ボンデージリガー(bondage rigger)は、縄・革ストラップ・金属拘束などを使い、結びを計画し、ラインを通し、張力を管理し、装飾と無力化のあいだで身体を生かす側の人間である。趣味のBDSMや支配/服従、芸術としての縛り——とくに日本の縛り(shibari)と緊縛(kinbaku)——、あるいは本・映像・写真を売る商売。動機は重なってよい。金を取ったから安全になるわけではない。
ロープボトム、セルフリグ、RACK
リガーは一人以上のロープボトムやボンデージモデルと組む。自分を縛るならセルフリグ、セルフサスペンション。ボトム自身がリガーであることも多く、役割は一方通行ではない。責任あるリガーはリスクを承知した合意のキンク(RACK)を前提にする。歩いて帰れるシーンと、吊りが救急になる現場の差がそこにある。縄・革・金属は壊れ方が違う。神経を絞る縄、突然外れるバックル、一点に体重を集める金属環。サスペンションは構図の前に循環と呼吸と神経が来る。
名前と隣接語
よく挙げられる名は、日本の有末剛、乱田舞。米国のDamon Pierce、Jeff Gord、John Willie、Lee Harrington、Midori。ドイツのMatthias T. J. Grimme。隣接語は縄師、ボンデージポルノ、フェチ美術。英語圏の職名がriggerで、日本語の現場では縄師・緊縛師の方が通りがよい。地図は同じだ。誰が縛るか、誰が縛られるか/自分を縛るか、何で縛るか、そして装飾ではなく技術ある合意リスクとして扱うこと。
BDSM → 活動 → 緊縛 → 縄師











