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堕ちる 特別編 改訂新版 · 第1部

堕ちる 特別編 改訂新版 第1部 (1/5)
次の話

本作品はすべてフィクションであり、実在する人物・地名・団体とは一切関係ありません。また、特定の個人、団体、宗教、人種、性別などを誹謗中傷する意図はありません。

あんぷらぐど SM雑誌に「仲ゆうじ」名でSM小説を執筆して作家活動をスタート。その後、作家活動は休止し、編集の仕事に携わる。ネットでは「ふにゃふにゃ」「あんぷらぐど」名で小説を執筆。タブーなき性愛の世界、特にSMに代表される支配する、支配される愛の表現を追求。二〇一一年より独自レーベル「荒縄工房」を立ち上げ、オリジナル作品を書き続け、同人DL、アマゾンキンドルで発表中。東京在住。

人間を捨てた日

11

月

22

日(水)

私は、今日まで人間の女として仕事をさせていただいていました。

昔から、私の中には私に命令する人がいて、私はミスをしたり失敗をすると自分を罰してきました。

それがいまでは、すっかり毎日のことになって、計画性も出てきて、かなり前から「今度はああいう目に遭わせよう」などと考えるようになっていったのです。

そして今日。思った通り、私は恥ずかしさをこらえて思い切ってある男性に告白したのですが「そういう気持ちはない」と断られました。

もし受け入れられていたら、これまで犯したさまざまな罪が一度に許されるはずでした。

ですが、断られたときは……。

失敗した罰は、これまでになく重いものでなければなりません。それは……。

人間であることを放棄すること。

すでにこれまでの罰の一貫として、私はワンルームマンションを引き払って、六畳一間の安いアパートに移っていました。

殺風景な部屋ですが、必需品である等身大の鏡が二枚、あります。私はその鏡の中に映る女を罰しているのです。

決めた通りにしなくてはいけません。

OLとして身につけていた装身具をすべて取り、化粧もほとんど落としました。

裸になります。

過去に告白に失敗したとき、私は自分にこう命じたのです。

「一生、恥毛をはやしてはいけない」

剥き出しの醜い陰部からとろりとした液体が流れて太ももの内側を伝っています。

私の陰部はこれまでの恥ずかしい罰のせいで、とても醜いのです。毛を剃ってツルツルにしていてるので、痛めつけた傷跡がはっきり見えます。中側のいつもヌルヌルの小陰唇は、いろいろしたために砂出しをしているときのアサリのように、だらしなくリップが外に飛び出しています。

どれだけ罰を与えても常時、汁気が多いせいか、それともさまざまな摩擦や虐待のせいか、色素が濃くなってしまい、黒ずんでいます。

「本当にいやらしいな。だから振られるんだ。おまえは女としての値打ちもないんだ。今日からは、念願どおり、公衆便所と名乗れ」

そう命じていただき、私はそれほど大きくない乳房の下から下腹部にかけて、太い油性ペンで「公衆便所」と新しい呼び名を身体に書きました。

二枚の鏡を使うと、ちゃんと読めるように見ることができるので、下手ですが、なんとか書くことができました。

「所」の部分は左右の太ももと陰部にまでかかっています。

黒々とした文字に体が犯される感触……。

「その文字が自然に消えるまで、この罰は終わらない」

極太の赤い油性ペンにコンドームをかぶせてお尻に押し込みます。そう、私の穴は罰のために拡がってしまい、コンドームのわずかな潤滑だけで、すんなり入ってしまうほどです。

「毎日浣腸せよ。浣腸以外の排泄はしてはいけない」

社会人になって一人暮らしをして自分にそう命じていました。希望の就職に失敗し、望んだ職種にもつけず、夢に描いたお給料よりも低く……。おまけに仕事で些細なミスばかりしていたからです。

お尻への罰はしだいに激しくなり、浣腸をしたあとは、ゴミ置き場で拾ったゴルフボールを二個入れることも命じられていました。

捨てられていたボールですから、大きな傷がついていて、それが粘膜を傷つけ、しかも不衛生ですが罰である以上、やるしかありません。

お尻の穴はだから、それぐらいなんともないのです。

鏡の中の自分は、こうして、淫乱で汚い女へと成り下がっていきます。

陰部にはローションの入った小瓶を、コンドームをかぶせて押し込みます。罰を受ける毎日なので、男性経験はなく、異物経験しかありません。

昨年、自分で誕生日をお祝いして買ったフェイクファーのコートを着ます。袖も丈もゆったりしていて、男性にも着ていただけるサイズです。暖かく、とても気に入っていますが、今日でそのコートともお別れです。

近くにある公園にはホームレスが三人、住んでいました。以前からその中の一人、変化し裾がぼろぼろになっているキルティングのコートを着たおじさんに決めていました。

裸の上にコートを羽織っただけで、夜の公園に行きます。冷たい風が吹いています。今日で終わりなんだ、と思いながらそこに立っていました。

どうしようかと思っていると、気持ちが通じたのか、おじさんが小屋から出てきて、トイレに入りました。男性用の小便器が三つ、誰でも使える少し大きな個室が一つあります。

小便を終えて戻ってきたおじさんに、思い切って声をかけました。

「すみません。このコート、受け取っていただけませんか?」

声が出ません。もう一度言いました。

「え?」

おじさんはコートに手を伸ばします。私の乳房に当たります。

「いいねえ、暖かそうだね」

「はい。差し上げます。いま、おじさんが着ているコートと交換してください」

「へえ。いいの?」

「よく見てください」

おじさんを街灯の下へ誘導します。そしてコートを脱ぎました。

「はあ」

驚いたような声をあげています。おじさんは歯がほとんどなくて、残った数本も真っ黒です。

「私は『公衆便所』と申します。どうか、コートを取り替えてください」

「いいよ」

おじさんは汚れたキルティングを脱いで、私のフェイクファーのコートを羽織りました。

「こりゃいいや」

「もう一つお願いがあります」

「なんだ」

私はおじさんにお尻を向け、よく見えるようにと突き出し、少し飛び出しているコンドームの末端を引っ張り出しました。極太ペンを取り出します。

「うわっ、すげえな」

「これで私の背中に、無料奉仕と書いてください」

「むりょうほうし?」

「はい。できるだけ背中いっぱいに」

「おれ、字が下手だしな。わかんねえよ」

「お願いします」

「いいけどさ」

おじさんは赤の油性ペンを私の背中に押し当てました。肩胛骨の上あたりからはじまって、最後はお尻の左右にまで。どうやらひらがなで書いたようです。どんな風に書いたのか、私には見えませんが、「ありがとうございます」と言いました。

「なんでもいたします。無料で奉仕させてください」

「いいのか。あんた、まだ若いんじゃないの。きれいじゃないか」

「私は公衆便所です。そう思って使っていただきたいのです」

ひざまずき、おじさんのズボンを降ろしました。数枚の下着を重ねていて、その下から普通の生活では嗅ぐことのない異臭のする陰部が出てきました。

ゴミ箱の中に溜まった魚の骨や乳製品などが発酵したような臭い……。しばらく息ができません。だけど、公衆便所なので深く吸います。肺の中を異臭で満たしていくのです。咳き込んでしまいました。

「じゃ、やってもらおうかな」

体が激しく抵抗する臭いを、必死に吸い込みます。数回の深呼吸で落ち着きました。

震えながらおじさんにしがみつくように、顔をそこに押し付けました。

垢と汗と汁と尿にまみれた包茎の陰部をゆっくりと舌で舐め、やがて大きくなってくると口に含みました。

はじめての、ホンモノの男性を、私は体に受け入れることになりました。

人間便器としての最初の夜は、長く辛いものでした。

おじさんの名前は「ろく」。ろくさんとお呼びすることにしました。

口の中にたっぷりの精を注いでいただいたあと、ろくさんのテントに入れていただき、陰部にもタップリと注いでいただくのです。

「何発やってもいいのか」

「何発でも奥まで入れてください」

はじめての男性が、異物しか受け入れたことのない粘膜に入ってきたとき、私は不覚にも泣きました。

もし私がこれほど罪深くなければ、恋した男性に優しくリードされて経験したであろうことを、ゾッとするほど汚れたそれに捧げるのです。

それでも異物と違い、柔らかくて優しいのです。あそこが悦んでいるのがわかります。

「ぐいぐい締めるね」

ろくさんは楽しんでいただいたようです。

「ありがとうございます」と土下座しました。あそこからはタラタラと白いものが流れ落ちます。それを手で押さえます。

「ひっひっ。おれのガキができたらどうする」

「産ませていただき、大切に育てます」

「そりゃ、おもしれえな」

そして隣に住むかなり高齢のせいさんを紹介していただきました。せいさんは硬くはなりませんでしたが少し口の中に出していただきました。

それだけでは申し訳ないので、お尻の穴までしっかりと、大好物のフカヒレスープをいただくように、はぐはぐと舌で丁寧に掃除させていただきました。

自分が汚れていく感覚と、汚いものをきれいにしていく悦び。

舌が痺れてきます。

「そんなことしたら、気持ちよくなって、うんこが出ちゃうよ」

「お願いします」

「ダメだよ、汚れちゃうから、ここじゃいやだよ」

私はせいさんと公園の個室トイレに入りました。

ステンレスの床に浅い和式の便器が掘られていて水が常に流れています。

いやだ、絶対に嫌だ。そう体が拒否します。頭の中は大混乱です。これは人の体を舐めるのとはわけが違います。

震えながら、「それでも、しなきゃ」と思うのです。「便器になりなさい」と。

私はそこに仰向けになりました。

背中に便器があたります。冷たいだけではありません。鎖骨ぐらいまで伸びた髪が、水に流されて排水口へと入っていくのがわかります。

せいさんのお尻が顔の上にあります。暗くてよく見えませんが、やがて、下痢状の便が少し口に入りました。

絶対にダメ、ムリ。ありえない……。そんな自分の悲鳴が、小さくなっていくのを感じます。

それは、味とか臭いとかいうレベルではなく、口の中を強烈に支配する圧倒的な存在でした。

ほんの少しなのに、私は動くことも、考えることもできなくなっていました。

「いいのかい」

返事はできません。でも、その直後、大量のガスとともに下痢便をいっぱいくださいました。

「うっ、ぐっ、がぁ」

私は反射的に避けてしまう自分を

縛

めたのですが、なにしろ最初なので、どうにもなりません。

一度に浴びせられ、大半は顔にかかってしまい、飲み込めたのはわずかでした。

「お願いです。水を流してください」

顔を便器に押し付けて水を流していただきました。

それからせいさんのお尻を改めて舌できれいにさせていただきました。

こんなことが慣れるものかどうか、わかりませんが、最初のときよりは、体の抵抗も少し和らいだようです。少なくとも震えは止まりました。むしろ裸なのに寒さも感じません。熱いものが体の中からわきあがってきます。

だから公園を全裸で歩いても平気でした。

もう一つのテントにいるよねさんは、三人の中では一番若く、とても小柄な人です。整理整頓が好きで身ぎれいにしていました。

「ちょうど小便がしたかったんだよ」

よねさんはテントの外の草むらに私を座らせると、おしっこを大量にかけてくださいました。

大きく口を開けたのに、うまく入らず、体をびしょびしょにしてくださいました。

身体に似合わない大きなものをお持ちでした。淫らな妄想の中ではそれぐらいのもので、ズコズコしていただくことを想定して、いろいろな物を突き入れてきました。

たとえば六寸の伝統的なこけし人形があります。全長十六センチほど。頭は直径六センチほどもあります。たいがい、頭がとても大きいのです。死ぬような思いをして、それを挿入できるようになっていました。

「おまえの罰は気持ちよくなるためじゃないのよ」

そう命じられているので、ただ苦しいだけの木彫りのこけし人形をひたすら突き入れていたのです。

おかげで、スムーズに挿入していただけました。公衆便所として未熟ではありますが、まるでやり慣れた女のように受け入れることができて少し誇らしかったほどです。

しばらく私の中でピストンをしていましたが、「ケツ穴はどうなんだ、やれるんだろ?」と言うのです。

「はい。どうか、はじめてのお尻を愛してください」と、頼みました。

持参したローションが役に立ちました。

いくら毎日の浣腸とゴルフボールで拡張をしてきたとはいえ、きちんと男性をお尻で受け入れたことはありません。あの大きなこけし人形をお尻に入れることなど想像したこともありませんでした。

少し恐かったですが、よねさんは、私を便器として扱ってくださり、容赦なく極太の根をねじ込んできました。

「うあっ」と思わず声が出てしまいました。これまでの異物挿入は罰というよりも遊びだったのです。甘かったことに気付かされました。

「どうだ、痛いか?」

痛みに再び震えが止まらなくなっていました。確実にお尻は傷ついたはずです。

「大丈夫です。ねじ込んでください」

血が出るような痛み。ジンジンとお尻全体が熱くなっています。

「いいい……」

痛いなどと、そんな人並みの反応はいたしません。ひたすらお尻の穴を開いて受け入れようと努力するのみです。なんとか受け入れたあとは、激しいピストンです。それも腸の奥まで到達してきます。

お尻の穴がどわんと広がったような気がするまで、たっぷりいたぶっていただきました。

あまりの痛みにぐいぐいとお尻の穴が締まっているようです。開いたほうが楽なのに、できません。

せいさんは「ほれほれ」とリズムをつけてお尻に突き入れて楽しんでいます。

最後に「ほおうれ」と言って息を吐いて、腸内の奥深く精を注いでくださいました。

それから赤い極太ペンで私の右の乳房に「うんこ食べます」と書き、左の乳房には「おしっこ飲みます」と書きました。それぞれの横に小さく斜めの棒をつけました。

「今日は小便一回、うんこ一回だな。どら、ケツを出せ」

そこには右の尻に「アナル」と書いて斜めの棒を書きました。左の尻には「まんこ」と書いて「全部で何回だ」と聞くので「よねさんに中出ししていただけたら二回です」と答えました。よねさんは「そうか」と言って棒を二本書き込み、いやらしい陰部を激しく攻めてくださいました。ろくさんは二発か三発したと思うのですが、はっきりしないので人数で数えることにしました。

夜明け前にアパートに戻ったとき、こうして記録を書くようにと自分に命じ、書かせていただいています。

鏡の中に、朝の鈍い光に浮かび上がる、公衆便所がいます。背中にはのたくったような字で「むりようほうし」とあってその「し」が尻を横断していました。そしてお尻に「アナル /」「まんこ //」とあります。

胸に書かれた「うんこ食べます」「おしっこ飲みます」は、うつむくだけでも目に入ります。普通に服を着ても見えてしまうでしょう。

まだ始まったばかりなのです。

公園の汚物処理係

11

月

23

日(木)勤労感謝の日

勤労感謝の日で休日でした。

気がつけば、午後でした。

少し休んだあと、私はまた起き上がりました。窓の外は薄暗く、天気が悪くなっているようです。

狭い部屋の中は異臭でいっぱいです。私自身の体から発するもの、そしていただいたキルティングのコートから発散されている香り。

とうとうこんなゴミのような自分になったのです。

落書きだらけの体の上に臭いコートを羽織り、みすぼらしい格好のまま午後の町を歩き、公園へ行きます。

うつむいて、少し伸びた髪が顔を半分隠しています。散歩をしている夫婦や子どもたちを、まともに見ることができません。

「あんな汚い女が歩いているぞ」

「粗大ゴミみたいなのがいる」

「くせえな、近づくなよ」

そう思われているのでしょう。

ろくさん、せいさん、よねさんが公園の隅っこで立ち話をしていました。よねさんが私を見つけて指さします。三人は笑って私を見ます。

ホームレスの人たちは、人間的でいい人たちです。人を食い殺すような人だったら、ホームレスにはならないでしょうから。

昨日は私の欲情のままにこの人たちをふみにじってしまったのです。私は公衆便所です。人の情けをいただくような存在ではないのです。でも、三人は笑顔で私を迎えてくれます。

歯のない黒い口を開けて笑っています。

このままでは三人の方に愛されてしまう……。

それはあまりにもよくないことでした。堕ちたものにはふさわしくありません。きっと、三人は私を大切にし、励まし、明るく楽しく生きようとするかもしれない……。

公衆便所である私には不相応なことです。

私は常に、不特定多数の方の一時的な欲情の捌け口となるのです。気まぐれで粗暴な扱いを喜んで受ける身なのです。

「コートの中を見せてみなよ」

よねさんが言います。この三人の中では一番若く、一番残酷な人かもしれません。

低い雨雲のためにあたりは薄暗く、遊ぶ子どもも減りましたが、少しは人影があります。私はコートを開いて身体をお見せしました。

「顔をはっきり見せな」

私は髪をうしろへやりました。

「きれいだよな、あんた。すっぴんなんだろ。

艶

々

してんなあ」

ろくさんが言います。ろくさんとせいさんは、情があります。それが私には恐いのです。本当に私を公衆便所として扱っていただかないと。

「まだ二十代だよね、もったいないなあ」

「私は公衆便所です。どなたでもお口、おまんこ、お尻をお使いください。蔑んでください。それだけの物だと思ってください」

生意気にならない程度に、顔を彼らに向けて、一言ひとことはっきりと伝えました。

「ほらな。そうだろ、ろくさん。こいつに情けは無用だよ。情なんてこれっぽっちも感じないのさ。なにしろ公衆便所だ。ろくさんがどれだけ目をかけたって、裏切られるだけさ。ビチ糞だって食うんだぞ」

ろくさんは、がっかりしています。よねさんの言葉が正しいのです。

「はい。私はみなさんからおしっこやうんこをいただきます。いつでもご用命ください」

「ちくしょう」とろくさんの表情が変わりました。

愛と憎しみは同じ気持ちの表と裏です。ろくさんはいま私に抱いていた愛を憎悪に変えました。それでいいのだと私は思います。

「じゃあ、それを脱げ。公衆便所なら裸でおれの小便を飲め」

ろくさんに命じられ、私はコートを脱ぎ、草むらの中に跪きました。ろくさんは怒りながら私に小便をかけてくださいました。

少し上手になったので、口でちゃんと受けることができました。しっかり目を開けて放物線を見ることができるようになったのです。

「うぐっ、うごっ、うぷっ……」

できるだけ飲ませていただきました。その味はよくわかりません。ただ、舌も喉も胃も、すべてが拒絶反応を示すのです。

それをなんとか抑え込むことが、大変でした。

むしろ体の内側から鼻に抜けていく、汚いトイレと同じ悪臭にあとで気付き、自分がとんでもないことをしていると実感しました。

でも、そこで、「しばらくはみなさんからいただくものだけしか口にしてはいけない」と私は命じることにしたのです。

これに慣れなくては。これをおいしいと思えるようにならなければ。

そうでなければ、ホンモノの便器とはいえない……。

「次はわしじゃ」

せいさんも。そしてよねさんも。

「うごっ、うごっ、うっぐん」

たっぷりといただきながら、私自身もその場でおしっこを漏らしていました。指は陰部に入れています。

「野ションする女、はじめて見たぜ」とせいさんがおっしゃるので、あそこを思い切り指で拡げて、よく見えるように突き出しました。

「なるほどな。そういう女か」とろくさん。

「女じゃないよ」とよねさんが笑います。

「そんなに糞が食いたければ、犬の糞でも食えばいい」とろくさん。

「ありがとうございます。いただきます」と私は興奮していました。

「みなさんから命じられたことは、どんなことでも喜んでしろ」と、私は命じていたのです。その命令が、やっといただけたのです。

とことん、まともな人間ではないことをすれば、ろくさんだってわかってくれると思うのです。

「あそこにあるんだ。毎朝、でっかい犬を散歩させているやつがいて、後始末もしないで行ってしまう。いつもおれが片付けていたけど、これからはあんたがその後始末をするんだな」

せいさんがそうおっしゃって、テントにほど近い街灯の横を示しました。

ああ、それはとても大きなものでした。今朝のもので、乾きかかっています。茶色いバナナのような三本。人間のものかと思うほど、太く長いのです。

「ちゃんときれいにしろよ」

よねさんが私の背中を靴で押しました。四つんばいになって、私はそこまで行き、ぼうっとした頭で大きな犬の糞を見ました。見ていたら人間に戻ってしまいそうです。

「ほら、さっさとやれよ」

こんなのムリ。いただいたばかりのおしっこも吐きそう。そこまでやるなんて、どうかしている。それをやったら本当に、まともな世界には戻れない……。

なかなか決心がつきません。でも、みなさんが遠くから見ています。

「早くしろよ」

いつまでもこうしているわけにもいきません。

私は目をつぶり、とにかく顔をそこに埋めました。

「うぐっ、ふ、はー」

なんという異臭でしょう。ああ、この腐った糠のような、恐ろしいまでの香り。口の中になんて、入れられるわけがありません……。

でも、それをやるのです。

顎が外れそうなほど、大きな口をあけて、崩れたものに、自分を押し付けていきました。

入ってきます。それが。大きく、おぞましいそれが……。

口の中にいっぱいになって、またしばらく、動けずにいました。

この先はさらに恐ろしいまでの努力が必要でした。

それを口に入れるだけではなく、呑み込むのですから……。

「うぐっ、ぐげっ」と喉が悲鳴を上げているのに、私はあえて、どんどん押し込むようにしたのです。

きっと端から見れば、大好物をガツガツと食べているように見えたのではないでしょうか。

酷い臭いがします。でも私は公衆便所です。全部飲み込みました。

「うっ、うっ、うっ」とお腹が激しく痙攣します。

身体が反射的に吐こうとします。それをなんとか押しとどめるのです。

そして、舌で街灯の根本部分を舐めます。泥や砂利など、とにかく、きれいになるまで舐め続けました。

振り返ると、三人が気持ち悪そうな顔をして見ていました。嫌なものを見たのでしょう。そうです、それでいいのです。汚い便器を見たときのあの顔です。私はいま汚れ放題の便器なのですから、それで当然なのです。

雨が降ってきました。公園に人の気配がなくなっていきます。素肌に当たる冷たい雨に、身体の震えが止まりません。それなのに、指で確認するまでもなく、淫らな露がだらだらとあふれています。

雨に濡れる惨めな自分。それは昔からの罪が重なった結果です。

暗くなると公園の水道で三人に命じられて身体を洗わされて、それから再び、みなさんに姦していただきました。

こんな汚い私でも……。

少しずつ「/」の数が増えていきます。夜半まで命令に従い、そのうちテントから追い出されました。

「おまえみたいな汚い女は出て行け」

よねさんが言います。唾を吐きかけられながら、雨でぐっしょり濡れたコートを着て、アパートに戻りました。

奉仕の拡大

11

月

24

日(金)

金曜日ですが、休暇を取りました。

いい天気の朝です。

鏡の中の私を飾る文字は、まだそれほど色あせていません。自分の新しい名前「公衆便所」、そしてろくさんに書いていただいた「むりょうほうし」。右の乳房の「うんこ食べます」の横には、三本の棒線。左の乳房の「おしっこ飲みます」の横には六本の棒線が加えられています。右の尻の「アナル」にはようやく六本、左の尻の「まんこ」は八本です。

「ぜんぜん足りないわ、少なすぎる」

叱られます。

もちろん少なすぎるので罰を受けなくてはなりません。

「今日はみなさんに浣腸している姿を見てもらいなさい」

裸のままの三日目。

まだ湿っているキルティングのコート一枚。

昨夜、体の中に出していただいた精液が残っているアナルに、ゴムの浣腸器を入れます。

「いいい……」

痛い? 贅沢言うんじゃないよ、と怒鳴られます。

膨らんだポンプ部分の付け根までゴム管を深く突き入れました。握る部分の反対にも同じ長さのゴム管がありますから、それがだらりと尻尾のように垂れ下がっています。

ローションを補給した小瓶を、コンドームなしでまんこに押し込みます。

「コンドームなんて上等なものはいらないわよ」

厳しい命令です。

そして公園に出かけました。

朝はまだ早いですが、ろくさん、よねさんがいました。

大きな犬を連れた人が散歩をしていて、テントの近くの街灯の根本におしっこをかけ、大きなうんこを落としていきました。

飼い主はそのまま立ち去っていきます。

「ほら、あれが公衆便所の朝ご飯よ。湯気が立っているわ」

あらがえない命令……。

犬とすれ違い、犬に吠えられ、飼い主の中年の男性に睨まれました。

私はコートを着たまま四つんばいになります。

いきなり朝から……。

でも、それが私。

「はあー」と息を吸い込み、飛び込むようにして、口を近づけます。

そして、温かい朝食をむさぼりました。あさましく。

体は拒絶し続けますが、痙攣する腹を手で押さえながら、呑み込むのです。

「今日も来たのか」とよねさん。

「とんでもねえ女だな」とろくさん。

ついに私には一片の情も見せなくなっていました。ありがたいことです。これでいいのです。愛情は不要です。蔑みだけでいいのです。

すべてを飲み込むと、身体が少し温かくなりました。

「うっぷ」

吐きたいのですが、それをなんとか押しとどめます。

「お願いがあります」

「へえ。なんだよ」

コートをまくりあげて、二人にお尻を向けました。

「なんだそりゃ」

「お浣腸をしますので、見てください」

「ああ、見てやるよ。変態露出狂の公衆便所さんよ」

トイレへ行き、手を洗う場所に行くと「おいおい、そこはおれたちが毎日顔を洗ってるんだ、汚くするなよ」とろくさん。

「その水を使うなんていうんじゃねえだろうな」とよねさん。

「そのポンプを押せばなんでもおまえのケツに入ってくってわけだろ。だったら、上等な水なんてもったいねえよ。便所なら便所らしく便所に流れている水にしな」

「はい。わかりました」

個室のドアを開けます。閉じないでコートを脱ぎました。脱いだコートはろくさんが蹴っ飛ばして少し離れた草むらに落ちました。

ろくさんは私と交換したフェイクファーのコートを着ていますが、私は素っ裸です。

「こうしてやろうぜ」とろくさんは便器におしっこをしました。

「そうだな、それがいいや」とよねさんも続きます。

便器に二人のおしっこがたっぷり溜まりました。

誰がしたのかわかりませんが、便器の端にはうんこがこびりついています。

「ほら、やれよ。見ててやるから」

「はい。ご覧ください」

私はゴム管の先を便器に落とし、しゃがみました。そしてポンプを自ら握りました。お二人の小水が私の中へ入っていきます。ずずっと音がするまで、すべてを入れました。これで上からも下からも、たっぷりの汚物を体内に詰め込んだことになります。汚らしい汚物タンクとなったのです。

ゴム管を抜きます。こらえきれず、私は大量の便を垂れ流しました。その多くは私のしゃがむ位置が悪かったのか便器の外にも飛び散りました。

水で流し、今度はそこに溜まった水を入れます。二度、三度とそれを繰り返します。お尻の穴から水しか出なくなったところでおしまいです。

「その便器、ぴかぴかにしておけよ」

よねさんに言われるまでもありません。

私は自分のまき散らした物はもちろん、誰のかもわからないこびりついた物までも、すべて口できれいにしなければなりません。

「あふぅ、うぐぅ」

うなり、鼻でふんふんと荒い呼吸をしながら、口をそれにつけていき、歯と唇と舌でこそげ落としていきます。スープ皿の縁についた肉片を、下品に直接口で舐めとるように。

お腹は犬の糞と自分の糞でいっぱいになっていきます。それにはお二人の小便も混じっています。

すっかりきれいにするまで、とても時間がかかってしまい、よねさんもろくさんも、どこかへ行ってしまいました。

みじめなまま、裸でコートを取りにいきました。

浣腸器をコートのポケットに入れ、袖を通していると、よねさんとろくさんが戻ってきました。

「これからあんたが好きそうなところに連れて行ってやるよ」

二人に凶悪な表情が浮かんでいました。そうです。それを待っていたのです。

「はい」

私は二人に連れられて、町中を歩かされました。以前、よく利用したケーキ屋さん、今朝も混雑しているスーパー、おいしいコロッケの肉屋さん、マスクで顔を隠して、いやらしい本をよく買いに行った古本屋さんなどなど。

誰もが私を見ているような気がします。思わず髪を前に垂らしてうつむいていました。便器は顔を隠すことも許されないのです。

線路を渡り、町の反対側へ行きます。そこは工場や資材置き場、駐車場などが多い、やや殺伐とした地域でした。でも、そんなところにも、小さな公園があったのです。

そこにはろくさんたちのようなテントではなく、段ボールと青いシートでできた小屋が二つありました。小さなトイレの真裏にひっそりとあります。

「あそこでもおれたちにしたようにやってこいよ」

「はい」

よねさんはマーカーも私に渡します。

「ちゃんと書いてもらってこいよ」

きっと私の身体に新たなスラッシュが加えられることでしょう。

堕ちきれない自分

11

月

26

日(土)

朝から晴れ渡っていました。

土曜日の朝。今日もまた、しなくてはなりません。公園に行き、犬の糞を食し、浣腸をするところを見ていただく。そしてトイレをきれいに掃除する。

でも、起きたとたんに、私には新たな罰が与えられていたのです。

「おまえは、まだまだ、堕ちきっていないじゃないか」

そう聞こえたのです。

今日は、あえて会社に行くように、普通に服を着るのです。下着をつけて、スカートを穿いて。お気に入りのジャケットを着ます。

ただしお尻には例によって浣腸器の長いゴム管が押し込まれていますし、おまんこにもたっぷり入ったローションの容器がねじ入れられています。

「あなたは今日、その服をすべて他の人に与えるか、汚れた服に交換してもらうのよ」

昨日、新たに教えていただいた駅の向こうにある小さな公園に行くのです。そこにいた二人の方は、ろくさんたちより汚れていて年老いていました。それでもたくさんの精と小便とうんこを私にくれました。

きれいな格好をして公園に行くと、よねさんがびっくりしていました。

「もうやめたのか。おまえのためにこうしておいてやったなのにな」と街灯の根本を指さします。

そこにはよねさんがわざわざ公園中から集めてくれた犬の糞がこんもりとした山になっていました。

「ありがとうございます。いただきます」

OLのような服を着た便所女が、四つんばいになって犬の糞を食べている……。

いや、まさか、そんなことをしているとは誰も思わないことでしょう。でも、私は汚物をいただく役割なのです。

なかなか、慣れることができません。吐きそうになる自分を叱りつけながら、私はその山盛りのものを口へ、喉へ、胃へと押し込んでいくのです。

砂混じりの古い硬い糞をふくめてすっかりいただいてから、またトイレで浣腸をします。よねさんのおしっこを入れていただきます。

次には、トイレの汚れを舌で舐めつくすのです。みなさんが、わざと汚しているのではないかと思うほど、今日は汚れています。

便器をはみだす汚物。床に溜まっている小水。

それを、私はしっかりと、顔をこすりつけ、唇と舌で、丁寧にしゃぶっていきます。

「あとでまた来ます」

それが終わって、ようやく、私は駅の反対側まで行きました。

夕方には、きっと私がまるで違う格好で戻ってくるので、よねさんも驚くことでしょう。

同じ失敗をしないために、そちらの公園の二人からはお名前を聞くことはしませんでした。

名前をうかがうと、つい人間的になってしまって、罰が罰でなくなる恐れがあるとわかったからです。

お二人には再び散々、姦していただき、おしっこと大便をいただきました。そして、私はすべての服をお二人が不要になった服や下着と取り替えていただいたのです。

汚物のこびりついたパンツを二枚、はかせていただきました。泥のように垢がこびりついたランニングシャツ、破れた長袖のシャツ、そして膝の部分が破れ、ファスナーが壊れたズボン。

そんな姿でふらふらと町の中を歩いて、夕方にはよねさんたちの前に戻りました。

よねさんは不在。せいさんとろくさんがいました。そして私の姿を見て笑いころげていました。

「お似合いだぜ。いまどき、そんなボロい格好、このあたりのホームレスは誰もしていないけどな。まったく最低の便所女だ」

そして裸に剥かれて、夜もまた、みなさんが飽きるまで、もてあそんでいただきました。

おっぱいもお尻もスラッシュがいっぱい書かれています。いずれ全身に書かれていくのだろうと思っています。

臭い体を臭いボロで包み、アパートに戻るのです。

いずれそこにある服も下着もすべてが、ボロになっていくでしょうし、アパートを追い出されて外で生きることになるでしょう。それでもいいのです。

隣人の奴隷

11

月

26

日(日)

裸で倒れるようにして仮眠。これで四日目です。明日は月曜日で、平気な顔をして会社へ行くのです。

ただし、全身に描かれた文字やスラッシュはそのままです。右の胸にある「うんこ食べます」の文字の一部は、どの服を着ても見えてしまいそうです。

それはともかく。

もっさりと起き上がると、陰毛を処理しました。

「一生、おまんこを剥き出しにして生きなさい」と命じられてから、定期的にやっていますから慣れたものです。

この数日の陵辱でも、あまり形は変わっていません。いずれそこにピアスとかもしたいのですが、いまはそういう命令をいただいていませんから、以前とそれほど変化していないように思います。

そして今日も公園での朝食が待っています。食べきれないぐらいよねさんが用意してくれているのではないかと思います。お尻に浣腸器のゴムの管を押し込みます。昨夜の精液が指につきました。それを丁寧にしゃぶります。

アパートを出ようとドアを開けたときです。

「ちょっと」

いつからそこにいたのでしょう。私と同じか、少し年下らしい女性が立っていました。

分厚い眼鏡をし、ショートカットの髪です。ジーンズにトレーナーというラフな姿で、化粧もあまりしていません。

「やっぱりあんただったね」

彼女は私を手で押し戻し、部屋に入ってきました。そしてドアを閉じます。

「どーいうことなの。あんた、そんな格好でどこ行くの」

私はとっさのことで、なにもいえません。

「ゆうべも、その格好で戻ってきたでしょ。あたし見たんだから。このアパートに入ったからビックリしたじゃない。あんな汚い格好の人が住んでいるとは思わなかったんでね。これは問題だよ」

私は「すいません」と頭を下げました。

「話を聞かせてくれないと、大家さんに言うしかないでしょ。確かにここはボロいアパートだけど、あたしだって生活かかってるから、ここより高いところには越したくない。だけど、あんたみたいなのがいると、評判が悪くなって柄の悪い人たちだらけになったら、あたしも住めなくなる」

ねちねちともっともなことを言います。

私は仕方なく、コートを脱ぎました。

「な、なんなの、それ」

彼女はびっくりしています。そして黙って立っている私の身体に書かれた文字を読みます。

「公衆便所? うんこ食べます? おっしっこ飲みます? どういうこと?」

さらに背中も見ていただきました。

「へえ。変態ってわけ」

お尻から垂れている浣腸器にも興味があるようです。

「そういうことなの」

彼女は一人で納得しています。そして私の髪を掴んで、私を倒しました。土足で私の顔を踏みます。

「わかったわ。あんたはこういう趣味で、遊んでるわけね。これは遊びなんでしょ? なら、黙っててあげる。大家さんには言わないし、あんたと私だけの秘密にしてあげてもいい」

「よろしくお願いします」

「靴を舐めてみな」

スニーカーです。その踵のところへ舌を伸ばしました。

「ふふふ。おもしろいじゃない。きれいな顔して、OLやってんだろ。それがこんなド変態だとはね」

お隣のミチさんです。

私より四つも年下で、アルバイトをしながら生活をしているそうです。そして、この日から私はミチさんの鬱憤の捌け口としても使っていただくことになりました。

私が今日までどんなことをしてきたのか、簡単にお話しすると「げー」とか言いながらも笑っています。そして公園までついてきて、私がやることを見る、と言いました。

遠巻きにミチさんに見られながら、ろくさんたちと会い、犬の糞をいただき、浣腸をご覧に入れました。

「本当、とことん汚い女だね、あんた」

ミチさんに笑われます。

みじめさが募ります。

そして彼女は携帯電話で私の姿を撮影しました。犬の糞の山に顔を埋めている姿。トイレの中で便器の中の水と男たちの小水を自ら浣腸し排泄する姿。

「どうするのですか」

「ふふふ、おもしろいわよ。あんたみたいな変態が好きな連中、いるのよね、ネットにはさ」

「ネット!」

「ばらまくわよ、あんたのこと」

「そんなことしたら……」

「いいじゃない。公衆便所ってことは、来る者は拒まずってことでしょ。それにもう遅い。さ、あっちへ行くわよ」

「あっちって?」

「いいから来なさい」

町から少し遠ざかると河川敷があります。かつては公園として整備しようとしていたのでしょうが、台風などの被害にあって手がつけられないほど荒れたところに、誰が違法にゴミを投棄したため、雑草が生い茂り、ゴミがまき散らかされた空き地になってしまっています。

到着すると、すでにそこには六人ほどの男性がうろうろしていました。

「ほら、来てるわ。あの人たちにちゃんと頼んで、あんたが欲しいものをいっぱい貰ってくるといいわ」

ミチさんは、私のコートをはぎ取り、お尻を思い切り蹴り飛ばしました。私は裸で草むらに転がります。男たちが走ってきました。

「うわ、本当だ」

「まさかなあ。本物だよ。すげえな」

「とりあえず便所っていうんだから、しょんべん、飲んで貰おう」

男たちは勝手なことを言い、私におしっこをかけます。それから体中を検査され、お尻の穴に指や棒を突っ込まれました。

誰がコンドームを持ってきていて、みんなはそれを使って私を散々になぶります。口、おまんこ、アナル。すべてに肉棒を何度も、突き入れてくださいました。

「病気うつされちゃたまらんからな」と男たちは笑っています。

ゴミの中から汚れた大型犬用の首輪を探してきた人がいて、それが私に装着されます。

みなさんの精を口で飲ませていただき、おしっこをいただきました。写真も撮られました。

「じゃあな。また今度な」

男たちは飽きたのか、後ろめたいのか、やりたいことをしたら逃げるように消えていきました。

ミチさんが私にコートを投げます。

「お似合いだよ、その首輪」

「ありがとうございます」

「あたしさ、ちょっと欲しいものがあるんだよね」

「はあ」

「あんた、給料貰ってるんだろう? こっちは貴重な日曜日を使ってあんたの遊びに付き合ってあげてるんだからさ。わかるよね」

「はい」

「じゃあ、お金、降ろしてきなよ」

「いくらですか」

バシッとミチさんのスニーカーが私の頬を蹴りました。

「そんなこと言えるわけないだろ。あんたがお礼としてあたしに寄越すんだからさ。いくらだとかこっちで決めるもんじゃないし。ただ、あんたの気持ちでいいからさ」

アパートに戻り、少しまともな服装をしてコンビニのATMへ行きます。ミチさんもついてきます。残高は給料日の直後なので十万円ほどあります。生活費や引き落としになるものもありますから、いろいろ計算するとすべてを降ろすわけにはいきません。でも、私は自分は公衆便所なのだから、お金を使うこともないのだと考えて、ギリギリの金額として六万円を降ろしました。それをすべてミチさんに渡しました。

「へえ、うれしいねえ。こんなことならいつでも付き合ってやるよ」

「お願いいたします」

「でも、ちょっと足りねえかなあ」

「今月はこれしかなくて」

ミチさんが手を振り上げました。拳が飛んでくると思いましたが、構えただけです。

「稼げよ」

「はあ」

「その無料奉仕ってのを棚上げにしてさ。変態野郎からカネを取れよ」

「でも」

「実はさ。あたしの携帯、さっきからメールの着信がいっぱいでさ」

「どういうことでしょう」

「あんたみたいな変態と遊びたいってやつがざっと三十人ほど、申し込んできてるんだよな」

「わかりました。そのお相手をすればいいのですね」

「そうだよ。上等だろ? 稼げるぜ。あんた、ちょっと見、きれいだし。じゃあ、いいね。これから言う通りにするんだよ」

「はい」

「とりあえず今日はこれから、六人予約が入ってるから」

「わかりました」

次から次へとラブホテルの一室で、私は予約いただいたお客様になぶられるのでした。

鞭

で叩く人もいれば、大量の浣腸をする人、おまんこを医療器具で広げる人、うんこを食べさせる人など、さまざまです。身体の落書きも増えていきます。

ミチさんにお客様からいただいた十万円ほどのお金を渡しにアパートに戻ったのは、午前零時頃でした。

「あんがとよ。じゃあね」

ミチさんはお金を受け取るとそれだけでドアを閉じてしまいます。

私はすごく惨めな気持ちのまま自分の部屋に戻りました。明日、会社へ行けるのかどうか、とても不安です。

食糞OLの一日

11

月

27

日(月)

だるい身体に鞭を入れて、起き上がります。

微熱が続いているようです。素肌に冷たいコートを羽織り、公園へ行きました。

よねさんがてんこ盛りの犬の糞、そして今日はよねさんのうんこも加えていただきました。浣腸をご覧いただいた上、激しくお尻を使っていただきました。

部屋に戻り、シャワーを浴びました。昨日は数人のお客様にいたぶっていただいたので、そのたびにシャワーを浴び、この数日のうちでは、とてもまともな身体になっていると思います。

でも私は「公衆便所 無料奉仕」です。そのことには変わりありません。

身も心も、すべてが腐りきっているのです。

犬の糞を朝食にいただく罰もこのまま一生、続くのかもしれません。そのうち私の体は、朽ちて果てるのでしょう。

下着を身につけ、服をちゃんと着ると、少し窮屈な感じがありました。そして会社へ出かけます。

明るく楽しい職場なので、私のような人間は存在してはいけない場所でしょう。

昼は同僚たちと近くのお店でランチを食べました。ごく普通のOLとしての生活。

ですが、ランチを口にして驚きました。この数日の淫靡な生活のせいで、味がまるでわからないのです。おいしくもあり、おいしくもなく。甘くもあり辛くもあり……。味といい香りといい、どうも頭の中に残っている食事のイメージではありません。

きっと徐々に戻るでしょうし、そうなると朝、うんちを口にするのが辛くなるかもしれません。それも罰といえば罰でしょう。

仕事を終えて帰宅します。ですが、このまま私がこういう生活をしていて、許されるはずもありません。

あえて、駅の反対側に降りて、小さな暗い公園へそのまま行きました。

そこにいた二人の方に、きれいな服を汚してもらいたかったのです。

「また来たのか。おれたちをおちょくってるのか」

お二人は私を殴り、服を裂き、裸にして公園のトイレに連れ込みます。そこで激しく犯していただくのです。

「バカにしやがって」と彼らは、私の乳房をちぎれるほど捻ります。

「お願いです。もっと痛くしてください」と私は懇願します。

「ああ、そうしてやるとも」

頬を平手で叩かれながらが、お二人のものを口でしゃぶります。そして、お尻を持ち上げて、おまんこをお二人の指でぐちゃぐちゃにこねていただきます。

「お願いです。激しく、犯してください」

二人は交互に私に、男根を入れては、前後に揺すります。私も自ら腰を振ります。バシッ、バシッと本気でお尻を平手で叩かれます。

「どうだ、痛いか」

「はい。もっと、お願いします。手加減しないでください」

お二人が満足されるまで、壊れた人形のように犯されます。もちろん、中にたっぷり出していただきます。

「ありがとうございます」

放心状態ですが、トイレの中で私は正座してお礼を申し上げます。そこにお二人は、おしっこを大量に浴びせます。

髪の中まで、どっぷりと染み込みます。

「ちゃんときれにしておけよ」

「はい」

便器を舌で掃除させられました。便器だけではなく、床も、壁も、舌で舐めるように命じられました。

一生懸命にやったつもりでしたが、「ぜんぜんダメだ」とお二人はご立腹です。

裸のまま公園の中を引き回され、蹴られ、服をすべて捨てられてしまいました。財布に残っていたお金も取られました。

堕ちる 特別編 改訂新版 第1部 (1/5)
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