『魔女姦堕 〜神父に狩られる女たち〜』(まじょかんだ しんぷにかられるおんなたち)は、アダルトゲームブランド・ダークスワンが2007年1月26日に出した18禁アドベンチャーである。中世の魔女狩りを口実に、信仰のない神父が村の娘を陵辱していく話で、スワン系のなかでも鬼畜寄りのデビュー作にあたる。聖職の権威、密告、十日という期限が、そのまま拘束と辱めの装置になっている。
ダークスワンの第一作として
有限会社アセンドアイの低価格ブランドのひとつ、ダークスワンの第一作だ。2007年1月26日発売の18禁である。メインのスワン、フェティシズム色の強いスワンマニアに対し、こちらは鬼畜・陵辱のシチュエーションを出すためのレーベルとして立ち上げられた。中世の暗黒時代の魔女狩りを題材にしており、スワン系各ブランドのなかで、日本の現代社会ではない世界観を持った作品は、現在のところ本作だけである。
システムもほかと違う。日数(コマンド入力回数)制限があり、プレイヤーの行動でアイテムを取ったかどうかによってイベントが変わる。伝統的なテキストアドベンチャーに近い作りで、スワン系の他作品とは趣が異なる。陵辱の濃さだけでなく、探索と期限で話が分岐する。十日以内に魔女を見つけ出せ、という命令が、そのままプレイの日数制限になっている。
10日で魔女を見つけろ、という口実
ミューゼッタ村に魔女が潜んでいるという密告を受け、教会本部は神父フランチェスコに、10日以内に魔女を見つけ出せと命じる。フランチェスコは神の存在など信じていない。村の娘に魔女の嫌疑を掛け、「神の意志」を振りかざして欲望のまま陵辱することだけを思い描き、村へ入る。魔女狩りは捜査ではなく、聖職の権威を使った凌辱の許可証である。
神父と、狙われる四人
フランチェスコが主人公。神父だが信仰心はほぼなく、本部から命じられた魔女狩りを口実に、村の娘へ手を出す。マーガレットは村の教会を一人で守る敬虔なシスターで、フランチェスコを新しく派遣された司祭だと信じて歓迎する。ソフィアは純朴で人を疑わない農家の娘で、近くジョナサンと結婚式を挙げる予定がある。レイチェルは村一帯を治めるマクシミリアン公の令嬢で、自分一人では何もできず、わがままで勉強嫌い。メラニーはレイチェルの身の回りの世話をするメイドで、レイチェルに主従を超えた感情を抱いている。
シナリオは南条巴、原画は鬼MAYUGE、音楽はフロンティア。低価格の陵辱ADVだが、現代日本ものが多いスワン系のなかで、魔女狩りという舞台と、日数制限つきの古典的ADVという二点で外れている。シスター、農家の娘、公女、メイドという四人の立ち位置が違い、フランチェスコは「神の意志」を振りかざしてそれぞれに手を出す。ブランドのデビュー作として、鬼畜・陵辱の看板を最初から掲げた18禁である。低価格でも、舞台は中世の村だ。











