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【完全版】悪魔の淫獣 秘書と人妻 · 第七章 国際女体販売シンジケート

【完全版】悪魔の淫獣 秘書と人妻 第七章 国際女体販売シンジケート (7/8)
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第七章 国際女体販売シンジケート

1

燿子、夏子、万由子と三人並べて床の上に四つん這いにした。三人とも全裸を後ろ手に縛られて上体を前へ伏せ、双臀を高くもたげる格好だ。

「もっと膝をひろげて尻をおっ立てねえか」

氷室が声を荒らげて燿子から順に双臀をはたいた。

ピシッ……ピシッ……ピシッ……。

すすり泣く燿子、夏子、万由子は、ひッと泣き声を高くして、両膝を開き、命令に従う。

臀丘の谷間に秘められた肛門が、そしてまだ張型を深く咥えこまされてしとどに濡れそぼった媚肉が、氷室と原田の眼の前にはっきりと剥きだされた。どれも眼移りするほど悩ましく、ゾクゾクとそそられて思わず舌なめずりした。氷室と原田は、じっくりと覗きこんで見較べた。

「まったく三人とも、いい尻の穴をしてやがる、フフフ。味較べといくか」

「フフフ、第三ラウンドはアナルセックスだ。せいぜい気分を出して、楽しませてくれよ」

氷室と原田はたくましく屹立した肉棒を剥きだすと、威圧するようにゆさぶって笑った。

「とくに奥さんは二ラウンドつづけて負けて、あとがねえんだ。売りとばされたくなかったら、せいぜいがんばるんだな」

原田に意地悪くおどされて、夏子はまた泣き声を高くした。

明日の夕方に女体売買シンジケートの船が着くと聞かされ、夏子は気も遠くなりそうだ。

原田は夏子の肛門に潤滑クリームを塗りこみはじめた。

「ああ、やめてッ……そこは、いや……」

夏子はブルッと双臀をふるわせてよじりながら、みじめに哀訴した。

「なにがいやだ。奥さんはもうあとがねえと言ったばかりだろう。それとも売りとばされてえのか」

「そ、それは……ああ、そんなおそろしいことだけは……かんにんして……」

「だったらガタガタ言うんじゃねえ」

原田は潤滑クリームをたっぷり塗りこみながら、ゆるゆると夏子の肛門を揉みほぐす。

原田は同時にもう一方の手で、隣りの万由子の肛門にも潤滑クリームを塗りこみはじめた。

「あ、ああ……」

万由子は泣き声を高くしただけで、なにも言おうとしなかった。売られるという恐怖が哀願の気力をも萎えさせた。

氷室のほうは燿子の肛門に潤滑クリームを塗りこんで、ゆるゆるとマッサージを加えている。燿子はブルッと背筋をふるわせて、腰をよじるようにしてうめき声をこぼした。

「フフフ、もう感じるのか、燿子。尻の穴がヒクヒクしてとろけてきたぜ」

「こっちもだ。奥さんも万由子も敏感な尻の穴してやがる」

氷室と原田はニヤニヤと舌なめずりをした。屹立した肉棒がいっそう硬くなった。

燿子も夏子も万由子も、もう肛門は揉みほぐされ、ふっくらと柔らかく盛りあがって、指先に吸いつくようだ。時々おびえるようにキュウとすぼまっては、またヒクヒクとゆるむ。

それがなにかを咥えこみたがって、あえいでいるようにも思えた。張型を咥えたままの媚肉まで、ヒクヒクとざわめいて収縮し、さらに蜜を溢れさせた。

さっき張型で昇りつめさせられた官能の残り火が、またくすぶりはじめたのか。

そんな女たちの反応を楽しみつつ、原田と氷室は肛門を揉みほぐす指で、ジワジワと縫うように貫きはじめた。

「ああ、いや……ああ……」

「あ、あ……あむむ……ゆるして……」

「あ、うう……ああッ……」

夏子と万由子と燿子は腰をよじり、貫いてくる指をキュッ、キュッとくい締め、狼狽の声をあげた。

それをあざ笑いつつ、原田と氷室は指の根元まで沈めた。

「何度触ってもよく締まる尻の穴だぜ、フフフ。指がくいちぎられそうだ」

「オマ×コに張型をぶちこんであるんで、よけいに締まるようだな」

原田と氷室はゆっくりと指を回転させて抽送する。夏子、万由子、燿子の三人は泣き声を昂らせ、ひいひいのどを絞った。

とてもじっとしていられない三つの白い尻肉はブルブルとうねった。

「フフフ、誰がいちばん先に気をやるかな。三人とも思いっきり昇天してくれよ」

「もっとも先に気をやったって勝ちじゃねえぜ。第三ラウンドはいちばん先に音をあげたのが負けだからな」

「それじゃ第三ラウンド本番といくか。尻の穴もすっかりとろけきったことだしよ」

原田と氷室は顔を見合わせてニンマリと舌なめずりした。

指を引き抜くと、燿子の腰を氷室が、万由子の腰を原田がつかんで、灼熱の先端を肛門に押し当てた。

「ああッ……いや……」

「あ……お尻は、ゆるして……」

もう観念しているはずの燿子と万由子の口から、おびえと狼狽の声があがった。

反射的に前へズリあがろうとする燿子と万由子の腰が、氷室と原田の手で引きもどされて、押し当てられた肉棒がジワジワと肛門を貫きはじめる。

燿子も万由子も肛門はふっくりととろけているとはいえ、氷室と原田の肉棒は人並み以上だ。肛門の粘膜がジワジワと拡張されて、引き裂かれるような感覚が燿子と万由子をおそった。媚肉に張型を咥えこまされているだけに、強烈だ。

「あ、あむむ……ひッ、ひいッ……」

「フフフ、いい声で泣くじゃねえか、燿子。尻の穴にぶちこまれるのが、そんなにいいのか」

「ああ、たまらないッ……う、ううむ……ゆるしてッ」

燿子は耐えきれないように泣き叫んだ。

万由子も黒髪を振りたくる。

「ゆるしてッ……ひッ、ひッ、死んじゃう、万由子……」

「もっと自分から尻の穴を開くようにしねえか。シンジケートに売りとばされたら、こんなもんじゃねえぞ」

原田は万由子の腰をがっしりつかまえたまま、ゆっくりと確実に肉棒を沈めていく。

たちまち燿子と万由子はあぶら汗にまみれて、満足に息もできなくなった。深く入ってくる灼熱をくい締めつつ、ひいッ、ひいッとのどを絞りたてた。

2

「ほうれ、尻の穴でしっかりつながったのがわかるだろ、万由子。クイクイ締めつけやがって、いい味だぜ」

「フフフ、熱くてチ×ポがとろけそうだぜ。犯るたびに味がよくなりやがる」

氷室と原田は肉棒をそれぞれ万由子と燿子の肛門に根元まで埋めこんで、その妖美な肉の感触を賞味する。

その間で放っておかれる夏子は、生きた心地もない。左右から燿子と万由子の悲鳴が聞こえるたびに、夏子はビクッと裸身を硬直させた。

夏子は思わず起きあがって逃げだしたかったが、そんなことをすればシンジケートに売られてしまうのだ。

「フフフ、奥さんもすぐに尻の穴をたっぷりと責めてやるからよ」

「奥さんは人妻だ。ここでもハンディをつけるぜ」

夏子に向かって原田と氷室は左右から声をかけながら、ゆっくりと腰を動かして万由子と燿子を突きあげはじめた。

「ああッ、うむ……うむむ……」

「あ、あ、ゆるして……ああッ……」

燿子と万由子は泣き声とうめき声とを交錯させた。

あらがう気力もなく、されるがままに泣き悶え、あやつられる肉の人形だ。

「どうだ、燿子。気持ちいいか」

「どんな気持ちか言ってみろよ、万由子」

そう言われても、燿子と万由子は返事をする余裕もない。肛門が引き裂かれるような痛みと妖しい快感とが入り混じって、身体の芯が灼けただれる。

「ああッ……ああ、狂っちゃう……」

燿子が叫んだと思うと、たちまち反応を露わにして、張型を咥えこんだ媚肉からジクジクと蜜を溢れさせた。

まだ性経験の浅い万由子は、ただ泣いてうめくばかりだ。燿子のように露わに反応するふうではない。

「万由子、気分出さねえか。燿子に負けるんじゃねえよ、フフフ」

「ゆるしてッ……ああ、ああ……」

「こんなことじゃ、売りとばしちまうぞ」

原田は万由子をおどして、いっそう突きあげながらゲラゲラと笑った。

「燿子だって敏感ならいいってもんじゃねえぞ、フフフ。俺を楽しませることを考えろ。自分ばかり楽しんでねえでよ」

氷室もまたゲラゲラと笑い、容赦なく燿子を突きあげた。

原田と氷室は万由子と燿子の双臀にリズミカルに自分の腰を打ちこみつつ、一方の手を左右から夏子にのばした。

氷室は夏子の双臀を二度三度と撫でまわしてから、媚肉に深く埋めこまれたままの張型をつかんだ。

「さっきからこうされたくてウズウズしてたんだろ、奥さん。ほれ、ほれ」

氷室はゆっくりと張型をあやつりはじめた。

「あ、いや……かんにんしてッ……ああ、やめて、やめて……」

夏子は泣き声をあげ、背筋をわななかせて腰をよじった。

子宮口を突きあげてくる動きに、身体の芯が再び熱く燃えあがる。さっきから待ちかねていた柔肉がざわめき、抽送される張型にいっそうからみつく。

「あ、ああ……いや、いや……そ、そんなにされたら……」

「そんなにされたら、どうだってんだ、奥さん。フフフ、身体は正直だぜ」

夏子の媚肉からジクジクと蜜が溢れ、張型の動きがいっそうスムーズになるのが、氷室にわかった。

張型にあやつられる夏子の腰がよじれた。

「あ、あ……ああ……」

いくら唇をかみしめようとしても、張型の動きが送りこんでくる官能のうねりが大きくなると、どうしようもなかった。

「もっとよくしてやるからな、奥さん。尻の穴がさびしいんだろ、フフフ」

夏子には見えないのだが、原田の手にねじり棒があった。女の肛門を責めるための先細りの長さは二十センチ近くあり、根元のもっとも太いところは直径五センチほどだ。

その先端を夏子の肛門にあてがうと、原田はゆっくりと回転させてねじこみはじめた。

「ああ、なにを……い、いや、そこは、やめてッ……ああッ……」

「素直に尻の穴を開きな。ズンといいものを入れてやるからよ」

「いやッ……変なものを入れないで……ああ、そこは、いやあ……」

「フフフ、生身をぶちこんで欲しいんだろうが、もう俺も氷室も若い娘の尻に入ってるんだ。こいつで我慢しろって」

原田はせせら笑って、ジワジワとねじり棒をすすめていく。

夏子の肛門はふっくらととろけ、粘膜がねじれに巻きこまれつつ、ゆっくりと押しひろげられた。しかもねじり棒は、薄い粘膜をへだてて、媚肉をこねまわす張型とこすれ合う。

そのすさまじい感覚に、夏子はひいひいのどを絞った。

「かんにんしてッ……ひッ、ひいッ……」

腰をよじって逃れようとしても、夏子の腰は媚肉を貫いた張型で、杭のようにつなぎとめられている。

「ほれ、尻の穴に深く入れてもらうんだ、奥さん。いやがってねえで、気分を出してよがらねえか」

氷室は張型をあやつりつつ、ゲラゲラと笑った。

「ひいッ……ひいッ……」

夏子はねじり棒が入ってくる感覚がたまらない。それはねじり棒が元太になっているため、しだいにふくれあがった。

「ゆるして……ひッ、かんにん……」

ねじり棒は十センチは入っただろう。夏子の肛門は三センチも拡張され、粘膜がいっぱいにのびきった。その粘膜がねじりに巻きこまれる。

すでに火となった夏子の身体に、さらに熱い火花が走った。

「奥さん、まだ入るか」

「や、やめて……たすけて……」

息も絶えだえの夏子だが、さらにねじり棒が巻きこまれ、もう半狂乱になった。

3

燿子と万由子の泣き声に夏子も加わった。えもいえぬ三重唱だ。それが原田と氷室をいっそう昂らせた。

「いいぞ、燿子。締めたりゆるめたり、すっかりアヌスの味を覚えたな」

「万由子もすごい。フフフ、お互いのよがり声が刺激になってやがるぜ」

「相乗効果ってやつか。ほれ、奥さんも二人に負けねえように、もっとがんばらねえか」

氷室と原田は燿子と万由子の肛門を貫きつつ、真ん中の夏子の張型とねじり棒をあやつりつづけた。

「あ、ああッ……あああ……」

夏子はわけがわからなくなって、二本の責め具にあやつられるままに泣き、あえぎ、よがり狂った。

薄い粘膜をへだてて二本の責め具がこすれ合うたびに、バチバチと官能の火花が散って肉がとろけていく。夏子の双臀がブルブルとふるえながらうねった。

燿子と万由子もまた、苦悶と愉悦のなかで、狂乱にかりたてられた。

「ああ、あううッ……たまらないッ……あうッ、ああッ……」

燿子があられもない声をあげて腰をゆすれば、「ゆるして……ああッ、死ぬ、死んじゃうッ」

万由子はなす術もなくのたうつ快感のなかに、ひいひいのどを絞る。

もう燿子も万由子もおびえや屈辱の段階を通りすぎ、すべてを忘れて淫らな愉悦にどっぷりとつかりきっている。

「三人ともいい声で泣きやがる。いちばん先に気をやるのは誰かな」

「奥さんが猛然と追いあげてきた感じだぜ。こりゃおもしろいレースになりそうだ」

原田と氷室はニヤニヤと笑った。

その間にも夏子の身悶えがいちだんと露わになり、ブルブルと痙攣が走りはじめた。

「ああ、もうッ……ああッ……」

夏子の声が切迫した。

「気をやるのか。道具で尻の穴を掘られているというのによ」

夏子は返事をする余裕もなかった。

「あ、ああッ……ひいッ……」

今にも気がいかんばかりの夏子に巻きこまれ、燿子と万由子もいちだんと身悶えを露わにした。

「あうッ、あううッ……」

「あ、あああ……ああッ……」

燿子と万由子はめくるめく絶頂へ向けて暴走しはじめる。

「三人そろってラストスパートか、フフフ」

「イク時はちゃんと教えろよ」

原田と氷室はあせることもなく、余裕をもって三人を責めた。

「ああッ、イッちゃうッ……イクッ」

いちばん先に口走って、ガクガクと腰をはねあげ、突きあげるものをくい締めたのは、万由子だ。

「すげえ、油断すると俺もつられそうだぜ」

「いちばん若い万由子がトップとはな……」

原田と氷室が言い終わらないうちに、ほとんど同時に燿子と夏子が、めくるめく絶頂へと昇りつめた。ブルブルと痙攣して、総身がおそろしいばかりに収縮した。

「い、イクッ」

「あ、あああッ、イキますッ」

燿子と夏子は血を吐くように口走った。

きつく収縮して突きあげるものをくい締める肛門が痙攣し、同時に媚肉がキリキリと張型をくい絞った。

万由子も燿子も夏子も、何度も絶息するように痙攣し、ガクガクと腰をはねあげた。

そのきつい収縮に耐え氷室と原田は燿子と万由子を責めつづけた。夏子の媚肉の張型と肛門のねじり棒も、リズミカルにあやつりつづける。

「……ああ、そんな……もう、ゆるして……」

「ああ……ゆるして……これ以上は……」

グッタリと余韻に沈むこともゆるされずに、燿子と万由子は泣き声を大きくした。

「やめて……いや……いやあッ……」

夏子もたてつづけに責められて、狼狽の悲鳴を張りあげた。

「なにがゆるしてだ。俺たちはまだ出してねえんだぜ。これからじゃねえか。もっと何度でも気をやるんだ」

「いちばん先にまいったのが負けってのに、ギブアップするってのか、フフフ。第三ラウンドで負けたいのは誰だ」

氷室と原田は意地悪く言って、あざ笑った。

燿子と万由子と夏子は、もう哀願の声もない。キリキリと唇をかみしばって泣くばかりだ。

その泣き声も、すぐにまた身も心も官能の渦に巻きこまれた昂ったすすり泣きへと変わった。

「ああ……変になっちゃう……」

「あ、あああ……」

燿子と万由子は絶頂の余韻が引く間もなく、再び追いあげられる。

汗でびっしょりの肉がブルブルとふるえてうねり、燿子と万由子の口の端から涎れが溢れた。

「また気分が出てきたな。クイクイ締めつけやがって、フフフ」

「いくらでも変になっていいんだぜ」

リズミカルに燿子と万由子を突きあげつつ、氷室と原田はあざ笑った。

打てば響く太鼓のようにビンビン反応する女体がたまらない。とくに夏子の反応が激しかった。

「あ、ああッ……ああッ、狂っちゃうッ……ひッ、ひッ……」

張型とねじり棒にあやつられるままに、白い肉と化して悶え狂う。もうまともに口もきけず、息すらできない。

「ああッ、ひッ、ひいッ……あああッ」

今にもまた、夏子は気がいかんばかりだ。

「激しいな、奥さん。そんなにいいのか」

「生身よりもねじり棒や張型のほうが相性がいいのかな。なんたって道具は疲れ知らずだからよ、フフフ」

原田と氷室はからかってあざ笑ったが、もう夏子には聞こえていない。

張型とねじり棒が柔肉をこねまわし、粘膜をへだててこすれ合う。さらに氷室は張型のバイブレーターのスイッチを入れた。

「ああッ、ひいッ……」

汗まみれの夏子の双臀が、はねあがるように躍った。

バイブレーターの淫らな振動とうねりとにおそわれて、すでに火にくるまれた夏子の身体はひとたまりもない。

「ひッ……ああ、ひいーッ……」

電気が流されたみたいに、夏子の裸身が激しく痙攣し、キリキリ収縮した。

「ああッ、イク、イクッ」

ガクガクとさらに激しく腰を痙攣させて、夏子はのどを絞り、キリキリ白い歯をかみしばった。

「もう気をやったのか、奥さん。さすがに人妻、一度崩れるとあとは底なしってわけか」

「フフフ、その調子でどんどん気をやりな。道具はいくらでも相手してくれるぜ」

原田と氷室は夏子の激しさに舌を巻きつつも、張型とねじり棒をあやつるのをやめない。

「ああッ、あむッ……ひッ、ひいッ……死ぬ、死ぬッ……」

夏子は悶え狂った。張型とねじり棒にあやつられ、やがて我れを忘れて腰をうねらせる。

「あ、あ、またッ……ああッ、ひいい……」

夏子は一度昇りつめた絶頂感が持続するようだ。

「フフフ、夏子はまた気をやったぜ。ほれ、万由子も負けずにイクんだ」

「こっちは生身をぶちこんでやってんだからよ。人妻に負けるんじゃねえよ、燿子」

原田と氷室は夏子を責めつつ、万由子と燿子をいちだんと追いあげにかかった。激しく腰を白い双臀に打ちこむ。

「あ……ひッ、ひいッ……」

「ああッ……ああ、あんッ……」

燿子と万由子はいちだんと泣き声を露わにして、絶頂へ追いあげられていく。

「ひッ……ああ、イクッ……」

燿子がのどを絞れば、万由子も負けじと叫ぶ。

「ああ、もうッ……万由子、イッちゃうッ、イクッ……」

ほとんど同時に燿子と万由子は汗まみれの裸身をキリキリと収縮させた。激しい痙攣と収縮が、氷室と原田の肉棒をおそった。

それでも氷室と原田は精を放とうとはしなかった。きつく締めつけてくるのに耐えつつ、ゆっくりと突きあげる。

「いい締まりだ。だがそう簡単には出さねえからな、燿子」

「こっちが出すのが先か、そっちがのびちまうのが先か、フフフ」

氷室と原田は余裕たっぷりだ。三十分や一時間はつづける自信がある。

「奥さんも張型とねじり棒の精を絞るつもりでがんばることだぜ」

「道具相手でも五時間もがんばりゃ、なんとかなるかもしれねえぜ」

氷室と原田がゲラゲラと笑った。

だが、もう夏子も燿子も万由子もひいひい泣くばかりで、二人の言葉は聞こえていないようだ。

「どうした、奥さん」

「フフフ、燿子も万由子も、口がきけねえのか」

原田と氷室がからかううちにも、万由子がひいッと絶息せんばかりの悲鳴をあげ、つづいて燿子と夏子が悲鳴をあげて、ブルルッと双臀を激しく痙攣させた。

また気をやったのだ。三つの白い肉のきつい収縮から、原田と氷室にわかった。

「ますます気分が出てきたようじゃねえか」

「何人でも客をとれそうだな、フフフ。たてつづけに客をとるつもりで、もっと気をやるんだぜ」

氷室と原田はしつこく三人をからかいつづけて、せせら笑った。

いつしか燿子と万由子と夏子は、のどを絞る声も途切れて、絶えだえの息づかいのなかに低くうめくばかりになった。

もう何度絶頂を極めさせられたのか。自分の身体がどうなっているのかもわからない。四つん這いで高くもたげさせられた双臀がしとどの汗でブルブルと痙攣しつづけ、今にも崩れ落ちそうだ。

「フフフ、しっかりしねえか。のびちまったら負けだからな」

「どれ、少し気分を変えてやるか。奥さんは人妻なんだから、そのままだぜ」

そう言うと、氷室と原田は入れ代わった。

氷室は万由子に、原田は燿子にと乗る馬を替える。

「あ……そんな……もう……」

「あ、あ……ああ……」

燿子と万由子は声をかすれさせてうめいた。

あらがう気力もなく、燿子がなにか言おうとしたことも、うめきに呑みこまれた。

それでも押し入ってくるものが変わったことで、燿子と万由子は再び追いあげられていく。

夏子のほうは追いあげられるまでもなく、張型とねじり棒とに休みなく責められつづけて、「あ……う、うむ……」

悶絶せんばかりの声をあげて、ガクガクと腰を揉み絞った。

そのあとを追うように、燿子がひいッと絶息の悲鳴をあげた。そしてブルルッと痙攣を走らせ、ガクッと身体から力が抜けた。

原田が後ろから覗きこんだ燿子の顔は、白眼を剥いていた。

「フフフ、勝負ついたか。いちばん先にのびたのが、燿子だとはな」

「万由子ものびちまったぜ。どうやら第三ラウンドは、奥さんのひとり勝ちってわけだぜ」

原田と氷室が腰をつかんだ手を離すと、燿子と万由子の裸身がズルズルと床に崩れた。

引き抜かれた肉棒はヌラヌラと光り、まだ天を突かんばかりだ。

「勝負もついたし、こいつは奥さんのなかですっきりさせるか、フフフ」

「それじゃ生身のサンドイッチといこうぜ」

氷室と原田はニヤニヤと笑って、夏子の裸身にまとわりついた。

4

翌日、原田と氷室が眼をさましたのは昼近かった。明け方近くまで夏子をサンドイッチにして、たっぷりと楽しんだ二人だ。

どうせ売りとばしてしまう女だ、原田も氷室も容赦がなかった。夏子が気を失っても、気つけ薬で起こし、前から後ろから責めたてた。夏子の身体は氷室と原田の間でギシギシときしみ、揉みつぶされる。

「……いっそ、殺してッ……」

何度、夏子はそう叫んだろう。

それから六、七時間はたったのに、夏子はまだ身体になにか入っているような重いだるさと、肛門の拡張感があった。

腰がフラつき、膝がガクガクとして、とてもひとりでは立っていられない。

「しっかりしねえか、奥さん。売られたらもっときついんだぜ。一日に何十人も客をとらされるんだからよ」

「……い、いやッ……売られるなんて……ああ、かんにんして……」

「いやなら次のラウンドもがんばることだ。次で負けりゃ奥さんに決まり、勝てば燿子や万由子と五分ってことだ」

原田と氷室はそんなことを言いながら、夏子を風呂に入れた。

燿子と万由子も風呂に入れ、身体の汚れを洗い流す。

「今日で誰を売りとばすか決まるぜ。燿子か万由子か、今のところは奥さんが有力だな」

「フフフ、誰にしろ、シンジケートのものになりゃ、死ぬまで毎日が地獄だ。うらむんなら、いい身体をしてることをうらむんだな」

原田と氷室はあざ笑った。

燿子と万由子と夏子は、なにか言う気力もなくおびえて、シクシクと肩をふるわせて泣くばかりだ。

風呂からあがると、食欲などあるはずのない女たちを、食べなければ次のラウンドでハンディをつけるとおどして、無理やり食べさせた。

「フフフ、たっぷり食って精もつけたことだし、第四ラウンドといくか」

「まずは牝たちの身体をほぐさなくちゃな。発情させるか」

原田と氷室はニヤニヤと笑って舌なめずりをすると、女たちを天井の鎖から立ち姿に吊った。両手をひとまとめにして頭上に引きのばし、爪先立ちにする。

万由子、燿子、夏子の順だ。若くピチピチとはじけるような万由子の肢体、くっきりと際立ったビーナスのような燿子のプロポーション、そして身体のラインがけぶるようなムチムチとした夏子の肉体、何度見ても眼移りするほどの三つの女体だ。

思わずゾクゾクと胴ぶるいがくるような見事な光景だ。

原田と氷室は端から順に白い肉をまさぐりはじめた。原田が両手で乳房をわしづかみにしてタプタプ揉みこめば、氷室は双臀を撫でまわして股間をまさぐる。

「あ、ああ……」

泣きださんばかりの声で、万由子は弱々しく頭を振った。

「さすがに若い女子大生はプリンプリンしてやがる、フフフ。ほれ、万由子、気分出して発情しねえか」

「……ゆるして……ああ……」

「オマ×コを濡らすんだ。ほれ、ほれ……」

原田が乳首をつまんでしごけば、氷室は媚肉をまさぐり、女芯を剥きあげる。

「ああッ、ゆるして……あ、ああッ……」

「きのうはあんなによがって何度も気をやったじゃねえか」

「ああ……ひッ、ひいッ……」

女芯を指でこすられて、万由子は悲鳴をあげた。

なす術もなく女の官能をさぐり当てられて崩されていく。はやくも身体の芯がしびれ、熱くうずきだした。乳首が硬くとがり、女芯もツンと充血して、媚肉の奥が熱くたぎりだすのを万由子はどうしようもなかった。

「フフフ、もう感じだしやがった。責めるたびに敏感になるようだな」

「発情させるだけにしとけよ、氷室。今楽しませちゃおもしろくねえからな」

「わかってるって。燿子と夏子もひかえてることだしな」

氷室は催淫クリームを指先にすくい取ると、万由子の媚肉にたっぷりと塗りこんだ。

そして氷室と原田は次の燿子へと移った。今度は氷室が乳房で、原田が下だ。

「やっぱりプロポーションでは燿子がいちばんだな。このところ若さに色気もついて、いちだんといい身体になってきたぜ」

「フフフ、それでいて敏感で味もいいときてるから、たまらねえわな」

氷室と原田は舌なめずりをしながら、燿子の肌をまさぐった。

「ああ……いや……」

燿子は黒髪を振りたくって、いじられる裸身を揉んだ。

どんなにいやと思っても、男たちに責められて幾度となく狂わされた記憶が、燿子を崩していく。男たちの指に身体が勝手に反応してしまうのだ。

肉のうずきが熱いたぎりとなって、ジクジクと溢れだした。それを指先に感じた原田は、燿子にもたっぷりと催淫クリームを塗った。

次の夏子だ。

「か、かんにんして……これ以上は、ゆるしてください……」

夏子はすすり泣く。

明け方までの責めの名残りに、夏子はまだ腰がフラついている。こんな身体でさらに責められたらどうなってしまうのか。

夏子の哀願をせせら笑って、原田は乳房をいじりまわし、氷室は媚肉をまさぐりはじめた。

「やめて……そんなにされたら……」

「熟した人妻のくせして、弱音を吐くんじゃねえよ、奥さん。もうあとがねえのに、そんなことでいいのか」

「ああ……」

「奥さんは発情することだけ考えてりゃいいんだよ、フフフ」

氷室と原田は意地悪く夏子の顔を覗きこんだ。

夏子の肉はピチピチとはじけるような万由子に較べて、しっとりと指先に吸いつくような柔媚さだ。そしてムンムンと女の色香が匂う。

氷室は夏子に最初から催淫クリームを塗りこんだ。

「あ、あ……ああ……」

下腹全体が火になった。夏子は我れを忘れて腰を振りたてる。両脚をぴったりと閉じ合わせる余裕もない。

乳首がうずきつつとがり、媚肉は肉芽を充血させてヒクヒクとうごめかせ、ジクジクと蜜を溢れさせはじめた。

「もう効いたのか。やけにはやいな」

「それだけ敏感ということだぜ」

原田と氷室がそう言う間にも、燿子と万由子の身悶えが露わになった。

もう太腿を固く閉じ合わせていることもできない。燿子と万由子の両脚はガクガクと力を失って、股間をベトベトに濡らしていた。

「あ……」

「ああ……」

燿子も万由子もキリキリと唇をかみしばって声をこらえようとするが、催淫クリームの効きめに思わず口がゆるんだ。

「フフフ、どうだ。こいつが欲しいか」

原田は長大な張型を二本取りだして、女たちに見せた。

コーラの瓶ほどもある長大な張型で、しかも二本の張型は根元のところを一メートルほどの糸でつなげられていた。

「いや……」

「ああ……ゆるして……」

夏子と万由子は思わず声をあげて、おそろしいものでも見たようにハッと眼をそらした。

燿子は眼をそらしはしたものの、観念したようになにも言わなかった。

「第四ラウンドはこいつを使って、オマ×コでの綱引きだ」

「まずは燿子と奥さんからだ」

原田と氷室はニヤニヤと笑うと、夏子と燿子の両手を吊った縄をほどいた。

そして互いに一メートルほどの間隔をとって双臀を向かい合わせる格好で、床の上に四つん這いにした。

張型を一本ずつ手にして、原田は夏子の後ろに、氷室は燿子の後ろに陣取った。

「さあ、もっと膝をひろげな」

「ああ、かんにんして……い、いや……」

夏子は声をふるわせたが、燿子はさらに両膝を開くと、キリキリと唇をかんで両眼を閉じた。

後ろから覗くと、剥きだしの夏子と燿子の媚肉は、催淫クリームの効果も露わにしとどに濡れて、柔肉を熱くとろけさせていた。これから押し入ってくるものを待ちかねたように、ヒクヒクとうごめく。

それでも夏子の口からは、思わず哀願の言葉が出てしまう。

「も、もう、かんにんして……」

「若い燿子がおとなしく受け入れようとしているのに、奥さんがいやがってどうする」

原田はあざ笑い、張型の先端を夏子の媚肉の割れ目に分け入らせた。

氷室も張型で燿子の媚肉をジワジワと串刺しにしはじめた。

「ああッ、いや……いやあッ」

「あ、あ……あ、むむ……」

夏子と燿子はほとんど同時に声をあげて、ブルブルと双臀をふるわせた。

「ああ、そんな……大きすぎるッ……」

それまでなにも言わなかった燿子が、狼狽の声をあげた。

媚肉はいっぱいに押しひろげられて、今にも張り裂けんばかりだ。

「フフフ、大きすぎると思うなら、自分でもっとオマ×コをとろけさせりゃいいんだ、燿子。これだけいい身体してりゃ、入るはずだぜ」

「ああッ……あ、きついッ……」

燿子が泣きだすのもかまわず、氷室はゆっくりと、確実にすすめた。

いっぱいにのびきった媚肉の粘膜が、痙攣するような動きを見せてジワジワと張型の頭を呑みこんでいく。

「う、うむむ……」

燿子は四つん這いの裸身を揉み絞った。

夏子のほうはもうすでに長大な張型を底まで受け入れた。ズンと子宮口を突きあげられて、ひいッとのけぞった。

身体の芯がひきつるように収縮をくりかえし、夏子の肉がひとりでに快感をむさぼろうとうごめいた。

「ああ……たまらない……」

クイクイ張型をくい締めつつ、夏子はうめきあえいだ。

「さすがに人妻、こんな太いのも思ったよりもスムーズに入ったぜ、フフフ」

「こっちはもう少しだ。燿子には少々きついようだが、なんとか入りそうだぜ」

氷室はさらに張型を押し入れていく。押しては引き、引いては押すことをくりかえした。

「うむ……ううむ……」

燿子はもう満足に口もきけない。生汗をドッと噴いて、キリキリと唇をかみしばった美貌を、右に左にと振った。

そのくせ、いっぱいに拡張された柔肉はしとどの蜜にまみれ、さらにジクジクと新たな蜜を溢れさせた。

ようやく張型は底まで沈んだ。ひいッと白眼を剥いたのは、張型の先端が燿子の子宮口を突きあげたのだろう。

互いに向き合う白い双臀は、汗にヌラヌラと光ってブルブルふるえ、張型と張型とをつなぐ糸は、もうピンと一直線だ。

5

原田は夏子を、氷室は燿子を見おろし、二人はニヤニヤと笑った。その手には、それぞれ鞭が。

「フフフ、牝の綱引きだぜ」

「オマ×コを思いっきりくい締めて引くんだぜ。ほれ、前へ這わねえか」

氷室と原田は鞭を振りあげると、燿子と夏子の双臀をピシッと打った。

「ああッ……」

「ひいッ」

四つん這いの夏子と燿子の裸身がビクッと硬直し、前へ這おうとした。

互いの張型をつないだ糸がさらにピンと張りつめて、ズルズルと張型が引きだされそうになった。それがまた夏子と燿子に悲鳴をあげさせ、引きだされまいと張型をキリキリとくい締めた。

「こ、こんな……ああッ……」

「う、ううむ……いや……」

少しでも力を抜けば、夏子も燿子も張型を引きだされてしまいそうで、もう動くこともできない。

「どうした。もっと前へ這うんだ。思いっきり引っぱり合うんだよ、奥さん」

原田が鞭を夏子の双臀に向けて鋭く振りおろした。

ピシッ……。

「ひいッ……」

夏子は顔をのけぞらせた。

最初よりずっと強烈な衝撃だ。夏子の身体は強張ったまま、さらに前へズリあがるように這おうとした。

ピンと張りつめた糸に引かれ、燿子の媚肉の張型がズルズルと引き抜かれる気配を見せて、燿子のなかで動いた。

「あ、駄目ッ……ううむ……」

燿子は引き抜かれまいと、キリキリと唇をかんで下半身の力を絞った。

「フフフ、燿子もくい締めてるだけでなく、反撃するんだよ」

氷室の鞭が燿子の双臀にはじけた。

ピシッ……。

夏子の双臀にもまた鞭が。

「もっとどんどん引かねえか、奥さん。燿子から一気に引き抜いてしまうんだ」

「ああ、そんな……」

夏子は黒髪をバサバサとゆらした。

前へ這おうとすれば、燿子の張型をグルグルと引きだすだけではすまず、自分の張型もズルッと引きだすことになる。

「ああッ……ひッ、ひいッ……」

鞭が双臀にはじける音とともに燿子の悲鳴があがって、燿子もジリジリと糸を引いてきた。

ピシッ……。

「ひいッ、ひッ……」

鞭と悲鳴とが夏子と燿子から交互に響いて、汗にヌラヌラと光る四つん這いの女体が、妖しくゆれた。

「だいぶ張型が抜けたぞ、奥さん。もっとしっかりくい締めねえか。それとも、まだ鞭が足らねえのかな」

原田が夏子をからかって鞭をふるえば、「どうした、燿子。ズルズル抜けてるぞ。子供を生んだ人妻に負けるんじゃねえ」

氷室は声を荒らげて、ピシッ、ピシッとたてつづけに燿子の双臀を打った。

もう夏子も燿子も汗びっしょりだ。鞭が双臀にはじけるたびに玉の汗があたりに飛び散った。

ピンと張った糸が引っぱり合いっこになる。それにつれて夏子も燿子もズルズルと張型が抜けでた。離すまいと柔肉が張型にからみつき、ジクジクと蜜を溢れさせるのが、原田と氷室にもわかった。

「燿子のほうが負けてるぜ。締まりじゃ燿子だと思ったがな」

「人妻の経験のほうが強いってことかな。もっとも奥さんはあとがねえんで必死だけどよ」

氷室と原田はニヤニヤと交互に覗きこんだ。

少しでも糸を引く力がとまると、氷室と原田は容赦なく二人の双臀を打った。

「あ、駄目ッ……ああッ、いや、いやッ」

それまでは歯をかみしばってうめき、鞭に悲鳴をあげるだけだった燿子が、にわかに声をひきつらせた。

ズルズルと抜けでる張型をくいとめることができなくなった。鞭打たれると一瞬とまるが、すぐにまた抜けだす。

それは夏子も同じだが、燿子のほうが抜けでていく動きがはやかった。

「ああ……いやあ、ああッ……」

「なにがいやだ、フフフ。一気に勝負つけてやりな、奥さん」

原田はピシッと夏子の双臀を鞭打った。氷室も燿子を鞭打つ。まるでゴール寸前の競走馬にラストスパートをかけるようだ。

「ああッ……ああッ、いやあッ」

燿子の双臀がブルルッとふるえ、ひときわ高い悲鳴をあげ、燿子の媚肉からヌルリと張型が抜けでて、床に落ちた。わあッと燿子は床に泣き崩れた。みじめさとくやしさ、そして女体売買のシンジケートに送られる恐怖──。

「これで奥さんと燿子は二敗ずつのタイ。売られるのは誰か、ますますわからないな」

「その分、こっちは楽しめるってもんだ、フフフ」

原田と氷室はニヤニヤと笑って燿子を抱き起こすと、再び天井から爪先立ちに吊った。

代わって万由子を床の上に四つん這いにすると、燿子から抜け落ちた張型を万由子に埋めこみにかかった。

「あ……ゆるして……」

万由子はすすり泣くような声をあげた。

だが、もうあらがう気配はなかった。催淫クリームにさいなまれている万由子の身体は、しとどに濡れて、充血した柔肉をあえがせた。

張型の頭が媚肉に分け入りはじめると、万由子は顔をのけぞらせて白い歯を剥いた。

「あ……ああッ……」

沈んでくるものの太さに、万由子の腰が硬直した。ブルッ、ブルルッとふるえがとまらなくなった。

「そ、そんな……ゆるして……あ、ああ、きついわ……」

「それにしては楽に入っていくぜ、万由子。オマ×コの襞がからみついてきやがる」

「ああ、いや……う、うむ……」

よじれる腰が、まるで挿入をうながすように見えた。

「あ、あうう……うん、ゆるして……」

「そんな声出して、ゆるしてもねえもんだ、万由子。ほれ、深く入っていくのがわかるだろうが」

「ああ……ああッ……」

催淫クリームを塗られ、夏子と燿子の綱引きの間、放っておかれたせいか、万由子は今にも気がいきそうだ。

「フフフ、気分出すのはいいが、綱引きってことは忘れんなよ、万由子」

「もうこんなに張型をくい締めてやがる。こりゃ奥さんにとって強敵かもな」

原田と氷室はゲラゲラ笑った。

できるだけ深く張型を埋めこんでから、氷室は夏子のほうへ行った。

「万由子の準備はできたが、奥さんのほうはこれでいいのか」

ニヤニヤと夏子を覗きこんだ。

夏子はハアハアとあえぎつつ、弱々しくかぶりを振った。燿子との綱引きで、張型はなかば抜けでて、あやうくひっかかっている感じだ。

こんな状態で万由子と引き合えば、一瞬にして勝負は決まるだろう。

「若い万由子を相手に、これくらいのハンディがあってもいいんじゃねえのか、奥さん」

「いや……おねがい……」

夏子はすがるように氷室を見た。

「なんだ、奥さん」

「…………」

「なんでもねえなら、このまますぐに綱引きをはじめるぜ、奥さん」

「待ってッ……ああ、い、入れて……奥まで入れてください……ああ……」

シンジケートに売りとばされる恐怖が、夏子を叫ばせた。

氷室はわざとらしく、「奥まで入れてか、可愛いことを言いやがる。よしよし、思いっきり深く入れてやるからな」

氷室は張型に手をのばすと、ゆるゆると夏子の媚肉の入り口のあたりをこねまわした。

「あ、ああッ」

いっせいに肉襞がざわめいて、張型にからみつく。ジクジクと蜜も溢れた。

「わざわざ俺が入れてやらなくても、人妻なら自分で奥まで吸いこめるんじゃねえのか、奥さん、フフフ」

「そ、そんなこと……ああ……」

夏子は唇をかみしめてかぶりを振った。

氷室は張型でさんざん夏子をからかってから、ググッと一気に底まではめこんだ。

「ひいーッ」

夏子は顔をのけぞらせ、四つん這いの裸身をふるわせた。

夏子と万由子の間で、それまでたるんでいた糸がピンと張りきった。

「フフフ、はじめな」

原田が万由子の双臀をピシッと鞭打った。

「ひいッ……」

万由子の裸身が硬直して、ブルルッとふるえた。

負けじと氷室も夏子の双臀を打つ。

ピシッ……ピシッ……。

「ひいい……ああ、ひいッ……」

夏子と万由子の悲鳴が交錯し、ピンと張った糸が両端から引っぱられた。

ズルズルと、夏子も万由子も張型が引きだされはじめたが、今度は夏子のほうが万由子よりも引きだされていく。

「あ、ああ……そんなッ……ああ、いや、いやあ……」

夏子が狼狽の声をあげた。

「どうした、奥さん。せっかくタイにもどしたのに、またあとがなくなるぜ、フフフ」

「人妻のくせして、女子大生に負けるのか、しっかりしろよ」

夏子はキリキリと唇をかみしばった。いくら下半身に力を入れても、張型はズルズルと抜けでてしまう。

鞭を双臀に振りおろされた瞬間しか、とめることができない。

「ああ……こんな、こんなことって……」

夏子は黒髪を振りたくった。

万由子の張型もずいぶんと抜けでているが、双臀を向け合っているので夏子には見えない。

自分だけが一方的に引き抜かれている気がした。

また鞭でピシッと打たれた次の瞬間、夏子がよろめいたと思ったら、張型はヌルリと夏子から抜けでた。

「あ……い、いやあッ……」

夏子は泣き声をあげて、黒髪を振りたくった。燿子が負けた時と同じように、床に泣き崩れた。

勝った万由子もブルブルと裸身をふるわせたが、緊張の糸が切れたように泣きだした。

「シャンとしろ。これですべて終わったわけじゃねえぞ、フフフ」

「次は第五ラウンドだ。誰を売るかの決着は次で決まりか」

氷室と原田は鞭を振りあげると、床に泣き崩れる夏子と万由子の双臀を、ピシッ、ピシッと打った。

燿子と万由子と夏子の三人ともシンジケートに売ることは、もう決まっている。

そうとも知らずに、売られるのは一人と思わされて必死に肉を競う女たち……。氷室と原田は笑いがとまらなかった。

そう思いながらも、今夜にも女たちはシンジケートの手に渡るのだと思うと、もったいない気もした。短期間にこれほどの美女を三人集められるなど、めったにあることではない。

それだけに原田と氷室は、どうしても三人そろっての肉の競争をさせることに力が入ってしまう。

「ほれ、次は三人並んで台の上にあおむけになりな」

「第五ラウンドは浣腸だ、フフフ」

燿子と万由子と夏子をそれぞれ縄で後ろ手に縛りながら、原田と氷室はゲラゲラと笑った。

6

大きな台の上に、後ろ手に縛られた燿子と万由子と夏子があおむけに横たわっていた。今にも互いに肌が触れ合うような近さで並んでいて、それぞれ両脚はまっすぐ上へVの字に開いて、足首を天井から縄で吊られていた。

腰の下にはクッションを押しこまれて、開ききった股間をいっそう露わにした。

「フフフ、こりゃいいながめだぜ」

原田は舌なめずりをし、思わず眼が細くなった。

三人とも綱引きのあとも生々しく、しとどに濡れた媚肉を赤くひろげて、ヒクヒクと肉襞をうごめかせる。張型での綱引きだけでは、催淫クリームの効きめがおさまるはずもなく、じらされつづけているのと同じだ。

女三人は、ハアハアとあえいで右に左にと顔を伏せている。その顔は、明らかに発情した牝のそれだ。

「とろけきって、太いのを咥えこみたくてしようがねえというところだが、第五ラウンドは尻の穴のほうだ」

原田はあざ笑った。

女たちの肛門は、どれも前から溢れでた蜜で、びっしょりだった。

それでいて燿子の肛門はヒクヒクとあえいで、万由子の肛門はわななくようにすぼまって、夏子の肛門は収縮と弛緩とをくりかえして、それぞれ個性があった。

「言うまでもねえが、いちばん先に漏らした者が負けだぜ」

浣腸の準備をする氷室がニンマリと笑った。

容量五百CCのガラス製の注射型浣腸器が二本、グリセリン原液の薬用瓶に便器が三つ、ティッシュやガーゼなどが並べられていく。五百CCのグリセリン原液が、二本の浣腸器に吸いあげられた。

キィーッとガラスが鳴って、女たちはブルルッと戦慄のふるえを見せたが、なにか言う者はいなかった。

「フフフ、それじゃはじめようぜ、原田」

氷室は浣腸器を一本原田に手渡し、自分も一本を手にして、夏子の双臀の前にニヤニヤと陣取った。

原田は燿子の双臀の前に立つ。

「ああ、そんなこと……」

「ああ……」

夏子と燿子とは声をふるわせた。

氷室と原田はほとんど同時に、浣腸器のノズルの先端を夏子と燿子の肛門に押し当てた。

ガラスのノズルで粘膜を縫うように、肛門を深く貫いた。

「あ、あッ……いや、ああッ……」

夏子は腰をはねあげのけぞったが、燿子は小さく声をあげて腰を硬直させただけだ。

ゆっくりとシリンダーが押され、ドクッ、ドクッと入ってくるグリセリン原液に、夏子と燿子はひいッとのどを絞った。

「あ、あ……」

燿子はガチガチと鳴りだした歯をかみしめ、声をかみ殺してブルブルとふるえながらも必死にこらえる。吊りあげられた両脚の爪先が、反りかえった。

それに較べて夏子は、ひいひいのどを絞って泣き悶えた。黒髪を振りたくり、乳房をゆさぶって、腰をよじりたてつつ、吊りあげられた両脚をうねらせる。

「いやあ……あ、ああッ、入れないでッ……やめて……」

「派手に騒ぎやがって。少しは年下の燿子を見習っちゃどうだ。あばれると、あとでつらくなるだけだぜ」

「ああッ……あむむ……こんなこと、いや、いやですッ……」

夏子はとてもじっとしていられない。浣腸などという方法で嬲りものにされるなど、いまだに信じられない。

原田と氷室は、そんな燿子と夏子の反応のちがいを楽しみながら、ゆっくりとシリンダーを押しつづけた。

五百CCといってもグリセリン原液である。ようやく注入しきった時には、夏子の悲鳴と嗚咽も途切れ、燿子ともどもあぶら汗にまみれて息も絶えだえだ。

「どっちが先にひりだすか、フフフ。せいぜい尻の穴を締めてろよ」

「先にひりだしたほうは、シンジケート行きになるかもな、フフフ」

原田と氷室は一滴残らず注入した空のガラス筒を引きながら、せせら笑った。

氷室はすぐに新たに五百CCのグリセリン原液を浣腸器に吸いあげると、今度は万由子に浣腸をしかけていく。

「フフフ、二人より遅く浣腸するのは、第四ラウンドの綱引きで勝ったハンディだぜ、万由子」

「ああ……か、浣腸だなんて……いや、本当にいや……」

「もうそろそろこいつにもなれていいころだぜ、万由子」

氷室はあざ笑って、グイグイとシリンダーを押しはじめた。

「あ、あむ……ううむ……」

万由子はキリキリと唇をかみしばり、右に左にと顔をゆらす。

ドクドクと流入する薬液を拒もうと肛門がノズルをくい締め、腰がブルブルとふるえた。

「ああ……」

シリンダーが押しきられてノズルが引き抜かれると、万由子は身体の硬直がガクッとゆるんだ。

「これで三人そろったな。誰が先にひりだすか、時間が責めてくれるってわけだ」

「じっくりと見物させてもらうぜ。三人のちがいを見るのも、おもしれえぜ」

原田と氷室は女たちの表情と股間を、一人ひとり見較べては舌なめずりした。

こうやって見較べると、美人といっても一人ひとりちがうように、媚肉と肛門のたたずまいも十人十色であることがよくわかる。万由子をユリの花にたとえれば、燿子は赤いバラ、夏子は時に毒々しいまでの南国の妖花というところか。

「あ、あ……」

「うむ……」

数分もしないうちに、夏子と燿子は歯をかみ鳴らしはじめた。便意がふくれあがって、荒々しくかけくだりだしたのだ。

吊りあげられた両脚が、ブルブルとふるえ、さっきまで真っ赤だったのにその美貌はしだいに血の気を失って、あぶら汗を噴きだした。

万由子は遅れて浣腸されただけに、まだそれほどではない。

原田は夏子の腰が片時もじっとしていられないようにふるえだすのを見てから、「そうだ。奥さんにはハンディをつけなくちゃよ、フフフ」

さも思いだしたみたいに言って、浣腸器を取りあげた。

浣腸器にはすでにグリセリン原液が五百CC、補充されてあった。

「そんなッ……やめて、これ以上は……」

なにをされるのか知って、夏子は戦慄の声をあげた。

夏子の腹部はグルルと鳴って、今にも肛門が爆ぜんばかりだ。そんな状態にさらに薬液を注入されたら……。

「か、かんにんして……もう、もう、駄目、これ以上は……」

「駄目でも、もう一発入れてやるぜ。これは人妻としてのハンディだ、フフフ」

「ああッ……」

両脚を吊りあげられていては逃れる術もなく、必死に引き締めた肛門にノズルを無造作に突き立てられた。

シリンダーが押されて、さらに薬液が五百CC、ズーンと流入した。かけくだろうとする便意を押しとどめ、逆流させて次々と入ってくる。

「うむ、ううむ……」

夏子は必死に肛門を引き締めて、キリキリと歯をかみしばった。もう息さえまともにつけない。

腰をよじり、吊られた両脚を苦しげに波打たせた。

そんなことをすればいっそう耐えられなくなるのだが、夏子はどうにもならない。

「く、苦しい……ううむ、かんにんして」

夏子の哀願をあざ笑うシリンダーは底まで押しきられ、ノズルが引き抜かれた。

「どうだ、奥さん。五百CCのハンディだぜ」

夏子は、まなじりをひきつらせて唇をかみしばり、おそいかかる便意に必死で立ち向かった。

「奥さん。五百CCのハンディをつけられたくらいで、だらしねえぞ」

「ここで奥さんが漏らしたら、シンジケート行きは奥さんで決まりだな」

原田と氷室にからかわれても、キリキリと唇をかみしばる夏子は返事をする余裕もなかった。

程度の差こそあれ、便意の苦痛にさいなまれ、必死に耐えるのは燿子も万由子も同じだ。だが、三人の女たちはもう、互いの存在を気にする余裕すらない。

「十分だぜ。みんながんばるじゃねえかよ」

「あと何分もつか、フフフ」

「気をまぎらすために、オマ×コいじってやろうか」

氷室と原田が、開ききった燿子と万由子の股間に手をのばす。

「いやあッ……」

「あ、いやッ、やめて……」

たちまち悲鳴が噴きあがる。

それでは奥さんはどうだ、と夏子に手をのばすとやはり悲鳴があがった。

「気どるなよ。オマ×コはいやとは言ってねえぜ。とろけきってるじゃねえか」

「本当はオマ×コいじって欲しかったんだろ。こんなふうによ」

原田は夏子に、氷室は燿子と万由子の二人にいたずらをはじめた。

しとどに濡れた媚肉を指先でまさぐり、肉芽を剥きあげていじりまわす。

「そんなッ……いやッ……」

「ああ、やめてッ……い、いやッ」

「ゆるしてッ……」

夏子と燿子と万由子はまた、声をあげて泣きだした。

浣腸されて猛烈な便意にさいなまれているのに、こんなあくどいいたぶりはたまらない。

媚肉をいじられたことで、便意はいっそうふくれあがる。

「あ、ああッ……もうッ……」

先に声をあげたのは、やはり夏子だ。ブルッ、ブルルッと身体のふるえも、燿子や万由子より大きい。

「……も、もう、駄目……出ちゃう……」

夏子は泣き声をひきつらせた。

「ひりだしゃ奥さんの負けということになるぜ、フフフ」

もう夏子はあらゆる思考が停止して、猛烈な便意だけがすべてを呑みこんでいく。

「……も、もうッ……で、出ちゃうッ……」

夏子は肛門の痙攣を自覚し、泣き声がひきつった。肛門が内からふくれあがったと思うと、号泣とともに耐える限界を越えた便意が、ドッとほとばしった。

つられたように燿子が、つづいて万由子が崩壊した。

「ああ、あッ……駄目ッ、出るッ」

「いやあ……死にたいッ……」

号泣が燿子と万由子ののどをかきむしる。

「三人そろってだと、ものすげえな」

「派手にひりだしやがるぜ」

くい入るように覗きながら、原田と氷室はゲラゲラと笑った。

7

シンジケートから連絡が入り、出かけた原田がもどってきたのは、夜の八時近かった。

「どうだった、原田」

原田はニンマリとうなずいた。

「すぐにでも見たいそうだ」

原田は小さな声で言った。

氷室はいつでも女たちを連れだせる準備をしている。

燿子と万由子は汚れを洗い流された裸身を後ろ手に縛られ、黒髪にはブラシがかけられて、綺麗に化粧されている。

夏子はさらに両足首も縛られ、口にはさるぐつわがかまされていた。

「フフフ、泣きわめいてうるさいもんでよ」

氷室はそう言ったが、夏子に万が一でも舌をかまれては元も子もないと思ったからだ。

「ああ、死にたい……売られるなんて、いや、いやあッ……そんなことをされるくらいなら、死んだほうがましだわッ……」

夏子はさっきまでそう言って泣き叫んでいた。

「フフフ、船は予定通りに着いたそうだぜ。いよいよ奥さん、その時がきたな」

「これからは奥さんは男を楽しませるための肉として大事に扱われることになるってわけだ」

原田と氷室が意地悪く夏子に言うと、「う、うむむッ」

夏子の瞳が恐怖に凍りつき、縛られた裸身が本能的に逃げようともがく。

さるぐつわの下の悲鳴が、くぐもったうめき声となった。

「あきらめるんだな、奥さん。肉の競争で負けたんだからよ」

「シンジケートから、逃げられた女はひとりもいねえんだ、フフフ。途中で狂っちまったり、責め殺される女もいるらしいけどな」

原田と氷室はゲラゲラと笑った。

それから原田は夏子を抱きあげ、肩にかついだ。

氷室は燿子と万由子の後ろ手縛りの縄尻を取った。

「燿子と万由子もいっしょに来るんだ。フフフ、シンジケートに売られるってことがどんなことか、よく見とくといいぜ」

「これから先、言うことをきかねえ時は、いつでも売りとばせるようにするためにもな」

氷室と原田は燿子と万由子に向かって、平然と嘘をついた。

コートで一人ずつ裸身をくるんで隠し、地下室から連れだしてワゴン車に乗せた。

「騒ぐんじゃねえぞ。逃げようとしたら、夏子といっしょに売りとばすぞ」

原田は燿子と万由子に、低くドスのきいた声で言った。燿子と万由子はあらがう気力もなく、ワナワナと唇をふるわせるばかりだ。

氷室が運転して、ワゴン車は闇のなかを走りだした。

「うむ……ううむ……」

夏子は原田の腕のなかで恐怖に美しい瞳をひきつらせ、さるぐつわからうめき声をこぼして、もがく。

「おとなしくしねえか、奥さん。シンジケートに売られりゃ、いやでも悶え狂うことになるんだからよ」

原田はゲラゲラと笑った。

夏子は身体を揉むようにして、原田の手から逃れようとする。

(たすけてッ……ああ、誰か、たすけてッ)

さるぐつわの下で叫びつづけた。

「しようがねえな、フフフ。もっとも、それくらいいやがってくれたほうが、売りとばしがいがあるけどな」

原田は夏子の裸身をくるんだコートの合わせ目から手をもぐりこませ、裸の乳房と双臀をいじりはじめた。

乳房をタプタプと揉みこんで乳首をつまみ、もう一方の手で双臀を撫でまわす。

このムチムチと官能味あふれる夏子の肉とも、あと少しでお別れだ。原田は気持ちが昂ってきて、乳房をギュウッと絞りこんでガキガキと乳首をかんだ。

「うむむッ」

さるぐつわの下で悲鳴をあげて、夏子はのけぞった。

ワゴン車は郊外へ出ると、高速道路にあがってかなりのスピードで走る。

「フフフ、原田、今になって未練が出てきたんじゃねえのか。お前のほうが、女はいくらでもいるって格好つけてたのによ」

車を運転しながら、氷室がバックミラーで覗きこんで言った。

「なんたってこれだけの女だからな……だけどほれちゃ仕事にならねえぜ」

「わかってるって、フフフ。もったいねえが、しようがねえ」

原田と氷室は自分自身に言いきかせているようでもあった。

原田は、夏子だけでなく、燿子と万由子も強く抱きしめて唇を重ねたい欲望にかられたがグッとこらえる。

燿子と万由子はまだ売られることを知らないだけに、気どられてはまずい。

一時間も走っただろうか、高速道路をおりたワゴン車は港の倉庫街へ入った。

まったく人けのない道を街灯が照らしだし、不気味なまでの無人の街がつづいた。

しばらく行くと、トラックが道をふさいでいて、人相の悪い男たちが立ちはだかった。

シンジケートの検問である。

そんな検問を二カ所通って、ようやくめざす倉庫に着いた。倉庫のまわりにも銃を持った船員ふうの男たちが要所を固めている。

「お待ちしてましたよ、原田さん。そっちは氷室さんですね」

金ブチ眼鏡に口ひげを生やしたキザな男が出迎えた。

男は瀬島といい、シンジケートの日本における代理人だという。燿子と万由子の顔を見た瀬島の眼が、眼鏡の奥でギラッと光った。

「フフフ、さっそく品定めしてもらおうか、瀬島さん」

「少し待ってもらえますか。ちょうど競りがはじまってしまったので……よかったら競りを見物しませんか」

瀬島は原田と氷室に言った。

競りは倉庫のなかで行なわれるらしく、それで人相の悪い男たちが厳重に警備しているのだ。

「ひとつ見せてもらおうか」

原田と氷室はニンマリと笑った。

原田はコートでくるんだ夏子を肩にかつぎ、氷室はコートをはおった燿子と万由子の後ろ手縛りの縄尻を取り、瀬島のあとにつづいた。

なかは薄暗く、円型の舞台のようなところだけが照明に照らしだされ、それを囲んで三十人ほどの男たちが座っていた。

熱気と淫らな空気がたち昇る。スピーカーからアナウンスが流れると、静まりかえった。

「三人目のコリンヌはフランス女です。年齢は二十三、ごらんの通りの金髪美人です。身長は百七十……」

アナウンスとともにハイヒールをはいただけの全裸の女が現われた。

首に大型犬の首輪をされ、その鎖をがっしりとした黒人に持たれ、ゆっくりと舞台の上を引きたてられていく。

女はもう観念している。それでも立ちどまったり、手で乳房や股間を隠そうとすると、黒人の持つ鞭が容赦なく白い肌に飛んだ。

「四百万」

「四百五十万ッ」

「六百万だッ」

たちまちまわりの男たちから声が飛んで、値がつりあがっていく。

「さすがにシンジケート、すげえ美人を競りに出すぜ」

「かなり大がかりにやってるな。こんなのを見れるとは、ラッキーだぜ」

原田と氷室も声がうわずった。

「これでもアメリカや中東での競りに較べれば、ずっと小規模でしてね」

瀬島が小さな声で言って、ニヤッと笑った。

舞台よりも燿子と万由子と夏子のほうが気になるらしく、瀬島はチラチラと眼をやった。

燿子と万由子と夏子にとっては、信じられない光景だ。

女性が家畜のように競りにかけられる。

燿子と万由子は声を失って、唇をワナワナとふるわせるだけだ。

夏子は原田の腕のなかでグッタリしている。

これがシンジケートに売られるということなのか。自分もあのフランス女みたいに全裸で舞台へ引きだされ、いやらしい男たちに競られるのか。

「フフフ、奥さんがあんなふうに引きまわされて競られるのは、中東かな、フフフ、それとも南米かな」

「奥さんに競りでどのくらいの値がつくか、見てみたいもんだぜ」

原田と氷室は、今すぐに夏子を舞台に引きだして、競りにかけてみたい衝動さえした。

夏子をここまで堕としたことに、原田と氷室はほとんど恍惚となる。

競りが終わったらまた来ると瀬島がひっこんでしまうと、原田と氷室はいっそう大胆になって競りを夏子に見せた。

「見ろよ、奥さん。競りじゃあんなふうに股をおっぴろげて、オマ×コまで見せてやがるぜ、フフフ」

「おお、今度は尻を割ってアヌスを見せてやがる。あんな大勢相手じゃ、たまらねえと思うぜ」

もう夏子に見えているのかいないのか、さるぐつわをかまされた顔をグラグラゆらすばかりだ。

フランス女性のコリンヌが、どこかの暴力団ふうの男に競り落とされると、次はアメリカ女性のフィアナが引きだされた。これもまた、まばゆいばかりの美女だ。

どうやら船で運んできた白人女性を日本で売って、代わって日本女性を乗せて出航する計画らしい。

氷室は今度はニヤニヤと燿子と万由子の顔を覗きこんだ。

「どうした。肉の取引きを見せられて、声も出ねえのか、フフフ、まるで自分が売られるような顔してるじゃねえか」

「……あんなことって……あんな……」

燿子はかすれるような声で言って、あとがつづかない。

「…………」

万由子は激しいショックに、まだ声もない。

それどころか、まるで自分が売られるような錯覚に落ちるのか、肩をふるわせてシクシクと泣きだした。

「フフフ、夏子といっしょに売られたいか?」

燿子と万由子はひッと身体を固くして、激しくかぶりを振った。

「俺たちの言うことをきかねえとすぐに売りとばすからな。肉の競争に勝ったからって、いい気になるんじゃねえぞ」

横から原田が冷たく言った。

「あとでシンジケートが夏子の品定めをする時には、燿子も万由子も自分から身体を見せて、サービスぐらいしろ」

「そ、そんな……」

「売られるわけじゃねえ。せめて身体ぐらい、シンジケートに見せてやれ」

原田と氷室の口調には、燿子と万由子に有無を言わせない響きがあった。

その間も競りはつづき、次々と競り落とされていく。

競り落とされるたびに、取りまく男たちはどよめき、舞台の女性からは哀しげな声があがった。

「ほれ、シャンとしねえかよ、奥さん。肉の品定めに取引き、そして出航と、奥さんにとってはこれからじゃねえか」

原田が夏子の肩をつかんでゆさぶった。

だが、夏子はキリキリと唇をかみしめ、固く閉じた両眼を開こうとしない。

(たすけて……こ、こわい……)

夏子はさるぐつわの下で叫びつづけた。

そして最後の一人が競り落とされると、すぐに瀬島がもどってきた。

「お待たせしました。ではさっそく商品を見せてもらいましょうか」

そう言って瀬島はニヤリと笑った。

その後ろには、がっしりとした黒人が二人つきそっている。

「うむ、ううむッ」

夏子の絶叫が、さるぐつわからくぐもったうめき声となって、噴きあがった。

【完全版】悪魔の淫獣 秘書と人妻 第七章 国際女体販売シンジケート (7/8)
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