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奴隷牧場5 続・拷問病棟 · 第2部分

奴隷牧場5 続・拷問病棟 第2部分 (2/3)
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「それでは、今年四月で某アイドルグループを引退し、先日AV女優として電撃デビューをした、やまざわみおこと本名朝比奈梨乃のデビュー二作目の作品、公開本番白黒ショーあんど母娘レズビアンショー、そしてこの母娘を三日三晩やり放題好き放題に出来るこちらの豪華スイートルーム三泊四日の宿泊券をかけたビンゴゲーム大会を開催します」

女の声の挨拶に、観客役から拍手が起こった。

今日の貴女は、梨乃の母親役。

有香はそう命じられていた。あの残忍なロシア美女エレーナによる性器責めの直後に連れて行かれて以来、梨乃の本当の母親である友梨は、自分たちの病室に戻って来ていなかった。こちらの整形病棟に移されていると加奈が梨乃に話しているのは聞いているが、今日の撮影にしたところで本物の母娘の方がインパクトがあるだろうに、自分が代わりをするということは、やはり棘々付きの擬似男根でかき回された友梨の性器は重症ということなのだろうか。

そう考えた次の瞬間には、本物母娘のインパクトなどと思ってしまった自分に戦慄する。

「いやーーっ。こんなに多くの人の前でなんて聞いてない」

梨乃が部屋に連れて来られた気配がした直後、叫び声をあげた。

「皆様、朝比奈梨乃いえAV女優としての名はひらがなで『やまざわみお』です。わたくしも先日初めて伺いましたが、アダルトビデオというのは、今やひと月に何千本と発売されるそうですね。そういう中で一万本も売れたら大ヒットと言えるのだそうですが、先ほど見ていただいたこの子のデビュー作は発売一ヶ月で十万本、そして、まだまだ売れ続けてるそうです。そのような中で、二本目はライヴ撮影ということになりました」

この二月ほどの間、有香の隣のベッドで梨乃はほとんどセックス漬けだった。

男が来ない時間も、看護婦たちがバイブレーターや擬似男根、そして電マなどの道具を使ったり、時に手指や舌を使い梨乃を責め立てた。

自分に二十回ピストン出来れば毎日梨乃とやらせてあげると言われて見事玉砕したあのカズ君と、もうひとりやはりなかなかの持ち物を持った三十歳くらいの男。この二人が一日交代で、様々なパターン、体位を駆使して梨乃を責め立て、あっという間にいわゆる「ナカイキ」出来る体にまでしてしまったその一部始終を有香は見ていた。いや、見ていることを強要されていた。

そして、隣に居ながらそれが有香に与えられるのは、フェラチオの手本を見せるという、そのミッションに限られていた。

あきらかに有香に見せつけ、欲求不満にさせようという意図まで垣間見えたが、有香にはどうこうすることが出来るわけではなかった。

梨乃に見せるために熱烈に男根奉仕をしても「はい」のひと言でそれは梨乃の口へと移り、そのまま梨乃の性器で射精というのがパターンで、有香は口にさえその精を受けることはさせて貰えていない。女性器を使っていただけたこと、オマンコしていただけたことは一度もなかった。

それでも、看護婦達や梨乃を始めとする何人かの女性患者の性器を舐めさせられるのだけは、日に多い時で十人を超えたため、奉仕をしたいという欲求だけが叶えられるものの、かつてレズの支配者だけで満足出来ていたこともあったじぶんが、これほどまでに男根を欲しているということに、有香は我ながら驚き、呆れてもいた。

有香はあくまでも梨乃が女として成長するためだけに存在するかのような扱いにずっと甘んじてきていたわけだ。

「それでは、男優さん達にも入っていただきましょう」

パラパラと客席から拍手が起こる。

「い、いやーーーっ。こ、黒人なんて聞いてない。こ、壊れちゃう。に、日本人とさせて」

入ってきた男たちを目にしたのだろう、梨乃が再び絶叫する。

有香はこの部屋に来るまでの間に加奈から聞かされていた。

「彼女の父親とAVプロダクションが結んだ専属契約は五本のAVに出演。一本目は既に撮り終えて発売もした。二本目が今日撮って来月発売。公開ショー形式での黒人二人との本番ナマ中出しセックスと母親とのレズショー。その後、日本人の男優ふたりが梨乃に、母親役の貴女が黒人男優で性器肛門二本刺し。三本目はいよいよSM。ソフトSMだけど浣腸シーンを入れて、元アイドルの排便を見せる。その後のアナルファックで肛門イキが出来るように、明日からはお尻の穴の調教がメインになる。四本目はいよいよ鞭打ちまで入るハードSMとハードイラマチオ十人抜きで、五本目は今度は本当の妹との競演だそうよ」

たった数ヶ月の間に、二十一歳の娘が、大人たちの勝手な都合によりそこまで堕されていくのだ。

有香にとっても

人事

ではなかった。しかも加奈は、「今回、貴女にはずっと目隠しをしていてもらう。それは貴女が見てはいけないものがあるのでもなんでもないわ。貴女がた母娘がもしいつか同じようにビデオに出演することになった時に不都合だからよ。本物の母親として顔バレで出演してもらう時のために、今回は身体だけ使おうということ。それが五十嵐会長が今回の貴女の出演の許可についてつけた条件よ」

と言ってのけたのだ。

「さあ、一度貴女も立って」

司会の女と思われる女に言われながら左腕を掴まれて立ち上がらされる。

気配ですぐ右隣に梨乃が連れて来られ、並ばされたのがわかる。座っているときはなるべく項垂れていろと言われたが、「ふたりとも、手は頭の後ろよ」

と言われ、取り慣れた服従の姿勢になる。もちろん梨乃もそうしただろう。

「脱がせなさい」

女が言うと、自分の前に巨体が立ち塞がった気配がして、次の瞬間、胸元に手を入れられ着ていたスリップをビリリッと音をたてて引き裂かれ、それまで薄布一枚に覆われていた乳房が空気に触れた。もちろん隣の梨乃も同じように下着を裂かれている。同じような音がしたため、やはりスリップかキャミソール一枚だったのだろう。

元々身につけていたのはこのスリップ一枚なので、それが布切れに過ぎなくなった今、身体の前面は全て客席に晒されたことになる。

「おお」

と、客席から声があがり拍手が起こる。

「皆様、アイドル朝比奈梨乃いえAV女優やまざわみおとその母親のおっぱい如何ですか。若さではちきれんばかりの梨乃のこのお乳と、熟した果実ですが子供を二人も産んでるとは思えない梨乃ママの大きなこのおっぱい。こうして並べてみると、なかなか甲乙つけがたいですねー」

司会の女が

囃

し立てる。

有香は実際には紫織ひとりしか産んでいないが、梨乃の妹の存在というものが既に世間に認知されていることなのか、司会の女は子供がふたりと言った。

「キス、シロ」

言われて髪の毛を掴まれて顔を右に向かされると、すぐに柔らかなものが口元に近付いて来た。息遣いから梨乃の口唇だとわかる。

いきなり黒人にキスされるかと思ったので、ホッとして積極的に口を吸ってやると、梨乃もすぐに応えてきた。

自分は一体何をしているのだろう。これはきっと、何ヶ月か先に本当に実の娘にさせられることに違いない、そう思うと胸がチクリと傷んだ。

「シタ、カラマセテ、ディープキス」

命じられれば、それをして見せるしかなかった。正面からはビデオカメラが回っていることだろう。

「あん、ママ…」

キスの動きを小休止した時に、梨乃が喘ぎ声の果てに、そう言ったので、有香は一瞬ドキリとした。

大丈夫、そんな筈はないのだ。紫織である筈がない。紫織はまだ処女で居なければならないだろうし、ここで登場して来ることはないだろう。

「もっと、して…」

梨乃は、初めて黒人男性と性交をさせられる恐怖と戦っているのかもしれない。

有香にだけ聞こえる声でそう言ったが

「モウ、イイ。オマエハ、コッチニ、コイ」

と、言われてその瞬間に引き離されてしまった。

「い、いやーー。こんな格好」

やや間があって、また梨乃が叫んだ。

「客席の皆様。ご覧いただけていますか。これがやまざわみおこと朝比奈梨乃のナマおまんこです。既に十万本売ったデビュー作で初めておっぱいもおまんこもお尻の穴もビデオカメラを通して大勢の人に晒した梨乃ちゃんですが、おっぱいとお尻の穴は本当に丸見えでしたけど、ココだけこのメスの穴だけは、モザイクがかかっていました。なので皆様が朝比奈梨乃の生の性器を見る初めての男性、あ、女性のお客様もいらっしゃいましたね、とまあそうなります。是非じっくり見てあげてください。ボブ、客席に見せて回って」

「い、いやーーっ」

「いくら赤ちゃんのおしっこポーズだって、客席のお客様にかけちゃダメよ」

「いや。見せないでー、見ないでー」

「見ないでじゃなくて、見てくださいでしょ。一人ずつにその都度、その遊んでる両手でおまんこ拡げて子宮まで見てもらうのよ」

有香の方は、無言で上から頭を押さえつけられて、跪かされた。

「シャブレ」

先ほどまで命令を発していたのと、別の声が有香に命じ、鼻先にそれが差し出された。興奮しているのだろう、既に隆々と勃起している。むっとした匂いとともに、その先端が有香の口唇をこじ開けようとする。

目隠しの中で、さらにぐっと目を閉じて口を開くと、容赦なく喉奥までねじ込まれた。

男の大きな手が、再び有香の頭を掴み、前後させるように指示してくる。

「テモ、ツカエ」

言われて、頭の後ろに組んでいた両手をそれぞれ口元と、垂れ下がった玉袋に添える。

頭を動かし、頬張った口の中で懸命に舌を律動させながら、添えた右手でその幹を包み込み、そっと根元の方まで形を確認するように擦り下ろし、そこからは指先で作った輪を右に左に回転させながら、擦り上げていく。

夫の五十嵐の持ち物も日本人としては大きい方と思うが、男のものは太さは僅かに太い程度だが、長さがそれを握る自分の拳ひとつ分くらい長いのではないかと思えた。

「床の上で、お客様にもう一度おまんこよく見えるように寝て、足を持ちなさい」

客席をまわり終わったのだろうか、女が梨乃に命じている。

「あ、あーーん、ダメそ、そこぉ」

「ほら、もっと舐めやすいように足拡げて」

ボブと呼ばれた黒人に性器舐めでもされはじめたのだろう。

梨乃はこの数ヶ月で一気に淫乱で感じやすい女の体になっていた。

来る日も来る日も、そのことだけに時間を割いているわけだから、無理もないだろう。

「梨乃ママ、娘の中に入るモノの大きさはどう」

女が質問をこちらに振ってくる。

それに対して「こんな大きいの許してあげて」と言ってやりたいが、口の中はそれで一杯でどうすることも出来ない。せめて首を横に振ってダメダメと示してやりたいが、それさえも黒人の巨根が許してはくれなかった。

「ジュンビ、イイヨ」

暫

く梨乃を

喘

がせた後、ボブがそう告げると、有香の方の男は最後に一突き喉奥を責めた後、スッとそれを抜く。まるでビンと音がしたと錯覚したくらい、有香の顔の前でそれが大きく跳ねたのがわかった。

「サア、コンドハ、オレノモデカクスルヨ」

入れ替わりにボブが前に立った気配がして、有香は両手でそれを探す。

梨乃の性器舐めをしてきたらしいボブのそれは、まだ半勃起という状態の硬さだったが、大きさはその時点で既に日本人男性の完全勃起を遥かに超えている。

こんなもので二穴ファックを、あの梨乃の肛門を犯すというのか。引き裂かれてしまうのではないのかと一瞬思ったが、違うのだ。

黒人の男根二本刺しは、自分に対して行うと加奈は言ったのだ。梨乃の二穴ファックは日本人の男優だと。

流石の有香も、こんな大きいものを二本入れられたことはなかった。

「あーーん、大きすぎる。壊れちゃう。奥まで、奥までいれないで。あ、あ、あーーん」

拒絶の言葉を言いながらも、既に日々の成果で男根に慣らされている梨乃の口から出るのがすぐに喘ぎ声に変わっていく。

ボブの巨根は、それでも硬くなった時に思った以上の大きさには膨張はしなかったが、それでも先ほどのもう一人よりはあきらかに太い。

丁寧に舌を這わせ、舐め、手は玉袋を揉みつつ、お尻の穴まで刺激してやる。

「だ、ダメー、逝っちゃう」

梨乃が最初の絶頂に達したようだ。

「さあ、それでは母娘競演から行きましょう。梨乃を四つん這いにして。梨乃ママはその横に並ばせるのよ」

「ボブ、オレニハハオヤ、サキニヤラセロ」

どうやら、黒人ふたりは交代するようだ。主導権は先ほどの男が持っているようだ。

有香は、客席の方に顔を向ける形で四つん這いにされた。膝をつく、いわゆる普通の四つん這いだ。

左隣の梨乃と肩と肩が時々触れるほどに近い。

「あ」

と思う間もなく、濡れた硬いものが子宮口のところまで侵入してきて、有香の膣内を一杯にした。

「あ、あーん」

と梨乃も声をあげる。

「どう、梨乃ちゃん。ママと並べられてAVに出るのは。ママよりも妹の友乃ちゃんの方がいいかしら」

「あ、あ、い、妹は、妹は許してあげてください。わたしがなんでもしますから」

隣で梨乃が哀願する。

「梨乃ママは、久しぶりのちんぽ、どう」

「い、いいです、気持ちいい。おまんこ気持ちいい。おちんぽ様黒人様で有香のおまんこがいっぱいです」

女がマイクを口元に近づけたのだろう。突然自分の声が部屋中に拡声されて、有香は驚く。しかも、つい自分の名前まで言ってしまった。

「よかったわね。しっかりふたりとも、おまんこに出していただきなさい」

女はしかし、名前については何事もなかったかのようにスルーした。

男たちがピッチをあげ、腰を尻にパンパン打ち付ける音が響く。

「も、もう逝きます、おまんこ逝ってもよろしいですか、だ、だめ、逝くーーっ」

有香の声はまたも部屋中に大きな音で響いた。

同時に、男根の先端がさらに膨らんだ気配がして、男の射精を子宮近くに感じると、ずっと欲求不満だった有香は、頭の中までスパークして、連続で逝ってしまう。

「オレモ、ダスゾ」

ボブも梨乃に射精するようだ。

「だ、だめー。中出しいやーーっ」

梨乃は抵抗を示すが、もちろん黙殺された。

「母娘」ふたり並べられての公開二穴ファックショーは、今度は有香が百八十度回転して、お尻を客席側に向けて行われることになった。カメラに撮られるのが梨乃は顔で、自分はお尻ということに今更ながら屈辱感を覚える有香だった。

その前に、レズビアンショーとは名ばかりの、互いの性器に射精された大量の黒人ザーメンを舐め啜りあうシーンを、梨乃が床に頭を客席側に向け仰向けに寝て、有香はその上にお尻を見せる形のシックスナインで重なって、十五分ほど撮影された。

もちろん、有香は梨乃の性器から

溢

れだす精液をほとんど飲み干していた。

この時点で、今度は黒人ふたりが互い違いに並んで床に寝て、射精した男根の後始末から、再勃起まで三十分近く奉仕を強いられた。有香は客席側にお尻で、梨乃は男根を口にぴちゃぴちゃと音をたてている顔を客席側、カメラに向けてだ。

有香だけに、途中から膝を伸ばして手を床につき、口だけで男根をピストンする、いわゆる「奴隷奉仕」も命じられる。客席やカメラにお尻を向けているので、口元も見えるようにということだろう。

モザイクが入るのだろうが、今は梨乃の母親役だが、関東電力会長夫人の性器も肛門もカメラに丸写しだろうと思うとついお尻にきゅっと力が入ってしまう。

だが、この腕の力で上半身を支える体勢で、巨根を口いっぱいに頬張る奉仕は、いつにもまして辛かった。

ましてや、男はこの変形シックスナインで奉仕をさせながら、有香の性器に手を伸ばしてきて、カメラに写させるか客席に見せようという意図だろう。両手でその部分をこれでもかというくらいに拡げてくる。

目隠しで視界を奪われているだけに、余計自分の性器を意識してしまい、恥ずかしさも一入だ。

完全にふたりの男根が回復したところで、「入れ替わって、上から自分でおまんこにお迎えするのよ」

と、命じられ、有香はスタッフの誰かにまた腕を掴まれて、梨乃と場所を入れ替わる。

二人の男が頭を互い違いに並んで寝ているため、梨乃が勃起させた男根は客席側にあり、有香が勃起させた男根は客席から遠い側にある。ふたりの女が場所を入れ替わることで、向きを変えることなく、有香はやはり客席に背を向けたまま、見えはしないが梨乃は客席側を向いて、それぞれ巨根を自らの性器に入れていく。

一回目の性交と、梨乃に舐められ、そしてまた客席にそこを公開しながらのフェラチオをしたことで濡れそぼった有香の性器は、先ほどの男のものよりさらにひと回り大きい男根をなんなく呑み込んでしまった。

「あ、あーーん。やっぱりおっきい」

梨乃も同じだろう。特に痛いなどの声も発さずに、入れてしまったようだ。

「梨乃ママは、少し手加減なさい」

何故かという説明を女は省いた。録音されてそのことが公開されると、将来の本当の母娘競演に差し障るということだろうか。

「ほら、次はふたりともお尻よ。最初は黒人二本をママに、日本人二本を梨乃ちゃんにと思っていたけど、サミーがどうしても梨乃ちゃんともしたいって言うから、ふたりともおまんこは黒人、お尻の穴は日本人ちんぽね」

有香の口元につきつけられた男根は、まだ小さいままだ。

「有香さん…」

前に立った男が自分の名をやはり小さな声で口にした。

か…カズ君…。どうやら声は、二日と空けず梨乃を犯しに病室に来て、梨乃のフェラチオのお手本にと、何度もその男根をしゃぶらされたカズ君のようだ。

それを口に含んでみて、有香はそのことを確信した。男優として出演するのか、それとも元々男優の仕事もしているのか。

カズであるならば、感じるポイントももうよくわかっていた。

口の中で舌をローリングし、男根の先端全体を舐めまわしながら、喉を少し締めてやると、ムクムクとあっという間にそれが膨れていくのがわかる。

最初から勃起している男根様に頬ずりするように奉仕するのもいいが、この大きくなっていくのは堪らない悦びだ。

ついつい、その状況で腰の動きも早くなってしまう。

「スローニ、スローニ」

と、ボブから抗議が来たために、再び腰を沈めたところで、腰の上下の動きを止めてローリングさせてクリトリスの刺激を愉しませてもらうことにした。

「オーー、ストーーップ」

だが、残念ながら手加減したにも関わらず、ボブのものが性器の最奥で爆ぜてしまったのがわかる。

それを察知した司会者が誰にともなく、「あららら。まあ仕方ないか」

と、言い

「カズは準備OKのようね。梨乃ちゃん身体前に倒してサミーに抱きついてお尻高くあげるのよ。おちんぽ抜けないように気をつけてね」

と、梨乃に指示を送る。どうやらカズは梨乃の肛門に取られてしまうらしい。

ここまでの位置関係からいくと、確かにそういうことだろう。

「ほら、お口もおろそかにしないよ、ママが待ってるわよ」

梨乃が口奉仕している方がまだ準備完了とはいかないのだろうか。必然的に梨乃の方が三穴奉仕をするという形になり、有香の方はボブの男根が力を失い、どうやら性器から逃げていくのは時間の問題のようだ。男によってはこのまま回復して二回戦ということもあるというのにだ。

こうなると一度火がついてしまった身体は、堪

らなかった。

「仕方ないわね。どなたか、男性の方でボブを瞬殺した梨乃ちゃんママのおまんこ、ご自慢の一物で味わってみたい方、いらっしゃいませんか」

「無理ムリ無理、痛い、たい痛ーい。さ、裂けちゃう、お尻裂けるぅ」

隣でカズが梨乃の肛門に入れようとしているようだ。

「カズ、どんどんローション垂らして一気に入れちゃいなさい」

司会の女がけしかけている。

有香は、これまで梨乃が肛門を責められているシーンを一度も見ていなかった。看護婦に指くらいは入れられることがあっただろうが、男根を入れるとか似たようなサイズの擬似男根などを入れられるということもされていない筈だ。

つまりは、初めての肛門性交。

それを女性器に一本入れた状態の二本刺しでされるのだから、梨乃が絶叫するのも無理はない。

梨乃は四つん這いだが、自分は今正座をして、客席から立候補してきた男性のものをフェラチオしている。もういつでもスタンバイ可能な状況で、司会者が監督からの指示を待っているようだ。

そのために、梨乃の声はすぐそばから聞こえてくる。

「やめてやめてやめて、抜いて、もう抜いて」

有香は男の男根を追い込み過ぎぬよう、舌先での舐め奉仕をメインにしているが、男は、いわゆるこちらの会員なのだろうか。手加減しているとはいえ、百戦錬磨とまで言われる有香の口舌奉仕にも余裕が感じられ、自分から腰を動かして有香の喉も味わったりしている。

主役が梨乃である以上、梨乃のアナルファックが一段落しないと自分は待たされるだろう。

「ヨシ、先っぽは全部入ったぞ」

カズが言った。

「いや、いや。無理ーっ。動かさないで」

「カズ、いつイッてもいいから、ガンガン突いてやりなさい。泣いたって喚いたって構いはしないわ。サミー、梨乃の腰がっちり押さえつけて」

「痛いぃ。ああーーーん」

「さあ、ママもおまんことお尻に頂いていいわよ」

女の声に、客席から上がった男はそっと有香の髪の毛を掴み、男根からゆっくりと引き剥がす。

「じゃあ、横になるから。それにしても上流階級ご夫人のフェラチオがこれほどのテクニックとは、感服しましたよ」

と、男は耳元にそっと囁いた。

どうやら自分が梨乃の母親ではなく五十嵐有香だと知っている口ぶりだった。

有香は男の男根に手を添えて、それを自分の中に導びき、最奥まで呑み込んだのが確認出来たところで、キュッキュッと腰を小さく動かして、歓びを示してやった。

ボブのように簡単に逝かれてしまっては場も興ざめだろうから、それ以上の動きは慎む。

すぐにお尻にも男根が当てられてくる。

先ほどまで梨乃の口を犯していたものだとは思うが、カズのものが収まったというところで気配が消えていた。だが、それは少しも衰えておらず、一気に有香の肛門を貫いてきた。

久しぶりの同時二本刺しだ。

ふたりの男根でそこがパンパンに満たされる。

「ふぅーーっ」

入りきったところで、ため息が漏れる。

男達の方は、お尻に入ってる方だけをピストンしてくるが、有香は耐えられず腰を上下させてしまう。

「あーーーっ、おちんぽさま」

それでも半分はビデオのサービスのためのつもりで言ったのだが、自分の言葉によって燻っていた火が一気につき、腰の動きが速くなってしまう。

後ろの男の方は、抜けないように一生懸命リズムを合わせてくれているのがわかった。

「おー、もう、逝きまーす」

隣でカズが大声で宣言をする。斜め前から腰を梨乃の尻に打ち付ける音が派手に聞こえていた。

「サミーも動いていいわ」

「いやいや、ほんとに壊れるぅ。おまんこいい、気持ちいい、壊れちゃうぅああん。お、おまんこおまんこ逝くぅ」

カズが射精して、黒人男根の動きが加わったのだろう。明らかに梨乃の声のトーンが変わった。

二ヶ月ほどの日々の調教は、やはり梨乃をすっかり女に成長させている。恥語もいつの間にかごくごく自然に、そして当然のように口にするようになっていた。

全てはこの病院での看護婦達による強制的な特訓の成果ということか。

そう思うと、娘の紫織は処女じゃなくなった後、どうなるのかという不安と恐怖が蘇る。いや、処女云々はともかく、既にその調教のプログラムは開始されている可能性が高いのだ。

処女のままで、淫乱な女に成長させられている紫織…。

そんなことを考えているうちに、無意識に腰が深く動いてしまい、性器の中、そして男のほうで激しくピストンしている肛門の、それぞれふたりの男が連続して「おーーっ」「ぐぉっ」

と言いながら射精してしまう。

「い、イキます。おまんこもお尻の穴もイクぅ」

目隠しの中での暗闇の世界で閃光がスパークする。

「むぅっ」

と声をあげて、間髪おかず、隣のサミーも梨乃の中に射精したようだ。

「気持ちいいっ、おまんこいいっ」

主演女優の声が、甲高く部屋に響き渡った。

三

強制鑑賞

二〇一〇年十月

「あ、あなた…」

肩書は副婦長だが実際はここを統括しているらしい乃里子が病室に入って来たそのすぐ後ろから入ってきたのは、夫の五十嵐隆三だった。現在も関東電力会長として、日本一の電力会社の実権を長きに渡って握っている実力者だ。

有香がこれまで、数多くのサディストと称する男を見てきたなかでも一級品の男で、有香にとっては申し分のない再婚の筈だった。

結婚して夫婦になったというよりも、この男に所有される奴隷妻になったわけだが、元よりそれは有香の望むところだったのだ。

だが、男が欲したのは自分だけ、有香の身体だけではなかったのだ。

「手数をかけさせおって。だが、紫織はますます美人になってるぞ、ほんの僅かの間に」

自分は会わせて貰えていないが、娘がここに連れて来られていると聞いてから四ヶ月余り。夫は既に娘の紫織と何度か会っているようだ。

「規則正しい生活と栄養士がプログラムした食事、女をみずみずしくする適度な快楽。紫織ちゃんには本当に合っていたようですね」

乃里子の後から入ってきた、初めて見る女が五十嵐に言う。

女は、白衣こそ着ているがここの看護婦たちをそれらしく見せる象徴とも言えるナースキャップをつけておらず、年齢も婦長の加奈と同じか少し上だろうと思える。どこか副婦長の乃里子に雰囲気というか顔立ちも似ているところがある。年齢や雰囲気から言っても看護婦ではなく女医という役割かもっと別なものかもしれない。

ここの女たちは総じてプロポーションもよく胸も大きい女ばかりだが、この女は特に乳房の大きさが目立っている。白衣の一番上のボタンを外しているにも関わらず、胸元がパツンパツンになってはちきれそうだ。

「お。これはこれは」

夫の五十嵐が目を向けたのは、三つ並んだベッドのその向こうにある、透明なセルに覆われたボックスだった。

そこでは、今まさについ半年ほど前まで人気アイドルグループの最前線に居た朝比奈梨乃が、排尿をしているところだったからだ。

この部屋だけは監視カメラがないと言われているが、夫たちが入ってきたのはまるで測ったようなタイミングだった。

梨乃は一糸まとわぬ全裸で、内部に階段があってベッドよりもさらに高くなっている透明な和式便器にこちら向きで跨っていた。

トイレを使うときは入院着であるロングのタンクトップを脱ぎ全裸になることと定められていたし、自分でする際には枷などをかけられこそしないが、床部分に足を置くべき位置が白く足跡の絵で描かれており、よくある和式便器の頭部についているいわゆるキンカクシもないため、横になっている有香から、大きくはだけた梨乃のその部分は丸見えになっていた。

人が突然入ってきたからといって、胸すら隠すことは禁じられている。

排尿、排便の際も手は頭の後ろに組む服従姿勢と決められていた。

女が一度始めた放尿を途中で止めるというのもなかなか出来るわけではない。

「五十嵐会長、朝比奈梨乃ですわ。ご存じですか」

もうひとりの初めての方の女が夫に言う。

「ああ。飛ぶ鳥を落とす勢いのアイドルグループから突然の引退表明をしてファンを嘆かせたという記事は、三面記事とはいえ一般紙にまで載ったからな。学業との両立などトップアイドルタレントの苦悩とはみたいな、なかなか読ませる記事だったよ。そして…」

「突然AV女優やまざわみおとして電撃復帰。デビュー作で十五万本、二作目もあっという間に九万本を数えこれまた十万本超え間違いなしという、空前絶後の売上をあげている…」

乃里子が言葉を継ぐ。

梨乃の母親の朝比奈友梨は、六月のあの夜から別の部屋に移されていて、戻ってきていなかった。

「リフォーム中よ。命に別状のあるようなことじゃないわ」

今日は朝から姿を見かけない加奈が、まるで家でも建て替えているような言葉で梨乃に言っていた。

「さて」

梨乃の長い放尿が終わると、五十嵐がふたたび有香を見た。

「まずは、これを見なさい」

全国紙の新聞を一メートル半ほどの距離から、有香の手の届くところへ投げてよこす。

手に取ると、今日の日付の朝刊だ。

「後ろから、一枚めくりなさい。いわゆる三面記事のところだ」

言われたとおりにする。

途端、目に入ってきたのは

「女子大生誘拐犯妻

自殺」

という横書き白抜きの大きな文字の見出しだった。

慌てて記事を読む。すぐに柳田みゆき容疑者という文字が目に入ってきた。

記事には、みゆきが昨日の夜中に、自分が着ていた洋服を引き裂き、それで首を吊って自殺していたと。上半身裸で発見されたのは死後二時間以上経過した後で、その二時間半前の巡回時には特に変わった様子はなかった、というようなことが書かれ、あとは関東電力会長の娘が誘拐され云々と、事件についての説明の後、柳田みゆき容疑者は来週初公判の予定だったと締めてあった。

「まさか…。みゆきさんに限って自殺なんて…」

思わず言葉が口をついて出る。

優しくて比較的気が弱かった姉の方ならまだわかるが、その親友のみゆきはとても気丈な女性で、無実の罪と自分でわかっていることで自殺などするとは到底思えなかった。

だが。

有香がよく知っているのは、自分が大学生の頃、柳田みゆきが二十一歳になった頃までだ。

その後も会ってないことはないし、現に娘の紫織を預ける時にだって、みゆきにもみゆきの夫の柳田淳一にも会ってはいるのだが、当時ほど今のみゆきをよく知っているわけではないのだった。みゆきは自分ではなく姉の親友だからだ。

「あはは、まさかか。まあその通りだ。連れて来てくれるか」

言われて乃里子がナース服の白い襟元に「連れてきて」と告げる。ナースたちの着ている白衣のその場所には、高性能なマイクが植え付けられているらしかった。

まもなく、ここの看護婦の中で一番若いと言われている植草杏奈が、ひとりの長身の女を連れて入ってきた。

女は黒い目隠しで視界を奪われているため、杏奈に腕を取られゆっくりおどおどといった様子だ。

柳田みゆきの身長は百六十七センチと聞いたことがある。女性としてはまずまず上背はある方だろう。有香たちと同じロングタンクトップのここでの入院着を着させられているが、その身長のせいでややミニスカートのようになっている。豊かな胸の膨らみを強調するように乳房の上下に縄が回され、両手は後ろ手に縛り上げられていた。

「今日、我々と一緒に東京から来た、昨日まで柳田みゆき容疑者と呼ばれていた女だ。昨日の夜、拘置所で自殺をした…ことになっている」

「み…みゆきさん」

「ゆ…有香ちゃんなの。ごめんね、紫織ちゃんを守ってあげられなくて」

「わ…私のほうこそ本当にごめんなさい。こんなことに巻き込んでしまって…ほんとにごめ…」

声がつまると同時に、たちまち自分の目に涙がいっぱいに溢れてくるのがわかる。

目隠しのおかげで、それがみゆきの目に触れないのがせめてもの救いだった。自分が泣いてこの状況を謝罪出来ることではないのだ。

それでもやはり柳田みゆきは自殺などしていなかった、ということにはホッとしていた。だが、有香はみゆきが新聞の報道に関わらず、生きて目の前に現れたという事実にはあまり驚いていなかった。いや、驚かなくなったといった方がいいだろうか。

現実離れをしたこの病院と、それを運営している組織。

日本という国の法や道徳など、自分たちは超越しているのだとばかりに振るまう看護婦達。またそれを実際に裏付けるような日々の出来事。

入院患者となった女たちをその人格などを全く無視して、奴隷としての立場をさらに植え付けた上で、看護婦達にも絶対服従を要求する。そこには一般的な看護婦と患者などという関係は微塵も存在していなかった。その名称だけが、白衣を着てナースキャップを頭に乗せているから看護婦、入院着を着せられているから患者と呼ばれているが、患者はすべて文字通りの奴隷またはそれ以下だったし、看護婦はその支配者の意向を代行し、時にそれすら超越する立場を行使してくる絶対者として振舞っている。

そういう意味では、ここはみゆきにとって、ある意味昨日までの何ヶ月か置かれていたという拘置所よりもさらに辛い場所かもしれないのだ。

ましてや、それ以前まで何不自由なく旦那様と幸せに暮らしていた生活とは真逆の不自由だらけの場所だ。

女である以上、柳田みゆきとてその素質がないとは限らないが、有香のように自らそれを認めマゾとして長らく生きてきた女とは、その感じる落差の度合いは全く違うだろう。

気配がして、隣のベッドに再び入院着を着た朝比奈梨乃が戻ってきた。

「梨乃ちゃんにも紹介しておくわね。柳田みゆきさん、今日からこの部屋に入院してもらう。貴女がママの居たベッドに移って、みゆきが貴女のその真ん中のベッドよ。因みにこの女は、世間的にはもう死んだことになっているの。拘置所で自殺してね」

「さ、沙織様。マ…ママは」

先にみゆきの話をしたのは乃里子だったが、梨乃の質問にはもうひとりの女が答える。沙織という名のこの女と梨乃は既に面識があるようだ。

「貴女のママの友梨だけど、ようやくエレーナに血まみれにされたおまんこもよくなって、もうおちんぽ欲しくて仕方がないというくらい元気になってるわよ。ただ…。何か貴女とセットにした価値でもあればよかったんだけどね。貴女には元トップアイドルという看板もあれば、やっぱり可愛いらしいわね、妹も居る。ママは不要、つまりは貴女のパパにとって邪魔なだけの存在と判断されたみたい。うちの会社で買い取ったけれど、近々おまんこ奴隷として外国に売られていくことになったわ」

女は、一度そこで言葉を切って、梨乃そして有香と順に見て、話を続ける。

「なので、貴女が残る三本の仕事をきちんとこなさなかった場合、貴女のママ友梨がまたされることになってた棘々電気チンポのおまんこ責めは、身代わりに貴女のかわいい妹さんが受けるということに決まったわ。ま、今のところの二本はよく頑張ったようだし、売上も上々らしいじゃない、えらいわね。三本目のビデオに向けてお尻の穴の開発も素直に受けてて、順調みたいだしね」

あのエレーナというロシア女が、実際に容赦なくあの針を出してさらにそこに電気を流せるという残酷で凶暴な擬似男根を、脅しではなく、実際に本当に使うのだということを梨乃と自分に見せたことで、梨乃の母親はその役目を果たし終えたということか。

ステージママとして、娘をトップアイドルにまで育てあげたにも関わらず、夫に裏切られ、たったの三百円で売られたという哀れな女は、見せしめに使われた上に、どこか外国に性奴隷として売られてしまうのだという。

梨乃が一瞬絶句してしまったのも、無理のない話だ。やや間があって、ようやく梨乃が、「沙織様…」

と、再び女の名を呼んだが、沙織は、無理よとばかりに首を横に振って見せただけだった。

「さて、感激のご対面と、事務連絡はそんなもんでいいかね」

「五十嵐会長、今少しだけお待ちください」

それには、乃里子が答える。

「みゆきさんが見ておけるうちに、そして奥様がお乱れにならないうちに、病棟のルールのお手本だけでも見ておいて貰ったほうが後々楽なのでもう少しだけお時間下さい。隣のアイドルさんにも一緒にやらせて会長のお目にもお楽しみいただきますし、なんならウォーミングアップをうちで一番若い杏奈の口を使っていただきながらで構いませんので、今少し時間を下さい」

そしてこちら側に向き直った乃里子は、「さ、二人とも、裸になりなさい」

と、有香と梨乃に命ずる。

有香もそして隣の梨乃もさっと反射的に立ち上がった。

同時にロングタンクトップの裾を手に持ち、一気に捲り上げて首から抜く。こういうことでグズグズして、余計な罰を貰っても仕方がないからだ。

「それもよ」

乃里子が言ったのは、有香がパンティを着けていたからだ。

「あら、なに生理なの」

ここでは入院着の下にパンティを着けられるのは生理の時だけなので、沙織がズバリ指摘したとて不思議でもなんでもなかった。

「今朝からね。でも旦那様がいらっしゃるというので、部屋はこのままにしたわ」

この年上の女に対しても、乃里子の言葉遣いは特に変わらない。乃里子が部屋のことを口にしたのは、この病棟では生理の時は、生理の女だけが入れられる特別な病室があり、そこに移されることがあるためだ。

既に有香も過去三回の生理の時に入れられたその部屋の管理者はあの恐ろしいエレーナだ。

他の病室と違いベッドは一台もなく、その代わりにいわゆる婦人科の内診台のような台が五つ並んでいて、乗せられた女は常時開脚を強いられる。

正面にはそれぞれビデオカメラと四十インチほどの液晶モニターがあり、通常は五台のカメラが撮っている映像が数秒ずつで切り替わり、自分の恥ずかしい姿も見なければならないし、他の内診台の女の様子も見せられてしまう。

そしてこの部屋の廊下にも同じく五台のモニターがあり、それぞれの女の映像を映しだしており、有香も最初の時に先に入っていた女の様子をまず見せられていた。

つまり廊下を通るだけで、中に何人の女が入れられているのかわかり、女として出来れば他人に見られたくない生理中の性器を顔や乳房と一緒に常時そのモニターに公開されてしまうわけだ。

また、普段有香たちの居る精神科病棟へはたとえ入院患者の直接の利害関係者といえども立入りは厳しく制限されているらしいのだが、この部屋は病棟へのゲートの外側に隣接して設置されているため、整形科病棟側からもこの部屋の前までは誰でも自由に来ることが出来る。

そのため、この部屋に入れられる時だけは、見ず知らずのどんな男性に見られているかわからないのだ。

つまり、生理の女をわざわざ見世物にするための特別な「病室」なのだった。

しかも廊下で見るだけではなく、エレーナの許可さえあれば、誰でも独特の饐えた匂いのする病室内に入って女たちを間近で直接鑑賞することも女性器を使用して射精までしてもよいことになっている。元々使用可能な女かどうかは内診台の上部に「使用可」「使用不可」のサインが出ていて廊下からもわかるようになっており、いつも使用可だったという梨乃の母親の友梨などは、その部屋に入れられることをむしろ楽しみにしてさえいたと、婦長の加奈が話したことがある。

もっとも入れられると言っても二十四時間ずっとということはほとんどないし、必ずしもその期間毎日ということではないようなのだが、有香自身はその期間は毎日、朝から夜遅くまでほとんどそこに連れて行かれ、男性に性交こそされなかったが、代わりにどうやら本当に血を見るのが好きらしいロシア女のエレーナに集中的に責められていた。

命じられたとおり、パンティを下ろす。内側に張り付いたナプキンは既に多量の経血で黒ずんでいた。

それぞれのベッドの上で、ふたりが全裸になって、足を肩幅まで開いて手を頭の後ろに組み胸を張るという姿勢を取ったのを見て、乃里子が柳田みゆきの前に立ち、背伸びをして目隠しを外した。

視覚が回復したみゆきは、一瞬、視線を

彷徨

わせた後、有香の顔で一旦その目を止めると、見てはいけないものを見たかのように、顔を俯かせて視線を外した。

すかさず、沙織がみゆきの髪の毛を掴み、後ろ方向へ引っ張って顔をあげさせる。

「ちゃんと見なさい。貴女に見せるために彼女たちは恥ずかしくても裸になってポーズを取ってくれているの。そしてまず、よく聞いて。貴女はこれが終わったら、自分では外すことの絶対に出来ない特殊な目隠しをつけられる。これがいつ外してもらえるかは全く未定。無期懲役ならぬ無期目隠しってとこかしらね。だから、これから彼女たちの取るポーズをきちんと目で見て記憶するの。この部屋だろうと、懲罰部屋だろうと、患者が看護婦に言いつけられたらすぐに取らなければいけないポーズをいくつか急いで教えるから」

女はみゆきの髪の毛を引っ張ったままで言った。

その言葉の迫力は、みゆきをしゃんとさせたように見えた。有香もその宣告に衝撃を受ける。この女達が言うことは、脅しでもなんでもないということは身に沁みて知っているからだ。ずっと目隠しをしておくと決めれば、実際そうするだろう。

乃里子が、みゆきの服の上の縄目からくびり出されている乳房を両手でわし掴みにして、女の言葉を継ぐ。

「みゆきさん。貴女に本来望まれた刑は、本当は失明だったの。でも、それをうちの三田村、三田村会長が取りなして外せない目隠しに罰を減じてくれたのよ」

「ば…罰…」

罰と言われてもみゆきが納得出来ないのは当然だろう。有香は思うが、もちろん今、口を挟むことは出来ない。

「そうじゃ。この五十嵐隆三の計画の邪魔をするなど、本来なら死刑で当然なところを、罪一等減じて目潰しで勘弁してやると言ったのじゃ。ここでは、女の極刑などと称して拷問のプロまでどこやらから呼び寄せて女達は色々されとるようじゃが、そんなものではお前たち夫婦がやったことは償えんのじゃ」

「でもそれも、うちの会長が半永久目隠しで済むように話してくれたというわけ」

「ここの倶楽部とやらに特別に入会する権利と引き換えじゃがな。今ではここの会員権の裏取引価格は…」

言いかけたが、五十嵐はそこで口を

噤

んだ。

「わかったら、さあ見て。今、ふたりがとっているのが裸で立つ時の標準姿勢よ。いえ、仮に裸じゃなくても立ちなさいと言われたらこれだけど、まあ基本は裸にされちゃうからね。次、後ろ向いて、すぐにお尻見せのポーズよ」

有香は一瞬だけ、みゆきの目を見つめ、自分はくるりと後ろを向いて一瞬直立すると、再び肩幅まで足を開いた上で、前屈みになって両手でそれぞれ足首をつかむ。隣で、梨乃も同じポーズだ。

みゆきは、悲しみとも絶望ともつかぬ何ともいえぬ目をしていた。

「肛門」

すかさず沙織から次の命令が来て、足をさらにそれぞれ十センチほど開き、足首を掴んでいた手をそのまま後ろに持って行き、指先に力を籠めて尻たぼを思い切り開いてそこを見せる。身体は前屈したままなので、真後ろからその高さで見れば、それこそ何もかも丸見えになるポーズだ。

足を開いて前屈みになった時に、少量の血が性器から太ももへと伝ったが、自分でどうこうすることは出来なかった。

「今ので四つよ。基本のポーズ、後ろ直立、お尻見せ、肛門見せ。よくお尻の穴のことをアヌスって言ったりアナルって言ったりするけれど、うちでは女の身体の部位については横文字は使わないの。病院のくせにね。なので命令をされる場合でも、貴女自身が言葉にするときも、肛門かお尻の穴よ」

「返事は」

沙織の言葉にかぶせるように乃里子が服の上から掴んだ乳房に力を入れて命じる。

「は、はい」

「座りなさい」

もちろん沙織に命じられたのは有香と梨乃だ。

有香にとっては初めて見る女だが、ここのルールを熟知しているということだろう。

お尻を拡げていた手を離し、一度まっすぐに立つと回れ右をして、ゆっくりとベッドに尻を落とす。

そして膝を立て、その足をM字に開くと手はまた頭の後ろだ。このポーズはこの病院じゃなくてもMの女ならよく取らされる姿勢で、通常は床やテーブルなどでさせられる。だがみゆきにそんな経験があるかどうかはわからなかった。

背を向けている間に、五十嵐と杏奈は真ん中の梨乃のベッドの方へ移動していて、今は杏奈が五十嵐のズボンのベルトに手をかけているところだった。既に見飽きている妻ではなく、新鮮な元アイドルタレントの裸を見ながら杏奈に奉仕をさせるつもりなのだろう。

「座り方はふたつよ。このポーズか正座。正座の時は正座と言われるから、座りなさいと言われたら基本はこのポーズ。もちろん正座の場合も手はこれと同じ、頭の後ろね。立ってる時もそうだけど、手を後ろに回したら姿勢よくおっぱい突き出すようにね」

「これねこれ」

沙織の言葉に乃里子がみゆきの胸のふたつのふくらみをそう言いながら、ぎゅっぎゅっと揉んだ。

「次。おまんこ拡げなさい」

さらなる命令に頭の後ろに組んだ手を開いた太腿の付け根の外側からふくらはぎとの間に入れると、性器を両手で拡げる。

腕が少し短いのだろう。このポーズだけ梨乃は手をお腹のほう、太腿の内側から入れて性器を見せる。この決まり事の違いは梨乃の方が特別な筈だ。

立って見ているみゆきから、性器の中が見えはしないだろうが、ポーズそのものはやはり恥ずかしい。

「ああして、視線はしっかりまっすぐ前よ。といっても貴女は目隠しになるんだったわね。それでも顔もしっかりあげてなさいってこと。はい、クリトリス」

言われて今度は右手の親指でクリトリスの

莢

を上方に引っ張って、敏感なピンクの芽をむき出しにして見せる。

「その場でいいから、おトイレのポーズもして見せてあげて」

代わって乃里子が間髪をおかず命じてきた。

ベッドにペタンとついていた尻を浮かせて、和式便器にしゃがむポーズを取ると、再び手は頭の後ろだ。

「血…血が」

見ていたみゆきが小さな声でつぶやく。

開いた足の間から再び経血が

滴

り、白いシーツを汚したのは有香も気がついたが、流石に姉の親友にそれを指摘されると恥ずかしかった。

「いいのよ、ここは病院なんだから」

そう言って乃里子がさらに続ける。

「そうそう、大事なことをまだ言ってなかったわね。この病棟のトイレにはペーパーがありません。もちろん室内のトイレも、ナースが使う廊下のトイレもです。その意味はわかるわね」

いくらなんでも、突然そんなことを言われてもノーマルな生活をしてきたであろう、みゆきには無理ではないか。

目の端に入っているみゆきは、案の定理解したという表情にはならず、この状況に困惑の色がありありだ。

「看護婦はね、お気に入りの患者にトイレットペーパー代わりをさせるのよ。ようは、おしっこやうんちの後始末をぜーんぶ舐めさせてするの。もちろん生理の時もよ」

その様子に乃里子が説明をしたが、えっという目をして、眉をしかめた。

有香の方は乃里子のこの言葉に、悪い予感が走る。

「それは貴女も自分の担当の看護婦はじめ、これから必ずやらされるわ。あと患者同士は看護婦が指名して、されたら同じようにペーパーがわりをしなくてはならない。ただね、貴女が入るこの部屋は特別室で、あのようにトイレとシャワーブースが一体になっていて、用を足した後、全身シャワーということも出来るようになっているわ。レインシャワーは気持ちいいわよ。ただね、この部屋以外は、ああいったセルの仕切りもないし勿論シャワーもついてません。ずっとこの部屋が貴女の病室とは限らないという意味ね」

通常は女ばかりとはいえ、周りから丸見えのトイレで初めて用を足すことを強要される時の恥ずかしさは、尋常ではない。

奴隷牧場5 続・拷問病棟 第2部分 (2/3)
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