身体崇拝(body worship)は、相手の身体の一部を物理的に崇める実践で、BDSMではたいてい服従行為として行われる。エロティックなフェティシズムの表現であることが多く、奉仕志向の服従や性的ロールプレイの一部にもなる。典型は、支配側の外陰、陰茎、尻、足、胸、筋肉をキスし、舐め、吸うことだ。服従側の口と手が崇敬を行い、支配側の身体が祭壇になる。位置、時間、顔を上げてよいかまでが、誰の身体が供え物で、誰の口が道具かを強調する。サンフランシスコ最大のBDSM教育団体ソサエティ・オブ・ジェイナスは、2003年に導入した入門クラスへ身体崇拝を入れた。
ドミナ、顔面騎乗、全身崇拝
ドミナは支配と服従の一部として身体崇拝を使うことがある。服従側に撫でさせ、マッサージさせ、入浴させ、尻をキスし舐めさせる。さらにクンニリングス(ときにフルボディワーシップと呼ばれる)やアニリングスを要求することもある。これらの行為は顔面騎乗(queening)のあいだに起きることがあり、ドミナが服従側の顔に座る。筋肉崇拝フェティシズムは、ボディビルダーでもあるドミナが担うことがある。通底は奉仕である。触れ、舌、注意を、上が崇めさせたい部位へ向ける。
部位ごとのルートと衛生
跪くか伏せ、主導が立ち、座り、または騎る。舌は指定された路線だけを歩き、匂い、汗、体液は口の近くにある。愛撫は互いに触れうる。崇拝は一方通行だ。どの部位に傷や感染があるか、どの一文で止めるかを先に話す。衛生とアレルギーは雰囲気ではない。
陰茎崇拝は両膝をつき、根から亀頭へ舌を送り、含み、舐め、ディープスロートし、先走りを味わい、射精前に許可を待つ。アイマスクや氷、熱蝋は加減であって必須セットではない。膣崇拝は顔を股間へ埋める。外陰をキスし、襞を舐め、陰核を吸い、主導に顔へ座られてリズムを握られる。クイーニングは呼吸権も取り上げる。外陰から会陰、肛縁へ進むなら衛生を別に話す。尻崇拝は曲線へ掌と頰と舌を当て、臀裂を舐め、峰を軽く噛み、溝へ顔を押しつけて嗅ぐ。打って赤くしてから舐める場もある。胸は乳輪と乳頭を含み、回し、硬くなるまで吸い、濡らしてからニップルクランプを足してその痛点を舐め続けることがある。主導が胸を顔へ押し付けると呼吸は浅くなる。足は趾、裏、弓。汗と革の匂いが混ざる。顔を踏ませ、口へ詰め、ストッキング越しに舐く。足で性器を踏むエッジは別枝であり、足舐めと自動梱包ではない。水虫は情趣ではない。筋肉は腹、腕、腿の線へ汗を舐め、二頭筋へ顔を貼る。主導に腕立て伏せをさせ、下で起伏する腹を舐める場は、訓練動作を交差する奉仕へ書き換える。
隣接はブーツ崇拝、乳房フェティシズム、臀部フェティシズム、足フェティシズム、手フェティシズム、部分愛(partialism)——口を一つの部位へ割り当てるとき、身体崇拝が描くのと同じ地図である。六つの皮膚は同じ権力関係の張り替えだ。跪き、舐め、止まり、許可を乞うのが儀式である。架空のオキシトシン百分率は必要ない。一回の場は足だけでも、陰茎だけでも足りる。どの部位を釘付けにするかは話して決める。低位、指定ルート、許可なく顔を上げないことが共通の骨格。衛生、アレルギー、破れ、呼吸が共通のブレーキだ。












