人妻肛虐調教週間 (結城 彩雨 [彩雨, 結城]) 1 ~ 2 (4/5)
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1
温泉街へ入り、車が大きな旅館の駐車場へ入った時、あたりはすっかり夜の帳につつまれていた。
冷二と五郎は、夏子の裸身にコートをはおらせ、ハイヒールを履かせると車から降ろした。後ろ手に縛ったままで、肛門の捻じり棒もそのままだった。
「ああ、こんな格好で……」
夏子は怯え、哀願の目で二人を見た。
「逃げたりしませんから、縄は解いて……これでは見られてしまいます」
「ガタガタ言うな。素っ裸のほうがいいって言うのか、奥さん」
「そ、それは……」
夏子は唇を噛んだ。
冷二と五郎に左右から身体を支えられるようにして、夏子は歩かされた。
どこの温泉街かも夏子にはわからない。
生きた心地もなく、顔をあげられなかった。
冷二と五郎は、夏子の名前で旅館の一番上等な部屋を予約していた。日本庭園の一角にある離れ座敷である。
先に立って案内する女中は、夏子の美貌に驚いているのか、それともなにやらただならぬ気配を感じるのか、チラッチラッと夏子をうかがった。
(ああ、見ないで……)
もしコートの前をはだけられたらと思うと、夏子は生きた心地もなく膝がふるえた。足を進ませるたびに、内腿が溢れでた蜜でヌルヌルして、肛門の捻じり棒が今にも抜け落ちそうに蠢くのがたまらない。
渡り廊下を通って座敷へ入ろうとした時、夏子は思わず足がもつれ、よろめいた。その動きによって肩にはおっていたコートが夏子の身体からすべり落ちてしまった。
「いやッ」
夏子は小さく悲鳴をあげ、後ろ手縛りの裸身を隠そうと、その場にうずくまった。
さすがに女中はギョッとして、その場に立ちすくんだ。
「おっとと、気にしねえでくれ。この奥さんはこんなふうにいじめられるのが好きなんだ。露出症のマゾ女って奴よ、へへへ」
「亭主だけじゃ満足できなくて、俺たち二人を相手にするために来たんだからよ。このことはないしょに頼むぜ」
そんなことを平然と言いながら、冷二と五郎は五万円ほどチップを女中に握らせた。
女中は夏子を気にしながらも、ニコニコして冷二と五郎に頭をさげた。
「いろんなお客様がいらっしゃいますからね。いつもなにも見なかったことにしているんですよ、ホホホ」
女中はそう言いながら、今度は好奇の目を夏子に向ける。夏子ほどの美人が、全裸でしかも縛られているというのが興味をそそるのだ。
夏子は必死にうずくまって顔を伏せ、わあっと泣きだしそうになるのを耐えた。
「さっそくフトンを敷いてくれねえか。一組でいいぜ、へへへ、枕は三つ、奥さんのを真んなかにしてな」
冷二が言い、女中がニヤニヤしながら奥の座敷にフトンを敷きはじめた。その横に冷二が持ってきたカバンから責め具を取りだして並べていく。
グロテスクな張型や長大な浣腸器、ロウソクや様々な婦人科用医療器具、そして縄の束、鞭などである。
フトンを敷きながら女中は好奇の目で、並べられていく道具を見た。
「へへへ、この奥さんはこういうものでいじめられるのが好きでよ。愛用品ってわけだ」
「へえ、こんな綺麗な方が……そんなものがいいんですかねえ」
「ひいひい泣いて悦ぶぜ。そうだ、すまねえが浣腸用グリセリン瓶を二十本ばかり買ってきてくれねえか。五百CCの大きい瓶のほうを頼むぜ」
五郎が女中に三万ほど渡して言った。
その言葉に、夏子の裸身がビクッとふるえた。そしてこらえきれなくなったように、肩をふるわせてむせび泣きだした。
「もう、うれし泣きか、奥さん」
男たちはゲラゲラ笑い、女中も好奇に満ちたあざ笑いを浮かべた。
そして女中が部屋を出ていくと、夏子はわあっと泣き崩れた。
「ひどい!……他の人の前で、あんまりだわ」
「奥さんがフラついてコートを脱ぐからだぜ。自分のせいじゃねえか」
「案外、見せたくてわざとやったんじゃねえのか、へへへ」
冷二と五郎は泣きじゃくる夏子を抱きあげて、和式机の上へ乗せた。両腕をつかせ、後ろ手縛りの上体を前へ倒して伏せさせ、双臀を高くもたげさせる。
「見られたくらいでいつまで泣いてやがる。泣くのは責められてからだぜ、奥さん」
冷二がパシッと夏子の双臀をはたいた。そして五郎と二人でニヤニヤと夏子の顔を覗きこんだ。
「さてと、いよいよこれからが本番だぜ、奥さん。俺たちをたっぷり満足させられるかどうかのな、へへへ」
「つまりガキをかえしてもらえるかどうかの正念場ってわけだ、奥さん」
夏子はハッとした。なにをされるのか……怯えた瞳で二人を見た。これ以上責められて自分の身体が保つのだろうか。だが、たとえ保たないとしても、子供を取り戻すためには必死に耐えるしかなかった。
「いいな、今夜は牝になりきるんだ。俺たちがなにをしたがっているかを察して、奥さんの口からおねだりするんだ」
「受け身じゃ駄目だぜ。自分から積極的に責められるんだ」
冷二と五郎は、どのように夏子がねだり、積極的にふるまえばよいかということを、代わるがわるネチネチと耳もとに吹きこんだ。それは女としてとても耐えられるものではなかった。
「そ、そんなこと、できない、ああ、夏子、言えないわ」
思わず夏子は真っ赤になって泣き声を高めた。身体中がブルブルとふるえだす。
「かんにんして……」
「可愛いガキのためと思えば、できるはずだぜ、奥さん。できねえなら、ガキとは二度と会えねえことになる、へへへ」
「ああ……夏子、もう駄目ね……」
哀しげにつぶやいて、夏子は涙を流した。我が子を救うためでなければ、夏子は死にたいほどだった。
「今夜ひと晩、奥さんが牝になりきれば、明日には子供と自由の身になれるんだぜ」
「わ、わかったわ……信じていいのね」
夏子は脅されたり、なだめられたりして男たちの術中にはまりこんでいく。
ニヤリとして冷二と五郎は、夏子の高くもたげられた双臀のほうへまわった。
「はじめな、奥さん」
ピシッと夏子の双臀をはたいた。
ワナワナと唇をふるわせていた夏子は、もう悲愴な覚悟を決めて、
「……ねえ、いたずらして……夏子のお尻の穴に、いたずらして……」
鼻にかかった甘え声を出して、なよなよと双臀を揺らした。
「夏子……お尻の穴に、いたずらされたいの……今夜はうんといじめて……」
「へへへ、そうかい、尻の穴にいたずらされてえのか、奥さん」
「ね、ねえ……捻じり棒を抜いて……夏子のお尻の穴、どれくらい開いているか見て」
そんなことを口にする恥ずかしさに夏子は首筋まで真っ赤にして、火のように熱い美貌を右に左に伏せた。
夏子の欲求を聞いて、冷二が手をのばしてゆっくりと捻じり棒を巻き戻して抜く。長時間にわたって捻じり棒を咥えこまされ、さんざんいたぶられた夏子の肛門は、すぐにはつぼむのも忘れたように生々しく口を開いたままだった。
男たちがくい入るように覗きこむのが、夏子にはよくわかった。だが黙っていることは許されない。
「ああ……夏子のお尻の穴、どうなの……開いているんでしょう」
「へへへ、ヒクヒクして口を開けてるぜ、奥さん。いい眺めだ」
「……もっと、もっと開いて……」
夏子はうわごとのように言った。我が子を思う一心でこんな恥ずかしいことを口にするのだ。
「もっと開くって、どうやって開けばいいんだい、奥さん」
「……ああ、夏子に浣腸して……」
夏子は半開きの口であえぎつつ、催促するような鼻声を出した。
自分たちの思い通りの媚態を見せつける夏子に、冷二も五郎も天にも昇るような心地で、思わず胴ぶるいがきた。
本当はいやでならないのに、自らそれを求めねばならぬ美貌の人妻、それが嗜虐の欲情をそそった。
「うんと浣腸して……夏子に浣腸して……」
「よしよし、たっぷりとな、へへへ」
冷二と五郎はワクワクしながら浣腸の準備に取りかかった。
五郎が洗面器にグリセリン原液を流しこみ、冷二が長大なガラス製浣腸器に吸いあげる。
不気味に渦巻きながら浣腸器に充満していく薬液に、夏子はブルルッと背筋に悪寒が走った。
(ああ、いやよッ……浣腸なんて、いや、いやですっ、かんにんして)
夏子は胸の内で叫びつづけた。
冷二が薬液をいっぱいに充満させた長大な浣腸器を、夏子の目の前にかざしてみせた。
一升瓶よりもずっと大きい、恐ろしいほどの大きさである。
「へへへ、これでいいか、奥さん。量は三千CCでグリセリンは原液だぜ」
「これならたっぷり浣腸してやれるぜ。原液なんで、かなりきついとは思うがよ」
夏子は美貌をひきつらせて、ブルブルふるえだした。悲鳴が喉まで出そうだった。
それを必死に押し殺し、ひきつった笑いをつくって、
「……う、うれしいわ……それで夏子に、うんと入れて……ああ、早く浣腸されたいわ、し、して……」
声をふるわせて、強要された言葉を口にしていく。身体中の血が、羞恥と屈辱に逆流しそうだった。息も絶えだえに言い終わると、唇を噛みしめて固く目を閉じた。
そして冷二と五郎が二人がかりで浣腸器の太いノズルを肛門に埋めこむと、ひッと悲鳴をあげて双臀を振りたてる。
「あ、ああッ……」
「入れるぜ、奥さん」
長大なシリンダーがジワジワと押され、ズンと薬液が夏子に流入しはじめた。
「あ、あッ……こんな……あむ……」
「入っていくのがわかるだろ、奥さん。うれしいか、へへへ」
「……あ、うれしいわ……夏子、浣腸されているのね、しあわせよ……あ、あむ、入ってくるわ……」
夏子は固く目を閉じたまま、うわごとのように強制された通りの甘え声を出して身悶える。双臀がなよなよと揺れた。
今にもくじけそうになる気力を振り絞って、我が子の面影を追い求めた。そうでないと泣き叫んで、逃げだしてしまいそうだった。
冷二と五郎は嗜虐の快美に酔いしれ、しびれるような気分でシリンダーをジワジワと押しつづけた。
2
注入されるのはグリセリンの原液である。すぐに便意がふくれあがって、夏子は裸身に脂汗を滲ませはじめた。
「ああ、う、うむ……」
夏子はキリキリと歯を噛みしばった。さんざん捻じり棒でいじくりまわされた直腸にグリセリン原液が滲みこみ、それがいっそう便意をふくれあがらせるのだろうか。
いくら押しとどめようとしても、薬液はドンドン入ってきて、夏子の腸腔に渦巻いた。
「ああ……お腹が、苦しくなってくるわ……あ、あむ……早すぎるわ、もっとゆっくり入れて……」
「へへへ、じっくり味わいたいってわけか」
と、今度は一転してチビチビと気もそぞろになるほどの遅さで注入してくる。わざと強すぎたり遅すぎたりする。
「ああ、そんな……もっと……普通に入れてください」
「注文のうるさい奥さんだぜ、へへへ、そんなに浣腸が好きなのか」
「……は、はい……夏子、浣腸されるのが好き……あ、こ、こんなことって……」
強要された言葉を口にしながらも、思わずいやでならない胸の内が出そうになって、夏子は唇を噛んだ。
気も狂いそうになる恥ずかしくつらい責めだ。肛門から注入されるだけでもたまらないのに、それが便意を呼ぶのがいっそうたまらなかった。
「ああ、苦しい……つらい、つらいわ……」
夏子が苦悶のうめき声をあげて双臀をふるわせると、冷二と五郎はゲラゲラ笑った。
「そのつらいのがいいんだろ、奥さん、へへへ、今にもっとつらくなるぜ」
「いつ漏らしてもいいように風呂場へ連れていってやるか。混浴の大浴場があるはずだ」
「そいつはいいや、へへへ」
はじめから決めていたくせに、さも今思いついたように男たちは言った。
ちょうど千CCまで入れたところで、冷二と五郎はいったん嘴管を引き抜いた。夏子をテーブルからおろし、縄を解く。
「浣腸のつづきは大浴場でだ、奥さん」
「そんな……ここでして、お願いです……浣腸はここで」
夏子は狼狽した。浣腸を中断したり、大浴場へ連れていかれるなど、はじめに聞かされていたシナリオにはないことだ。
「いや、他の人がいるところはいや……大浴場なんて許して……」
「気がつかれねえようにやってやるよ、奥さん。スリルがあっておもしれえぜ」
「かんにんしてッ」
夏子はふくれあがる便意も忘れて哀願した。
それをあざ笑いながら、冷二と五郎は浴衣に着替え、夏子には裸身にバスタオルを巻かせた。
「それじゃ混浴としゃれこもうじゃねえか」
「お願い、ここでしてッ……どんなことでもされますから」
「言われなくたって、どんなことでもさせるつもりだぜ、奥さん、へへへ」
夏子の乳首や女芯にはまだ釣り糸がついたままだった。それを引っぱって泣きすがる夏子を、有無を言わさず廊下へ連れだした。
「ああ、かんにんして……」
「ほれ、そんな声を出してると、人が集まってきても知らねえぞ、へへへ」
そのひとことが夏子を怯えさせ、おとなしくさせた。
平日のせいだろうか、廊下ですれちがう客は少なかった。それでもバスタオル一枚の美女に驚いて振りかえり、ニヤニヤ笑った。冷二が手に長大な浣腸器を剥きだしで持っていても、なにも言う者はいない。
夏子は生きた心地もなく顔をあげられなかった。
(ああ、いっそ死んでしまいたい……)
だが一人娘を残して死ぬなど、夏子にできるはずがない。
そんな夏子にとってわずかに救いだったのは、大浴場には誰も入っていなかったということだった。だが、いつ誰が入ってくるかわからない。
「は、早く……早く浣腸をすませてください」
「あせるなよ、へへへ、いやでもたっぷりと浣腸のつづきはしてやる」
冷二と五郎は夏子のバスタオルを剥ぎ取ると、左右からまとわりつきつつ、温泉に浸かった。
ザーッと湯が溢れる。
「なかなかいい岩風呂だ。でかいし、あっちこっちに岩があって、適当に隠れられて奥さんの責め場にはうってつけだぜ」
「へへへ、ここで奥さんの尻の穴をたっぷり責めるってわけだ。スリルがあっておもしれえことになりそうだぜ」
そんなことを言いながら、冷二と五郎は湯のなかで夏子の乳房や双臀をいじり、乳首と女芯の糸を引いた。
夏子はされるがままに、ひたすらすすり泣いている。
「あ、ああ……」
湯の温かさが肌に滲みわたるにつれ、忘れていた便意がまた甦ってきた。
「お願い、早く浣腸を……もう、してください……誰か来たら……」
「へへへ、よしよし、浣腸のつづきをしてやるとするか。残り二千CCだぜ」
冷二と五郎は、夏子を温泉から出して四つん這いの姿勢にした。
「ほれ、もう一度おねだりしな、奥さん」
「自分から尻の穴を剥きだすくらい積極的にならねえか。牝らしくしろ」
わざと大きな声をあげて、冷二と五郎は夏子の双臀をはたいた。
ピシッ、ピシッ……驚くほど大きな音が大浴場に響きわたった。
「ああッ」
夏子は命じられるままに両手を双臀へまわすと、自ら臀丘を割り開いた。
「ね、ねえ……夏子のお尻の穴、見えるでしょう……早く、早く浣腸して……」
夏子は再び哀しい媚態を取らねばならなかった。
「こうしてお尻の穴を見せて待っているのよ……して、もう浣腸してください」
「へへへ、可愛いことを言いやがる」
今度は五郎が長大な浣腸器のノズルをおもむろに夏子の肛門へ突き刺した。
「ああ……あむ……」
キリキリ唇を噛んで、夏子は黒髪を振りたてた。
一度中断されたことで、再開された浣腸はいっそうつらいものだった。すでに注入されたグリセリン原液にただれた腸襞にさらに新たに注入される原液が追い討ちをかける。そして、かけくだろうとする便意を押しとどめ、逆流させるのだ。
「つらいわッ……う、うむ……」
夏子の苦悶のうめき声を絞り取りながら、薬液はドクドクと容赦なく注入されていく。
悪寒が総身を駆けまわりだし、夏子はカチカチ歯を噛み鳴らしてはうめき、胴ぶるいした。噴きでる脂汗に、黒髪までも湿る。
「は、早く……すませて……」
夏子はうめき、必死に耐える。荒れ狂う便意に内臓がかきむしられる。
「ああ、もう、もう、夏子、我慢できないッ……うむ、うむむ……」
「あと六百CCだ。それまで我慢しろ」
「ううむ……早くしてッ……あ、ああ、で、出ちゃう……」
夏子は蒼白になった美貌をグラグラとさせて、ひいひい喉を絞った。
もう限界と見たのだろう。五郎は残りの薬液を一気に注入した。シリンダーがズズッという音とともに底まで押しきられた。
「ひいーッ」
夏子は絶息せんばかりの声をあげ、恐ろしいまでにギリギリとのけぞった。
「出るッ、出ちゃうッ……あああ……」
嘴管が引き抜かれるのと同時に、夏子の肛門は生々しく口を開いて、ドッとほとばしらせた。あとからあとから、おびただしく流れだす。
「へへへ、派手にひりだすじゃねえか。今、誰か入ってきたらどうするんだ、奥さん」
「そんなこともおかまいなしに垂れ流すとは牝らしいぜ。奥さん、へへへ、おうおう、あんなに尻の穴を開いちゃってよ」
男たちのからかいの声も、もう夏子には聞こえなかった。
ほとばしりでたものがタイルにはじけ、そこら中で飛び散った。
「ああ……あうう……」
夏子はまるでよがり声みたいな声で泣いていた。夏子にとっては、永遠とも思える屈辱の時間だった。
ようやく絞りきった夏子は、もう号泣も途切れて消え入るようにすすり泣きながら、湯を流して飛び散ったものを始末する。
死にたいほどみじめだった。夏子の身体のほうは、冷二と五郎の手で洗い清められた。湯を浴びせられる夏子の肛門は、ふっくらと腫れぼったくほぐれ、腸腔さえのぞかせて、まだ怯えているようにヒクヒクふるえていた。
だが、それで終わったわけではない。
「奥さんの希望通りにたっぷりと浣腸してやったぜ、へへへ」
「尻の穴をもっと開いて欲しいんだったな、奥さん。浣腸の次はどうすりゃいいんだ」
と、冷二と五郎が意地悪く夏子に語りかける。
夏子は弱々しくかぶりを振った。
(いや……もう、もう、こんなこと、いや……できない)
胸の内で狂いたつほど叫びながら、夏子はすすり泣くばかりだった。我が子がどこかで自分を求めて泣いているのではないかと思うと、拒むことができない。
「夏子の……夏子のお尻の穴が、どのくらい開くか……指で調べてください……」
夏子はあえぐように言った。そして再び双臀を男たちのほうへ差しだし、自ら両手で臀丘を押し開いた。
「へへへ、じっくり調べてやるぜ」
冷二が指先に石鹸をまぶし、無造作に夏子の肛門に突き立てた。
ヌルッという感じで、驚くほどの柔らかさを見せて夏子の肛門は冷二の指をその根元まで受け入れてしまった。
「ずいぶん楽に入るじゃねえか、へへへ、ほれ、わかるだろ、奥さん」
冷二はわざと何度も指をなめらかに出し入れさせた。
夏子の肛門は浣腸の直後とあって神経が昂っている。そこに指が出入りする感覚は、ただれるようでたまらなかった。
「ああッ……そんな……」
「いやなのか、奥さん」
「……いや、じゃありません……ああ、もっとして……指を二本にして……」
夏子が言い終わらないうちに、もう一本指が入ってきた。人さし指に中指が加わった。
「あ、ああ、やさしくして……ああ……」
「心配するなよ。楽々と入っていくぜ、へへへ、ずいぶん尻の穴が開くようになったじゃねえかよ、奥さん」
冷二は指を二本深々と埋めこんで、指先を曲げて腸襞をまさぐりはじめた。
さらに二本の指を夏子の直腸で捻じり合わせ、クルクルとまわし、そして抽送させた。
「ああ、そんなにされたら……ああ、たまりません……」
夏子は顔をのけぞらせ、双臀をブルブルふるわせて、ふくれあがる異様な感覚に喉を絞った。
3
冷二に代わって今度は五郎が夏子の肛門をいじりまわしている時、脱衣場へガヤガヤと人が入ってくる気配がした。
男ばかり六、七人はいる様子だ。
「ひッ……」
夏子は戦慄に裸身を硬直させた。
「い、いや……どう、どうすればいいの……」
「あわてるな。奥さんがおとなしくしてりゃ、わかりゃしねえよ、へへへ」
冷二と五郎は夏子を抱くようにして、温泉へ入った。もちろん五郎の指は二本、夏子の肛門へ入ったままである。
「ああ……」
夏子は今にも気が遠くなりそうで、湯のなかの裸身がふるえてとまらない。
ワイワイと男たちが浴場へ入ってきた。中年の男ばかり七人だ。すでに酒が入っているらしく上機嫌で騒がしい。それが夏子に気づいたとたん、一瞬にして静まりかえった。皆、夏子の美しさに圧倒されたように、しばしその場に立ちつくした。
(ああ……見ないで……)
夏子は目を伏せていても、男たちの視線を痛いまでに感じた。ひとりでに乳房を両手で隠し、身を縮めた。
やがて男たちは夏子を遠巻きに囲むようにして、温泉のなかへ入ってきた。男たちの目は夏子に吸いついたように離れない。
「混浴なんで期待してたんだが、あんなすごい美人が入ってるとは、ついてるねえ」
「あの肌の綺麗なこと。おっぱいだって両手で隠しきれないよ。いい女だね」
「どうやら手拭いも持っていないようだし、今に全身がおがめますぞ、フフフ」
そんなささやきが夏子にも聞こえてきた。そしてねちっこい視線が湯のなかに揺らめく夏子の裸身を這い、夏子が湯から出るのを待ちかまえている。
夏子は目の前が暗くなる。すがるように冷二と五郎を見た。
だが、五郎はあざ笑うように夏子の肛門に埋めこんだままの指を動かしはじめた。二本の指を捻じり合わせながら、ゆっくりとまわすのだ。
「あ……」
夏子はあわてて唇を噛みしめた。湯のなかとはいえ、七人もの男のいる前で肛門をいじりまわされるなど、信じられない。
「どうだ、スリルがあってズンと気持ちいいだろうが、へへへ」
五郎の低いささやきが夏子の耳に入る。
冷二もまわりの男たちに気づかれないように湯のなかで何気なく夏子の乳首と女芯からのびた釣り糸をクイクイと引いて、夏子をもてあそぶ。
夏子は必死に耐えた。
「どうした、他人が来たからって尻責めをやめるわけじゃねえぞ。牝になりきれというのがわからねえのか」
「尻の穴を希望通りにこうやって指でいじりまわしてやってんだ。なんとか言わねえか」
冷二と五郎が意地悪く左右から夏子にささやいてくる。ささやきながら夏子の反応を見て楽しんでいる。
だが、いくらささやかれても夏子はなにも言えなかった。七人もの男たちを前にして、平静でいられるわけがない。
(かんにんして……もう、もう、許して……気づかれてしまいます……)
夏子は今にも泣きださんばかりの瞳で、必死に冷二と五郎に哀願した。
「しようのねえ奥さんだ、へへへ」
なぜか冷二と五郎は、それ以上は無理強いをしなかった。少しばかり当初の計画を変更することにしたのである。
「尻責めはひと休みさせてやる代わりに、まわりの男たちに裸を見せてやりな、奥さん」
「そ、そんな……かんにんして……」
「尻責めもいや、裸を見せるのもいやっていうわがままは許さねえぜ。やれるはずだ、可愛いガキのためならな」
「…………」
唇を噛む夏子の耳に、冷二と五郎はあれやこれやと、どう振る舞うかについて小声で教えた。夏子の頬がピクッとひきつった。
「わかったな、奥さん。もうくどくど言わせるなよ」
「……わ、わかったわ」
夏子は消え入るような声で言った。
そして、もうなにか見えない糸にあやつられるように、夏子はフラフラと立ちあがった。乳房を覆っていた手は、まっすぐ下へおりて、形のよい豊満な乳房をさらす。まわりの男たちの目がいっせいに夏子の乳房に集中した。さらになめらかな腹部と細くくびれた腰、湯にゆらゆらと揺れる漆黒の茂みへ這った。
「なんていい身体をした女だ……」
「たまらんねえ。ムチムチじゃないか。あのおっぱいは八十八センチはありそうだ」
「おお、湯から出るぞ。すげえ……あの尻に太腿、なんて色気だ……」
男たちのささやきが夏子の耳を打ち、夏子は顔だけでなく身体中が灼けた。
頭の芯まで灼けただれ、麻薬にでも冒されたようにしびれていく。
(も、もう、どうにでもなればいいわ……)
そんな気持ちになって、夏子は温泉の前へまっすぐ立った。さりげなく裸身の前も後ろもさらした。
そして、冷二と五郎に教えられた通りのポーズを取った。両手で首の後ろから黒髪をかきあげるようにして胸を張り、双臀を後ろへせりだした。乳房を揺すり、双臀をうねらせることさえした。
男たちは我れを忘れて夏子の裸身に見とれている。夢か幻を見ているのではないかと、自分の頬をつねる者もいた。
「美しい……なんて綺麗な身体なんだ。まるでビーナスだ……」
誰とはなしに、うなるような声が出た。
夏子は立ったまま裸身をさらして、石鹸を身体に塗って洗いはじめる。男たちに見られていると思うと、それがなにか得体の知れぬ快美感を生んだ。
ストリッパーまがいのことをさせられる異常さが、夏子の感覚をも異常にするのだろうか……。
冷二と五郎も湯から出て、夏子の隣りに来た。二人とも、情夫を装って、
「洗うのを手伝ってやるぜ、夏子」
「これだけ綺麗な肌をしてるんだ。いつも綺麗に磨きあげておかなくちゃな」
そんなことを言って、冷二と五郎は石鹸をまぶした手を、夏子の裸身に這わせていく。
温泉の男たちに見せつけて、夏子の乳房を下からすくいあげてタプタプ揉み、腰のくびれから女の茂みを石鹸の泡でかきまわし、太腿を撫でさする。それはまぎれもない愛撫だった。
「ああ……いい気持ち……」
夏子はあえいだ。
ニヤリと笑った五郎が、ゆるゆると夏子の双臀を撫でまわすと、男たちには見えないように再び指を夏子の肛門へすべりこませた。
「あ、ああ……」
夏子はブルルッと胴ぶるいした。指が二本、夏子の直腸をまさぐりえぐってくる。その毒を含んだ感覚が、麻薬に冒されたような頭の芯を、いっそうしびれさせた。
「へへへ、奥さん、尻責めを再開してもいいな。して欲しいんだろ」
五郎がささやくと、夏子はわけもわからずガクガクとうなずいた。
「あいつらには気づかれないように、そっとおねだりしな、奥さん」
「……して……夏子のお尻の穴に、うんといやらしいことをして……」
夏子はあえぎあえぎ言った。
湯に浸かっている中年男たちにはそんな会話は聞こえないし、肛門に蠢く指も見えないのだが、二人のチンピラにまとわりつかれている夏子がどんなふうに映っているのだろうか。
夏子にはニヤニヤと好奇の笑いを浮かべているように思え、男たちをまともに見ることができなかった。
「へへへ、うんといやらしいことか……奥さん、どんなことをしてもいいんだね」
石鹸を夏子の乳房へ塗りたくりながら、冷二がささやいた。
「……ど、どんなことでもして……」
もう一切をあきらめきったように夏子はつぶやいた。それが冷二と五郎が求めている返事である。
冷二と五郎は目を見合わせて、ニンマリとうなずいた。
「奥さん、俺たちは奥さんをひと目見た時から、やってみてえことがあってよ。もちろんこの尻の穴にだぜ」
「へへへ、いい味してそうだぜ。なんたってまだバージンだからな。最高のごちそうは、最後にするってわけだ」
夏子はすぐには冷二と五郎がなにを言っているのかわからなかった。
やってみたい……いい味……バージンといった言葉が、不気味に夏子の頭のなかで渦巻いた。
「わからねえのか、奥さん。アナルセックスをやりてえんだよ、へへへ」
「…………」
「俺たちの生身を奥さんの尻の穴にぶちこんで、肛門性交をやりてえと言ってんだよ、奥さん」
「なあに、湯のなかでバックから犯るんだから、奴らにゃわかりゃしねえよ、へへへ」
信じられない冷二と五郎の言葉だった。あまりのことに、すぐにはかえす言葉もなかった。身体がブルブルとふるえだした。
「いいな、奥さん」
「……かんにんして……そんな、そんなひどいことだけは……」
「どんなことでもすると言ったのは、嘘なのか、奥さん。そんなことじゃガキとは二度と会えねえぜ」
無理やり肛姦して楽しむだけ楽しんでから、夏子をヤクザに売り飛ばすこともできる、と冷二は脅した。
冷二が脅せば五郎のほうは、
「これさえ我慢すれば、明日にはガキと会えて自由になれるんだぜ、奥さん。せっかく今まで調子よくきたのをフイにする気か」
と、巧みに説得しようとする。
(ああ、お尻でなんて……いや、そんな恐ろしいこと、いやよ……)
夏子は今にも気が狂いそうだった。
だが、今の夏子にはもう正常な判断ができる余裕はなかった。それでなくても肛門に蠢く指と男たちの視線が、夏子を混乱させる。
「……どうにでもして……」
「わかったようだな、奥さん。いいな、自分からすすんで尻の穴で俺たちを受け入れるんだぜ、へへへ」
「……わ、わかったわ……その代わり、明日になれば、必ず子供をかえして……」
「よしよし、奥さんが尻の穴で俺たちをたっぷり満足させりゃ、約束は守ってやるぜ」
冷二はうれしそうに言った。
いよいよ夏子の肛門を犯せる、それも夏子が自分からすすんで犯されるのだと思うと、さすがの冷二と五郎も有頂天だった。
夏子は悲愴な決意をした哀しげな瞳で、冷二と五郎を見た。
「……夏子、お尻の穴を犯されます……でも、ここでは、かんにんして……」
「ここで犯りてえんだよ、へへへ」
「もう素っ裸を見られてんだ。今さら気どって恥ずかしがるんじゃねえよ」
冷二と五郎は冷たく言った。
「ここではいや……お願い、それだけは」
いくら哀願しても、冷二と五郎はせせら笑うだけだった。
なにがはじまろうとしているのか……湯のなかの男たちはもう声も失って、好奇と期待の目で夏子を見つめていた。
「それじゃはじめるか、へへへ、おねだりしな、奥さん」
非情な声が夏子の耳に響いた。
調教 衆人環視の肛姦劇
1
肛門セックスを求められる恐ろしさに、夏子は膝がガクガクとふるえてとまらない。
(お、お尻でなんて……ああ、そんなこと、狂ってるわ……絶対、いやよ)
それも混浴の大浴場のなかでやると言う。そして、あとから入ってきた中年の男たちが七人、血走った目で夏子を見ている。
(ああ、いや……いやです……)
夏子は生きた心地もない。
「どうした、奥さん。早くおねだりしな。尻の穴を犯されると言ったのは嘘なのか」
「可愛い子供に二度と会えなくなってもいいのか、奥さん」
左右から冷二と五郎がニヤニヤ笑いを湛えながら冷酷にささやいた。いよいよ夏子を肛姦する時がきた興奮に酔っている。
五郎の指が二本、他の男たちには見えないように夏子の肛門に押し入れられたまま、執拗に揉みほぐし、かきまわしてくる。それがいやでも夏子の意識を混乱させ、気力を萎えさせた。
「も、もう……どうなってもいいわ……子供を救えるのなら……」
夏子はあえぐように言った。それから今にもベソをかかんばかりの瞳を、冷二と五郎に向けて、
「……し、して……夏子のお尻の穴……犯してください……」
あきらめきったように口にした夏子は、湯に温められたピンクの肌を真っ赤にした。夏子は子供のために人間性すら放棄したのである。
「どこを犯って欲しいんだ。そんな声じゃ聞こえねえぞ、奥さん」
「ああ……夏子の……お尻の穴に、して……」
見つめる男たちに聞こえはしないかと、夏子は生きた心地もない。
「尻の穴にぶちこまれたいと言うんだな」
「……は、はい……」
「よしよし、うんと深く入れてやるぜ」
冷二と五郎はうれしそうに笑うと、夏子を大きな岩陰に連れこんだ。四つん這いにさせて、夏子の上半身だけが男たちから見えるようにする。
「ああ、こんな……見られてしまいます」
もう男たちには、夏子が四つん這いになっていることはわかっているはずだ。
「尻のほうは見えねえよ。奥さんが変な声さえ出さなきゃ、なにをしてるかわかりゃしねえ」
「フフフ、おとなしくしてることだな」
冷二と五郎は夏子の高く突きだされた双臀の前にしゃがみこむと、本格的に肛門を指で嬲りだした。
「あ……」
夏子は歯を噛みしばって声を押し殺した。
男たちから夏子の双臀や大きく開いた両脚は見えないとはいえ、腰から上は丸見えである。四つん這いのために豊満な乳房が、ゆらゆらと揺れる。
(こんなことって……)
好奇の視線を痛いまでに感じ、夏子は顔をあげられなかった。
冷二と五郎の指は、代わるがわる夏子の肛門を深く縫っては、我がもの顔でこねくりまわし、出し入れを繰りかえした。さらに肛門を弛緩させ、刺激するための妖しげなクリームが塗りこまれていく。
「いつさわっても、ねっとりとしていい尻の穴だぜ、佐藤夏子」
冷二がわざと大きな声で言えば、
「へへへ、これじゃ尻の穴でしたがるのもわかるぜ。ふっくらしてヒクヒク締めつけてくるじゃねえか」
五郎も意地悪くからかう。
目を血走らせている男たちがざわめき、それが夏子をいっそう怯えさせた。
「や、やめて……ああ、そんな大きな声で言わないで、聞かれてしまう……」
「いいじゃねえか。尻は見えねえんだからよ、フフフ、それよりよがり声を聞かれることを心配したらどうなんだ」
「…………」
夏子はキリキリと唇を噛みしめた。後ろを振りかえって哀願すれば、かえって男たちの好奇の目を誘うばかりだ。
それに肛門で蠢く指に、夏子はあえぎと泣き声がこぼれそうで、ブルブルと裸身をふるわせた。じっとりと汗が噴きでた。
「そろそろいいようだな、フフフ、こんなに柔らかくなりゃ、なんとか入るだろうぜ」
「一発で気をやるかもな。指だけでもう腰を振ってるくらいだからよ、フフフ」
指が引き抜かれると同時に、五郎の灼熱の先端が夏子の臀丘にこすりつけられた。こすりつけつつ、ゆっくりと夏子の肛門へ這い寄っていく。
「怖い……お尻は、許して……」
覚悟を決めたつもりでも、平静でいられるわけもない。反射的に双臀が逃げようとする。
「いや……お尻でなんて、いや……」
「俺たちを怒らせるなよ。このまま無理やり犯って、どこかへ売り飛ばすことだってできるんだ。それを尻の穴で俺たちを楽しませりゃ、明日にはガキと二人、自由にしてやろうという思いやりがわからねえのか」
冷二がドスのきいた声で、夏子の耳もとでささやいた。
「ああ……」
唇を噛みしめる夏子の腰を、冷二はがっしりと押さえつけた。ふるえる臀丘を両手で左右に引きはだける。
ヒクヒクあえぐ夏子の肛門に、五郎は先端を押し当てた。初めて夏子の肛門を犯す興奮に、肉塊は恐ろしいまでに硬く、屹立している。
「おねだりしな、夏子」
「……い、入れて……夏子のお尻の穴に……入れてください……」
何度も強要された言葉を口にさせられながら、もうおぞましい排泄器官を犯されるしかないとわかった時、夏子は恐怖と絶望に目の前が暗くなった。
(広美ちゃん……ああ、広美のためなのよ……広美を救うために……)
泣き叫んで逃げだしたくなるのを、我が子の面影を追い求めて必死に耐える。
それでも夏子は恐ろしさに、
「……かんにんして……」
怯えた声をかすれさせ、ブルブルと裸身をふるわせた。
「いいな。自分からうんと尻の穴を開いて受け入れるんだぜ」
「へへへ、俺のはでかいからな」
五郎は夏子の肛門にぴったりと押し当てたまま、ジワッと力を入れた。
「あ……そんな……」
ブルブルとふるえていた夏子の裸身が、ビクッと硬直した。唇を噛みしばって黒髪を振りたくる。
それにかまわず五郎はジワジワと沈めた。夏子の裸身が硬直したまま、押し入ろうとするのを拒むように肛門がすぼまろうとするのがわかった。
「い、いた……うむ……」
「力を抜けよ。尻の穴を開くんだ」
「う、うむ……」
押し入ろうとするもののたくましさに、夏子はあらためて恐怖した。無理やり押しひろげられて、引き裂かれそうだ。だが、その苦痛よりもそんなところを犯される恐怖と汚辱感のほうが大きかった。
力を抜けと言われても、そんなことができるはずもない。メリメリと裂けていくみたいで、噛みしばった唇から、ひッと悲鳴が噴きでた。いくら抑えようとしても駄目だった。
「う、うむ……ひッ、ひい……」
「尻の穴に入れられるのが、そんなにいいのか。いい声を出すじゃねえか」
五郎がわざと大きな声で言ってあざ笑えば、冷二も夏子の腰を押さえつけたまま、
「奴らに聞こえるぜ、奥さん、フフフ、もうなにをしてるか気づかれたかもな、ほうれ」
と、夏子の黒髪をつかんで、顔を男たちのほうへ向けた。
男たちのギラギラと光る顔が夏子に見えた。さすがに近寄ってはこないものの、男たちはただならぬ気配に言葉を失い、動くことも忘れたようにじっとしたまま、くい入るような視線を集中させる。
夏子はあわてて声を噛み殺したが、それもジワジワと入ってくる感覚にすぐに、
「……ひッ……裂けちゃう……いた、痛いッ……ひいッ」
「もう少しだ。ほれ、もっと尻の穴を緩めて開かねえかよ」
「ひッ、ひいッ」
こらえきれずに夏子は泣き声を絞り、かぶりを振りたくった。たちまち脂汗にまみれる。
夏子の肛門の粘膜が、むごく極限まで押しひろげられて、たくましい肉棒の頭を呑みこもうとしていた。拒み、押しかえそうとする力が、肉塊にからみつく。
「ううむ……うむッ、うむッ」
夏子は目の前が暗くなるのを感じた。その闇に激痛の火花が弾けた。
ようやく太い頭がもぐりこむと、あとはそのままズルズルと付け根まで押し入られた。
「ひいーッ」
夏子はもうまともに息さえできず、凝視してくる男たちを気にする余裕もなく、ひッ、ひッと喉を絞る。
「へへへ、いい尻の穴してるだけあって、五郎の太いのを見事に呑みこんだじゃねえか」
冷二が覗きこみながらせせら笑った。
「……苦しい……うむむ……」
夏子は血の気を失った美貌をひきつらせ、ギリギリと唇を噛みしめた。それでも癒えぬ苦痛に、口をパクパクあえがせてうめいた。
「どうだ、五郎。夏子の尻の穴の味は」
「フフフ、最高だぜ。クイクイ締めつけてきやがる」
「そいつはこたえられねえな、フフフ」
「そのうえ、灼けるみたいに熱くてとろけそうだぜ。尻の穴がこんなに熱いとはな」
冷二と五郎は、向かいの男たちに聞かせるようにわざと大きな声で言って、ゲラゲラと笑った。笑いながら五郎は、その妖美な感触をじっくりと堪能した。
反発する余裕は夏子にはない。弾けんばかりに拡張を強いられ、深々と咥えこまされている自分の身体が信じられなかった。少しでも腰をよじると、押し入っているものの大きさを痛いまでに思い知らされ、その大きさに怯えた。
「フフフ、俺が奥さんの尻の穴に入っているのがわかるか」
五郎が聞いても夏子は苦悶にうめくばかりだった。グラグラと頭を左右に振る。
「……死んじゃう……ううむ……」
「フフフ、今にズンとよくなるぜ、奥さん。締めたり緩めたりしてみせな」
五郎は深く貫いたまま、すぐには動こうとしなかった。張り裂けんばかりに拡張された肛門が、押し入っている巨大なものになじむのをじっくりと待っているのであり、夏子が苦しさに耐えきれずに双臀を蠢かすのを楽しんでいる。
2
五郎は充分に味わってから、ゆっくりと腰を突きあげはじめた。
「楽しませてやるぜ、夏子、フフフ」
「ああッ、う、動かさないで……」
たちまち夏子は悲鳴をあげ、泣き声を噴きこぼした。
見られている……そう思っても、こらえることができなかった。えぐりこまれるたびに腸管がきしんだ。まるで腸がえぐられ、引きずりだされていくみたいで、頭のなかがうつろになって、身ぶるいがとめどなく生じた。
「あ、あ……うむむ……許して……」
夏子は満足に息つくいとまさえ与えられず、途切れとぎれに苦悶の声を発し、時折り絶息せんばかりの悲鳴をもらした。
「気分はどうだ、夏子。尻の穴を犯られるのは気持ちいいだろうが、フフフ」
五郎は後ろから夏子の顔を覗きこんであざ笑った。さっきまで蒼白だった夏子の美貌は、いつしか火を噴かんばかりに真っ赤になっていた。汗に濡れて乱れ髪をまとわりつかせ、苦悶と狼狽にハァハァとあえぐ。
「なんとか言ったらどうだ」
「……く、苦しい……うむむ、かんにんして……」
「今にものすごくいい気持ちになるぜ、フフフ、だいぶ尻の穴が俺になじんできたからな、佐藤夏子さんよ」
五郎はリズミカルに抽送を繰りかえしながら、またわざと大きな声で言う。
見物人の男たちは息をつめて夏子を凝視していた。夏子の下半身は岩の影で見えないが、五郎や冷二の言葉から夏子がアナルセックスをされていることは察しているようだった。
それでなくても、ただならぬ夏子の苦悶である。その妖しい世界にすっかり取りこまれたらしい。
「どうした、奥さん。五郎にばかりまかせてねえで、自分から腰を使わねえか」
冷二が重たげに揺れる夏子の乳房をいじりながら、意地悪くささやいた。
「……かんにんして……」
夏子は弱々しくかぶりを振った。引き裂かれるような苦痛にさいなまれているのに、自分から腰を振るなどできるはずもない。もう腰がバラバラになりそうなのだ。
おぞましい排泄器官を犯されている恐ろしさも、それを男たちに見られている恥ずかしさも薄れた。ただ、この苦痛が一刻も早く終わってくれることを願うばかりだった。
(た、助けて……)
夏子は教えられた媚態の言葉も忘れた。
「泣いてばかりじゃ、しようがねえぞ」
「気分を出して積極的にならねえか。そうしたらもっといい気持ちになれるぜ」
そう言われても夏子はかぶりを振るばかりだった。
「奥さんがその気なら、こっちもやりたいことをやるだけだぜ、へへへ」
「いやでも気分を出させてやる」
冷二と五郎は顔を見合わせてから、夏子の両手を背中へ捻じあげて縛った。
まず五郎が夏子の腰に両手をやって、四つん這いの夏子の上体を起こしていく。冷二が夏子の乳房を鷲づかみにして手伝った。
夏子を四つん這いの姿勢から、徐々に立ちあがらせる。
「あ……い、いやあ……うむむ……」
立ちあがるにつれて、夏子は狼狽の声をあげた。つながりがいっそう深みを増した。押し入っている肉塊が口から飛びだしそうな恐怖に見舞われた。
「怖いッ……あ……あむ、むむ……」
思わず夏子はズリあがるように爪先立ちになった。
後ろから五郎に肛門を深々と貫かれ、前からは冷二に乳房を鷲づかみにされている。逃げようとする動きは上へズリあがる動きにしかならない。
今度は岩の上から立ち姿の夏子の上半身が丸見えになった。後ろにぴったりとまとわりついている五郎と、縄で絞りこまれた乳房をいじりまわす冷二の上半身も丸見えだった。
「う、うむ……」
男たちの視線を正面に受けながら、夏子はキリキリ唇を噛んでうめいた。
気が狂いそうなのに、いっぱいに拡張されて押し入られている肛門が、しだいに五郎の動きに反応しだしているのを、夏子は知った。苦痛が弱まって、しびれるような感覚がふくれあがる。灼けただれるような得体の知れない感覚。
「こ、これ以上は……許して……」
「やっと感じはじめたってのに、まだまだこれからじゃねえかよ、へへへ」
冷二も五郎も夏子の変化を鋭く見抜いたようだ。
「その調子でどんどん気分を出すんだ。何度気をやったっていいんだぜ、奥さん」
五郎が後ろから耳もとでささやきつつ、夏子の足を押しだした。夏子の肛門を貫いたまま、一歩また一歩と前へ歩く。
「い、いやあ……」
くい入るように見つめてくる男たちの前へ行かされると知って、夏子は戦慄した。
「奥さんが尻の穴で俺とつながってるのは、もうとっくにバレてんだ。今さら隠すこともねえだろうが、フフフ」
「そんなッ……いや、いやです……か、かんにんしてッ」
「いいじゃねえか。みんな、もっとよく見たがってんだぜ」
五郎はせせら笑いながら、男たちの前まで進むと夏子の裸身の正面をさらした。
「へへへ、遠慮なく覗いていいんだぜ。騒がせた詫びとでも思ってくれや」
冷二が男たちをあおる。
男たちはどよめき、たちまち夏子の前へ顔を寄せ合って群がり、しゃがみこみ覗きこんだ。
泣きじゃくる美貌と縄の巻きついた豊満な乳房、そして開ききった股間……夏子のすべてがあられもなく男たちの目に剥きだされている。
夏子は悲鳴をあげた。
「いやあッ……み、見ないでッ」
「気どるなよ、佐藤夏子。本当は見られるのが好きなくせに」
冷二が夏子の股間をさらに開いて、男たちの目に奥の奥までさらして見せる。
剥きだされた夏子の女の部分は、肉襞まではっきりと見せ、じっとりと濡れて淫らにあえいでいた。その奥には、ドス黒い肉棒が夏子の肛門を引き裂かんばかりに押し入り、律動している。
「どうだい。尻の穴を串刺しにしているのがよく見えるじゃねえか」
「いや、いやッ……ああ、かんにんしてッ」
「見られるのがいいらしくて、腰を揺すりながらクイクイ締めつけてくるぜ。まったくいい味した尻の穴だ、フフフ」
「いやッ……いやッ……」
夏子はさらし者にされるみじめさに泣いた。子供を救うためでなければ、死んでしまいたかった。
五郎はわざとゆっくり突きあげて、ヌラヌラと光る肉棒が出入りするのを見せつけた。冷二もじっとしてはいない。夏子の股間を押し開いたまま、指先で媚肉をまさぐった。
「見ないでッ……ああ、いやッ、やめて……」
肉芽を剥きあげられ、いじりまわされて夏子は泣き声をひきつらせて腰をよじりたてた。それがいやでも楔みたいに肛門に打ちこまれているものを感じさせ、腸管が灼けただれるような刺激を生んだ。
「いやあ……ああ、いや……」
夏子は黒髪を振りたくり、泣き顔をのけぞらせて喉を絞った。
だが、冷二と五郎のいたぶりはそれくらいではすまなかった。
「フフフ、こうなるとオマ×コがさびしそうだな。指でいじられるくらいじゃ、物足りねえだろうが」
「欲張りな身体だからな、フフフ、冷二、入れてやれよ」
「よし、サンドイッチといくか。前から後ろからどうぞってところだな、へへへ」
信じられない言葉だった。夏子の裸身が恐ろしさに凍りついた。
まさか、二人の男を同時に……そんなことって……そんな恐ろしいことが……。
だが、冷二は立ちあがるとニヤニヤ笑いながら、正面から夏子にまとわりつこうとした。
「い、いや、いやあッ」
夏子はのけぞらせた喉から、恐怖の絶叫をほとばしらせた。
「かんにんしてッ……そんなことだけは、いやあッ……」
「オマ×コをこんなに濡らしてて、いやもねえもんだ、フフフ、早く欲しいとヒクヒクしてるぜ、佐藤夏子」
「そんなひどいこと……いやッ、いやですッ……こ、怖いッ……」
夏子の怯えをあざ笑うように、冷二はたくましい灼熱の先端で、媚肉の合わせ目を二度三度となぞった。
後ろからは五郎が、できるだけ深く夏子の肛門を貫き、腰の動きを封じて冷二を待ちかまえる。両手は前へまわし、夏子の乳房を鷲づかみにした。
「尻の穴だけじゃなくて、オマ×コにも大きいのを入れてもらえるなんて、奥さんは幸せ者だぜ」
夏子の顔を覗きこんでささやきながら、冷二は灼熱をジワッと媚肉の合わせ目に分け入らせはじめた。
「いや……ああッ、いやあッ」
「入っていくのがわかるだろ、へへへ……ほれ、ほれ、できるだけ深く入れてやるぜ」
「ひッ、ひいッ……」
夏子は上体をのけぞらせて、ブルブルとふるわせた。
重く灼けるような感覚が、柔らかくとろけた肉を巻きこむようにして入ってくる。それは薄い粘膜をへだてて、腸管をびっしり占領している五郎の肉棒とこすれ合った。
「あ、ああッ……いやッ、いやッ、ひいッ」
息もつけずに夏子は総身を揉み絞る。
ズンという感じで先端が子宮口を突きあげた。その瞬間、夏子は今にも昇りつめんばかりに、ひいッと高く泣いた。
「とうとうオマ×コでもつながったな、佐藤夏子。サンドイッチにされた気分はどうだ」
「……こんな、こんなひどい……ああ、助けて……」
黒髪を振りたくりながら、夏子は半狂乱になった。
頭のなかが灼けただれ、薄い粘膜をへだてて二本の肉棒がこすれ合う感覚が、バチバチと火花を散らす。
だが、夏子はそんな底からしびれるような肉の快感が湧きあがるのを、戦慄のなかに感じた。最奥を貫かれたことで、肉が狂いだしたのだ。
「どんどんお汁を溢れさせながら、グイグイ締めつけてくるじゃねえか」
「尻の穴のほうも食いちぎられそうだぜ、フフフ、よほどサンドイッチがいいらしいな、佐藤夏子」
冷二と五郎は夏子を真んなかにして、うれしそうに笑った。
からかわれても夏子は答える余裕すらない。
(こんな……こんなことって……)
二人の男に同時に貫かれ、それを男たちに見られているというのに、肉の快感がふくれあがっていく。夏子は自分の身体の成りゆきが信じられなかった。
「やめて……もう、かんにんして……」
夏子はのけぞりっぱなしでうめき、あえぎ、泣いた。
それをあざ笑うように、前と後ろで冷二と五郎が、ゆっくりと腰を動かしはじめた。

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