『ドM女子とがっかり女王様』は、狐ヶ崎による日本の漫画である。容姿だけは女王様に見える美少女・久米川と、彼女を自分の女王様に仕立てたいドM少女・中村が織りなす百合ラブコメ。各話は4ページほどのサブエピソード数本で構成され、各エピソードにサブタイトルが付く。話そのものにサブタイトルはなく、ナンバリングのみ。もともと作者がTwitterに投稿していた作品で、『ヤングエース』(KADOKAWA)にて2020年3月号から2022年6月号まで商業連載された。Twitter期のエピソードは連載版にも載り、両者は同一である。女王様に見えて女王様になれない美少女と、ドMなのに加虐側へ傾く少女の主従のずれが、ギャグの軸になる。登場人物は高校生なので、身体や性、調教の描写はここには書かない。
中村さよは主人公。一人称は「わたし」、久米川への呼称は「久米川さん」または「あんた」。15歳。理想の女王様を欲しがるが、相手の気弱さを見て友達になろうとする。久米川みすずはもう一人の主人公。一人称は「私」、中村への呼称は「中村さん」。15歳。入学後の成績は振るわず、気が弱くぼっちに近い。二人の関係は調教ではなく、友情と嫉妬の側へずれていく。
野方まりあは英語教師で美術部顧問。上井草めいはクラスメイト。久米川の母親も登場する。石神井もずくは2巻から登場するクラスメイトで文芸部。委員長(風紀委員)も2巻から別人物として出る。体育の先生は野方の同僚。購買のおばさんは主にパンを売る。
狐ヶ崎『ドM女子とがっかり女王様』はKADOKAWA〈カドカワコミックス・エース〉より全4巻。2020年9月発行(9月4日発売)、ISBN 978-4-04-109822-6。2021年3月発行(3月4日発売)、ISBN 978-4-04-111096-6。2021年10月発行(10月4日発売)、ISBN 978-4-04-111809-2。2022年7月発行(7月4日発売)、ISBN 978-4-04-112717-9。作品情報はヤングエースのサイトに載る。気弱な長身美少女と、女王を欲しがって加虐側へ滑るドM少女の百合が、全4巻で閉じた。


