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奴隷牧場9 拷問病棟 四 小説奴隷牧場 · 第4部分

奴隷牧場9 拷問病棟 四 小説奴隷牧場 第4部分 (4/4)
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元々隠れているのは、その尻の部分だけで、太ももから下は素足が剥き出しになっている。杏奈はタンクトップの裾を両手で持つと、桃の皮でも剥くかのようにくるくると巻き上げていき、こちら側に突き出した小ぶりな裸の尻があっという間に公開された。

「い、いやーーっ」

「何回言ったらわかるの。看護婦さんの手まで

煩

わせておいて。そのかわいい白いお尻がお猿さんのように真っ赤になるまで鞭で打たれたいの。そもそもその程度で済めば、ここでは甘々な方なのよ」

カシャッカシャッと音がして、その様子を看護婦のひとりがカメラで撮影していて、「な、なになに。こんなの撮らないでぇ」

と、はじめて音のする方を振り向こうとした時にその横顔が有香にも見えた。

「薬は」

王保が看護婦に問う。

「三十分前に飲ませましたので、まもなく効いてくると思います」

かわいそうに。既に下剤を飲まされているのであろう。

奴隷という立場で、はじめて人前で排便する姿を見せなければならない時、浣腸と下剤、どちらがよいだろうか。

「肛門」

王保が杏奈に言うと、杏奈はミオの腰のタンクトップの裾が絡げられている部分に、よいしょっと声に出しながらこちら向きに跨がり、尻たぼに双の手をかけ、容赦なく左右に拡げた。

「なかなかいいお尻の穴だね」

確かにそこに

窄

まっている部分は、白い尻の中央にミルクココア色の襞の集積がなんとも淫らな光景に見えた。

「やーーっ」

ミオがむずがり、僅かに尻を左右に揺らしたが、杏奈の体重がかかっているため、それもままならない。

「女のくせにおっぱいやおまんこ見られる前に、お尻の穴をこんなに多くの同性に見られるのって、きっと惨めで恥ずかしくてでもとってもうっとりするような素敵な気分でしょうね」

看護婦の中のひとりが、本人に聞こえよがしに言ったが「いやいや、もう、許して。手、離してぇ」

と、本人はうっとりどころではない、悲鳴に近い声をあげた。

このポーズでは、肛門が直接空気に触れて、そこを視姦されている感満載であろう。

「あなた、大学生の頃はなかなかの不良娘ぶりだったそうじゃないの、ママを手こずらせたって聞いたわよ。そんなヤンキーが情けない声出すんじゃないの」

ともみの叱責に

「ヤンキーなんかじゃないですぅ」

と、ミオが反発するが、尻を拡げられ肛門を丸出しにされたままの状態では、いかにも迫力に欠けた。

「あらためて。君、名前と年齢を言いなさい」

王保が問いかける。

「ほら、ミオちゃん。先生のご質問にちゃんと答えるのよ」

「す、杉原

美桜

、二十一歳」

「沢木じゃないんだな。ミオの字は」

「美しいに桜です。沢木萌は、上から下まで完全に芸名ですから」

答えたのは、相変わらずリードの先端を強く引き、美桜の首を持ち上げさせているともみだった。王保が直前の質問をともみに向けて言ったためだ。

「肛門性交の経験は」

「先生が、アナルファックの経験はあるかとお聞きよ」

「は、はいっ」

「はいじゃわかんないわ」

ともみがまた強くリードを引く。

「あ、あります」

「ほう。ということは前ももちろん処女じゃないわけだな」

「は、はい…」

「ヤンキームスメだったんだもんね」

ともみがまた

囃

すように言う。

「ち、違います」

「処女喪失は」

「ど、どちらも二十一歳の時」

美桜は、肛門性交の初体験についても処女喪失と同じ年の出来事であると答えた。

「排便を見せた経験は」

「ほら先生が、物心ついてから、うんちするところを見て貰ったことはあるのかって」

「あ、あるわけないです。やめて、こ、こんなこと…」

か細い哀願に、効果などひとつもないことは本人とてわかってはいるだろう。

「こちらも忙しいんでな。ではそろそろ排便ショーをしてもらうとするか」

王保の言葉に、美桜にまたがっている杏奈を除く看護婦七人が拍手で答えた。大方、羞恥心を煽るために、予め示し合わせていたのだろう。

「出しやすいように、お浣腸少し入れますか」

看護婦のひとりが王保に問いかけるが、首を横に振って「いや、自力で出させるんだ。その方がきっとより恥ずかしくて興奮するだろう」

「こ…興奮なんて…しません」

杏奈がようやく美桜の尻から手を放し、立ち上がった。

「ほら、上がるのよ。ここでウンチするとどういう風にみなさんに見てもらえるかは、さっきみゆきさんがしてるの見て貴女もわかっているでしょうけど、流してしまうまでは何もかも丸見えだからね。看護婦のみなさんは、誰もあんたのウンチなんて見たくないのに我慢して見てくださるんだから、さっさとそこにしゃがんでひり出して見せるのよ」

女優は、同じ女優仲間の娘に冷然と言い放つ。

「すみませーん、遅くなりました」

ともみに鎖を

牽

かれ、四つん這いのまま美桜が台座の横から便器の高さのところまで上がろうとしているところに、後ろから男の声がして、ドキリとしたように美桜の動きが止まった。

カズ君と呼ばれている男が、王保の横に並ぶ。

「ほら、さっさとしないから、若い男性の見学者まで来ちゃったじゃない。さっさとすれば男性は先生だけで済んだのに。さっさとしゃがんで出すのよ。三日分のうんち溜まってるんでしょう」

「よし、今から十五分だ。十五分以内に排泄が終わらなければ、その時点で肛門に栓をして、二時間後、今度は肛門科のネット放送のカメラの前で出してもらう」

王保もやはりサディストなのだ、と改めて認識する。

女優の娘だけあって綺麗な横顔を見せて、美桜がようやく便器を跨ぐ。

「おっぱい、見たいわ」

有香は、自分が言った言葉に自分でびっくりする。

「そうだな。排便ショーはやっぱり素っ裸がいいかもな」

王保が同調したため、看護婦がふたり歩み寄って、早速美桜の入院着を下から胸の上まで捲りあげる。

そしてそれを美桜の首から抜くと、ともみの持っているリードを一度受け取って、脱がせたタンクトップの中を通す。

これで、二十一歳の娘は、全裸でそこにしゃがんで排便を見せることになった。

「ともみさん、反対向かせて頂戴」

再びリードを手にしたともみに、また自分の口から命令口調の言葉が出て、言った直後に有香自身戸惑うが、「はい。こっち向きになって、みなさんにお顔を見ていただきながらウンチよ」

と、女優は返事をして、鎖を手に台座を美桜の横をすり抜けて反対側に回ってくる。

美桜は一度半立ちになって、足を置き換えてこちら向きに再びしゃがんだ。

「あら、かわいいわあ」

看護婦から声があがる。

「こんなにかわいくても、臭いうんちするのかしら」

「副婦長、美桜ちゃんのおっぱい

如何

ですか」

普段は「叔母様」と呼ぶ姪の麻衣がわざわざ肩書きで問いかけてくる。

Dカップくらいの美桜の乳はツンと乳首を上向きに尖らせて、存在を主張していた。

「うーん、羞恥責めというのは、個体差が大きすぎて難しいものだなあ」

廊下を「肛門科」の部屋に今度は戻るために、再び有香とふたりで歩き始めてすぐに王保が言った。

「今の場合は、経験が浅いものだから、恥ずかしすぎて逆に何もかも真っ白になってしまったのかもしれませんわね」

「うーーむ。いずれにしても今日は失敗だった。わざわざ全員を見学に呼んだのに」

精神科病棟の看護婦全員とカズくんまで呼んで、その全員の目の前で排泄を強いられた杉原美桜は、最初こそ恥ずかしがっていたものの、見学者の方に向き直らされて便器にしゃがまされた直後くらいから、顔の表情が消えてしまった。

「まあ確かに、羞恥心が欠如しているというわけでもなさそうだから、これからに期待ですかね」

王保は有香に対して、いつも以上に丁寧な言葉遣いでそう言った。

そこは看護婦たちのつまりは病院側の腕の見せどころだろうと言いたいのかもしれない。

「その点…」

有香には、次に王保が言わんとしていること…いや言おうとしている名前が容易に想像がついた。

「大河原さんには、羞恥と色気が共存していますわね。いやらしいこと言っても、ドキンとさせられる感じで、見習わなくてはと思いますわ。言いそうにない女性がオマンコって言うのがいいんですよね、男性の方は」

「その通りなんだね。まあ副婦長がそうして口にするのも、なかなかだけどなぁ。君の場合は、その持ち物の具合の良さも同時に連想させるから男をドキドキさせられるんじゃないのか」

王保が笑う。

「さて…」

肛門科の部屋に入ると、王保のデスクの前の椅子に座らされ、マッキントッシュのモニターを見るように言われる。

王保がファイルのひとつをマウスでクリックすると、動画のソフトが起動して、大河原美奈子の顔を正面から捉えた映像が動き始める。

有香は思わず肛門科の右奥にある、剥き出しのトイレを見た。

座らされる女にとってはたまったものではないが、正面は大きな鏡だ。見ているビデオは、その鏡の向こう側から撮影されたものだろう。

目を開けて鏡をしっかり見ながら出せ、と命じられるわけだ。

その自分の恥ずかしい姿をあますことなく映し出している鏡が、実はマジックミラーになっていて、向こうからビデオカメラが一部始終を撮影しているとも知らずに。

「鏡で自分の排便しているところを見せる、というのはなかなか斬新なことを婦長も思いついたものだ。ちなみに、隣の部屋から見学することも可能だ。透明便器で排泄物を見られる恥ずかしさも悪くはなかろうが、鏡があることで例えばさっきのように後ろから見る見学者が居る場合もそれが鏡でわかるわけだし、見る側からするとさっき貴女が命じたように向きを変えさせなくとも、顔の表情も見れれば、もちろんおっぱいも見られる」

「ただ、病室に比べれば人数が入れない…ので、今日は病室を使われたのですね」

「そうだ。それが逆効果になってしまったわけだけどね」

王保とそんな話をしているうちに、急に画面の中の美奈子の表情が変わった。

「で、出ます」

その際には、申告するように命じられていたのだろうか。映像は声も鮮明に拾っていた。

「ほら、この表情。彼女はまだアナルファック初心者とのことだったが、肛門性感も豊かなのがよくわかるだろう。お尻の気持ちよさの原点は、この排泄の気持ちよさだったりするからねえ。恥ずかしいのと気持ちいいのとで、ほとんどアクメするような顔になって、それでいて必死で目を見開いて鏡を見ているのが素晴らしいだろう」

王保の解説に、有香はいちいち頷いて答える。

「浣腸排便よりも自然排便のほうが、見応えがございますね。女にとっては、どんなに我慢しても強制的に出てしまう浣腸以上に自然排泄の方が余計恥ずかしくて辛いと思いますけど」

病室でや過去の奴隷経験でも有香にもそれをさせられたことはあるが、見学者の目を見ながらしなさいと言われたことはあっても、鏡で自分の顔を見ながらということは一度もない。この部屋で王保に誰よりも早く嬲られはしたが、結局は排便チェックは免除されたから、あの場所に跨ってもいないのだ。

「失礼します」

ノックの音に続いて、背中で聞き覚えのある声がしてドキリとする。

娘の紫織だ。

「おお、来たか」

娘は今も整形科病棟の方に「入院」している筈だ。あちら側では入院といっても、接客が日常の主な任務で、昼間は大学に通わせてもらっている娘は、週に一度か二度、夜に客を取らされているようだ。前日に女優沢木萌の「所有者」だとわかった津村という会員の相手を二人でしたが、会話らしい会話はなにひとつ交わしていなかった。

「隼人君から、整形病棟の患者も看護婦も特別に同じように扱ってよいとのことだったので、娘さんも例外ではなく、『診察』させてもらった。僕はこう見えても若い女好きの趣味はないつもりだったが、二十代前半の青い果実というのも素晴らしいものだと再認識したよ」

やはり、王保の肛門科にとって特別扱いなのは、婦長の美樹と副婦長の自分だけ、ということらしい。

「実は、二度の排便時撮影、そして肛門への電極刺し試験とやって、次に全員の肛門舐めの技術チェックもさせてもらったんだ。本人の性感だけじゃなく、相手のお尻への奉仕の上達も肛門科の使命のひとつだと、婦長に言われてね」

整形科病棟の患者には決まった入院着はないのだが、娘の紫織は通っている大学の制服を着ている。いかにも大学生らしい清楚な様子と、いま交わされている話題のギャップはあまりにも大きすぎた。

「なにをさせられたか、ママに報告してご覧」

「は、はい」

紫織は王保の方に身体を向けたままで、返事をした。

「あそこで患者の方が排泄をされるのを先生が診察されている時に、先生のお尻をお舐めして、手でおちんぽ様を愛でさせていただきました」

母に報告せよとの王保の命令ではあるが、自分の方には一切目を向けぬまま、二十一歳の娘が、淫らな行為の経験を口にする。

「一応、全員に尻舐め手コキをやらせてみたんだがね、はっきり言って君の娘、この若くてかわいいお嬢ちゃんの尻舐めは、これから呼ぶ大河原美奈子君に負けぬほど上手いんだ。口唇のタッチと柔らかく時に激しい舌使いが実に絶妙だ。このふたりに例の優菜君だっけ、あのフェラナンバーワンの。この三人が、全看護婦全患者の中でも抜きん出た技術を身につけているよ」

美樹様とわたくしは入ってませんけどね、その全看護婦とやらに…、と有香が言い返したくなったほど、王保が感無量とでもいった顔で言って、電話機を手にして内線ボタンを押した。

「大河原美奈子さんを、肛門科

に連れてきて下さい」

「ああ…おまんこもお尻の穴も丸見えになってしまってますぅ。は、恥ずかしい…恥ずかしくて死にそうです」

美奈子が自らの手で拡げた尻を微かに左右に振りながら、震える声で言う。

この失わない羞恥心こそが、サディストに新たな「やる気」を起こさせるのかもしれない。

拒めない命令とはいえ、全裸で四つん這いになって、自らもっとも恥ずかしい部分を拡げて見せるのだから、このくらい恥ずかしくて当たり前なのだ。先程の女優の娘は、恥ずかしすぎて心が凍りついてしまっただけだろう。

その様子を

如何

にも楽しそうに、美奈子の尻の後ろに王保と共に仁王立ちになって、紫織が見ている。白衣を着た王保は腕組みをし、上は白いブラウスの半袖にグレーのプリーツスカートの大学の夏服を纏った紫織は両手を腰に当てたポーズを決めながらだ。まだ大学三年生の我が娘のその様子に、有香はクラクラと眩暈のようなものを感じる。

「もっと拡げられるだろう。ここは肛門科だぞ。肛門見せずにどうする。しかも嫌がってる割に、その下の穴から溢れてきてるそれは何だね」

「美奈子おねーさまのお尻の穴ってやっぱり凄く綺麗。色も皺の形状もほかの誰よりも可愛いわあ」

王保に同調して娘が囃し立てる。

「明日の退院が決まれば、これで見納めかもしれんからな、たっぷり見ておやりよ」

「いやーっ。お願い、見ないで。お願い、紫織ちゃんに見せないでぇ」

「ダメダメ。手の力勝手に弱めたりしたら、またお仕置きされちゃうわよ。それとも最後にエレーナさんのところに行きたいのかな」

娘はいっぱしのサディストのように、美奈子を叱責し、「そ、それだけはお、お許しを」

と、美奈子は美奈子の方で、自分よりはるかに若い小娘に本気で哀願の声をあげている。

「それにしても本当にいい眺めだ」

王保の濃い顔の満願の笑顔に、有香もつい後ろから覗きこんでしまう。

お尻の穴に美醜があるなんて、考えも及ばぬことであったが、確かに美奈子のそこは美しいとさえ言えるもので、「力を入れたり抜いたりして見せるんだ」

と、王保にさらに命じられて、呼吸をするように

窄

めたり

僅

かに拡がったりする肛門が、サディストを魅了する気持もわからぬではないのだった。

「やらしいお尻。わたしもパパにコレさせられたことあるけど、こんな風に見えるのね。今度おねーさまもビデオに撮って貰ってご覧になったらいいわ、ご自分のお尻の穴」

紫織はそう言いながら、気配を感じたか有香の方に顔を向けた。この日娘と視線が初めてあったのだった。

学校の制服を着ているせいで、清楚そのものの有香がよく知っている可愛い紫織は、母親に一瞬ニコリと笑みを見せると、左手をすぐ横に居る王保の股間にゆっくりと持っていった。

や、やめて紫織ちゃん、自分からそんなことするなんて。だが有香の思いは実際に声になって発されることはなかった。

きっとその瞬間に、咎

めるような表情になったのだろう。娘は微笑みから一瞬抗議するような目になり、だがそれもまた直ぐに笑顔に戻る。左手の親指と薬指が男根の形に輪を作って、そこにその存在がある事を知らしめる。王保もまた、お母さんの前でそんな事をしてはいけない、などと諌めることはなく、紫織のしたいようにさせていた。

「よぉし、それではそろそろ大河原美奈子君の肛門科最後の診察を始めようか」

王保も言いながら、有香の方に顔を向けた。

「いやーだめぇ、ダメダメ。声が出ちゃうぅ。気持ちよすぎですぅ」

先ほどの姿勢のままで、後ろから紫織が美奈子のお尻の中央にまともに顔をうずめている。

「お口に、お口にも下さい。先生のおちんぽ舐めさせてー。お尻で逝くのいやぁ。恥ずかし過ぎますぅ」

診察台で四つん這いの美奈子が、むずがるように首を左右に振る。

「副婦長、どうだい。君が大河原君にアヌス舐めさせてみては」

「こ、此処でですか」

「そうだよ」

当然だという顔で、王保が頷く。

娘が奉仕している女に自分がされる、しかもこの場でパンティを下ろして、白衣をめくり上げてお尻を出さなければならないのだ。いや、王保は全裸を要求するかもしれない。

患者だった時なら、即座にそれをしなければ、懲罰室送り必至だったわけだが、やはり躊躇いはある。

恥ずかしいのだ。この状況でそれを受け入れることが、とても。

咄嗟

に有香は、美奈子の顔の前に行き、屈んで口元に顔を近づける。時間稼ぎと言われようと、背に腹は代えられない。

美奈子の口は甘い匂いがした。

くちびるを重ね、まずは舌で美奈子のその甘い口を舐めたて、そして口の中へと進入する。

「あ、あーぁ」

くぐもった甘い声で美奈子が舌で応えてくる。

視界の隅に王保の顔が見えたが、これはこれで不満はなさそうだ。いやむしろ、熟女と呼ばれてもいい世代ふたりのむんむんと陶酔しきったレズビアンキスを見せられて、いたくご満悦かもしれぬとさえ思えた。

美奈子は最初は、舐め責められているお尻の快感に溺れていて、有香が主導して美奈子が応えてくるというキスをしていたが、途中で尻を左右に揺すりつつも、積極的に舌を動かし、有香の舌を押しやるようにしてこちら側の口の中にまで進出して、激しい舌使いを見せたりもした。

「準備運動は、万全のようだな。それでは紫織ちゃん、アレを入れるから一度お尻を解放してやってくれるかい」

「ふ、ふぁい」

娘は言われつも、簡単に美奈子の尻を許すことなく、最後の仕上げとばかりに、ジュルジュルッとあからさまな音を立てて、肛門周辺を吸いたて、そしてようやく美奈子から一メートルほど後ろに下がったようだ。

「それにしても退院してしまうと、大河原君だけは次の肛門科が課す全員ミッションが免除だねえ」

キスを続けながら片目で見ると、王保は例の電極が繋がっている銀色に光る肛門用の金属製プラグを右手に持っている。白いコードが二本、左手に持っている小さな青色の平べったい玉子型の装置に繋がっていた。そこからはもう二本コードが伸び、それの先にはそれぞれ三センチ四方のパッドが付いている。そちらはクリトリスと恥丘に貼り付けて、微弱な電流を流すのだ。

だが、いかにも拷問目的で女体に苦痛を与えることを主目的にしたエレーナなどが使う電気責めの器具とは違い、快感すらもたらす王保が持ち込んだ不思議な小道具だ。

美奈子は「卒業記念」に、これから肛門責めをしてもらえるということなのだろう。

「あら、先生次はわたしちどんなミッションなんですか。また恥ずかしいことさせられるの」

紫織が興味本位だろう、王保に尋ねる。

「また患者看護婦全員明後日から始める予定なんだけれど、肛門調教といえば、次は排便我慢なのさ。極限まで徹底的に我慢させる。出そうだけど我慢しなくちゃいけない、辛いけど、マゾにはそれも快感になる王道の責めさ」

サディスト様がそう決めつける。まあSとはいえ、そういう経験がないわけではないであろうから、そこから推測しているのか、それともマゾをそういった調教で責めた結果として、そういう感想を得ているのか。

「あら、辛そう。美奈子おねーさまだけ経験しないで退院なんてズルいわ」

娘のその言葉に、有香の口の中で美奈子の舌の動きが急に止まった。

紫織が余計なことを言ったことで、王保の表情も微妙に変わったのが有香にもわかったが、気づかぬふりをして、美奈子の舌を押し返し、再びこちらが舌を差し込んで、激しく口も吸ってやった。

覚悟を決めなさい、ということだ。マゾとしては、浣腸我慢にも強烈な快感があることを有香はもちろん体験で知っていた。せっかく経験出来るチャンスなのだ。

「そ、そうか。じゃあ浣腸入れてから、電気プラグにするかね」

「わ、ほんと。嬉しい」

なんで貴女が喜ぶのよ、と娘に対して有香は思うが、紫織は奔放な笑い声をたてて、チュッチュと美奈子の左右のお尻の山にキスをして、おそらくその後肛門をひと舐めしたようだ。美奈子の僅かな反応でそう推測したに過ぎぬわけだが。

「大量浣腸六十分コースと少量浣腸百二十分我慢コースのどちらかは、本人に選べることにしたんだが、大河原君はどちらがいいかね」

王保が問いかけ、キスをしたままで美奈子が色気たっぷりのため息をつく。

「うふふ。既にお浣腸なしの選択肢はないのね。お浣腸我慢しながら、電気責めして頂けるなんて素敵だわ、おねーさま。で、で、先生。もし時間より前にお漏らししちゃったらどうなるんですか」

「おー、そこをまだ詰めてないな」

「うーん、やっぱりエレーナさんに引き渡して、本格電気折檻とか、電気鞭二十発の刑とか。それともビデオにぜーんぶ撮っておいて、我慢できたらお蔵入り、時間前にちょっとでも出ちゃったら一般発売とかどうかしら」

ここへ来て二年の月日が既に経過しているとはいえ、娘の紫織はすっかりこの環境に順応しているどころか、むしろ積極的に楽しんでいるようにさえ見える。元々は自分の再婚相手だった元関東電力会長という権力者の気まぐれで女にされ、まだ二十代前半という幼さでマゾ性を植え付けられてしまった可哀想な子というのが、母親の悲観的感想だが、紫織はその処女を失う日にはもう、有香の感覚や感傷を既に超越していた。

若い娘の大切な二年間を、大学に通いながらとはいえ、マゾの奴隷としての教育を受けながら過ごしてきた娘は、同じ哀れなマゾの奴隷という境遇の女に対して、過酷とも言える発言を平然としてのけるまでになっているのだ。

「わはは。エレーナに渡したのでは、明日にも行われるという退院決定のプロセスを踏ませる、新宿でのショーに差し支えるだろうよ」

「え~~、じゃあどんな罰にするんですかあ。お漏らししても罰のない浣腸なんて、つまんなーい」

くちびるまで

尖

らせて、紫織が王保に決定を迫る。

美奈子の方は、もう覚悟も決まったのか、再び有香との淫らな接吻に没頭していた。

「じゃあこうしよう。我慢出来たときはご褒美として僕とのアナルファック。お漏らしした場合は、黒人のボブとサミーを呼んで、黒人デカちんの二穴責め」

「えーー。どっちがご褒美かわからないじゃないですかあ。ほらおねーさんが欲しそうにまたお尻振ってますよ。黒人ちんぽって聞いた途端に」

有香からしてみれば、娘にちんぽなどというはしたない言葉を自分から使ってほしくない、と母親として思うが、もちろん王保は動じず「じゃあ時間前に出した時は、紫織ちゃんのお尻の穴を三時間舐め奉仕の刑とかにするかね」

「先生、それもおねーさん大好きだから罰になりませんって」

「どうせ退院しちゃうんだし、クリトリスに長めの針刺して両側からライターの火で炙るとかどうかしら。新宿でのおまんこショーがうんと辛くなるように」

新宿のホテルのショーフロアーで、退院許可を得るためのどんなショーを美奈子がするかなど、紫織は全く知らない筈だ。王保や美奈子自身を挑発するために、二十一歳の娘はわざわざおまんこショーなどと口にしたに違いなかった。

「よし、じゃあそれでいくとしよう。なに、どちらにせよ美奈子君が時間まで我慢すればいいだけの話だ」

浣腸を受け始めてからここまでの美奈子の反応は、同じ女である有香が見ていても官能を擽られるものだった。

美奈子が選んだのは、少量浣腸二時間コースだ。

「大量のお浣腸はお腹が圧迫されて五分と我慢出来ないかもしれませんので」

というのが本人が述べた理由だ。

だが、王保が用意したメニューは、少量というとイチジク浣腸ひとつとかふたつなどと有香が想像したような甘いモノではなかった。グリセリン五十パーセントの液を二〇〇CC二本つまり四百CCが、美奈子の直腸に納まった浣腸量で、大量コースは二十五パーセントの液を四千CCと量は十倍を課すようだ。

「そんなこと言って、おねーさまたっぷりお楽しみになるつもりなのね」

と、紫織が囃し立てたのは言うまでもない。

美奈子の肛門への浣腸の注液は、最初有香が二本目は紫織が行った。

「し、紫織ちゃんになんて恥ずかしすぎます、せ、先生が王保先生がお願いします」

紫織にも浣腸されると知り、さすがに美奈子が拒絶を示したが、王保は目で「やりなさい」と紫織に合図をする。四つん這いで尻を突き出したまま首だけこちらを向いて抗議した美奈子は、浣腸器に洗面器から液体を紫織が吸い上げて先端を上向きに、液をチュッと噴き出させたのを見て、さすがに観念したようだ。

マゾとして当然浣腸責めの経験はあるのだろう。

薬液の注腸後はじまった、肛門内に金属プラグを入れ、クリトリスと恥丘の三点に低周波の電流を流す責めに、浣腸されていることなど忘れたかのように、「気持ちいいいっっ。やーん、電気で感じる身体なんて困りますぅ。せ、せめて先生のおちんぽ様おまんこに下さいぃ」

と、あられもなく狂乱する姿を見学する三人に見せつけた。

王保のほうは

「うーーん、僕までピリピリ来ると嫌だから、入れてあげられないなあ」

などと、美奈子の髪を優しく撫でてやりながら、意地悪を言っている。

「じゃじゃじゃ、しゃぶらせて…、しゃぶらせて下さいませ。おちんぽ様、お口で美奈子のお口で愛でさせてくださいませぇ。い、イキそう…お尻もクリちゃんもいいのぉ」

美奈子は四つん這いの背中を反らせて、繰り返し絶頂を堪能しているように見えていたが、四十五分を過ぎてから、俄にその様子が変化した。

「ぷ、も、ぽ、ぽう、もうく、苦しく…く、苦しくなって…。お、ぽ、ぽしりが、ぉしりが」

呂律が回り切らない状態で、苦痛を訴え始める。

「お、おトイレ行か…い、いえ。で、でも…、こ、困る。も、もうデ、デンキ…と、止めて、つ、辛いの、も、もうイキたくない。イッたらも、も、漏れてしまい、そうで、す」

「プラグが入ってるから、そんなに簡単に漏れやしないから、心配するな。あと十分したら電気プラグは抜いてやってもいいが、どちらにしても二時間きっちり我慢して見せるんだ。退院したいんだろう」

王保に退院許可に関する権限は何もない筈だが、そんな言葉を言って美奈子を脅かした。

「じゃ…じゃ、クリちゃん‥クリトリス、だけ、だけでも、もう止め…トメて、く、ください」

「それもあと十分で止めてやるが、その間にあと三回イッて見せるんだよ。気持ちいいだろう。お尻の穴とあそこが繋がってピリピリして」

「ふ、ふく、ふ、婦長…さ、ん。キ、キスしてくださいっ」

王保が顎をしゃくったので、再び有香は屈みこんで美奈子の口を吸う。

本人が望んだくせに、有香がその口唇を捉えようとした瞬間、美奈子はむずがるように少しイヤイヤをした。それでも、口唇が重なった瞬間に積極的に舌を有香に差し込んできて、口の中を激しく弄った。

「い、いゃーーー」

目をうっとりと閉じたくなるような女同士のキスを味わっていると、突然美奈子が口を離して叫ぶ。

「なに、なに、入れないで。おまんこ許して」

「この病院ではこれは神聖なものなのよ。会長様のおちんぽ様を模した張り型様に対して失礼はいけないわ、おねーさま」

娘の紫織が黒光りする擬似男根を美奈子の性器に挿入して、ゆるゆるとピストンを始めていた。もちろん先ほどからの繰り返した絶頂で、美奈子のそこはなんなくそれを根元まで呑み込んでいる。

「だ、だめー。おま、んこそんなされたら、ま、またい、逝っちゃう。ゆ、ゆるし、て」

「口がきけるうちは、お浣腸はまだまだ我慢出来るんだそうよ。お浣腸好きの会員様にさんざん言われたわ」

紫織に豊富な浣腸経験があるとは思えなかったが、それでもマゾとして客を取っている以上は、そんなことを言われて責められたことがあるのだろうか。

「浣腸我慢しながら、おまんこされるのがいいのよ。ほらおねーさま、おまんこ、おまんこ」

言いながら、紫織がピストンのスピードをあげていくと「ひーーーーっ」

と、たまらず美奈子は絶頂に追い上げられていく。

「どこが気持ちいいか、言わないと、おねーさま。せっかく身に付けたマナーを忘れると、本当にまた入院が延長されてしまうわ」

「い、言います、か、ら、言う、い、うから、も、もう許して…」

「ダメよ、ほらほら、もうイキそうでしょ。中がキツくなってきてる感じよ、ほらほら、おまんこおまんこおまんこ」

責める側に回った我が子の淫蕩な振る舞いに、有香はドギマギするばかりだ。

「い、い、イキま、お、おまんこい、いくーーーーっ」

先ほどまでとは違う激しい痙攣をしながら、美奈子が達した。

「す、すごーーい。女って、こ、こんなに気持ちよさそうに、イケるんですね、先生」

紫織は王保に振ったが、その紫織になのか美奈子のイキっぷりになのか、王保も多少呆然としていたようだ。

「も、もうダメ。お、おトイレ、いか、せて。う、うん、ち、で、ちゃ…」

「よし、ではプラグを抜いてあげよう」

「や、やめて、ぬ、抜かないで。いま、い、いま抜いたら、ほ、本当に、で、でちゃ、う」

「そうかならば、気を紛らわすために、少し電圧あげてあげようか」

「あ、あ、あ、や、やめ、い、また、いっ、いっちゃ、う」

電気である以上、適度な電圧でなければ、そこから先は苦痛の筈だが、美奈子にはちょうどいい強さだったのか、過敏に反応した。

「お、おし、りが…おまん、こも、クリト、リスも、ぜ、ぜんぶ、イキそ、で、すぅ」

「電気コードがにょろにょろと出ている、尻の穴の収縮具合が実にいい眺めだ」

王保の言葉に

「どれどれー」

と、紫織が覗き込んだ様子に

「い、いやーーーっ」

美奈子がまた絶叫する。

「あ、あとイチ、一時間は、無理、絶対にム、リですぅ」

「おねーさま、退院したければ、頑張って耐えて。ほら、ここまた気持ちよくして差し上げますから」

「あーーーぁ、や、やめてくだ、さいぃ。し、紫織、ちゃ、ん止めてー」

「ダメよ、またイキなさい、あと一回で三回目達成よ、ほら、おまんこおまんこ、おまんこイクのよ」

「いやーーーっっ」

言葉とは裏腹に美奈子はあっという間に追い込まれていく。

その様子が愛しく思えて、ついまた屈みこんで口唇を求めると、待ち構えていたように、もごもごと口の中で何かを言いながら、美奈子が有香の口にむしゃぶりついてくる。

「そうだ。いい

提案

思いついたよ。大河原君がロングコース第一号だが、副婦長、ショートコースの実験台になってくれたまえよ。実際の設定時間が百二十分と六十分が適正なのかも知りたいし、よし、それでは早速こっちに来て裸になって、大河原君の隣に四つん這いになりなさい、うん」

突然の王保の思いつきに、快感に任せたまま口の中を好き勝手に動きまわる美奈子の舌をなんとか押し返して、重ねていた口唇をようやく引き剥がした。

「わ、わたくしですか」

ここに至って思うに、この軍隊並みに序列が決まっているこの病院のスタッフの中で、多分この男と自分の立ち位置だけが微妙なのだ。

婦長の美樹のことはあきらかに王保は立てている。エレーナと王保の関係がわからないが、多分エレーナが序列的には上になっている気がする。もちろん、自分とエレーナではエレーナが上と、とっくに申し渡されていた。

拒絶しようと思えば出来るのではないか、と思った有香に、「ああ。僕としては副婦長でもあるいは娘さんの方、紫織君でもいいのだが、実験台としては二十一歳のお嬢ちゃんには多少酷ではないのかと思ってね」

と、王保が追い打ちをかけてくる。

「そ、それは…」

王保と紫織では、入院している病棟は整形科とはいえ、あきらかに紫織に服従義務がある。諦めざるを得なかった。

立ち上がり、娘が見つめる中、王保の前に移動する。

決断したとみてとって、すぐさま内線電話に

「グリセリンを一リットルとバケツに水を三リットル持ってきてくれ」

と、告げた。

患者だった時と違い、白衣の下にブラもパンティも身につけている。責めを受けると決まった以上は、目の前で脱衣しなければならない。裸を見られるのは初めてではないが、やはり脱ぐのを見られるのは恥ずかしかった。ましてや、紫織も居るのだ。こういう状況で母親が裸になるシーンを見るのが初めてではないにしてもだ。

「なるべく時間、きっちり合わせよう。あと五分で済ませないとね」

そんな…。四リットルといえば二百CCの浣腸器で二十本分だ。五分で出来るはずがない。ましてやこれから用意してとなれば尚更だ。

だが

「先生、ご用意できました」

と、ふたりの看護婦がひとりはバケツを、もうひとりはグリセリンと思われる薬液の瓶を二本胸元に抱えて入ってきたのは、その直後のことだ。王保は思いつきのように言ったが、はなから計画通りで準備していたのだろうか。

その答えは、恥ずかしさを堪えてまっ裸になり、お尻を立てて美奈子の隣に這った直後にわかった。

潤滑剤などを塗ってくれることもなく、無慈悲に肛門にずぶりと埋められたガラス浣腸器の先端から、有香の体内に入ってきた薬液が冷たくなかったのだ。ちょうどいいぬるま湯が予め沸かしてあった。いつでも浣腸が出来るように、ナースステーションを兼ねた部屋に準備が成されていたということだ。

バケツの中へ二本の瓶の液体を無造作にジャバジャバと注ぎ入れた看護婦ひとりが、空になった瓶を持って部屋を出て行ったのが目の端に入ってきた。

「どんどん入れろ」

えっ、と思って恐る恐る自分のお尻の方を見る。てっきり浣腸するのは王保だと思いこんでいたからだ。

「えっ、い、いやっ」

突き出すようにしている自分のお尻の後ろで浣腸器を手にしているのは、なんと娘の紫織だったのだ。

隣に今しがた入ってきた白衣の看護婦が立ち、たった今薬液を有香に注ぎ込み、空になった浣腸器をバケツに上から入れて薬を吸い上げている。

十本目、二リットルを超えたところから、急激に便意が襲ってきた。それと同時になんとも妖しい変な感覚が有香の子宮に襲いかかる。これまでの浣腸の経験ではなかったことだ。

「ママ、あと十本、頑張って」

娘にこんなことで励まされるのも何とも惨めなものだ。となりの美奈子は苦しさをただただ堪えているのか、言葉を出さなくなって、時々うめき声をあげつつ、有香が浣腸される気配に神経を研ぎ澄ましているようだ。

「娘に四千CC入れてもらう気持ちもまた格別かな」

王保は、のんびりした口調で言う。

こんなに一気に大量の浣腸を入れられるのは、有香ですら初めての経験だ。だが、そのせいだけではない何かがあるような…。それとも娘にされているという恥ずかしさで、いつもと感覚が違うのだろうか。

その紫織とて、浣腸された経験こそ当然あろうが、自分が浣腸器を持つ側に立ったことなどない筈だ。それともどこかでそんな機会があったのだろうか。隣の看護婦から満タンにした二百CCの浣腸器を受け取っては、即座に母親の肛門にそのガラスの先端を差し込み、容赦なくノズルを押し込んで注入してくる。

「ママ、あと五本よ」

「も…もう、む、無理です…」

娘にではなく、王保に

縋

るように言ってみる。

「大丈夫大丈夫。こんな立派なお尻だ、あともう四リットルだって飲み込めるよ」

王保の言葉に、助手をしている若い看護婦がクスリと笑う。マゾに慣らされている有香に「後で見てらっしゃい」と思わせたほど、その笑いは嘲るような気持ちが滲んでいた。

「ママ、ママだってこの前までここの患者さんだったんだから、看護婦さんに笑われたくらいでお尻こわばらせてお尻の穴すぼめちゃダメよ」

有香の気持ちを見透かしたように、二十一歳の娘が窘めてくる。

「さあ、それがいよいよ最後の一本だね。まだ二十秒ちょいあるから、最後くらいはゆっくり味あわせてあげなさい、お母さまのこと」

王保が紫織に命じている。

腸が既に

蠕動

をはじめ、急速に便意が高まってきている。今まで十九本連続で高速で入れられていたのが、急にゆっくりと入れられるのもなんだかとてもむず痒く、それも我慢の辛さを増幅させる。

「ママ、赤ちゃんできちゃったみたいにお腹ぽっこりになってるわぁ」

ようやく最後の一本を入れきったのだろう、娘がガラスの先端を肛門から抜くとすぐに生暖かいものがお尻のまわりを円を描くように肛門の中心に向かってくる。娘かと思ったが、看護婦の舌が這いまわっているのだった。

「や、やめて。やめさせて、ください。そんなことしたら気持ちよくて、我慢が出来なくなります」

王保に中止を訴えるが、「

漏

れたら困るそうだ。今、プラグを入れるから、それまでちょっとお尻の穴、君の口で塞いでいるように」

と、要望とは真反対に、若い看護婦の口が有香の肛門のまわりを大きく開けた口で覆い、その状態でその中心部に舌を伸ばして、皺を確かめるようにゆっくりと舐め回してきた。

「あ…そ、そこやめて。も、漏れちゃう」

「ママ、この病院の看護婦さんはほとんどみんな、顔に浴びちゃった経験があるんですって。先輩のお尻にご奉仕していて事故が起きて。だから、そんなにお尻モジモジしないほうがいいよ」

いつの間にか、尻が左右に揺れてしまっていたようだ。

「おし、ではこれを入れるぞ。ここから四十五分間、たっぷり低周波を愉しみたまえ」

生暖かな舌先の感触がすっと離れていき、代わりに冷たい金属の感触が肛門のまさに中心部にその冷たい先端が触れ、次の瞬間ずぶずぶと容赦なくそれは侵入してきた。

「も、もうわた、わたしはダメそうで、す。お、おねが、い…」

隣では美奈子が屈服の声をあげている。

有香の方も、僅かな時間しか経っていないにも関わらず、あっという間に追い込まれてしまっていた。そして、それだけではなく、薬液が暴れ始めている腹部の下の部分、子宮だろうかそれともそこに通じる狭い通路のどこかだろうか。よくわからぬままだが、強い疼きがこみあげてきているのだ。

「な、なに…。なんか変なんです。お腹、つらいの。でもすごく変、おか、しいんです」

取り敢えず訴えかける相手は王保しかいない。

「ああ、副婦長…き、キスしてください」

隣で四つん這いになっている美奈子がまた口唇を重ねようと顔を近づけてきたため、王保の様子を伺えぬまま、それに応じて美奈子の舌を受け入れてやる。既にお腹はグルグルと音をたて、切迫した便意が断続的に襲ってきている。それと同時に激しいレズビアンキスにより目覚めるのか、膣から子宮にかけて激しい切望感が募ってくるのを意識せざるを得なかった。

「なんか、仲良しで妬けるなあ」

尻の方で娘が言う。

「し、紫織ちゃん…お、おねが、い」

くちづけを一度中断して、美奈子が娘に切ない声で言う。

「なーに、おねーさま。わたしのママを独り占めしてるのに、まだ他にして欲しいことといったらコレかしら」

「あ、あ、あ、あ」

すぐに口唇をまた寄せてきた美奈子の口から断続的な声が漏れる。

「ほら、おねーさま、ちゃんとおまんこいいって言うのよ。ママとキスしてる場合じゃないわよ、やめちゃうよ」

「い、いやぁ、や、やめないで。もっとズコズコして、おまんこズコズ、コしてく、ださいぃ。あぁぁ、おまんこいいですぅ。ま、またイクぅ。こ、こんなに、いいの、おか、しいの。身体があ、熱く、て。あ、やめ、やめないでぇー」

「わ、わたしも」

美奈子の悶えぶりに

煽

られ、はしたない願いを口にしそうになって、思わずとどまる。

男性会員に母娘で呼ばれて、命令で娘の前で男根をせがんだことはあるが、それはあくまでも命じられたという建前の元でだ。自ら、積極的にそれを言葉にして言うのは、あまりにも惨め過ぎる。母親失格も甚だしいと思ったからだ。

「紫織君、お母さんのお尻の穴が今、どんな状態かちょっと先生に見せてくれるかな」

「はい、先生」

何かをされると思うと、緊張で尻がすぼまる思いだ。ただでさえ、便意はきゅうきゅうと切迫し、呼吸も荒くなっていく一方なのだ。

次の瞬間、腰にふわりとした布が触れたと思うと、娘の体重が腰に乗ってきた。

「先生、どうぞママの肛門ご覧ください」

「おお。副婦長の肛門もなかなかきれいなもんだな。僕はこの肛門の形状というのが、何よりも好物なんだ」

紫織は無情にも、両手で尻たぼを左右に拡げて、母親のもっとも恥ずかしい穴を丸見えにするという暴挙に出ていた。

「ああ、でも先生。これぇ…。ママったらお尻からお漏らしこそしてないけれど、前の穴が…大洪水になって、今やらしい液をぼたぼたと垂らしました」

「やめて、紫織ちゃん、言わないで。ママ、貴女にそんな、こと言われたら、死にたくなっちゃ、う。あ、あぁァァァいぃぃ」

そうだった。尻に入れられた金属プラグは電極なのだった。

チリチリとした刺激が突然襲ってきた。王保がすっかり忘れた頃になってスイッチを入れたに違いなかった。

「ママは、せいぜいおねーさまとチューを

愉

しんでいたらいいわ。ほらおねーさま、おまんこ

擦

ってあげるわよ、また」

紫織の手が尻から去ったものの、ふわりとしたスカートごと体重が腰にかかっている状態は変わらなかった。

「あ、あと、何分、が、我慢、すれば…」

美奈子は浣腸されてから一時間以上経っているのだ。

「あと、四十五分くらいかな」

自分はまだ十五分しか経っていないというのか。

「ああ。デンキ、やめてーー。感じちゃ、いますぅ」

「わたしも、デンキ止めてくだ、さいぃぃ」

ふたりの共鳴する叫びはもちろん黙殺される。

「い、イクぅぅ」

「わたくしも、いき、ます、ごめんなさぃぃ」

「あ、おねーさま、イキ潮ぉぉ。ああ、ママまでぇ」

ほんの一瞬だと思うが気を失っていたことに有香は気付き、お尻から漏らしていないか、それを一番に気にしたが、どうやら直腸に収まっている金属プラグはそのままだ。

「うふふ、ママまたお尻の穴ヒクヒクさせてるわ。うぐぐぐ」

紫織の言葉の後半にたてた音に、恐る恐る首を動かして、少しだけ声のした方に顔を向けてみる。

白いブラウスを高く盛り上げている乳房がまず目に入ってきた。

とっくに母親の自分よりも、娘の乳房は豊かに成長していた。

「シオリちゃんも、ママみたいに大きなおっぱいになるかしら」

と、自分のことをちゃん付けで呼んでいた幼少の頃に、無邪気にそんなことを言った、あどけなかった頃の紫織の顔がふと目に浮かぶ。

その紫織は、今目を閉じてうっとりとした女の顔になって、王保の白衣の股間の前に跪いて、フェラチオをはじめていたのだった。

「ふたりともだいぶ気持ちよくなってきたようだね。大河原君には僅かだが、副婦長にはその地位に敬意を払って、グリセリンの瓶に見えたあれ、両方ともリナリスだったのさ。旦那さんの会社が開発した女体を狂わせるホルモン剤を浣腸されたわけだよ。気持ちよさが違うだろう」

やはりそうか。

何かが違う、この半端のない性欲の切迫感は、クスリによるものだったのだ。

じゅぽじゅぽ。

まるで母親に聞かせるかのように、娘が激しい音をたてて、男根をしゃぶり抜いている。

「さあ、あと四十分間。もう手出しは一切しないから、切迫した便意を我慢する苦しさを肛門で楽しみながら、性器と子宮に欲しいのに与えられない疼きをたっぷり味わうんだ。僕は、お嬢さんのフェラで楽しみながら高みの見物をさせてもらうよ」

「センセイ…。シオにパイズリもさせて下さいませね。お口のご奉仕ではまだまだここのおねーさま方には敵いませんけど、パイズリは三田村病院イチって言われてるんだから」

ああ、それ欲しい。

わたしの、わたしのおまんこに。おまんこにおちんぽ入れて…。

口に出来ない言葉が頭のなかでグルグルと回る。

「ああ、ママ、何もしてないのに、今、またぼたぼた垂れたよ」

フェラチオ奉仕をしながらも、娘は自分たちの尻を見ているらしい。

「や、やめてぇ。紫織を外に、だしてぇ」

思わず叫んでしまったが、もちろんそんなことが

叶

う筈もないことは、有香自身が一番わかっていた。

「さ、残り十分は…、ふたりとも診察台から降りてこっちに来なさい」

王保はその時間を見計らったかのように、紫織の口に射精したようだ。もちろん途中でリボンを外して、夏の制服を脱いで半裸になった紫織に乳房で挟んで擦る奉仕もさせた上でである。

もう一刻の猶予もないほど、便意は切迫している。

王保がさせようとしていることは、予測がついた。

あと十分間、和式便器にしゃがませて、その状態で我慢させようというのだ。

あと、たった十分だ。

なんとしても時間を守らなければ。たとえ、美奈子が崩壊しようと、わたしはマゾとしてのキャリアだって上だし、会長の指名で患者から看護婦に引き上げていただいたのだ。

会長の盟友だというこの王保の前で、たった十分を耐えられずに恥を晒す真似など、出来はしないのだ。

よたよたと這いつくばって行った、便器の上で向かい合わせにされた。

「抱き合って、またキスをしていていいよ。せめて気が紛れるだろう。あと、もう五分とちょっとだ」

「や、やめて」

「あーーーーっ」

王保は優しい言葉と裏腹な行動に出た。肛門に入っていた金属プラグを抜いてしまったのだ。

「だめーーーっ」

直後、激しい崩壊音がして、美奈子が決壊した。必死に有香にしがみついてきた美奈子を抱きしめ、口を吸ってやる。

人間、この格好で切迫した排便を我慢させられるほど辛いことはないのだ。

「ママは、ダメよ、頑張って。五分我慢できないようなら、また患者に戻していただくよう、会長に進言しようね、先生」

「そうだな」

娘の言葉ももう遠く聞こえる。気を失ってしまいそうだ。

「もし、もしご、五分我慢できたら…」

「ん、我慢出来たらなんだ」

言ってはいけない。娘の前なのだ。絶対に絶対に言ってはいけない。

「す、すぐに、すぐに、おまんこ…、オマンコさせてくださいませ。おまんこにおちんぽくださいぃ」

奴隷牧場9 拷問病棟 四 小説奴隷牧場 第4部分 (4/4)
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