【完全版】悪魔の淫獣 秘書と人妻 第五章 人妻奴隷夏子・二十八歳 (5/8)
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第五章 人妻奴隷夏子・二十八歳
1
夏子は後ろ手に縛られた裸身をしとどの汗に光らせて、死んだように横たわっていた。ムチムチと官能味あふれる太腿は、閉じるのを忘れたみたいに開いたままだ。剥きだしの媚肉は赤く充血した肉襞まで見せて、注ぎこまれた白濁をゆっくり吐きだしている。
肛門も剥きだしだ。腫れぼったくふくれてヒクヒクとあえいでいる。
「いい味してやがったな、フフフ。こりゃいい値で売れるぜ」
「売るのがもったいねえくらいだ。オマ×コも尻の穴もよく締まるしよ。たまらねえ肉しやがって」
ニヤニヤと見おろしながら、氷室と原田はさっきまでの夏子との悦楽を思いだした。いきなりサンドイッチでのレイプなのでほどほどにと思いながら、二人ともやめられなかった。
何度も精を放ってようやく満足した時には、夏子は白眼を剥き、口から泡さえ噴いて気を失っていた。
「それにしてもレイプ初日でこれだけ反応するとはな、フフフ」
「さすがに人妻だけのことはある。まったく売っちまうのがもったいねえぜ」
「この分なら一日に二十人の客をとらせても大丈夫だ。サンドイッチ専用ってのも、おもしれえかもな」
「なあ、原田。本当に売るつもりなのか」
氷室は夏子の身体を存分に楽しんだくせに、未練たらたらだ。夏子を売ってしまうより、自分のものとして飼育したいらしい。
「取引きの日まで、充分に楽しめばいいんだ、フフフ」
そう言った原田は、しゃがみこんでティッシュで夏子の股間の汚れをぬぐいはじめた。
夏子は完全に気を失っているのか、わずかに腹部をあえがせるだけで、身じろぎもしない。
「夏子は俺たちで飼おうじゃねえか、原田。これだけいい味をした肉を、外人に売っちまうのはもったいねえと思わねえか」
氷室はもう夏子の身体にすっかり魅せられている。そう言いながらも、夏子の身体から片時も眼を離さなかった。
原田は苦笑いした。女にほれていては女体売買の商売にはならない。
「しようがねえな。お前がそう言うならチャンスをやろうじゃねえか」
「チャンスというと?……」
「燿子と万由子の二人と肉の競争をさせて、夏子が勝ったら今回は売るのを見送るってのはどうだ、氷室」
原田と氷室は互いに顔を見合わせて、ニヤリと笑った。
後ろ手に縛ったままの夏子を、氷室は肩にかついだ。夏子はグッタリと気を失ったままである。
氷室はうれしそうに笑って夏子の双臀を撫でまわしながら庭へ出た。門のほうへまわって外の通りに人の姿がないのを確かめてから、すばやく車に乗りこんだ。原田がいそいで車を発進させた。
「フフフ、それにしてもうまくいったな。もう夏子は俺たちのものだぜ」
「亭主にも子供にも二度と会えなくなるのも知らねえで、まだのびてやがる」
「そのほうが幸福かもな。これからは牝として生きていかなきゃならねえんだからよ」
原田と氷室は勝ち誇ったようにゲラゲラと笑った。
氷室は後部座席で夏子を膝の上に抱き、夏子の乳房をいじり、開かせた股間をまさぐりはじめた。縄に絞りこまれた豊満な乳房を絞りこんで乳首をつまみ、もう一方の手では茂みをかきあげるようにして、媚肉の割れ目をなぞり、女芯を剥きあげる。
「まったくいい身体しやがって、何度でも犯りたいぜ」
氷室は涎れを垂らさんばかりに舌なめずりした。
「お前も好きだな、氷室」
車を運転しながら、原田はバックミラーの角度を変えて後部座席の夏子を映し、ニヤニヤと笑った。
確かに夏子は氷室の言うように、見ているとまた責め嬲りたい欲望にかられる女だ。
氷室がいじる夏子の乳首が、また硬くとがって、媚肉がジクジクと蜜をにじませはじめた。剥きあげられた肉芽も、ヒクヒクとうごめいて充血する。
「フフフ、まだのびてるくせに感じはじめやがったぜ。人妻の身体ってのは、好きなだけあって正直だ」
「その分だと、もどってからも充分に楽しめそうだな、フフフ」
「今夜は寝せねえぜ。とことん責めてやろうじゃねえか」
もうさんざん夏子の身体を味わったくせに、氷室と原田はズボンの前を痛いまでに硬くした。
氷室はニヤニヤと舌なめずりをすると、バッグのなかから長大な張型を取りだした。直径は五センチ、長さは二十センチもある。血管が浮きあがったところまで男根そっくりに形取られていた。なかにはバイブレーターが仕込まれている。
それを夏子の割れ目に分け入らせ、ジワジワと埋めこみにかかる。
「う、うう……」
気を失った夏子が低くうめいて、右に左にと頭をゆらした。今にも意識がもどる気配だ。
2
氷室は、柔らかくとろけて充血した肉襞を巻きこむようにして、ゆっくりと張型を入れていく。夏子は気を失っていても、受け入れようとするかのように肉襞をうごめかせ、腰をうねらせた。
ズンという感じで、張型の先端が夏子の子宮を突きあげた。
「う、うむ……」
意識のない夏子の顔がのけぞり、腰のあたりがブルブルとふるえた。
「フフフ、この好きな身体が、いつまでのびていられるかな」
長大な張型を夏子の媚肉に深々と埋めこむと、氷室はさらにもう一本の同じ大きさの張型をバッグから取りだした。
それにたっぷりと潤滑クリームを塗りこむと、今度は夏子の肛門にあてがう。ゆっくりと回転させるように、ジワジワと埋めこみにかかった。
「うッ……うむ……」
夏子がまた低くうめいて、のけぞった頭をグラグラとゆらした。
まだ腫れぼったくヒクヒクしていた夏子の肛門が、張型にジワジワと押しひろげられていく。そしていっぱいに拡張された肛門の粘膜が、張型の頭に巻きこまれ、内へめくりこまれるようにして受け入れはじめた。
「う、うむ……」
夏子のうごめきが大きくなり、グラグラとゆれる頭の動きも大きくなった。
「あ、ああッ……」
うつろに眼を開いた夏子は、肛門に走る苦痛に悲鳴をあげた。
「ああッ、なにを……い、いやあッ……ひッ、ひッ、もう、やめてッ……」
「なにがやめてだ、奥さん。尻の穴はうれしそうに呑みこんでいくぜ」
「ああ、もう、いやあ……う、うむ、うむ……」
夏子の狼狽をあざ笑うように、長大な張型はズルズルと沈んだ。
肛門を引き裂かんばかりに深く侵入する重い感覚、そして薄い粘膜をへだてて前の張型とこすれ合う感覚。夏子はなにをされているのか知って、また悲鳴をあげた。
「そ、そんな……いや、いやあッ」
「ほうれ、深く入ったぜ、奥さん。フフフ、オマ×コも尻の穴もいい咥えっぷりだ」
「いや、いやあッ……」
「騒ぐんじゃねえよ。じっくり味わってオマ×コと尻の穴を充分にとろけさせておくんだ。またサンドイッチにされたくてしようがなくなるようによ」
氷室と原田はゲラゲラと笑った。
「ああ、かんにんしてッ……いやあッ、たすけて、誰かッ」
悲鳴をあげる夏子の口に、氷室は手拭いでさるぐつわをかませた。たちまち夏子の悲鳴はくぐもったうめき声に変わった。
「泣き叫ぶのはまだはやいぜ。あとでいやでも泣くことになるんだ」
膝の上でもがく夏子のあらがいを楽しみながら、氷室は再び夏子の乳房をいじり、女芯をまさぐりだした。
長大な張型を二本、夏子の前と後ろに深々と埋めこんだまま、それには触れようともせず、バイブレーターのリモコンスイッチも入れようとしない。
「う、うむ……」
夏子は黒髪を振りたくってうめいた。
いつの間にか我が家から連れだされ、車に乗せられたのに気づいたようだ。もう外はすっかり夜だ。窓をネオンや車のヘッドライトが流れていく。
どこへ連れていかれるのか……全裸を後ろ手に縛られて、股間には前も後ろも張型を埋めこまれ、車に乗せられて街なかを行く自分が、夏子には信じられない。車のなかを覗かれてこんな姿を他人に知られたら……。そう思うと夏子はおそろしくてたまらない。
(こ、これからどうなるの……ああ……こわい……たすけて……)夏子の身体からあらがいの力が抜け、さるぐつわからすすり泣きがもれた。
それをあざ笑うように、氷室は夏子の乳房をタプタプと揉みこみ、肉芽をつまんでいびった。
「フフフ、奥さんは気分を出して、オマ×コと尻の穴をとろけさせることだけ考えてりゃいいんだよ」
車を運転しながら、原田がバックミラーの夏子を覗きこんでせせら笑った。
「大丈夫だぜ、原田。奥さんは太いのを咥えこんで、おっぱいの先もこんなにとがらせて、オマ×コもビチョビチョだからよ」
「フフフ、着くころには気をやりたくてしようがねえという状態に持っていくんだ」
「まかせとけって」
氷室と原田はまた、夏子をあざ笑うようにゲラゲラと笑った。
(いやッ……ああ、もう、いやッ……)
夏子はさるぐつわの下で叫んだ。
だが、乳房をいじり肉芽をしごいてくる氷室の指の動きが、ビンビンと身体の芯に響いた。
さんざん犯されてまだ官能の名残り火がくすぶっている夏子の身体は、いくらこらえようとしても反応してしまう。前も後ろも長大な張型を埋めこまれているという異常さが、夏子の成熟した人妻の性を狂わせる。
(そんなッ……駄目、駄目よッ……ああ、感じては、駄目……)夏子は激しく狼狽した。
必死に耐えようとするが、長大な張型を二本呑みこまされた感覚が、夏子の気力を奪った。
乳房や女芯をいじってくるだけで、張型を動かそうとしないのがじれったい。柔肉が前も後ろも動かされない張型にヒクヒクとからみつき、夏子は頭のなかがうつろになる。
(いや……そんな、そんなことって……)
ふくれあがる感覚を打ち消すように、夏子は頭を振った。
だが、乳房や女芯をいじってくる氷室の指の動きが、二本の張型を含んだ肉にビンビン響いてくる。おそろしさと、どこへ連れていかれるのかという不安に、呑みこまれそうだ。
「フフフ、身体は正直だな、奥さん。遠慮せずに思いっきり気分出していいんだぜ」
氷室はそう言って笑い、いっこうに張型に触れてくる気配はなかった。
夏子にしてみればじらされているのと同じだ。いくら張型をくい締め、いどみかかる動きを見せても、かわされるようなものだ。じらされおもちゃにされるつらさ。
「ずいぶん発情してきたようだな、奥さん。張型で深くえぐられたいんだろ」
夏子の反応が露わになるのは、バックミラーで覗く原田にもわかった。
「それとも、張型じゃもの足りなくて、生身のほうがいいのかな」
「あとでいやでも生身でサンドイッチにしてやるから、今はせいぜい、肉をとろけさせて気をやりたくてしようがなくしておくんだ」
原田と氷室はそう言ってあざ笑った。夏子がなす術もなく反応してくるのが、愉快でならない。
「うむ、うむ……」
夏子はいやいやと頭を振るが、もうその動きは弱々しい。
反発しようとする気持ちさえ、ふくれあがる官能に巻きこまれ、切なさが夏子をあえがせた。ぴっちりと張型を咥えた媚肉は、ヒクヒクとうごめくたびに蜜を溢れさせ、それは肛門の張型にまでしたたり、氷室のズボンにシミをつくっていく。
「おいおい、俺のズボンを駄目にする気か、奥さん。派手にシミをつくってくれるじゃねえか」
氷室は夏子をあざ笑った。
それも夏子は聞こえないように、(ああ、たまらない……あ、ああ、なんとかして……)胸の内で叫びつづけた。
3
車は氷室の店の裏でとまった。にぎやかな表通りとちがって、路地裏は人影もない。
氷室は夏子を肩にかつぐと、すばやく裏口から店のなかへ入った。そのまま地下室の階段をおりる。
(地下室……)
夏子は氷室の肩の上でもがき、さるぐつわからくぐもったうめき声をあげた。
闇の底へ吸いこまれるようで、そこへ入ったら二度と出られないような恐怖におそわれた。
(たすけて……)
地下室へ入ると、重く沈んだ空気が夏子を取り囲んだ。ガシャンとドアを閉める音が響き、地下に閉じこめられたおびえに、夏子はさるぐつわの下で悲鳴をあげ、ブルブルとふるえがとまらない。
氷室の肩からおろされた夏子は、天井から垂れる鎖に後ろ手縛りの縄をかけられて、爪先立ちの姿に吊られた。
(いや、いやあ……)
夏子は身をよじり、黒髪を振りたくった。
「フフフ、オマ×コも尻の穴もしっかり張型を咥えて、落とすんじゃねえぞ」
「落としたらきつい仕置きだからな、奥さん」
「どれ、いい声を聞かせてもらおうか。ここならいくら泣き叫んでも大丈夫だからよ」
夏子の口からさるぐつわがはずされた。たちまち悲鳴が噴きあがった。
「いやあッ……」
鎖がキリキリ鳴って、夏子の爪先立ちの裸身が回転した。
「ここはどこッ……ああ、こんなところで、どうしようというのッ」
そう叫んだ夏子は地下室のなかの様子に気づいて、ひいッと息を呑んだ。
天井や壁に取りつけられた鎖、壁の棚に並べられた淫らな責め具の数々、そして婦人科用の内診台や木馬、まるで拷問部屋だ。そこが女体を責めるためにつくられた地下室であることはまちがいない。
そして奥の壁はいくつかの檻になっていて、全裸の女が二人入れられているのが夏子に見えた。それぞれの檻の奥におびえた表情で縮こまっている。言うまでもなく燿子と万由子である。
「フフフ、もうどうされるかわかったようだな。奥さんはここで牝らしく調教されるってわけだぜ」
「もう牝は二匹いるから、奥さんは牝三号ってことになる、フフフ」
氷室と原田は夏子のまわりをゆっくりとまわって、ゲラゲラと笑った。
夏子は歯がガチガチ鳴って、すぐには声も出なかった。
「……そんな……そんなことが、ゆるされると思っているのですか……」
「奥さんはよけいなことは考えねえで、気分を出すことだけを考えてりゃいいんだ」
夏子の後ろで氷室が言った。
いつの間にか氷室の手には、黒光りする鞭が握られていた。その鞭の先が、ムチッと張った夏子の臀丘のカーブをゆっくりとなぞった。
「い、いやッ」
悲鳴をあげて夏子は腰をよじった。
鞭の先端は凍るように冷たく、それが双臀の肌をすべり、肉づきを確かめるようにつついてくる感覚に、夏子は総毛立った。
「やめてッ……いや、いやですッ」
「これくらいでいやがってどうする」
「ああ……」
氷室がおもむろに鞭を振りあげる。夏子は美しい顔をひきつらせた。
「いやあッ」
夏子はおびえにうわずった金切り声をあげた。次の瞬間、鞭は夏子の双臀にはじけて、裂かれるような苦痛が走った。
「ひいッ……いや、ぶたれるのはいやッ……」
「牝がガタガタ言うんじゃねえよ。気分出してりゃいいと言ったろうが」
「ああ、鞭は、いやです……やめて、牝なんかじゃありません」
「まだそんなことを言ってるのか」
氷室は再び鞭を振りかぶった。
ピシッ……。
「ひいーッ……」
夏子はのけぞり、強張らせた裸身をブルブルとふるわせた。
氷室はゆっくりと間をおいて、鞭をふるった。狙うのは夏子のムチッとした官能味あふれる双臀だ。ムチムチと脂肪をのせた夏子の双臀は、鞭が吸いついて衝撃までも吸いこまれる。
「かんにんしてッ……」
「フフフ、それだけいい尻してりゃ気持ちいいはずだぜ。そうれッ」
ピシッ……。
「ひいーッ……いや、もう、いやあ……」
「素直に悦んでみせるんだ。いやだってなら、もっとよくしてやろうか」
夏子の前にしゃがみこんでいる原田が、張型を深々と咥えた媚肉や肛門を覗きこんで、ニヤニヤと笑った。
そして氷室が鞭を振りおろすのに合わせて、原田は張型のバイブレーターのリモコンスイッチを入れた。
「ひいーッ」
双臀にはじける鞭にのけぞった夏子は、前と後ろで同時に振動しはじめた張型に、さらに悲鳴をあげてガクンとのけぞった。
「そんなッ……いや、いやあッ……」
張型はジーッという不気味な電動音をあげて振動するだけでなく、クネクネとうねりはじめた。
肉奥と直腸とがすさまじいばかりの感覚にこねまわされる。夏子は我れを忘れて腰を振りたてていた。
「やめて、やめてッ……ああ、とめてッ」
「じっくりと味わうんだよ、奥さん。これで鞭がズンとよくなったはずだぜ」
また氷室の鞭が夏子の双臀に飛んだ。
ピシッ……。
「ひいーッ……ひッ、ひッ、かんにんしてッ」
夏子は泣き叫んだ。
鞭打たれると、思わず身体が硬直し、それが前も後ろも張型をくい締めることになって、淫らな振動とうねりとをいっそう強烈に感じとることになった。
「ゆるしてッ」
「フフフ、感じてきたんだろ、奥さん」
「うんと気分を出してよがるんだ」
氷室と原田はうれしそうに舌なめずりした。
白くムチッと張った夏子の双臀が、鞭打たれるたびにボウッとけぶるように色づき、ひとまわり大きくなる。そして臀丘の谷間と前に張型を咥えて腰を振る夏子の姿が、いやでも氷室と原田の欲望をそそらずにはおかない。
「ああ、もう、かんにんして……」
変になっちゃうッ……という叫びは、鞭打たれて悲鳴に呑みこまれた。
おそろしくて気が遠くなりそうなのに、夏子は身体の芯がひきつるような収縮をくりかえすのを感じた。地下室へ連れこまれた恐怖で、忘れていた官能が再びよみがえった。
肉がひとりでに快美をむさぼろうとする。夏子はどうしようもなかった。
「た、たまらないッ……」
夏子は我れを忘れて叫んだ。
再びジクジクと溢れだした蜜が、夏子の内腿をしたたった。身体じゅうが火にくるまれ、夏子は官能の波に溺れていく。
(死ぬ……)
もう間合いを充分とって振りおろされる鞭も、肉の快美をふくれあがらせるばかりであった。
「やっぱり人妻の身体は正直だぜ。たいした反応じゃねえか」
「気どったところで奥さんの本性は淫らな牝なんだよ。こんなによがりやがって」
意地の悪いからかいも聞こえない夏子は官能の波に押し流され、暴走しはじめた。
(あ、あああ……もう、もうッ……)
あとひと息で昇りつめようとした時、不意に淫らな振動とうねりとがピタリととまった。氷室の鞭までもとまった。
「ああ……」
どうして……という声が、夏子ののどまで出かかった。
夏子は肩で大きく息をしてあえぎつつ、キリキリと唇をかみしばった。
「すんなり気をやらせちゃ調教にならねえ。奥さん、イキたきゃ、ちゃんとおねだりしな」
「うんとたくましいので夏子をサンドイッチにして、イカせてとくらい言えねえのか、奥さん」
夏子の顔を覗きこんで、氷室と原田はせせら笑った。
夏子の美貌は眼もうつろで、汗を光らせて、ほつれ髪を額や頬にへばりつかせていた。
「どうなんだ、奥さん」
「…………」
夏子は弱々しく頭を振った。拒むというふうではなくなった。
「まだ牝にはなりきれねえようだな。それじゃしようがねえ」
氷室がまた、ゆっくりと鞭をふるいはじめた。夏子の双臀だけを狙う。
ピシッ……。
「ひいッ……も、もう、ゆるして……」
「牝になりきるまでゆるさねえぜ」
「ああ……」
夏子は唇をわななかせて、裸身をブルブルとふるわせた。
鞭打たれるだけで動かされない張型……。火にくるまれた夏子の身体は、そんな仕打ちに耐えられるはずもなかった。いたぶりを求めるように腰がうごめいてふるえる。
「フフフ、イキたいか、奥さん。おねだりすりゃイカせてやるぜ」
「ああ……ゆるして……」
「強情だな」
また鞭がピシッと夏子の双臀に鳴った。
ひいッと夏子がのけぞり、鎖が音をたてる。
もう夏子の身体は油でも塗ったように汗でヌラヌラと光り、乳房から下腹へかけて激しいあえぎに波打った。それが鞭打つたびに、ひいッと一瞬に硬直して次にはいっそうあえぎが大きくなる。
それだけではない。時々、バイブレーターが振動を再開し、官能の火に油を注いではまたすぐに停止してしまう。
それを何度もくりかえされるのだから、夏子はたまらなかった。
「い、いやあ……変になってしまいますッ……ああ、もう、どうにかして……」
「変になっていいんだよ、フフフ、牝になるんだから」
氷室と原田はゲラゲラと笑った。
夏子は激しく黒髪を振りたくり、腰をうねらせた。
「して、してくださいッ」
我れを忘れて叫んでいた。
「なんだ、その言い方は。牝らしくちゃんとおねだりしねえか」
「ああ……」
夏子にはもうあらがう余裕はなかった。ワナワナと唇をふるわせ、「お、おねがい……たくましいので、夏子をサンドイッチにしてください……ああ、もう、イカせてくださいッ」
泣きながら叫んでいた。
完全な屈服だった。勝ち誇った氷室と原田は恍惚の思いでニンマリとした。
欲望のおもむくままにズボンを脱ぎはじめた。
「どっちの穴に誰のを入れて欲しいか、リクエストはあるかな、奥さん」
「もっとも交代で前も後ろも何度もぶちこんでやるけどな、フフフ」
原田と氷室がそう言っても、夏子は汗まみれの裸身をうねらせて泣くばかりだ。
張型が二本とも引き抜かれ、前からは原田が、後ろからは氷室が迫った。
4
いくら身体は火と化していても、二人の男を同時に受け入れさせられると思うと、夏子はおそろしさに顔がひきつった。
「か、かんにんして……」
声がかすれて夏子はガチガチと歯を鳴らし、黒髪を振りたくった。
「フフフ、おねだりしたのは奥さんだぜ。サンドイッチにして欲しいってよ」
「いや……」
「オマ×コをこんなにとろけさせて、いやもねえもんだ」
前からまとわりついた原田は、夏子の片脚を横へ開いて抱きあげるようにし、たくましく屹立した肉棒を押しつけた。
「ああ、いや……ゆるして……」
夏子は腰をよじって避けようとしたが、それをあざ笑うように肉棒はジワジワと媚肉に分け入ってくる。
「あ、ああッ」
夏子が戦慄の声をあげた時は、一気に底まで貫かれていた。
子宮口を突きあげられて、夏子はひいッとのけぞった。
間髪を入れずに後ろから氷室が、灼熱の肉棒を夏子の肛門に押しつけてきた。ジワジワとめりこむ。
「そ、そんなッ……お尻は、いやッ、そこはいやですッ」
「ここにも入れなきゃサンドイッチにはならねえぜ、奥さん。昼間さんざん咥えこんだくせして、オーバーに騒ぐんじゃねえよ」
「いや、ゆるしてッ……ああ、痛いッ……ひッ、ひッ……」
避けようとしても夏子の腰は、すでに前から押し入っている原田の肉棒で杭のようにつなぎとめられている。
夏子の肛門はいっぱいに押しひろげられて激痛が走った。いくら張型でとろけさせられていたとはいえ、前からの圧迫で腸管は狭くなっているのだ。それを押しひろげつつ、肉棒はジワジワと入った。
「裂けちゃうッ……ひッ、ひいッ……う、ううむ……」
引き裂かれるような苦痛にもかかわらず、前も後ろも、とろけた肉が杭にからみつくのが、夏子にわかった。まるで待ちかねていたようだった。
そして、肛門を貫く肉棒が薄い粘膜をへだてて前の原田とこすれ合う感覚が、さらに夏子を狂わせた。前も後ろも火となってバチバチ火花が散るようで、それが身体じゅうの肉へひろがっていく。
「ひッ、ひッ、狂っちゃうッ……」
もう夏子はわけがわからなくなった。
「フフフ、オマ×コと尻の穴に俺たちが入ってるのがわかるだろ、奥さん。希望通りにサンドイッチだぜ」
「好きなだけ気をやらせてやるからな。うんと気分を出して、俺たちを楽しませるんだぜ」
氷室と原田はうれしそうに笑うと、前と後ろとでリズムを合わせ、ゆっくりと夏子を突きあげはじめた。
夏子はひとたまりもなかった。
「ああッ、駄目ッ……も、もう……夏子、イッちゃうッ」
そう叫んだと思うと、夏子は白い歯をキリキリとかみしばり、一種凄絶なまでの表情をさらしてガクガクとのけぞった。総身がおそろしいまでに収縮し、前も後ろも、突きあげるものをキリキリとくい締め、絞りたてた。
「…………」
声にならない声を絞りだして、夏子は激しく痙攣した。
「なんだ、もうイッたのか、奥さん。いくら好きでもはやすぎるぜ」
「この分じゃ、俺たちが終わるまでに何回気をやることやら、フフフ」
原田と氷室は夏子のきつい収縮に耐えながら、責めるのをやめようとはしなかった。夏子がグッタリとする余裕も与えず、容赦なく突きあげる。
「ああ、そんなッ……待って、少し休ませて……おねがい……」
夏子が哀願の声をあげても、原田と氷室はあざ笑うばかりだ。
夏子の身体はしとどの汗にびっしょりになって、原田と氷室との間で揉みつぶされるようにギシギシと鳴った。
灼熱の凶器が薄い粘膜一枚へだててこすれ合う感覚が、夏子の肉をドロドロにとろけただれさせ、再び悩乱の渦へ巻きこんでいく。
「あ……あうッ、もう、もうッ……」
かんにんしてッ……という言葉は激しいあえぎに呑みこまれた。
夏子は眼の前が暗くなって、その闇に官能の炎がバチバチとはじけ、火花に意識が吸いこまれた。
(死んじゃう……夏子、死ぬッ……)
自分の身体がどうなっているのか、夏子はそれすらわからなくなるようだ。本当に気も狂うと思った。
声も出せずに満足に息すらできなくなって、夏子はひいッ、ひいッとのどを絞るばかりになった。
(イクッ……イクッ)
再び昇りつめるというより、一度昇りつめた絶頂感が持続すると言ったほうがよかった。何度か意識が遠くなり、その失神からさえ強引にゆり起こされた。
ふと眼を開くと、今度は氷室が前からで後ろからは原田に突きあげられていた。また気が遠くなり、ゆり起こされた時には氷室と原田は入れ代わっていた。
何度、前と後ろに氷室と原田の精を注ぎこまれたのか、どのくらいの時間がたっているのか、それすら夏子はわからない。
夏子のなかで前も後ろも灼熱がおそろしいばかりに膨張するのを感じた。次の瞬間におびただしい白濁の精が、夏子の子宮口と直腸にドッとしぶいた。
「ひいーッ……夏子、イクッ」
白眼を剥いてガクガクと腰をはねあげ、夏子は総身に痙攣を走らせた。頭のなかが白く灼きつくされて、やがて暗くなった。
「しっかりしろ、奥さん。まだ終わりじゃねえぞ、フフフ」
「それだけ派手に気をやれるんだから、まだまだのびるのははやいぜ」
黒髪をつかまれ、頬をはたかれて夏子はゆり起こされた。ピシッと汗まみれの双臀もはたかれ、水面を打ったように汗が飛んだ。
「ああ……」
夏子は息も絶えだえに、うつろに眼を開いた。ハアハアとあえいで、すぐには哀願の言葉も出ないようだ。
「激しいな、奥さん。さすがに人妻だけのことはあるぜ。身体はいくらでも気をやれるって言ってやがる」
「まともに張り合ってちゃ、二人がかりでもこっちの身がもたねえや、フフフ」
氷室と原田は夏子をからかってゲラゲラと笑った。
夏子はなにも言わずにガックリと頭を垂れた。ハアハアとあえぐ唇がわなないている。そしてもうひとりでは立っていられないように、汗まみれの裸身を縄目にあずけたままだった。
「フフフ、こっちがひと休みしている間のピンチヒッターはこいつだ、奥さん」
「こいつなら生身とちがって疲れ知らずだからよ。奥さんが何十回と気をやったって相手できるぜ」
氷室と原田はそれぞれ長大な張型をひろいあげて、夏子の前と後ろにしゃがみこんだ。スイッチを入れると、ジーという電動音とともに張型が振動し、頭をクネクネとうねらせはじめた。
ビクッと夏子の裸身がふるえた。
「……もう、かんにんして……」
夏子の声はかすれた。
もう幾度となく気をやってクタクタなのだ。そんな身体をおぞましい道具でさらに責められるなど信じられない。
「……休ませて……死んじゃう……」
「それだけいい身体して、死ぬもんか。それに休むのは俺たちだぜ。奥さんは気をやることだけ考えてりゃいいんだ、フフフ」
「そ、そんな……」
「しばらく張型で楽しんだら、また俺たちの生身でサンドイッチにしてやるからよ」
「死んでしまう……これ以上は、もう、無理です……」
夏子は弱々しく頭を振って、シクシクと泣きだした。
それを見て氷室と原田はまた、ゲラゲラと笑った。
「泣くのは責められてからだと言っただろうが。よがり泣くことだけしてりゃいいんだ」
「人妻のくせにだらしねえぞ。そんなことじゃ、あの二人に勝てねえぞ」
「牝になったのはあの二人のほうがはやいが、肉の熟し具合では奥さんのほうが上なんだからよ、フフフ」
氷室は夏子の黒髪をつかんで奥の檻のほうを見せ、原田は檻を開けて燿子と万由子を引きだした。
夏子はハッとして裸身を固くした。あくなきレイプの連続で、檻のなかに二人がいることを忘れていたのだ。これまでの痴態をすべて見られていたと思うと、夏子は羞恥におそわれた。同性とはいえ、官能に狂う姿を一部始終見られていたのだ。
「い、いや……」
夏子はあわてて顔をそむけようとしたが、氷室がそれをゆるさなかった。
「奥さんは人妻なんだから、これからは牝の手本となって若い二人をリードしてもらわなくちゃな、フフフ」
氷室がせせら笑って夏子の双臀をパシッとはたいた。
夏子は屈辱にわななく唇をキリキリとかみしめた。まともに燿子と万由子のほうを見られなかった。
原田は、檻から引きだした燿子と万由子を、それぞれ縄で後ろ手に縛った。
「ああ……なにをする気なの……」
「も、もう、恥ずかしいことはしないで……」
燿子と万由子がおびえた声をあげた。
さっきからサンドイッチの凄惨なレイプをずっと見せつけられて、夏子の姿に我が身が重なっておびえている燿子と万由子だ。後ろ手に縛られた裸身が、小さくふるえている。
「俺の言う通りにしてりゃいいんだ」
燿子と万由子の双臀を撫でまわしながら、原田は二人を夏子の前へ引きたてた。
「奥さん、仲間だぜ。こっちが牝一号の夏木燿子で、そっちが牝二号の深町万由子だ。もっとも仲間といったって、これからは誰がいちばん男を楽しませるか、肉の競争をすることになるけどよ、フフフ」
「いちばん負けた牝には、当然きつい調教が待ってるってわけだ」
「もっとも牝三号の奥さんは人妻、若い二人と不公平にならねえようにハンディをつけるけどな」
「これだけ美人でいい身体をした牝が三匹もそろうと、楽しい肉の競争になるってもんだぜ」
原田と氷室はうれしそうにゲラゲラと笑った。予定通り狙った三人がそろって、愉快でならないのだ。これから女体売買の予定日までは、お楽しみに専念できるというものだ。
夏子と燿子と万由子は生きた心地もなく、言葉も失ってまともに互いの顔を見ることもできなかった。
「ちょうど奥さんを可愛がってる最中だしよ、歓迎会に燿子と万由子も参加させてやろうじゃねえか」
「燿子と万由子も見てるだけじゃ、つまらねえだろうからよ、フフフ」
「ちょうど奥さんに張型を使うところだったしな。ここは燿子と万由子に……フフフ」
初めから計画していたくせに、原田と氷室はさも今思いついたように言った。
なにをさせられるのかと、燿子と万由子のおびえた眼が原田の動きを追った。夏子のほうは頭を垂れてすすり泣くばかりだ。
原田が棚からなにやら取りあげた。グロテスクな男根の形が両端に……双頭の張型である。それも二本が握られていた。
それに気づいた燿子と万由子は、いやいやとかぶりを振って泣き声をあげた。
「それはいや……ああ、ゆるして……」
「あ、あんなこと、もう、いやです……ああ、ゆるしてください」
双頭の張型を使って互いにつながらされた時の悪夢が、燿子と万由子によみがえってきたのである。
だが、夏子のほうはまだなにをされるのかわからず、おびえと不安の眼で氷室を見るばかりだった。
5
燿子と万由子から悲鳴があがった。
原田が燿子に、氷室が万由子にそれぞれ長大な張型を埋めこんでいる。
「いや、いやッ」
「ゆるしてッ……ああ……」
張型に催淫媚薬クリームをたっぷり塗ってあるとはいえ、愛撫もなしのいきなりの挿入である。
犯されるバージンのような声をあげて、燿子も万由子ものけぞった。
「フフフ、奥さんがサンドイッチにされるのを見てて、オマ×コを濡らしてたんだろ」
「ほうれ、うまそうにオマ×コは咥えこんだじゃねえかよ」
深々と埋めこんで原田と氷室は、ゲラゲラと笑った。
そして張型を埋めこんだ燿子と万由子の姿を、夏子に見せつけた。
必死に眼をそらして唇をワナワナとふるわせていた夏子は、視界に入ってきた燿子と万由子の姿に、思わずひッと息を呑んだ。
燿子と万由子はともに媚肉に双頭の張型を埋めこまれ、グロテスクな男根の形を男のように屹立させていたのである。それが抜け落ちないように腰に取りつける細い紐が、柔肉にくいこんでいる。
「ああ、見ないでッ……」
「いや、こんな姿、見られたくない」
燿子と万由子が泣き声をあげて、黒髪を振りたくる。腰をよじって隠そうとしても、後ろ手に縛られた裸身は、それぞれ原田と氷室にがっしりつかまれていた。
夏子にとっても、信じられない燿子と万由子の姿だった。燿子と万由子は前にグロテスクな張型を屹立させているだけでなく、その根元には逆向きの張型があって、肉奥を深々と貫いている。
(ああ……どうして、あんなひどいことを……ああ……)そう思った夏子は、次の瞬間、おそろしい予感にハッとした。
「さすがに人妻。わかったようだな、フフフ」
「燿子と万由子も同時に楽しめるし、奥さんもサンドイッチで楽しめる。最高のピンチヒッターだろうが」
原田が燿子を夏子のすぐ後ろに、氷室が万由子をすぐ前に立たせて、それぞれ後ろ手縛りの縄を天井から垂れた鎖につないだ。燿子と万由子に取りつけられた張型の頭が、夏子の肌に触れるほどの近さだ。
「そ、そんな……」
夏子はあまりのことにすぐには言葉がつづかない。
「そんなことって……ああ……いや、いやあッ!」
夏子は美しい顔をひきつらせ、悲鳴を噴きあげた。
「いや、いや……」
「ゆるして……いや……」
燿子と万由子も泣き声をあげるが、もうなかば観念したように弱々しい。
いくらあらがっても、かえって男たちの嗜虐の欲情をそそるばかりなのを思い知らされている二人だ。この地下室に何日も閉じこめられていると、あらがう気力さえ萎えてしまう。
それに較べて夏子は悲鳴をあげて黒髪を振りたくり、狂ったようにもがいて鎖をギシギシきしませる。
「いや、いやあッ……やめて、そんなこと、狂ってるわッ」
いくら泣き叫んでも逃げられるはずはない。
「フフフ、それだけの元気がありゃ、まだまだいくらでも楽しめそうだな」
「燿子と万由子に手伝わせたら、また俺たちの生身でサンドイッチにしてやるけど、この分なら充分相手してくれそうだ」
原田と氷室はそれぞれ燿子と万由子の腰に手をやり、夏子とつながらせようとする。
「いやあッ」
悲鳴が夏子ののどをかきむしった。必死に両脚を閉じ合わせようとしても、左右から氷室と原田に足首をつかまれて開かされ、床の鎖につながれてしまう。
張型の先端が、濡れそぼって赤く開いた媚肉に触れた。後ろからはまだ腫れぼったくふくれた肛門に押し当てられてきた。
「いやあッ」
「ああッ……やめて」
「ゆ、ゆるしてッ……」
夏子と燿子と万由子の泣き声が妖しい三重奏をかなでた。
氷室と原田はそれを心地よく聞きながら、夏子の前と後ろから万由子と燿子を押しだし、双頭の張型に手をそえてすすませる。張型の頭がほとんど同時に夏子の媚肉と肛門とに沈んだ。
すでに熱くたぎった夏子の肉は、前も後ろも驚くほどの柔らかさで張型を受け入れていく。
「ああッ……ああッ、いやあッ……」
ガクガクと夏子はのけぞった。腰もブルブルとふるえてよじれる。
それが張型を伝わって燿子と万由子の肉奥に感じとれて、二人もまた泣き声をあげた。
「あ、ああッ……」
「いやッ……いやッ」
燿子と万由子が悶えるごとに、今度は夏子を貫いたものが夏子の媚肉と直腸とを、さいなむことになる。
「いやあッ……ひッ、ひッ……」
前から押し入ってくるものから逃れようと腰を引くと、肛門に押し入るものを深く受け入れることになる。逆に肛門の張型から逃れようと腰を前へせりだせば、媚肉に押し入る張型を……。夏子に逃れる術はまったくなかった。
「ほれ、燿子も万由子ももっとしっかりつながらねえか。遠慮せずに奥さんをできるだけ深くえぐってやるんだ」
「奥さんも自分から受け入れるようにしねえかよ。人妻のくせに若い二人にまかせててどうするんだ」
氷室と原田は万由子と燿子の腰を夏子に向けてグイグイと押した。ひと押しごとに結合が深くなっていく。
そして悲鳴とうめきと泣き声のなかに、夏子と燿子と万由子の身体はひとつになった。
夏子と万由子の乳房と腹部が密着して、太腿がからみ合った。夏子の背中には燿子の乳房が、ムチッと張った双臀には燿子の下腹がついた。
「フフフ、どうだ、こんなふうにサンドイッチにされた気分は。俺たちの時と較べてどっちがいいんだ、奥さん」
「あとは互いに楽しみ合えばいいってわけだ。だけど燿子と万由子は太いのを奥さんに入れてくれたんだから、ここからは奥さんがリードしてやれよ」
からかって笑うと、氷室と原田は万由子と燿子の双臀に手をやって、ゆっくりとリズミカルにゆさぶりはじめた。
「あ、ああッ……いやあッ……かんにんッ」
「ああッ……やめて、やめて……」
「ゆるして……あ、ああ……こ、こんなのいやあ……」
泣き声が重なり合う。
燿子と万由子は氷室と原田にあやつられるままに腰をゆすり、右まわりに左まわりと回転させた。すぐにつながれた部分が、淫らな音をたてはじめた。
「いやッ……ああ、いやッ……」
燿子と万由子との間で、夏子はうわずった悲鳴をあげた。
どんなにおぞましいと思っても、前と後ろから突きあげてくるものに、くすぶった官能が再び勢いを盛りかえし、肉をただれさせていく。しかも双頭の張型でどこかとらえどころのない動きが、夏子をじらすように昂らせていく。
それは責め手側の燿子と万由子とて同じだった。
「あ、ああ……」
「こんな……あああ……」
しだいに催淫媚薬クリームも効きはじめて、燿子と万由子はしだいに我れを忘れていく。腰をあやつられるごとに、もう張型を咥えた媚肉は、ジクジクと蜜を溢れさせはじめた。
「もう自分から腰を使って奥さんをえぐってやるんだ。先に気をやらせるんだぞ」
「いつまでも俺たちの手をわずらわせてちゃ、しようがねえぞ」
氷室と原田はそう言って、燿子と万由子の双臀や腰をあやつった手を離した。
代わりに鞭を取りあげた。そして燿子と万由子の腰の動きが少しでも弱くなると、容赦なく双臀をピシッと打った。
「ああッ」
鞭打たれてビクッとふるえた万由子が、あわてて腰をゆすった。
「ほれ、燿子もしっかり腰を振らねえと、鞭が飛ぶぜ」
原田も活を入れるように鞭を燿子の双臀に振りおろした。
「ひいッ」
燿子はのけぞって悲鳴をあげた。そして鞭に追いたてられ、腰の動きがいっそう露わになった。
「ぶ、ぶたないでッ……言われた通りにしますから……」
「ああ……ゆるして……鞭はいや……」
燿子と万由子は泣きながら腰をゆすり、それが夏子だけでなく自らをも責めることになり、昂っていく。
二人の間で夏子はめくるめく官能に翻弄されて、もう息も絶えだえだ。
「ああ、狂っちゃう……もう、かんにんして……夏子、死んじゃう……」
苦悶に近い表情をさらし、それだけ夏子の快感も大きいようだ。同性と、おぞましい道具で前後から突きあげられ、それが薄い粘膜をへだててこすれ合う感覚は、本当にたまらない。
夏子の身体はもうなす術もなく、再び絶頂に向けて追いあげられはじめた。
「ああ……ああ、ゆるして……もう……」
「フフフ、人妻のくせに、若い二人より先にイクのか」
夏子はキリキリと唇をかみしばった。
「リードしろって言われて、先に気をやって手本を見せるつもりじゃねえのか」
「燿子と万由子に人妻の激しさを見せつけたいのか。それなら五回や六回はイキっぱなしにならなくちゃな」
「もう気をやりたくてしようがねえようだから、こりゃイキっぱなしになるぜ」
氷室と原田は夏子をからかって、ゲラゲラと笑った。
「奥さんを先にイカせるんだぜ、燿子。自分がイクのはそれからだ」
「もっと身を入れて奥さんを追いあげねえと、万由子のほうが先に気をやることになるぜ。そうなったら仕置きだからな、万由子」
原田と氷室はまた鞭をふるって、燿子と万由子の双臀を打った。
ピシッ……。
ピシッ……。
燿子と万由子は同時にひいッと声をあげた。ガクガクと燿子と万由子の腰がゆれ、それが一気に夏子を追いあげていく。
「あああッ……駄目ッ……もう、もう、夏子、駄目ッ……」
夏子が感極まったような声を発した。身体のふるえがとまらない。
追い討ちをかけるように、氷室と原田は万由子と燿子の双臀を鞭打った。
「ひいッ……」
「いやあッ」
万由子と燿子は夏子のいまわの痙攣を身体の奥深く感じとりつつ、激しく腰をゆすって突きあげた。
「ああ、いやあ……イクッ……ああ、夏子、イクッ」
生々しい声とともに夏子の裸身がキリキリと収縮して、絶頂の痙攣を走らせた。
それにつられ、巻きこまれるように万由子が、つづいて燿子が昇りつめた。
「イッちゃうッ……う、うむッ……」
「駄目……ああ、イクうッ」
まるで三つの白い肉体がひとつに溶け合うように、ガクガクとのけぞって激しく痙攣した。
「さすがに三匹の牝いっぺんだと、すげえもんだ。これだけのが一度にイクなんて、めったに見れるもんじゃねえ」
「どれ、今度は俺たちでまた奥さんをサンドイッチといくか」
原田と氷室はうわずった声で言った。
6
夏子が氷室の経営するバーの地下室へ連れこまれて二日がたった。
夏子はこの二日間、気を失うまで責められては何時間か眠り、起こされてはまた気を失うまで責められるというくりかえしだった。
(いっそ殺して……)
何度もそう思った。
それもすぐにただれるような肉の快美に呑みこまれた。犯されるのはいつも二人がかりのサンドイッチだ。
もう夏子は、今や昼か夜かもわからない。それは夏子だけでなく、燿子も万由子も同じだ。
(こんなことがつづいたら……本当に牝にされてしまう……)いくらそう思っても、夏子にはどうしようもなかった。絶頂を極めさせられるたびに、一歩また一歩と堕とされていく。そしてあらがう気力も萎えていく。
「気分はどうだ、奥さん。この間の調教でまたいちだんと色っぽくなって、牝らしくなってきたぜ」
「フフフ、まったく責め殺したくなる身体しやがって」
氷室と原田がニヤニヤと檻のなかの夏子を覗きこんだ。
夏子はおびえ、檻のいちばん奥に小さくなって、少しでも肌を隠そうとした。
隣りの檻でも燿子と万由子がおびえ、同じように縮こまっている。
「さあ、出な。お楽しみの時間だぜ。今日は奥さん一人だ」
「ちょいと変わった方法でやってやるからよ。こいつばかりは人妻でないとな」
氷室が檻の戸を開け、原田が縄の束をしごいた。
夏子は弱々しくかぶりを振った。この男たちには性欲しかないのか。また気を失うまで責められるのだ。
「いや……もう、かんにんして……」
「はやく出ろよ、奥さん」
「こ、これだけもてあそべば、もう充分でしょう……おねがい、家へ帰して……」
「まだそんなことを言ってやがるのか」
氷室が声を荒らげた。
鞭を取りあげようとするのを原田がとめた。
「奥さんの態度しだいで、家に帰らせてやってもいいんだぜ」
原田は思わせぶりに言い、夏子を檻から引きだした。
すぐに氷室が縄で夏子の両手を背中で縛った。豊満な乳房の上下にも、きつく縄をくいこませる。
「ああ……」
今にも泣きださんばかりの声をあげたが、夏子はされるがままだ。
態度しだいで家に帰してやる……そう言った原田の言葉が信じられなくても、今はそれにすがるしかない。こんな地獄はもう耐えられない。
後ろ手に縛った夏子の口に、氷室はさるぐつわをかませた。そしてこの地下室へ連れこまれた時と同じように、氷室の肩にかつぎあげられた。
「うむ……うむ……」
どうしようというのか、夏子はにわかに恐怖におそわれた。
地下室から連れだされ、店の裏にとまった車に乗せられた。ワゴン車の後部座席はシートがすべて倒されて、大きなベッドになっていた。
その上にあおむけに横たえられた夏子は、片方の足首をまっすぐ上へ持ちあげられて天井の革ベルトで固定され、片脚吊りにされた。そして腰の下にはクッションが押しこまれた。
「うむ……」
不安がふくれあがった。だが、どこへ連れていかれても、おそろしい地下室よりはましだ。
外は明るい。差しこむ陽の光からして、まだ午前中らしい。夏子はまぶしかった。
原田が運転席に乗りこみ、車はおもむろに走りだした。
「フフフ、これからなにをされるかわかるか、奥さん」
氷室はニヤニヤと夏子の顔を覗きこんで言った。片手は吊りあげた夏子の片脚を撫でまわし、ふくらはぎから太腿、そして双臀へと這いおろしていく。もう一方の手は乳房をつかんでタプタプと揉みはじめた。
「なにをされると思ってるんだ、奥さん。こんなふうに外へ連れだされてよ」
「氷室、今教えちゃおもしろくねえぜ。お楽しみはとっとかなくちゃな」
運転席から原田が言った。
「わかってるぜ。フフフ、知らねえほうが奥さんも幸福ってもんだしな」
そんなことを言って夏子の不安をあおり、氷室はせせら笑った。
双臀を撫でまわす氷室の手が、臀丘の谷間を割って夏子の肛門をさぐり当てた。ゆるゆると円を描くように揉みこむ。
「うッ……う、うむ……」
ビクンとのけぞった夏子は、さるぐつわからくぐもったうめき声をあげて、氷室の指先から逃れようとした。
吊りあげられた片脚を波打たせ、腰をよじりたててさるぐつわの顔を右に左にと振る。だが、氷室の指先は蛭のように夏子の肛門に吸いついて離れない。
「うむ……ううッ……」
「まだこれくらいのことでいやがってるのか。明日からは燿子と万由子を相手に肉の競争をはじめるってのに、これくらいでいやがってどうする」
「…………」
「競争に負けたらどうなるかわかってるのか。きつい調教はもちろんのこと、女に生まれたことを後悔することになるんだぜ」
夏子の肛門を揉みほぐしながら、氷室はネチネチと言った。
信号で車がとまり、原田が後ろを振りかえった。
「肉の競争をおもしろくするためにも、今日は奥さんがもう牝だってことを思い知らせてやるからな、フフフ」
「そういうことだ、フフフ」
原田と氷室は夏子を見てせせら笑った。
肉の競争……牝……思い知らせる……男たちの言葉が断片的に夏子の頭のなかをかけめぐった。
いつしか夏子の肛門はヒクヒクとあえぎ、固くすぼまっていたのが嘘みたいに柔らかくとろけはじめた。蕾がふくらむようにふっくりとして、今にも漏らしてしまいそうな感覚が夏子をおびえさせた。
「フフフ、尻の穴もますます敏感になるな、奥さん」
「うむ……ううむ、う……」
夏子は息をするのも苦しいほどに昂る。
肛門をほぐされる感覚が、そこを犯された時のことをいやでも思い起こさせる。排泄器官をいじられるおぞましさよりも、そこで狂わされ、ただれんばかりの快美にのたうった記憶が、いっそう夏子をおびえさせた。
「感じるんだろ、奥さん」
「う、うむ……」
夏子はさるぐつわからくぐもったうめき声をあげ、ふくれあがる妖しい感覚を打ち消すように頭を振った。
「フフフ、オマ×コが濡れてきたぜ、奥さん。クリトリスも大きくなってきやがった」
肛門を揉みこみつつ、もう一方の手で女芯を剥きあげて、氷室は夏子をからかった。
夏子は屈辱に肩をふるわせて泣きはじめた。氷室の言うことをはっきりと否定しきれない自分の身体がうらめしい。
(ああ……どうしてこんなことに……)
夏子は自分の身体の成りゆきが信じられない。いくらこらえようとしても、ジクジクと蜜が溢れでた。
サンドイッチのレイプの連続に、肛門をいじられるだけで媚肉も連動するように反応する身体になってしまったのか。夏子は泣きながら黒髪を振りたくった。
「フフフ、これだけ尻の穴がとろけりゃ充分だろう。そろそろはじめるか」
「もうすぐ着くしな、フフフ」
なにをはじめるのか、そしてどこへ。
ようやく夏子の肛門から手を離した氷室は、なにやらゴソゴソと準備しはじめた。
カチカチとガラスが鳴るような音。つづいてキィーッと鳴った。氷室はうれしそうに低い声で笑っている。
だが夏子には氷室の背中が邪魔でなにをしているのか見えない。
車がとまるのとほとんど同時に氷室が夏子のほうを向いた。
(ひいッ……)
夏子の瞳が凍りつき、片脚吊りの裸身が硬直した。
氷室の手にはガラス製の浣腸器が握られ、すでにいっぱいに吸いあげられたグリセリン原液がにぶい光を放っていた。太いノズルの先端からも、グリセリン原液がトロリとしたたっている。
(そんな……)
夏子は強張った身体がブルブルとふるえだした。
(いや、いやあッ……それだけは、かんにんしてッ)夏子はさるぐつわの下で泣き叫び、狂ったようにのたうった。
「今日はただ浣腸されるだけと思ったら甘いぜ、奥さん」
「どうされるか、楽しみにしてるんだな」
原田も後部座席のほうへ移って、氷室といっしょにせせら笑った。
そして原田は夏子の頭のほうへあぐらをかくと、膝の上へ夏子の頭から肩までを乗せるように上体を抱き起こした。
夏子に自分の股間を覗くところまではいかなくても、浣腸する氷室の動きを見せるようにした。
「それじゃ浣腸してやるぜ、奥さん。五百CCじっくりと呑ませてやるからな」
氷室はわざとらしく言ってニンマリと顔を崩した。
不気味に光るガラス筒が自分の股間へ迫るのが見えて、夏子の美貌がひきつった。悲鳴がくぐもったうめき声となって、さるぐつわからもれた。
「フフフ、奥さんの泣き声が聞けねえのが残念だけどよ。窓ガラスはミラー式で外からはなかが見えねえけど、防音にはなってねえんでしようがねえか」
「奥さんにしてみれば、さるぐつわをされることを感謝することになるかもな」
「とにかくじっくりと時間をかけて入れてやれよ、氷室、フフフ」
ニンマリとうなずいた氷室は、ゆっくりとノズルの先端を夏子の肛門に沈めた。
さるぐつわの下でひいッとのどを絞って、夏子はのけぞった。
7
ノズルで夏子の肛門を深く縫ってこねまわすようにしながらも、氷室はすぐにシリンダーを押そうとはしない。
「フフフ、ただ浣腸するだけじゃねえと言っただろ、奥さん」
原田は自分のあぐらの上に乗せた夏子の頭を、さらに黒髪をつかんで起こして窓の外を見せた。
浣腸されるおそろしさと恥ずかしさとにおののき、外を見る余裕もなかった夏子は、すぐにはそこがどこかわからなかった。
柵にバラがからみついた塀が見え、その向こうに芝の庭と応接間が見えた。応接間には子供を抱いた男が、行ったり来たりしている。
「奥さんがいきなり消えたんで、亭主は相当うろたえているようじゃねえか。子供は泣いてるようだしよ」
原田の言葉に夏子はハッと眼を見開いた。涙にかすむ眼の焦点はしだいにはっきりとし、夏子の眼が驚愕にひきつった。
窓の向こうに見える応接間にいるのは、夫と我が子だった。
(ああッ……あなた、あなたッ……真美ちゃんッ……)夏子は我れを忘れて叫んだ。
が、それもくぐもったうめき声にしかならない。
「フフフ、亭主と子供の姿を見ながら、浣腸されるってわけだ」
氷室はせせら笑うと、ゆっくりとシリンダーを押しはじめた。
キーッとガラスが鳴って、グリセリン原液が夏子の肛門から注入されはじめた。
(あなたッ……ああ、真美ちゃんッ……)
氷室と原田のあくどさに、夏子は気も狂いそうだ。
「なんなら、窓を開けて、浣腸されている奥さんの姿を、亭主に見せてやろうか」
「うむッ……ううむッ……」
「フフフ、人妻ってのは亭主の前で責めるのが最高というからな」
シリンダーをゆっくりと押しつつ、氷室はうわずった声で言った。車の窓を開けたくなる衝動を、グッとこらえた。
(いやッ……ああ、いやッ……)
さるぐつわの下で泣き叫ぶ夏子の声が、しだいに力を失っていく。
ゆっくりと入ってくるグリセリン原液の重い感覚が、夏子の気力を萎えさせていく。夏子は弱々しくかぶりを振って、シクシクとすすり泣く。
夫の苦悩の表情と我が子のさびしそうな顔が、夏子の胸を打った。
だが夏子は、夫と我が子を思う気持ちさえ、ゆっくりと注入されて充満していくグリセリン原液のおぞましさに、呑みこまれがちになる。頭のなかがただれて、わけがわからなくなっていく。
(ああ……)
さるぐつわの下で夏子はキリキリと歯をかみしばった。
「もう亭主のところへ帰れる立場じゃねえということがわかるだろ、奥さん」
「亭主があんなに心配してるのに、他の男に浣腸までさせてるんだからよ。それにサンドイッチにされて何度も気をやっておいて、今さら亭主のところへは帰れねえよな」
「もう奥さんは俺たちの牝として生きていくしか道はねえというわけだ、フフフ」
氷室と原田は意地悪く夏子をネチネチとからかいつづけた。
夏子は黒髪を振りたくって、泣き声を大きくした。絶望と哀しみがドス黒く夏子をおおっていく。
その間もグリセリン原液は入ってくる。ゆるゆるとじれったいまでの速度。夏子は叫びだしたくなる。
(ああ、いや……は、はやく、すませてッ……あ、ああ、もう、いや、いやあッ……こんなひどいこと……)夏子は黒髪を振りたくる。
「亭主にも見せてやりてえくらいだ。浣腸されている時の奥さん、またいちだんと色っぽいぜ」
夏子の胸の内を見抜いたように、氷室と原田はせせら笑った。
ようやくシリンダーは三百五十CCの目盛りのところまで押しこまれた。
原田は氷室と顔を見合わせて携帯電話を取りあげた。番号を押すと、すぐに相手は出た。
「佐藤さんかい。奥さんの夏子に頼まれて電話したんだけどよ」
車の窓の向こうの夫が、受話器を取りあげるのがはっきりと見えた。
さるぐつわをされた夏子の美貌がひきつった。
「奥さんはもうあんたのところへはもどらないそうだ。あんたとのセックスじゃもの足りねえんだとよ」
原田は夏子をニヤニヤと見おろしながら、受話器に向かって言った。
夏子は一瞬、ジワジワと入ってくる薬液のことも、ふくれあがる便意のことも忘れた。
(や、やめてッ……そんなこと、いやあッ)
我れを忘れて泣き叫んだが、うめき声にしかならない。
「俺が誰かって?……だから奥さんに頼まれたと言っただろ。奥さんは何人もの男によってたかって犯られるのが好きなんだとよ。とくにオマ×コと尻の穴に同時に入れられねえと満足できねえんだとよ」
原田はせせら笑うように言った。夏子の夫との電話を夏子に聞かせて楽しんでいる。
受話器の向こうで夏子の夫はなにか叫んでいるようだ。それは車の窓からも見えた。
「とにかくあんたは女房にすてられたんだよ。色情狂の夏子によ」
原田の言葉に夫がまたなにか叫んでいる。まさか家の前にとまったワゴン車のなかに妻がいて、そこから原田が電話をかけているとは夢にも思わない。
「嘘なもんか。今だって奥さんの希望で浣腸してやっているところだぜ。夏子に浣腸して、とさっきからしつこくねだるもんだからよ。まったく、綺麗な顔してあきれるぜ」
原田はせせら笑った。
ひいッと夏子はのどを絞り、片脚吊りの裸身を揉み絞った。
(あなた、あなたッ、嘘ですッ……そんなこと、ああ、嘘よッ)夏子は泣き叫んだ。
「フフフ、気持ちよさそうに浣腸されている奥さんをあんたに見せてやりてえぜ。今にも気がイキそうだからな」
原田は夏子の夫に向かって言いながら、せせら笑った。
「言っとくが、これは誘拐じゃねえ。警察に届けたって女房に逃げられた恥をさらすだけだ」
もう一度あざ笑って、原田は一方的に電話を切った。
夏子はさるぐつわの下で、わあッと号泣した。黒髪を振りたくり、吊られた片脚をうねらせて、汗まみれの裸身を揉む。
(ひどい……ああ、ひどすぎるわ……こんなことって……ああ、あなたッ……)氷室はあざ笑い、さらにシリンダーを押した。
「これでますます亭主のところへは帰れなくなったな、奥さん。サンドイッチと、浣腸のことまで知られちまったんだから」
「もう亭主のことも子供のことも忘れて、牝として生きていくしかなくなったんだぜ、奥さん」
原田と氷室はゲラゲラと笑った。
運転席へもどった原田は、車を動かした。いつまでも夏子の家の前に車をとめておくのは危険だ。
「フフフ、地下室へもどったら、思いっきり泣かせてやるからな」
ガラス筒の薬液はあと五十CC、ゆっくりと入れつつ氷室はあざ笑うように言った。
車はまっすぐ氷室の店には向かわず、河川敷へ出た。平日の昼間とあって、人も車もまったく見あたらない。
「原田、ここは……」
「ここで奥さんにダメを押そうと思ってよ」
携帯電話を手に、原田はニヤリと笑った。
氷室には原田の考えていることがピンときた。
「ちょうど浣腸も終わるところだしな、フフフ」
車がとまるのとほとんど同時に、シリンダーが底まで押しきられた。
「う、うむむ……」
夏子は荒れ狂う便意にあぶら汗を噴き、車がとまったことも気づかずに、ブルブルとふるえた。さるぐつわの美貌は、血の気を失っている。
(ああ、もう……おトイレに……)
もう夏子は片時もじっとしていられない。
再び原田も後部座席へ来て、氷室とモゾモゾとズボンを脱ぎはじめたのも、夏子はすぐに気がつかない。
(おねがいッ……おトイレにッ)
ガタガタと双臀をふるわせてさるぐつわの下で叫ぶ夏子がハッとした時には、たくましい肉棒を屹立させた氷室と原田が、前と後ろからまとわりついてきた。
「う、ううむッ……」
なにをされるのか知った夏子は、うめき声をあげて腰をよじった。だが、夫にすべてを知られてしまったという絶望とショック、荒々しい便意の苦痛とに、もう気力が萎えてしまった。
後ろから原田が夏子の腰をつかんで引き寄せ、灼熱を肛門へ押しつけて、ジワジワ埋めこみにかかった。
「なんのために五百CCしか入れなかったと思ってんだ、奥さん。浣腸した奥さんの尻を味わうためだぜ、フフフ」
「漏らすなよ。原田の次は俺がぶちこんでやるからな、奥さん」
原田と氷室はうれしそうに言った。
ひいッ……と夏子はのどを絞った。
(そんなッ……待って、先におトイレにッ……こ、こわいッ……)夏子に逃れる術はない。ジワジワと貫いてくる肉棒。眼の前に火花が散った。
「うむ……う、ううむッ……」
引き裂かれるような苦痛と、今にもかけくだろうとする便意を押しとどめ、逆流させられる感覚。夏子はブルブルと双臀を激しく痙攣させた。
それに追い討ちをかけるように、氷室も前から灼熱を媚肉に押し入れた。
(そ、そんな……おなかが……ひッ、ひいッ、夏子、死んじゃうッ)前も後ろもびっしり埋められて、すべてを完全に支配された。
「さあ、楽しませてやるからな。浣腸されてるんで、ズンといいはずだぜ」
「なにもかも忘れて、うんと気分を出すんだ、奥さん。牝になりきるんだぜ」
片脚吊りの夏子の前と後ろで言うと、氷室と原田はゆっくりと突きあげはじめた。
「うむ、うむッ……う、うむッ……」
夏子の瞳からあらがいと嫌悪の色が消え、どこか焦点の定まらない妖しい炎が燃えだした。
「そろそろさるぐつわをはずしてもいいんじゃねえか。いい声が聞きたいしな」
「それじゃ牝の泣き声を楽しむか」
夏子をはさんで原田と氷室はニヤリと顔を崩した。
氷室が夏子のさるぐつわをはずした。
ハアハアッとあえぐ夏子は、すぐに堰を切ったようにあられもない声をあげはじめた。
「ああ、あうッ……たまらないッ……あう、あああ……」
「いいぞ、奥さん。もっと牝になりきるんだ」
氷室がリズミカルに突きあげつつ、あおる。
もう夏子は氷室と原田にあやつられる肉の人形となって、氷室に命じられるままに声を出した。
「あ、あう……あああ、いいッ……お、おなかが……」
「おなかがどうした」
「い、いいッ……」
めくるめく官能に翻弄される夏子は、後ろの原田が携帯電話をつかんで番号を押したのも気づかない。
『もしもし、佐藤ですが……』
すぐに夏子の夫が電話に出た。
原田はニンマリとして、受話器を気づかれないように夏子に近づけた。
「奥さん、どんな気持ちか言ってみろよ」
氷室が夏子にささやく。
「ああ、あうう……い、いいッ……夏子、狂っちゃうッ……」
「もっと言うんだ。大きな声でな」
「いいッ……太いのでしてくれるから、いいわッ……ああ、お尻にもしてくれるから、たまらないッ……」
受話器からあられもない声が夫に聞こえているとも知らず、夏子は命じられるままに声を放った。
「ああ……もう、もう、イカせてッ……夏子、思いっきり気をやりますからッ……」
原田と氷室はニンマリとした。そして原田は不意に受話器を夏子の耳に押し当てた。
『夏子ッ……夏子、なにをしているんだッ』
夫の悲痛な叫びが夏子の耳に入った。
一瞬にビクッと夏子の声と身悶えがとまった。すぐには事態が理解できない。
『夏子、夏子ッ』
だが、受話器から聞こえてくるのがまぎれもない夫の声だと知ったとたん、「ひいッ……あ、あなたッ、ひいーッ」
魂消えるような絶叫が夏子ののどに噴きあがった。


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