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美囚陵辱 恥辱責め

2

本作品の全部、または一部を著作権者(内村慎也)に無断で作成(コピー)、転載、改竄、公衆送信(ホームページなどに掲載することも含む)することを禁じます。

美囚陵辱 恥辱責め

内村 慎也

1

有村辰也は特大スーツケースを、総長の武藤正治に指定された新橋のビルに運び込んだ。古ぼけたそのビルはエレベーターもなく、荒い息を吐いて、命じられた3階に担ぎ上げた。ビルの外観同様、相当くたびれたドアを開けるともう一枚、しかしそれは実に頑丈なドアで、ジーッとカメラが首を振る。辰也がそのレンズに目を向けると、カチャンと錠のはずれる音がした。

そこはかなり大きな部屋だった。天井には滑車や、そこから垂れ下がる鎖が見え、床には鉄の輪っかがいくつも設えてあった。

部屋のソファーには、武藤がビールを飲みながら座っている。剃り上げた頭部、長年の格闘技鍛錬のおかげで潰れた耳朶、何より信じられないほど発達した上半身は、雄牛のように逞しい。

イタリアマフィアからブレードアイズと呼ばれた細い双眸の眼光は鋭く、内なる興奮が見て取れる。となれば、今日は面白い夜になりそうだ、と一瞬スーツケースに目を落とす。

「うまくいったか? 相当厳重な警備と聞いたが?」

「ええ、代官山の高級マンションでセキュリティもちょっとしたものでしたが、まあ極道からすれば、何ということもありません。部下がうまくやってくれましてね、少々騒ぎましたが、問題なしです。しかし、だ、大丈夫ですか?」

薄笑いを浮かべる。

「何がだ? いい女だろうが」

「ええ、それはもちろん、兄貴好みの、美女ですがね、しかし有名なキャスターですよね」

またビールをグビリと飲み

「ああ、叔父貴の逆鱗に触れたらしいな。女だてらに世直しだ、何だ、と声高に叫ぶからこんなことになる」

武藤の実の叔父、江頭泰山は右翼の首魁だった。愛国を主張し、神道を是とし、日本共産党の幹部、中国の領事、さらには左翼思想にかぶれた赤がかった評論家を襲って獄に繋がれたことも何度もある、筋金入りの国粋主義者だった。

幼少の時から手のつけられない不良で、これほど極道の似合う男もいないと言われている武藤だが、唯一尊敬し、そして絶対服従を誓うのがその江頭だったのだ。

「おい!」

そう声をあげ少し離れて立っている子分を呼ぶ。武藤自ら選んだ、言って見れば親衛隊で、特に女絡みの時に重用していた。

数人が駆け寄り、組の大幹部、辰也に軽く一礼しながらスーツケースを開けた。

膝を折り、ほのかな息を吐いて女、東洋テレビの看板番組「ニュース真相報道」の人気キャスター黒沼絵里が押し込められていた。ソファーから身を乗り出し、その姿を覗き込む。ムウとする脂粉の匂いが立ち登り、スカートがはだけて露わになったムッチリした太腿が淫情をそそり、下半身を刺激する。

男たちは慣れた手つきで絵里を抱きかかえ、天井から垂れ下がる鎖に両腕をつなぐ。武藤と有村の正面に両腕をつられがっくりと首を折る絵里の肢体は、惚れ惚れするほど見事だった。美しい耳朶の見えるショートカットヘアー、細身の体だが、シルクと思われるカットソーの胸元はすべての男の邪婬をそそると思えるほど豊かだった。丈の短めのスカートから伸びる二肢はスラリと伸びており、少し光沢のある高級そうなパンストに覆われ、ムッチリとよく締まっていて熟れた熟女のエロス満点だった。

「で、どんなやつなんだ?」

有村にビールを注いでやりながら顎をしゃくる。有村はスマホを取り出し「ええと、東大法学部を出て卒業後弁護士登録、20代後半からテレビのコメンテーターとして人気が出る。その後巧みな話術と美貌、そして舌鋒鋭く巨悪を追い詰める、という姿勢を買われ、東洋テレビの看板hぷ同番組のメインキャスターに就任、爆発的な人気を博す、となっていますね。政権与党の腐敗追求には特に厳しく、政府系金融機関と蜜月関係にありお財布代わりに使っていたとして、有力大臣を辞職に追い込んでいます。最近では、民自党から参議院選挙出馬の噂も根強くあり、次回は集票マシンとして比例区から出るのではないか? と業界スズメは騒いでいるようですね」

下卑た笑いを浮かべ

「前の女は慶応出身、こいつは東大卒、伯父貴に反抗する女どもは皆頭がいいわけだ」

「そして、メス犬としてどこまでも堕ちる」

有村の追唱に大笑いしながら

「結婚は?」

「していませんが、新進指揮者として売れっ子の尾藤和明と付き合っているという情報はあります」

もう一度絵里の体を見やる。襟ぐりの広いカットソーの首回りは乳を溶かしたように雪白で、少し青白い貌はよく冴えて知性、そして教養が滲み出ている。もうしばらくするとこの女を悶え泣かせることができると思うと、久しぶりに肉茎の大きな怒張を感じるのだった。

「江頭先生はこの女の何に激怒なさったので?」

「こいつは韓国大使館前の従軍慰安婦像近くで行われた日本糾弾のデモに参加したり、東日新聞の政府糾弾の記事を何度も好意的取り上げたりして共産党のような言動を取っていたそうだ。あろうことか左翼系の機関紙に国を貶めるような記事を何度も寄稿した、ということだな。叔父貴も局幹部を通じて何度も警告したのだ。しかしだ、こいつは本当の阿呆だ、有る事無い事、猛烈に非難する手紙を伯父貴に出したという。ついに叔父貴の堪忍袋の尾が切れた、ということで、俺に、お!」

絵里がもぞもぞと体を動かす。勝手知ったる有村がアンモニアを鼻先に持っていくと黒髪を振り乱して目を開けた。

「ううっ、痛いわ、ここはどこなの?」

焦点の合わない双眸を必死に見開きし、また左右に顔を振る。

「おお、ようやくお目覚めだ。黒沼先生、おはよう」

からかうような口調で絵里に声をかけた武藤は、また配下に、おい! と声をかける。

「誰? あなたたちは誰なの?」

ようやく焦点のあった双眸に飛び込んできたのは容貌魁偉な巨体と、薄笑いを浮かべる長身痩躯の眼鏡をかけた男たちだった。2人とも面識もなくもちろん記憶の片隅にも思い浮かばない。それにしてもなぜこんな格好で、と天井を見上げた絵里は「どういうことですか! 警察を呼ぶわよ!」

と吊るされた自分に腰を抜かすほど驚き、そして狼狽する。

「おい、落ち着いたらどうだ? 普段は威勢の良いことばかり声高に叫んでいるんだろう。まあ、いい、あんたが名乗らないなら俺が名乗ろう。関東仁龍会総長武藤だ」

ケラケラと笑い声をあげながら

「同じく一の子分、有村でーす」

「ご、極道? なぜあんたたちのような連中に?—未だわけのわからない表情の絵里を見ながら、また、おい! と手下に声をかける。武藤に負けず劣らず体の大きな男が部屋の奥にあるドアのうちの一つを開け、半裸の女を引きずり出してきた。女は下半身を隠微なパンストで覆い、乳頭部がスケスケのストラップレスの半カップブラを着けただけの、男の劣情をそそるムッチリ美女だった。

その女を見た絵里は、アッと声をあげ、「あなたは葛城綾さんでは! そうよね、葛城さんよね!」

テレビで引っ張りだこだったのに、突然失踪、そして後日テレビ各社に引退することを告げる署名入りのファックスを送り、その後一線から消えてしまった新進評論家の葛城だった。

今度は武藤が笑い声をあげる。

「そうだ、美貌、肉体美、そして知性、権力に対し容赦ない攻撃、それを売り物にして大人気だった評論家の葛城綾だ。こいつはね、この6ヶ月間俺の肉奴隷だった。嬲って嬲って嬲り抜いてな、十分に楽しませてもらった。しかし少々飽きてきて、褒美として配下に譲ったわけよ。今この女は、組の主催する秘密ショーで主役を張っているぞ。そして、俺によく仕えてくれる手下のペット、つまり性奴隷になって毎日肉の奉仕をさせられているがね。おい、テツは来ているんだろうな!」

野太い声で怒鳴る。

また1人が奥の部屋からマットレスを持ち出してきて、吊り下げられている絵里とソファーに座る2人の極道の前に慌てたように敷いた。そのマットレスは垢じみて、ところどころ汗ジミと思われる汚れがべったりついた、汚らしいものだった。そのマットレスが敷かれると同時に奥から小柄な男が歩み寄り、武藤と有村に畏まって挨拶をする。

その男の姿を見て絵里の全身に恐怖が走った。褌だけを身に付けた武藤からテツと呼ばれた半裸のその男の身体は、太腿まで刺青に覆われていた。

「葛城さん!」

これから行われることに気づき、絵里はそう絶叫した。絵里からの視線を感じてのことだろう、私を見ないで、と叫び耳朶まで朱色に染めながらも、命じられるままその汚らしいマットレスに仰臥し大きく下半身を拡げる。

「どうだ? 俺に命じられればこいつは何でもするんだ。この前は客の求めに応じて、大型犬とも絡んだのだぞ」

恥ずかしさのあまりか、顔を覆い、嗚咽を漏らす。

「獣姦! そ、そんな馬鹿な!」

絵里がまた大声をあげた。

「ふふふ、本当のことだぞ。なんなら後でその絡みを映したDVDを見せてもいいぞ。秘密ショーではありとあらゆることが楽しまれているんだ。この葛城は、黒人とも絡んだし、女とのレズプレイでも悶え泣いた。最近では、半グレの大学生数人に輪姦されるという仕込みもあったな。この女は、あんたと突っ張っていた時の葛城では、もはやないんだ。俺たちに仕込まれてメスの淫奔を覚醒させられたただのビッチ。おい、テツ、いつも通りこいつを悦ばしてやれ。そして、俺が言った通りの女になったということを、この黒沼に教えてやれ!」

ハイと言うように頷いた刺青の男は、一時はインテリ女性の代表のようにもてはやされていた葛城綾の腰に手をかけ、乱暴にパンストを破ると自分の褌も脱ぎ捨てる。現れた股間の肉茎は赤黒くビクビクと動いて猛り狂っており、絵里が見たことのないほどの太さだった。

「ああ、やめて! ここでは嫌です! 黒沼さんの前では!」

そう絶叫する綾だったが、男の腰が激しく打ち付けられだすと、ふう、とその双眸を閉じる。

「ハハハ、どうだ、この女、連日連夜嬲られて俺たちの珍宝なしでは生きていけないほどの淫乱雌犬に成り下がったのだぞ。この女が身につけていた、知性、教養、そして安っぽい正義感、そんなものをな、俺たちゲス野郎の珍宝が薙ぎはらったわけだ」

激しい勢いで極道に陰唇を抉られて愉悦を感じはじめ、いつも通り腰まで緩やかに降り出した葛城綾だったが、今の武藤の話は本当だ、と悔しさで涙も滲ませる。

いきなり攫われ、長野か山梨かの小汚い山小屋で、連日連夜武藤と有村から凌辱され続けた。長時間の口腔での奉仕、何度も美芯に打ち込まれた極道たちの熱い滴り、そして初めての経験である肛門性交。

経験したこともない、口には出せないような汚辱を感じて泣き叫んだのだが、いつの間にか熱い吐息を漏らし、自分でも腰を振り、そして何度も絶頂を迎えてしまったのだった。

特に武藤の責には我を忘れ悶え泣きを続けた。食事、排泄、そして短い睡眠時間以外、獣欲と言ってよいほどのおぞましい男たちの性欲に嬲られ続けたのだが、葛城に全てを忘れさせ、地位も名誉も捨てさせたのは、武藤による、美刺への執拗な愛撫だった。

美莢から剥き出しにした美芽を指でごく優しく刺激し、次の瞬間コリコリと摘み、十分にボッキさせた後、相当な時間執拗に愛撫を続け、舐め上げ、吸い上げ、そして同時に有村と交わらせたり、自分の肉茎をアナルに挿入したりしたのだった。

葛城綾はそんな女体を知り尽くした極道二人の責めに、いつしか我を忘れ、知性も教養も、プライドもかなぐり捨てて悶え泣き、数え切れないほど気をやったのだった。

そんな汚らわしく忌まわしい鬼畜の責めについに狂わされた綾は、最後は経験したことのない凄まじい愉悦を忘れることができなくなり、自分から2人を求める身体に堕とされてしまった。

何度もテレビ局で顔を合わせ、お互いの健闘をたたえ、男性優位の世界に少しでも風穴を開けよう、と励ましあった黒澤絵里に自分のこの痴態を見られる惨めさ、恥ずかしさは舌を噛み切って死にたいほどの汚辱だったが、しかし、身体はもはや理性ではいうことを聞かず、極道から乱暴に胸を揺らされたり、ヴァギナを激しく抉られたりされるうちに絶えいったような吐息を漏らし、自分から腰を揺らしてしまうのだった。

そのうち、ゲスな極道の責めに涕泣を漏らし始め、しばらくすると、誰もここにいないかのように極道の背中に爪を立て、あろうことか、全身刺青の汚らわしい男とピッタリ唇を合わせる葛城を見て、絵里は呆然とする。

「ハハハ、世直しだ、正義だ、男社会に風穴をあけるのだ、と喚いていた知識人が今や極道の肉茎を打ち込まれて狂い泣きしている。外に恐ろしきは女、だ」

そして2人してゲラゲラと大声で笑うのだ。そんな2人のことはもはや考えられなくなり、激しく腰を打ち付ける男の腰に自分から腰を擦り付けながら「…いくぅ! ダメよ! もうだめ! いくの! 私、いくの!」

そう絶叫し、ブルブルと腰を震わせて自失した葛城綾を、信じられない思いで見つめる黒沼絵里だったのだ。

2

テツと呼ばれたその極道はそれから1時間あまり葛城綾を責め続け、何度も気をやらせた。絵里がこれは白日夢ではないかと思うほど、葛城綾は全ての肉孔を使って肉の奉仕をさせられ、最後には頬を窄め、頬を大きく緩めてその巨大な男根をしゃぶり続けた。驚いたことに何度も気をやったあとの葛城綾は、ゲラゲラ笑いながらその絡みを酒のつまみとしている極道幹部のことも、見下ろしているかつての同志と言える絵里のことも全く気にならないかのように、嬉々として肉の奉仕を続けたのだった。最後に男が体を震わせ、囃し立てる極道幹部の卑猥な冗談の中、ついに熱い滴りを迸らせると、その最後の一滴まで逃すまい、というように全て嚥下し、そしてまた男と一緒に気をやるかのように体を震わせて、汚らしい垢じみたマットレスに男を抱いて倒れこんだのだった。

そして、武藤の手下に腕を取られ、ヨロヨロとドアの奥に消えていく葛城綾の、汗にびっしょりとまみれた背中を、絵里はただただ見送るしかなかった。

知性、教養、美貌、そして専門家との論戦にも全く臆せず堂々と闘っていた葛城綾はそこにはもういない。同じ見目形のメス犬がいるだけだ。

武藤、有村がたっぷり嬲り抜きその肉体を存分に弄んだ後、肉奴隷として、手下へほうびに与えたという衝撃的な事実。そして、その手下から責められ、激しく悶え泣きし、全身を震わせて男の男根をしゃぶり抜く葛城綾。目の前に繰り広げられた爛れた肉の咬合。これは、本当にこの世のことなのだろうか? そんな絵里の心を見抜いたかのように、いつの間にかブランデーを飲み始めた武藤は「あんたもすぐにああなるさ。あの女も毛嫌いしていた男社会の中の最下層民の俺たちに徹底的に嬲られて、初めて珍宝の悦びを知ってよかったんじゃないかな。俺たち3人と前後ろでつながっている時、あまりの気持ちの良さにションベンを漏らした時もあったのだぞ。さあて、あんたはどうやって楽しませてやるかな」

キッとした表情で

「異常者! 狂っているわ! あなたたちなんかに自由にさせないわよ!」

絵里はその美しい花びらのような唇を震わせて、そう叫ぶ。

また2人はゲラゲラと笑い、「何とでもほざけ。そのうちご主人様、あなたの珍宝をください、咥えさせてください、そうお前の方から頼むようになるさ」

そして2人して立ち上がり、「どうれ、随分と酒も飲んだし、そろそろ肉奴隷と交わるか」

そしてまた大笑いするのだった。

3

黒沼絵里は立ち上がり褌一枚になった2人を見て、急に心の底から恐怖心が這い昇ってくるのを感じた。一つには掲げられた腕がしびれたようになって痛みを感じ出したこともある。それと決定的なこと、それは目の前の男が先ほどと違い、自分をターゲットとして行動を起こし始めたことにはっきり気づいた、ということだった。もう一つ、絵里の頭からは離れないことがあった。

「教えて! 葛城さんはこの後どうなるの?」

「知りたいか? では教えてやろう。あいつは美貌の有名人だった。そんな女を好む金持ち連中はたくさんいるのさ。親分はそのために競売会社を持っている」

「競売会社?」

「そ、美人の肉体を競り落とす会社。葛城綾だったら、500万はするだろうな。葛城を競り落とした変態連中は、1年間、ある場所に作られている館で葛城を自由に嬲るわけだ」

「綾さんを解放しないの?」

「ふふふ、解放はするさ。しかし、あれだけの美人だ。何人かに競り落とされて俺たちに金を落としてくれるだろうね。何人もの変態野郎に提供され歳を取っても、これまた熟女を好む連中もいるからね。そう、その館を出ていけるのはこれから何年後だろうね? 10年後、いやあいつが五十になったぐらいかな?」

「おい、有村、解放するといっても出て行かない女たちもいるじゃないか。そいつらのことも教えてやれ」

「そうでしたね、親分。実はな、葛城ほどの美貌じゃないにしても、俺たちは一般の美女たち、人妻、OL、女教師、などだな、も掻っ攫って、性奴隷にしているんだ。そんな連中は、俺たちの組織から徹底的に可愛がられて肉の悦びが忘れられず、普通の生活に戻れなくなるのさ」

「戻れなくなる? そんなこと信じない!」

嘲るような表情になり、「お前が信じない、と言っても事実だ。そんな連中は、俺たちがまず楽しんだ後、配下の極道連中に褒美として与えられるのさ。同時にグループ内のソープなんかの風俗で働いて、組に金も落としてくれる。俺たちの組織は、そんな女体の褒美という論功行賞をしっかりと整えているんでね、脱落者は少ないし、組織としてしっかり束ねられている、というわけだ。女たちもね、攫われてきて最初は泣き暮らすのだが、知らなかった肉の悦び、それもこの世で最高のものを経験できて、最後には皆俺たちに感謝するのさ。誰一人後悔している連中はいないぞ」

今後長い年月、狂わされた葛城が金持ちの変態連中の慰み者になるということ、その他の市井の女性も肉奴隷として組織の餌食になっていること、そんな事実を知らされ慄然とした。

「つまり、それは組織の重要な秘密ということでな、それをお前に知らせるということは、だ、そう、頭のいいお前なら、わかるはずだな」

そうなのだ、組織の秘密を自分に教えるということは、この2人の野獣が自分を解放する気などまったくない、ということだと気づかされ、生まれて初めて体を切り刻まれるような恐怖を覚えた。激しく動揺する絵里の表情を見ながら、ニヤニヤと笑いを浮かべ、「黒沼絵里、貴様は本当の阿呆だ。東大を出て、苦もなく弁護士になり、ちょっと見目形がいいからといって花形ニュースキャスターになる。おそらくあんたは世の中はチョロいもんさ、そう思ったことだろうな。その挙句、国を愛することもせず、デタラメな正義感を振りかざし、とうとう叔父貴の逆鱗に触れた。その挙句がこのお仕置き、口では言えないほどの恥辱にお前は打ちのめされるぞ」

テツと呼ばれた先ほどの男より面積は少なかったが、この2人の背中に彫られた刺青は実に見事で、どこかのヤクザ映画で主人公の背中に彫られたような鬼気迫るものだった。

「さあ、有村、いつも通りだ」

そう命じられた有村は絵里に近寄ると、いきなりバリッとカットソーを剥ぎ取る。黒いブラジャーも一緒に剥ぎ取られ、プルンと豊かな乳房が曝け出された。

「あっ! やめなさい!」

その言葉にゲラゲラ笑いながら、「お前、本当に馬鹿だな。この情況でやめろと言われて、はいそうですか! となるわけはないぞ」

そう言うとこぼれ出た乳房をむんずと掴み、乱暴に揺らす。

「い、痛い! 乱暴はやめて!」

「よし、剥け!」

はいというように頷き、足首を持ち、下半身を割いて床の鉄枠に結ぶ。そして絵里の背後に回り、腰にぴっちりと纏わりつくスカートを乱暴に引きおろす。パンスト、ブラジャーと同じ黒色のGストリングスも剥ぎ取られる。

見知らぬ男たち、それも社会のはみ出しものである極道連中に無理やり乳房、そして臀部を曝け出され、しかも大股開きで恥丘まで全開というこの格好、泪を滲ませ、羞恥に身を捻り、耳朶まで真っ赤に染めて、狂おしいほど頭を振りながら「お願い、もうやめて!」

と血を吐くように絶叫するが、有村が身を屈めクンクンと秘烈に鼻を近づける始末だ。

「ああ、いい匂いだ。汗の匂いもある、うん? コレは間違いない、残尿の芳しい香り、ああ、そう、親分、甘酸っぱい女の匂いもしますな」

絵里の背後に回った武藤が

「そうか、おい、有村、ここもいいぞ。ピンク色の蕾、きれいな菊の蕾、少し拡張しないといけないな。ふふふ、今は小指さえ入らんが、お前のぶっといものを飲み込むのは、そうだな、明日の夕方ぐらいかな」

この2人は、本気だ。私を嬲り抜くという言葉は嘘ではない、ああ、あの聡明で男勝りだった葛城綾のさっきの狂った姿。私もああなるのだろうか?

しかし、巧みな指さばき、優しく執拗な豊乳への責め、男たちのそんな攻撃に、熟れた肉体を持つ悲しさ、愉悦が少しづつ体を襲い始める。その思いを振り払うように奥歯を噛みしめる。そんな女の肉の葛藤を知り抜く2人は、「さて、まず泣かせるか」

抉っていた指を肛門から話すと、枝の部分にしっかりと皮の巻かれた細い鞭を取り出し、「江頭様、申し訳ございません、そう叔父貴に許しを請うんだ」

何を言っているの、私は間違ったことはしていない、あの狂信的愛国者、江頭と論争したかっただけだ、これでは言論の封殺ではないか、必死にそう抗弁するが、「ふふふ、まだ生意気を言ってらあ」

そう言うと、ピシッ、ピシッ、とその鞭を双臀に振り下ろす。息がつまり、脳天まで苦痛が突き抜ける。

「ギャー! 何をするの! い、痛い!」

「言っただろう。お前にお仕置きをするのだよ。あんたは俺が尊敬する叔父貴に逆らうという禁忌を犯した。それならばだ、罰を与えねばな」

また、ビシリを打ち下ろされる。

「ぎゃあ! いけない! こんなこといけない!」

その絶叫を聞き、有村が天井の電動滑車を動かし、鎖を調整する。張り切る豊かな双臀を突き出し前屈みになった絵里の下半身に有村が吸い付き、陰唇を弄ぶ。

ビシリビシリと容赦なく鞭が打ち下ろされ、激しい苦痛を感じながら、甘い痺れが下半身に走る。痛み、愉悦、そんな相反する情感を感じ、そこから紡ぎ出された経験したことのない狂おしい感情が全身を覆い、どうしてよいかわからなくなる。

「ふふふ、苦しいだろう。有村の舌の動きがたまらないだろう。さあ、江頭様、許してください、そう言うんだ!」

振り下ろされる鞭の痛みが耐え難くなる。

「…許して、許してください! 江頭様、許して!」

ついにそう絶叫した。

そんな絵里を見下ろし、「いいだろう、笞打ちは取り敢えず終わりだ。ただ、ここはまだ開発しないとな」

絵里の背中に覆いかぶさり、ふっくらした耳朶を甘噛みしながら、薄い桃色のアナルを揉み込み、ゆっくりと親指を挿入する。有村から探り当てられた美核への刺激と、初めて経験する菊門への刺激が絵里の淫情を焦がし始めた。

ーダメよ、頑張るのよ! 私が燃えなければ、この連中は諦めるわ。そうすれば、隙を見てここから、ー必死に身を捩り、体を揺さぶって喉を晒し、2人を拒絶しようと抵抗する。

「有村、どうだ、下の孔は?」

絵里の抵抗をあざ笑うように優しく、ゆっくりと肛門に挿入しながらそう聞く。

「親分、たまりませんね。甘い蜜が溢れ出ています」

「どうだ、お前、インテリ女も所詮肉欲にはかなわんさ。俺たちを拒絶したくても無理なようだな。しかも、普通はな、最初は肛門の刺激を嫌がるものだ。だが、お前は違う、ここ、性感帯のようだな」

黒髪を振り乱し、違うわ、あなたたちとは違う! そう絶叫するが、自分の体は自分が一番知っている。打ち据えられる苦痛で先ほどまではっきりしなかったが、初めての経験であるアナルへの刺激は恐ろしいほど絵里の官能を燃え上がらせていた。

ーいけない、獣のような連中の責めで燃え上がるなんて! 絵里、あなたは知の力を知っているはずよ。ダメ、負けてはダメ! ー理性で持ちこたえようと、2人の無頼漢の高みに立とうとする。そんな絵里の心を見透かしたかのように「有村、一度、抉るか?」

薄笑いを浮かべそう言い放つ武藤に、有村は、いいですねぇ、と淫猥な笑いを浮かべる。そして、先ほどの汚らしいマットレスを引き寄せ、天井からの鎖から手首の縛を解き、足首の鉄輪を外して絵里を横たえようとする。バタバタと手足をうごかし必死に抗うが、バアーンと激しい平手打ちをされると絵里はたじろぎ、恐怖に身をすくめるのだ。

マットレスの端にはこれまた拘束のための鉄輪があって、両腕をそこに繋ぎとめられ、両脚は天井からの鎖に再び繋ぎとめられて、大きく割かれた。

「おい、絵里さんよ、いい加減に諦めろ。俺たちは極道だ。暴力の世界で生きてきたクズだ。お前を嬲ることなど何でもない。抵抗するなら抵抗しろ。だがお前が言いなりにならないなら、言うことを聞くように暴力でもって思い通りにするだけだ」

薄ら笑いを浮かべ諭すように話す武藤を心底恐ろしいと思う。だが、気丈に「許さない、決して、あなたたちを許さない!」

そう絶叫するのだ。ハハハ、と笑い

「許さない、と言ってもだ、自分の格好を考えてみろ。大股開いて、綺麗な満腔をおっ広げ、膣の襞、そしてだな、皺々の尻の穴まで俺たちに晒して、どうやって俺たちを許さないのだ?」

そう言うと、「これから、俺たちを咥えさせる。どうやって悶えなくか楽しみだ」

そして、褌をゆっくりとって絵里の正面に立つ。多くの女の淫水にまみれた武藤の肉茎は、赤黒くやけ、そして見事なものだった。子供のバッドほどもある大きさで、これが侵入してくると思うだけで気が狂いそうだ。しかも、先ほど葛城とやくざ者ものが長時間絡んだマットレスは汚らしく、誇りも矜持も尊厳も全て踏みにじられ、死にたくなるほどだった。

だが、雄牛のような武藤が腰に手をかけ、その男根を押し付けてくる今、どん底に落とされた絶望感とともに、心の奥底から呼び醒まされたような被虐の愉悦も感じる、というのはどういうことだろう?

ーいけない! いけないわ、絵里! 絶対気取られてはいけない!ーだが、数百人の女を陵辱してきた極道2人は、そんな絵里の心の揺らぎに気づいており、挿入前肉茎で美芽を刺激され、ふうと双眸を閉じる絵里を見ながら、淫猥な目配せを交わすのだ。

「さあ、姉ちゃん、これを喰らえ」

嘲るような笑いを浮かべ、武藤はそう口にすると、絵里の美孔にズブリと男根を埋め込ませた。

「ううう、ああ、」

獣のようなスジものに自分の身体を汚される、信じられないその汚辱に大粒の涙を流すが、激しく打ち付けられる武藤の腰の動きに体を這い上ってくるゾクゾクした快美感を感じ出すのだ。

ーなぜなの? なぜ? どうして? こんな連中に蹂躙されて! ーしかし、実際、武藤に美芯を抉られ、乳房までも揺さぶられながら、腋窩や喉元に口吻を降らされると、全身の官能を掻き立てられてしまう。

「おー、よく反応しているな。どうだ、インテリ様、俺の珍宝の感触は?」

「いいわ、早く終わりなさい! でも、私の体はあなたたちのの自由にはならないわ!」

ゲラゲラ笑いながら、さらに腰を打ち付け、「認めたくはない、俺たち下衆から女の悦びを教えられるのは、てか」

武藤は、絵里の手首を取り、抽送する肉茎の根元に指を絡ませる。自分の淫水でまみれる極道の肉茎を感じ、理性とはかけ離れた自身の肉の昂まりに、絵里は呆然とするのだ。

「ああ、こんなことって、」

顔を捻って、黒髪を振り乱す。

「インテリ女の有村嬢は、実は淫乱女だった、そういうこと!」

有村が、嘲る口調でそう言いながら、ビデオカメラを回す。

「いけない! だめよ、カメラはダメ!」

そう絶叫するが、もちろん、撮影は続けられる。

雄牛のような上半身を絵里に覆い被せ、「俺の唾をたっぷり飲め」

ピッタリと絵里の唇を覆い、酒にまみれた唾液をたっぷり吐き出す。嘔吐感を催すほどだったが、男根に抉られる腰がジーンと痺れ、思わずその唾液を呑みくだすのだった。

ー悔しい! こんな男たちに、ー

と羞恥にまみれて、唇をワナワナと震わせる絵里に追い打ちをかけるように、「よし、これはどうだ?」

武藤は絵里の脚をすくい、さっと肩に担ぎあげ、絵里の体を二つ折りにしたあと、立ち上がってズブリ、ズブリと子宮に届けとばかり、深く挿入する。

「ああ、それは!」

まったく味わったことのない爆発的な喜悦を感じた。腰骨が溶け、蜜壺がしとどになるのがはっきりと分かるほどだ。ダメよ! とわかっていても、体が激しく反応する。知らず知らずのうちに腰をゆすり、乳首が痛いほどにピンと立ち上がる。絵里の細い足首を持ち、大きく割り開き「インテリ女さん、とんでもない格好だぞ。肛門まではっきり晒して、大股開き。極道の下衆野郎にズブズブと珍宝を挿入されている。おまけに愛液が内股まで濡らしているぞ! 恥ずかしくないのか?」

そう言われ瞑っていた双眸を見開いて高く掲げられた腰部を見る。卑猥な笑いを浮かべながら腰を激しく自分に打ち付ける武藤の表情に視線を送った後、男の肉茎が美孔を貫き続けるのを信じられない思いで見つめた。そして、もはや、限界がそこまで来ているのを知り奥歯を噛み締め、二の腕に歯を立てて理性を取り戻そうとするが、「ハハハ、親分、黒沼絵里様の堤防が決壊しそうですよ。これだけ腰を振って淫水を撒き散らしているのに気をやるのを必死にこらえている。親分の珍宝の威力、凄いですなぁ」

その通りなのだ。社会のクズ連中に犯されるという恥辱に肉体が反応するなど想像もしなかったことだが、現に自分の全身は喜悦に打ち震え、有村の指摘どおり、淫水を大量に撒き散らせてマットレスにまで滴るほどだ。

「ああ、もうこれ以上、やめて」

そう力なく訴えるがその切羽詰まった声音を聞くと、一旦魔羅を引き抜き、胡座をかいた後自分の腰に絵里を抱え上げ、またズブっと刺し貫く。

「ううう、ああ、私は、」

眉根を歪ませ、たまらず双眸を瞑った絵里の腰を突き上げながら「啼け、もっと啼け。そしてお前が見下し軽蔑仕切っていた最下層民のアウトローの魔羅で気をやるんだ」

肉襞を激しく擦りあげられ、極道の恥骨で美芽を強く刺激されながら、ブルブルと腰を揺らす。

ーダメだわ、もう限界。辛い、辛すぎるわ! ー

一瞬、そんな屈辱を覚えたが、次の瞬間脳天の突き上げ、全身がバラバラになる愉悦に思わず、発情した雌犬の喘ぎを漏らす。

「ああ、ダメよ、ダメ、いけない!」

絵里の頂点がそこまで来ていることを知り、咥え込まれた自分の男根がきつく締め上げられることを知って「むう、一度、一緒に気をやるか。さあ、俺に身を任せるんだ」

そう言うと、一段と腰の動きを早めた。

「ああ、あああ、お、お、おっ! 」

全身がブルブルと震え、とうとう極道の手に落ちた絵里は、悪魔のような男の背中に腕を回し、しっかりと握りしめながら、抉じ入れられた極道の硬い舌先にねっとりと自分のものを絡ませ、武藤の腰の動きに合わせて激しく腰を振り、とうとうガクガクと首を折る。

「うおっ!」

そう大声を出した男は、絵里の自失を知り、一瞬至福を覚えた後、ついに熱い滴りを絵里の美壺に叩き込み、獣の咆哮をあげるのだった。

4

それから有村が取って代わり、また絵里を責め抜く。有村が果てると、今度は武藤、そしてまた有村と、長時間代わる代わる絵里を犯し続け、熱い男の精を叩き込んだ。絶頂を何度も迎えた絵里は数時間後、息も絶え絶えに汗と淫液にまみれたマットレスに荒い息を吐いて倒れ込む。

獣欲を満たした極道2人は不敵な笑みを浮かべ、絵里を見下ろし、また曰くありげな目配せをすると、腰を下ろた。

「おい、今度はお前のここをもらおうと思っている」

と武藤が菊門に指をやる。

ビクンと体を揺らした絵里は、恐怖に身をすくめ

「それは嫌。それだけは堪忍して」

と涙を滲ませる。

「そうか? そんなに嫌か? ならばだ、代わりのものを差し出せ」

「代わりのもの?」

半身を起こした絵里に、今度は有村が身を乗り出す。

「そうだ。俺たちの調査によると、あんたの番組のサブキャスター、唐橋ケイ、こいつはまだ処女だろう?」

思わず2人を凝視する。

「ケイちゃんのこと、あなたたちあの子をどうしようと、」

またゲラゲラ笑う。

「こんな俺たちと合コンでもしてくれるのか? きまってるじゃないか、俺たちが唐橋ケイの身体を楽しませてもらうのさ。そこで、あんたにも協力を頼みたい。そう言うことだ」

驚愕した表情になり、「何を言っているの。ケイちゃんをあなたたちの餌食にするなど、」

冷笑を浮かべた。

「そうか、では、しょうがないな。おい、有村、脚を抑えろ」

いや、やめて! と絶叫するが、がっしりと下半身を押さえ込まれ、美尻を高々と掲げさせられ、「お前が協力しないというなら、ここをいたぶるだけだ」

と尻列を大きく割り開き、菊門をさらけ出すと、指を抉じ入れようとする。痛み、そして恐怖を感じた絵里は身を捩って「ケダモノ! あなたたちの言うようにはさせないわ!」

有村も小馬鹿にした表情で、「テレビ局幹部、あんたの故郷、そして東京大学、もちろんインターネットにも、つまりは全世界にこの映像が流れる。それで、いいのだな?」

4Kビデオの液晶に鮮明な画像が映し出される。悶え泣きし、喜悦の表情で武藤にしがみついている絵里のおぞましい痴態が鮮明に映っている。

「そ、それは、」

「別に俺たちはお前らを食い殺そうとするわけではないぞ。ただ唐橋ケイのまだ青い女体を楽しみたいだけさ。それに協力する、と約束するならお前はここから解放される。どうだ?」

その言葉に、一瞬、いろいろなことが頭を駆け巡る。だが、ケイちゃんをこの人たちに渡すなど、そんなことできない! でもこのままだと、葛城綾のようにこの魔窟に囚われることになる。それならばいっそ……。

ーだ、だめよ! あの純粋無垢な、しかも私を姉のように慕っているケイちゃんをこの獣達の餌食にするなど!ーだが、加えられる肛門への不快な痛みがさらに強烈になり、ビデオから自分の甲高い啼泣が聞こえてくることで、2人の恐ろしさを改めて思い知るのだ。

「もうやめて!」

そう絶叫し涙を滲ませる絵里を見下ろしながら、筋金入りの院獣二人は酷薄な笑いを浮かべるのだった。

巻の一 了