フィギング(英: figging)とは、皮をむいた生姜の根を肛門や膣に挿入し、急性の灼熱感を起こす行為である。歴史的には懲罰だったが、近年はSMプレイの一つとして行われる。「フィギング」という語は、19世紀の feaguing に由来する。化学薬品ではなく生の根を使う点が、他の挿入プレイと違う。効果は時間とともにピークを迎え、むき直せば再び立ち上がる。Lady Green の『Kinkycrafts』(1998年)でも、手作りのSM玩具として触れられている。
古代の罰から、現代のプレイへ
この体罰の方法は、古代ギリシャで女奴隷に対するしつけの一形態として最初に使われたとされる。拘束具で動けなくしたまま、灼熱が時間をかけて大きくなる。逃げ場のない痛みを、時間差で渡す罰である。現代のセッションでは同じ時間差が、同意のうえでの責めに読み替えられる。生姜は罰具であり、同時にタイマーでもある。
2〜5分でピーク、締めるほど熱い
生姜は皮をむいてアナルプラグの形に削り、挿入する。激しい灼熱感が起き、耐えがたい苦痛になる。効果は挿入後2〜5分以内に最高潮に達し、約30分間持続したあと、徐々に弱まる。使用後さらに皮をむいて再挿入すると、苦痛を再生できる。新しくむくたびに持続時間が更新される。挿入されている側が肛門の筋肉を締めると、感覚はより強くなる。このため、尻の食いしばりを禁じる目的で、鞭打ち刑に併用されることがあった。灼熱を増しながら鞭に耐えるか、尻を緩めて鞭の痛みを強くするか——フィギングは、その二択を身体に押しつける。プリディカメントと同じく、楽な出口を残さない責めである。
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