強制交尾 女教師と隣人妻と女課長 第2部 (2/5)
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直腸に埋まっている指が、腹部側へ折り曲げられる。アルコールで火照った膣道を裏側からノックされ、振動が女核にまで伝わる。
(気持ち悪いのに……何か……変だわ……)
抜かれる指に肛内粘膜が纏わりつき、捲れかけた肛門が強引に押し込まれる。一定のリズムで行われる抜き挿しに、いつしか肛道全体が馴染んでいた。
「やっぱりアナルの素質もあったみたいだな」
力強く異物を押し返そうとする括約筋を抜けると、絡みつくように肛肉が蠢く。
指を二本にしても受け入れるだけの柔らかさがあり、アルコールの影響もあって女教師の悲鳴には勢いがなくなっていた。
「嘘です、あああ、そんな素質、んうう、ありません」
微かに震える長い睫毛はどこか煽情的で、否定の言葉は弱々しいのに艶があった。
結ってない黒髪がはらりと頬を流れ、普段よりもさらに垂れた目は黒眼を妖しく蕩けさせている。
「くウン、ああっ、お尻は許してくださいィ」
哀愁を漂わせる涙声さえ色っぽい。自分の一挙手一投足が男を狂わせていることに、肛辱に悶える未亡人はまるで気付いていなかった。
「いやらしくヒクついてやがる」
「ヒイッ! 何を――いやっ、それだけは」
背後の獣が怒張を菊座に宛がったのがわかった。
恐怖に怯えて逃げようとする美都里に、男の体重がかけられる。
「無理ですっ、壊れてしまいますっ!」
半狂乱で拒絶する美都里の尻が抱えられ、焼けた鉄の棒にも等しい肉杭が肛唇をメリメリと引き裂いていく。
「ヒイッ、ヒイイ――ッ!」
白目を剥いた美都里が甲高い悲鳴を噴き上げたのと同時に、石塚が歓喜の雄叫びを上げた。
「とうとうあの先生の尻まで犯してやったぜ。最高だ、たまらねえ!」
深々と沈められた肉柱に、肢体を破裂させられそうだった。
圧倒的な圧迫感に喉が詰まり、美都里はもう「ヒッ、ヒッ」としゃくり上げるように息を呑むことしかできない。
「すぐに慣れる。それまではもう一杯いっとけ」
美都里を振り向かせた石塚が、ゾクリとして息を呑んだ。
羞恥と絶望に歪んだ美貌は、この世の何よりも妖艶で美しかった。
「んむう、んぶっ、んぐ、んっ、んんっ」
むしゃぶりつくように唇を奪われ、次から次に度数の高い日本酒を流し込まれる。
五臓六腑が激しく熱を持ち、思考回路が正常に働かなくなる。
(頭がボーっとする……)
余計に力の入らなくなった女体に、石塚が本格的に覆い被さってきた。
腰を寄せるように柔らかく腸奥へ亀頭を潜り込ませ、捲り上げるように肛肉を掘る。
「あンン、はあっ、だ、だめです……」
ビクビクと腰が震え、畳に立てていた指がくたりと倒れる。
アヌスから子宮口を押される快美に柳眉が歪んだ。
「はうっ、あっ、ああぁぁぁ」
肛道を埋め尽くしていた剛直が抜かれる際の尋常じゃない排泄感に、美都里の口から情けなくも淫らな喘ぎが零れた。
「アナルの快楽を知ったせいで、普通のセックスじゃ満足できなくなった奴もいるみたいだぜ」
とても冗談には聞こえず、美都里は短く息を呑んだ。
「クク、心配すんなって。どっちでもよがりまくれるように調教してやるからよ」
(調教……ああ……わたしの身体が作り変えられてく……)腸奥を衝かれるたびに起きる小爆発が、もう夫と過ごしていた頃とは違うのだと証明していた。
「先生もわかってんだろ? ケツマ
×
コへの出し入れもスムーズになってるしな」
「なんて……下品な言葉なの……」
「自分でも言ってみろよ、ほら、ケツマ
×
コだ」
「ケ、ケツ……マ
×
コ……」
狂熱に頬が焼け爛れそうだった。
不埒な単語一つに胸が高鳴り、どうしようもなく秘所が疼く。
「ああ……わたし……ケツマ
×
コを犯されてるのね……」
「わたしじゃねえ、美都里って言うんだ」
「くふうン、美都里のケツマ
×
コ、旦那様の勃起チ
×
ポでズボズボされてますう!」
顎が跳ね上がった。下品に叫ぶたび聖職者の心が悲鳴を上げるのに、性感がドロドロに溶けてしまう。
(わたし……発情してる……)
酔いで朦朧とする意識の中で、快感だけがはっきりしていた。
男のピストン運動に合わせて興奮する肉体は、もう肛門性交を拒んでいなかった。
「んヒイッ! お尻が熱いィ!」
「今更飾ってんじゃねえよ。俺の女らしく下品に鳴け、美都里!」
「くひいィィィ! ケツマ
×
コが凄いのォォォ!」
浮かせた腰を男に負けじと振りたくる。
汗と涎が飛び散った畳から昇る匂いにより発情し、美都里は一心不乱にアナルでの快感を貪る。
「イキたいか、美都里」
「イキたいですっ、アナルでイカせてくださいィ!」
「ならここではっきり誓え! 俺の女になるってな!」
「誓いますっ! 美都里は、旦那様の女ですううう!」
僅かな逡巡すらなかった。
目の前に迫ったエクスタシーを貪りたいがために、美都里はこれまでのすべてを放り投げて叫んでいた。
「あぐう、んオオ! くるっ、すごいのが、キちゃうゥゥゥ!」
畳に頬をつけたまま、唾液に濡れた舌を出す。
肛肉を突き破らんとする肉槍で迎える屈服のオルガズムに、美都里が激しく悶える。
「イクッ、イクううううう!」
肉体が打ち上げられたかのような浮遊感のあと、強烈に女体が硬直した。
脳天まで突き抜ける悦楽に美貌は崩れ、鼻水さえ零してしまう。
「あぐっ、おっ、んおお、あふっ、んふううう」
絶頂の余韻にブル、ブルルとする肉体を掻き抱く。
これこそが女の幸せだと通告されているみたいで、美都里はもう何も言えずに押し寄せる快感に呑み込まれていく。
「ケツでアクメするなんて、とんだ変態教師だな」
「い、言わないで……恥ずかしい……」
時間の経過とともに嫌悪と羞恥が戻ってくるも、石塚が少し腰を遣うだけで、たちまち美都里は美貌を蕩けさせてしまう。
「それにさっきから美都里って言ってるが、構わないのか」
耳元で囁かれた瞬間、美都里は言葉を失った。
(わたし……どうして……)
あれだけ抵抗していたのに、排泄器官を嬲られるのに夢中で当たり前のように受け入れていたのだ。
亡夫に申し訳なくて、大声で泣き出したい気分だった。
「気にする必要はねえだろ。美都里は俺の女になったんだからな」
いきり立ったままの剛直が、腸奥まで一気に貫いた。
「あうっ、はあン、強すぎるう」
弓なりに逸らした白い背中に汗の珠が浮かぶ。
尖った乳首を摘ままれ、尻肉を腰で押されるたびに、切羽詰まった喘ぎは整った歯の隙間から零れ落ちる。
「あああ、もう許してください、辛すぎて、美都里、どうにかなってしまいますっ」
壊れた人形みたいに頭を揺さぶる。止まらない涎が火照った肌に落ちて、愛撫みたいに官能を蕩かす。
爛れた肛道がギュウギュウに肉棒を締め付ける。
「ケツマ
×
コがキちゃうゥ! あオオ、だめになるううう」
歯を剥いた女教師の尻肉が割られ、巨根が丸ごとぶちこまれた。
バチンと脳内がショートし、身体が大きく跳ねて乳房がダイナミックに弾んだ。
「イクイクイクううううう!」
「初めてでアナルセックスにハまるとは、予想以上のマゾっぷりだぜ」
「んオォォォ! まだイッてるのにィィィ!」
教師らしさも未亡人らしさも忘れ、獣のように美都里は吠えた。
グズグズに溶けた肛肉を抉られる快美にもう夢中だった。
「またイクう、すぐにケツマ
×
コでよがってしまいますううう」
「チ
×
ポを千切る気かよ、ドスケベ女め!」
「んひィ、んオオ、おぐっ、くふううう」
「こっちも限界だ、出すぞ!」
「お出しになって! 美都里の恥知らずなお尻にたっぷり注いでえ!」
高く掲げた尻をしゃにむに振りたくり、ギチギチに石塚を締め付ける。
伝わる脈動が激しくなり、膨らんでくる気配に美都里は恍惚の表情を浮かべる。
(わたしはもう彼の女、どこまでも狂うしかないんだわ)諦観の中で倒錯の快楽を受け入れ、美都里は背後で雄々しく叫ぶ男と一緒に何度目かもわからない絶頂に昇りつめた。
4
授業が始まってしばらくしても、教室のザワめきは収まっていなかった。
黒板を背に、指揮棒を手で弄る美都里に男女を問わない視線が集中する。
(皆、変に思っているわよね……)
確認するのが怖いのに、生徒の目を感じるたびに子宮がキュンとする。
コツコツと床を踏み鳴らすヒールから、四十路を過ぎているとは思えない脚線美がタイトミニまで続いている。むちむちの太腿も露わで、後ろを向けばヒップラインがはっきりわかる。
(ノーパンなの、バレたりしないわよね……)
純白のブラウスは第二ボタンまで開けており、少し屈めば大きく白い谷間が丸見えだった。目を凝らせば奥にある乳首の存在もわかるはずだ。
弱味を握られている石塚に命令されたとはいえ、神聖な教室でふしだらな格好をしている自分が信じられなかった。
(男子が何人か前屈みになってる……まさか……)美都里と視線があった瞬間に、そのうちの一人が慌てて目を逸らした。
今日の美都里はコンタクトを着用しており、メイクもばっちり決めている。元々の美貌も相まって、三十代前半でも通じる姿に、普段の地味臭さなど微塵もなかった。
「あっ、ごめんなさい……」
事前に石塚から指示されていた通りに、わざと教科書を足元に落とす。
視線が集まったタイミングで、少しだけ股を開いてしゃがむ。
(お願い……見ないでください……)
頬を上気して、伏し目がちに教室を見渡す。
それが思春期の男子生徒たちのとどめになった。
「ト、トイレに行ってきます」
俺も僕もと次々に席を立つ男子を見送りながら、いたたまれない気持ちで美都里は立ち上がってスカートの乱れを直した。
「こんなこと、もうやめてください……」
消え入りそうな声で哀願した美都里は、付け根近くまで剥き出しの太腿に置いている自分の手を沈んだ気持ちで見つめた。
「いいじゃねえか、職員室も教室も大盛り上がりだったろ」
恥辱の一日を終えた美都里は、学校の駐車場で待っていた石塚の大型ミニバンの助手席に座っていた。
「それに本当は喜んでたんだろ?」
「冗談でもやめなさい! 私は教師という仕事に誇りを持っているの。なのに教室であんな……うう、もう死んでしまいたい……」
「わかった、わかったよ。先生に死なれたら困るからな。もう学校で辱めるような真似はしねえよ」
「本当ですか?」
まさか要望が通るとは思っていなかった美都里は、地獄で仏に会ったような気分で元教え子を見た。
「先生が本当に感じてなければな」
「えっ? あっ、ちょっ、だ、だめですっ」
スカートの中に滑り込んだ手で無造作に陰毛を撫で、スカートの中で長時間晒されたままだった秘裂に触れた。
くちゅりと鳴った音に男が嗤い、俯いたままの美都里は耳まで真っ赤にする。
「こんなにべっちょりだぜ、美都里先生」
見せつけられた人差し指は、言葉通りにべっとりと濡れていた。
「反論しないってことは自覚があったんだろ?」
美都里は拳に力を入れるだけで何も言えなかった。
授業中に嫌悪とは別の感情が芽生えていたのを指摘されたくなかった。
「そりゃ認めたくはないわな。教師の誇りだなんだと言っといて、ちょっと派手目な格好で授業をしただけでマ×コがびちゃびちゃになるほど興奮してたんだから」
「そんなこと……ありません……」
「だったら指についてるこれは何だろうな。ねっとり糸を引いて、おお、ずいぶんとスケベな味がしやがるぜ」
目の前で恥液を舐めた石塚が、その指を美都里の口に押し込んだ。
(いやっ、汚い……)
逃げようとするも舌を捕まえられ、歯茎にまで擦りつけられる。
百合の花に似た香りが、口腔から鼻腔に昇ってくる。
「舐めるんだ」
「んむう、んぐっ、んっ、あむン」
有無を言わさぬ口調で命令され、美都里はアイスキャンディーを舐めるように舌を動かす。
その間に石塚はもう片方の手でブラウスのボタンを外した。
まろび出たボリュームのある果実が、男の手の中でぐにぐにと形を変える。
「だ、だめです、こんなところでなんて……」
「スモークフィルムを貼ってあるんだ。わかりゃしねえよ」
「で、でも、あンン、あっ、くうン」
乳首を舌で転がされながらスカートを捲られ、秘裂をなぞられる。
濡れそぼっていた秘肉が開いてくのがわかり、美都里は絶望する。
「わたしのからだ、こんなにも淫らにされてしまった)真っ赤な紅が艶やかに輝く唇が、濡れた吐息を漏らす。
膣襞を絡ませながら出し入れされる指の動きに、瞬く間に美都里は翻弄された。
「クリトリスも勃起してるぞ」
「もう虐めないでください、あアン」
上目遣いで恨みっぽく言ったせいで、余計に石塚を発情させてしまう。
「ここで犯してやるよ、股を開け」
「いけませんわ、あンン、だめえええ」
幾重にも連なった媚肉を一刺しにされる。ズシンとした衝撃に一瞬の記憶が飛び、車中で嬌声を上げそうになる。
学校の駐車場なのを思い出し、慌てた美都里は口を両手で塞いだ。
「その調子で、下校中の生徒に声が聞こえないようにしろよ」
「んぐう、んう、んぶううう」
校門から離れた目立たない場所なので人通りは滅多にないが、それでも部活中の生徒たちが移動中にチラリと見てきたりする。
(もし誰かに見られたら……)
立てられている両脚がガクガクと震える。
シートが倒され、正常位で犯される最中も美都里は気が気ではない。
「恥ずかしいなんて思えないくらい、燃え上がらせてやるよ」
度重なる性交で、石塚は女教師の弱点を知り尽くしていた。
腰を浮かせ、子宮を押し上げるように衝く。
途端に膣奥がじわりと蕩け、濃厚に亀頭へ絡みついてくる。
(声が、我慢できないっ)
男の責めは巧みで狡猾だった。
ポルチオ性感帯を執拗に衝いて媚肉をグズグズに溶かしたあと、Gスポットを刮ぐように膣天井を刺激する。丁度クリトリスに裏側から振動がぶつけられ、美都里はたまらず指の隙間からくぐもった喘ぎを零してしまう。
(流されてはだめっ)
授業中に醜態を晒したとはいえ、美都里は教師なのだ。神聖な学校の敷地内で、これ以上の無様は許容できない。
「――ッぐ、んぐううううう」
浅瀬を責めてたっぷり焦らしたところで、子宮口へ亀頭をぶつけられた。
子宮内で快感が爆発し、ガクガクと裸身が痙攣する。慌てて噛んだ指に歯型がついたものの、おかげで決定的な決壊だけはなんとか回避できた。
「ふう、う、ううう……ほ、本当に、もう、許してください。ほ、他の場所でなら、なんでも言うことを聞きますから……」
男が口角を吊り上げたのを見て、途切れ途切れの哀願をしたばかりの美都里の顔から血の気が引いていく。
「なら今夜は寝室でセックスさせてもらうぞ」
「そ、それだけは……」
亡夫の書斎を石塚の部屋にまでされた自宅で、寝室は決死の覚悟で守り通してきた最後の聖域だった。
「んあうっ、あっ、だめえ、奥は、はうう」
煮え切らない美都里に業を煮やし、石塚がピストン運動を再開させる。
大きくグラインドを描いたあとで、小刻みな衝き入れに変化し、強弱もつけて着実に美都里を追い詰める。
「ああン、生徒に、んうう、声を、聞かれて、あああ、しまいますっ」
身の破滅以降に、生徒に軽蔑の目で見られるのが耐えられそうもない。
自宅で責められているのなら、なんとか耐えられた。だが車中とはいえ学校の敷地内で、しかも放課後という特殊な状況が美都里から余裕を奪っていた。
(なんとかしないと……でも……)
絶え間なく泣き所を甚振られるせいで思考がまとまらない。抗いもままならぬうちに、媚肉を捏ね繰り回されて官能が追い詰められる。
「イキそうになってるな、顔を見ればわかるぜ」
両手を顔の横で押さえつけられ、首筋を舐め上げられる。
物理的に口を塞げなくなった美都里は唇を噛んで堪えるが、すぐに限界が訪れた。
「いやあ、あンン、イカせないでくださいィ、お願いですからァ」
エクスタシーに呑み込まれれば、もう我慢できない予感があった。
生徒に痴態を目撃されるのを回避するため、とうとう美都里は悪魔との取引に応じてしまうのだった。
リビング、キッチン、バスルーム、トイレ、玄関。慣れ親しんだ愛の巣のあらゆる場所に憎むべき男の臭いが染みついていた。
守り切れなかった自分を恥じながらも、最後の一部屋への侵入だけは阻止してきたが、それも今夜に終わりを告げた。
「あむむ、んむう、んんっ、んんん」
帰宅してすぐ玄関で素っ裸にされた美都里は、犬みたいに四つん這いで寝室へと招かれざる客を案内するはめになった。
ミニバンで犯され、ほぐれきった秘肉を弄りながら、石塚は有頂天で美都里のフェラチオ奉仕を受けていた。
「もういいぞ。学校では射精しなかったからな、すぐ突っ込んでやる」
足首を掴み、ひっくり返すようにした美都里にベッドの上で圧し掛かる。
学生時代からずっと狙っていた女教師を完全屈服させるチャンスに、すっかり鼻の下を伸ばしていた。
「あぐっ、ああっ、太い……」
キノコの傘みたいに張った雁首が、膣壁を削るように奥へと抉り込まれる。
生での摩擦にお腹の奥から背筋にかけて、ゾクゾクとする感覚がこみ上げる。
「道筋はついてたから、余裕で呑み込めるはずだ」
苦労もなく結合を果たした石塚が、待ちきれないとばかりに動き出す。
筋肉質な尻を力強く前後に動かしては、柔らかな媚肉の抱擁に舌鼓を打つ。
「奥までドロドロだぞ。全力でやりまくりたいのは美都里も同じだったみたいだな」
(ああっ、違うの、望んでなんかいないっ)
天国にいる夫へ弁解するように心の中で言葉を並べる。
両手で顔を隠し、嫌々と首を振る美都里を愉快そうに石塚が覗き込む。
「俺のチ
×
ポでイキまくったくせに、死んだ亭主に操を立ててるつもりなのかよ」
「……私が愛したのはあの人だけですから」
どんなに惨めな格好であったとしても、その気持ちに嘘はない。毅然と告げた美都里に臆するでもなく、余計に石塚は楽しそうにする。
「だったら今夜はきっちり死んだ亭主に教えてやらねえとな。心も身体も満足させてくれる旦那様がいるから、もうあなたは必要ありませんってなァ」
「ど、どこまで最低なの! 私は絶対に負けません」
奥歯を強く噛み締め、真正面から睨みつける。
「そこまで言ったからには証明してみせろよ、死んだ旦那への愛をな。できなけりゃ、先生は骨の髄まで俺に屈服した証として、きっちりお別れをしてもらうぜ」
美都里が承諾する前に、悪魔は勝負開始だとばかりに本格的に動き始める。
裸身に回された腕の熱さに、美都里の柔肌が甘やかな汗を浮かべる。
(あなた、わたしに力を貸してっ)
長年、亡夫と過ごした寝室。最期もここで看取った。死ぬまで操を捧げると誓った。一つ一つを思い出した美都里は、キツく瞼を閉じて情事にジッと耐える。
「声すらあげませんってか。だがよ、忘れちゃいけないぜ。先生が数えきれないくらい、イカされまくってきた事実をなァ!」
奥壺を抉られ、美都里の顎がビクンと跳ねる。解けそうになった唇を慌てて結ぶ。
石塚と再会するまで知らなかった絶頂が、わざとらしく足音を立てて近づいてくるようだった。
(だめよ、耐えるのっ)
心の鼓舞を嘲笑うかのように、じわりじわりと不吉な熱に侵されていく。
ポルチオ性感帯を衝かれ、アクメに狂った記憶がフラッシュバックする。
じゅわっと媚肉が溶け、四肢から力が抜ける。いつの間にか唇が半開きになっていて、ねっとりとした吐息が漏れていた。
(熱い……ああ、いけないわ……)
身を捩って逃げようとした弾みに、石塚を強く感じてしまう。
焼け火箸のように熱く、鋼のように硬くて逞しい。ゴリゴリと奥を削るような抽送は、女の源泉をこれでもかと揺さぶってくる。
思考が快感に支配されそうになったところで、美都里は慌てて首を左右に振った。
「どうした、先生。美人が台無しなくらい、蕩けそうな顔をしてたぜ」
「き、気のせいです、ん、うゥン、ああっ、動かないで」
「面白い冗談だな。俺はさっきから動いてないぜ」
「え?」
「動いてるのはお前だよ、美都里」
予期せぬ事実に美都里は狼狽する。
慌てて腰に力を入れると、むず痒さにも似た疼きが媚肉全体に走った。
じわりじわりと催促するように分泌される蜜液が内腿を濡らし、男の陰毛を濡らす。
「どうした。欲しいなら、もっと激しくしていいんだぜ」
「ぐ、うう……あっ、ああ……」
ベッドで仰向けなのにガクガクと膝が笑う。
止まらない呼気に淫熱が籠る。男と密着する肌から汗が止まらない。
膣全体が脈動に合わせて淫らに蠢く。
(もどかしいっ、でもっ、でもォ)
最後の気力を振り絞って耐える美都里の乳首を指で挟みながら、耳介を甘噛みした男が舌を言葉と一緒に耳孔へ入れてくる。
「我慢なんてする必要ないんだぜ。美都里は俺の女なんだからな」
「あ、ああ……あああ……」
大きく開いた口腔で濡れた舌が震える。目尻がさらに垂れ、視界が涙で滲む。
乳首もクリトリスも勃起しきっているのがわかるほどジンジンしていて、ただそこにあるだけで狂おしい快感を運んでくる。
(ごめんなさい、あなた、わたし、もう無理っ)
頭の中が真っ白になった美都里は本能に突き動かされるままに、石塚の唇に吸い付いていた。
あれだけ憎んでいた元教え子の唾液を啜る浅ましさにさえ、うっとりしてしまう。
「もう我慢できないの、イカせてえ」
甘え切ったおねだりに男の頬が緩む。
擽るように撫でた美都里は、情感たっぷりに逞しい首を唇で噛んだ。
「それでこそ、俺の女だ」
「んアア! 凄いッ! あンン、壊れちゃうゥ!」
ウオオと雄叫びを上げた野獣の衝き入れに、身体がバラバラになりそうだった。
しがみつくように男の肩に爪を立て、真っ赤な唇から悲鳴のような喘ぎを迸らせる。
「奥まできてっ、美都里をめちゃくちゃにしてえ」
子宮を揺さぶられる激しい快美に白目を剥き、零れかけた涎を男に呑ませて悦に浸る。裸身の淫靡なうねりが止まらない。
(ずっと溺れていたい、一生このままでいいっ)
堕ちるという素晴らしさに骨の髄まで侵され、美都里は与えられる愉悦を貪った。
「イクう、ああっ、石塚くぅん!」
「旦那様と呼べって言ったろ」
「はい、旦那様ぁ! 美都里は旦那様をお慕いしてますううう」
大切にしてきた想い出さえ放り投げて、美都里は我を忘れて叫んだ。
「イカせてえ、旦那様のオチ
×
ポで美都里を狂わせてくださいィィィ」
コアラのようにしがみつき、しゃにむに腰を振る。下腹部を勢いよく恥骨に当てられては瞳を蕩けさせ、ボリュームのある尻肉が並みを打つ。
「イクう、ああン、美都里、もうだめえええ!」
「一緒にイクんだ、美都里」
「はいィィィ、イクふううう、イク、イっちゃうゥゥゥ!」
時間が止まったような感覚の中で、美都里は裸身をおもいきり逸らせた。
ブルンブルンと双乳が暴れ、結合部からどっと蜜液が紫吹く。
「出すぞ、ウオオ!」
ほぼ同時に石塚も射精した。大量の白濁を子宮で呑まされ、初めて美都里は嫌悪ではなく恍惚を覚えて目を閉じた。
喉を鳴らすように痙攣する裸身が、精液を一滴残らず飲み干していた。
「こいつを跨ぐんだ」
石塚がベッドの上に放り投げたのは亡き夫の写真だった。
「な、何をさせるつもりなのですか」
絶頂の余韻が濃く残る美貌を歪め、美都里は写真と石塚を交互に見た。
「きっちりお別れをさせるって言っただろ。そのための儀式だよ」
嫌な予感しかしない美都里は「嫌です」と警戒も露わに、ベッドの上で距離を取る。汗ばんだ臀丘に引っ張られ、愛液に濡れたシーツが皺を作る。
「なら俺とお別れするか? 死んだ旦那とじゃ、何回ヤってもイケなかったんだろ。きっと他の奴でも無理だろうな」
「そ、そんなこと……」
「あるね。本物の快楽を知った身体を抱え、満足させてもらえない夜に一人自分を慰め続けるのは辛いだろ」
石塚の手が頬を撫でる。火照った肌はそれだけでビクンと反応し、感触の残る膣道がはしたなく蕩ける。
「だが俺ならいつでも満足させてやれる。死んだ人間に操を立て続けるのはやめるんだ、美都里」
ゆっくり近づいてくる元教え子の顔を、美都里は押し返すことができなかった。
舌を吸われ、鼻を鳴らして流し込まれた唾液を飲む。
「写真を跨ぐんだ」
「ああ……許してください……」
糸引く唇をテカらせながら、か弱く嫌々と首を振る。
ベッドで膝立ちになっていた美都里の局部に、男の指が捻じ込まれた。
「あンン、おやめになってえ」
「想像してマ
×
コをぐちょぐちょにする重度のマゾ女が、今更気取るなよ」
膣口の裏側を軽く爪で引っ掻かれ、腰が勝手に前後する。
ぬかるんだ秘肉がペニスの形を思い出して、ズキンズキンと疼く。
直後に頭に浮かんだのは、夫のではなく目の前にある猛々しい逸物だった。
(そんな……わたしは、もう……)
乱れ狂わされるうちに、いつしか夫のを忘れていた。いや、忘れさせられていた。
(とっくにこの人の女にされていたんだわ……)
やめてと叫びながらも、抱かれたらすぐにヒイヒイよがって恭順を示す。先ほどのセックスでも、未亡人にあるまじき痴態を晒してしまった。
「死ぬまで一人寂しい夜を過ごすのは辛いだろ。そろそろ楽になれよ」
新たな快感を叩き込まれた女体は、きっともう石塚なしでは耐えられない。本能で理解してしまった美都里はもう逆らうのを止めた。
「これで……いいですか……」
膝立ちのまま歩いた美都里は、生前の夫の笑顔を跨いだ。
「腹に力を入れろ。俺との愛の証を見せつけるんだ」
「そんな……いいえ、わかりました……」
一瞬の逡巡を経て、美都里は静かに頷いた。
(許してください、美都里は弱い女です……)
ぶりゅ、と下品な音が鳴り、膣道を逆流してきた白濁がボトリと落ちた。
「うう……ごめんなさい……」
大量に出されたザーメンが、夫の笑顔を隠していく。
罪悪感でどうにかなりそうなのに、亡き夫を穢すたびに例えようのない昂ぶりを覚えてしまう。
(本当に重度のマゾなのね……)
続けて愛液まで溢れてくれば、否定するのは不可能だった。
「お別れは済んだな」
悪魔のような所業を強制した男が得意げに嗤う。おもいきり引っ叩いてやりたいのに、心身が摩耗しきっていてもうそんな力は残ってなかった。
「これで遠慮なく俺の子を孕めるってわけだ」
横に写真立てを置いた石塚が、見せつけるように美都里を抱えた。
「……本気なのですか?」
「もちろんだ。心配すんな、愛人として死ぬまで囲ってやる」
妻ではなく愛人と言い切った男に、激しい拒否感を抱く。
しかしそれも巨大な肉竿を突き立てられるまでの話だった。
易々と密接する淫肉を貫かれ、即座に脳天から爪先までが痺れる。
「んくううう、いやあ、せめて写真を隠してくださいいい」
「甘ったれるな。美都里はもう俺の女だ。他の男に浮気なんざ絶対に許さないぞ」
「わかりましたから、あああ、酷いィィィ」
長い黒髪がはらりと舞い、濁った瞳は写真を無価値なものとして映すようになる。
暗く淀んだ性癖が、恥ずかしい姫鳴りでさえも興奮の素材にする。
貫かれるほど甘やかな幸福が充満し、美都里は火照った裸身を幾度も震わせた。
「だめなのお、旦那様のオチン
×
ンが気持ちよすぎるのお」
背後にいる男の首に手を回し、両脚から力を抜いてされるがままに股を開いた。
生々しい肉の摩擦を間近で見られているみたいで、狂った脳汁が弾ける。
「あなた、見てください、美都里のオマ
×
コ、こんなに大きいオチ
×
ポを咥えこんで悦んでますう」
「いいぞ、もっと言ってやれ」
興奮した石塚に激しく媚肉を掻き回され、汗みずくの乳房が激しく暴れる。
「乳首もクリトリスも昔より大きくなってるでしょう? 石塚くんに――旦那様に敏感にしてもらって、とても幸せよお」
乳頭を摘まみ、陰核を扱き、果てには結合部をパックリ暴いて見せる。
「美都里は本物の幸せを教えてくれた彼のものになったの」
ベッドに立ち、跨ぐ形になった肉棒を自ら根本まで咥え込んだ。
妖しい昂ぶりに眉間に皺を刻み、発情した牝犬のごとく舌を垂らす。
「ですから、もうあなたの妻ではありません。でも、美都里は満ち足りています。安心して、天国で旦那様に孕まされるのを見ていてくださいねえ」
リズミカルに男の腿に大きな尻を打ち付ける。
押し付けるようにすると、硬い陰毛が臀肌にチクリと刺さった。
「ククク、美都里は酷い女だな」
「オマ
×
コがよすぎてえ、もう全部どうでもいいですゥ!」
「だったら写真の前でイってみせろ! 孕むための準備をするんだ!」
「はひいいい、真性マゾの美都里が無様にイクところを見てくださいいい」
黒目を反転しかけたまま叫ぶ。もう何も考えられず、剛直を喰い締めたままエクスタシーに達する。
「イっっっクうゥゥゥゥゥ!」
ガツンと脳天を殴られたような衝撃に続き、視界が真っ白に染まった。
ゆっくりと色が戻ってくるにつれて、緊縮していた媚肉が緩みだす。
膨大な快感が押し寄せる。どっと力が抜けていく。壊れた人形みたいに全身を痙攣させ、涎を垂らすだけの美都里はかつてない多幸感に包まれていた。
「あふっ、はあ、んああ」
くたりとする美都里を石塚が抱きとめる。
ままならない呼吸を繰り返しながら、心も身体も背後の男の色に染められたのを美都里は痛感した。
(もう逃げられない、逃げたくない)
この世にこれほど気持ちいいことがあるのを初めて知った。常識もモラルも吹き飛ぶほどの肉の交わり。
(これが本物のセックスなんだわ……)
知らなかった頃にはもう戻れない。甘えるように美都里は男へ頭を預ける。
「心も身体も準備できたみたいだな」
「……はい。美都里に旦那様の子を授けてください」
囁くようにおねだりをした美都里の美貌が、うっとりと朱に染まった。
子種を求めて子宮が下りてきているのがわかる。
(今、中に出されたらきっと……)
確信めいた予感があっても、美都里は中止を求めなかった。
嵌まったままの肉棒を腰を捩って刺激し、熱膨張したのを確認すると上下に尻を揺すって優しく扱き始める。
「すっかりその気になって、可愛い奴だ。もう写真のことはどうでもいいのか?」
「もちろんですわ。美都里が気にするのは旦那様だけです……」
写真からの視線を感じながらも、ゆったりとした前後運動に励む。
激しいだけのセックスにはない一体感に、身も心も溶けて本当の意味で石塚と一つになっていくように思えた。
(気持ちいい……)
素直に快楽を認め、ポルチオ性感帯に当たるように亀頭を導く。
「ああン、どうですか、美都里のオマ
×
コ、気持ちイイですか」
媚を売りながら性奉仕する。まるで奴隷みたいに思えても、忌避するどころか歪んだ性癖の歓喜の声が聞こえてくるだけだった。
「最高だ、すぐに出してやるからな」
「遠慮なさらないで、たっぷり吐き出してください」
溢れる和合水をシーツに撒き散らしながら、ずっちゅずっちゅと徐々に腰振り運動のペースが速くなっていく。
ぴっちり嵌まった剛直に膣壁を抉られる快美に、美都里の目元は蕩け切っていた。
「うう、出すぞ、俺の胤で孕ませてやるっ」
「ぶちまけてくださいっ、美都里は子宮で一滴残らず受け止めてみせますう」
「出るっ、くおお」
「んああ、あっ、あはあああああ」
灼熱の塊が膣奥で弾けた。体内に散らばる邪な熱に、美都里は濃密なため息を長く長くついた。
ぶるりとした下腹部がじーんとした幸せに包まれる。
「はあン、旦那様の熱いザーメンで、美都里も気を遣ってしまいますう」
夢見心地でオルガズムに到達した美都里は、薄れゆく意識の中で一匹の精子が卵子に入っていくのを見た気がした。
第二章 堕とす! 隣人妻・椿
1
「ごめんね、急にこんなこと頼んじゃって」
片目を閉じた椿は、リビングで亀のように丸まって作業をしている青年に軽めの謝罪と労いの言葉をかけた。
「白瀬先輩には前の職場でお世話になりましたし、このくらいはお安い御用ですよ」
顔を上げた青年の額は汗で濡れていた。夏も近くなって、窓から入ってくる風だけでは物足りなくなりつつある。
「それにしても椿さんって機械オンチだったんですね」
「夫にはブルーレイレコーダーの設定なんて、スマホを使えば自動でできるなんて言われたんだけどね」
昔から機械類が苦手な椿は設定どころか、説明書を吟味しても設置するところまでも辿り着けなかった。
「先輩がいればよかったんでしょうけど、故障から直ってくるのと出張が重なったのは不運でしたね」
「本当よね。録画を頼まれて安請け合いしたのも失敗だったわ」
すぐにでも使える状態になったと知らされ、椿はポニーテールを揺らしてキッチンの冷蔵庫を開けた。さほど広くない2LDKのマンションだけにリビングとキッチンはほぼ一緒のようなものだった。
「はい、喉が渇いたでしょう」
夫が買い置きしてあった缶コーヒーを渡すと、不意に石塚の視線が下がった。
前屈みになった際にTシャツの襟もとから谷間を覗かれたとわかり、椿は慌てて姿勢を直した。
(少し油断しすぎたかな……)
隣室同士で夫はこの石塚という青年と仲が良い。一人暮らしなのを気遣ってたまに夕食にも招待しているので、この部屋に上げるのも初めてではなかった。
夫にも椿にも好青年として接する石塚だが、たまに爬虫類のような汚らわしい視線を感じることがあった。
すぐに消えるので気のせいかとも思っていたが、156センチメートルと小柄ながらもFカップの椿はよく見られるのもあって昔から異性の視線に敏感だった。
(早めに帰ってもらった方がよさそうね)
夫のこともあるので不埒な真似はしないだろうが、多少なりとも視線に欲望が込められていれば決して心地よくはない。
ただでさえ椿は巨乳でありながら、ウエストもヒップもキュッと引き締まっている。裾の長いシャツとだぼっとした短パンでラインを誤魔化してはいるが、男好きする身体なのは椿もよく理解していた。
「一応、エアコンも点検しときます? 明日から暑くなるみたいですし、いざつけようとしたら壊れてたなんて事態になったら大変でしょう」
そろそろと口を開きかけたところで、石塚がそんなことを言い出した。
電子レンジの操作すらおっかなびっくりで、最新のを用意してもらっても温めることしかできない有様だった。
(でも、もしそうなっても夜までどこかに涼みにいけばいいのよね)子作りのことも考えて、椿は先日から専業主婦になっている。いざとなれば幾らでもしのぐ方法はあるのだ。
だが石塚の動きは速かった。断られるのを危惧するかのようにダイニングから拝借した木製のイスに乗って、エアコンのチェックを勝手に始めてしまう。
そうなると機械に疎い椿は何も言えなくなる。途中で止められると、自分で戻せなくなるからだ。
何らかの意図があるのかと疑ってしまったが、テキパキと点検を終えた石塚はフィルターの掃除もしてくれた。
「今年の夏は問題なく使えると思いますよ」
顔立ちは決して整っている方ではないが、浮かべた笑顔は爽やかだった。
悪意をまるで感じられない態度に、自分が気にしすぎだったと椿は自己嫌悪する。
(まだ若いんだし、女性の身体に興味を持つのは当然よね……)石塚は二十七歳の椿より二つか三つ年下だったはずだ。恋人もいないらしいので、少しばかり欲求不満なのかもしれない。そこに先輩の妻とはいえ、Tシャツ姿の姿が朝のゴミ捨て場で会うなり頼みごとをして部屋に呼んだのだ。
(困って、焦ってたとはいえ、こっちにも浅慮な部分があったし……)あけすけな視線に多少は不快になったが、それ以降は一度もない。それどころか埃塗れになりながらも骨を折ってくれたのだ。むしろ感謝すべきである。
「頼ってばっかりでごめんなさいね」
「本当に気にしないでください。それにこの程度じゃ、先輩から受けた恩はまだまだ返せませんよ」
「石塚君は本当にうちの人を慕ってくれてるのね」
そう考えるとなんだか嬉しくなり、先ほどまでの不快感もずいぶんと薄らいだ。そもそも自分から頼みごとをして部屋に招いたくせに、気に入らないことがあったからといってすぐに追い出そうとするのはあまりにも不義理だ。
「それじゃ、俺はこれから仕事なんで、家に帰ってシャワーを――あっ!」
「どうしたの?」
帰りの挨拶の途中で大きな声を出した石塚は、椿に問われると、雨に濡れている子犬のような目でしょんぼりと肩を落とした。
「うちのシャワー壊れてるんです。管理会社に連絡はしたんですけど、修理の手配に二日、三日かかるらしくて」
「そうなの?」
「昨日から銭湯に行ってるんですけど、仕事が十時からなので……」
現在時刻は午前九時三十分。銭湯は朝から営業しているが、やや離れた場所にある。今から向かってもシャワーを浴びている時間はないだろう。
「取引先と会うので身だしなみは整えたかったんですけどね。仕方ないからお湯で絞ったタオルで身体を拭いていくことにします」
ため息をつく石塚を前に、椿は罪悪感に苛まれる。出張中の夫にあれこれ聞いて鬱陶しく思われたくないと青年を頼ったのは自分なのだ。
仮に椿が彼の立場だとすれば、タオルで拭くより汗と埃で塗れた身体をシャワーで洗い流したい。
「……それなら、うちで軽くシャワーを浴びていく?」
頼みごとをした負い目もあり、椿はそう聞くしかなかった。
「タオル、ここに置いておくわね」
遠慮するかと思った石塚は大喜びでバスルームに入った。とても感謝されたのもあって、椿はすっかり視線のことを忘れて安堵していた。
キッチンに戻って冷たいお茶を用意していると、バスルームから石塚が戻ってきた。
「ちゃんと汗は――って、なんて恰好をしてるのよ!」
声を裏返らせた椿は、素っ裸で現れた石塚から慌てて顔を逸らした。
「あ! すみません。家では裸族なものでして」
自宅で服を着ずに過ごす人がいるのは椿も知っていた。理解はできないが、尊重すべきだとも思う。
(だからといって、他所の家でなんて……)
真っ赤な顔で「服を着て」と言うも、当の石塚はまったく恥ずかしがる素振りを見せていない。本当に裸でいるのが当たり前の生活をしているのだとわかる。
服の上からではわからなかったが、筋肉がしっかりついていて引き締まっている。強面の顔と合わせればスマートな格闘家みたいな感じだろうか。
(わ、わたしったら、何をじろじろ見てるの)
再び視線を逸らすも、堂々としている青年につい横目を向けてしまう。
(そ、それに、なんて大きいの)
夫のよりも遥かに大きく、臨戦態勢に入っていないのに子供の手首ほどはありそうだ。熱膨張したらどれくらいのサイズになるのか想像もつかない。
(あんなの挿れられたら、女性は壊れてしまうわ)少なくとも椿は興味よりも恐怖を覚えた。男性の裸を目撃したからといって、必要以上に胸をトキめかせるほど初心でも好色でもない。
「シャワーを浴びる前は、きちんと服を着ていたでしょう!」
「身体を綺麗にして、つい自宅にいるような気分になってしまいました」
申し訳なさそうな石塚が、背後から椿の肩に両手を置いた。
「ヒッ
!?
」
気安く触られたのも不快だったが、椿に悲鳴を上げさせたのは、健康的にパンと張った臀丘に押し付けられた硬い感触だった。
(これって、どう考えてもアレよね)
我に返って逃げようとするも、細い肩に食い込んだ指が椿を離さなかった。
「何を――うむっ
!?
」
怒りに任せて振り返ったところで、唐突に唇を奪われた。
混乱する隙をつき、強引に舌を捻じ込まれる。
「んぶっ、んんっ、ぷはっ! いい加減にしてよ!」
男の唇から逃れるなり、おもいきり平手を見舞った。小気味いい音が鳴って僅かに顔が逸れたものの、すぐに石塚は椿と視線を合わせた。
「そりゃないぜ、奥さん。夫の不在に独身の男を家に入れたんだ。こうなるのを期待してたんだろ」
ガラリと口調を変えた男に、椿の顔から熱が失われる。
(やっぱり気のせいじゃなかった)
狡猾な男は好青年の仮面を被って夫や椿を油断させ、本性を現すチャンスを窺っていたのである。
椿は直感を信じなかった自分を呪った。
「酷いことしたら、あの人が許さないわよ!」
「それは怖い。解決するには告げ口なんてする気がないくらい、徹底的に辱めてやる必要がありますね」
事もなげに言い放った男に、椿は心の底からゾッとした。悪ふざけではなく、本当にまだ新婚の人妻をレイプするつもりなのだ。
「冗談じゃないわ! 離して!」
今度は平手ではなく拳を振るうも、あっさりと手首を拘束されて壁へ押される。
背中を強かに打ち付けた衝撃で、豊かに実った果実がTシャツごとダイナミックに揺れた。
「前々からこのデカパイをどうにかしてやりたかったんだよ。いつもいつもこれ見よがしに揺らして歩きやがって」
「ふざけないで!」
誘惑してたんだろと耳元で囁かれた椿は、声を荒げると同時に丸出しの金的に膝蹴りを食らわせようとした。
途中で気付かれて命中こそしなかったものの、裏腿を蹴り上げられて苦痛に顔を歪めた石塚の握力が一時的に弱まった。
「助けて、誰かっ」
慌てて外を出ようとしたが、途中でバランスを崩して転んでしまう。
痛みを覚えた足首に目を向けると、石塚が両手で掴んでいた。
「おいたはだめだろ」
ぐいと下半身を持ち上げられて、うつ伏せの椿の股間に足が乗せられる。
「やめてっ、ちょっと、このっ」
「暴れるなって言ってんだろ」
「ひっ
!?
いやあああ」
いわゆる電気アンマに、短パン越しに陰核を刺激される椿は悲鳴を上げた。
拷問みたいに強い責めではなく、踵を使ってリズミカルに振動を加えてくる。
ビリ、ビリリと電気が走り、惑乱する椿は全力で両脚を暴れさせる。
「離して! いやだ! やめてえええ」
くるりとひっくり返され、仰向けになった椿の局部に男の爪先が突き刺さる。
生地越しなのが逆に痛みを和らげ、快感を際立たせる。
「人妻の身体は敏感だな。しっとりと濡れだした感触が足に伝わってくるぜ」
「そんなわけないでしょ! やめないと酷い目にあうわよ!」
「まだ余裕があるみたいだから、威力を上げてやるよ」
「んああ! このっ、ああっ、やめてってば!」
「濡れ具合が酷くなってるぞ。ズボン越しでこれなら、今頃パンティはぐしょ濡れになってるんじゃないか」
探し当てた秘裂に親指を沈みこませ、狙いを定めた陰核を服の上から弾く。
それだけで新妻の肢体は過剰なくらいビクンと反応し、悲鳴にも徐々に官能が色づき始めていた。
「だめえ、待って、ああっ、ひああっ」
ズボンの裾が捲れ、露わになった太腿がブルブルと揺れる。声が震え、瞳に涙が溜まる。どうしてこんなことにと思う余裕もなく、強制的に椿の性感が覚醒させられる。「ここがいいのか? ん?」
「ひィン! 待って! お願いだから、ひあ、あああ」
爪先でグリグリと女豆を潰される。ポニーテールの黒髪を振り乱して抵抗を試みるも、両脚を持たれていてはどうにもできない。
「クク、電気アンマされてイキそうなのかよ。とんだ変態奥様だな」
「違うっ、あアン、こんなっ、ひぐっ、んうう」
押し寄せる快感で半眼になった椿は、なんとか決壊だけは防ごうとした唇を噛んだ。
(イキたくない、イキたくない、イキたくない)
苦痛に頼って乗り切ろうとした瞬間、足の指でズボンの生地ごと陰核がおもいきり摘まみ上げられた。
(だめェ! キちゃう! いやっ、いやあああ)
顎の痙攣が激しくなり、白ばんだ視界の中で椿は女体を一層大きく震わせた。
「くふうっ、あっ、んはあああああ」
泡が弾けたような解放感に時間が止まる。
吐息と一緒に駆け足気味の痙攣が身体を駆け抜けた。
腰から下が無くなったかのようなエクスタシーに、椿はしばし茫然とした。
「派手にイッたみたいだが、躾けがなってないな。イク時は感謝の気持ちを込めて、相手にきちんと教えるもんだぜ」
ようやく両脚を解放されたが、くたりとする椿はすぐに動けなかった。
「クク、女を大人しくさせるには、一回イカせてやるに限るな」
「ううっ、ぐうう」
這いつくばるように玄関へ逃げようとする。Tシャツの裾がめくれ、健康的にくびれた腰が覗く。
「招待してくれたのは奥さんだろ。素直に楽しもうぜ」
(こ、腰を舐めてるのっ
!?
)
人並みの性交しか知らない椿にとって、肢体を舐められるというのは変態行為以外の何でもなかった。
「変態っ、最低っ、悪魔っ」
上半身を起こして腕を振り回す。難なく回避した男がするりと椿の懐に入り込む。
「ああっ、触らないで」
腕を肩に回すような体勢にさせられた椿の巨乳を、石塚が慣れた手つきで揉む。
指からはみ出そうになるたわわな膨らみに、男が鼻息を荒くする。
(こんな奴に……うう、気持ち悪い)
どんなに嫌でも男の力で組み伏せられていては抵抗のしようがなかった。
「若奥様はどんなおっぱいをしてるのか、鑑賞会といくか」
「ふざけないでっ、ああっ、誰かあ」
力任せにTシャツをたくし上げられ、ハーフカップのブラジャーから今にも零れ落ちそうな双乳がまろび出た。
「エロいブラジャーをしてるな。旦那が出張中なのをいいことに、今夜は楽しむつもりだったのか?」
「あんたと一緒にしないで!」
巨乳の椿は選べる下着が少なく、昔の勝負下着でも年数が経過すると普段用にしたりする。これもその一つで、見せる相手は一人しかいないのだからと特に気にせず着用していた。
「だがサイズがちと小さいんじゃないか。窮屈そうで可哀そうだぜ」
「余計なお世話よ」
噛みつかんばかりに怒声を浴びせる椿を不敵に嗤い、石塚がブラジャーのホックを外した。押し込められていた乳肉が解放と同時に大きく弾む。
「いやあああ、見ないでよっ」
左腕を男の首で封じられている椿ハ、フローリングの床に突っ伏して双乳を隠した。
(くうン、ひんやりしてて、なんだか……)
不本意であってもオルガズムを迎えさせられた肉体は、椿の想像以上に敏感になっていた。ムクムクと乳首が肥大化し始め、擦れるたびにピリリと切なく痺れる。
追うようにやってきた男の指が隙間から入り込み、柔肉を無遠慮に揉んでくる。
「もっちりとした柔らかさは極上だな。ピンクの乳輪も乳首も感度は良さそうだ」
すでに尖り始めていた乳頭を摘ままれ、危うく変な声を出しそうになる。
「いい加減にしないと、警察を呼ぶわよ……!」
「ここで止めたって呼ばれるだろ。なら俺の魅力でメロメロにする可能性に賭けた方が利口ってもんだ」
相手が本気だと知り、椿の背中が薄ら寒くなった。
金持ちではなくとも女子高と女子大を卒業し、それなりの企業で働いてきただけに、ここまで悪意と欲望を剥き出しにした人間を見たことがなかった。
「あ、あの人の信頼を裏切ってなんとも思わないの!」
「思うさ。転職しても親身に相談に乗ってくれた人だからな」
「それなら……!」
「だから先輩が出張の間、愛妻が欲求不満にならないように面倒を見てやるのさ。つまり恩返しってやつだな」
「何が恩返しよ、ふざけないで!」
「俺はいつだって真面目なんだがな」
「ひいっ、んあ、あぐううう」
乳首を摘まみ、舐めていた石塚が下腹部に手を伸ばした。
電気アンマでイカされた秘裂は軽く触れるだけで、湿っているのがわかる有様だ。
腰を捩って指との追いかけっこを続けたが、痺れを切らした石塚にズボンを脱がされてしまう。
「やっぱりびしょ濡れじゃないか」
「見ないでよ、この変態っ」
「変態ってのは電気アンマされて、パンティ透けさせるほどマン汁垂れ流す女のことを言うんだぜ」
「なんて下品なの、信じられないっ」
「恥ずかしいからって俺を罵倒しても、現実は何も変わらないぞ」
薄ピンクのレースのショーツに、淡く浮かぶ恥毛をいやらしく撫でられる。
秘裂に届きそうになってビクンと反応するたび、揶揄うように指が離れていく。
(こんな男に弄ばれて……悔しいっ)
ショーツの上からズブリと指を挿れられる。ヌチャアと淫らな液が糸を引き、反発した生地にくっきりと女貝が浮かび上がった。
「直接弄ってほしいってヒクヒクしてやがる。可愛らしい顔に似合わず、スケベじゃないか奥さん」
「うるさいっ! 私はスケベなんかじゃない!」
歯を食いしばって叩くも、屈強な男はビクともしない。
逆に椿は開脚後転中の体勢で拘束されてしまう。
「なんて恰好をさせるのよ、信じられないっ」
「この方がよく観察できるだろ」
濡れたショーツがパサリと落ちる音を、椿は絶望の面持ちで聞いた。
(うう、ごめんなさい)
結婚してからは夫以外に許していない秘所を暴かれた。悔しくて悲しくて気が狂いそうだった。
「やっぱりあまり使いこまれてないな。先輩の前に一人二人と経験があるくらいか」
ほぼぴったりと経験人数を当てられた椿は一瞬驚き、すぐに恥ずかしさで耳まで熱くなった。
「電気アンマをした時の反応を見ても、アクメは知っていても慣れている感じじゃなかったしな。どうやら本物のセックスを知らないらしい」
「ほ、本物も偽物もあるわけないでしょ!」
「クク、すぐに教えてやるよ。先輩じゃ絶対にできない本物のセックスをな」
強制的に開かされていた股間に顔を埋められる。
「変なとこ舐めないでっ」
不自由な体勢で押し返せないのをいいことに、わざとらしく下品な音を立てて愛液を啜る。
じわりと開いた膣口に舌が捻じ込まれる。軟体生物を連想させる感触に慄きながらも、妖しく燻る官能に椿は狼狽する。
(どうして、わたし……ああ……)
淫肉を穿られる。膣路全体がカッカと火照る。
奥から奥から恥ずかしい分泌液が溢れて止まらない。
(この人……上手すぎる……)
クンニが嫌いな椿は夫にも数えるくらいしかさせたことがない。その時も快楽とは無縁だった。
しかし石塚の舌遣いは比較対象がないくらい巧みだった。強弱はもとより、性感帯を発見してもすぐには責めてこない。揉みほぐすように周りを愛撫しながら、椿が焦れたタイミングを見計らって刺激を与えてくるのだ。
(だめえ、感じちゃう……)
いけないことだとわかっているのに、男の頭を解こうとする手から力が抜けていく。
「あああ、もうやめて、ひあっ、んうう」
胴震いが止まらない。カチカチと白い歯が鳴る。
昂ぶりが思考を停止させ、双眸を見開いた椿は男の舌であえなく絶頂を迎える。
「んうう、ああっ、ひああ――ッ!」
キツく瞼を閉じて硬直した下半身を脱力させる椿を見て、石塚は酷薄そうな笑みを顔に張り付けていた。
「またイクって言わなかったな。とんだじゃじゃ馬だが、躾けがいがあると考えれば、これはこれで楽しめるってもんだ」
糸の切れた操り人形みたいにくたりとする椿の淫裂が、巨大な肉棒で擦られる。
「椿さんは軽装を好んでたからな。いつもチラチラと隙を見せられて、我慢するのが辛かったぜ。だがそれも今日で終わりだ」
ニヤリとして石塚は美しい獲物を見下ろす。
美白というほどではないが、瑞々しい肌は健康的なだけでなく艶もある。それが汗ばんでテラテラと輝くのだからたまらない。
洋なし形の乳房も石塚の見立てでは九十一センチくらいはある。やや小ぶりながらも張りのあるヒップは締まりがよさそうで、男なら誰でも揉みたいと思うだろう。
「どうした、もう抵抗はしないのか?」
「……したって無駄でしょう」
立て続けに二度もの性的絶頂に達したことがショックで、椿は半ば投げやりな気持ちになっていた。
「気が強いかと思ったが、意外と心は脆かったみたいだな」
得意げな悪魔に唾を吐いてやりたかった。
だが諦めたわけではない。この場をなんとかやり過ごし、後日、絶対に報いを味わわせるつもりだった。どんなに酷い目にあわされても、泣き寝入りする気は微塵もなかった。
「気高い目をしてるな。女子ばかりの環境で育ったからお嬢様っぽい一面があるなんて先輩は言ってたが、どうしてどうして。屈服させがいのあるいい女だよ」
たっぷりと秘裂と摩擦させ、愛液を含ませた逸物がズブズブと秘口を開き始めた。
(やっぱり大きいっ、裂けちゃう)
小さめで締まりもキツいらしい椿の女陰が、強引に拡張されていく。
途中まで埋め込んでは浅瀬まで引き、ゆるゆると膣口を悪戯して硬さをほぐしてから今度は前回よりも深くまで亀頭を侵入させる。
「まるで処女みたいなキツさだ。こんなに締まりがいいのは初めてだぜ」
興奮しきって石塚が頬を緩ませる。同時に両腕から力が抜けた。
(ここが最後のチャンスよ!)
勢いよく男の手から抜いた脚を、二つ揃えて前方の胸板に叩きつけた。
驚愕する石塚が椿から離れ、床に尻もちをついてバランスを崩す。
落ちていたズボンとシャツを掴み、バスルームを目指して走る。
(鍵をかけて籠城してしまえば……)
犯される前に会話に応じて長々と時間を稼いだのは少しでも力を回復させるため。投げやりな態度を取ったのも油断させるためだった。
目論見通りバスルームに駆け込めたが、鍵を閉める前に石塚の侵入を許してしまう。
「やってくれたな。少しキツめにお仕置きしてやる」
「離してっ、いやっ、あああ――ッ」
片手を腰で捩じ上げられ、壁に押し付けられた椿のパンと張った臀丘に鍛えられた腰が押し付けられた。
肉唇を突き破った勢いそのままに、子宮を突き上げられる。
「ひぐっ、んあっ、ああっ、ひいいっ」
容赦のない前後運動に、薄い青色のタイルがチカチカして見える。
額が軽くぶつかり、自然と差し出すような格好になったヒップを両手で抱えられる。
(ふか、すぎるう、くあアアン)
バチンバチンと肉を打つ音が響く。裸身の動きに合わせて、巨大な果実が弾けるように舞う。
「んひいいい、許してっ、ああう、んああ」
「人妻ならすぐに慣れるさ。証拠に痛みはないだろ?」
汗みずくの背中を逸らした際に双乳を掴まれ、乳首をコリコリと扱かれる。
突然の快感に戸惑い、反射的に肉棒を喰い締める。
「大人しくしてれば、もっと優しくしてやったのによ」
「ううう、アンタは最低よっ」
「ケツの穴までヒクつかせる新妻に言われたくねえよ」
ピシャリと尻肌を叩いた石塚が、円を描くように膣奥を丹念に舐る。
深くまで結合を果たしたことで、余裕を取り戻したみたいだった。
「ほら、すっかりほぐれてきやがったぞ」
「嘘よお、ああっ、ふああ」
二度のエクスタシーで火をつけられていたのが災いした。瞬く間に燃え盛った情欲が、無意識に張りのある裸臀をくねらせる。
グズグズに溶けた媚肉を灼熱の肉杭で掻き回され、タイルにしがみつかんばかりに椿は身悶える。
「正直になれよ、俺のチ
×
ポが気持ちいいんだろ」
「そんなことないィ」
頭を振って否定する椿の頬に、甘やかさを含んだ発情の汗が流れる。


