『堕落の国のアンジー 〜狂界の牝奴隷達〜』は、1997年7月25日にPILより発売された18禁SMロールプレイングアドベンチャーである。PC-9800シリーズ版とWindows 95専用版がある。同封の説明書には変態系スカトロお笑いSMゲームと書かれていた。対話式美少女ゲームにRPGのマップ移動を足し、移動中にランダムで「敵」が出て、SMプレイで撃退する。それにより「変態経験値」「スカトロ耐久値」などが上がり、レベルが上がるとシナリオが進み、イベントごとに行ける場所が増える。雰囲気は明るく、パロディが随所にある。そのぶんSMのおどろおどろしさは薄れた。スカトロが強く、ユーザーを選ぶ。制作総指揮の田所広成が版権を持つため、SM3800シリーズには入らず生産停止となっている。タイトルは『不思議の国のアリス』のパロディである。
アンジーこと桜井杏樹は、友人のルビーこと桃井萌と夜の街を徘徊している。全身をラバースーツで包み、セーラー服の上と生ゴムのオムツを着て巨根の張り型を付けた「バニー」が現れ、追いかけてデカダンスランドへ落ちる。もとの世界に戻るにはこの国の女王に気に入られなければならない。アンジーは主人公でプレイヤーキャラクター。わがままで、常に面白いことを探している。非処女。ルビーはアンジーの友人であり下僕。眼鏡、茶髪のツインテール。アンジーのナンパにつき合わされ、初体験が4Pという経験をする。
マリアQは病院の看護師で剃毛マニア。ドクトル・チーズは白衣にオムツの変人博士。サマンサは道具屋を営み、黄金水まで売る。カメブーは豚の耳と尻尾のカメラマンで、写真を撮らせると通貨PILがもらえる。ミウミウは序盤のマゾ猫。キム・タックは女の子のおしっこを飲む美男子、ウン・コックはうんこを食べる双子の兄。マラオとイジールはマリオブラザーズそっくりの双子。鬼三・鬼六・鬼八は団鬼六を模して鞭・蝋燭・縄で襲ってくる。ゼルダは女王で、アンジーとルビーを元の世界へ戻す協力をする。変態大王がラスボス。シナリオ/ゲームデザインは南泌流夫。原画/キャラクターデザインはCOMA、原画はさくらめーる。関連作『SEEK 〜地下室の牝奴隷達〜』(1994年8月30日)のサキがスピンオフ出演する。













