

なんというか、俺はもうお昼休みが楽しみで仕方がなくなっていた。

好きな女の子が俺との関係はないと弁明していたことに対して、意地悪したいような気分が強くある。

「……っ」

蜜柑が俺の方を確認する。

そして、俺と目が合うとすぐに視線を外してしまう。

前を向いてしまって、こちらを向こうとしてくれない。

でも、そんな蜜柑の耳が赤くなっていることに俺は気付いてしまった。

「楽しみだな」

そう思ったことを呟くと俺は残り三つの授業へと意識を傾けるのだった。

二話 休み時間にはセックスを

「疲れた……」

お昼休みである。

疲れたと口にしつつも、肉体的な疲労よりは精神的な疲労が強いと思う。

一限終わりの休み時間にあった一連のやり取りから周囲からの視線が熱く、それだけでなく女子たちがなんとなく接近してくるし、ちょっと誘惑されている気がする。

たぶん、気がするだけではなく本当に誘惑されていたとは思う。

そういう意味で、朝、由利ちゃんたちにしっぽりと抜かれたというのに、ムラムラとした気分を覚えていた。

それでチ×コがムズムズしてはいたのだが、勃起するわけにもいかないと性欲を無視していたので、疲れた。

あの後、一度も蜜柑は俺の方を見てくれなかった。

怒らせたというよりは無視されている雰囲気にちょっとだけ不満を覚えている。

休み時間に声をかけようとしてもそそくさといなくなってしまい、戻って来るのは授業ギリギリで声をかける余裕もなかった。

蜜柑がどうして無視しているのかというのは確かなことは言えないが、なんとなく恥ずかしいとか、我慢できなくなるからみたいな、俺と同じな理由な気がしていて、それなら、良いかと思っている自分もいたので、気にはしていない。

気にはしてないというか気にしないようにしているだけで、不満を感じているのだから、それをぶつけたいという邪な気持ちも湧いて、心の中に溜まっている。

四限の授業の先生が午後から出張とかいう嬉しい誤算があって、チャイムが鳴る前にひっそりと教室を抜け出し、購買に向かって弁当をゲットしたわけだ。

授業が終わっていない状態だったが、購買の花さんとは顔見知りというかよくしてもらっているので、フライングでお弁当を売ってくれた。

「あっ……」

「どうかしたかい?」

「いや、ちょっとお金が少ないなって……」

「あれま、ないの?」

「そういうわけじゃないです。ただ、帰りに銀行寄らないとなって……」

「そういうところもキッチリしていると思っていたけどねぇ」

「こういうミスくらいはしますよ」

お弁当を買う時に財布の中身を確認し、残金の少なさに表情を曇らせる羽目になったのだが、それを花さんに詰められたので、素直に答えた。

財布の中は総額で三千円くらいだった。

お弁当の代金を支払えば残りは二千円と少しになる。

蜜柑に払う代金が少しだけ華々しくないものになるなということに歯噛みしてしまう。

「あっ、でも、今日はまた蜜柑を買えばいいのか……」

美味しい幕の内弁当を食べながら、俺はそう呟いていた。

別にお昼休みの相手だけをしてもらう必要はないというか、昨日だって、本当は蜜柑と夜まで、いや、朝まで一緒にいるつもりではいた。

乱入者というか、脇の甘さで計画が狂っただけでしかない。

買いをする時は声をかけた時に支払いをしないと良くないのだが、蜜柑と俺との仲なので事情を説明すれば、支払いを待ってくれるだろうという気持ちがある。

それならお昼に払う金額が、昨日と比べて少ないと思われることもないだろうと考えて、安心というか、プライドを慰める。

「……にしても、辛いなぁ」

エッチのしすぎで筋肉痛になったというわけではない。

授業の内容が分からなくて苦労したというわけでもない。

蜜柑を買ってから、連続して異性とエッチをし続けている。

普通なら落ち着くべき性欲がずっと高いままなのを感じていて、ここまでくれば朝から悶々としていると理解できる。

じゃあ、興奮しているのかというとそれとも違う。

感情が昂っているというだけだ。

眼が冴えているという感じが一番近いかもしれない。

悶々としているのに勉強の内容がすんなり入り込んできて、復習は要らないくらいだ。

「ごちそうさまでした」

俺は食べ終えた足で待ち合わせ場所へ行く。

「今日も早いな」

「……待たせたくないですから」

「嬉しいこと言ってくれるなぁ」

手早くお昼を済ませたというのに集合場所の五階のトイレの前には既に蜜柑がいた。

「でも、大丈夫なの?」

「なにが?」

「その三日続けてだけど?」

「お金の心配?」

「そっちじゃなくて、体調の方なんだけど?」

クラスでは俺の方を向いてくれなくなっていた蜜柑は今は俺をしっかりと見据えている。

それにどこか不安そうに問いかけてくるので、安心させるように大丈夫と身振りも交えて伝えたが、蜜柑の表情は硬い。

「上手く言えないけど悶々としてる」

「そ、そっか……」

俺の調子を心配してくれる。

嬉しい。

ただ、優しいことを言ってくれているというのに、ムカムカしてしまった。

その態度に怖がるように蜜柑が身構える。

どうやら蜜柑は俺がエッチな雰囲気を出すと固まってしまうようだ。

激しいのは否定できないけど、酷いことはしていないと思うのだが、受け入れるだけの蜜柑の方は感じ方が違うのかもしれない。

「ほら、今日も頼む」

「あっ♡」

彼女の腰に手を回し、尻を揉みつつトイレに連れ込む。

「今日は時間があるからな」

「そうだ、ね……♡」

昨日と同じトイレの個室に一緒に入り、ズボンを下ろしてチ×コを出す。

露出したチ×コを蜜柑が凝視する。

トイレの個室に連れ込んだ瞬間は更に身を縮こませていたが、チ×コを前にしたら、彼女の硬さが解けた。

蜜柑は嬉しそうにチ×コに手を伸ばしてくれる。

まずは挨拶という感じで蜜柑がチ×コを手で扱く。

そうして大きくなってくるとしゃがみこんで、チ×コの先っぽにキスをしてフェラしてくれる。

「……あぁ、いいわ」

「……ひもひぃい?」

「気持ち良い」

丹念に舌で愛撫されたチ×コが硬くなっていく。

積極性もあり、這い回る舌はこちらが気持ち良いと思うところを的確に刺激してくれる。

蜜柑も俺が感じるところを覚え出したのかもしれない。

そう思うと嬉しくなる。

根本から先まで、ねっとりと舐められて、それだけでなく咥えられてからもしっかり吸い上げられる。

「入れたい」

このまま、フェラだけで射精までいけるとは思うのだが、そうしたくなかったので希望を口にする。

「じゃあ、そっちに座ってもらって……」

指示されるままに便座に座る。

「今日は蜜柑が動いてくれる感じ?」

「……うん、そうだね♡」

昨日と同じように跨がってくれる蜜柑。

俺が愛撫するまでもなく、濡れ濡れの蜜柑のマ×コにチ×コが入る。

ビリっとした。

電流が走ったというか、悶々としていた気持ちに火が付いたというか、言葉にできないが俺は蜜柑の腰を掴んで、下から大きく突き上げていた。

「あひぃぃいん♡」

トイレどころか外まで聞こえてしまいそうな喘ぎ声。

「ひょっと、つよぉ♡」

マ×コにチ×コを入れた瞬間にカッとして、腰を振っていた。

「わ、わひゃしがするって……あぁぁん♡」

「悪い、我慢できない……」

彼女を抱き上げて、立ち上がる。

両腕で蜜柑の足を持ち上げ、そしてトイレのドアに押し付ける。

向かい合っているので蜜柑が俺の言葉に息を呑んだのが分かる。

そのまま、ドスドスパチュンパチュンと音を立てながら、彼女の中を蹂躙する。

「つよぉぉ♡ これ、だめぇ……♡」

逃げたいらしいが、彼女は俺に抱きかかえられていて、空中にいる状態。

逃げ場はない。

快感も逃がせないらしく、彼女のマ×コは即座に痙攣を始めている。

「ほら、もっと締めろ」

「あっひぃ♡ こぉぉ?」

俺は乱暴な感情、蜜柑のマ×コに精液をぶち込んでやるんだという気持ちで腰を振る。

(どうかしてる)

自分でもそう思うが、身体が止まらない。

チ×コも気持ち良いし、なんだかんだ蜜柑も嬉しそうに喘いでいる。

ピロロロロとスマホの着信音。

「……で、んひゃ♡」

「……っち」

自分でも驚くほどガラが悪く舌打ちをした。

ズボンのポケットに入っているから、仕方なしに一度チ×コを蜜柑の中から抜く。

ジュブっと掻き出された愛液がトイレの床にシミを作る。

着信音だけではどっちに電話がかかってきているか分からない。

俺と蜜柑はそれぞれ確認する。

着信は俺の方で、確認すると史郎さんの文字が表示される。

蜜柑はそのことにホッとした様子だ。

「……もしもし?」

「やぁ、三笠くんの電話で……」

「合ってますけど?」

要件はなんだというのだ。

こっちは気持ち良いセックスの真っ最中で、水を差された格好だ。

さすがに電話中に腰を振る気はなく、ようやくの小休止に、蜜柑が声を殺して身悶えつつも息を整えている。

「昨日の件で色々と分かったことがあったんだよ」

「そうですか」

「……きのう?」

詮索をしようとした蜜柑がこちらを窺ってくる。

そうやって息を整えて、フラフラしつつも俺に近寄ってくる。

近づいてきたから悪い考えが浮かんだ。

さっきのように便器に腰を下ろして、蜜柑に視線で跨がるように促す。

ギクリと蜜柑が固まるが、何度も促すと恐る恐るチ×コをマ×コで飲み込んでいく。

蜜柑が飲み込んでいくのを見つつも、マ×コにズッポリと入りきったところでチ×コを震わせる。

「……っあ♡ ふかぁあぁ♡」

快感の声を上げそうになるのを聞かれないようにと蜜柑は急いで自分の口を手で覆った。

それでもチ×コが奥の奥まで入り込んでいることを口にしてしまうほどには彼女はできあがっている。

「それで?」

蜜柑を跨がらせている間は軽い世間話を史郎さんとしていたのだが、俺はそろそろ本題に進んで欲しくて、続きを促した。

「あの男が使っていた薬は旧型の妊娠薬で間違いなかったんだけど」

あの男とは由利ちゃんに子種を提供していた男のことだ。

問題はそいつが違法な薬を利用していたことだ。

偶然だったが、俺はそのことに気付いて指摘することで由利ちゃんを助けることになったのだ。

そのことで真島家の人たちからは好意的な態度を取ってもらえていると思う。

「けど?」

「常習的にもう一つの薬も使用していたらしくてね」

「……なるほど?」

そういうこともあるかもしれないと思う。

旧型の妊娠薬という副作用が酷くて、現在では一般流通しないような薬を手に入れて利用していた。

そんな奴がまともな手段で女性とのエッチをしていたとは思えない。

人より勃起する程度の人間が女性とセックスを通しでできるとは限らない。

あんな柔そうなチ×コだったというか短小だったと思い出せば、史郎さんの言葉を疑うよりも納得してしまった。

「身構えなくていいよ。由利のマ×コに結構な量の成分が残っていてね。由利に入れていた君には反応が出ている可能性があるかと思ったんだ。ほら、聞いたことないかな、丸吉製薬の媚薬」

「あのコマーシャルの『獣のようなセックスを』っていう?」

「そうそう」

「あぁ……そういう」

「心当たりが?」

「精液の量とか、後は今日一日中、悶々としてまして」

この世界にはいろんなタイプの媚薬がある。

古くからあるものでは食べるものや香るものなどが分かりやすい。

現代になるとそこに投薬するものや服用するものなどが加わって、用途や効能など、後は費用の面で分けられて、媚薬の種類は増大した。

媚薬は無害でポピュラーなセックスアイテムの一つになっている。

丸吉製薬の媚薬はどういうものかというとローションタイプの媚薬だ。

使い方は女性器にローションとして注入するだけという手頃さがあり、女性にも多少は効果が期待できるがそれよりも男性側によく効くものとして知られている。

「あの媚薬は男の中枢神経を刺激して疑似興奮を起こさせて、興奮を煽るタイプだからね。なるほど、確かに桶にいっぱいの量の精液もこれで納得はできる」

「そうですね」

「分かってると思うけど、あの媚薬、男性のうっすい性欲を増長させるために狂暴化させる副作用があるからね」

「知ってますよ。使用者の軽犯罪率が増えるけど、媚薬としての効能が高いから特例的に認められてますからね」

言った通り、そういう薬だ。

ただし、その分、その薬を使って軽犯罪を起こすと二度と媚薬が購入できなくなるので、使用者は安全というか狂暴化しても被害を起こさないで済む屋内での使用も呼びかけられている。

セックスしか考えられない状況で、近くに別の女性がいたら目の前の女性を忘れて襲い掛かるようになることもある代物だ。

もちろん、そんな暴走をするほど興奮する男性は稀なのだが、そういう副作用による事件もあった。

だが、屋内なら他の女性はいない。

わざわざセックスを中断して、外に女性を漁りに行くほどの積極性というか、狂暴性はないという薬だ。

海外ではこれを使って祭りの一環として乱交をすることもあるとか聞いたことがある。

割と高くもあるが、それを使用しつつデリヘルに相手をしてもらうなどが一般的だったりする。

一種のバイアグラ的な代物だ。

まぁ、そこまでの手間をかけて、女性をどうこうする男は多くはない。

「常習的に使っていたようでね。由利のマ×コにかなり成分が残っていたんだ」

「……そういう」

昨日、由利ちゃんはローションを注入するとか、そういうことはしていないはずだった。

それなのにどうして媚薬の効能があるのかと思えば、常習的に使っていたということで理解できる。

ローションタイプの媚薬は粘膜で吸収して作用するのだが、ローションタイプなので膣内に成分が残ることもある。

成分が残っていたとしても、多くはないから更に追加するということもあるのだろう。

まだ、利用したことがないから、想像になるが、あの男なら過剰に使っていてもおかしくない気がする。

「効能は短くもないけど長くもないはずなんだけど」

「そうなんですか?」

「自分で試したことあるけどね。半日くらいだったよ」

「それ以外の薬は?」

「検出されてないから、他のことで君には有害な被害は起きないね」

「そうですか」

「それと由利にはしっかり薬を投与したから、男性化の心配はないよ」

「良かったです」

「……ぁぁあお♡」

我慢できずに腰を動かし始めていたので蜜柑の漏れた喘ぎが響いた。

「何か聞こえたけど?」

「そうですか?」

努めて冷静に恍けると興味を失ったのか、それ以上のことは聞いてこない史郎さん。

「まぁ、いいや。伝えたいことはそれだけだから。あっ、それと勝手なんだけど」

「はい?」

「君の口座を特定して、サンプルの代金を入金してしまったから、確認しておいて」

「……分かりました」

確かにお金はもらえると聞いたが、それ以上の話をしていなかった。

振込先を教えていなかったので、お金は手渡しになるのかなと思ったりもしていたし、もらえなくてもいいかとも思っていた。

風呂の桶いっぱいに溜まった精液で数百万円をもらえると言われたら、騙されているとしても射精して渡すと思う。

ただ、それに対して口座を特定されたということに恐怖を感じたが、それはそれだと思うことにする。

都合良く由利ちゃんを救った俺なので、場合によっては疑われてもいたのかもしれない。

まぁ、疑われても本当に間が合って助けただけだ。

「もしも、ないとは思うけど体調に急激な変化があったら連絡してくれ」

「分かりました」

「それじゃあね」

電話が終わる。

スマホをどうしようかと思っていたら、目の前で息も絶え絶えになっている蜜柑のブラウスの胸ポケットが見えた。

そこにスマホを押し込む。

「うんあぁぁ♡」

「声我慢していて、偉かったぞ」

電話中から蜜柑は静かに動いてくれていた。

もちろん、音が出ないようにスローなテンポで腰を動かして、チ×コを引き抜いては奥の奥まで捩じ込んで、抜き始めてを繰り返していた。

目線で促したのは俺だけど、途中から積極性が出てきていた。

蜜柑は目を閉じて、一心不乱にジュブジュブとチ×コを受け入れていた。

蜜柑は通話が終わったことにも気付いていない様子だ。

かなり集中して、快感を味わっているらしい。

よく聞くと喘ぎが本当に熱くなっている。

「一人で気持ち良くなってる?」

「……っぁ、ちが♡」

電話も終わったので彼女をさっきと同じように抱きかかえる。

駅弁とかいう体位だったかと思うがそういう感じだ。

女性の将来なりたい職業ランキング第一位が性奴隷な世界3 クラスメイトの欲求不満なお母さん 第1部 (1/5)
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