街ですれちがったら必ず振りかえるほどの美貌の人妻の排泄行為など、一生に一度も見ることはできないだろう。男たちはしばし声を失って、とりつかれたように見入った。
すでに朝から何度も浣腸され、出てくるのは薬液ばかりということもあったが、妖しいまでの光景だった。
「こんなに多くの男性の前で、よくそんなことができるものね、ホホホ、恥さらしもいいとこだわ」
美しい夏子に対する女の嫉妬か、女中が一人、ゲラゲラと笑っていた。
ようやく絞りきった夏子は、もう号泣も途切れてシクシクと小娘みたいに泣いている。冷二と五郎の手で汚れを清められ、媚薬クリームを肛門と女の部分へ塗りこまれても、されるがままだった。だが、夏子の足首の縄を解いて鴨居から垂れさがった縄の下へ連れていこうとすると、にわかに怯えを露わにした。
「いやッ……怖いッ、かんにんして、お願いですッ」
「なにを言ってるんだ。五分我慢できなかったんだから、奥さんの負けだぜ。あきらめて、みんなを楽しませてやるんだ」
「そんなッ……いやですッ、夏子……ああ、死んでしまいますッ」
「九人や十人、相手にしたって死にゃしねえよ、へへへ、これだけいい身体をしてるんじゃねえか」
冷二と五郎は強引に夏子を鴨居の下まで引きずると、鴨居から垂れさがった縄に夏子の後ろ手縛りの縄尻をつないだ。そして夏子を爪先立ちまで縄を張った。
「ああ、これ以上、夏子を……みじめにしないで……許して……」
「わがままな奥さんだぜ、フフフ、もう一度だけチャンスをやるか」
「お、お願いッ」
夏子は必死に哀願した。
男たちが夏子を犯す順番をクジ引きしている。
「やった、二番だ、へへへ、ついてやがる」
「ちくしょう、七番かよ」
そんなことを口々に言って騒ぐのだが、それが夏子をいっそう恐怖へ追いやる。
「フフフ、もう一度のチャンスだが、どうするかな、五郎」
「一度負けてるんだからよ。なまじっかなことじゃよ」
もうどうするか決めているくせに、冷二と五郎は考えるふりをしながら、爪先立ちの夏子の右足首をつかんで横へ開き、鴨居から高々と吊った。
その前へ順番の決まった男たちが群がってきた。と夏子は裸身を硬直させた。
「こんなッ……こんな格好は、いやッ」
夏子は怯えた声をひきつらせた。男たちが前からまとわりついてくれば、逃げる術はない。開ききった股間は、ひとたまりもないだろう。
だが、夏子が正面の男たちに気を取られている間に、後ろへまわった冷二が背中からまとわりついてきた。
「いやッ……なにをするの……」
夏子が叫んだ時はもう遅かった。
浴衣の前からつかみだした冷二のたくましい肉棒が、ピタリと夏子の肛門に押しつけられていた。浣腸と排泄の直後でまだ口を開いたままの肛門に、ジワジワと押しこんでくる。
「ああッ……やめてえッ……」
「フフフ、奴らが入れないように、尻の穴は俺がふさいでやるよ、奥さん」
「あ、ああッ……ひいーッ……ううむ……」
ただれた肛門の粘膜がむごく拡張され、引き裂かんばかりに押し入ってくる感覚に、夏子は目がくらんだ。
「ひいーッ、ひいーッ、助けてッ」
息も満足にできずに喉を絞り、爪先立ちの片脚でのびあがるようにして、総身を揉み絞った。
そして、もっとも太い頭の部分を咥えこまされると、目の前に火が走った。ドッと脂汗が噴きこぼれる。
「うむ、ううむ……」
「フフフ、すっかり入ったぜ、奥さん。これが俺だ。五郎とはだいぶちがうだろうが」
後ろから黒髪をつかんで覗きこんだ夏子の顔は、血の気を失って苦痛にひきつっているとも、肛交の妖しい快美にひたっているとも見えた。
「うむ……死ぬ、夏子、死んじゃう……」
夏子は裸身をブルブルとふるわせるばかりで、もう身動きすることもできなかった。
もうろうとかすんだ目に、男たちが裸になって肉棒を乱立させるのが見えた。そして、ニヤニヤと欲情したいやらしい顔……。
「ああ、いや……いやあッ……」
思わず逃げようともがくと、肛門に激しい痛みが走った。夏子は後ろから冷二に、肛門をガッシリと杭みたいにつなぎとめられている。
「フフフ、さっき言ったラストチャンスだけどよ、奥さん」
そんなことを言いながら、冷二は夏子に手拭いで目隠しをした。
「いろんな形が奥さんのオマ×コに入るんだ。どれが五郎のか見事に当てたら、そこでやめてやるぜ」
「当たらなきゃ、朝までよってたかって犯りまくることになるんだ、フフフ、必死にオマ×コで俺をさがすんだな」
冷二と五郎はそう言って、男たちのほうを向くと片目をつぶった。
男たちがニンマリとうなずく。騒がしかった座敷のなかが、たちまち不気味に静まりかえった。
「やめて、変なことはいや……」
夏子の怯えた声だけが響いた。
目隠しによる暗闇と静けさが、かえって夏子の恐怖をふくれあがらせた。目隠しをされたことで、身体中の神経が貫かれている肛門に集中し、苦痛と汚辱感、しびれるような妖しい感覚を倍加させた。
いきなり前から誰かがまとわりついて、灼熱の肉棒が太腿に押しつけられた。
「やめてッ……いや、いやッ」
いくら泣き声をあげても、肉棒はあざ笑うように媚肉の合わせ目をなぞり、ゆっくりと分け入ってくる。
「あ、あッ……ひいッ……」
夏子はのけぞって悲鳴をあげた。
薄い粘膜をへだてて腸管の冷二とこすれ合うのが、目隠しをされているために、異様なまでにはっきりとわかる。暗闇のなかにバチバチと火花が走り、気も狂いそうになる。
「たまんないッ……助けて……」
「ほれ、自分ばかり悦んでねえで、どんな形をしてるか、オマ×コの全体でさぐるんだ」
夏子の肛門を貫いたまま、冷二があおる。
前が深く押し入れば入るほど、肛門の冷二はクイクイ締めつけられた。
「あああ……かんにんしてッ……」
夏子はたちまち半狂乱に泣きじゃくった。
前と後ろからリズムを合わせて、夏子を突きあげはじめた。
「あむッ……あああ、死んじゃう……だ、駄目、駄目ッ」
目隠しをされていることが、こんなにも感覚を鋭くするとは、夏子は思ってもみなかった。身体中の感覚が灼きつくされて、このまま死ぬのではないかと思った。
そのうえ、塗りこまれた媚薬クリームがその威力を発揮しだした。
「ああ、むむ……こんな……たまんないッ、あああ……」
「そんなにいいのか、フフフ、楽しんでばかりいねえで、ちゃんと五郎の形をさがすんだぜ、奥さん」
冷二の声も聞こえないように、夏子はあやつられるままに泣き、悶えた。なす術もなく、苦痛の底でふくれあがる肉の快美を感じ取っていた。
だが、すぐに動きはとまってしまい、それどころか肛門の冷二を残して、前の肉棒が引き抜かれてしまう。そして、代わって別の形の肉棒が女の最奥へ押し入ってきた。
「ああ、そんな……」
夏子の狼狽をあざ笑うように、女の最奥へ押し入ってくる肉棒の形は次々と代わった。
「どうした、奥さん。五郎の形がわからねえのか」
「だって、だって……」
そんなことわかるはずがないと、夏子はよがりつつ泣いた。
何人目だろうか。夏子はブルルッと大きく身ぶるいした。これまでとはちがうなにかを感じたのだ。
「これだわ……ああ、これよ……」
夏子はあえぎつつ言った。
冷二と五郎は思わず顔を見合わせた。夏子は見事にさぐり当てたのだ。まったく予想していなかったことだ。だが、二人はニヤリと笑うと、ペロリと舌を出した。夏子が目隠しをされていることをよいことに、
「残念だったな、奥さん。はずれだぜ、へへへ、これで最後のチャンスもものにできなかったというわけだな」
「この俺を当てることもできねえとは、だらしねえオマ×コだぜ」
冷二と五郎がそう言って笑うと、まわりの男たちもゲラゲラ笑った。
「よってたかって犯られたくて、わざとはずしたんだろ、奥さん」
「ち、ちがいますッ……ああ、かんにんして……もう、もう、いや……」
「フフフ、心配するなよ。朝まで数えきれないほどイカせてやるからよ。一回一回思いっきり悩ましい声をあげて、イクんだぜ」
冷二は夏子の目隠しをはずして言った。
夏子のかすんだ瞳に、ニヤニヤと笑っている男たちが見えた。
正面には九人だ。夏子の肛門のほうは、冷二と五郎とで交代で受け持つらしい。
「男は全部で十一人、女は奥さん一人だ、せいぜいがんばるんだな」
「それじゃはじめるか、へへへ」
肛門を貫いている冷二が、男たちを誘うように後ろから夏子の腰を前へ押しだした。
ドス黒い肉棒が深々と夏子の肛門を串刺しにしているのが見え、その前にしとどに濡れた媚肉がヒクヒクとあえいでいる。
男を待ち恋がれているようでもあり、怯えおののいているようでもあった。
歓声をあげて一番クジを引いた男が、夏子にむしゃぶりついていった。
4
どのくらいの時間がたったのか、自分の身体がどうなっているのか、それすら夏子にはわからなかった。
前と後ろから夏子の身体をギシギシと揉みつぶさんばかりに責めたててくる男たち。薄い粘膜をへだてて肉の凶器がこすれ合う感覚に夏子はどろどろにただれさせられ、翻弄された。
「いや、いやあ……ううむ、うむッ、もう……もう、いやあッ」
悲鳴に近い声で叫んだかと思うと、次には口もとから涎れを流して、
「ひッ……死んじゃうッ……いッ、いいッ、たまんないッ」
と、あられもなくよがり、のたうつ。すさまじいまでの感覚が夏子を支配し、頭のなかは灼けただれて、わけがわからなくなった。
「ひいッ、イクッ……ううむッ……」
何度そう叫びめくるめく愉悦の炎に灼きつくされたことだろう。そしてまた、次から次へと入れかわり、いどみかかってくる男たちに、
「もう、もう、いやあッ……少し休ませてッ、ああ、死んじゃうッ」
何度むなしい哀願を繰りかえしたことだろう。
それすら官能の業火に灼きつくされた。
声も出ず、息すらできずに夏子は、ひいーッ、ひいーッ、と喉を絞るばかりだった。目の前が暗くなっても、失神から揺り起こされて責めたてられた。それは牝鹿を襲ったハイエナの群れが、肉を食いちらかしたあと、骨までしゃぶるのに似ていた。
夏子は白目を剥いて、口の端からは泡さえ噴いて悶絶してしまった。
「フフフ、このくらいにしておくか。これだけいい女をガタガタにしちゃ、元も子もねえからな」
「それにしてもたいした女だぜ。なんだかんだと言っても、結局は男十一人をこなしちまったんだからよ」
冷二と五郎はようやく夏子から離れながら、満足げに言った。精を絞りつくし、さすがの二人も疲労の色は隠せない。他の男たちも満足しきってあっちこっちに大の字になり、イビキをかいていた。
もう窓の外は、東の空がうっすらと明るくなりはじめていた。
夏子が目を覚ましたのは、もう昼すぎだった。冷二と五郎がニヤニヤと覗きこんでも、夏子はうつろな瞳を宙に向けたまま、ほとんど反応を見せなかった。
「どうした、奥さん。今日は気をやりすぎて口もきけねえのか、フフフ」
「激しかったな、奥さん。本当に気が狂ったかと思ったくらいだぜ」
冷二と五郎の言葉に、ピクッピクッと夏子の裸身が反応しはじめた。
そしてゆっくりと手脚を縮め、シクシクとすすり泣きをもらす。昨夜の恐ろしい現実が甦ってきたのか、夏子は弱々しくかぶりを振った。
美貌には黒髪がまつわり、乳房や下腹、双臀や太腿には男の唾液や白濁の精、汗などが乾いて跡を残している。
「ひどい汚れようだな、へへへ、まずは風呂に入れて洗うのが先だな」
「しっかりしろ。シャンとしねえか」
左右から腕を取って抱き起こしても、夏子は腰のタガがはずれたようにフラフラとして、とても一人では立っていられなかった。腰は鉛でも入っているように重く、さんざん押し入られた最奥と肛門は、まだポッカリと穴が開いているみたいだ。
「ああ……」
夏子はグッタリと体重を冷二と五郎にあずけたまま、フラつく足で奥のシャワールームへ向かった。
「……子供に、子供に会わせて……」
夏子はあえぐように言った。
「こんな身体じゃガキに会えねえだろうが。綺麗に洗ってからだ」
「ほ、本当に会わせてくれるのね……もう子供といっしょに自由にしてくれるのね」
「してやるからよ。いい子にしてな」
冷二と五郎は夏子の身体にシャワーをかけて洗いはじめた。夏子はとても一人で洗える状態ではなかった。
湯が荒しまくられた粘膜に滲みるのか、夏子は腰をよじってうめいた。
「本当に、これで自由にしてくれるのね……子供をかえしてくれるのね」
夏子はもう一度言った。二人が約束を守ってくれるか不安でならない。
「しつこいぜ、奥さん」
五郎が夏子の双臀をはたいた。
身体の汚れを綺麗に洗い流すと、夏子は鏡台に向かわされた。
「髪をセットして、綺麗に化粧しな、へへへ、これもガキに会う身だしなみだぜ」
「身体も乳液をよく塗って、ピカピカに磨きあげろよ、奥さん」
夏子はなにも言わずに洗い髪にブラシを入れ、セットしはじめた。頬紅を塗り、ルージュを引いて化粧していく。
冷二と五郎はニヤニヤして眺めた。昨夜、男たちによってたかって犯され、涎れさえ垂らしてよがり、わめいていたのが嘘みたいな、上品で美しい人妻がそこにいた。
「上出来だ。綺麗だぜ、奥さん」
「少しやつれた感じはあるが、ますます色っぽくなったようだぜ、へへへ」
しばし見とれてから、五郎が縄の束を取りだしてきて、しごきはじめた。
「縛ってやるから、両手を後ろへまわしな」
「そ、そんな……どうして、どうして縛ったりするの……もういやです」
「ガキに会いてえんだろ。だったら、それまでは言うことを聞け、奥さん」
夏子は恨めしさと不安の表情で五郎を見て、唇をふるわせたが、すぐにおずおずと両手を背中へまわした。
五郎はすばやく夏子を後ろ手に縛った。豊満な乳房の上下にも縄を巻きつけ、きつく絞りあげる。
冷二がハイヒールを履かせると、いきなり荷物のように肩にかついだ。夏子の腹部に肩を当て、両脚を抱くようにした二つ折りの姿勢で、そのまま連れだそうとする。
「ああッ、こんな格好じゃ……」
「腰が抜けてるようだからな。俺がかついでいってやろうというんじゃねえか」
ムッチリと張った夏子の双臀を撫でまわしながら、冷二は庭へ出た。
庭を横切って駐車場へ出ると、夏子を車に乗せる。庭や駐車場には何人か人の姿があって、夏子に気づくとギョッとした。だが、あっけにとられているうちに、五郎はすばやく車を出した。
「ああ……見られたわ……もう、もうこれ以上、夏子を辱しめないで……」
「へへへ、これからガキに会わせてやろうってのに、ガタガタ言うな」
冷二は膝の上に抱きあげた夏子の双臀をバシッとはたいた。国道を二時間近くも走っただろうか、車は港の近くの古いビルの駐車場へ入った。
「子供は、子供はどこにいるの?」
夏子の頭のなかには、もう我が子のことしかない。
「へへへ、ガキは下だよ、奥さん」
冷二は再び夏子を肩にかつぐと、地下室への階段を降りた。
古びた鉄の戸があり、その小窓からなかになにやらボソボソと五郎が話す。すぐに戸は開いて、なかから白衣を着た見覚えのある初老の男が顔をのぞかせた。公園墓地の駐車場から子供の広美を連れ去った男だった。
地下室へ連れこまれると、夏子はソファの上へドサッとおろされた。向かいのソファに子供の広美がいた。
「ああッ、広美ッ……広美ちゃんッ」
夏子は我が子に気づくと、夢中で名前を呼んだ。
だが、子供の返事はない。グッタリと横たわったまま動かなかった。
「広美ちゃんッ……」
夏子は我が子に駆け寄ろうと、冷二の腕のなかでもがいた。
「離してッ、子供になにをしたのッ」
「泣いてばかりおるんで、睡眠薬で眠らせただけじゃ。心配はいらんよ」
初老の男がニヤニヤと夏子の裸身を見つめながら言った。ねっとりと肌を舐めるような視線だ。
その視線になにか異常なものを感じながらも、我が子の身を案じる夏子に、視線を気にする余裕はない。
「縄を解いてください、お願い……」
子供をその腕にしっかり抱きたいのだろう、夏子は後ろ手縛りの裸身を揉んだ。
「先生、早いとこ頼むぜ」
「女にはなにも教えてねえからよ。そのつもりでやってくれよ」
冷二と五郎が初老の男に向かって、そんなことを言った。どうやら白衣をまとい、先生と呼ばれる初老の男は医者らしい。それは男が薬品の匂いを漂わせていることからもわかった。
「フフフ、まかしておけ。女を奥へ連れてくるんじゃ」
初老の男はそう言って、さらに奥の部屋へ入っていく。冷二と五郎が左右から夏子の腕を取って、あとにつづいた。冷二は広美を肩にかついでいた。
「ああ、どこへ連れていくんですか……も、もう、自由にしてくれる約束だわ」
さすがに夏子も不安になって、声をふるわせた。
「も、もう、帰して……」
「その前に俺たちが餞別をやろうというんだ、とびきりのをな、フフフ」
「なにもいりませんから帰して……早く自由にしてください」
連れこまれた奥の部屋は、病院の手術室らしい。部屋のなかに産婦人科用の内診台があり、まわりの棚にはなにやら医療器具が並べられてあった。
夏子は思わず息を呑んだ。
「なにを、なにをする気なの……」
「説明してやろう、フフフ、今から奥さんに人工受精をほどこすんじゃ」
初老の男がうれしそうに言った。
人工受精にもいろいろあるが、夏子の場合はまったく他人の卵子に黒人の精子を使って受精させ、それを夏子の子宮で育てると言う。
「フフフ、借り腹というのじゃよ」
信じられない言葉だった。総身が凍りついたまま、ブルブルとふるえた。
「へへへ、もうわかっただろうが。餞別として奥さんを人工受精で孕ませてやるぜ。それも他人の子をな」
「昨日あれだけ犯ったんだから、妊娠したかもしれねえが、念には念を入れるってわけだぜ、フフフ」
冷二と五郎の言葉に、夏子は目の前が暗くなった。
この男たちはどこまで辱しめれば気がすむというのか。これまでの凌辱の限りを、人工妊娠というもっとも恐ろしい方法で締めくくるというのか。
「……い、いやです……そんな……そんな恐ろしいこと……」
あまりの恐怖に、声がかすれた。
「ほれ、さっさと内診台の上へ乗りな、奥さん、へへへ」
「い、いやあッ」
絶叫が夏子の喉に噴きあがった。
完
人妻肛虐調教週間
2012/9/1 電子版発行
著 者 結城彩雨
発 行 フランス書院
東京都千代田区飯田橋3-3-1
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(c)2012 Saiu Yuuki, Printed in Japan.