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女性の将来なりたい職業ランキング第一位が性奴隷な世界4 駅前にいたエッチなお姉さん · 第4部

女性の将来なりたい職業ランキング第一位が性奴隷な世界4 駅前にいたエッチなお姉さん 第4部 (4/5)
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彼女もエッチに夢中すぎてキスマークを付ける時に加減はしてくれなかったらしい。

どうやら、俺の首筋にはしっかりとしたキスマークが付いているようだ。

「学校だよ、ね。明日……」

「そぉです、ね」

雫さんの顔がちょっとだけ陰る。

別にそれくらいのことで嫌な気持ちにはならない。

まぁ、蜜柑とか由利ちゃんにどう思われるかなとは思う。

嫌がられることはない気がする。

嫉妬はされるかもだけど、それで、付けたいって言うなら、どうぞって思う。

むしろ、俺は雫さんにキスマークのお返しをするか、迷う。

いや、もう、我慢の限界でチ×コが痛いからやり返せなかっただけなのだけど、そうでなかったら無防備な雫さんの首筋に吸い付いている。

ただ、彼女の服装的にキスマークなんて付けたら、隠せないから他の男にも見られるわけだ。

(あれ、それって雫さんが抱かれたって証明になるよな)わざわざキスマークまで付けられるほどエッチしたって丸わかりになるかなと思うと、他の男への牽制になるのではと首筋に吸い付く。

「うんぁ、ちょっと♡」

ちゅうぅうと吸い上げてキスマークを作る。

俺の反撃に驚いた声を上げてくれる雫さんはキスマークを付けると感じてくれているのか、微かに震えてくれる。

そうするとマ×コの締め付けもちょっとだけ緩むので、続けてしまう。

首筋だけでも五か所くらい左右両方に赤い跡を残して、唇を離す。

「……やりしゅぎ♡」

余裕があった雫さんも感じてくれたのか、震えている。

「ぁぁあ、無理」

「だしへ♡」

そこまで我慢したが、ついに限界になった。

射精すると彼女のお尻を掴んで、もっと深く繋がろうとする。

雫さんが唇を奪ってくる。

舌と舌が絡んで、相手を感じる。

うぅっと最後まで我慢しようと喉を鳴らしたと同時に射精する。

「……ぅあ♡」

「ぐぅ……」

圧倒的快感。

ヤバイ気持ち良い。

ドクドクドビュドビュと雫さんの膣内に精液が放たれる。

雫さんと抱き合っているから、彼女が射精で感じて、震えてくれているのも手に取るようにわかって、俺だけが果ててるわけじゃないことを教えてくれる。

「しゅきぃ♡ みかしゃ、しゃまぁ♡」

年上の女性に様付けされて呼ばれている。

嫌ではない。

むしろ、興奮するんだけど、なんで様付けされてるのかと気になる。

聞く気はないけど。

そんなことを考えていないと、意識が遠のきそうになる。

支える力も射精で抜けていくようで俺はベッドに倒れてしまった。

でかいベッドで紗良と洋子とは離れているから、問題ない。

だけど、俺は雫さんに搾り取られるように抱き着かれたまま。

絶頂してもなお、ガチガチにチ×コを包むマ×コ。

ようやく射精が終わってからマ×コが緩んでくれる。

「いっぴゃい♡ だしたね♡」

雫さんが身体を起こして、ちょっとだけ膨らんだ下腹部をさする。

チ×コで膨らんだだけじゃなく、精液を蓄えて、また膨らんだらしい。

どういう技術かマ×コがしっかりと閉じているらしく、精液が零れていない。

たっぷりと雫さんのマ×コに精液が溜まっている状況。

「……はぁぁ、やばすぎ」

「……まんぞく、してくれたよね?」

「してますけど?」

「まだ、かたいよ♡」

「満足は、しても、萎えないから……」

「ここまでやってもなえないんだぁ♡」

雫さんが苦笑する。

繋がったままだからこそ、俺の言葉に嘘はないと理解しているらしい。

「……じゃあ、もしかしたらそんなチ×ポも萎えちゃうようなすごい体位があるっていったらどうする?」

「なんすか、それ?」

雫さんが自信満々に言ったので、気になってしまう。

「ちょっと、まって♡」

雫さんがふらつきながら腰を浮かせてチ×コを引き抜く。

「うんぁぁあ♡」

チ×コが抜かれると閉じきれないマ×コから精液が溢れ落ちる。

「締まりすぎじゃないですか?」

「これくらいあぁ♡ できるようになるよぉ♡」

「あれ、そしたらなんでさっき?」

一回目、フェラの後の射精ではこうはなっていない。

「ふいうちだったから♡」

「不意打ちって、チ×コがでかくても射精の量は並み位だとか思ってました?」

「おもってまひた♡」

まぁ、薬の影響が残っていて、精液量が多かったのもあるのだろうけど、そういうことで上手くできなかったということらしい。

逆に雫さんとしてはリベンジマッチという気持ちなのかもしれない。

今度は本気ということだろう。

侮ることもなく全力で相手をしてくれている。

「……はふぅ、三笠様」

「はい」

「うしろから♡ 入れてくれませんか?」

うつ伏せに横になった雫さんが熱い息を吐いて、名前を呼んでくれる。

その指示に従うように彼女の背後に回る。

「寝バックって言うんでしたっけ?」

「そう言うんだ」

寝ている雫さんに覆いかぶさるようにして、挿入する。

「うぇ」

「酷い声、ですよ♡」

「ちょっと、これ」

さっきと同じでチ×コがマ×コに締め上げられる。

射精したばかりのところにこの感触はやばい。

恥ずかしいけど気持ち良すぎて、変な声が出てしまった。

「これ、してるとこっちはあんまり動けないんです♡」

「そぉなんだ」

「でも、この体勢なら激しくうごけますよね♡」

「まぁ、そうだ、ね」

ズルっと腰を引く。

目がチカチカするくらい気持ち良い。

今までと挿入の角度が違うのか、チ×コの先とかの感触が違くて、何度も腰を動かして、雫さんの中を掻き回してしまう。

「……三笠様♡」

「なに?」

余裕はまだあるらしい雫さんはもっと激しくして良いと口にしてきた。

「いっぱい気持ち良くなって、欲しいです♡」

可愛くそう言われてしまえば、我慢できるわけもない。

俺は無言で腰を振っていた。

「あっ♡」

「本当に雫さんって、エロい」

「そ、そうですかじゃあ……♡」

「そうですよ」

雫さんに求められたら応えたくて仕方なくなる。

だから、気付けば本気で腰を振っていた。

パチュンパチュンと音を立てて、チ×コが溶けてなくなるんじゃないかと思うほどの気持ち良さを堪えて、マ×コの中を擦り続ける。

どちゅんどちゅんと雫さんの奥に当たる。

そのたびに、「あっ♡」と喘いでくれる。

間違いなく感じてくれているのが分かる。

「きもちぃぃ♡」

「俺も……」

「う、れしひ♡」

振り向いてはくれないが、それはマ×コに意識を集中してくれているからだろう。

たぶん、相当、大変なことをしてくれているのか、雫さんが汗だくになっていく。

俺も快感を堪え続けて、汗だくで、二人して荒い呼吸のままに上り詰めていく。

腰を掴んで、無我夢中で打ち付け合えば、限界なんてすぐにやってくる。

「出します」

「……くだしゃい♡」

倒れ込むようにして彼女の上に覆いかぶさる。

圧し掛かったという方が正しいだろうその体勢は今までで一番深く雫さんの中にチ×コが入り込む形だ。

そこで果てる。

精液がドビュドビュって出ていくと、さすがに蓄えられないとマ×コから精液が溢れる。

「うぁぁ♡」

射精の熱で感じている雫さんは、自分のマ×コから溢れていく精液の熱さも加わって深く絶頂する。

「……イクゥうぅう♡」

雫さんはベッドに顔を伏せて、絶叫した。

紗良と洋子を起こさない配慮だったのか、本気で絶頂している声を隠したかったのか。

どちらにしても、くぐもってはいても隠しきれない嬌声とそれを裏付けるように跳ねる身体とマ×コ。

感じてもらえている実感。

雫さんをこれで完全に二回、完全に絶頂させれたということが分かった。

「好きです」

「……あぁ♡ もう、それはんそくらぁ♡」

チャラいというか、節操がないというか。

でも、好きな気持ちはあって、それを囁いて、雫さんのマ×コに最後の一滴まで精液を注ぐのだった。

十話 獲物は私の方でした

身体の中に吐き出される熱を感じながら、私は意識を手放すギリギリのところにいた。

困ったなと思った。

別にこれくらいの気持ちに折り合いをつけるのは難しくない。

人を好きになってしまった気持ちを覚えたことは今までもあった。

生まれてこの方、腐ることも壊れることもなく〝雛森〟雫として生きてきたのだから、気持ちに見切りや蓋をするのは当然できる方だ。

好きという感情に目を瞑って、蓋をして、忘れてしまう。

それが大人になるということだと思う。

でも、そういう割り切りが得意な方ではない。

忘れるために時間がかかってしまう。

壊れた玩具にご執心なお子様のように手放すのが難しい。

それに人を好きになる気持ちをコントロールできる方ではない。

親にお見合いを薦められることもあるが、相手に期待しすぎて困らせて、そんなことを繰り返せば、親は身を固めて欲しいと思っていても嫌になるのは当然だ。

せっかく、親が見繕ってくれているのに、それを自分の不甲斐なさで駄目にしている。

自分でもそれが嫌で仕方なくて、親との関係がこじれているのは分かっている。

それでも親に甘えている自覚はある。

親から離れて暮らせば良いとは思っていても、親から頼られるとノコノコと仕事を受けてしまう。

任せられた仕事を完ぺきにこなし、時々、こうやって当たりもしない男漁りを続けてきた。

そんな私は今日もそういう行きずりの男に恋をする。

あわよくばそこそこの快楽と子種を得られれば最高だと思っていた。

今回は気まぐれで危うい子たちを助けることもできそうで、万々歳だと思っていた。

その結果が、これだ。

「うん♡ あつぅ♡」

自分でもこんなに実感が伴った声を上げるとは思ってなかった。

むしろ、こんなに心から子宮で感じる熱さと全身から勝手に漏れてしまう好きという感情が止められない。

ここまで感情的になるのは、初めてオナニーを覚えて、そして、ほとんど失敗する気で、実際に失敗した初体験の時以来だと思う。

冴えないおじさんに安く身体を売った。

失敗といっても、多少の暴力を振るわれた程度で、きっちりセックスの快感を味わうことができて、まぁ、それも逆に良くなかったのだろう。

親のこととか、そういう面倒なことを気にもしない男に、媚びるだけの女というレッテルを貼られ、好き勝手された。

好き勝手されて、それが自分というアイデンティティを傷つけて、それがたまらなく生への実感を与えてくれた。

ただし、痛いのは金輪際、御免被るという確固たる覚悟も得た。

結果として、好き勝手してもいいという触れ込みで売りをしていたのだが、なかなか興味もない女に憎しみや怒りの感情をぶつけてくれる相手というのはいなかった。

そこで、自分から身体を酷使する方向に舵を切った。

デリヘル嬢のスカウトを受け、そして、奉仕することが主体のデリヘルという方向性に見切りをつけたというわけだ。

自分でもここまで拗れてやっかいな性癖、いや、自傷癖気味の愛情表現しかできないことに困っていた。

子供ができたら、愛する気ではいる。

ただ、私の母が孫をどうするのかと不安になる。

だけど、産んでみたいとも思っていて、駄目な親だと思う。

(自分が嫌で仕方ない家庭環境、新しい被害者を生むだけではないのか?)そういう気持ちがあった。

だから、精液をマ×コに注がれて、その瞬間は卵子を精子が捕まえて受精してくれと願いつつも、男がいなくなって、熱も冷めると途端に不安になることも多い。

それで体調を損ねる行為をすることもないのが、私も女だなと意識させられてしまう。

完全に外れたと分かるまで、ビクビクと身体を大切にしてしまうのだ。

女であることが嫌ではない。

ただ、無意識とはいえ、道徳的な行動をしてしまう自分という存在が変わってないと思えて、何とも言えない気分を覚えるだけだ。

(そんな風に思ってたのに……)

では、そんな大人の笑顔で隠してきた自分の本心が三笠くんとセックスをしてどう変わったのか。

いや、変わったという自発的な動機ではない。

彼に変えられた自分の心はというと、(三笠くんの子供を産みたいな♡)これである。

別に今までは『子供が欲しいな』だけだった。

誰の子でも、どんな子でも良い。

とりあえず、妊娠薬を使わずに自然受精で妊娠して、子供を産んで、母からの束縛的な助言からさっさと解放されて、お世話をしながらも、身体を売って快楽に溺れていたい。

そんな気分は最初の射精で、子宮に熱々の精液を受け止めた瞬間に壊れた。

大体の女性が性行為中は男性に好意を向ける。

それがたとえ、行きずりの冴えない男でも、見るからに暴力的で人として嫌いだったとしても、性行為をしてくれる相手は自分を妊娠させてくれるかもしれない可能性を秘めている以上、媚びてしかるべきだという感覚がある。

(いや、仕方なく媚びるなんてできない♡)

即堕ちである。

今までの数えるのも面倒なほどのセックスの経験なんて、全て消し去られた。

それくらいの衝撃である。

というよりも、これ、なまじ経験がある方が堕ちる気がする。

紗良ちゃんや洋子ちゃんみたいに慣らされていく方がまともな恋愛感情を持てるのではないだろうか。

自分みたいに経験があると、その経験との違いに頭が混乱して、意味が分からない気分のままに、快感を覚えさせられる。

覚えさせられる快感は抜け出せないほどに気持ち良い。

これまでのどんなものよりも素晴らしくて、そのうえで、彼は自分を見てくれているという感覚に心が満たされていく。

この世界の女性は基本的にいつも失恋し続けている。

そんな女性に極上の快楽とそこそこの好意的な感情を与えれば、どうなるのかという話だ。

しかも、彼は抱いた後から、向けてくる雰囲気が甘い。

勝手に唇を奪われた時に、意識を失いかけてしまった。

(ぐべら……)

その漫画のヒロインが味わうような甘さに心の中の自分が吐血しているのだが、気付いてくれるわけもなく。

彼の好意は致死量クラスの劇物だ。

恥ずかしくなるし、不安にもなる。

これはドッキリか何かなのではないか。

次の瞬間に三笠くんが「飽きた」と言って、世間一般の男と同じような態度になるのではないか。

そういう不安とともに逃がしたくないという思いも覚えるわけで、恥ずかしいけど求めてしまう。

自分から求めるのはご法度なのだが、求めてしまった。

冷静さが少しでも戻ってくると悶えるほどに恥ずかしくなる。

(私以外も恥ずかしくて、逃げてる子はいるのでは?)そんな風に同士がいて欲しいと思いつつも、心の中の自分を助けてくれる者など今はいない。

身悶えし、息が詰まるのを隠すために、無心で紗良ちゃんの相手をした。

そして、自分以外の誰かに好意が向けられている間に、どうにか心の防壁を作り直した。

私の気分的にはその防壁には『プリーズ! ファックミー♡』などと書かれている。

防壁で心を守ろうとしているが、防壁の中では『三笠くん、いや、三笠様ラブ♡』と浮かれてはしゃいでいる状況。

結局、我慢できずに防壁を中から開けて、彼に気持ちを打ち明けてしまった。

面倒くさい女ムーブを我慢できずにぶちまけて、そうしたら彼の方からも歩み寄ってくれた。

離してくれた内容はよく分からないというか、あれだけど、彼がわざわざ嘘を言うとは思えない。

だから、信じることにした。

そうすると彼の異常性がより理解できたし、こういう面倒くさい女の葛藤を前にしても、彼は離れてくれないし、離そうとしてくれない。

そして、二回目のセックス。

愛し合いたいから、愛して欲しい。

気持ち良くなりたいから、気持ち良くしてあげたい。

そんな感じだった。

いや、他にも気持ちはあるんだけど、もう何が何だか分からない。

彼を感じるだけで目の前がグルグルし、お腹がキュンキュンするのだ。

向き合って、抱かれて、射精してもらって、それで満足できなかった。

結果、私はベッドにうつ伏せになって、後ろからチ×ポをマ×コに入れてもらって、奥の奥で膣内射精を受け止めている。

ドクンドクンと跳ねあがるチ×ポの動きと、子宮で飲みきれるわけがない精液の量。

精液の熱さと濃さを感じて、それが快感になって、脳を焼く。

意識が飛びそうになるのに、鋭敏になり過ぎているマ×コからの刺激で引き戻され続ける。

(なにこれ、本当に、死ぬかも♡)

長い長い射精が終わる。

ギリギリのところにいた意識がカクンと落ちる。

それは快感の量が落ちたせい。

快感で死ぬことはないと分かっていても、そう思ってしまうほどに私は感じて、ぶつんとプラグが抜かれたテレビのように意識を手放した。

十一話 洋子ちゃんも紗良ちゃんもお代わり希望

「……お兄さん」

「あっ」

雫さんの反応がなくなって、確認してみれば彼女は意識を手放していた。

そこに静かに呼びかけられた。

声のする方を見ると洋子ちゃんが身体を起こしたところだった。

「大丈夫?」

「はい。ちょっと、違和感はありますけど……」

ふわふわ、フラフラとした洋子ちゃんはハイハイとベッドの上を移動して、近寄ってくる。

「なに?」

「キスしてください♡」

「うん?」

「……お姉さんにも紗良にもしてました」

だからしてくださいというように洋子ちゃんはキスをねだってくる。

「確かに……」

仲間外れになっていた洋子ちゃん。

さすがにそれでしないわけにはいかないと彼女の唇を奪う。

「もっと……♡」

軽いキスでは満足してくれないと思っていれば、その通りで、すぐに彼女の方から舌が伸ばされる。

それをこっちの舌で捕まえて、彼女の口の中へと舌を潜り込ませる。

深いキスに逃げようとするが、それを許す気はないと洋子ちゃんの手を掴んだ。

「……ふみゅう♡」

恥ずかしいのか、キスが良いのか、洋子ちゃんは甘く吐息を吐き出すとすぐに抵抗をやめてしまった。

あむあむと舌を甘噛みされる。

「好き?」

「キス、しゅきです♡」

洋子ちゃんは目をトロンと蕩けさせて、彼女の方からもしっかりと舌を絡ませてくる。

それがまた拙いのだけど、一生懸命なので嫌な気持ちも起きない。

キスをし続ける中で、洋子ちゃんが下腹部を押してくる。

「うん?」

「また、して……♡」

洋子ちゃんは物欲しさから手を伸ばしてきたらしい。

グイグイと押されるままに腰を引いた。

チ×コを雫さんから引き抜けば、まだ硬いままのそれを見て、洋子ちゃんが身体を擦り寄せてくる。

「できますよね?」

「できるけど……」

硬いチ×コを洋子ちゃんは掴んで、ニギニギされてしまった。

「したいです♡」

洋子ちゃんは腰を浮かせて跨ってくる。

俺はそんな彼女を捕まえる。

「良いの?」

「一回も二回も変わらないですよね?」

そう言われるとそうだけど、痛みもあるだろうという俺の気持ちを理解しているのか、洋子ちゃんは恥ずかしそうにしつつ、白状した。

「もうちょっとで、気持ち良くなれそうで……」

「うん?」

そう言われても反応に困ってしまう。

だって、彼女は絶頂していたはずだ。

「イッちゃったのはイッたんですけど」

「そうだよね?」

「中が気持ち良い感じが掴めそうで……」

恥ずかしそうに洋子ちゃんが言った内容をかみ砕いて、飲み込む。

「もしかしなくてもチ×コで中を弄られるのが……」

みなまで言わずともこの言葉で洋子ちゃんはコクリと頷く。

なるほどと俺は口にした。

「俺が動くと辛いかな……」

「そ、そんなことはないと思いますよ?」

そう言いつつもどこか期待している雰囲気。

「じゃあ、洋子ちゃんが動いてよ」

俺は彼女の手を掴んでしっかりと俺の上に跨らせる。

洋子ちゃんがしたいことは俺のチ×コで気持ち良くなりたいのだ。

求められているのはディルドと同じだ。

恥ずかしそうというか、凄く失礼なことかもしれないとでも思っているのだろう。

ただ、洋子ちゃんは快感を求めてしまっている。

スイッチが入っているのだと思う。

牝の本能に浮かされるように俺に手を引かれて、するりと腰を下ろして、反り返ったチ×コをマ×コで咥えこむ。

「あぅ、おおきぃい♡」

ゆっくりと腰を下ろして、チ×コを咥えこんだ洋子ちゃんは腰を落としきれずに膝立ちで止まった。

奥まで届いたらしく、さっきと同じくお腹にはぷっくりとした膨らみができていた。

「うごきます、から♡」

さすがに洋子ちゃん自身も俺を満足させるべきだという気持ちは持ってくれていたらしい。

一言断ったとばかりに腰を動かし始める。

拙いとはいえ、エッチに腰を振って、チ×コをマ×コに飲み込んでは吐き出す姿は一端の牝のそれだった。

「上手だ」

「あ、りがとぉ、ごじゃいましゅ♡」

チュプンチュプンと水音をたてながら、洋子ちゃんは悶える。

「あっ♡」とか「あん♡」とか可愛らしい声を漏らし続けながらも、快感を欲して腰を振る。

きつさと緩みが良い感じになってきたと感じた頃には、洋子ちゃんは手を伸ばしてきた。

「イキ、そぉ♡」

幼いとかそういうことは関係ない。

快感に蕩けて、発情した牝が果てそうになっているだけだ。

声も雰囲気も女でしかない。

そんな彼女を抱きしめて、唇を奪う。

「ふみゅう♡」

唇を奪われれば、目を瞑て、嬉しそうに鼻を鳴らし、舌を絡め合う。

そうしていれば、彼女の限界が近いと分かる。

上半身が震え、それに連動するようにチ×コへの締め付けが変わる。

「うんんんんぁ♡」

洋子ちゃんは奥まで飲み込むように膝立ちをやめた。

腰が落ちて、チ×コが彼女の入るギリギリのところまで入り込む。

「くぅうぅう♡」

苦悶の声を漏らしているのだが、洋子ちゃんは気持ちよさそうに口元が緩んでいる。

「これ、すきっ♡」

彼女の体重を支えているのはチ×コになっているのか、チ×コの先で感じる熱量と感触が生々しい。

熱いし、柔らかいような、硬いような、それに壊れそうだ。

腰を引こうとしたが、それを許さないと洋子ちゃんの抱き着きは激しくなる。

「もっと……♡」

誘うように洋子ちゃんが耳元で囁いてくる。

上り詰めているはずなのに、洋子ちゃんにとってみれば、強すぎる快感を貪っているのだろう。

だからこそ、意識を手放せない。

極上というか危険な快感に操られるように洋子ちゃんが動き出し、キスしてくる。

蕩け合うように舌を絡ませる。

「うん……」

鼻を鳴らしてしまったのは息継ぎも大変なほどにキスが激しいこともそうだけど、締め付けが変わったからだ。

全体的に締め付けが強くなって、そのくせ、リズミカルに絞ってくる。

キスは止まらない。

そして、チ×コは気持ち良くさせられる。

初めてだよねと俺が驚いている間に、洋子ちゃんによって、もりもりと射精の限界まで押し上げられてしまった。

「でそぉですかぁ♡」

息も絶え絶えなのに、妖艶に微笑んだ洋子ちゃんが自分のお腹を撫でる。

それは自分の中にある俺のチ×コを外から確認するような格好だった。

「あぁ……」

「また、だして……♡」

しがみつくように身体を密着させた洋子ちゃんがまたもや腰を振り出した。

それは激しくて、締め付けと動きによって、一気に我慢ができなくなる。

「ほら、だし、へぇ♡」

容赦なく、搾り取るんだという雰囲気。

洋子ちゃんは身体を無理矢理動かしてくれる。

マ×コでチ×コを扱く。

腰を振り出すだけではなく、しまいには全身を使って、扱いてくれる。

「くぅ……」

視界から見える情報がエロ過ぎて、興奮が募る。

一生懸命に動く洋子ちゃんとか、光景的にアウトでしかない。

この世界では問題がないとしても、自分の中の倫理が削られていく。

「だして、せいえき♡」

そして、そんな洋子ちゃんは射精を求めてくれているわけで、興奮しないわけがない。

「出すから」

「あぁぁんんん♡」

俺は我慢の限界を伝えたのだが、洋子ちゃんは限界を超えて動いていたのか、身体がいうことを効かないらしく、痙攣するように緩々と腰を振っていた。

その緩々とした動きで腰を浮かしたせいで、ギリギリまで引き抜いていたチ×コが彼女のマ×コから抜けてしまう。

「うぉ……」

「あぁぁんん♡」

それが二人してトドメになった。

解放されたチ×コからビュルルルっと精液が放たれる。

もったいないとかそういう気分はあるが、残念ながら、二人して絶頂していた。

ベッドに降り注ぐ精液もあるが、抜けたと同時に洋子ちゃんは前に進んできたせいで、彼女のふにっとしたお尻の隙間にチ×コが入り込んでいる。

その柔らかさと温かさにチ×コが震え、そして、反り返っている以上、射精は洋子ちゃんの背中にべちょべちょと降りかかっていた。

精液の匂いが強くなる。

それを俺は少しだけ不快になるのだが、洋子ちゃんはむしろ逆に嬉しそうに身体を震わせている。

「すご、い……♡」

背中に降り注ぐ精液を浴びるたびに絶頂している洋子ちゃんがビクンビクンと震える。

射精が終わるまで震えは止まらない。

ようやく射精が終わると「はふぅ♡」と一声上げた洋子ちゃんがぐったりともたれかかってくる。

「洋子ちゃん?」

「…………すぅ」

寝てる。

安心したのか、絶頂して疲れたのか、洋子ちゃんは意識を手放していた。

暖かくて、小さくて柔らかい彼女の壊れそうな身体を抱きしめたまま、少しの間、途方に暮れる。

そうしたら、音もなく後ろから手が回ってきた。

「おぉ……」

ドキリとした。

本当に気配がなさ過ぎて、視界の後ろから細くて、小さい腕が首に回ってきて、背中に違う温度の人肌を感じた。

「仲間外れ、嫌です」

「紗良ちゃん?」

雫さんもまだ眠っている。

だから、必然的に視界の外にいた紗良ちゃんが背後に回っていたのだと理解できたが、それも声を聞くまで忘れていた。

そのことに怒っているのかと思ったが、そういう雰囲気ではない。

「二回目、してください♡」

紗良ちゃんはどこか気だるげな声音でありながら、そう告げてくる。

「して欲しいの?」

「して欲しいです……♡」

そうは言ってもここまで元気がない声なのに無理をしているのではという気分になる。

「だいじょうぶ、ですよ……」

「本当に?」

紗良ちゃんは俺がなかなか動き出さないからしびれを切らしたのか、身体を擦りつけてくる。

細く、幼い体であっても、擦りつけられると柔らかさとか、硬くなった部分がアクセントになって、快感を覚える。

「お願い、して♡」

わざと口調を短くした紗良ちゃんの言葉にドキリとした。

理由はその声が妖艶に聞こえたからだ。

気だるげな雰囲気に耳元で囁く声。

合わさった結果だとは思うが、物凄く大人っぽい声で誘われている感じがしたのに、それを言ったのは紗良ちゃんなのは間違いない。

ギャップ。

いや、落差というべきか、よく分からないが、俺はそのおねだりにムラッとしてしまった。

「だ、め?」

駄目押しのその言葉に俺は優しく洋子ちゃんをベッドに寝かせると、そのまま腕を取って俺の前に移動するように紗良ちゃんを誘導する。

「うんしょ……♡」

紗良ちゃんは足腰が立たないらしく、這いずるように俺の前に回り込もうとする。

それがもどかしくかった。

だから、手を離して、俺は立ち上がって、逆に紗良ちゃんに向き合う。

膝立ちになって、こちらを見上げる紗良ちゃん。

気だるげな声と同じで身体は悲鳴を上げているのか、紗良ちゃんは緩慢にしか動かない。

初エッチでそうとう堪えているらしいのだが、その瞳は熱く蕩けていて、もっとして欲しいとねだっている気がする。

「あっ……ごめんなしゃい♡」

俺が立ち上がった理由がもどかしいからだと気付いたのか、一言謝ると紗良ちゃんは自らベッドに寝転がる。

仰向けになるつもりが足が上手く動かせないのか、倒れても曲げたままだった。

「……うんぁ」

少しだけ苦しそうな表情にすぐに足を持ち上げて、伸ばしてあげる。

「……ありがとうございます♡」

やっぱり無理なんじゃないかなとは思いつつ、足を持ち上げると本当に力が入らないのか、紗良ちゃんは俺の手の動きにされるがままだった。

「うーん……」

してあげたいとは思うが、無理をさせたいとは思っていないのだ。

この状況では無理をさせるだけなのではと思った。

「やめないで……♡」

そう思っていたらウルウルとした瞳で紗良ちゃんが俺を見つめてくる。

年下の女の子の弱々しい瞳。

それを向けられるとドキリとしてしまうのは仕方ないと思うが、その視線が訴えるのはして欲しいという意志だけだ。

「でも、ね……」

「だめ、なんです……」

「なにが駄目なの?」

切羽詰まったような紗良ちゃんの言葉に俺は首を傾げてしまう。

「からだ、うずいて、きもちよくなりたくて♡」

そう言いつつ、紗良ちゃんは自分からマ×コを開く。

たっぷりとだした精液が逆流して、零れ落ちるマ×コはそれだけではなく、物欲しそうに忙しなくパクついていた。

「おくが切ないのぉ♡」

泣き出しそうな声で訴える紗良ちゃん。

どういう理由か知らないが、満足できてないということらしい。

恥ずかしいのか、確実に身体を赤らめる紗良ちゃんは本当に苦しそうな雰囲気を醸し出していた。

「辛かったら、言ってね」

俺としてはその懇願に理性が焼き切れた。

可愛いのだ。

物凄く快感に酔った紗良ちゃんがエッチを求めている。

仕方ないなとチ×コをマ×コに当ててあげるだけで、面白いように身体を跳ねさせる。

紗良ちゃんは相変わらず足に力が入らないのか、俺が持ち上げることに無反応だった。

そうして、ジュプリと音を立て、紗良ちゃんのマ×コに再挿入する。

「あぁぁ……♡」

奥まで入り込んでいくチ×コに紗良ちゃんが嬉しそうに喘ぐ。

洋子ちゃんと同じで完全に入ることはないにしても、二度目だからか抵抗らしい抵抗もなく入る限界まで紗良ちゃんのマ×コはチ×コを咥えこんだ。

「すごぉぉ♡」

刮目して、紗良ちゃんは繋がった部分を見ている。

「奥が切ないんだよね?」

「はい♡」

恥ずかしそうにしつつも切ないという言葉の通り、紗良ちゃんは腰を微かに動かし、奥での刺激を堪能している。

それは微かだけど連続でしている俺にとっては割と気持ち良すぎた。

もちろん、それだけで即射精とはいかないし、若干のもどかしさを覚える快感だった。

「……もっとぉ♡」

俺は動かないでいた。

それは紗良ちゃんが本当に限界だったら危ないかもしれないという気持ちがあったからだったが、どうやら大丈夫そうだ。

「激しくして欲しい?」

微かに身体を動かすだけでは満足できないらしい紗良ちゃんは俺の言葉にコクコクと頷く。

「強めにして欲しいのか、強烈なのどっちが良い?」

俺はちょっとだけ期待しつつ、そう紗良ちゃんに問いかける。

「きょ、うれつなのが良い♡」

そういう返答かなと思う通りに紗良ちゃんが求めたのは強烈なのだった。

「そっか……」

俺は紗良ちゃんの足を腕で絡めながら彼女の腰を掴んで、そしてベッドから立ち上がった。

「ひゃぁぁあ♡」

一息で抱き上げられた紗良ちゃんが悲鳴まじりの歓喜の声を上げる。

「これぇ……♡」

駅弁の体位をしてあげる。

奥が切ないと言うなら、これ以上最適な形はないだろう。

「うん」

俺は一つ頷いた。

キツイだけで気持ち良くならないとか、少しでも問題がありそうならすぐに下ろしてあげるつもりだったのだが、そんな俺の考えを無視するように紗良ちゃんのマ×コはキュンキュンとチ×コを締め付けてくる。

というか、彼女の中はとっろとっろに溶けていて、全然締まりがないというか、緩い。

担ぎ上げた足の体勢でどうにか締まっているとか、そういう雰囲気になっているだけだ。

「苦しくない?」

俺は悶えて言葉を発せていない紗良ちゃんに問いかけた。

首を横に振った紗良ちゃん。

あわあわと口をわななかせているというのに、どこか嬉しそうだ。

「これ、すき、です♡」

全身を微かに震わせながら、紗良ちゃんは苦しげに喘ぎつつ、そう言った。

「好きなの?」

苦しそうだというのに、この格好がすごく好きだという風に目を細めて、堪能しているように見える紗良ちゃんに俺は訝しさを覚えた。

無理をしているなら、問答無用で止めるべきだという気持ちがある。

イケイケで紗良ちゃんを持ち上げておきながら、そんな日和った考えを持ったのは、彼女に入れたチ×コが奥の奥まで届いて、そして、さらに奥まで入り込めそうな感じがあるからだ。

細い腰というか、お腹にはポッコリとチ×コの影が浮いている。

これは視覚的に征服欲を満たしてくれるのだが、それはそうとして、紗良ちゃんに無理をさせているというのがダイレクトに見えてしまう。

しかも、彼女を抱き上げていて、チ×コで彼女の体重を支えているような格好だ。

痛みとかを覚えても無理はない。

そのはずだというのに紗良ちゃんは口を開き、涎を垂らしながら、恍惚としている。

「うご、いてぇ♡」

その言葉に急かされて、腰を振る。

いや、腰を振るというよりも紗良ちゃんを動かした方が楽なのではと力任せに彼女を掴んだ腕を動かす。

「す、しゅごぉおひぃ♡」

腰を打ち付けるのではなく、優しく、でもしっかりと彼女を持ち上げてチ×コで彼女のマ×コを蹂躙する。

狭い膣内のために締まりが悪くてもチ×コはミッチリと埋まって、そのために抽送でチ×コが動くたびに彼女は簡単に強い快感を与えられるらしい。

「これ、すごしゅぎひぃ♡」

落ちないようにと弱弱しく俺に抱き着く紗良ちゃんはすぐに震えあがって、絶頂を繰り返すようになった。

「とま、ひゃないでぇ♡」

少しでも動きが遅くなるとそう言われてしまう。

軽いとはいえ、女の子を腕の力だけで担いでいるので、段々と力が入らなくなっていく。

それと比例するように汗ばんで、息も上がり、そして、射精の限界も迫ってくる。

「くぅ……」

重量挙げをしているというか、そういう感じに身体が火照る。

気付けば、紗良ちゃんのマ×コはいい塩梅にチ×コを締め付ける程度には回復したのか、絡んでくる肉壁が気持ち良くなってくる。

「おに、いしゃんん♡」

飛びつくように紗良ちゃんが身体を浮かし、俺の首に手を回した。

「うぉ……」

突然のことにバランスを崩しそうになり、たたらを踏む。

「ひゃぁぁああぁぁ♡」

しがみつかれてしまった。

足も腕も紗良ちゃんが力一杯に抱き着いてくる。

それもそのはずで、俺の片手が滑って彼女の支えがとれたのだ。

落ちると思ったのか、いや、それよりも限界を超えて入り込もうとしたチ×コを恐れて、腰を浮かそうと少しでも密着しようとしたのか分からないが、それは生理反応的な強さがあって、締め付けは過去一番強かった。

「あっ……」

その締め付けの強さに負けて、搾り取られるように射精した。

カッコ悪いとか、そういうことよりもお互いに目を白黒させるほどの快感とか衝撃があって、呻きを上げながら絶頂する。

「こへぇえええ♡」

下を向いて、繋がっている部分を確認する紗良ちゃん。

ポッコリと浮き出たお腹に映るチ×コは射精でビクンビクンと跳ねまわり、そして、繋がった部分からは入りきらない量の精液が吐き出される。

さすがに腕の限界だったので、押し倒すようにベッドの空いたスペースに倒れた。

バフンとベッドが弾む。

そのまま、俺は紗良ちゃんをベッドに沈めたまま、枷が外れたように射精を続ける。

「………っ♡」

紗良ちゃんは俺の下敷きになって、ベッドに沈んで、声もほとんど聞こえない。

いや、微かに聞こえるけど、そんなことはどうでもいい。

後から後から、ドロッとした塊のような熱がチ×コの先から出ていく。

腰が震える。

疲労困憊だ。

腕も足も腰も重い。

「やりすぎたかも……」

俺はそう言うしかない。

力が抜けて、身体がフワッとする。

「……そ、んにゃおをないへしゅ♡」

そのフワッとした感覚のまま、意識が薄れる瞬間、紗良ちゃんの蕩けつつも嬉しそうな声が聞こえた気がした。

十二話 眠っている間に

「……うんん」

なんというか凄く気持ち良い。

(いや、快感ではなく、なんというか身体全体が溶けるような、あっ、これお風呂に入っている?)意識が徐々に浮上する。

そして、目を開ける。

(どこだ、ここ?)

「おや、やっと目が覚めたかな?」

「雫……さん?」

「お兄ちゃん」

「三笠さん」

目覚めて目に入ってきた情報は見知らぬ場所だった。

ただ、不安を覚えるよりも先に身体に密着している誰かの感触に安堵した。

「随分、疲れてたみたいだね」

雫さんの言葉に頷く。

「うん、自分でもびっくりした」

まぁ、連続で三人の相手をしたとなれば、疲れもすると思う。

「まずここは、さっきまでいたラブホじゃない」

「だよね」

あのラブホはコンビニ型で一部屋でベッドしかない感じのヤリ部屋って感じだった。

お風呂は完備されてなかったのだから、ここは違う場所なのだろうというのは理解できる。

「あの後、カウンターから連絡というか安否確認があってね……」

「安否確認?」

「私たち、全員寝ちゃってて……」

「御厨さんがとても心配してくれてたんですけど、確認すると邪魔しちゃうかもって、かなぁり待ってくれてたんですけどね……」

雫さんはまず俺が周りを見て、不安そうにしていたので、俺に移動したことを伝えようとしてくれた。

そこに紗良が俺が寝てる間のことを説明しようとして、不穏なフレーズに聞き返すと、洋子も加わった。

視界は三人の顔で埋め尽くされた。

みんなが話しかけてくれるから、周りへの興味も薄れてしまった。

「それで?」

「結局、三時間を過ぎてもうんともすんとも言わないから、もしかしてと我慢できずに内線を鳴らしてくれてね」

俺が話を促すと雫さんが話し出す。

「私が起きて、出ました」

紗良ちゃんが内線に出てくれたというのだが、「うん?」

俺は首を傾げた。

最後の記憶では俺が紗良ちゃんを押しつぶしていたはずだ。

そんな俺の反応にそっと目線を外した紗良ちゃん。

「凄すぎて、ずっと起きてました……」

恥ずかしそうにそう言われて、固まる。

なにが凄かったのかと聞きたいが、どうしたものかと思う。

「みんな起きないから、私が頑張って、這い出て……」

「そうだったんだ」

その時のことを思い出したのか、紗良ちゃんは顔を真っ赤にする。

しかも、紗良ちゃん以外全員が深く寝ていたということらしいので、仕方なかったのかもしれないが、ちょっとだけ罪悪感を覚える。

「寝起きで声が出なかっただけらしかったんだけど、紗良の声が死にそうに聞こえたらしくて……」

洋子ちゃんが苦笑まじりでそう言った。

「御厨が部屋に飛び込んできて……」

雫さんも申し訳なさそうにしている。

「……あまりの惨状に腰を抜かしてましたね」

同じく苦笑を浮かべる紗良ちゃん。

「悪いことをしたね」

「あははは……」

「それは……そうですね」

俺は起きた記憶がないからその時のことが分からないが、本当に凄いことになっていたのか、三人は苦笑を浮かべるだけだった。

どういう意味で腰を抜かしていたのか、気になる。

気になるがそれを知ると面倒な気がしたので、とりあえず納得しておく。

「それで、まぁ、時間の延長でも良かったんだけど……」

「延長?」

できないはず、いや、できたんだったかと思い直す。

「夕方になっていたから、あれ以降に部屋が満席になることもないからね。日中なら回転率も高いから商売になるけど」

「そういう意味ね」

今日は日曜日で、その夕方となれば、客足は遠のくのは当然のことだ。

「だけど、清掃とかそういう話もあったし……」

「あったし?」

「あのまま、ベトベトなままでいるのも後悔するだろうから、移動したんだ」

「なるほど」

「お兄ちゃん、起きないからちょっと大変だった」

「まぁ、別に問題もなかったけど」

雫さんが移動を提案して、紗良も洋子も受け入れたらしい。

問題は俺が起きなかっただけだ。

「お金……」

「ラブホのかい?」

「そうそう」

「過分にもらっていたから、それを使ったよ」

「……あぁ」

確かに雫さんに渡した金額を考えれば、そう使われても文句は言えない。

「それで、ここは?」

「あぁ、駅前のホテルだよ」

「駅前のホテル……」

そう言われて考える。

ようやく、意識がはっきりしてきて、周りを確認し直す。

駅前にはラブホ型のホテルもあるにはあるが、あっちはこんなおしゃれな雰囲気ではないだろうと思う。

「お風呂……」

「あぁ、寝てたから寝かしておこうかと思ったんだけど、さすがに君も酷かったからね。多少、無茶かなとは思ったけど四人で入ることになったんだ」

「綺麗にしましたよ」

「うん、三人で……」

そこまできて、ようやく、お風呂に入ってるなと思って口にすれば、そんな返答。

どうやら、俺は彼女たちにされるがままに綺麗にされたらしい。

「全然、起きなくて、違う意味で心配もしたんだけど……」

「疲れて寝てただけ……」

「信じていいのかな?」

「たぶん?」

「……君自身も体調に自信が持てないというのなら、次に呼ぶべきは移動用のタクシーじゃなくて、救急車かな」

「……かもなぁ」

それだけの心配をかけていたということでもあるが、雫さんの本気の言葉に洋子が神妙に頷く。

黙っているけど、紗良もじっと俺を見つめていて、本当に大丈夫ですかと問いかけてくる。

「もう少し、休んだら大丈夫になるよ」

「本当ですね……?」

「そういう嘘はつかないよ」

俺の言葉にみんながホッとした表情を浮かべる。

「じゃあ、今日はこのまま皆で泊まっちゃおうか」

「いいんですか?」

雫さんの発言に俺は問いかける。

「いいよ。まぁ、可愛い妹たちと仲良くしたいし、それに味気ないじゃないか。良いホテルに一人だけ泊まるのは」

「妹?」

「竿姉妹だよ」

ニヤニヤと雫さんが二人を見ながらそう言った。

「お姉ちゃんかぁ」

「あら、嫌かい?」

雫さんの言葉に洋子ちゃんが何とも言えない表情を浮かべる。

「嫌なんじゃなくて、自分より上の立場の人がいなかったから反応に困ってるだけですよ、きっと」

「紗良、そういうことは言わなくていいことだと思う」

そんな冴えない洋子ちゃんの状況をさらりと言い当てた紗良ちゃんに洋子ちゃんはちょっと面白くなさそうだ。

「……家だと弟のお守りをしているので、なんというか、姉って言われてもどうしていいのか分からないです」

素直に自分の口で説明した洋子ちゃん。

「私は一人っ子なので、お姉ちゃんができるのは嬉しいですよ」

屈託なく紗良ちゃんは微笑む。

「まぁ、紗良はどっちかっていうとそうだよなぁ」

「なんですか?」

どこか納得というか、ホッとした表情を浮かべる洋子ちゃん。

その表情を受けて、どこか不満そうな紗良ちゃん。

「それで君は大丈夫そうかな?」

雫さんに体調を確認される。

「大丈夫ですよ?」

だいぶ、疲労は抜けてきている。

とはいえ、素人判断だから、自信はない。

だいぶ眠っていたということだから、危ないのかもしれないが、疲労以外の感覚はない。

「まぁ、温まっただろうから、上がろうか?」

「ですね」

「はい」

雫さんの言葉に三人が動き出す。

俺も立ち上がろうとして、ふらついてしまう。

「おっと……」

「寝起きだからね」

ふらついたことで、本当に体調が悪いのかと思ったが、雫さんに支えられて歩き出せば、すぐに問題なく歩けた。

頭がふわふわするのは、少し逆上せているからだろう。

四人で浴室から出る。

「……」

「どうかしたかい?」

「なんか、すげえ高級感を感じるんですけど……」

「あぁ、まぁ、その、ね」

浴室から感じられたのは、高級ホテルの雰囲気。

由利ちゃんの家を思い出したので、間違いないと思う。

「お兄ちゃんは駅前のヒョウドウホテルって知らない?」

「……それって、あのヒョウドウリゾートの?」

「そうそう」

バツの悪そうな雫さんを半ば無視する勢いで、紗良ちゃんが俺の疑問に答え、俺がここがどこかを理解しての問いかけに洋子ちゃんがにこやかに頷く。

「なんでまた……」

「……かなり汚れていて飛び込みで受け入れてくれそうで、しかも、サービスが良いところを考えたら、ここかなって」

「だとしても……」

「……別に貯まっていたマイルでやりくりできるから、気にしなくていいんだけどね」

そうは言われても、だ。

今度は俺の方がいい思いをしすぎている。

「えぇっと、服は?」

とりあえず自分の服を探す。

「あぁ、全員もれなく服が汚れていてね。サービスのクリーニングに出しているよ」

だからと言って、手渡されたのはバスローブ。

「ごめんね」

「何がだい?」

「どうしたの?」

「あぁ……っと、お兄さんが謝る必要はほとんどないですよ」

洋子ちゃん以外の二人が俺の反応に首を傾げているが洋子ちゃんは首を横に振る。

「みんなの服が汚れたのは間違いなく雫お姉さんと紗良のせいだから」

「……というと?」

二人がぎくりと固まって静かに洋子ちゃんを見る。

「いや、隠しておけるけど、それは駄目でしょう」

なんというか弟がいるという洋子ちゃんが一番お姉さんっぽく二人を諭している。

その光景は微笑ましいのだが、全員湯上がりで全裸だということで、なんというかエッチな雰囲気というか、変な倒錯感を覚える。

「お兄さんを抱え上げる時にバランスを崩して、汚れたベッドにひっくり返しました」

「「……ごめんなさい」」

「あっ、いや、俺も寝てたので別に……」

起きないそこそこ体格の良い方の俺を担ごうとしてひっくり返ったというなら、それは俺にも責任があると思う。

移動する必要があったうえで酷かったということは分かったが、それで凄く良いホテルに連れ込まれていたという点だけは飲み込めない。

「あぁ……もしも、気にするっていうなら」

俺の表情と態度を見て、雫さんが気を取り直したよう、話し出す。

「うん」

俺はそんな彼女の言葉を大人しく聞く。

「今度、私のバイトの手伝いをしてくれないかな?」

「そんなことでいいの?」

バイト程度のことなら別に問題はない。

というか、それを口実に関係を続けれれば良いなと思っているので、俺としては悪くない提案だった。

「お兄ちゃん……」

「お兄さん……」

紗良と洋子が胡乱げな視線を向けてくる。

俺と雫さんがそこそこ良い雰囲気になっていることにしびれを切らしたのか、彼女たちは近くにあったバスタオルを広げて、俺を拭いてくれる。

二人は俺を拭きながら自分たちの水滴もタオルに吸収させていく。

「はぁ、君は本当に……」

「なに?」

三者三様というか、三者二様だ。

嬉しそうだけど頭を抱えている雫さん。

俺の態度に不満そうにしている紗良と洋子。

「……いっそ、外堀埋めようかな」

「駄目、ですよ」

「それやったら、いくら雫姉さんでも許さないから」

「……分かってるよ?」

さっきは姉という部分に引っかかっていたような雰囲気だった洋子ちゃんが自然と「雫姉さん」と呼んでいることに本人以外が反応してしまう。

「どうかしました?」

「いや、なんでもない」

「そうだね」

「これが洋子ちゃんの可愛いところです」

俺と雫さんが驚いている中で紗良ちゃんだけがニコニコしている。

当の本人は自分が言ったことに気付いていないっぽい。

「まぁ、お姉さんの気持ちも分かるから困りますけどね」

「紗良の言うとおりだよな……」

「なんか、ごめん?」

それはそうとという感じで、紗良ちゃんが雫さんの発言に反応すると、なんか雰囲気変わったよなと不思議そうにしていた洋子ちゃんが気を取り直して同調する。

どう聞いても俺の話だろうから、それに合わせて謝罪を口にした。

三人が大きく溜め息を吐いた。

三人とも俺の反応で溜め息を吐いたようで、俺は何も言えなくなってしまった。

怒っているというよりは呆れているという感じだが、仕方ないなと思われている雰囲気もあって、どうしたものかと思ってしまう。

「とりあえずご飯にしようか」

「ご飯……」

「……あぁ、食べたい、です」

元気よく紗良ちゃんが声を上げて、さすがに厚かましいかと尻すぼみに声を落とす。

「……そういえば今って、何時ですか?」

「午後七時くらいだね」

雫さんが応えてくれる。

「もうそんな時間?」

「かなりぐっすりだったんだよ」

問いかけてみれば、しっかり寝てしまっていたらしい。

「時間とか大丈夫なんですか?」

女性の将来なりたい職業ランキング第一位が性奴隷な世界4 駅前にいたエッチなお姉さん 第4部 (4/5)
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